JPS6329672A - スキ−中芯体 - Google Patents

スキ−中芯体

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JPS6329672A
JPS6329672A JP17326286A JP17326286A JPS6329672A JP S6329672 A JPS6329672 A JP S6329672A JP 17326286 A JP17326286 A JP 17326286A JP 17326286 A JP17326286 A JP 17326286A JP S6329672 A JPS6329672 A JP S6329672A
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JP
Japan
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core
ski
acid
aromatic
polyester
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Pending
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JP17326286A
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English (en)
Inventor
岡田 常義
健二 土方
鹿江 敏夫
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Polyplastics Co Ltd
Original Assignee
Polyplastics Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6329672A publication Critical patent/JPS6329672A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスキーの中芯体に関する。
〔従来の技術及び問題点〕
近年、木の代わりに合成樹脂材料からスキーを製造する
技術を開発するためにかなりの努力が払われている。例
えばポリウレタンやガラス繊維強化ABS樹脂のような
合成樹脂材料のみから成形加工によりスキーの中芯体を
製造し、その中芯体よりも更に耐摩耗性をもつ保護用の
上面板及び雪に対して芯よりも良好な滑り特性をもつ材
料で作られた下面板(ソールプレート)を設けることが
提案されている。
合成樹脂から作られたスキーは木製の芯をもったスキー
よりも、製造費が安いことや製造がかなり容易である等
の幾つかの利点を持つが、合成樹脂製の中芯体をもった
スキーは、スキーの滑走に必要な剛性と強度と可撓性等
の物理的特性に合部不足がある。
本発明はこれらの先行技術に見られるような欠点がなく
、優れた強度と剛性と弾性とを有する合成樹脂製の芯を
もつスキーを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者はかかる目的が異方性溶融相を形成しうる溶融
加工性ポリエステル(以下「液晶性ポリエステル」と略
す)の使用により一挙に達成されることを見出し、本発
明を完成するに至った。
即ち本発明は、液晶性ポリエステルを使用したスキーの
中芯体に関する。
本発明でいう中芯体とは、スキーを構成する部材のうち
上面板と下面板(接雪部材)の中間にある任意の層の材
質であって、スキー全長、全幅にわたる場合、或いは足
当部、その他の一部に設けられる場合等の何れにも適用
される一層又は多層よりなる層状部材である。
液晶性ポリエステルを使用した中芯体の形態は特に限定
されないが、例を示せば、フィルム、シート、板、モノ
フィラメント、モノフィラメントの引き揃え物、繊維、
繊維マット、綱状体等である。更にこれらの液晶性ポリ
エステル類の素材とシート状の木質材、竹、紙、アルミ
ニウム、ジュラルミン、スチール、SUS等の金属、プ
ラスチックス、ガラス繊維複合プラスチックス、炭素繊
維複合プラスチックスなどの従来スキーに使用されてい
る素材とを組み合わせた積層体等の複合体も好ましい。
特にフィルム、シートの場合、厚み0.1〜3mmの液
晶性ポリエステル類のシート又はフィルムを少なくとも
1枚使用した積層体よりなる中芯体が適している。
また、棒状、短冊状の液晶性ポリエステルの成形物を1
又は数本使用したものも使用し得る。
本発明で使用する液晶性ポリエステルを具体的に説明す
ると、溶融加工性ポリエステルで、溶融状態でポリマー
分子鎖が規則的な平行配列をとる性質を有している。分
