JPS632979A - 新規キノロン化合物およびその製造法 - Google Patents

新規キノロン化合物およびその製造法

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JPS632979A
JPS632979A JP62120784A JP12078487A JPS632979A JP S632979 A JPS632979 A JP S632979A JP 62120784 A JP62120784 A JP 62120784A JP 12078487 A JP12078487 A JP 12078487A JP S632979 A JPS632979 A JP S632979A
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JP
Japan
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piperazinyl
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alkyl group
salts
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JP62120784A
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Tsutomu Terachi
寺地 務
Kiyo Matsushima
松島 巨
Atsushi Yamamura
山村 敦
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Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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    • C07D215/00Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems
    • C07D215/02Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D215/54Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen attached in position 3
    • C07D215/56Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen attached in position 3 with oxygen atoms in position 4
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は抗菌活性ならびに抗マイコプラズマ活性を有
する新規キノロン化合物およびその塩類、その製造法お
よびそれを有効成分として含有する抗菌ならびに抗マイ
コプラズマ剤に関するものである。
従って、この発明は医薬ならびに動物薬(とりわけ動物
薬)の分野において有用である。
1発明が解決しようとする問題点」 従来、キノロン骨格を有する化合物が知られているが、
この発明は活性や毒性等の点でさらに優れたキノロン化
合物を提供することを目的とするものである。
この目的は、以下に示される構造を有する新規キノロン
化合物を得ることにより達成することができた。
r問題点を解決するための手段」 この発明の目的化合物であるキノロン化合物は新規化合
物であり、下記−般式(I)で示すことができる。
[式中、Rはジ(低級)アルキルアミノ基;ピペラジニ
ル基;低級アルキル基を有するピペラジニル基;モルホ
リニル基;ピロリジニル基またはピペリジル基; R2はシクロ(低級)アルキル基;または低級アルキル
基およびヒドロキシ基を有するフェニル基; R3はカルボキシ基;または保護されたカルボキシ基を
それぞれ意味する。
ただしRがシクロ(低級)アルキル基である場合には、
Rは低級アルキル基を有するピペラジニル基ではなく、
また、ピロリジニル基でもない] この発明によれば、新規キノロン化合物(I>は下記反
応式で示される製造法によって製造することができる。
、/ 製造法1 製造法2 [式中、R、RおよびR3はそれぞれ前と同し意味であ
り、 XおよびYはそれぞれハロゲン、 R1はジ(低級)アルキルアミノ基;1−ピペラジニル
基;低級アルキル基を有する1−ピペラジニル基;モル
ホリノ基;1−ピロリジニル基またはピペリジノ基、 R3は保護されたカルボキシ基をそれぞれ意味する。
ただし、R2がシクロ(低級)アルキル基である場合に
は、R1は低級アルキル基を有する1−ピペラジニル基
ではなく、また、1−ピロリジニル基でもない] 原料化合物(I[)またはその塩類は後記1菫週に開示
されている方法によるかまたはこれらと同様の方法によ
り製造することができる。
目的化合物<I>の好適な塩類は慣用のものであり、例
えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルLL− カリ金属塩、例えば、カルシウム塩、マグネシウム塩等
のアルカリ土類金属塩のような金属塩、アンモニウム塩
