JPS63302031A - タイヤサイド部への紋様刻印方法 - Google Patents

タイヤサイド部への紋様刻印方法

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JPS63302031A
JPS63302031A JP62137753A JP13775387A JPS63302031A JP S63302031 A JPS63302031 A JP S63302031A JP 62137753 A JP62137753 A JP 62137753A JP 13775387 A JP13775387 A JP 13775387A JP S63302031 A JPS63302031 A JP S63302031A
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JP
Japan
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tire
resin layer
mold
pattern
photosensitive resin
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JP62137753A
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Yasuo Morikawa
森川 庸雄
▲高▼橋 修二
Shuji Takahashi
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、タイヤサイド部の表面にデザイン、文字等の
紋様を有利に刻印する方法に関する。
〔従来技術〕
従来、タイヤサイド部の表面に紋様を刻印するには、内
面に紋様を刻設した金型又は表面に紋様を刻設した金属
板を内面に貼付した金型をタイヤ成形に際して用いるこ
とによっていた。
しかしながら、金型の内面又は金属板の表面に紋様を刻
設するには、切削、鋳造、化学エツチング等の方法によ
らなければならないため、加工プロセスが繁雑で時間、
コストがかかり過き゛るという問題がある。また、化学
エツチングの場合には、強酸の廃液処理という問題もあ
り、安全性の点からも好ましくない。さらに、これらの
方法では、タイヤサイド部表面にミクロンオーダーの凹
凸を打刻するといった微細加工を要する金型の作製は実
質的に困難である。
また、第4図および第5図(A)に示すように、化学エ
ツチングにより表面に紋様を刻設したエツチング深さを
十分に許容できるほど厚い金属板、すなわちエソチング
プレートAをその凹凸面を表側にしてタイヤ加硫用金型
Mのタイヤサイド部相当内面にビスaで着脱自在に取り
付けた場合、金型MとエツチングプレートAとの間に隙
間Sができ、タイヤ加硫中においてこの隙間Sにゴムが
流れ込んでしまう(オーバーフロー)。これにより、紋
様Kが形成された加硫済タイヤTのサイド部表面にバリ
Vが発生し、タイヤの商品価値を著しく低下せしめてし
まう。そのうえ、エツチングプレートAは、エツチング
深さを十分に許容できるほど厚く可撓性が小さいため金
型Mの内面の曲面に追随するのが困難であるので、大き
さが制限されるという問題もある。
〔発明の目的〕
本発明は、タイヤサイド部の表面に所望のデザイン等の
紋様を有利に刻印することができる、タイヤサイド部へ
の紋様刻印方法を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
このため、本発明は、基材の上に感光性樹脂層を設け、
この樹脂層の上にネガフィルムを置き、該ネガフィルム
に光を照射して前記樹脂層を部分的に硬化せしめた後、
未硬化部を除去して表面に凹凸部を形成してなる凹凸刻
印板を、その凹凸面を表側にしてタイヤ加硫用金型のタ
イヤサイド部相当内面に着脱自在に取り付け、このタイ
ヤ加硫用金型により未加硫タイヤを加硫することを特徴
とするタイヤサイド部への紋様刻印方法を要旨とするも
のである。
以下、図を参照して本発明の構成につき詳しく説明する
第1図(A)、  (B)、  (C)、  (D)は
本発明で用いる凹凸刻印板の製造工程の一例を示す説明
図である。
第1図(A)において、基材1の上に、必要に応じて接
