JPS63302195A

JPS63302195A - ２軸ポンプ

Info

Publication number: JPS63302195A
Application number: JP63115015A
Authority: JP
Inventors: ハインツ・フリングス; カルル−ハインツ・ロンターレル; ラルフ・シユテツフエンス
Original assignee: Leybold Heraeus GmbH
Current assignee: Balzers und Leybold Deutschland Holding AG
Priority date: 1987-05-15
Filing date: 1988-05-13
Publication date: 1988-12-09
Also published as: US4917583A; EP0290664A1; DE3775553D1; EP0290664B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分＠Ｊ本発明は、吸込み室と、この吸込み室内にある回転子対
と、ころがり軸受又は同じような軸受によって回転子を
端面で支持するための軸受フランジと、回転子端面のう
ちの１つに係合する駆動装置とを持つ２軸ポンプに関す
る。

〔従来の技術」ドイツ連邦共和国特許出画公開第１９３９７１７号明細
書から、今日市場に出ている２軸ポンプの典型的なもの
が公知である。それは、次のような主要構成部材を持つ
ころがりピストンポンプである。すなわち蓋、吸込み室
の両側にある軸受蓋又は軸受フランジ、ハウジング及び
駆５ｉｔｓ械フランジである。これらの構成部材は比較
的大きくかつ貫く、従って又加工上費用がかかる（＃物
部品）。取り扱い（組型て、保守な−と）も費用がかか
る。なぜならば個々の部品が互いに密ガ及びねじ止めさ
れなければならないからである。そのため全体として次
のような欠点が生ずる。すなわち大きな全容積、大きな
重量及び高い価格、個々の構成部材の密封の際の間Ｒ並
びに側し＠立て及び保守に関する高い費用である。同期
化伝動装置及び駆＠ＷＡＪＬＩＩ軸との轄合部が存在す
る側方空間は比較的大きくかつ吸込み室のそばに有害な
無駄容積を形成する。さらに、市場からますます頻繁に
適用に関係して異なる明言＠置、異なる駆′＠装置など
が要望される。公知のころがりピストンポンプの構成の
際、モジュール構成にとって実現可能性が不利である。

公知のころがりピストンポンプでは、さらに吸込み室の
軸密封装置及び軸受装置が前後に配置されている。それ
により比較的大きい軸受間隔が生じ、その結果ポンプ全
体の全長が増大し、ピストン軸端の曲げ荷重が増大し、
不利な動特性が生じかつ回転ピストンの長さ一直径比が
制限される。吸込み室軸密封のために得られる構成空間
は軸線方向に非常にきつく制限されるので、種々の密封
原理は高い費用をかけなくては採用できない。

冒頭に挙げたｍｓの２軸ポンプにはさらに、例えばドイ
ツ連邦共和国特許８嘲公開第３１４７８２４号及び同第
３３１２１１７号明細書に開示されているような、回転
ピストンが別の断面を持つ１段又は多段ポンプが属する
。ねじ状回転子の使用も２軸真空ポンプでは公知である
。最後に、本発明は、各段が別様に形成されたピストン
対を備えている多段２軸真空ポンプに関する。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の基礎になっている課題は、はるかに小ぢんまり
とした、一層簡単な構成を持ちかつモジュール構造様式
を有利に可能にする、冒頭に挙げた種類の２軸ポンプを
提供することである。

〔護国を解決するための手段〕

本発明によればこの課題は、少なくともポンプの駆動装
置とは反対側にある回転子端面の範囲にほぼ壷状の形成
体が設けられており、回転子端面に付属するころがり軸
受がそれぞれ壷状体の内壁及び壷状体内へ突き出ている
静止端に支えられていることによって解決される。この
種の回転子軸受を持つ２軸ポンプは著しく縮小された全
長を持ち、その結果２軸ポンプの重量も減少される。回
転子軸受の間隔は公知の真空ポンプの場合より小さいの
で、回転ピストンの動特性及び長さ一直径比に関して利
点が得られる。最後に、組立て及び保守が一層良好にで
きる。なぜならば軸密封片への接近は、予め作られたピ
ストン軸受によりもはや妨げられないからである。

