JPS6330040A - 荷役管理装置における有人荷役車両通信方法 - Google Patents

荷役管理装置における有人荷役車両通信方法

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JPS6330040A
JPS6330040A JP61173322A JP17332286A JPS6330040A JP S6330040 A JPS6330040 A JP S6330040A JP 61173322 A JP61173322 A JP 61173322A JP 17332286 A JP17332286 A JP 17332286A JP S6330040 A JPS6330040 A JP S6330040A
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JP
Japan
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cargo handling
forklift
manned
communication
handling vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP61173322A
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English (en)
Inventor
Junpei Kanazawa
金沢 純平
Yoshito Hayashi
義人 林
Sanai Hamaguchi
浜口 佐内
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6330040A publication Critical patent/JPS6330040A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、有人運転式フォークリフト等の有人荷役車
両による荷役作業を管理するための装置において、荷役
管理用制御装置と有人荷役車両との間での通信方法に関
するものである。
[従来の技術] 従来より、倉庫内へ荷物を搬入したり逆に倉庫内から荷
物を搬出したりする際に、有人運転によるフォークリフ
トを用いることが多い。すなわちかかる有人運転による
フォークリフトを用いた荷物の搬入/搬出作業は次のよ
うにして行なわれる。
まず搬入に際しては、フォークリフトの運転手(フォー
クマン)は、倉庫から離れた管理室にて直接あるいは人
手を介して搬入のための指示書をもらい、この指示書に
従ってフォークリフトを倉庫内の所定場所まで運転して
ゆき、搬入作業を行なう。次に搬出に際しては、同じく
フォークマンは、管理室から直接あるいは人手を介して
搬出のための指示書をもらい、この指示書に従ってフォ
ークリフトを倉庫内の所定場所まで運転してゆき。
そこから荷物を取り出すことにより搬出作業を行なう。
なお、上記の搬入/搬出に際しての指示は口頭で行なわ
れることもある。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、このような従来の有人運転によるフォー
クリフトを用いた荷物の搬入/搬出手段では、荷物の搬
入/搬出に際して、フォークマンが直接あるいは連絡者
(リエゾンマン)を介して管理室で搬入/搬出のための
指示書あるいは口頭による指示を受け、これに基づき荷
役作業を行なうため、荷役作業性が悪いという問題点が
ある。
そこで、管理室内に管理コンピュータを設置し、フォー
クリフトにはプリンター等の記録可能な表示装置を設け
て、この管理コンピュータとフォークリフトとの間にワ
イヤレスモデムを用いた無線式の信号伝送手段を介在さ
せることにより、荷役作業能率の向上をはかることも考
えられるが、この場合、フォークリフトの荷役作業域が
広かったり、1階、2階、3階・・・・と分離している
ような場合は、1つのワイヤレスモデム(通常、ワイヤ
レスモデムの通信範囲は半径Loom程度である)では
、もはや全荷役作業域をカバーすることができない。ま
たこのような場合は、通常複数台のフォークリフトが稼
働することになり、ますます荷役管理が難しくなる。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、荷役作業域が広大であったり複数階にわかれ
ていたりするような場合において、有人荷役車両がどの
ような荷役作業場所にいたとしても、この有人荷役車両
との間で荷役作業情報の授受を行なえるようにし、且つ
、かかる情報の授受を行なう際の無駄時間を極力少なく
できるよ、 うにした、荷役管理装置における有人荷役
