JPS63297812A - 加湿用ロ−ラ - Google Patents

加湿用ロ−ラ

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Publication number
JPS63297812A
JPS63297812A JP13266187A JP13266187A JPS63297812A JP S63297812 A JPS63297812 A JP S63297812A JP 13266187 A JP13266187 A JP 13266187A JP 13266187 A JP13266187 A JP 13266187A JP S63297812 A JPS63297812 A JP S63297812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
humidifying
porous
peripheral body
hollow cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13266187A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Watabe
弘行 渡部
Yukio Tamura
行雄 田村
Tatsuhiko Motomiya
本宮 達彦
Koichi Numata
沼田 公一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication of JPS63297812A publication Critical patent/JPS63297812A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、抄造紙、塗工紙、印刷紙、あるいはプラスチ
ックフィルムなどの品質を改善するための調湿装置にお
いて使用される、加湿用ローラに関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、抄造紙、塗工紙などでは印刷適性および寸法安定
性の向上のために、また印刷紙ではインク乾燥後におけ
る静電気の除去あるいは作業性の改善のために、さらに
プラスチックフィルムでは成形後のフィルムの帯電性あ
るいは“すべり性″を改善するために、これらのシート
材料を調湿装置に導き、そこで水、水蒸気などの流体を
吹付け、加湿または給湿する方法がとられている。この
調湿方法としては水スプレー法および静電調湿法が多用
されているが、前者縮径10〜20Imの水滴粒子しか
得られず、紙の平均孔径0.5〜4tImに対して大き
いため、紙中への浸透が充分に行われない。また後者は
圧縮空気でスプレーされた水滴に高電圧を印加すること
により径0.5〜2.IAIの細かなエアーミストにで
きるため、紙の繊維間空隙に吸収され易いが、設備費が
嵩むという不利がある。さらにシート面に付着したミス
トが凝集して水滴となり、均一な吸収または付着を妨げ
たり、装置を腐食させたりするという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、この問題の解決のために種々検討の結果、外
部から水分を与えて加湿または給湿するのではなく、送
りローラの周胴部を多孔質セラミックスで形成し、この
内部に加湿媒体を供給してローラ面より水分を発散させ
るようにすれば均一な加湿または給温が達成できること
を見出し完成させたものである。
すなわち、本発明による加湿用ローラは、中空円筒状ロ
ーラの周胴部を多孔質セラミックスで形成し、軸受部に
加湿媒体の供給手段を設けてなるものとしたことを要旨
とするものである。
これをまずオフセット輪転機での適用で例示した図面に
基づいて説明すると、第1図において、給紙ローラ1よ
り供給された印刷原紙は印刷部2゜乾燥部3、加湿冷却
部4を通って、巻き取りローラ5に巻き取られる。加湿
冷却部4には本発明による加湿ローラ6および冷却ロー
ラ7があって、ここで加湿して静電気を除去している。
加湿ローラ6は、第2図に示すように、全体が中空円筒
状をしていて、その軸受部8の一方または両方には水、
水蒸気などの加湿媒体の供給手段が設けられている。加
湿ローラ6の周胴部9は多孔質セラミックスからなって
いて、その表面は平滑に研磨されている。軸受部8より
供給された加圧された加湿媒体は図に矢印で示したよう
にローラ内部に均一に充満し、ローラの回転により生ず
る遠心力により周胴部9の多孔質セラミックス層を透過
して、ローラ表面に水蒸気または微細なミストとしてに
じみ出るため、紙の繊維間空隙に侵入、吸収され効率的
な加湿が達成される。
上記したように、本発明による加湿ローラにおいてはそ
の周胴部が多孔質セラミックスからなっているため、金
属製品のように使用中に錆が生じてこれが紙面に付着し
品質を損ねたり、プラスチック製品のように長期の使用
または雰囲気温度の上昇によってローラが変形したり、
破損することが無く、耐腐食性に優れ1強度も充分にあ
り、長期使用に耐えることができる。またこの加湿ロー
ラでは長期使用によってこの多孔質セラミックス層が水
に含まれる有機物で目詰まりを生じても、加熱すること
で容易に除去できるという利点がある。
この多孔質セラミックスの材質としてはアルミナ質、炭