、例えば、トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、
ピリジン塩、ピコリン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、
N、N’ −ジベンジルエチレンジアミン塩等の有機塩
基との塩、例えば、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、マレ
イン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンス
ルホン酸塩、ギ酸塩、トルエンスルホン酸塩等ノ有機酸
付加塩、例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨー化水素酸
塩、硫酸塩、燐酸塩等の無機酸付加塩、例えば、アルギ
ニン、アスパラギン酸、グルタミン酸等のアミノ酸との
塩等が挙げられる。
この明細書の以上および以下の記載においてこの発明の
範囲内に包含される種々の定義の好適な例および説明を
以下に詳細に述べる。
「低級」とは、特に指示がなければ、羨素原子数1〜6
個を意味するものとする。
好適な「ハロゲン、としては、塩素、臭素、フッ素およ
びヨー素が挙げられるが、それらの中で好ましいものと
してはフッ素が挙げられる。
好適な1ジ(低級)アルキルアミノ基」としては、ジメ
チルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジイ
ソプロピルアミノ、ジブチルアミノ、ジエチルアミノ、
ジエチルアミノ、エチルメチルアミノ等が挙げられるが
、それらの中で好ましいものとしては、ジ(01〜C4
)アルキルアミノ基が挙げられる。
好適な1ピペラジニル基」としては、1−ピペラジニル
等が挙げられる。
好適な「低級アルキル基を有するピペラジニル基」とし
ては、例えば、4−メチル−1−ピペラジニル、4−エ
チル−1−ピペラジニル、4−プロピル−1−ピペラジ
ニル、4−イソプロピル−1−ピペラジニル、4−へキ
シル−1−ピペラジニル、3−メチル−1−ピペラジニ
ル、3−エチル−1−ピペラジニル、2−エチル−1−
ピペラジニル等の低級アルキル置換1−ピペラジニル基
等が挙げられ、それらの中で好ましいものとしては4−
(低級)アルキル−1−ピペラジニル基および3−(低
級)アルキル−1−ピペラジニル基が挙げられるが、さ
らに好ましいものとしては4− (C,〜C4)アルキ
ル−1−ピペラジニル基および3−(C1〜C4)アル
キル−1−ピペラジニル基が挙げられる。
好適なrモルホリニル基」としては、モルホリノ等が挙
げられる。
好適な「ピロリジニル基」としては、1−ピロリジニル
等が挙げられる。
好適な「ピペリジル基」としては、ピペリジノ等が挙げ
られる。
好適な「低級アルキル基を有する1−ピペラジニル基、
としては、上に例示したような低級アルキル置換1−ピ
ペラジニルが挙げられる。
好適な「シクロ(低級)アルキル基、としては、シクロ
プロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロ
ヘキシルのような戻素原子3〜6個を有するものが挙げ
られ、それらの中で好ましいものとしてはシクロプロピ
ルが挙げられる。
好適な「低級アルキル基およびヒドロキシ基を有するフ
ェニル基」としては、2−メチル−4−ヒドロキシフェ
ニル、2−エチル−4−ヒドロキシフェニル、2−プロ
ピル−4−ヒドロキシフェニル、2−イソプロピル−4
−ヒドロキシフェニル、2−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル、2−へキシル−4−ヒドロキシフェニル、2−
メチル−3−ヒドロキシフェニル、3−メチル−4−ヒ
ドロキシフェニル、2−メチル−6−ヒドロキシフェニ
ル等が挙げられるが、それらの中で好ましいものとして
は、2−(低級)アルキル−4−ヒドロキシフェニル基
が挙げられ、さらに好ましいものとしては、2−(C1
〜C4)アルキル−4−ヒドロキシフェニル基が挙げら
れる。
好適な「保護されたカルボキシ基」としては、エステル
化されたカルボキシ基が挙げられ、そのエステル部分と
しては、例えばメチルエステル、エチルエステル、プロ
ピルエステル、イソプロピルエステル、ブチルエステル
、イソブチルエステル、第三級ブチルエステル、ペンチ
ルエステル、第三級ペンチルエステル、ヘキシルエステ
ル等の低級アルキルエステル; 例えばビニルエステノ呟アリルエステル等の低級アルケ
ニルエステル; イ列えばエチニルエステル、プロピニルエステル等の低
級アルキニルエステル; 例えば2−ヨードエチルエステル、2.2.2=トリク
ロロエチルエステル等のモノ(またはジまたはトリ)ハ
ロ(低級)アルキルエステル;例えばアセトキシメチル
エステル、プロピオニルオキシメチルエステル、1−ア
セトキシプロピルエステル、バレリルオキシメチルエス
テノ呟 ピバロイルオキシメチルエステル、ヘキサノイ
ルオキシメチルエステル、1−アセトキシエチルエステ
ル、2−プロピオニルオキシエチルエステル、1−イソ
ブチリルオキシエチルエステル等の低級アルカノイルオ
キシ(低級)アルキルエステル;例えばメシルメチルエ
ステル、2−メシルエテルエステル等の低級アルカンス
