JP4621002B2 - 駆動ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータと該モータにより駆動される回転体を含む駆動ユニット及び該駆動ユニットを備えたプリンタ、コピー機、ファクシミリその他の画像形成装置に関する。
技術の革新や市場からの要求により、近年では複写機等の画像形成装置においても画像形成の高速処理が要求されている。また、画像のカラー化というニーズが高まってきている。画像形成の手法として静電記録の原理を用いたタイプでは、感光体を回転させて光照射により画像を書き込んで静電潜像をつくり、この静電潜像を現像装置部でトナーで可視化し、この可視化された画像をシートに転写してシート上に最終画像を得る。かかる方式の画像形成装置では感光体、現像装置における現像ローラ、その他の装置部において種々の回転体を駆動するのにモーターが使用される。
カラー画像形成装置には、1つの感光体のまわりに複数色の現像装置を備え、それらの現像装置でトナーを付着させて感光体上に合成トナー画像を形成し、そのトナー画像を転写してシートにカラー画像を記録する、いわゆる1ドラム型のものと、並べて備える複数の感光体にそれぞれ個別に現像装置を備え、各感光体上にそれぞれ単色トナー画像を形成し、それらの単色トナー画像を順次転写してシートに合成カラー画像を記録する、いわゆるタンデム型のものとがある。
1ドラム型とタンデム型とを比較すると、前者(1ドラム型)には、感光体が1つであるから、比較的小型化でき、コストも低減できる利点はあるものの、1つの感光体を用いて複数回(通常4回)画像形成を繰り返してフルカラー画像を形成するから、画像形成の高速化には困難であるという特徴がある。また、後者(タンデム型)は、感光体が複数であるから逆に大型化し、コスト高となるものの、画像形成の高速化が容易である利点がある。
最近は、フルカラーもモノクロ並みのスピード要求が望まれることから、タンデム型が注目されてきている。タンデム型は、複数の感光体が並ぶ構成であり、近年では機械の小型化に伴って機械内部の高密度化が進み、マシンサイズの低減要望と相まって本体駆動部の高密度化がさらに進むことになった。同時にカラー化することにより制御対象が増していることから機械内部の制御情報を伝達するハーネス這い回し量も上昇し、これらを省スペースでレイアウトすることが課題となってきている。
従来の画像形成装置において、ハーネス類の取り扱いを向上させることが可能な構成を備えた電装ユニットおよび画像形成装置がある(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示された発明は、設置箇所において挿脱可能な状態に設けられ、トランスやフィルタ及び電装基板類を装備した電源部とこの電源部から給電される制御部とを備えた電装ユニットにおいて、上記電装ユニットは、上記電源部と制御部とが異なる位置で上記設置場所に対して挿脱可能に設けられ、上記電源部は上記設置箇所の外装パネルの一部を構成する表面パネルを備えた板金部材を用いて構成され、上記制御部は上記電源部の設置姿勢と異なる姿勢により配置されていることを特徴とするものであり、制御部を電源部と異なる位置で制御を必要とする部材の近くに配置できることから、制御対象部材との間の配線長さを短くすることができ、配線の取り扱い性を向上させることができるとされる。
一方、マシンサイズの小型化、ハーネス部品の増加に伴い、ハーネスの可動部からの保護やノイズからの保護も課題となってきているが、上記特許文献1にはかかる課題に対する対応が十分とはいえない。
特開2002−185154号公報
本発明は、ハーネスを可動部から保護することができる駆動ユニット及び画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を達成するため以下の構成とした。
本発明に係る駆動ユニットは、モータと該モータにより駆動されるギヤを含み、前記モータを支持するモータ支持部材と該モータ支持部材と対向する対向部材によって前記回転体を支持する構成を有するユニットであって、本体側板に取り付けて用いられる駆動ユニットにおいて、前記対向部材は非導電性の樹脂部材で構成されていてその前記本体側板と接する面には断面形状が凹形のコの字状をしたハーネス溝が形成されており、前記本体側板に当該駆動ユニットが組み付けられた際に前記ハーネス溝の開放部が前記本体側板の平坦な面に対向密着して対をなし、前記本体側板上に配置されたハーネスを収める細長い空洞状のハーネスダクトを、前記本体側板と前記ギヤとの間に形成する構成としている(請求項1)。ここで、前記ハーネス溝は、前記本体側板に配置されるハーネスの配置形状に合わせて形成し、また、前記本体側板には、前記ハーネスが前記ハーネスダクトから外れないように保持するためのハーネス規制部材を設けるのがよい。そして、かかる駆動ユニットを画像形成装置に備えることが可能である。