着・ハレーション防止層2を介して、感光性樹脂層3を
配設する。
基材1としては、熱収縮率が小さくて加硫温度に耐え得
る耐熱性、すなわち融点が200℃以上の特性を有する
ものが好ましい。また、基材1は、タイヤ加硫用金型の
内面の曲面に追随し易いように可撓性を有している。さ
らに、基材1の厚さは薄い方が好ましい。厚さが大であ
ると、加硫時にタイヤサイド部表面の凹みが大となり、
加硫済タイヤのサイド部の厚みがその部分で薄くなりす
ぎてそのサイド部の耐久性等に問題を生ずる可能性があ
るからである。このため、基材1の厚さは数+++m以
下であることが好ましい。これらの要件を満たす基材1
としては、例えば、スチール、アルミ等の厚さの薄い金
属板やポリエステルフィルム、ナイロンフィルム等の可
視性シートなどを用いればよい。
感光性樹脂層3は、光重合型および/又は光架橋型のも
ので、紫外線等の光により重合反応や架橋反応が起こり
、硬化する樹脂からなる層である。この樹脂としては、
例えば、アクリルアミド、アクリレート等のビニルポリ
マー類とメチルメタクリレート、メタアクリル酸、ポリ
ビニルアルコール、共重合ポリアミド等の飽和ポリマー
との混合物、スチレン・トリエチレングリコールジアク
リレート等のビニルモノマニと不飽和ポリエステルとの
混合物、ビニルオリゴマー類を挙げることができる。こ
の樹脂には、液状のものと固型状のものとがあるが、固
型状のものを用いるのが好ましい。固型状の感光性樹脂
としては、共重合ポリアミド系やポリビニルアルコール
系のものが挙げられる。また、この樹脂は、熱変形に耐
え得る耐熱性を有するもので、さらに、得られる凹凸刻
印板が未加硫タイヤのサイド部に貼付されるという観点
から、未加硫タイヤの成形時の流動性に対し変形しない
程度の硬さが硬化後において必要であり、このために硬
化後の硬度がシヨアD硬度で50’以上であることが好
ましい。感光性樹脂層3の厚さは、所望するデザイン等
のレリーフ厚さにより任意に定めればよい。
つぎに、第1図(B)に示すように所望のデザイン等の
紋様を写したネガフィルム(白黒フィルム)4を感光性
樹脂層3の上に置き、第1図(C)に示すように紫外線
ランプ5でネガフィルム4に紫外線等の光を照射する。
この結果、感光性樹脂層3の光が当たった部分は硬化し
て光硬化部6となり、一方、光が当たらなかった部分は
未硬化部7となる。
未硬化部7は水、アルコール等で溶解、洗浄して除去し
、乾燥熱処理後(例えば、120℃、5分加熱)、再度
紫外線等の光で再露光することにより、第1図(D)に
示す凹凸刻印板8が得られる。
第1図(C)で用いるネガフィルム4は、例えば、第2
図(A>、(B)、(C)に示すようにして作られる。
まず、第2図(A)において、タイヤを購入する需要者
が、購入伝票等のシート10に、タイヤサイド部に付し
て欲しい名前等の文字、マーク等12を記載する。つい
で、第2図(B)に示すように、このシート10に記載
された文字、マーク等12を電子複写機13により透明
フィルムに複写し、ネガフィルム4とする。もし、タイ
ヤ版売店とタイヤ製造メーカーとが地理的に離れていれ
ば、第2図(A)の工程から第2図(B)の工程へのシ
ー目Oの送付はファクシミリや郵便等によって行えばよ
い。また、この複写に使用する透明フィルムとしては、
プラスチックから成形されたものが好ましく使用される
。このフィルムの透明性は必ずしも完全透明である必要
はなく、半透明な状態であっても差し支えない。このよ
うに文字、マーク等12を複写した透明フィルムからな
るネガフィルム4は、第2図(C)に示すように表裏を
反転させ、この反転状態のまま、第1図(B)および(
C)の工程で使用される。これにより、第1図(D)に
示すように、反転した文字、マーク等12が凹んだ状態
の凹凸刻印板8ができあがる。
この凹凸刻印板8は、第3図(A)に示すように文字、
マーク等12が凹んだ状態に反転させたまま、第3図(
B)に示すようにその凹凸面を表側にしてタイヤ加硫用
金型Mのタイヤサイド部相当内面にビス止め或いは接着
剤等により着脱自在に取り付けられる。ついで、第3図
(C)に示すようにこの金型Mを用いて未加硫タイヤを
加硫すると、第3図(D)のようにタイヤサイド部の表
面に文字、マーク等12が付加形成された空気入りタイ
ヤ15が得られる。