ルホニル(低級)アルキルエステル; 例えばベンジルエステル、4−メトキシベンジルエステ
ル、4−ニトロベンジルエステル、フェネチルエステル
、トリチルエステノ呟 ジフェニルメチルエステJ呟 
 ビス(メトキシフェニル)メチルエステル、3.4−
ジメトキシベンジルエステル、4−ヒドロキシ−3,5
−ジー第三級ブチルベンジルエステル等の、1個以上の
適当な置換基で置換されていてもよいフェニル(低級)
アルキルエステルのようなアル(低級)アルキルエステ
ル; イ列えばメトキシカルボニルオキシメチルエステル、エ
トキシカルボニルオキシメチルエステル、エトキシカル
ボニルオキシエチルエステル等の、アジドで置換されて
いてもよい低級アルコキシカルボニルオキシ(低級)ア
ルキルエステル;複素環エステル(好ましくはオキソ基
で置換されていてもよいベンゾテトラヒドロフリルエス
テル、さらに好ましくはフタリジルエステル);イ列え
ばベンゾイルオキシメチルエステル、ベンゾイルオキシ
エチルエステル、トル才イル才キシエチルエステル等の
アロイルオキシ(低級)アルキルエステル; 例えばフェニルエステル、トリルエステル、第三級ブチ
ルフェニルエステル、キシリルエステル、メシチルエス
テル、クメニルエステル等の、1個以上の適当な置換基
を有していてもよいアリールエステル等のようなものが
挙げられる。
以上に説明諮れた保護されたカルボキシ基の好ましい例
としては低級アルコキシカルボニル基が挙げられ、さら
に好ましいものとしては(01〜C4)アルコキシカル
ボニル基が挙げられる。
この発明の目的化合物(I)の製造法を以下詳細に説明
する。
製造法1 化合物(I)またはその塩類は、化合物(II)または
その塩類を環化反応に付すことにより製造することがで
きる。
この製造法で使用される原料化合物(I[>は新規であ
り、後記製造例で説明する方法またはそれと同様な常法
により製造することができる。
化合物(I[)の好適な塩類としては、化合物(I)に
ついて例示した塩類と同じものが挙げられる。
環化反応は塩基の存在下に行うことができ、塩基の例と
しては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
アルカリ金属水酸化物、例えば水酸化マグネシウム、水
酸化カルシウム等のアルカリ土類金属水酸化物、例えば
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩
、例えば炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等のアルカ
リ土類金属炭酸塩、例えば炭酸水素ナトリウム、炭酸水
素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩、例えば酢酸ナ
トリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、例え
ば燐酸マグネシウム、燐酸カルシウム等のアルカリ土類
金属燐酸塩、例えば燐酸水素二ナトリウム、燐酸水素二
カリウム等のアルカリ金属燐酸水素塩等のような無機塩
基;ならびに、例えばトリメチルアミン、トリエチルア
ミン等のトリアルキルアミン、ビフリン、N−メチルピ
ロリジン等のような有機塩基が挙げられる。
この反応は通常、N、N−ジメチルホルムアミドのよう
な反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で、冷却下から加熱
下の間において、好ましくは水冷下から加温下の間にお
いて行われる。
1盟珠造 化合物(I−b)またはその塩類は、化合物(I−a)
またはその塩類を、カルボキシ保護基の脱離反応に付す
ことにより製造することができる。
化合物(1−a)および(I−b)の好適な塩類として
は、化合物(I>について例示した塩類と同じものが挙
げられる。
この脱離反応は加水分解等のような常法で行われる。
加水分解は好ましくは塩基または酸の存在下に行なわれ
る。
好適な塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム等のアルカリ金属水酸化物、例えば水酸化マグ
ネシウム、水酸化カルシウム等のアルカリ土類金属水酸
化物、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカ
リ金属炭酸塩、例えば炭酸マグネシウム、炭酸カルシウ
ム等のアルカリ土類金属炭酸塩、例えば炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩等
が挙げられる6 好適な酸としては、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、
トリフルオロ酢酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエン
スルホン酸等の有機酸および例えば塩酸、臭化水素酸、
硫酸、燐酸等の無#1酸が挙げられる。トリフルオロ酢
酸を使用する酸性加水分解は通常、例えばフェノール、
アニソール等の陽イオン捕捉剤の添加によって促進され
る。
この反応は通常、酢酸のような反応に悪影響を及ぼさな
い溶媒中、冷却下から加熱下の間において、好ましくは
加温下ないし還流下に行なわれる。