回転子軸受を収容する書状体を回転子のそれぞれの端面
の前に配置し又は回転子端面にはめ込むことができる。

壷状体が回転子端面の前に配置される場合は、壷状体の
外面に種々の密封構想に対する十分な構成空間が得られ
る。軸受空間及び軸密封片はもはや軸線方向に前後に配
置される必要がないから、全長の縮小が実現される。壷
状体が回転子端面にはめ込まれる場合は、全長の拡大を
伴うことなしに、回転子にある付腐の孔を軸受、密封片
及び場合によっては冷却装置のために十分深く選ぶこと
ができる。

両側にこの種の軸受を備えている回転子では、軸受間隔
は回転子長さより小さいので、この回転子の動特性は特
に有利である。

〔実施例〕

本発明のそれ以外の特徴及び′詳細を、第１図ないし第
９図に示した実施例により説明する。

第１図に示したころがりピストン真空ポンプｌは大体に
おいて次のような構成部材を含んでいる。すなわちハウ
ジング２、駆動側の側方板３、駆動側とは反対側の側方
板４並び千吸込み室７内で回転する回転子５及び６であ
る。回転子５及び６の断面は吸込み室７の内部に、ころ
がりピストンポンプｌ内の位置に対して垂直に示されて
いる。

回転子５及び６を、図示してない駆動装置から遠い方の
側に支持するために、書状体８が設けられており、これ
らの壷状体は、第１図に示した実Ｎ例では壷状構成部材
１１及び１２により形成される。回転子５及び６は各端
面にそれぞれ中心軸端１３ないし１６を持っている。構
成部材１１及び１２の底部側の各中心開口１７及び１８
は、何重の軸端１３又は１５を収容している。さらに構
成部材１１．１２はねじによって回転子５又は６の各端
面に取り付けられている。構成部材１１及び１２の固定
的な中心位置は、この取り付けのやり方により保証され
ている。

壷状構成部材１１及び１２の内部に回転子軸受１９があ
り、これらの回転子軸受は、第１図に示した実施例では
深溝玉軸受から成る。これらの軸受１９は壷状構成部材
１１及び１２の内壁に支持されている。固定されている
内輪を支持するために、外部から壷状構成部材１１又は
１２内へ突き出ている軸ｓｇｔが設けられている。側方
板４は、壷状構成部材１１及び１２を直接包囲する内壁
２２を持つ円形切欠きを持っている。

これらの切欠きを密閉するために、＠２４が設けられて
おり、これらの蓋に、静止している軸端２１が取り付け
られている。蓋２４及び軸＠２１はなるべく一体に構成
されているのが好ましい。

軸受空間に対して吸込み室７を密ゴするために種々の密
封原理を使用することは公知である。

公知の２軸真空ポンプでは、密封片及び軸受を前後に配
置することが必要である。第１図による回転子軸受では
、これはもはや必要でない。

構成部材１’ｌ及び１２の外面に種々の密封構想のため
の十分な腸所がある。構成部材１１と関連して封止ガス
密封片が示されている。そのために、側方板４の内壁２
２に配置された環状通路２６へ通路２７を介して封止ガ
ス（例えば不活性ガス）が供給される。僅かなガス流が
常に吸込み室７へ流れるので、その中にある、場合によ
っては腐食性のガスが、軸受空間内へ入ることができな
い。壷状構成部材１２と関連してピストンリング−ラビ
リンス密封片が示されている。

構成部材１２の外面は溝２８を備えており、これらの溝
にピストンリング２９が配置されており、これらのピス
トンリングは側方板４の内壁２２に支持されており、こ
うしてラビリンスを形戊している。

