JPS63297887A - 複合管 - Google Patents

複合管

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JPS63297887A
JPS63297887A JP13266387A JP13266387A JPS63297887A JP S63297887 A JPS63297887 A JP S63297887A JP 13266387 A JP13266387 A JP 13266387A JP 13266387 A JP13266387 A JP 13266387A JP S63297887 A JPS63297887 A JP S63297887A
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pipe
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corrosion
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JP13266387A
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小堀 順三
晴久 加藤
近内 信雄
大島 清秀
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は都市下水道管路、工業用下水道管路、温泉排水
管路等の腐蝕性環境で使用することを目的とした耐蝕性
の優れた複合管に関する。
〔従来の技術] 一般に下水道管路等に広く用いられているコンクリート
管、ヒユーム管、アスベスト管等のコンクリートを用い
て製造した管(以下コンクリート管等と称す)は耐酸性
、耐蝕性が劣ることは周知の事実である。
この対策として従来行われて来た事は(1)ポリプロピ
レン樹脂管、塩化ビニル樹脂管等の熱可塑性樹脂管をコ
ンクリート管等の内部に挿入して被覆することにより、
コンクリート管等の耐蝕性の劣る母材が直接腐蝕環境に
露出しないようにすること、(2)レジンコンクリート
を使用すること、(3)コンクリート管等の内面に熱硬
化性樹脂の耐蝕材料を塗布又はライニングすること等で
ある。
(発明が解決しようとする問題点) これらの従来技術には(1)の熱可塑性樹脂を用いる方
法については、熱可塑性樹脂の製造装置上の理由で直径
600#lIl+程度以下の管については有効であるが
、これ以上の径の管の防蝕対策は本方式では極めて困難
である。(2)の方法では通常のコンクリート管等に比
較して製品価格が大巾に高くなる。(3)の方法では塗
布又はライニングした耐蝕材料と母材のコンクリート管
等との密着性に問題があり、又耐蝕材料の表面の平滑性
、品質管理等に問題を有するという技術的欠点があり、
その改良が要請されている。
本発明は管の径による制約を克服し、製品価格も最小に
抑えて、なお耐l!!lI層の密着性、表面平滑性、品
質管理等の問題を解決した耐蝕性複合管を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等はこれらの問題点を解決するために鋭意研究
を行い、予め成形した厚さ0.5〜7IIIIIIのF
RP板をコンクリート管等の内面に貼り付けることによ
り解決し得ることを見出し本発明を完成した。
すなわち本発明はコンクリート管、ヒユーム管、アスベ
スト管等のコンクリートを用いて製造した管の内面に予
め成形した厚み0.5〜7MのFRP板を貼り付けて構
成した複合管である。
本発明のコンクリート管とはポルトランドセメンh、水
、砂、砂利等の無機材料を公知の割合で混合してから回
転円筒体内面に供給し、回転させながら硬化させたコン
リート管をいう。必要により補強のための配筋材の鉄筋
を埋込んで製造することもある。
ヒユーム管とは、コンクリート管とは望同様の配合条件
、製造条件で製造するが、回転加速度を約30G〜10
0Gと大きな加速度を加えて製造する。
アスベスト管とは、アスベスト紙の表面にポルトランド
セメント、水、砂等の無機材料の混合物を分散させ、こ
のアスベスト紙を型材に巻きつけて成形した管である。
これらを総称して本発明ではコンクリートを用いて製造
した管又はコンクリ−1・管等と称することとする。
FRPとはfiber(glass)−reinfor
ced plastics〔(ガラス)繊維等強化プラ
スチックス〕であって、マトリックスとしてエポキシ樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂のい
