JPS63298746A - テ−プカセットロ−ディング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オーディオ信号、ビデオ信号あるいは各種情
報信号の記録媒体として用いる密閉型のテープカセット
ローディング装置に関する。

〔従来の技術〕

ディジタル・オーディオ・テープレコーダ（ＤＡＴ　）
　ヤ８　ｍｍ　ヒデオ等に用いる密閉型のテープカセッ
トは、内蔵した磁気テープが直接外部に露出しない様に
、磁気ヘッドとの対向部分にフタがまた駆動部材との係
合面には摺動板が備えてありローディング装置に装着し
た場合に、前記フタ及び摺動板が開放されるようになっ
ている。

第４図は密閉型のテープカセットの上面斜視図であって
、１はテープカセット、２はテープカセット本体（以下
、単に本体と称す）、３は前フタ。

４は摺動板である。

同図のように、この種のテープカセット１は内蔵した磁
気テープは２本体２．前フタ３．摺動板４により外部か
ら完全に保護された状態となっている。

第５図は第４図に示したテープカセットの裏面斜面図で
あって、５は摺動板４に設けた摺動溝。

６は摺動板４の内方に設置され上記摺動溝に係合してこ
れをロックする係合突起である。

なお、第４図と同一符号は同一部分に対応する。

同図において、摺動板４はテープカセット１の裏面な摺
動可能に設けられて１通常の状態ではデープローディン
グ装置の駆動部との係合面を密閉している。

、＠６図は第５図のＡ−Ａ断面図であって、摺動板４は
その摺動溝５の終端部において、該摺動板に形成された
係合孔５′に係合突起６が係合することによってロック
されている。

このように、テープカセット１は１本体２．前面部の前
フタ３．下面部の２カ所の摺動溝５を有する摺動板４か
ら構成され、摺動板４は内部のバネにより前方に押し付
けられており、さらに摺動溝５に設けられた別ピースの
係合突起６によりロックされている。

このようなテープカセットを利用する機器のテープカセ
ットローディング装置は１例えば特開昭６１−１６８１
６８号公報に開示されている様に、テープカセットの前
後、上下形状の相違と阻止部とにより、テープカセット
の挿入を正常な挿入方向からのみ許し、それ以外の方向
からの挿入は、上記阻止部により阻止する様になってい
る。又、該阻止部をパネル近傍に設けることにより、誤
挿入を早期に発見できるようになっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記したように、密閉型のテープカセットは。

摺動板が２カ所の（一対の）係合突起によってロックさ
れており、この２カ所の係合突起のロックが同時に解除
されないと摺動板が摺動しない構造となっている。

しかしながら、上記従来技術においては、テープカセッ
トを正常方向に対して斜めに挿入した場合には１カ所し
かロックが解除されない為挿入できなくなるという問題
がありた。

本発明の目的は、テープカセットが斜めの状態で挿入さ
れても摺動板の２カ所のロックが同時に解除され確実に
挿入することができるようにしたテープカセットローデ
ィング装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、ｙ″−プカセットローディング装置のテー
プカセットを載置案内するカセットホルダに、そのテー
プカセットのロック解除突部の挿入口側近傍に１弾性に
より可動の突起を設け、この突起にテープカセットの摺
動板のロック解除機能を持たせることによって達成され
る。

〔作用〕

テープカセットが斜めに挿入された場合、摺動板をロッ
クしている２カ所の係合突起のうち、カセットホルダの
ロック解除突部に達しない係合突起のロックは新たに設
けた可動突起により解除されるので、テープカセットが
斜めに挿入されてもその摺動板のロックは確実に解除さ
れる。

〔実施例〕

以下２本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図は本発明によるテープカセットローディング装置
の一実施例を示す要部平面図であって。

７はカセットホルダ、８は解除突起、９は可動突起であ
る。

同図においては、ｆ−プカセット１は斜めに挿入された
状態として示しである。

第２図は第１図のＥ−Ｂ断面図、第３図は第１図のＣ−
Ｃ断面図であって、第１図と同一符号は同一部分に対応
する。

第１図、第２図、第３図において、ｆ−プカセットロー
ディング装置のカセットホルダ７には、一対の長方形の
解除突部８およびその挿入口側近傍に一対の可動突起９
が、テープカセット１の摺動溝５に係合する様に設けら
れている。

このカセットホルダ７にテープカセット１を第１図に示
すように斜めに挿入した場合、第２図に示した断面Ｂ−
Ｂ部では係合突起６は解除突部８により上方へ移動され
ロックが解除される。このとき可動突起９は、摺動溝５
が終端しているため摺動板４により図示下方へ移動する
。また、第３図に示したように断面Ｃ−０部においては
、係合突起６は解除突起８まで達しないが、係合突起６
の位置に可動突起９が位置するように該可動突起９が設
置されているので、係合突起６は可動突起９により解除
される。これにより、テープカセット１を斜めに挿入し
た場合でも、２カ所の係合突起６は同時にロックが解除
され、テープカセット１はスムーズにローディング装置
に挿入できる。

なお、係合突起６と同様に、可動突起９は弾性体（図で
はアーム９′）によってカセットホルダ７を通してテー
プカセット１の摺動板４の係合突起６に対向するように
設けているが１本発明はこれに限ることはなく、適宜の
バネ機構によりて可動保持することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように１本発明によれば、ｙ″−プカセッ
ト斜め挿入時の引っかかりをなくしスムーズな挿入が可
能となり、上記従来技術における欠点をなくして優れた
機能のテープカセットローディング装置を提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるテープカセットローディング装置
の一実施例を示す要部平面図、第２図は第１図のＢ−Ｂ
断面図、第３図は第１図のＣ−Ｃ断面図、第４図は密閉
型のテープカセットの上面斜視図、第５図は第４図に示
したテープカセットの裏面斜視図、第６図は第５図のＡ
−Ａ断面図である。 １・・・・・・・・・・・・テープカセット２・・・・
・・・・・・・・本体 ３・・・・・−・・・・・前フタ ４・・−・・・・・・・・摺動板 ５・・−・・・・−・・摺動溝 ６・・・・・−・・・・・係合突起 ７・・・・・・・・・・・・カセットホルダ８・・−・
・・・・・・・解除突部 ９・・・・・・・・・・・・可動突起 代理人　弁理士　小　川　勝　男 ＼１Ｎ も１図 第６図 第　２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、一面に摺動板を有し、該摺動板は常時はロックされ
   ており、ローディング動作時に該摺動板のロックが解除
   されて内蔵の磁気テープに記録再生処理を可能とするテ
   ープカセットローディング装置において、挿入されるテ
   ープカセットを載置案内するカセットホルダと、該カセ
   ットホルダに形成されて挿入されてくるテープカセット
   の摺動板をロックしている一対の係合突起に当接しこれ
   を該摺動板から解除する一対の解除突起と、上記一対の
   解除突起それぞれの前記テープカセット挿入側に設けら
   れて上記係合突起が上記解除突起に当接する以前に上記
   係合突起と当接してこれを該摺動板から解除する可動突
   起とを設け、該テープカセットが斜めに挿入されても上
   記係合突起が上記解除突起と上記可動突起のいずれかに
   よって前記摺動板から解除できる様に構成したことを特
   徴とするテープカセットローディング装置。