JPS63298364A - コロナ放電装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 茨歪分豊 本発明はコロナ放電装置、詳しくは電子写真複写装置、
プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に使用される
コロナ放電装置に関するものである。

従ｍ避 画像形成装置側板間に支持されたガイド仮に固定された
コロナ放電器と、該コロナ放電器が電線により接続され
た高電圧電源とを有するコロナ放電装置は広く知られて
いる。

従来のコロナ放・電装室ではコロナ放電する相手部材で
ある感光体ドラムとコロナ放電器のコロナ、ワイヤーと
の間の高さの精度が出しにくく、しかもコロナワイヤー
の感光体ドラムに対する前後の高さ精度が出せないため
に放電むら、もしくは帯電むらを起こし、画像むらを発
生する原因となっているという問題があった。

従来、転写ドラム軸にガイド部材を設け、そのガイド部
材にコロナ放電器を取付ける方法も知られているが、こ
の場合は転写ドラム内の空間がコロナ放電器とガイド部
材に専有され、高圧電源は別の場所に設置し、電線で接
続しなければならない。高圧電源からコロナ放電器まで
ケーブルを長く這い回すためにノイズが発生し、機械誤
動作の原因になるという問題があった。

置数 本発明は従来の上記の問題点を解消し、コロナワイヤの
高さ精度、位置決め精度、長手方向の平行動の精度等の
精度を向上し、放電むらの少ないコロナ放電装置を提供
することを目的としている。

盪虞 本発明は上記の目的を達成するために、高圧電源が不動
部材に固定され、該高圧電源に設けられるガイド部材に
コロナ放電器が装着固定されることを特徴とする。

本発明の構成及び作用の詳細を図に示す実施例に基づい
て説明する。

第１図は本発明に係るコロナ放電装置を実施したカラー
複写機の一例を示し、感光体ドラム１と転写ドラム２と
コロナ放電装置３とを有する。

感光体ドラムｌには公知の光源装置４により原稿画像が
露光され、公知の方法で静電潜像が形成され、現像装置
５により顕像化され転写ドラムに取付けた転写紙に転写
される。

コロナ放電装置３以外は本発明の要旨外であるので詳し
い説明は省略する。

第２図において転写ドラム２は円筒体の中央部を軸方向
に帯状に残して画像形成幅Ｗ分を切り欠いた中空形状の
ドラム枠体２ａを主体として構成されており、軸方向両
端の環状残肉部をつないでいる帯状残肉部に、転写紙把
持用のシートグリッパ−６が設けられている。このシー
トグリッパ−６は軸６ａを介してドラム枠体２ａに枢支
されたもので、軸６ａの一端はＬ字状に折りまげられ転
写ドラム２の回転とともにこのＬ字状の折り曲げ部がコ
ントロールカム（図示せず）に係合してシートグリッパ
−６が開閉されるように設定されている。又、ドラム枠
体２ａには切り欠き部を十分に覆うようにして誘電体フ
ィルム７が巻き付けられている。

このような転写ドラム２内を貫通する固定軸８が設けら
れている。この固定軸８は中空パイプ状のもので、その
両端は揺動板９，１０により支持され、揺動板９側に対
しては止めつまみ１１との間にばね１２が介在されてい
る。ここで揺動板９の転写ドラム２側にはドラム枠体２
ａの左側端部の内周側を回転自在に保持する複数のコロ
・３４が取付けられている。一方、この固定軸８の他端
側には転写ドラム２の画像形成幅Ｗの外側に位置してこ
の転写ドラム２を回転駆動させるためのアウターロータ
モータ１３が取付けられている。このアウターロータモ
ータ１３は第３図に示すように固定軸８上に固定された
スリーブ１３ａ上に取付けたステータ１３ｂとスリーブ
１３ａ上に軸受１３ｃを介して回転自在に取付けられた
ロータ１３ｄとを有するものである。ここに、ロータ１
３ｄはドラム枠体２ａの端部に内挿されてねじ１４によ
りこのドラム枠体２ａ端部に固定されている。

これにより、ドラム枠体２ａはアウターローターモータ
１３のロータ１３ｄとともに回転するものとなる。そし
て、前記ステータ１３ｂに対するリード電線１３ｅはス
リーブ１３ａの周上に形成した穴及び中空の固定軸８内
を通って外部電源等に対して引き出されている。

前記揺動板９．１０は各々固定軸１５を中心に揺動自在
で、下端がスライド金具１６等に連結されているが、そ
の機構、動作等は本発明の要旨とする点ではないので、
説明を省略する。　また、前記感光体ドラム１の軸１ａ
は図示しない不動部材により支持されている。そして、
この感光体ドラム１も前記アウターロータモータ１３と
は別個のモータ２２により回転駆動されるようにするこ
とができる。

このような構成によれば、アウターロータモータ１３を
駆動させてそのロータ１３ｄを回転させることにより、
転写ドラム２は固定軸８０回りを回転することとなる。

ここに、転写ドラム２の駆動手段がギヤや軸継手等の伝
達機構を介在することなく同軸上にアウターロータモー
タ１３が直結されているので、回転に際して回転変動、
振動を生ずることなく円滑状態で安定して回転する。

前記転写ドラム２内の感光体ドラム１に対向する位置に
は感光体ドラムｌ上の画像を転写紙上に転写させるため
の転写チャージャ１７が第４図に示すように設けられて
いる。

転写チャージャ１７の他に、トナーを転写させた転写紙
を転写ドラム２より剥離し、転写紙及び転写ドラムの誘
電体フィルム７の残留電荷を除去する為の分離除電チャ
ージャ１８、除電チャージャ１９が設けられている。転
写ドラム２内には各チャージ中に高電圧を供給する高圧
電源２３も配置されている。