車両通信方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] このため、第1番目の発明の荷役管理装置における有人
荷役車両通信方法は、荷役作業域において荷役作業を行
ないうる有人荷役車両をそなえ。
上記荷役作業域から離隔した場所に配置され上記有人荷
役車両との間で荷役作業情報の授受を行なう荷役管理用
制御装置が設けられて、上記荷役作業域内において、同
荷役作業域内のいずれの場所とも通信可能なように、上
記有人荷役車両との間で荷役作業情報の授受を行なうワ
イヤレスモデムが複数分散配置され、これらのワイヤレ
スモデムと上記荷役管理用制御装置とがローカルエリア
ネットワークによる通信ネットワークを介して接続され
て成る荷役管理装置において、上記の荷役管理用制御装
置と有人荷役車両との間で荷役作業情報の授受を行なう
に際し、前回この有人荷役車両と通信したワイヤレスモ
デムを介して同有人荷役車両に通信を行なうことを特徴
としている。
また、第2番目の発明の荷役管理装置における有人荷役
車両通信方法は、荷役作業域において荷役作業を行ない
うる有人荷役車両をそなえ、上記荷役作業域から離隔し
た場所に配置され上記有人荷役車両との間で荷役作業情
報の授受を行なう荷役管理用制御装置が設けられて、上
記荷役作業域内において、同荷役作業域内のいずれの場
所とも通信可能なように、上記有人荷役車両との間で荷
後作業情報の授受を行なうワイヤレスモデムが複数分散
配置され、これらのワイヤレスモデムと上記荷役管理用
制御装置とがローカルエリアネットワークによる通信ネ
ットワークを介して接続されて成る荷役管理装置におい
て、まず前回この有人荷役車両と通信したワイヤレスモ
デムを介して同有人荷役車両に通信を行なう一方、この
通信が行なえない場合に、上記有人荷役車両と通信した
ワイヤレスモデムに隣接して設けられたワイヤレスモデ
ムを介してこの有人荷役車両に通信を行なうことを特徴
としている。
[作 用コ 上述の第1番目の発明の荷役管理装置における有人荷役
車両通信方法では、有人荷役車両を用いて荷役作業を行
なうに際し1分散配置されたワイヤレスモデムおよびロ
ーカルエリアネットワークによる通信ネットワークを介
して荷役管理用制御装置と有人荷役車両との間で荷役作
業情報の授受が行なわれるが、今、ある有人荷役車両と
の間で荷役作業情報の授受を行なうに際しては、前回こ
の有人荷役車両と通信したワイヤレスモデムを介して同
有人荷役車両に通信を行なう。
そして、第2番目の発明では、更に加えてもしこの通信
が行なえない場合に、上記有人荷役車両と通信したワイ
ヤレスモデムに隣接して設けられたワイヤレスモデムを
介してこの有人荷役車両に通信を行なう。
[発明の実施例コ 以下、図示する実施例につき本発明を具体的に説明する
。第1図は本発明の一実施例としての荷役管理装置にお
ける有人荷役車両通信方法を実施するための荷役管理シ
ステムを示す概略構成図であり、第1図中の1−1.1
−2.・・・・、1−N(Nは自然数)は有人運転式の
フォークリフト(有人荷役車両)で、これらのフォーク
リフト1−1.1−2.・・・・、1−Nは、それぞれ
フォークマン4−1.4−2.・・・・、4−Nが乗り
込んで、例えば冷凍倉庫内の種々の場所(例えば倉庫の
1階、2階、・・・・)において荷役作業を行ないうる
ものである。2は荷役管理用制御装置としての管理コン
ピュータで、この管理コンピュータ2は、冷凍倉庫外で
この冷凍倉庫から離隔した管理室内に配置されており、
フォークリフト1−1.1−2、・・・・、1−N上の
記録可能な表示装置付き制御装置3−1.3−2.・・
・・、3−Nとの間で荷役作業情報の授受を行なうもの
である。
また、上記冷凍倉庫の各階部分あるいは各区画室部分に
は、それぞれアンテナ7−1.7−2.・・・・7−M
(Mは自然数)を有するワイヤレスモデム5−1 、5
−2 。
・・・・、5−Mが配置されている。ここで、各ワイヤ
レスモデム5−1.5−2.・・・・、5−1丈上記の
各階部分や各区画室部分においてはその階あるいはその
区画内にいずれの場所とも十分通信できるような性能を
有している。通常ワイヤレスモデムの通信域は半径10
0m程度であるので、この場合各階部分や各区画室部分
は半径100mの円面積よりも小さいものとする。
すなわちM個のワイヤレスモデム5−1.5−2.・パ
・。
5−Mは、冷凍倉庫内のいずれの場所とも通信可能なよ
うに、冷凍倉庫内においても分散配置されていることに
なる。
また、各フォークリフト1−1.1−2.・・・・、1
−Nにも、アンテナ8−1.8−2.・・・・、8−N
を有するワイヤレスモデム6−1.6−2.・・・・、
6−Nが装備されており、各ワイヤレスモデム6−1.