ずれか1種又は2種以上を用い補強材として硝子m維、
アスベスト繊維、カーボン繊維、ビニロン、ポリプロピ
レン、ポリエステル等の有機繊維、アラミド繊維等を1
種又は2種以上用い、更に必要によりシリカ微粉末、ア
スベスト粉末等の描変性付与剤、炭酸カルシウム、珪砂
、ガラス粉末、タルク、クレー、水酸化アルミニウム、
v4酸バリウム、雲母、ガラスフレーク等の充填剤、着
色剤、増粘剤等を含んだ繊維強化プラスチックスをいう
ここで不飽和ポリエステルとはマレイン酸、フマール酸
、イタコン酸、シトラコン酸等のαβ不飽和二塩基酸又
はその無水物と必要によりフタール酸、イソフタール酸
、テレフタール酸、こはく酸、アジピン酸、セバヂン酸
、アゼライン酸、テi−ラヒドロフタル酸、クロレンデ
ツク酸等の二塩基酸とエチレングリコール、プロピレン
グリコール、プロピレンオキサイド、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル等のグリコール類を用いて常法によりエステル化綜合
反応物を得る。これにハイドロキノン、カテコール、ベ
ンゾキノン等の重合禁止剤を約50〜5001)l)l
加え、更にスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼ
ン、メチルメタアクリレート、ジアリルフタレート等の
ビニル単量体を約20〜50重量%稀釈混合したもので
ある。
ビニルエステル樹脂とは、分子中にエポキシ基を2ヶ以
上有するエポキシ化合物例えば油化シェル社製商品名エ
ピコート828、エピコート1004、ダウケミカル社
製商品名DEN431.438等をエポキシ基1モルに
対して1.0〜0.9モルのアクリル酸、メタアクリル
酸等の不飽和−塩基酸で常法により伺加反応し、スチレ
ン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、ジアリルフタ
レート、メチルメタアクリレート等の単量体で約20〜
50mm%に稀釈したものである。
エポキシ樹脂とは、ビニルエステル樹脂で示した分子中
にエポキシ基を2ヶ以上有する化合物と分子中にアミノ
基を2ヶ以上有するアミン化合物例えばチバガイギン社
製商品名ハードナーHY951、同HY956、同HY
974等との反応硬化物、又は上記エポキシ化合物と多
塩基酸無水物例えばチバガイギー社製商品名ハードナー
HT901、同HT903、同HT905等との反応硬
化物を示す。
FRP板厚は0.5s〜7 tm 、望ましくは1#〜
5蔵が好ましい。0.5#未満では薄すぎるため腐蝕成
分の拡散による浸透が大きく、又ピンホール、貫通欠陥
等が多数存在するFRP板となり、結果的に耐蝕材とし
ての目的を達しない。また板厚が7#Iを越えるとFR
Pの剛性が大きくなりすぎ貼付作業が困難となる、又価
格的にも割高となり、耐蝕材の目的に対して過剰品質と
なる。
FRP板は管内面の円周方向に沿って多数板貼り付けて
もよいが、はぼ円周と等しい幅をもった一枚のFRP板
をそのまま管内面に沿って湾曲させて貼り付けてもよく
、好ましい態様のひとつである。
コンクリート管等とFRP板との接着剤は熱硬化性接着
剤、アクリル樹脂系接着剤、ビニルエステル樹脂系接着
剤、エポキシ樹脂系接着剤等を有効成分とする接着剤が
使用できるが、特に不飽和ポリエステル樹脂系接着剤、
ビニルエステル樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤が
有効であり好ましい。
〔作 用〕
FRP板は、ガラスmm、アスベスト繊維、有機!l雑
等で補強されているので、スラリーの多い下水道管路に
対し耐磨耗性に優れている。またコンクリート管等の内
面に塗布したり、ライニングする場合には!容性に問題
がある上に、ピンホール等の検査が不充分となり勝ちで
あるが、本発明では予め成形し、厚み、ピンホール等を
充分に検査したものを使用するので口過気泡等の問題が
ないばかりでなく、接着剤として専用の充分に強力な接
着剤を使用するので密着性にも問題がない。
予め成形された板を使用するので表面の平滑性にも優れ
ている。
〔実施例〕
以下に本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明はこの実施例によって何等限定されるものではない
ことは勿論である。
(実施例1) 平滑な金属製平板上に、1,200  X3.600″
Iの大きさに切断した硝子繊維(チョツプドストランド
マットEM450)1枚を不飽和ポリエステル樹脂(三
井東圧化学製商品名ニスターR235BN−1)に硬化
触媒として55%メチルエヂルケトンパーオキサイド(