子がこのように配列した状態をしばしば液晶状態または
液晶性物質のネマチック相という。このようなポリマー
は、一般に細長く、偏平で、分子の長軸に沿ってかなり
剛性が高く、普通は同軸または平行のいずれかの関係に
ある複数の連鎖伸長結合を有しているようなモノマーか
ら製造される。
異方性溶融相の性質は、直交偏光子を利用した慣用の偏
光検査法により確認することができる。より具体的には
、異方性溶融相の確認は、Leitz偏光顕微鏡を使用
し、Le i tzホットステージにのせた試料を窒素
雰囲気下で40倍の倍率で観察することにより実施でき
る。上記ポリマーは光学的に異方性である。すなわち、
直交偏光子の間で検査したときに光を透過させる。試料
が光学的に異方性であると、たとえ静止状態であっても
偏光は透過する。
上記の如き異方性溶融相を形成するポリマーの構成成分
としては ■ 芳香族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン酸の1つま
たはそれ以上からなるもの ■ 芳香族ジオール、脂環族ジオール、脂肪族ジオール
の1つまたはそれ以上からなるもの■ 芳香族ヒドロキ
シカルボン酸の1つまたはそれ以上からなるもの ■ 芳香族チオールカルボン酸の1つまたはそれ以上か
らなるもの ■ 芳香族ジチオール、芳香族子オールフェノールの1
つまたはそれ以上からなるもの■ 芳香族ヒドロキシア
ミン、芳香族ジアミンの1つまたはそれ以上からなるも
の 等があげられ、異方性溶融相を形成するポリマーは ■)■と■からなるポリエステル ■)■だけからなるポリエステル ■)■と■と■からなるポリエステル ■)■だけからなるポリチオールエステル■)■と■か
らなるポリチオールエステル■)■と■と■からなるポ
リチオールエステル■)■と■と■からなるポリエステ
ルアミド■)■と■と■と■からなるポリエステルアミ
ド 等の組み合わせから構成される。
更に上記の成分の組み合わせの範嗜には含まれないが、
異方性溶融相を形成するポリマーには芳香族ポリアゾメ
チンが含まれ、かかるポリマーの具体例としては、ポリ
 にトリロー2−メチル−1,4−フェニレンニトリロ
メチリジン−1,4−フェニレンメチリジン);ポリ 
にトリロー2−メチル−1,4−フェニレンニトリロメ
チリジン−1,4−フェニレンメチリジン);およびポ
リ にトリロー2−クロロ−1,4−フェニレンニトリ
ロメチリジン−1,4−フェニレンメチリジン)が挙げ
られる。
更に上記の成分の組み合わせの範嗜には含まれないが、
異方性溶融相を形成するポリマーとしてポリエステルカ
ーボネートが含まれる。これは本質的に4−オキシベン
ゾイル単位、ジオキシフェニル単位、ジオキシカルボニ
ル単位及びテレフタロイル単位からなるものがある。
以下に上記I)〜■)の構成成分となる化合物を列記す
る。
芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、4.4′
−ジフェニルジカルボン酸、4.4’−)ジフェニルジ
カルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ジフェ
ニルエーテル−4,4゛−ジカルボン酸、ジフェノキシ
エタン−4,4′−ジカルボン酸、ジフェノキシブタン
−4,4°−ジカルボン酸、ジフェニルエタン−4,4
”−ジカルボン酸、イソフタル酸、ジフェニルエーテル
−3,3”−ジカルボン酸、ジフェノキシエタン−3,
3゛−ジカルボン酸、ジフェニルエタン−3,3”−ジ
カルボン酸、ナフタレン−1,6−ジカルボン酸の如き
芳香族ジカルボン酸、または、クロロテレフタル酸、ジ
クロロテレフタル酸、ブロモテレフタル酸、メチルテレ
フタル酸、ジメチルテレフタル酸、エチルテレフタル酸
、メトキシテレフタル酸、エトキシテレフタル酸の如き
前記芳香族ジカルボン酸のアルキル、アルコキシまたは
ハロゲン置換体等があげられる。
脂環族ジカルボン酸としては、トランス−1゜4−シク
ロヘキサンジカルボン酸、シス−1,4−シクロヘキサ
ンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸
等の脂環族ジカルボン酸またはトランス−L4−(1−
メチル)シクロヘキサンジカルボン酸、トランス−L4
− (1−クロル)シクロヘキサンジカルボン酸等、上
記指環族ジカルボン酸のアルキル、アルコキシ、または
ハロゲン置換体等があげられる。
芳香族ジオールとしては、ハイドロキノン、レゾルシン
、4.4’−ジヒドロキシジフェニル、4.4゛−ジヒ
ドロキシトリフェニル、2,6−ナフタレンジオール、