6−2.・・・・、6−Nは車上の制御装置3−1.3
−2.・・・・、3−Nに接続されている。
車上制御装置3−1は、第2図に示すごとく、ワイヤレ
スモデム6−1との間で信号の授受を行なうためにマイ
クロコンピュータ等を含んで成る制御部9−1.この制
御部9−1との間で信号の授受を行なう操作部10−1
.制御部9−1からの信号を受けるプリンター(記録可
能な表示装置)11−1等をそなえて構成されている。
また、操作部10−1には、第3図に示すごとく、種々
のブツシュボタン10a−1〜10e−1(これらのブ
ツシュボタン10a−1〜I 0e−1にはランプが付
設されている)およびランプ1Of−1〜1Oh−1が
配設されている。ここで10a−1は作業指示を要求す
るための「作業要求」ブツシュボタン、 10b−1は
荷役作業を開始したときに押す「作業中」ブツシュボタ
ン、10cm1は指示された荷役作業を実行できなかっ
た場合に押す「実行不可」ブツシュボタン、10d−1
はフォークマン4−1が管理コンピュータ2の指令以外
の作業をしたり荷役作業を中止したりするときに押す「
休止中」ブツシュボタン、 10e−1は荷役作業情報
を再送してもらいたいときに押す「再送要求」ブツシュ
ボタン、10f−1は管理コンピュータ2が動作中のと
きに点灯するrON−LINE」ランプ、10g−1は
管理コンピュータ2が作業指示を送ったときに点灯する
「作業指示」ランプ、10h−1はワイヤレスモデムが
正常に通信しているときに点灯する「通信中」ランプで
ある。
なお、その他のフォークリフト1−2.・・・・、1−
Nに搭載の車上制御袋!13−2.・・・・、3−Nも
第2図に示す制御装置3−1と同じ構造を有している。
ところで、ワイヤレスモデム5−1.5−2.・・・・
、5−Mと管理コンピュータ2とは、ローカルエリアネ
ットワークによる通信ネットワーク(以下単に「LAN
Jという)を介して接続されている。すなわち各ワイヤ
レスモデム5−1.5−2.・・・・、5−Mにはスレ
ーブノード14−1.14−2.・・・・、 14−M
が接続されており、各スレーブノード14−1.14−
2.・・・・、14−阿は同軸ケーブルや光ファイバ等
から成る通信線13を介してマスターノード12に接続
されている。そしてマスターノード12は管理コンピュ
ータ2に接続されている。
ここで、LANを用いた通信回線は周知のように高速デ
ータ伝送が可能である。
なお、管理コンピュータ2には、ディスプレイ用CRT
やプリンターが設けられるほか、荷役作業のためのデー
タや操作命令等をキー操作により入力するためのキーボ
ードが設けられている。ここに、CR7画面の一例を第
5図に示す。この第5図では、実行管理システム名(例
えば冷凍倉庫管理システム)9時刻情報(例えば861
04/11 14:09:00)、7オークリフト稼働
状況(例えば稼働号車2通信状態、稼働位置等)。
実行画面および予約画面が表示されている。
また、車上制御装置3−1付きのプリンター11−1に
は管理コンピュータ2からの荷役作業指示が印字される
が、その−例を第4図に示す。この第4図では、このフ
ォークリフトが何号車であるのか(この場合1号車)と
か1作業番号(例えば156)9作業日時(例えば19
86,04.11)。
作業指令時刻(例えば14.09)、品番(例えばAB
C−123−8765)、数量(例えば20)9重量(
例えば500kg)等が印字によりプリントアウトされ
ている。
もちろん、その他のフォークリフト1−2.・・・・、
1−Nに搭載のプリンター11−2.・・・・11−N
にも上記とほぼ同様の仕様の伝票がプリントアウトされ
るようになっている。
次に動作について第7図を用いて説明する。まず、管理
コンピュータ2がフォークリフト1−1の作業要求に対