図示した実施例では、駆動側の側方板３の範囲に両方の
歯車３１及び３２が配置されており、これらの歯車は回
転子５及び６を同期運動させる役目をする。上側回転子
５では歯車３１が壷状体８を形成し、この壷状体が軸受
１９を収容している。ハウジングに固定した軸端２１は
蓋３３に取り付けられている。下側ピストン・６の右側
端面と駆動軸３４が結合されている。駆動機械自体は図
示されていない。駆動軸３４の回転子側端部は壷状構成
部材１１及び１２並びに歯車３１と同じやり方で回転子
に取り付けられている。それにより、同じ回転子の使用
の利点が得られる。駆動軸３４に歯車３２が公知の締め
付は素子３５によって取り付けられており、この締め付
は素子は回転子５及び６の必要な遊隙調節の実施を可能
にする。駆動機械フランジ３６は、駆動軸３４の軸受３
８が存在するフランジ３７により、軸受フランジ３に取
り付けられている。

この配置は種々の駆動装置（キャンドモータ、組込み駆
動機械、種々の回転数を持つ駆動機械）を組み立てるこ
とを簡単に可能にする。回転子６と結合されるべす各駆
動軸の端部が同じような取り付は手段を持つことが必要
であるにすぎない。駆動機械フランジ３６は、有利に製
造できる研削部品であるのが好ましい。

第２図は、前に設けられている伝動段４１を持つ本発明
による２軸ポンプの駆動側の実施例を示している。駆動
軸４２は第！の伝動歯車４３と連値されている。伝動歯
車４３及び駆動軸３４を支持するために、深溝玉軸受４
４及び４５が設けられている。従動歯車４６は軸端３４
と連結されており、この軸端は、第１図について説明し
たやり方で回転子６と結合されている。

第２図は密封片構想のさらに別の変形例を示しており、
これらの密封片構痘は、図示したのとは異なり、同期化
歯車３１及び３２における使用に限られない。歯車３１
は付属の回転子端面の範囲に、半径方向内側に向けられ
た段部４８を持っており、この段部の中へ、ハウジング
に固定された構成部材４９が突き出ている。ハウジング
に固定されたこの部分４９に近い方の歯車端面に、切欠
き５１が設けられており、この切欠きの中に、歯車と共
に回転する密封環５２が収容されている。この密封環は
圧縮ばね５３の作用を受けており、それにより、ハウジ
ングに固定された部分４９を押し付けるので、接触する
密封片が存在する。

歯車３２と関連して、接触のないラビリンス密封片が図
示されている。ハウジングに固定された部分４９は環状
突出部及び切欠き５４を備えており、これらに、同期化
歯車３２の突出部及び切欠き５５が対応している。

第３図は、駆動装置とは反対側にある、本発明による回
転子軸受の別の構成を示している。

壷状体８はそれぞれ回転子の端面にはめ込まれている。

はぼ円板状に形成された側方板４はそれで十分である。

軸受１９は円錐ころ軸受として構成されている。

この回転子軸受のグリース潤滑式変形例が第３図の上側
部分に示されている。１１６１は軸端２１を保持してお
り、この軸端２１に、静Ｉヒしている内輪が支持されて
いる。軸受空間を閉鎖するために、異形断面環６２が設
けられており、この異形断面環は軸端２１の段付き部分
６３及び１１６１と共に間隙密封片（例えばラビリンス
密封片）を形成しかつそれ自体は回転ピストン５に取り
付けられている。

第３図の下側部分は、油潤滑に適した変形例を示してい
る。蓋６１は円形軸端２Ｋを保持しており、この軸端に
円錐ころ軸受１９の内輪が支持されている。軸＠２１は
段部６３を備えており、この段部に異形断面環６４が付
属している。この異形断面環６４と段部６３との間に半
径方向内側ＭｆｌＡ６５があり、この密封環の密封唇片
は段部６３の方へ向けられている。それにより次のよう
な利点が得られる。すなわち回転子が静上している場合
は、密Ｍ席片が段部６３に接触しており、それにより、
接触する密封片を形成し、この密封片は、軸受空間に入
っている油の流出を防出する。ピストンが回転している
場合は、油が遠心力により壷状体８の内部の半径方向外
側の部分に集まるので、半径方向に軸線中心に向けられ
た異形断面環６４がその最小内径及び回転ピストンにお
ける油密取り付けにより油の流出を防止する。遠心力に
はさらに、−緒に回転する密封環の密ＭＩ！苧が段部６
３から離れ、それにより接触のない密封になるという効
果がある。密封環の有効寿命はそれにより著しく延長さ
れる。さらに、異形断面環６４は蓋６１と共に間１ｍ密
封片を形成することができる。軸受８ト軸密１を片６５
ト１７）間Ｇｉ：別の環６６が設けられており、この曙
の内面は、固定されている軸端２１に支えられている。

