JPS63300044A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明はレーザプリンタ、電子複写機等の画像形成装
置に関するものである。

（従来の技術） 前記のような画像形成装置として、手差し供給された像
支持体（例えば手差し用紙）を装置本体に搬入する手差
しローラと、この手差しローラおよび自動供給部側から
選択的に送られてぐる像持体を画像転写部に給搬送する
アライニングローラを備えたものがある。この手差しロ
ーラとアライニングローラは駆動モータの正逆回転によ
り所定のタイミングで交互に回転駆動され、手差し供給
された像支持体を画像転写部に給搬送するようになって
いるが、この手差しローラおよびアライニングローラの
駆動装置２８′　は第４図の如く構成されていた。

すなわち、前記従来のローラ駆動装置２８′　は駆動モ
ータ２９の回転を手差しローラ１９の回転駆動軸１９ａ
に伝達する第１の回転伝達系Ａ（モータ軸に取付けた駆
動歯車３０と、この駆動歯車３０に噛合する連動歯車３
１からなる）と、前記モータ２９の回転をアライニング
ローラ１８の回転駆動軸１８ａに伝達する第２の回転伝
達系Ｂ（モータ軸に取付けた駆動歯車３０と、この駆動
歯車３０に前記連動歯車３１と反対側の位置で噛合する
中間連動歯車３２と、この中間連動歯車３２に噛合する
終段連動歯車３３からなる）とで構成され、第１の回転
伝達系Ａにおける連動歯車３１の軸支部には前記モータ
２９の正転時（実線矢印で示す方向の回転時）に手差し
ローラ１９を像支持体搬入方向に回転駆動すべく第１の
回転伝達系Ａをローラ回転駆動軸１９ａに繋ぎ、前記モ
ータ２９の逆転時（アライニングローラ１８の回転駆動
時）には手差しローラ１９が空転するように第１の回転
伝達系Ａを切る一方向クラッチ３４が組込まれ、また第
２の回転伝達系Ｂにおける終段連動歯車３３の軸支部に
は前記モータ２９の逆転時（点線矢印で示す方向の回転
時）にアライニングローラ１８を像支持体搬送方向に回
転駆動すべく第２の回転伝達系Ｂをローラ回転駆動軸１
８ａに繋ぎ、前記モータ２９の正転時（手差しローラ１
９の回転駆動時）にはアライニングローラ１８が回転停
止するように第２の回転伝達系Ｂを切る一方向クラッチ
３５が組込まれている。そして、前記モータ２９の正転
による手差しローラ１９の回転駆動（第４図実線矢印で
示す方向の回転）により、手差し供給された像支１？ 持体Ｐをアライニングローラーに対する噛込み位置まで
搬入し、この像支持体Ｐを前記モータ２９の逆転による
アライニングローラ１８の回転駆動（第４図点線矢印で
示す方向の回転）により画像転写部に給搬送するように
なっている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、前記のような従来装置にあっては、アラ
イニングローラ１８が回転駆動される時に、手差しロー
ラ１９は回転駆動されないので、手差しローラ１９で搬
入された像支持体Ｐの先端部がモータ作動のタイミング
ずれ等によってアライニングローラ１８に旨く入らない
時（像支持体Ｐの先端がアライニングローラ１８の手前
で第４図の如く搬入停止し、このアライニングローラ１
８に旨く噛込まれない場合）に、前記アライニングロー
ラ１８が回転しても像支持体Ｐを画像転写部に給搬送で
きないという給送不能の問題があった。

この発明は前記事情に基づきなされたもので、その目的
はアライニングローラに像支持体の先端部が噛込んでい
ない時でも、アライニングローラと共に手差しローラが
像支持体搬送方向に連動回転して、像支持体を画像転写
部へ給搬送することができるようにした画像形成装置を
提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） この発明は前記の問題点を解決するために、手差し供給
された像支持体を搬入する手差しローラと、この手差し
ローラおよび自動供給部側から選択的に送られてくる像
支持体を画像転写部に給搬送するアライニングローラと
、駆動モータの正転時には手差しローラを回転駆動し前
記モータの逆転時にはアライニングローラを回転駆動し
て手差し供給された像支持体を画像転写部に給搬送する
作用方向の異なる一対の一方向クラッチを組込んだ第１
及び第２の回転伝達系からなるローラ駆動装置とを具備
する画像形成装置において、前記手差しローラの回転駆
動軸とアライニングローラの回転駆動軸との間に、アラ
イニングローラに対する手差しローラの回転は伝達しな
いが、アライニングローラの回転は手差しローラに伝達
し得る一方向クラッチを組込んだ第３の回転伝達系を設
けてなることを特徴とするものである。