化けい素質、溶融石実質などのセラミックスが挙げられ
るが、溶融石実質のものでは気孔の均一な形成に制約が
あり、アルミナ質のものでは強度的な理由から長尺のロ
ーラの製造に適さないため、炭化けい素質のものが最も
好ましい。
さらに、炭化けい素質のものでも再結晶法によって得ら
れたものでは若干強度が劣るのに対し、これよりも低温
での製造が可能な反応焼結法によるものが好ましい。反
応焼結法による炭化けい素質焼結体の製造方法は炭化け
い素粉末と炭素粉末とをシリコーンワニスなどのバイン
ダーを使用して成型体とした後、1000℃以上の高温
で溶融けい素と反応させるものである。すなわち、炭素
とけい素とが反応し新たな炭化けい素が生成すると同時
に未反応の遊離けい素が焼結体中に残る。
この生成炭化けい素が反応前から存在した炭化けい素と
こんせん一体となって強度が増加するという特色を持っ
ている。したがって、この方法によるものは直接多孔体
にできないという不利があるものの、酸またはアルカリ
で処理することにより炭化けい素中に含まれる遊離のけ
い素が除去され、非常に容易に多孔体にすることができ
、しかも充分な強度と所望の寸法のものが容易に得られ
る利点がある。
一方、多孔質セラミックス層の開孔気孔径としては10
人〜1+n+s、好ましくは0.1〜10虜あればよく
、気孔径が小さい場合は供給媒体の圧力を高めればよい
(実施例) つぎに、本発明の具体的態様を実施例および比較例によ
り説明するが、本発明はこれに限定されるものではない
実施例 α−炭化けい素1500’ 55重量部、黒鉛粉(粒径
1/jl)27重量部、シリコーンワニス10重量%を
含むフェノールレジン10重量部、トルエン110重量
部をボールミルで混合し乾燥した。この粉末をラバープ
レスにより成型圧1.5t/ciで外径200mmφ、
内径180nmφ、長さ1ooOIの寸法に成型し、空
気中800℃で仮焼した後、1700℃でけい素融液と
反応させ、反応焼結型炭化けい素とした。これを炉外に
取り出すことなく1200℃まで降温し、塩化水素ガス
を0.5cm/secの流速で30分間処理して多孔体
とした。
この多孔体の水銀圧入法による平均細孔径は1.3虜、
気孔率は7.8%、曲げ強度は20kgf/層112で
あった。
次に、この周側面を研摩したものを周胴部として用い、
第2図に示す構造のローラに組み立てた。
これを第1図に示したオフセット輪転機に組み込み、加
湿用ローラの軸心部より1kg/cdの加圧下の水を供
給するとともにローラを470回/分の速さで回転させ
、印刷紙の給温を行った。紙は水滴が付着することなく
巻き取られ、この状態は長期連続稼動の場合でも変化す
ることが無かった。
比較例 1゜ 従来と同様にステンレス製のローラを用いて、その上方
より水を噴霧し印刷紙に加湿した。機械を稼動し始めて
3時間経過したときに加湿装置内の湿度が100%にな
り、紙面および装置の内壁面に水滴の凝縮が認められた
ため、噴霧量を減らしてそのまま稼動を続けたが事態は
一向に改善されなかった。
比較例 2゜ 12X18H10ステンレス銅粉末を用いて、外径20
0Illlφ、内径180mmφ、長さ10001の寸
法の多孔質ローラを実施例と同様にして製造した。この
ローラの平均細孔径は25.、気孔率は30%、曲げ強
度は0 、04 kgf/mm”であった。
このローラ内に水を注入し、ローラを470回/分の速
さで回転させて1000時間使用し、500時間休止し
た後、再稼働させようとしたところ表面に錆が発生して
いたため取外して洗浄しなければならなかった。
(発明の効果) 本発明による加湿用ローラは、連続使用した場合でも半
永久的に使用できるため、処理シートの品質を長期にわ
たり保証できるほか、作業の連続化、簡略化により歩留
まりが向上し製造コストの低下に寄与する。
【図面の簡単な説明】
図面l土いずれも本発明の実施例に係わり、第1図は加
湿用ローラの使用の一例を、オフセット輪転機における
適用で示した工程説明図、第2図は加湿用ローラの一例
を示す部分断面正面図である。 (主要な符号の説明) 6・加湿用ローラ、8・・・軸受部、9・・・周胴部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中空円筒状ローラの周胴部を多孔質セラミックスで
    形成し、軸受部に加湿媒体の供給手段を設けてなる加湿
    用ローラ。 2、多孔質セラミックスが、多孔質炭化けい素である特
    許請求の範囲第1項記載の加湿用ローラ。
JP13266187A 1987-05-28 1987-05-28 加湿用ロ−ラ Pending JPS63297812A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510069A (ja) * 2003-10-28 2007-04-19 メッツォ ペーパー インコーポレイテッド スプレー被覆装置及びスプレー被覆方法
US20120111209A1 (en) * 2009-04-30 2012-05-10 Delfortgroup Ag Arrangement and method for processing a paper web, in particular a cigarette paper web

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