4.4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、ビス(4
−ヒドロキシフェノキシ)エタン、3,3゛−ジヒドロ
キシジフェニル、3.3’−ジヒドロキシジフェニルエ
ーテル、L6−1−フタレンジオール、2,2−ビス(
4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2.2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)メタン等の芳香族ジオールまた
は、クロロハイドロキノン、メチルハイドロキノン、1
−ブチルハイドロキノン、フェニルハイドロキノン、メ
トキシハイドロキノン、フェノキシハイドロキノン: 
4−クロルレゾルシン、4−メチルレゾルシン等上記芳
香族ジオールのアルキル、アルコキシまたはハロゲン置
換体があげられる。
脂環族ジオールとしては、トランス−1,4−シクロヘ
キサンジオール、シス−1,4−シクロヘキサンジオー
ル、トランス−1,4−シクロヘキサンジメタツール、
シス−1,4−シクロヘキサンジメタツール、トランス
−1,3−シクロヘキサンジオール、シス−1,2−シ
クロヘキサンジオール、トランス−1,3−シクロヘキ
サンジメタツールの如き脂環族ジオールまたは、トラン
ス−1,4−(1−メチル)シクロヘキサンジオール、
トランス−1,4−(1−クロロ)シクロヘキサンジオ
ールの如き上記脂環族ジオールのアルキル、アルコキシ
またはハロゲン置換体があげられる。
脂肪族ジオールとしては、エチレングリコール、1,3
−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペ
ンチルグリコール等の直鎖状または分枝状脂肪族ジオー
ルがあげられる。
芳香族ヒドロキシカルボン酸としては、4−ヒドロキシ
安息香酸、3−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−
2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−1−ナフトエ酸等の
芳香族ヒドロキシカルボン酸または、3−メチル−4−
ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シ安息香酸、2,6−シメチルー4−ヒドロキシ安息香
酸、3−メトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸、3.5−
ジメトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ
−5−メチル−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−5−
メトキシ−2−ナフトエ酸、3−クロロ−4−ヒドロキ
シ安息香酸、2−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、2
,3−ジクロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジ
クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、2,5−ジクロロ−
4−ヒドロキシ安息香酸、3−ブロモ−4−ヒドロキシ
安息香酸、6−ヒドロキシ−5−クロロ−2−ナフトエ
酸、6−ヒトロキシー7−クロロー2−ナフトエ酸、6
−ヒドロキシ−5,7−ジクロロ−2−ナフトエ酸等の
芳香族ヒドロキシカルボン酸のアルキル、アルコキシま
たはハロゲン買換体があげられる。
芳香族メルカプトカルボン酸としては、4−メルカプト
安息香酸、3−メルカプト安息香酸、6−メルカブトー
2−ナフトエ酸、7−メルカブトー2−ナフトエ酸等が
あげられる。
芳香族ジチオールとしては、ベンゼン−1,4−ジチオ
ール、ベンゼン−1,3−ジチオール、2.6−ナフタ
レン−ジチオール、2,7−ナフタレン−ジチオール等
があげられる。
芳香族メルカプトフェノールとしては、4−メルカプト
フェノール、3−メルカプトフェノール、6−メルカプ
トフェノール、7−メルカプトフェノール等があげられ
る。
芳香族ヒドロキシアミン、芳香族ジアミンとしては4−
アミノフェノール、N−メチル−4−アミノフェノール
、1,4−フェニレンジアミン、N−メチル−1,4−
フェニレンジアミン・N、N’−ジメチル−1,4−フ
ェニレンジアミン\3−アミノフェノール、3−メチル
−4−アミノフェノール、2−クロロ−4−アミンフェ
ノール、4−アミノ−1−ナフトール、4−アミノ−4
゛−ヒドロキシジフェニル、4−アミノ−4゛−ヒドロ
キシジフェニルエーテル、4−アミノ−4゛−ヒドロキ