し作業指示を指令する場合は、初期化ののち、フォーク
リフト1−1へ前回通信したスレーブノードの番号が記
憶されているかどうかが判断され(ステップal、a2
)、Noの場合はLANのマスターノード12は第1番
目のスレーブノード14−1に対しフォークリフト1−
1とポーリングを行なうことを命令する(ステップa3
)。
これを受けたスレーブノード14−1はワイヤレスモデ
ム5−1を介してフォークリフト1−1にポーリングを
行なう(ステップa4)。今、ワイヤレスモデム5−1
の通信可能域にフォークリフト1−1が存在すれば、フ
ォークリフトl−1は応答し、このフォークリフト1−
1と通信したスレーブノード14−1を記憶したあと1
作業要求の有無を送信する(ステップa5.a6.a7
)。もし、作業要求があればスレーブノード14−1か
らマスターノード12にその旨が伝送され、管理コンピ
ュータ2に入力される(ステップa8)。
次に、管理コンピュータ2で作業指示が入力され、この
作業指示はマスターノード12.スレーブノード14−
1を経由してワイヤレスモデム5−1よりセレクチング
モードでフォークリフト1−1に送信される(ステップ
a9)。
なお、ステップa5において、フォークリフト1−1が
無応答の場合、他のワイヤレスモデムの通信可能域にフ
ォークリフト1−1が存在すると判断し。
マスターノード12はスレーブノード14−1にボーリ
ングを行なうことを命令する(ステップa10゜all
、a3)、上記の方法にて、ポーリングで該当するフォ
ークリフト1−1が応答するまで、スレーブノードを順
次更新して通信する(ステップa3、a4.a5.al
o、all)。
このようにしてフォークリフト1−1に対するポーリン
グが終了すると、フォークリフト1−2.・・・・1−
Nに対し同様にしてポーリング/セレクチング方式で信
号の授受を行なう(ステップa12.a13゜a14か
ら再度ステップa2〜allへ至る処理参照)、このと
き該当フォークリフト1−j(j = 1 。
2・・・・、N)を探す場合、各ワイヤレスモデム5−
i(i=1.2・・・・、M)の送信電波が混乱しない
よう、管理コンピュータ2は時分割によって送受信を行
なわせるよう制御している。
ところで、ステップa6で、例えばフォークリフト1−
1へ前回通信したスレーブノード14−1の番号が記憶
されていたとすると1次にフォークリフト1−1の作業
要求に対し管理コンピュータ2が作業指示を指令する場
合は、ステップa2でYESルートをとり、前回フォー
クリフト1−1と通信したスレーブノード14−1へポ
ーリング命令を発し、フォークリフト1−1へポーリン
グを実行する(ステップa15.a16) そして、応答があると、ステップミツ以降の処理を繰り
返す。
このように前回通信したスレーブノードを記憶しておい
て、今回通信するときに、このスレーブノードを介して
ポーリング/セレクチングによる信号授受を行なうこと
により、スレーブノードがワイヤレスモデムを介してフ
ォークリフトにポーリングを行なっても該当するフォー
クリフトが存在しないために無応答な時間(無応答時間
)Tourをゼロにすることができる。
ここで、上記のように前回通信したスレーブノードの番
号を記憶しないで、フォークリフトにポーリング/セレ
クチングを行なう時間について少し検討する。今、マス
タノードが1つのスレーブノードに対しポーリングを行
なう時間をTmp、マスタノードが1つのスレーブノー
ドに対しセレクチングを行なう時間をTms、スレーブ
ノードがワイヤレスモデムを介してフォークリフトにポ
ーリングを行なう時間をTs p、スレーブノードがワ
イヤレスモデムを介してフォークリフトにセレクチング
を行なう時間をTs s、上記無応答時間をTourと
し、1例として、スレーブノード14−2にフォークリ