この環６６の外縁は壷状体の半径方向外側にある範囲に
まで達しかつピストン６の回転する際にこの範囲に集ま
る潤滑油の中へ没入する。それにより油及び環６０は動
的密封片を形成し、この密封片により、吸込み室からの
ガスに対する軸受空間の保護が可能になる。

第３図の下側部分に図示されている実施例では、さらに
軸受又は回転子冷却装置が設けられている。この冷却装
置は固定しである冷却環７１を含んでおり、この冷却環
は軸端２１と結合されかつこの軸端により通路７２を介
して供給される。回転子６に設けられている、軸受１９
を収容するための凹所７３は、冷却環７Ｉが凹所７３の
底笥囲に入れるようにするために、適当に深く形成され
ている。冷却環７１は、回転子の回転する際にこの範囲
に集まる潤滑油が冷却環７１と回転子６との間に熱的短
絡路を形成できるように、できるだけ半径方向外側に位
置している。

破線で付加的凹所７４が示されており、この凹所は、個
別の冷却環７１の代わりに冷却コイル７５が収容される
べ＠場合に、必要である。

第４図は壷状体８にある回転子軸受を示しており、これ
らの壷状体は回転子５．６の端面にはめ込まれている。

円錐ころ軸受の代わりに２つの深溝玉軸受１９が設けら
れている。第４図の上側部分は、軸端２！に異形断面［
６２及び段部６３により形成された、軸受空間を区画す
る間隙密封片を持つグリース潤滑式変形例を示している
。第４図の下側部分は、軸密封環６５により軸受空間を
密封する油潤滑式変形例を示している。この場合も、蓋
６１及び軸端２１を貫通する通路７２により供給される
、空間７３内にある冷却１１７１つ）ら成る冷却装置が
設けられている。

第５図は、回転子５及び６の前にそれぞれ壷状体８を持
つ構成部材１１又は１２が設けられている回転子軸受を
示している。構成部材１１及び１２は同じ直径を持つ歯
車として構成されかつピストン５及び６用の同期化伝動
装置を形成している第５図の上側部分に、好ましいグリース潤滑式変形例が
示されている。軸受空間は異形断面環６２により閉鎖さ
れており、この異形断面環は段部６３と共に端２１に間
隙密封片を形成している。さらに軸受空間において異形
断面環６２と軸受１９との間に冷却、１１８１が設けら
れており、この冷却環は図示してないやり方で軸端２１
により供給される。この冷却環８１は、軸受空間から流
出するｎｌ１ＩＩ剤蒸気に対する付加的保護を行なう。

さらに第５図の上側部分は、ピストン５の前に設けられ
た構成部材１１を、この構成部材が同時に歯車の機能を
持つ持たないにかかわりなく、回転子５と結合できる有
利な可能性を示している。回転子５に、段部を備えた凹
所７７が設けられており、この凹所の下側部分はねじ７
８を備えている。構成部材１１に、凹所７７に対応する
形状を持つ軸端７９が取り付けられている。軸端７９は
構成部材１１と回転子５との心合せを引き受け、ねじ７
８は画部分５及び１１の相互結合に役立つ。

第５図の下側部分は好ましい油潤滑式変形例を示してい
る一間隙密封片の代わりに、第３図及び第４図について
説明されなように、半径方向軸密封環６５が′設けられ
ている。できるだけ半径方向外側に位置する冷却＠８１
は、閉じられた環突片８２を介して軸端２１と結合され
ているので、この冷却環は、第３図の環６８のように、
外側油環と共に動的密封片を形成する。さらに油の効果
的な冷却が達成される１回転子６に孔７７が設けられて
おり、この孔には、構成部材１２に取り付けられた軸端
７９が心合せしながらねじ結合部８０を介して取り付け
られている。軸端７９を心合せのために円筒状及び円錐
状に構成することができる。