（作用） 手差しローラの回転駆動時（手差し供給された像支持体
を搬入する時）にはアライニングローラは回転しないが
、アライニングローラの回転駆動時（手差しローラで搬
入された像支持体を画像転写部に給搬送する時）には、
一方向クラ・ソチを介入した第３の回転伝達系によって
手差しローラがアライニングローラと共に搬送方向に連
動回転されるようになる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
３図は本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの
内部構成を示す概略的縦断側面図であり、次のような構
成となっている。図中１は画像形成装置としてのレーザ
プリンタの本体であり、プリンタ本体１の上面中央部に
は排紙部としての四部２が形成され、この凹部２には排
紙トレイ３が装着されている。また、前記プリンタ本体
５の排紙トレイ３と反対側の位置には手差し供給部とし
ての手差しトレイ４が装着されていると共に、前記プリ
ンタ本体１の内部中央には像担持体としてのドラム状感
光体５が設けられ、その周囲には帯電装置６．レーザ光
学系７．現像手段としての現像装置８．転写装置９．剥
離装置１０．クリーナ手段としてのクリーニング装置１
１．および除電装置１２が順次に配置されている。

更に、前記プリンタ本体１内には感光体５と転写装置９
との間の画像転写部１３を経て排紙部の方向に伸びる像
支持体搬送路１４が形成されており、プリンタ本体１内
の自動給紙部１５に収納された用紙Ｐ′が給紙ローラ１
６で取出され、移送ローラ１７およびアライニングロー
ラ１８を経て画像転写部１３に給搬送されるようになっ
ていると共に、手差しトレイ４に手差し供給された用紙
Ｐ（像担持体）が前記用紙Ｐ′　とは別に手差しローラ
１９および前記アライニングローラ１８を経て画像転写
部１３に給搬送されるようになっている。また、像支持
体搬送路１４の画像転写部１３の下流側には定着装置２
０゜彎曲案内板２１および排紙ローラ２２が配置されて
いる。

なお、前記転写装置９は像担持体５との対向面側が開口
した放電ケース２３内にチャージワイヤ２４を第２図の
如く設けた構成のもので、この転写装置９の像担持体搬
送方向に対する前側位置にはアライニングローラ１８側
から送給される前記用紙Ｐ。

Ｐ′を上下に挟む状態で画像転写部１３に送り込む上下
のガイド部２５．２８が設けられていると共に、この上
ガイド部２５の下側に上下ガイド部２５．２８間を通過
する用紙Ｐ、Ｐ’　を上から軽く押え付けるフィルム状
の薄い板材からなる弾性部材２７を第２図のように設け
たガイド部構造としている。このようなガイド部構造に
すると、上下のガイド部２５゜２６間を通過する用紙Ｐ
、Ｐ’が前記弾性部材２７によって押えられ、画像転写
部１３に送り込まれる用紙の挙動が抑止されるので、感
光体５から前記用紙（転写紙）へ転写される現像剤像の
像ブレをなくすことができる。

しかして、前記のように構成された画像形成装置は、画
像形成動作に際して感光体５が駆動されると共に帯電装
置６の働きで一様に帯電され、次いでレーザ光学系７に
より感光体５上に画像信号に対応した露光が行われ静電
潜像が形成される。

この感光体５−にの静電潜像はトナーとキャリアとから
なる二成分現像剤あるいはトナーのみの一成分現像剤を
使用する現像装置８により現像され、現像剤像として画
像転写部１３側に移行される。

一方、この現像剤像形成動作に同期して自動給紙部１５
あるいは手差しトレイ４から選択的に送られてくる用紙
Ｐ’、Ｐがアライニングローラ１８を介して画像転写部
１３に送り込まれ、予め感光体５上に形成された前記現
像剤像が転写装置９の働きにより前記用紙Ｐ、Ｐ’　に
転写される。次いで、前記用紙ｐ、ｐ’　は剥離装置２
０により感光体５より引き剥がされて、像支持体搬送路
１４により定着装置２０に送り込まれ、ここで現像剤像
が前記用紙Ｐ、Ｐ’　に溶融定着された後、彎曲案内板
２１および排紙ローラ２２を経て排紙トレイ３上に排出
される。なお、用紙Ｐ、Ｐ’　に現像剤像を転写した後
、感光体５上に残った残留トナーはクリーニング装置１
１により除去され、次のコピー動作が可能な状態となる
。