製造法3 化合物(I−c)またはその塩類は、化合物(I[[)
またはその塩類を化合物(IV)またはその塩類と反応
きせることにより製造することができる。
化合物(1−c)および(I[[>の好適な塩類とじて
は、化合物(I)について例示した塩類と同しものが挙
げられ、化合物(mV)の好適な塩類としては、化合物
(I)について例示された有機酸付加塩または無機酸付
加塩が挙げられる。
この反応は製造法1の説明で例示したような塩基の存在
下に行ってもよい。
この反応は通常、水、メタノール、エタノール、プロパ
ツール、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシドのような反応に悪影響を及ぼきない溶媒または
それらの混合物中、冷却下から加熱下の間において、好
ましくは常温から還流下の間において行なわれる。
以上説明した製造法1〜3に従って得られる目的化合物
(I)およびその塩類は、例えば抽出、沈殿化、分別晶
出、再結晶、クロマトグラフィー等の常法により分離、
精製することができる。
1発明の効果」 この発明の目的化合物(I)およびその塩類は、高い抗
菌活性ならびに抗マイフブラズマ活性を示し、人および
動物[例えば、家禽(例えば、位わとり、七面鳥、あひ
る、うずら等)、畜牛、豚、羊、やぎ、家うさぎ、ミン
ク、犬、猫、マウス、ランド、魚等]における、(特に
動物における)ダラム陽性菌およびダラム陰性菌ならび
にマイコプラズマを含む広範囲の病原性微生物の生育を
阻止する。従って、化合物(I)およびその塩類は抗菌
剤ならびに抗マイコプラズマ剤として有用である。
目的化合物(I)中、式: で示される化合物(1−d)およびその塩類はとりわけ
強い抗菌活性ならびに、抗マイコプラズマ活性を示し、
さらに、その毒性は著しく低い。
従って化合物(I−d)は、人および動物、とりわけ動
物に対して殊のほか良好な抗菌剤ならびに抗マイコプラ
ズマ剤である。
目的化合物(1)の有用性を示すために、この発明の代
表的な化合物の抗マイコブラスマ活性ならびに抗菌活性
試験結果および急性毒性試験結果を以下に示す。
試 1:最小  且止濃度(MIC) (Admit験韮 (a)抗マイコプラズマ活性 試験化合物のMICを寒天希釈法により測定した。
寒天板は0.05〜10(b+g / mQの範囲で試
験化合物の倍々希釈液を含むものであった。37°Cで
3日間培養した約105CFLI/m11の液体媒質を
含む接種体o、oimpを水分のない媒質表面に平板状
に広げた。
該平板を二酸化炭素5%、空気95%の加湿雰囲気中に
置き、37℃で3〜4日間インキュベートした。平板上
に生育した集落を低倍率(60倍)で顕微鏡観察した。
集落の生育を完全に阻止した試験化合物の最低濃度を試
験化合物のMICと見なした。
(b)抗菌活性 魚の病気に由来するつ゛イプリオ・アングイラJL、 
J!、 (Vibrio anguillarum )
に対するl’lIcを下記方法によって測定した。
各試験菌株を一夜培養し、その培養プロスを10倍に希
釈しく生菌数約106個/mQ)、各濃度段階の試験化
合物を含む2,5%塩化ナトリウム添加ハート・インフ
ュージョン寒天に接種し、25℃で20時間インキュベ
ートした後、1(ICをpg / mQで表わした。
CB)越Mdし鉦り 1−シクロプロピル−5,6,8−トリフルオロ−7−
(1−ピペラジニル)−4−キノロン−3−カルボン酸
[前記化合物(1−d)]26一 (C>区跨植1 (A)ル(5叙1ム 試験化合物(16mg)をI N  Na0)1(0,
1mQ )および滅菌蒸留水(3,9mQ)に溶解した
この試験化合物の溶液を体重20〜25g、1群5匹の
各ICR系雄性マウスの尾部静脈に注射しく投与量: 
100mg/ kg)、各マウスを7日間観察した。
(B)賎μB「色物 1−シクロプロピル−5,6,8−トリフルオロ−7−
(1−ピペラジニル)−4−キノロン−3−カルボン酸
[前記化合物(I−d)1(C)枚秩楚玉 この発明の目的化合物(I)およびその塩類は、人また
は動物に慣用の方法で投与することができる。
特に動物に対して投与する場合には、化合物(I)およ
びその塩類は経口投与により動物に投与するのが好まし
く、化合物(1)およびその塩類は一般的にはそのまま
の形で、または、例えば水等の適当な担体と混合して、
または飼料と混合して投与すればよい、さらに詳しくは
、化合物(I>およびその塩類は、水溶液の形で飲料水
として、または化合物(I)およびその塩類および動物
飼料ならびに場合によってはその他の飼料添加物よりな
る組成物の形で食料として与えればよい。
−27= 上記の動物飼料組成物の投与形態に関連して述べると、
化合物(1)およびその塩類よりなる食料は、常法、す
なわち、化合物(I)およびその塩類を基礎食料と混合
することにより調製することができる。また基礎食料と
しては、乾燥飼料、液体飼料、ペレット状飼料等の天然
飼料および配合飼料が使用される。好ましい基礎食料と
しては、とうもろこし、米、小麦、マイロ、大豆粉、綿
実粉、小麦ぬか、脱脂米ぬか、魚粉、スキムミルク、乾
燥乳漿、油、脂肪、ムラサキウマゴヤシ粉等のような1
種以上の常用の飼料および炭酸トリカルシウム、塩化ナ
トリウム、塩化コリン、例えば、ビタミンA1 ビタミ
ンD、ビタミンE1 ビタミンB1、ビタミンB2、ビ