この発明では、本体側板に格別な形状を要求することなく、該本体側板に配置されるハーネスを簡単な構成で可動部であるギヤから保護してハーネスを這いまわすことができる駆動ユニット、画像形成装置を提供することができる。
以下に、この発明の実施の形態を説明する。
[1]この発明の適用が可能な画像形成装置の概要
フルカラー画像の形成が可能なタンデム型の電子写真装置には、図1に示す直接転写方式と、図2に示す間接転写方式とがある。まず、直接転写方式について説明すると、図1において、感光体100K、100M、100C、100Yが左右方向に間隔をおいて並んでいる。なお、符号の末尾に付したK、M、C、Yはそれぞれ現像色がブラック、マゼンタ、シアン、イエローを示す。各感光体まわりの部材構成は、現像色が異なっても共通であるので、以下では感光体100Yまわりの構成について説明し、他の感光体100K、100M、100Cまわりの部材については、感光体100Kに関連する部材については図中の各部材の符号の末尾にKを付して説明し、感光体100M、100C、100Yの各感光体に関連する部材については図中の各部材の符号の末尾にそれぞれM、C、Yの各符号を付して示し説明は省略する。
感光体100Yのまわりには、よく知られるように、帯電器(図示せず)、現像ローラ500Y、クリーニング装置(図示せず)などが配置されていて、予め帯電器で帯電された感光体500Yは露光装置(図示せず)により原稿画像情報を含む光で露光されて静電潜像が形成され、さらにこの静電潜像は現像装置の一部である現像ローラ500Yから供給されるトナーにより可視像化される。
一方、当該画像形成装置本体3の下部には給紙部1があり、この給紙部1から破線で示すシート搬送路2を経てシート状媒体(図示されず)が搬送されるようになっている。このシート状媒体は一対のレジストローラ700の部位で一旦停止して送り出しのタイミングを整えられて、適時のタイミングで送り出される。
シート状媒体は図示しないが、シート搬送ベルト250により搬送され、この搬送される間に、該シート搬送ベルト250の内側であって、各感光体と対向する部位に配置された転写手段(図示されず)の転写バイアス電圧を利用して、順次各感光体100K、100M、100C、100Y上のカラートナー像が順次重ね転写されて、搬送方向での最下流側のブラックの感光体500Kを通過する時点ではフルカラー画像が形成されている。カラートナー像を担持したシート状媒体は、定着装置800を通過する間に定着されて排紙トレイ4に送り出される。
次に間接転写方式について説明する。図2において、図1で説明した構成部材と共通の部材については、同じ符号で説明する。各感光体100まわりの基本構成は図1におけると同じであるので同じ符号で説明する。
感光体100Y上に形成された各カラートナー画像は図示しない1次転写装置により一旦、ベルト状をした中間転写体200に順次転写されて重ねカラートナー画像が形成される。中間転写体200上の重ねカラートナー画像は、給紙部1よりシート搬送路2をたどって送られ、レジストローラ700を経て送り出されたシート状媒体に、2次転写装置300により一括転写される。転写後のシート状媒体は、定着装置800を通過する間に定着されて排紙トレイ4に排出される。
これら直接転写方式の画像形成装置と、間接転写方式の画像形成装置とを比較すると、前者(直接転写方式の画像形成装置)は、感光体100Y、100C、100M、100Kが並んでいる方向上でシート搬送ベルト250の移動方向(矢印で示す)の上流側に給紙装置(レジストローラ700を含む)を、下流側に定着装置800を配置しなければならず、シート搬送方向上で画像形成装置本体3が大型化する。
これに対し、後者(間接転写方式の画像形成装置)は、2次転写位置300を比較的自由に設置することができる。図2に示したように、ベルト(下側)を下側に突っ張るようにして略逆三角形をしたベルト形状の下の頂点位置に2次転写位置300を配置した如き構成では、レジストローラ700、及び定着装置800を各感光体100Y、100C、100M、100Kが並んでいる部分と重ねて配置することが可能となり、画像形成装置の小型化が可能となる利点がある。
このような特徴をもつ、直接転写方式、間接転写方式はいずれも、モータとこのモータにより駆動される回転体を有していて、複数の感光体100が並ぶ構成をとることで機械内部の高密度化が進み、機械内部のハーネス這い回し量も上昇するが、本発明の適用により可動部である回転体など回転部分に対するハーネスとの干渉が回避される。