フト1−1が存在する場合を考える。この場合の信号の
処理時間は。
T=Tmp+Tour+Tmp+Tsp+Tms+Ts
s ここで、(Tmp+To u r)はスレーブノード1
4−1に対するポーリング時間、(Tmp+Tsp)は
スレーブノード14−2に対するポーリング時間、(T
ms+Tss)はスレーブノード14−2に対するセレ
クチング時間である。
一般的にいえば、M台のスレーブノードがあり。
ある通信可能域にフォークリフト1−1号車が存在した
場合の所要時間TMは TM=MTmp+(M−1)To u r+Ts p+
Tms+Tss となり、ここでLANの通信速度がワイヤレスモデムの
それに比べ著しく高速であると仮定すると、TM=(M
 −1)T o u r +T s p +T s s
となる。今、ワイヤレスモデムの伝送速度を1200ボ
ー、1文字構成を12BIT/キヤラクタ、ポーリング
が6文字で構成されているとし、各制御装置のオーバヘ
ッド時間が無視できると仮定するならば Tsp=6X12/1200 (sec)=60msと
なる。また無応答時間TourをT s pの1.5倍
とすると、Tour=90msとなり、セレクチングモ
ードにおいて、フォークリフトに伝送する文字数を32
キヤラクタとすると。
Ts 5=32x12/1200=320msとなる。
そして、スレーブノード数を10台とし、フォークリフ
ト1−1が10番目のスレーブノード14−10に存在
した場合は、所要時間T1゜は、T、。=(10−1)
X90+60+320(ms)”1190ms となる。
さらに、フォークリフト5台が全てスレーブノード14
−10の通信域に存在する場合、最悪の所要時間は T=5 XT、、、=5.95sec となる。
すなわちフォークリフト側で作業要求を行なったのち、
最悪時5.95sec後に指令が届くことになり、応答
性が非常に悪いのである6 次に無応答時間Tourをゼロとできることにより該当
するフォークリフトを探しだすための通信時間Tが少な
くなることを説明する。1台のフォークリフトを探しだ
すための通信時間Tは、スレーブノード数をM、フォー
クリフト数をN、フォークリフトがどのスレーブノード
に位置するかに関する係数をK、スレーブノードがワイ
ヤレスモデムを介してフォークリフトにポーリングを行
なう時間をTsp、スレーブノードがワイヤレスモデム
を介してフォークリフトにセレクチングを行なう時間を
Tssとすると、 T=M −N −K −Tour+Tsp+Tssとな
る。
したがってN台のフォークリフトを探しだすとすると、
最悪、N−Tもの通信時間を要する。
次に、無応答時間Tourをゼロとできることにより該
当するフォークリフトを探しだすための通信時間が少な
くなることを説明する。すなわちスレーブノード数M、
フォークリフト台数Nが増加すると、通信時間Tは次式
のとおりこれらに比例して増大する。
T=M−N−に−Tour+Tsp+Tss今、Tou
rを0とすると、1台あたりの通信時間は T=Tsp+Tss となり、フォークリフトの台数をNとした時の最悪通信
時間は T’=N−T となる。
今、5台のフォークリ、フトが稼働していると考えると
T’=5X(60+320)ms=1.9secとなる
。もし、無応答時間Tourをゼロとしない場合は、前
述のとと<5.95secとなるため、これに比べ通信
時間が32%に減少する。したがって、1つ前に通信し
た時、スレーブノードがあるフォークリフトと通信した
ことをマスタノードが記憶しておき1次にフォークリフ
トと情報伝送する場合に、マスタノードは該当するフォ
ークリフトが存在したスレーブノードのみにポーリング
/セレクチングによる信号授受を行なわせることにより
、通信時間の減少をはかることができる。