シジフェニルメタン、4−アミノ−4゛−ヒドロキシジ
フェニルスルフィド、4.4゛−ジアミノフェニルスル
フィド(チオジアニリン) 、4.4’−ジアミノジフ
ェニルスルホン、2.5−ジアミノトルエン、4,4′
−エチレンジアニリン、4.4°−ジアミノジフェノキ
シエタン、4.4゛−ジアミノジフェニルメタン(メチ
レンジアニリン) 、4.4’−ジアミノジフェニルエ
ーテル(オキシジアニリン)などが挙げられる。
上記各成分からなる上記ポリマー■)〜■)は、構成成
分及びポリマー中の組成比、シーフェンス分布によって
は、異方性溶融相を形成するものとしないものが存在す
るが、本発明で用いられるポリマーは上記のポリマーの
中で異方性溶融相を形成するものに限られる。
本発明で用いるのに好適な異方性溶融相を形成するポリ
マーである上記1) 、n) 、I[[)のポリエステ
ル及び■)のポリエステルアミドは、縮合により所要の
反復単位を形成する官能基を有している有機モノマー化
合物同士を反応させることのできる多様なエステル形成
法により生成させることができる。たとえば、これらの
有機モノマー化合物の官能基はカルボン酸基、ヒドロキ
シル基、エステル基、アシルオキシ基、酸ハロゲン化物
、アミン基などでよい。上記有機モノマー化合物は、溶
融アシドリシス法により熱交換流体を存在させずに反応
させることができる。この方法ではモノマーをまず一緒
に加熱して反応!I!7J質の溶融溶液を形成する。反
応を続けてい(と固体のポリマー粒子が液中に懸濁する
ようになる。縮合の最終段階で副生じた揮介物(例、酢
酸または水)の除去を容易にするために真空を適用して
もよい。
また、スラリー重合法も本発明に用いるのに好適な完全
芳香族ポリエステルの形成に採用できる。この方法では
、固体生成物は熱交換媒質中に懸濁した状態で得られる
上記の溶融アシドリシス法およびスラリー重合法のいず
れを採用するにしても、完全芳香族ポリエステルを誘導
する有機モノマー反応物質は、かかるモノマーの常温で
のヒドロキシル基をエステル化した変性形態で(すなわ
ち、低級アシルエステルとして)反応に供することがで
きる。低級アシル基は炭素数約2〜4のものが好ましい
。好ましくは、かかる有機モノマー反応物質の酢酸エス
テルを反応に供する。
更に溶融アシドリシス法又はスラリー法のいずれにも任
意に使用しうる触媒の代表例としては、ジアルキルスズ
オキシド(例、ジブチルスズオキシド)、ジアリールス
ズオキシド、二酸化チタン、三酸化アンチモン、アルコ
キシチタンシリケート、チタンアルコキシド、カルボン
酸のアルカリおよびアルカリ土類金属塩く例、酢酸亜鉛
)、ルイス(例、Rh ) 、ハロゲン化水素(例、H
CI)などの気体状酸触媒などが挙げられる。触媒の使
用量は一般にはモノマーの全重量に基づいて約0.00
1〜1重量%、特に約0.01〜0.2重量%である。
本発明に使用するのに適した完全芳香族ポリマーは、一
般溶剤には実質的に不溶である傾向を示し、したがって
溶液加工には不向きである。
しかし、既に述べたように、これらのポリマーは普通の
溶融加工法により容易に加工することができる。特に好
ましい完全芳香族ポリマーはペンタフルオロフェノール
にはいくらか可溶である。
本発明で用いるのに好適な完全芳香族ポリエステルは一
般に重量平均分子量が約2,000〜200.000 
、好ましくは約10.000〜50,000、特に好ま
しくは約20.000〜25.000である。一方、好
適な完全芳香族ポリエステルアミドは一般に分子量が約
5,000〜50,000、好ましくは約10,000
〜30.000、例えば15.000〜17,000で
ある。かがる分子量の測定は、ゲルパーミェーションク
ロマトグラフィーならびにその他のポリマーの溶液形成
を伴わない標準的測定法、たとえば圧縮成形フィルムに
ついて赤外分光法により末端基を定量することにより実
施できる。また、ペンタフルオロフェノール溶液にして
光散乱法を用いて分子量を測定することもできる。
上記の完全芳香族ポリエステルおよびポリエステルアミ
ドはまた、60℃でペンタフルオロフェノールに0.1
重量%濃度で溶解したときに、少なくとも約2.0d1
7g、たとえば約2,0〜10.0di/gの対数粘度
(1,V、)を一般に示す。
本発明で用いられる異方性溶融相を示すポリマーは、芳
香族ポリエステル及び芳香族ポリエステルアミドが好ま
しく、芳香族ポリエステル及び芳香族ポリエステルアミ
ドを同一分子鎖中に部分的に含むポリエステルも好まし
い例である。
それらを構成する化合物の好ましい例は、2゜6−ナフ
タレンジカルボン酸、2,6−ジヒドロキシナフタレン
、1,4−ジヒドロキシナフタレン及び6−ヒドロキシ