[2]駆動ユニット
以下に、図2により説明した間接転写方式における画像形成装置についてその内部構成及び駆動ユニットについて説明する。図3において、ベルト状をした中間転写体200は左右方向をローラ201、202で、略中央寄りの下方をローラ203で、合計3本のローラで支持されている。他に必要に応じテンションローラがあるが図示していない。中間転写体200からカラートナー画像を一括転写されるシート状媒体は、この図3では符号900で示されている。
ローラ203には図2で示したとおり2次転写装置300が中間転写体200を間にして配置されている。図3において、2次転写装置300はモータ301で駆動される。また、ローラ201はモータ201−1で駆動される。感光体100Yはモータ100−1Yで駆動される。
現像ローラ500Yはモータ501−1Yで駆動される。そのギヤ列は次のとおりである。つまり、モータ501−1Yの回転軸にはギヤ5Yが形成されていて、このギヤ5Yは大径の減速ギヤ530Yに噛み合っている。減速ギヤ530Yは小径のギヤ542Yと同軸上にあり、このギヤ542Yは現像ローYラ500と一体的な大径のギヤ600Yと噛み合っている。
ここで、モータ501−1Y、ギヤ5Y、減速ギヤ530Y、ギヤ542Yは後述するように、駆動ユニット501Yを構成する部材である。そして、該駆動ユニット501Yは本体側板に取り付けられ、ギヤ600Y、現像ローラ500Y、モータ100−1Y、感光体100Y及び図示しない帯電器、クリーニング装置などは、図4に示すようにプロセスカートリッジ1000Yに組み込まれている。かかるプロセスカートリッジは各色毎に設けられていて、各色毎に全部で4つあり、それぞれが感光体の軸方向上、図3で手前側にスライドして画像形成装置本体3(および、この画像形成装置と一体的な駆動ユニット)に対してメンテナンス等に際して着脱可能である。
同様に、中間転写体200およびその周辺部材もベルトユニットとして構成されて、図3で手前側にスライドして画像形成装置本体3に対して着脱可能である。
図3において、減速ギヤ530Yとギヤ542Yとの間に、図3には図示しないが、本体側板(図4に符号400で示す。)が位置している。具体的に示すと図4に示すようになり、本体側板400には駆動ユニット501Yが組み付けられ、本体側板400を挟んで駆動ユニット501Yの反対側にはプロセスカートリッジ1000Yが位置している。
以下、図5乃至図8を参照しつつ駆動ユニット501Yについて説明する。各色の駆動ユニットは共通の構成を有しているので、他の駆動ユニット501C、501M、501Kその中、イエローの現像装置にかかる駆動ユニット501Yの構成について代表して説明する。
図6は、図4に示したように駆動ユニット501Yが本体側板400に組み付けられた状態を上から見たときの部分断面図であり、図5は、図6に示した組み立て状態に至る途中の状態を示した駆動ユニットの部分断面図である。図8は、図5において矢印6の向きで本体側板400を見た状態を示している。図7は本体側板400に駆動ユニット501Yが組み付けられる前の状態を示し、本体側板400上にハーネス部分が見えている。
図5、図6において、モータ501−1Yは板状をしたモータ支持部材510に取り付けられている。このモータ支持部材510のモータ取り付け面と反対側の面には断面形状がコの字状をした対向部材520が該モータ支持部材510と対向して設けられている。
モータ支持部材510と対向部材520とで囲まれた空間内にはモータ501−1Yの回転軸が出ていてその先端部に形成されたギヤ5Yは前記したように減速ギヤ530Yと噛み合わされている。減速ギヤ530Yは駆動出力軸532と一体的に構成されている。駆動出力軸532は支持部材510と対向部材520にそれぞれ軸受534、536で支持されている。駆動出力軸532は対向部材520を貫通して本体側板400の内側に突出しており、その先端部にギヤ542Yが固定されている。
このように駆動ユニット501Yは、モータ501−1Yと該モータにより駆動される回転体(減速ギヤ530Y、ギヤ5Y、542Y、駆動出力軸532等)を含み、前記モータを支持するモータ支持部材510と該モータ支持部材と対向する対向部材520によって前記回転体を支持する構成を有するユニットであり、本体側板400に取り付けて用いられる。