なお、上記のごとき、ワイヤレスモデムの通信可能域は
半径100mの円状となるが、フォークリフトの最高速
度を181cm / h (5m / s )とし、円
状の1/4端から通信可能外へ走行する場合を考えると
、この場合10secで通信外に走行する。
そして、この間に少なくとも5回程度通信させるものと
すると、1回の通信時間は2 see内であればよい。
本方法によれば、フォークリフトの台数が増加した場合
、通信時間はそれに比例して増加するが、全号車に対し
1回の通信時間でセレクチングモードで信号を送信する
確率は低く、実際におけるT′は小さくT’の時間内に
1台しかセレクチングによる情報伝送がない場合は、 T’=N−Ts p+Ts s となる。ここで、T′が小さくなれば、ワイヤレスモデ
ム内における通信回数は増大し、本方法の有利性が増す
ことがわかる。なおスレーブノードよりフォークリフト
にポーリングをした時1通信可能域外にすでに走行して
いた場合は、マスタノー1ζは該当するフォークリフト
と前回通信したスレーブノードに近接して設置されてい
るスレーブノードに対しポーリング指令を出す(ステッ
プa18)。この場合も、全てのスレーブノードに対し
ポーリング命令を出す場合に比べて、無応答時間’I’
 o u rの回数を減少させることができる。
なお、本装置の操作方法を参考のため記載すると次のと
おりである。
(I)初期操作 (1)パソコンの電源をいれる。
(2)冷凍倉庫フォークリフト管理フロッピーをドライ
ブ1にいれる。(これによりオープニング画面が管理コ
ンピュータ2のCRTに出される。) (3)オープニング画面から実行画面へ移る場合は、リ
ターンキーを押す。(このとき第6図に示すようなエラ
ーログ作成画面が、CRTに出力されている。) (4)エラーログを作成する場合は5項目にデータをい
れる。(伝票画面が、CRTに出力される。) (II)通常操作 (1)フォークリフト側が稼働状態であれば、第5図に
示すごとく表示画面のフォークリフト稼働状況の通信欄
に、交信中が表示され管理コンピュータ2から0N−L
INE指示を送信する。
(2)フォークマンから、作業要求が出されると予約画
面に伝票を入力することができる。
(このときフォークリフト稼働状況の状況欄に作業要求
が表示される。) (3)そして、キーボード上の所要のキーを押すと、予
約画面への入力が可能となる。
(4)伝票の入力が終了したら「送信」キーを押して、
フォークリフトに伝票を送信する。
(5)フォークマンから作業中が送信されると、予約画
面の伝票は、実行画面に移り予約画面の伝票は、消され
る。
またこのとき管理コンピュータ2は、そのプリンターに
伝票を印字する。
(6)このあとは、(3)の予約画面への入力処理が可
能となる。(このときフォークリフト稼働状況の状態欄
に、作業中が表示されている。)このように予約処理を
しておくと、フォークマンから、作業要求が出された場
合に、すぐに伝票を送信することができる。
(Ill)異常操作 (1)フォークマンから、実行不可が出されると、「キ
ャンセル」キーを押して、伝票を取り消す。(このとき
実行画面の欄に、不可が点滅される。) (2)フォークマンから休止が出されると管理コンピュ
ータ2は、作業要今日待ちになる。
(3)フォークマンから再送が出されると管理コンピュ
ータ2は、自動的に伝票を送る。
(4)管理コンピュータ2とフォークリフトの間で通信
していないときは、フォークリフト稼働状況の通信欄に
、中断が表示される。
(IV)終了操作 (1)エラーロギングの作成をする場合は、エラーログ
キーを押す。その後管理コンピュータ2は1画面とプリ
ンターに8力する。ただし3  フォークマンとの通信
はすでに終了している。
(2)エラーロギングを作成しないで、フォークマンと