タミンB6、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム
、ニコチンアミド、葉酸等のビタミン、例えば、リジン
、メチオニン等のアミノ酸、例えば、硫酸マグネシウム
、硫酸第一鉄、硫酸鋼、硫酸亜鉛、ヨー化カリウム、硫
酸コバルト等の無機質源等のような1種以上の常用の飼
料添加物よりなる配合飼料を使用するのが好ましい。
動物に給飼される基礎食料中の化合物(1)およびその
塩類の量は、動物の種類、生育期間等および動物の感染
の重症度等によって非常な広範囲に変化する。好ましい
投与量は約1p、p、叱と約5000p、 p、 m、
との間の量であり、さらに好ましくは、約10p、 p
、 m、と約1000p、 p、 m、との間の量であ
る。
この発明の新規キノロン化合物(I)はまた、動物に非
経口的に、例えば静脈内注射、筋肉内注射、腹腔的注射
または皮下注射、スプレー等により投与してもよい。そ
のような、非経口投与においては、化合物(1)および
その塩類は水等のような適当な担体と混合して投与する
のが好ましい。
この場合も、化合物(I)およびその塩類の動物に対す
る投与量は、動物の種類、感染の重症度等によって変化
し、その好ましい投与量は通常、化合物(1)およびそ
の塩類の量として約0.1〜1000mg/kg/1日
の範囲から選択される。
1実施例。
以下実施例に従ってこの発明の詳細な説明する。
型」141 3−(2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル)
−3−オキソプロピオン酸エチルエステル(16,0g
 )のオルトギ酸トリエチル(12,6g)および無水
酢酸(15,1g)溶液を2時間還流する。
反応混合物の溶媒を減圧下に留去して、2−エトキシメ
チレン−3−(2,3,4,5,6−ペンタフルオロフ
ェニル)−3−オキソプロピオン酸エチルエステル(1
8,0g )を得る。
IR(フィルム)  :  1705. 1673  
cm−1製造例2 2−エトキシメチレン−3−(2,3,4,5,6−ペ
ンタフルオロフェニル)−3−オキソプロピオン酸エチ
ルエステル(1,0g)をエタノール(20mm )に
溶解する。シクロプロピルアミン(340mg)を溶液
に加え、次いで2時間攪拌する。沈殿を濾取、乾燥して
、2−シクロプロピルアミノメチレン−3−(2,3,
4,5,6−ペンタフルオロフェニル)−3−オキソプ
ロピオン酸エチルエステル(1,1g)を得る。
IR(ヌジョール)  :  3190. 1693.
 1630  cm−’NMR(CDCIs)SpI)
m ’ 11.410.7 (bs、IH)、 8.4
3(s、0.68)、 8.20 (s、o、4H)、
 4.’05 (q、2H。
JニアHz)、 3.3−2.7 (m、IH)、 1
.11 (t、3H。
J=7Hz)、 1.2−0.8 (m、4H)製造例
3 製造例2と同様にして、2−エトキシメチレン−3−(
2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル)−3−
オキソプロピオン酸エチルエステル(7,0g)を、4
−ヒドロキシ−2−メチルアニリン(3,8g)と反応
させて、3−(2,3,4゜5.6−ペンタフルオロフ
ェニル)−2−(4−ヒドロキシ−2−メチルアニリノ
メチレン)−3−オキソプロピオン酸エチルエステル(
5,8g)を得る。
mp : 149〜151’C IR(スジ3−ル)  :  3270. 1670.
 1625  cm−1HMR(CDCIs)Spl)
m ’ 8.70 (s、0.68)、8.50 (s
0.4H)、 7.36−7.06 (m、IH)、 
6.90−6.60 (m。
3l− 2H)、  4.60 (q、21.J=7Hz)、 
 2.37 (s、3H)。
1.17  (t、3H,J=7Hz>製jE例」。
2−シクロプロピルアミノメチレンー3−(2,3,4
,5,6−ペンタフルオロフェニル)−3−オキソプロ
ピオン酸エチルエステル(1,0g)をN、N−ジメチ
ルホルムアミド(121nQ )に溶解し、これに次階
カリウム(0,47g)を水冷下に加える。混合物を常
温で2時間攪拌後、反応混合物を氷水中に注ぐ。沈殿す
る結晶を濾取、水洗し、次いで乾燥して、1−シクロプ
ロピル−5゜6.7.8−テトラフルオロ−4−キノロ
ン−3−カルボン酸エチルエステル(0,94g)を得
る。
mp : 168〜169℃ IR(スジョール)  i  1730. 1632 
 cm−1HMR(CDCIs)δppm : 8.4
6 (s、1)1)、 4.33 (q、2H。
J=7Hz)、 4.03−3.70 (m、LH>、
 1.38 (t、3)1゜J=7Hz>、 1.35
−1.10 (m、4)1)1菫勇1 製造例4と同様にして、3−(2,3,4,5,6=3
2− 一ペンタフルオロフェニル)−2−(4−ヒドロキシ−
2−メチルアニリノメチレン)−3−オキソプロピオン
酸エチルエステル(1,7g ) ヲ、R酸カリウム(
0,57g)の存在下に還化反応に付して、5,6.7
.8−テトラフルオロ−1−(4−ヒドロキシ−2−メ
チルフェニル)−4−キノロン−3−カルボン酸エチル
エステル(1,59g ) ヲ得る。
IR(ス九−ル)  ’  3300. 1695. 