第３図ないし第５図に示した構成には、同じ回転子の使
用の利点があるだけではない。さらにこれらの回転子を
短縮可能な射出成形体から製造することができる。なぜ
ならば軸端はもはや必要でないからである。

第６図は駆動側の側方板３の断面を示しており、この側
方板は、歯車８３及び８４から形成された、駆動−伝動
段を備えている。このやり方で形成された駆動側は同期
化伝動装置と組合せ可能であり、この同期化伝動装置は
、駆動装置とは反対側に配置されている（例えば第５図
参照）。軸３４を支持するため−に、駆動機械フランジ
３７にある軸受３８が使われる。軸３４の基部は締め付
は素子３５を介して歯車８３と結合されている。回転子
６の軸受１９は壷状体８の中にあり、この壷状体は回転
子６の端面にはめ込まれている。軸受１９の固定環は軸
端２１に支持されており、この軸端は壷状体８の中へ突
き出ている。軸端２１の保持及び取り付けのために板８
７が使われ、この板はピストン６と歯車８３との間に存
在しかつ側方板３とねじ止めされている。

第７図に示した駆動側軸受では、駆動のために使われる
伝動装置９１．９２の従動歯車９１及び付属の同期化歯
車３１が同軸的に回転子５に取り付けられている。外側
従動歯車９１に壷状体８が設けられており、この壷状体
の内部に軸受１９が既に述べたやり方で収容されている
。駆動歯車９２は（図示してない）好ましいやり方で電
動機の駆動軸に支持されており、他方、回転子６の支持
のために壷状体８を第２の同期化歯車３２に設けること
ができる（第１図、歯車３１参照）。こうして、すべて
の４つの回転子軸受が本発明によるやり方で構成されて
いる・第８図は、同期化又は伝動歯車３２１９１にある
壷状体８による回転子６の駆動側支持を示しており、こ
の場合は、同時に駆動軸３４が回転子６と連結されてい
る。そのために蓋２４及び軸端２１は中心孔９３を持ち
、歯車は中も孔９４を持っており、この孔を過つの駆動
軸３４が延びている。この駆動軸の自由端は歯車３２に
はめ込まれており、この駆動軸はそれを介して回転子６
と固定的に結合されている。このような解決策において
も、すべての４つの回転子軸受を本発明によるやり方で
前述の利点を持つように構成することができる。

第９図は駆動側軸受の実施例を示しており、この実施例
では、駆動されるピストンの回転子軸受及びポンプ側の
駆動軸受は同じである。駆動軸３４は、回転子６と固定
的に結合された同期化歯車３２にはめ込まれておりかつ
軸受３８を介して駆動機械フランジ３７に支持されてい
る。

この軸受３８は同時に回転子軸受を形成してしする。こ
の実施例では、種々の駆動機械の接続のだめの切断個所
を、既に同期化された駆動歯車の後に設けることができ
る。同期化は妨げられない。余分なもの（２つの駆動機
械軸受、１つの駆動側回転子軸受）が省略できる。

原則的には、本発明による２軸真空ポンプは公知、のこ
の種のポンプよりはるかに簡単な構造を持っている。従
来必要である鋳造部品を研削部品に替えることができる
。鋳造部品に存在しなければならない密封溝の数は著し
く減少されるので、かなりの製造上の利点が得られる。

側方板４及びハウジング２を一体に構成することができ
るので、ｍａされるべき部品及び密封されるべき範囲の
数はさらに減少される。最後に、所望の小型性及び重量
減少には、少なからぬ価格低下が付随する。