−2−ナフトエ酸等のナフタレン化合物、4,4゛−ジ
フェニルジカルボン酸、4,4゛−ジヒドロキシビフェ
ニル等のビフェニル化合物、下記一般式(1)、(II
)又は(I)で表わされる化合物: (但し、X:アルキレン(C,〜C4)、アルキリテン
、−O−、−5O−1−SO2−、−S−、−CO−よ
り選ばれる基 Yニー((Jlz)、l−(n=1〜4)、−0(CH
z) −0−(n=1〜4)より選ばれる基) p−ヒドロキシ安息香酸、テレフタル酸、ハイドロキノ
ン、p−アミノフェノール及びp−フユニレンジアミン
等のパラ位置換のベンゼン化合物及びそれらの核置換ベ
ンゼン化合物(置換基は塩素、臭素、メチル、フェニル
、1−フェニルエチルより選ばれる)、イソフタル酸、
レゾルシン等のメタ位置換のベンゼン化合物である。
又、上述の構成成分を同一分子鎖中に部分的に含むポリ
エステルの好ましい例は、ポリアルキレンテレフタレー
トであり、アルキル基の炭素数は2乃至4である。
・上述の構成成分の内、ナフタレン化合物、ビフェニル
化合物、パラ位置換ベンゼン化合物より選ばれる1種若
しくは2種以上の化合物を必須の構成成分として含むも
のが更に好ましい例である。又、p−位置換ベンゼン化
合物の内、p−ヒドロキシ安息香酸、メチルハイドロキ
ノン及び1−フェニルエチルハイドロキノンは特に好ま
しい例である。
構成成分の具体的な組み合わせとしては以下のものが例
示される。
17)C−Q−)、(−W咬[−Q−)(−〇全OCO
MCO−’I。
式中2は−C1,−Br、−CH3より選ばれる置換基
であり、Xはアルキレン(C,〜C4)、アルキリデン
、−O−、−5O−1−so2−、−s−、−co−よ
り選ばれる置換基である。
本発明で用いられるのに特に好ましい異方性溶融相を形
成するポリエステルは、6−ヒドロキシ−2−ナフトイ
ル、2.6−シヒドロキシナフタレン及び2.6−ジカ
ルボキシナフタレン等のナフタレン部分含有反復単位を
約10モル%以上の量で含有するものである。好ましい
ポリエステルアミドは上述ナフタレン部分と4−アミノ
フェノール又は1.4−フェニレンジアミンよりなる部
分との反復単位を含有するものである。具体的には以下
の通りである。
(1)木質的に下記反復単位Iおよび■からなるポリエ
ステル。
このポリエステルは約10〜90モル%の単位Iと約1
0〜90モル%の単位■を含有する。l態様において単
位Iは約65〜85モル%、好ましくは約70〜80モ
ル%(例、約75モル%)の量まで存在する。別の態様
において、単位■は約15〜35モル%、好ましくは約
20〜30モル%というずっと低濃度の量で存在する。
また環に結合している水素原子の少なくとも一部は、場
合により、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4の
アルコキシ基、ハロゲン、フェニル、置換フェニルおよ
びこれらの組み合わせよりなる群から選ばれた置換基に
より置換されていてもよい。
(2)本質的に下記反復単位工、■および■からなるポ
リエステル。
このポリエステルは約30〜70モル%の単位Iを含有
する。このポリエステルは、好ましくは、約40〜60
モル%の単位■、約20〜30モル%の単位■、そして
約20〜30モル%の単位■を含有する。また、環に結
合している水素原子の少なくとも一部は、場合により、
炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ
基、ハロゲン、フェニル、置換フェニルおよびこれらの
組み合わせよりなる群から選ばれた置換基により置換さ
れていてもよい。
(3)木質的に下記反復単位I、■、■および■からな
るポリエステル: (式中、Rはメチル、クロロ、ブロモまたはこれらの組
み合せを意味し、芳香環上の水素原子に対する置換基で
ある)、からなり、かつ単位1を約20〜60モル%、
単位■を約5〜18モル%1、HnII[を約5〜35
モル%、そして単位■を約20〜40モル%の世で含有
する。このポリエステルは、好ましくは、約35〜45
モル%の単位I2約10〜15モル%の単位■、約15
〜25モル%の単位■、そして約25〜35モル%の単
位■を含有する。ただし、単位■と■の合計モル濃度は
単位■のモル濃度に実質的に等しい。
また、環に結合している水素原子の少なくとも一部は、
場合により、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4
のアルコキシ基、ノ、ロゲン、フェニル、置換フェニル
およびこれらの組み合わせよりなる群から選ばれた置換
基により置換されていてもよい。この完全芳香族ポリエ
ステルは、60°Cでペンタフルオロフェノールに0.