通信を終了するときは、「終了」キーを押す。
このようにして、本方法によれば、ワイヤレスモデムを
適当に分散配置させ、これらのワイヤレスモデムと管理
コンピュータ2との間をLANでつないだ荷役管理装置
において、前回フォークリフトと通信したワイヤレスモ
デムを介してこのフォークリフトと通信を行なう一方、
この通信が行なえない場合に、このフォークリフトと通
信したワイヤレスモデムに隣接して設けられるワイヤレ
スモデムを介してこのフォークリフトに通信を行なうの
で、ワイヤレスモデム1台では通信することができない
ような広い荷役作業域に対しても十分に対応することが
でき、荷役作業能率の飛躍的な向上をはかることができ
ほか、荷役管理の集中化をはかつて、高効率でしかも高
い信頼性の荷役管理(入出庫管理、在庫管理も含む)を
実現できるものである。
更にはフォークリフトに対する情報伝達時間(通信時間
)を大幅に短縮することができる。
なお、荷役作業域の増大により、スレーブノードやワイ
ヤレスモデムが増えても1通信時間は変わらず1通信時
間はフォークリフトの台数にのみ関係するものである。
また、LANを用いているため、作業域を拡張させる場
合でも、スレーブノードとワイヤレスモデムとを追加す
るだけですみ、システムの拡張も容易である。
なお、上記実施例において、フォークリフトの数とスレ
ーブノードひいてはワイヤレスモデムの数とは同数であ
る必要はない。
また、第8,9図に示すように、倉庫15の内外にそれ
ぞれワイヤレスモデム5’−1,5″−2を設け、これ
らのワイヤレスモデム5’−1,5’−2と管理室16
内の管理コンピュータ2とをLANを介して接続するよ
うにしたものにも、本方法の適用が可能で、この場合も
前述の実施例と同様の効果ないし利点が得られる。
ここで、第8,9図において、1′は有人フォークリフ
ト、 7’−1,7’−2はワイヤレスモデム5’−1
゜5′−2に接続されたアンテナ、8′は有人フォーク
リフト1′付きのワイヤレスモデム6′に接続されたア
ンテナ、13′は同軸ケーブルや光ファイバから成る通
信線、14’−1,14’−2はスレーブノード、17
−1.17−2は子局で、子局17−1.17−2.、
はそれぞれワイヤレスモデム5’−1,アンテナ?’−
1,スレーブノード14’−1;ワイヤレスモデム5’
−2,アンテナ7’−2,スレーブノード14’−2か
ら成る。
また、本方法は、1台のフォークリフトが広い荷役作業
域内で稼働する場合にも、もちろん適用できることはい
うまでもない。
また、フォークリフトの荷役作業域は冷凍倉庫等の倉庫
内に限られるものでもない。
[発明の効果コ 以上詳述したように、まず第1番目の発明の荷役管理装
置における有人荷役車両通信方法によれば、荷役管理用
制御装置と有人荷役車両との間°で荷役作業情報の授受
を行なうに際し、前回この有人荷役車両と通信したワイ
ヤレスモデムを介してこの有人荷役車両に通信を行なう
ので、有人荷役車両に対する荷役作業情報伝達時間の短
縮化をはかれる利点がある。
また、第2番目の発明の荷役管理装置における有人荷役
車両通信方法によれば、前回この有人荷役車両と通信し
たワイヤレスモデムを介してこの有人荷役車両に通信を
行なう一方、この通信が行なえない場合に、上記有人荷
役車両と通信したワイヤレスモデムに隣接して設けられ
るワイヤレスモデムを介してこの有人荷役車両に通信を
行なうので、有人荷役車両に対する荷役作業情報伝達時
間を更に短縮することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例として有人荷役車両通信方法を適
用される荷役管理装置を示すもので、第1図はその概略
構成図、第2図はそのワイヤレスモデム付き車上制御装
置のブロック図、第3図はそのフォークリフト側操作部