1630  cm−’1菫書玉 1−シクロプロピル−5,6,7,8−テトラフルオロ
−4−キノロン−3−カルボン酸エチルエステル(0,
94g)を、氷酢酸(7m11)ト濃塩酸(21111
1)との混合物に加え、次いで2時間還流する。冷後、
反応混合物を氷水(20fflQ )中に注ぎ、沈殿す
る結晶を濾取、水洗し、次いで乾燥して、1−シクロプ
ロピル−5,6,7,8−テトラフルオロ−4−キノロ
ン−3−カルボン酸(730mg)を得る。
mp : 159〜163℃ IR(スジシール)  ’  1726. 1617 
 cm−’NMR<DMSO−d6)& ppm : 
14.0 (bs、IH)、 8.66(s、LH)、
  4.3−3.8 (m、18)、1.20 (m、
4H)製造例7 製造例6と同様にして、5,6.7.8−テトラフルオ
ロ−1−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−4
−キノロン−3−カルボン酸エチルエステル(1,2g
)と濃塩酸(3mQ )と反応させて、5,6,7.8
−テトラフルオロ−1−(4−ヒドロキシ−2−メチル
フェニル)−4−キノロン−3−カルボン酸(0,75
g)を得る。
mp : 280〜285℃ IR(スジシール)  : 1700. 1620  
cm−1に凰堡↓ 1−シクロプロピル−5,6,7,8−テトラフルオロ
−4−キノロン−3−カルボン酸(3OOmg)(7)
水(5m11)溶液に、ピペラジン(257mg )を
常温で加え、混合物を60℃で3時間攪拌する。
反応混合物を30°Cに冷却し、希塩酸でpH9に調整
する。沈殿する結晶を濾取し、水洗し、次いで乾燥して
、1−シクロプロピル−5,6,8−トリフルオロ−7
−(1−ピペラジニル)−4−キノロン−3−カルボン
酸(120mg)を得る。
mp: >300℃ IR(スジ1−ル)  i  3350. 1730.
 1630  cm−’NMR(CF3Cool)& 
ppm : 1.2−1.9 (4H,m)、 3.8
(4H,brs)、 4.1 (4H,brs)、 4
.3−4.8 (LH,m)。
7.3−8.3  (2)1.brs)、  9.4 
 (ILs)実施例2 1−シクロプロピル−5,6,7,8−テトラフルオロ
−4−キノロン−3−カルボン酸エチルエステル(Lo
g)のジメチルスルホキシド(3omQ)中懸濁液に、
ピペラジン(5,22g)を常温で加え、混合物を40
〜45℃で半時間攪拌する。反応混合物に水(60mQ
 )を25°C未満で滴下し、混合物を水浴中30分間
攪拌する。生成する沈殿を濾取して1%塩酸水溶液(1
30mQ )に溶解し、塩化メチレンで洗浄する。水溶
液を10°Cに冷却し、24%水酸化ナトリウム水溶液
でp)litに調整する。沈殿する結晶を濾取、水洗、
乾燥して、1−シクロプロピルー5,6.8− トリフ
ルオロ−7−(1−ピペラジニル)−4−キノロン−3
−カルボン酸エチルエステル(9,8g)を得る。
mp : 207−210”C IR(スジシール)  ’  3170. 1722.
 1625  cm−”NMR(CDCl2)δppm
 : 1.0−1.4 (4H,m>、 1.37(3
)1.t、J=7.21(z>、 2.8−3.2 (
4B、m)、 3.2−3.5(4H,m>、 3.6
−4.1 (IH,m)、 4.33 (2H,q。
J=7.2Hz)、 8.42 (IH,s)実施例3 1−シクロプロピル−5,6,8−トリフルオロ−7−
(1−ピペラジニル)−4−キノロン−3−カルボン酸
エチルエステル(1,5g)の60%メタノール水溶液
(12,5mQ )中懸濁液に、水酸化ナトリウム(0
,3g)の水(2,5mB溶液を加える。
混合物を50〜55°Cで1時間攪拌し、10%塩酸で
、還流、攪拌下にpH7に調整する。反応混合物を10
℃に冷却し、沈殿する結晶を濾取、乾燥して、1−シク
ロプロピル−5,6,8−トリフルオロ−7=(1−ピ
ペラジニル)−4−キノロン−3−ヵルポン酸(1,2
6g)を得る。
mp : >300℃ IR(スジシール)  :  3350. 1730.