いくつかの実施例において示した冷部装置により、熱的
作動安定性が高められる。真空中で接触なしに回転する
回転子の温度は従来の構造様式の２軸真空ポンプの場合
はどには上昇しないので、回転ピストンより明らかに良
好に放熱できるＦｓ囲のハウジングとの回転子の接触は
減少される。特許の場合には、第１図に示されているよ
うな、９０で示されている容器によりハウジングの急速
な放熱を行なうことができ有利である。回転子及びハウ
ジングの均一な罎張はそれにより達成され、すなわち、
種々の放熱により引き起こされる、大きすぎるｍｉ差及
びその結果生ずる回転ピストンとハウジングとの塾噺張
差がこうして回避される。軸受範囲にある冷却鳴暖によ
り、軸受の温度差及び絶対軸受温度が大きくなりす考る
ことが防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による２軸真空ポンプの断面図、第２図
は同期化伝動装置及び前に設けられた駆動−伝動段を持
つ軸受フランジの断面図、第３図ないし第５Ｉ３！！ｌ
は回転子軸受用の種々の構成及び密封構想を持つ、駆′
＠側とは反対側の軸受フランジの断面図、第６図は駆動
−伝動唆を持つ駆動側軸受フランジの断面図、第７図な
いし篤９図は駆動側軸受の別の構成の断面図である。３．４・・・側方板、５．６・・・回先子、７・・・吸
込み室、８・・・壷状体、１９・・・軸受、２し・・軸
端