次に、本発明の要旨とする前記手差しローラ１９および
アライニングローラ１８の駆動装置面について第１図の
図面に従い説明すると、このローラ駆動装置２８は以下
のような構成となっている。すなわち、このアライニン
グローラ１８および手差しローラＩ９の駆動装置２８は
駆動モータ２９の回転を手差しローラ１９の回転駆動軸
１９ａに伝達する第１の回転伝達系Ａ（モータ軸に取付
けた駆動歯車３０と、この駆動歯車３０に噛合する連動
歯車３１からなる）と、前記モータ２９の回転をアライ
ニングローラ１８の回転駆動軸１８ａに伝達する第２の
回転伝達系Ｂ（モータ軸に取付けた駆動歯車３０と、こ
の駆動歯車３０に前記連動歯車３１と反対側の位置で噛
合する中間連動歯車３２と、この中間連動歯車３２に噛
合する終段連動歯車３３からなる）とで構成されている
点、第１の回転伝達系Ａにおける連動歯車３１の軸支部
に前記モータ２９の正転時（実線矢印で示す方向の回転
時）に手差しローラ１９を像支持体搬入方向に回転駆動
すべく第１の回転伝達系Ａをローラ回転駆動軸１９ａに
繋ぎ、前記モータ２９の逆転時（アライニングローラ１
８の回転駆動時）には手差しローラ１９が空転するよう
に第１の回転伝達系Ａを切る一方向クラッチ３４が組込
まれている点、第２の回転伝達系Ｂにおける終段連動歯
車３３の軸支部に前記モータ２９の逆転時（点線矢印で
示す方向の回転時）にアライニングローラ１８を像支持
体搬送方向に回転駆動すべく第２の回転伝達系Ｂをロー
ラ回転駆動軸１８ａに繋ぎ、前記モータ２９の正転時（
手差しローラ１９の回転駆動時）にはアライニングロー
ラ１８が回転停止するように第２の回転伝達系Ｂを切る
一方向クラッチ３５が組込まれでいる点、前記モータ２
９の正転による手差しローラ１９の回転駆動（第１図実
線矢印で示す方向の回転）により、手差し供給された像
支持体Ｐをアライニングローラ１８に対する噛込み位置
まで搬入し、この像支持体Ｐを前記モータ２９の逆転に
よるアライニングローラ１８の回転駆動（第１図点線矢
印で示す方向の回転）により画像転写部１３に給搬送す
るようになっている点、において前述した従来のローラ
駆動装置２８′（第４図に示す従来装置）と同じである
が、前記手差しローラ１９の回転駆動軸１９ａとアライ
ニングローラ１８の回転駆動軸１８ａとの間に、アライ
ニングローラ１８に対する手差しローラ１９の回転は伝
達しないが、アライニングローラ１８の回転は手差しロ
ーラ１９に伝達し得る一方向クラッチ３Ｂを組込んだ第
３の回転伝達系Ｃを設けてなる構成が相違している。

前記第３の回転伝達系Ｃは本実施例の場合、アライニン
グローラ１８の回転駆動軸１８ａに固定されたプーリ３
７と、手差しローラ１９の回転駆動軸１９ａに一方向ク
ラッチ３６を介して支持された一方向にのみ空転するプ
ーリ３８と、この両プーリ３７．３８間に滑りが生じな
いように巻装された伝動ベルト３９から構成され、前記
アライニングローラ１８の回転駆動時に該ローラ回転駆
動軸１８ａの回転を手差しローラ１９の回転駆動軸１９
ａに伝達して、アライニングローラ１８と手差しローラ
１９が同じ周速度で同一方向に連動回転されるようにし
ているが、アライニングローラ１８と手差しローラ１９
を同一方向（像支持体の電送方向）に１；１の回転比率
で歯車伝動する、前記と同様な一方向クラッチ３６を組
込んだ図示しない歯車機構で構成することも可能である
。

なお、前記実施例ではローラ駆動装置２８の第１および
第２の回転伝達系Ａ、Ｂを駆動モータ２９の正逆回転に
より、手差しローラ１９とアライニングローラ１８を交
互に回転させる一方向りラッチ組込みの歯車機構とした
場合について述べたが、この第１および第２の回転伝達
系Ａ、Ｂに第３の回転伝達系Ｃのような一方向りラッチ
組込みのベルト機構を採用することもできる。