 1630  cm−1HMR(CF3Cool)&p
pm : 1.2−1.9 (4H,m>、 3.8(
48,brs)、 4.1 (4H,brs)、 4.
3−4.8 (IH,m)。
7.3−8.3 (2H,brs)、 9.4 CIH
,s)実施例4 2−シクロプロピルアミノメチレン−3−[2,3,5
,6−チトラフルオロー4−(1−ピペラジニル)フェ
ニル]−3−オキソブロビオン酸(1,5g)をN、N
−ジメチルホルムアミド(20mQ )に溶解し、これ
に次階カリウム(1,0g )を水冷下に加える。混合
物を常温で2時間攪拌後、反応混合物を氷水中に注ぎ、
10%塩酸溶液でpH7に調整する。沈殿する結晶を濾
取し、水洗し、次いで乾燥して、1−シクロプロピル−
5,6,8−トリフルオロ−7−(1−ピペラジニル)
−4−キノロン−3−カルボン酸(o、tg)を得る。
mp  :  >300 ℃ IR(スジシール)  :  3350. 1730.
 1630  cm−’NMR(CF3COOH)δp
pm : 1.2−1.9 <48.m)、 3.8(
4)1.brs)、  4.1  (4)1.brs)
、  4.3−4.8  (LH,m)。
7.3−8.3 (28,brs)、  9.4  (
IH,s)衷】1」旦 1−シクロプロピル−5,6,7,8−テトラフルオロ
−4−キノロン−3−カルボン酸(300mg)のジメ
チルスルホキシド(5mQ)溶液に、モルホリン(17
4mg)を常温で加え、混合物を40〜45°Cで1時
間攪拌する。反応混合物に氷水(30mQ )を加え、
この溶液を希塩酸で中和する。沈殿する結晶を濾取、水
洗し、次いで乾燥して、1−シクロプロピル−5,6,
8−トリプルオロー7−モルホリノー4〜キノロン−3
−カルボン酸(320mg)を得る。
mp =>soo℃ ’LR(ヌジe−ル)  ’  1727. 1630
  am−’犬夏遭1 実施例5と同様にして、5,6.7.8−テトラフルオ
ロ−1−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−4
−キノロン−3−カルボンa(200mg)を、ピペラ
ジン(187mg)と反応許せて、5゜6.8−トリフ
ルオロ−1−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)
−7−(1−ピペラジニル)−4−キノロン−3−カル
ボン酸(130mg )を得る。
1111) : >300℃ IR(スジシール)  :  3450. 1640 
 am−’実施例7 実施例5と同様にして、5.6,7.8−テトラフルオ
ロ−1−(4−ヒドロキシ−2−メツチルフェニル)−
4−キノロン−3−カルボンalp(so。
mg)を、N−メチルビペラジン(272mg )と反
応させて、5,6.8−トリフルオロー1−(4−ヒド
ロキシ−2−メチルフェニル)−7−(4−メチル−1
−ピペラジニル)−4−キノロン−3−カルボン酸(4
80mg)を得る。
mp : >300℃ IR(ヌジa−ル)  :  1730. 1635 
 cm−1実施例8 実施例5と同様にして、5.6,7.8−テトラ=39
− フルオロ−1−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル
)−4−キノロン−3−カルボン酸(500mg)を、
2−メチルビペラジン(267mg )と反応させて、
5,6.8−トリフルオロ−1−(4−ヒドロキシ−2
−メチルフェニル)−7−(3−メチル−1−ピペラジ
ニール)−4−キノロン−3−カルボン酸(450mg
)を得る。
mp : >300℃ IR(スジ9−ル)  :  1627  cm−1犬
産倒1 実施例5と同様にして、5.6.7.8−テトラフルオ
ロ−1−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−4
−キノロン−3−カルボン酸(500mg)を、モルホ
リン(240mg)と反応させて、5゜6.8−トリフ
ルオロ−1−(4−ヒドロキシー−2−メチルフェニル
)−7−モルホリノ−4−キノロン−3−カルボン酸(
550mg ) ’lr 得ル。
rap : >300℃ IR(スジシール)  :  1705. 1630 
 cm  ’40一 実施例10 実施例5と同様にして、5.6,7.8−テトラフルオ
ロ−1−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−4
−キノロン−3−カルボン酸(500mg)を、ピペリ
ジン(232mg )と反応許せて、5゜6.8−トリ
フルオロ−1−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル
)−7−ビペリジノー4−キノロン−3−カルボン酸(
290+ng ) ヲ4% ル。
mp : >300℃ IR(スジミール)  :  1705. 1630 
 cm−’火五孤旦 実施例5と同様にして、5,6,7.8−テトラフルオ
ロ−1−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−4
−キノロン−3−カルボン酸(500mg)をピロリジ
ン(193mg)と反応させて、5.6゜8−トリフル
オロ−1−(4〜ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−
7−(1−ピロリジニル)−4−キノロン−3−カルボ
ン酸(640mg) ヲ得る。