Claims

【特許請求の範囲】１　吸込み室（７）と、この吸込み室内にある回転子対
（５、６）と、ころがり軸受又は同じような軸受（１９
）によって回転子を端面で支持するための側方フランジ
（３、４）と、回転子端面のうちの１つに係合する駆動
装置とを持つ２軸ポンプにおいて、少なくともポンプの
駆動装置とは反対側にある回転子端面の範囲にほぼ壷状
の形成体（８）が設けられており、回転子端面に付属す
るころがり軸受（１９）がそれぞれ壷状体の内壁及び壷
状体内へ突き出ている静止端（２１）に支えられている
ことを特徴とする２軸ポンプ。２　真空ポンプであることを特徴とする、請求項１に記
載の２軸ポンプ。３　壷状体（８）がそれぞれの回転子端面の前に設けら
れていることを特徴とする、請求項１又は２に記載の２
軸ポンプ。４　壷状体（８）の外壁及びこの壷状体を包囲する環状
ハウジング部分の内壁（２２）が密封片を形成すること
を特徴とする、請求項３に記載の２軸ポンプ。５　密封片がラビリンス密封片（２８、２９）として構
成されていることを特徴とする、請求項４に記載の２軸
ポンプ。６　密封片が、接触する密封片（４９、５２）として構
成されていることを特徴とする、請求項４に記載の２軸
ポンプ。７　壷状体（８）が外面に段部（４８）を持ちかつ軸線
方向密封片（４９、５２）が設けられていることを特徴
とする、請求項１、２又は３のうち１つに記載の２軸ポ
ンプ。８　軸受（１９）を収容する、壷状に形成された部分が
別々の構成部材（１１、１２）であり、これらの構成部
材が回転子（５、６）の端面に取り付けられていること
を特徴とする、請求項１ないし７のうち１つに記載の２
軸ポンプ。９　壷状構成部材（１１、１２）の軸端（７９）が回転
子の案内孔（７７）の中へ突き出ておりかつ回転子とね
じ止めされていることを特徴とする、請求項８に記載の
２軸ポンプ。１０　壷状構成部材（１１、１２）がねじ付き軸端（７
７）を持ち、この軸端が回転子のねじ孔（７８）にねじ
込まれていることを特徴とする、請求項８に記載の２軸
ポンプ。１１　壷状構成部材（１１、１２）が同期化又は伝動歯
車（３１、３２、８４、９１）により形成されることを
特徴とする、請求項１ないし１０のうち１つに記載の２
軸ポンプ。１２　同期化歯車（３２）及び伝動歯車（９１）が同時
に回転子（６）に取り付けられており、壷状体（８）が
外側の伝動歯車に存在することを特徴とする、請求項１
１に記載の２軸ポンプ。１３　駆動装置とは反対側に両方の回転子端面のそばに
、駆動される回転子端面に隣接する第３の回転子端面も
壷状体（８）を持っていることを特徴とする、請求項１
ないし１２のうち１つに記載の２軸ポンプ。１４　壷状体（８）が、駆動装置とは反対側の回転子端
面の範囲においてそれぞれ回転子にはめ込まれているこ
とを特徴とする、請求項１、２又は１３のうち１つに記
載の２軸ポンプ。１５　軸受（１９）として円錐ころ軸受又は２つの深溝
玉軸受が設けられていることを特徴とする、請求項１４
に記載の２軸ポンプ。１６　軸受（１９）がグリース潤滑されることを特徴と
する、請求項１ないし１５のうち１つに記載の２軸ポン
プ。１７　軸受（１９）が油潤滑され、壷状体内部空間の密
封のために半径方向軸密封環（６５）が設けられている
ことを特徴とする、請求項１ないし１４のうち１つに記
載の２軸ポンプ。１８　密封環（６５）の密封唇片が、壷状体内へ突きて
いる軸端（２１）に付属していることを特徴とする、請
求項１７に記載の２軸ポンプ。１９　密封唇片押圧力の強さが、密封唇片が回転子の回
転の際に離れるように選ばれていることを特徴とする、
請求項１８に記載の２軸ポンプ。２０　ハウジングに固定され軸端（２１）に取り付けら
れている環（６６）が油溜めと共に回転子の回転の際に
動的密封片を形成することを特徴とする、請求項１９に
記載の２軸ポンプ。２１　回転子端面のうち１つの回転子端面の前に伝動歯
車（８３）が設けられており、この伝動歯車と回転子と
の間にハウジングに固定された板（８７）があり、この
板が壷状体内へ突き出ている軸端（２１）を保持してい
ることを特徴とする、請求項１４ないし２０のうち１つ
に記載の２軸ポンプ。２２　駆動機械との連結のために別体の構成部材を形成
する軸部分が設けられており、この軸部分が壷状構成部
材と同じやり方で回転子と結合されていることを特徴と
する、請求項１ないし２１のうち１つに記載の２軸ポン
プ。２３　駆動軸（３４）と結合された回転子端面の前に伝
動又は同期化歯車（３２、９１）が設けられており、壷
状体８が歯車に存在し、歯車、蓋（２４）及び軸端（２
１）にそれぞれ軸（３４）の貫通用の中心孔（９３、９
４）が設けられていることを特徴とする、請求項１ない
し１３のうち１つに記載の２軸ポンプ。２４　軸受（３８）が、駆動軸（３４）と結合された回
転子端面に同時に回転子側の駆動軸の軸受を形成するこ
とを特徴とする、請求項１ないし２２のうち１つに記載
の２軸ポンプ。２５　壷状体（８）の範囲に、軸受（１９）及び又は回
転子（５、６）の冷却手段（７１、７２、８１）が設け
られていることを特徴とする、請求項１ないし２４のう
ち１つに記載の２軸ポンプ。２６　ハウジングに固定された軸端（２１）により供給
される冷却環（７１、８１）が設けられていることを特
徴とする、請求項２５に記載の２軸ポンプ。２７　冷却環（８１）が壷状体開口の範囲に配置されて
いることを特徴とする、請求項２６に記載の２軸ポンプ
。２８　冷却環（８１）が軸受（１９）と密封環（６２）
との間に配置され、環状突片（８２）を介して、ハウジ
ングに固定された軸端（２１）に支持され、この突片及
び冷却環が壷状体（８）をほぼ閉鎖することを特徴とす
る、請求項２７に記載の２軸ポンプ。２９　回転子端面にはめ込まれた壷状体に軸受（１９）
のそばに冷却環（７１）又は冷却コイル（７５）が配置
されていることを特徴とする、請求項１４及び２５のう
ち１つに記載の２軸ポンプ。３０　冷却環（７１）又は冷却コイル（７５）が壷状体
底部の範囲にあることを特徴とする、請求項２９に記載
の２軸ポンプ。３１　ハウジング（２）及び駆動側とは反対側の軸受フ
ランジ（４）が一体に構成されていることを特徴とする
、請求項１ないし３０のうち１つに記載の２軸ポンプ。３２　ハウジング（２）が周辺範囲において放熱を減少
させる容器（９０）により包囲されていることを特徴と
する、請求項１ないし３１のうち１つに記載の２軸ポン
プ。