(発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、従来のように金属
板を化学エツチングしたり、金属金型内面を切削や鋳造
、化学エツチング等により彫刻したりといった繁雑な加
工プロセスを経ることなしに、単に光照射するだけとい
う簡単な手段で容易に得られる凹凸刻印板を、タイヤ加
硫用金型のタイヤサイド部相当内面に着脱自在に取り付
け、このタイヤ加硫用金型により未加硫タイヤを加硫す
るから、下記の効果を奏することができる。
■ 従来においては実質的に困難であった微細加工を要
する写実的デザイン、例えば顔写真のようなデザイン、
ワンポイントマーク等をタイヤサイド部の表面に刻印す
ることが可能となる。
■ 加工文字等の異なる凹凸刻印板を適宜取り替えるこ
とにより、一つのタイヤ加硫用金型によって多種類のタ
イヤを成形することができる。このため、タイヤの様々
な多品種少量生産に柔軟に対処することが可能となる。
例えば、購入者の名前を付けた4本だけのタイヤとかタ
イヤショップ10周年記念のただ1本だけのタイヤとか
の需要に十分に対応することができる。また、昨今、各
国でのタイヤに対する規格が種々発行し、タイヤサイド
部表面に記載する内容を出荷先によって変更する必要が
生じている。例えば、米国ではインチ、ボンド表示の荷
重空気圧以外に摩耗指数等が必要とかである。そこで、
これら特定の国向けのタイヤについての凹凸刻印板を予
め作っておき、それを必要に応じて適宜用いて、各国共
通内容のみを内面に打刻ずみの金型で未加硫タイヤを加
硫することにより複数出荷先のタイヤを同一金型で連続
的に製造することができる。さらに、タイヤの内容、出
荷先等を特定する情報をマークした凹凸刻印板、例えば
、光学式バーコード等をマークした凹凸刻印板を金型に
用いてタイヤを作製すれば、このタイヤで出荷選別を自
動化することができる。
■ 用いる凹凸刻印板は可撓性があって屈曲性に冨むた
め、内面曲率が異なったどのようなタイヤサイズの加硫
用金型に対しても密着状態で取り付けることができる。
したがって、需要者の希望するタイヤサイズに関係なく
、同じ凹凸刻印板を使用することができる。
また、加硫に際してゴムのオーバーフローが生じること
がなく、かつ用いる凹凸刻印板の大きさが制限されるこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、  (B)、  (C)、  (D)は
本発明で用いる凹凸刻印板の製造工程の一例を示す説明
図、第′2図(A)、  (B)、  (C)は凹凸刻
印板の製造に用いるネガフィルムの製造例を示す説明図
、第3図(A)、  (B)。 (C)、  (D)はタイヤサイド部への紋様刻印工程
の一例を示す説明図、第4図はタイヤ加硫用金型を示す
断面説明図、第5図(A)はエツチングプレートをタイ
ヤ加硫用金型のタイヤサイド部相当内面に取り付けた様
子を示す説明図、第5図(B)は加硫済タイヤのサイド
部表面に紋様が刻設された様子を示す説明図である。 1・・・基材、2・・・接着・ハレーション防止層、3
・・・感光性樹脂層、4・・・ネガフィルム、5・・・
紫外線ランプ、6・・・光硬化部、7・・・未硬化部、
8・・・凹凸刻印板、IO・・・シート、12・・・文
字、マーク等、13・・・電子複写機、15・・・空気
入りタイヤ。A・・・エツチングプレート、M・・・加
硫用金型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  基材の上に感光性樹脂層を設け、この樹脂層の上にネ
    ガフィルムを置き、該ネガフィルムに光を照射して前記
    樹脂層を部分的に硬化せしめた後、未硬化部を除去して
    表面に凹凸部を形成してなる凹凸刻印板を、その凹凸面
    を表側にしてタイヤ加硫用金型のタイヤサイド部相当内
    面に着脱自在に取り付け、このタイヤ加硫用金型により
    未加硫タイヤを加硫することを特徴とするタイヤサイド
    部への紋様刻印方法。
JP62137753A 1987-06-02 1987-06-02 タイヤサイド部への紋様刻印方法 Expired - Lifetime JPH0822574B2 (ja)

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