mp : >300℃ IR(スジミール)  :  1725. 1630 
 am−’火!聾 5゜6,7.8−テトラフルオロ−1−(4−ヒドロキ
シ−2−メチルフェニル)−4−キノロン−3−カルボ
ン酸(200mg)のジメチルスルホキシド(3mll
)溶液に、ジメチルアミン・塩酸塩(180mg)およ
びトリエチルアミン(220mg )を常温で加え、混
合物を50°Cで1時間攪拌する。反応混合物に氷水(
3oma )を加え、この水溶液を希塩酸で中和する。
沈殿する結晶を濾取、水洗し、次いで乾燥して、5,6
.8−トリプルオロー1−(4−ヒドロキシ−2−メチ
ルフェニル)−7−シメチルアミノー4−キノロン−3
−カルボン酸(190mg)を得る。
+11p+ 300〜310℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1はジ(低級)アルキルアミノ基;ピペラ
    ジニル基;低級アルキル基を有するピペラジニル基;モ
    ルホリニル基;ピロリジニル基またはピペリジル基; R^2はシクロ(低級)アルキル基;または低級アルキ
    ル基およびヒドロキシ基を有するフェニル基; R^3はカルボキシ基;または保護されたカルボキシ基
    をそれぞれ意味する。 ただしR^2がシクロ(低級)アルキル基である場合に
    は、R^1は低級アルキル基を有するピペラジニル基で
    はなく、また、ピロリジニル基でもない] で示される新規キノロン化合物およびその塩類。 2)1−シクロプロピル5,6,8−トリフルオロ−7
    −(1−ピペラジニル)−4−キノロン−3−カルボン
    酸およびその塩類である特許請求の範囲第1項に記載さ
    れた化合物。 3)(1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R^1はジ(低級)アルキルアミノ基;ピペラ
    ジニル基;低級アルキル基を有するピペラジニル基;モ
    ルホリニル基;ピロリジニル基またはピペリジル基; R^2はシクロ(低級)アルキル基;または低級アルキ
    ル基およびヒドロキシ基を有するフェニル基; R^3はカルボキシ基;または保護されたカルボキシ基
    、 Xはハロゲンをそれぞれ意味する。 ただしR^2がシクロ(低級)アルキル基である場合に
    は、R^1は低級アルキル基を有するピペラジニル基で
    はなく、また、ピロリジニル基でもない] で示される化合物またはその塩類を還化反応に付して、
    式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1、R^2およびR^3はそれぞれ前と同
    じ意味) で示される化合物またはその塩類を得るか、(2)式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I −a) (式中、R^1およびR^2はそれぞれ前と同じ意味で
    あり、 R^3_aは保護されたカルボキシ基を意味する)で示
    される化合物またはその塩類をカルボキシ保護基の脱離
    反応に付して、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I −b) (式中、R^1およびR^はそれぞれ前と同じ意味)で
    示される化合物またはその塩類を得るか、または、 (3)式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^2およびR^3はそれぞれ前と同じ意味で
    あり、 Yはハロゲンを意味する) で示される化合物またはその塩類を、式: R^1_a−H(IV) [式中、R^1_aはジ(低級)アルキルアミノ基;1
    −ピペラジニル基;低級アルキル基を有する1−ピペラ
    ジニル基;モルホリノ基;1−ピロリジニル基またはピ
    ペリジノ基を意味する。 ただし、化合物(III)においてR^2がシクロ(低級
    )アルキル基である場合には、R^1_aは低級アルキ
    ル基を有する1−ピペラジニル基ではなく、また、1−
    ピロリジニル基でもない] で示される化合物またはその塩類と反応させて、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I −c) (式中、R^1_a、R^2およびR^3はそれぞれ前
    と同じ意味) で示される化合物またはその塩類を得ることを特徴とす
    る新規キノロン化合物の製造法。 4)式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1はジ(低級)アルキルアミノ基;ピペラ
    ジニル基;低級アルキル基を有するピペラジニル基;モ
    ルホリニル基;ピロリジニル基またはピペリジル基; R^2はシクロ(低級)アルキル基;または低級アルキ
    ル基およびヒドロキシ基を有するフェニル基; R^3はカルボキシ基;または保護されたカルボキシ基
    をそれぞれ意味する。 ただし、R^2がシクロ(低級)アルキル基である場合
    には、R^1は低級アルキル基を有するピペラジニル基
    ではなく、またピロリジニル基でもない] で示される新規キノロン化合物またはその塩類を有効成
    分として含有する抗菌ならびに抗マイコプラズマ剤。
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