における操作パネルの模式図、第4図はそのプリンター
による印字例を示す図、第5.6図はいずれもその管理
コンピュータのCRT上の画面表示例を示す図、第7図
はその作用を説明するためのフローチャートであり1、
第8,9図は上記荷役管理装置の変形例を示すもので、
第8図はその荷役作業中の状態を示す鳥緻図、第9図は
その概略構成図である。 図において、1−1.1−2.1−N、1″−・有人荷
役車両としてのフォークリフト、2−管理用制御装置と
しての管理コンピュータ、3−1.3−2.3−N−車
上制御装置、4−1.4−2.4−N−フォークマン、
 5−1.5−2.5−M。 5’−1,5’−2,6−1,6−2,6−N、6’−
ワイヤレスモデム、7−1.7−2.7−M、7’−1
,7’−2,8−1,8−2,8−N、8’−アンテナ
、9−1−制御部、10−1−操作部、10a−1−r
作業要求」ブツシュボタン、10b−1−r作業中」ブ
ツシュボタン、10cm1−r実行不可」ブツシュボタ
ン、10d−1−r休止中」ブツシュボタン、10e−
1−「再送要求」ブツシュボタン、10f−1−r O
N −LINEJランプ、10g−1−r作業指示」ラ
ンプ。 10h−1−r通信中」ランプ、11−1−記録可能な
表示装置としてのプリンター、12−マスターノード、
13.13’−通信線、14−1.14−2.14−M
、14’−”1.14’−2−−−スレーブノード、1
5−倉庫、16−管理室、17−1.17−2−子局。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)荷役作業域において荷役作業を行ないうる有人荷
    役車両をそなえ、上記荷役作業域から離隔した場所に配
    置され上記有人荷役車両との間で荷役作業情報の授受を
    行なう荷役管理用制御装置が設けられて、上記荷役作業
    域内において、同荷役作業域内のいずれの場所とも通信
    可能なように、上記有人荷役車両との間で荷役作業情報
    の授受を行なうワイヤレスモデムが複数分散配置され、
    これらのワイヤレスモデムと上記荷役管理用制御装置と
    がローカルエリアネットワークによる通信ネットワーク
    を介して接続されて成る荷役管理装置において、上記の
    荷役管理用制御装置と有人荷役車両との間で荷役作業情
    報の授受を行なうに際し、前回この有人荷役車両と通信
    したワイヤレスモデムを介して同有人荷役車両に通信を
    行なうことを特徴とする、荷役管理装置における有人荷
    役車両通信方法。
  2. (2)荷役作業域において荷役作業を行ないうる有人荷
    役車両をそなえ、上記荷役作業域から離隔した場所に配
    置され上記有人荷役車両との間で荷役作業情報の授受を
    行なう荷役管理用制御装置が設けられて、上記荷役作業
    域内において、同荷役作業域内のいずれの場所とも通信
    可能なように、上記有人荷役車両との間で荷役作業情報
    の授受を行なうワイヤレスモデムが複数分散配置され、
    これらのワイヤレスモデムと上記荷役管理用制御装置と
    がローカルエリアネットワークによる通信ネットワーク
    を介して接続されて成る荷役管理装置において、まず前
    回この有人荷役車両と通信したワイヤレスモデムを介し
    て同有人荷役車両に通信を行なう一方、この通信が行な
    えない場合に、上記有人荷役車両と通信したワイヤレス
    モデムに隣接して設けられたワイヤレスモデムを介して
    この有人荷役車両に通信を行なうことを特徴とする荷役
    管理装置における有人荷役車両通信方法。
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