駆動ユニット501は本体側板400に組付けられる前にユニット化されており、本体側板400への脱着はユニット単位で行われる。組み立て状態で本体側板400に接する対向部材520の面には上下方向全域にわたり、凹形をしたハーネス溝521が形成され、また、該ハーネス溝521に対して直交する方向には該ハーネス溝521に一端側を連通した状態で凹形をしたハーネス溝522が形成されている。ハーネス溝521の上下方向両端部は外方と連通していて、その端面形状は凹形をしている。
一方、本体側板400にはギヤ542Yを挿通することができるとともに軸受536を取り付ける穴404が形成されている。また、本体側板400の駆動ユニット501Yが取り付けられる側の面には、駆動ユニット501Yを固定支持するための駆動ユニット支持部材420が一体的に形成されている。
また、図7に示すように、本体側板400の駆動ユニット501Yが取り付けられる側の面には、上下方向にハーネス621と、左右方向にハーネス622が這いまわされている。ハーネス621は複数個のクランパ402により本体側板に保持されて、ハーネス溝521に対応する位置に設けられている。同様に、ハーネス522も複数個のクランパ402に保持されてハーネス溝522に対応する位置に設けられている。
ハーネス621は画像形成装置の諸部材と、該諸部材を制御する制御手段等をと結ぶ導線の集合であり、レイアウト上の都合から駆動ユニット501Yを縦断せざるを得ない状況にある。ハーネス622は感光体100Yまわりに配置された帯電器、現像ローラ500Y等に用いられる電力を供給するための導線等を含み、図5にも示すように本体側板400の内側からドロア(フローティングコネクタ、或いは、コネクタ)610を介して本体側板400の外側に導かれたうえで、ハーネス溝522に合致する位置で左右方向に這いまわされて、ハーネス621に合流している。
駆動ユニット501Yを本体側板400に組み付ける際には、図5に示すように、駆動ユニット駆動出力軸532を穴404に合わせ、駆動ユニット501Yを矢印7で示す向きに移動させて、ギヤ542Yを穴404を通して本体側板400の内側に挿通させる。
図6に示すように、駆動ユニット支持部材420にモータ支持部材510を当接させ、図示しない位置決め手段等で駆動ユニット501の位置が定められた状態で駆動ユニット501Yを駆動ユニット支持部材420に固定する。こうして駆動ユニット501Yが本体側板400に組み付けられたとき、対向部材520に形成されたハーネス溝521、522の開放部が本体側板400の面に対向密着して細長い空洞状のハーネスダクトが形成され、ハーネス溝521で形成されるハーネスダクト内にはハーネス621が収容され、ハーネス溝522で形成されるハーネスダクト内にはハーネス622が収容される。
このように、駆動ユニット501Yの対向部材520にハーネス溝を設けてこのハーネス溝で構成されるハーネスダクト内にハーネスを収めることで、レイアウト上の制約から駆動ユニット501Yを避けて駆動ユニット501Yの外側にハーネス621を這いまわさなくても該ハーネスと回転体(この例では減速ギヤ530Y)やその他の回転体の回転部分、可動部等との干渉を避けることができるので、ハーネスの長さが回転部分を迂回させるために伸びてしまい、コスト上昇およびノイズの影響を受けやすくなるのを防ぐことができる。
すなわち、駆動ユニットの本体側板と合致する対向部材にハーネス溝を設けることにより、レイアウト上の制約から駆動ユニットを避けるためにハーネスの長さを余分に長くすることなく、回転部(可動部)からハーネスを保護した駆動ユニットを提供できる。
本例のように、ハーネス溝521、522は、本体側板400に配置されるハーネス621、622の配置形状に合わせて形成することにより確実にハーネスをハーネス溝内に収めることができる。また、ハーネス溝は断面形状が凹形であり、該ハーネス溝と対をなしてハーネス溝を塞いでハーネスダクトを構成する本体側板は格別な形状を要求されることなく、平坦な面で十分なので簡単な構成でハーネスダクトを構成することができる。
対向部材520は被導電性の樹脂部材で構成されており、ハーネス621、622へのカバーなどを新たに追加することなく、対向部材520とハーネス621、622が接触してもハーネス621、622へのノイズ発生を防ぐことができる。つまり、対向部材そのものを非導電性の樹脂材で形成することにより、ハーネスダクトを形成するハーネス部に新たに部材を追加したりして、非導電性にしなくとも、ハーネスへのノイズ混入を防止することができ、誤動作の原因を持たない駆動ユニットを提供することができる。