転写ドラム２の外側には、分離除電チャージャ１８に対
向し、転写ドラムを間にして設けられた第２分離除電チ
ャージャ２０と、除電チャージャ１９に対向し転写ドラ
ム２を間にして設けた第２除電チヤージ中２１がある。

第５図において高圧電源２３から出ている高圧電源入力
線２３は、高圧電源２３の出力を制御するためのもので
、固定軸８内を通って外部にある制御部（図示せず）に
引出されている。

転写チャージ中１７、分離除電チャージヤニ８、除電チ
ャージャ１９はコロナ放電器よりなり、該コロナ放電器
と高圧電源２３とにより夫々コロナ放電装置を形成して
いる。

コロナ放電装置の高圧電源２３は第４図及び第５図にお
いて不動部材、図の例では転写ドラム２の軸である固定
軸８に固定される。

中空形状の転写ドラム２内の中心には固定軸８があり、
通常は空間として広いスペースが空いているので転写ド
ラム２内に高圧電源２３を内設した。

高圧電源２３には固定軸８である転写ドラム軸の外径よ
りやや大きな中空穴がおいており、中空穴に転写ドラム
軸８を挿通し、固定部材２４とねじ２５により転写ドラ
ム軸８に高圧電源２３が位置決め固定されている。

コロナ放電器の構造を転写チャージャ１７を代表として
説明する。転写チャージ中１７は金属製のケーシング１
７ａと、該ケーシング１７ａに固定された絶縁性の後部
エンドグロック１７ｂと、他端の前部エンドブロック１
７ｃと、前部エンドブロック１７ｃと後部エンドグロッ
ク１７ｂとの間に張設されるコロナワイヤー１７ｄとを
有し、ケーシング１７ａからのコロナワイヤ１７ｄの高
さＨが一定になるように構成されている。

高圧電源２３の外周には夫々転写チャージャ１７、分離
除電チャージャ１８、除電チャージャ１９に対応する位
置に中心軸線に平行に延びる凹部２６が形成され、該凹
部２Ｇにはコ字形のガイド２７がねじ２８により固定さ
れる。

コの字形ガイド２７に挿入される摺動体２９がコロナ放
電器（転写チャージ中１７、分離除電チャージャ１８、
分離チャージ中１９）のケーシング（転写チャージャの
ケーシング１７ａ１分離除電チャージャのケーシング１
８ａ、除電チャージャのケーシング１９ａ）に固定され
る。ガイド２７と摺動体２８との間に板ばね２９を挿着
することによりコロナ放電器例えば転写チャージ中１７
を誘電体フィルム７の内面に押圧固定するようにするこ
ともできる。

このようにコロナ放電器を高圧電源２３に固定したガイ
ド２７に挿着固定することにより、コロナワイヤー１７
ｄ、１８ｄ、１９ｄは高圧電源を介して固定軸８すなわ
ち転写ドラム軸に取付けられることになる。したがって
転写ドラム２の中心に対するコロナワイヤの高さ及び位
置決めが行われ、コロナワイヤの長手方向の高さ精度、
平行度の精度が高められることができる。

高圧電源２３から各コロナ放電器への高電圧の供給は、
高圧電源２３に設けた出力゛コネクタ３０の端子よりス
プリング３１を介してコロナ放電器の前部エンドブロッ
ク（例えば１７ｃ）に内設した入力端子３２に接続する
ように構成することにより行われることができる。スプ
リング３１を省略し直接端子同志を接触させることも、
ケーブルを介して接続することもできる。

ガイド２６と摺動体、２９との間に設けた板ばね２９が
コロナ放電器の摺動体２８即ちケーシング１７ａに接触
することにより、ガイド２６は高圧電源２３内のアース
線３３を介して固定軸８に接続され、それによりａ械の
アースに接地することができる。これにより例えば転写
チャージ中の放電を安定させることができる。

ガイドを高圧電源２３の外装として一体形成したり、ガ
イドを用いず直接高圧電源２３にコロナ放電器のケーシ
ングを直接取付けることにより部品点数を減少し、コス
トダウンを計ることもできる。

匿果 本発明により転写ドラムの中心に対してコロナ放電器、
例えば転写チャージャのコロナワイヤーの位置を決める
ことができ、コロナワイヤーの高さ、長手方向の平行度
の精度を高めることができ、放電むらや帯電むらの少な
い安定したコロナ放電装置が得られた。帯電むらがなく
なると画像濃度むら、転写むら、除電むらのない鮮明な
画像が得られる。

本発明によりコロナ放電器と高圧電源とが直接的に接続
されることができ、高電圧ノイズがなくなり、ロジック
回路の安定動作が確保できた。

高圧電源が転写ドラム内に収容されるので装置内の空間
が有効に利用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るコロナ放電装置を利用したカラー
複写機の略説明図、第２図は転写ドラムの一例の詳細を
示す斜視図、第３図は転写ドラムの一端部の断面図、第
４図は転写ドラムと怒光体ドラムの一部の横断面図、第
５図は転写チャージャを通る線における縦断面図である
。 ２・・・転写ドラム　　３・・・コロナ放電装置８・・
・固定軸（不動部材） １７・・・転写チャージャ １８・・・分離除電チャージャ １９・・・除電チャージャ ２３・・・高圧電源 （ほか１名）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）コロナ放電器と、該コロナ放電器に接続される高
   電圧電源とを有するコロナ放電装置において、高圧電源
   が不動部材に固定され、該高圧電源に設けられるガイド
   部材にコロナ放電器が装着固定されることを特徴とする
   コロナ放電装置。
2. （２）前記不動部材が回転自在に支持される中空状ドラ
   ム内を通過する固定軸により構成されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項に記載のコロナ放電装置。