以下MEKPOと称する)1  PHRを加えて充分混
合し、25℃雰囲気中で常法のハンドレーアツブ成形法
により、ガラス含有量約28重間%、厚み約1、 ll
1IIIのFRP平板を成形した。
このFRP平板は金属製平板より脱型する前にピンホー
ルテスター(■サンコラ電子研究所製ピンホールデテク
ター)を用いてピンホール、貫通気泡箇所を確認補修し
た。
このFRP平板を内径1.000m、艮ざ1.100m
のヒユーム管内面に平板成型時の型面が表面になる様に
接着剤〔ウレタン変性不飽和ポリエステル系接着剤(三
井東圧化学■製商品名AD5500〜1700)に55
%のMEKPOl  PHR加えて充分混合したものを
4009/尻の割合で塗布する〕を用いて接着し、常法
により硬化させて耐蝕性複合管を製作した。
比較例として、実施例で用いた硝子繊維及び不飽和ポリ
エステル樹脂(三井東圧化学■製商品名ニスターR23
5BN−1)と触媒(55%MEKPOI  PHR)
を用いて内径1.000m、長さ1.100#III+
のヒユーム管の内面に厚み約1.1#のFRPIをライ
ニング成形して硬化させ、比較例の耐蝕性複合管とした
これらの複合管の耐蝕性、密着性、表面平滑性を調べた
結果を第1表に示す。
ここで耐蝕性の試験は、試料の複合管両端を半円状に耐
蝕材料で固定してシールし、軸を水平に静置し、その内
に深さ最大150sまで60℃の各薬液を入れ、同温度
の雰囲気中に5時間保持した後、薬液を除いてFRP層
内面及びFRP層とヒユーム管層の断面を目視する。
寒熱くり返し試験は0℃、3時間と50℃、3時間とを
4サイクルくり返した結果である。
(第1表) (実施例2) 実施例1と同様に板厚的1.1ammのFRP板を成形
し、第2表の様な紫外線硬化システムの接着剤を400
g/′rIt用いて実施例1と同様なヒユーム管の内面
に接着した。
(第2表) 出来上った耐蝕複合管は第1表の実施制量と同様の性能
を有することが判明した。
(実施例3) 外表面を平滑にしたマンドレル(外径 1.350m1+、長さ1.200m)を水平にセット
し、外表面に硝子繊維及びビニルエステル樹脂(三井東
圧化学@製商品名ニスター)16700)、硬化促進剤
(三井東圧化学W4J製商品名EP62)0.5PHR
,55%M E K P 0 1  P l−I Rを
用いて常法により、板厚3mの円筒形FRPを成形した
。この成形物はピンホールテスターにより貫通気泡、ピ
ンホール等の欠陥がないことを確認し 1ご 。
この円筒体を周の一部を軸に平行に切除し、内径1.0
00M、長さ1.100mのヒユーム管の内面に密着す
るように加工し、実施例1と同様の接着剤を用いてヒユ
ーム管に密着させ複合管を製造した。
この複合管は第1表に示した項目につき実施例1の複合
管と同様の性能を有している事をMt認した。
〔発明の効果〕
本発明により予め成形した厚み0.5aw〜7mのFR
P板をコンクリート管等の内面に貼り付ける事により、
コンクリート管等の径に関係なく大径の管にも容易に適
用でき、またコンクリート管内面に耐蝕材料を塗布又は
ライニングしたものより密着性、表面平滑性に優れ、厚
み、ピンホール等の品質管理上の問題もなく、品質的に
安定した、しかも製品価格的にも適当な耐蝕性複合管と
することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コンクリートを用いて製造した管の内面に予め成形
    した厚み0.5〜7mmのFRP板を貼り付けて構成し
    た複合管。 2、コンクリートを用いて製造した管がコンクリート管
    、ヒューム管、アスベスト管の1種である特許請求の範
    囲第1項記載の複合管。
JP62132663A 1987-05-28 1987-05-28 複合管 Expired - Lifetime JPH0668343B2 (ja)

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JP62132663A JPH0668343B2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28 複合管

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS60232911A (ja) * 1984-05-04 1985-11-19 日本エタニツトパイプ株式会社 内面樹脂被覆コンクリ−ト管の製造方法

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