しかして、前記構成のローラ駆動装置２８によると、手
差しローラ１９の回転駆動時（手差し供給された像支持
体Ｐを搬入する時）には、アライニングローラ１８は回
転しないが、アライニングローラ１８の回転駆動時（手
差しローラ１９で搬入された像支持体Ｐを画像転写部１
３に給搬送する時）には、一方向クラッチ３Ｂを介入し
た第３の回転伝達系Ｃによって手差しローラ１９がアラ
イニングローラ１８と共に搬送方向に連動回転されるよ
うになるので、モータ作動のタイミングずれ等によって
像支持体Ｐの先端がアライニングローラ１８に旨く噛込
まれない場合（第１図で示すようにアライニングローラ
１８の手前でストップしてしまったような場合）でも、
この像支持体Ｐを回転する手差しローラ１９で送ってア
ライニングローラ１８に噛込ませ、このアライニングロ
ーラ１８と手差しローラ１９の連動回転により画像転写
部Ｉ３へ確実に送り込むことができる。

［発明の効果］ 本発明の画像形成装置はアライニングローラと手差しロ
ーラの駆動装置に前記のような第３の回転伝達系を設け
たので、手差しローラで搬入された像支持体の先端がア
ライニングローラに噛込んでいない時でも、アライニン
グローラと共に手差しローラが連動回転して、像支持体
を画像転写部へ確実に給搬送することができるという効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の主要部である手差しローラおよびアラ
イニングローラの駆動装置を示した斜視図、第２図は本
発明の画像形成装置における転写装置のガイド部構造を
示した説明図、第３図は一般的な画像形成装置としての
レーザプリンタを概略的に示した縦断側面図、第４図は
従来の画像形成装置における手差しローラおよびアライ
ニングローラの駆動装置を示した斜視図である。 １・・・プリンタ本体、３・・・排紙トレイ、Ｐ・・・
手差し供給される像支持体としての用紙、４・・・手差
しトレイ、５・・・感光体、６・・・帯電装置、７・・
・レーザ光学系、８・・・現像装置、９・・・転写装置
、１ｏ・・・剥離装置、１１・・・クリーニング装置、
１２・・・除電装置、１３・・・画像転写部、１４・・
・像支持体搬送路、１５・・・自動給紙部、Ｐ′・・・
自動供給される像支持体としての用紙、１６・・・給紙
ローラ、１７・・・移送ローラ、１８・・・アライニン
グローラ、１８ａ・・・アライニングローラの回転駆動
軸、１９・・・手差しローラ、１９ａ・・・手差しロー
ラの回転駆動軸、２ｏ・・・定着装置、２２・・・排紙
ローラ、２８・・・前記アライニングローラおよび手差
しローラの駆動装置、２９・・・駆動モータ、Ａ・・・
第１の回転伝達系、３４・・・第１の回転伝達系に組込
んだ一方向クラッチ、Ｂ・・・第２の回転伝達系、３５
・・・第２の回転伝達系に組込んだ一方向クラッチ、Ｃ
・・・第３の回転伝達系、３６・・・第３の回転伝達系
に組込んだ一方向りラッチ°、３７．３８・・・プーリ
、３９・・・伝動ベルト。 ・ｒ／゛ 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 ２゛３ 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）手差し供給された像支持体を搬入する手差しロー
   ラと、この手差しローラおよび自動供給部側から選択的
   に送られてくる像支持体を画像転写部に給搬送するアラ
   イニングローラと、駆動モータの正転時には手差しロー
   ラを回転駆動し前記モータの逆転時にはアライニングロ
   ーラを回転駆動して手差し供給された像支持体を画像転
   写部に給搬送する作用方向の異なる一対の一方向クラッ
   チを組込んだ第１及び第２の回転伝達系からなるローラ
   駆動装置とを具備する画像形成装置において、前記手差
   しローラの回転駆動軸とアライニングローラの回転駆動
   軸との間に、アライニングローラに対する手差しローラ
   の回転は伝達しないが、アライニングローラの回転は手
   差しローラに伝達し得る一方向クラッチを組込んだ第３
   の回転伝達系を設けてなることを特徴とする画像形成装
   置。
2. （２）第３の回転伝達系がアライニングローラの回転駆
   動軸に固定されたプーリと、手差しローラの回転駆動軸
   に一方向クラッチを介して支持された一方向に空転する
   プーリと、この両プーリ間に巻装された伝動ベルトから
   構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   に記載の画像形成装置。