本例では、本体側板400にハーネス621、622がハーネスダクトから外れないように保持するためのハーネス規制部材としてのクランパ402を設けた。本例ではクランパ402は同一形状のものを複数個設け、ハーネスダクトの外部でもハーネスを保持するのに使用しているが、少なくとも、ハーネスダクト内に設けたクランパ402については、駆動ユニット501Yが本体側板400に対して組み付けられる前にハーネス621、622を規制し位置ずれが生じないように保持する。
これにより、駆動ユニット501Yを本体側板400に組み付ける際に駆動ユニット501Yの裏側となって作業者からハーネス621、622が見えない状況でも駆動ユニット501Yによるハーネス621、622のハーネス溝外での挟み込みを防ぐことができる。
すなわち、ハーネスダクトを形成する本体側板にクランパなどのハーネス規制部材を設けて事前にハーネスの位置を決めることにより、駆動ユニット501Y等を本体側板に装着する際に駆動ユニットの裏側となってハーネスが見えない状況でも対向部材と本体側板の間でハーネスを挟み込んでしまうのを防ぐことができる。
本例では、駆動ユニット501Yが組み付けられる本体側板400の外側(図5、6における本体側板400の右側)表面から本体側板400の内側(図5、6における本体側板400の左側)へハーネスを通すためのドロア610が設けられている。このようなドロア610が設けられている場合でも該ドロア610を含むようにハーネス溝522を形成することによって駆動ユニット501Yの内側からハーネス622を駆動ユニット501Yの外部へ這いまわすことが可能となる。
図6には図示が省略されているが、本体側板400の内側(図中左側)には、図4に示すようにプロセスカートリッジ1000Yが本体側板400に対して図に双方向の矢印で示すように着脱可能に装着される。プロセスカートリッジ1000Yには、感光体100Yや現像ローラ500Y、その他のプロセス機器、部材などが組み付けられている。プロセスカートリッジ1000Yが本体側板400に装着するのに伴い、ギヤ542Yにギヤ600Yが噛み合う。また、感光体100Yまわりに配置された帯電器、現像ローラ500Y等に用いられる電力を供給するための導線等の端子部がドロア610に挿入されて導通状態となる。
本発明を適用した画像形成装置では、省スペース化により部材のレイアウトが過密になり、ハーネスの這いまわし部分に回転体が位置してハーネスに悪影響が及ぶような場合でも、以上に説明した構成を適宜適用することにより、ハーネスを可動部から保護してハーネスへの悪影響を回避して省スペース化を可能にした画像形成装置を提供することができる。
本発明を実施できる画像形成装置の概略構成図である。 本発明を実施できる画像形成装置の概略構成図である。 画像形成装置の要部構成を説明した斜視図である。 駆動ユニット及びプロセスカートリッジの斜視図である。 駆動ユニットの本体側板への組立て中の状態の断面を上から見た図である。 駆動ユニットの本体側板への組立て後の状態の断面を上から見た図である。 駆動ユニットが組み付けられる前の本体側板を示した正面図である。 本体側板に組み付けられた駆動ユニットの正面図である。
符号の説明
400 本体側板
501Y 駆動ユニット
521、522 ハーネス溝

Claims (4)

  1. モータと該モータにより駆動されるギヤを含み、前記モータを支持するモータ支持部材と該モータ支持部材と対向する対向部材によって前記回転体を支持する構成を有するユニットであって、本体側板に取り付けて用いられる駆動ユニットにおいて、
    前記対向部材は非導電性の樹脂部材で構成されていてその前記本体側板と接する面には断面形状が凹形のコの字状をしたハーネス溝が形成されており、前記本体側板に当該駆動ユニットが組み付けられた際に前記ハーネス溝の開放部が前記本体側板の平坦な面に対向密着して対をなし、前記本体側板上に配置されたハーネスを収める細長い空洞状のハーネスダクトを、前記本体側板と前記ギヤとの間に形成することを特徴とする駆動ユニット。
  2. 請求項1記載の駆動ユニットにおいて、
    前記ハーネス溝は、前記本体側板に配置されるハーネスの配置形状に合わせて形成されていることを特徴とする駆動ユニット。
  3. 請求項1又は2に記載の駆動ユニットにおいて、
    前記本体側板には、前記ハーネスが前記ハーネスダクトから外れないように保持するためのハーネス規制部材が設けられていることを特徴とする駆動ユニット。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載の駆動ユニットを具備したことを特徴とする画像形成装置。
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