3w/vχ濃度で溶解したときに少なくとも2.Oa/
gたとえば2.0〜10.0a/gの対数粘度を一般に
示す。
(4)本質的に下記反復単位I、■、■および■からな
るポリエステル: ■ 一般式−EO−Ar−0)  (式中、Arは少な
くとも1個の芳香環を含む2価基を意味する)で示され
るジオキシアリール単位、O○ ■ 一般式(C−Ar’ −〇)  (式中、Ar’ 
は少なくとも1個の芳香環を含む2価基を意味する)で
示されるジカルボキシアリール単位、 からなり、かつ単位Iを約20〜40モル%、単位■を
10モル%を越え、約50モル%以下、単位■を5モル
%を越え、約30モル%以下、そして単位■を5モル%
を越え、約30モル%以下の量で含有する。このポリエ
ステルは、好ましくは、約20〜30モル%(例、約2
5モル%)の単位I、約25〜40モル%(例、約35
モル%)の単位■、約15〜25モル%(例、約20モ
ル%)の単位■、そして約15〜25モル%(例、約2
0モル%)の単位■を含有する。また、環に結合してい
る水素原子の少なくとも一部は、場合により、炭素数1
〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロ
ゲン、フェニル、置換フェニルおよびこれらの組み合わ
せよりなる群から選ばれた置換基により置換されていて
もよい。
単位■と■は、ポリマー主鎖内でこれらの単位を両側の
他の単位につなげている2価の結合が1または2以上の
芳香環上で対称的配置にある(たとえば、ナフタレン環
上に存在するときは互いにパラの位置か、または対角環
上に配置されている)という意味で対称的であるのが好
ましい。ただし、レゾルシノールおよびイソフタル酸か
ら誘導されるような非対称単位も使用できる。
好ましいジオキシアリール単位■は であり、好ましいジカルボキシアリール単位■は である。
(5)本質的に下記反復単位■、■および■からなるポ
リエステル: ■ 一般式(0−Ar−0)(式中、Arは少なくとも
1個の芳香環を含む2価基を意味する)で示されるジオ
キシアリール単位、■ 一般式−EC−Ar’−C) 
 (式中、Ar’ は少なくとも1個の芳香環を含む2
価基を意味する)で示されるジカルボキシアリール単位
、 からなり、かつ単位Iを約10〜90モル%、単位■を
5〜45モル%、単位■を5〜45モル%の量で含有す
る。このポリエステルは、好ましくは、約20〜80モ
ル%の単位【、約10〜40モル%の単位■、そして約
10〜40モル%の単位■を含有する。さらに好ましく
は、このポリエステルは約60〜80モル%の単位工、
約10〜20モル%の単位■、そして約10〜20モル
%の単位■を含有する。また、環に結合している水素原
子の少なくとも一部は、場合により、炭素数1〜4のア
ルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン、フ
ェニル、置換フェニルオヨびこれらの組み合わせよりな
る群から選ばれた置換基により置換されていてもよい。
好ましいジオキシアリール単位■は であり、好ましいジカルボキシアリール単位■は である。
(6)本質的に下記反復単位■、■、■および■からな
るポリエステルアミド: くとも1個の芳香環を含む2価基または2価トランス−
シクロヘキサン基を意味する)、■ 一般式−(Y−A
r−Z)(式中、Arは少なくとも1個の芳香環を含む
2価基、Yは0、NHまたはNRSZはNHまたはNR
をそれぞれ意味し、Rは炭素数1〜6のアルキル基か、
またはアリール基を意味する)、■ 一般式−EO−A
r’−0)  (式中、Ar’ は少なくとも1個の芳
香環を含む2価基を意味する)、 からなり、かつ単位Iを約10〜90モル%、単位■を
約5〜45モル%、単位■を約5〜45モル%、そして
単位■を約0〜40モル%の量で含有する。また、環に
結合している水素原子の少なくとも一部は、場合により
、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキ
シ基、ハロゲン、フェニル、置換フェニルおよびこれら
の組み合わせよりなる群から選ばれた置換基により置換
されていてもよい。
好ましいジカルボキシアリール単位■はであり、好まし
い単位■は であり、好ましいジオキシアリール単位■はである。
更に、本発明の異方性溶融相を形成するポリマーには、
一つの高分子鎖の一部が上記までに説明した異方性溶融
相を形成するポリマーのセグメントから構成され、残り
の部分が異方性溶融相を形成しない熱可塑性樹脂のセグ
メントから構成されるポリマーも含まれる。
上述の液晶性ポリエステルは自己補強効果と相まって高
強度の素材であり、線膨張係数が小さく成型収縮率も小
さいため寸法の狂いが少ない。溶融粘度が低く流動性が
良い反面、180〜200℃の高温にも耐える。耐薬品
性、耐候性、耐熱水性が良く、化学的に極めて不活性で
あると同時に、他に対しても影響を及ぼさない。
本発明の中芯体の製造の具体的態様として、(1)中芯
体を構成する他の素材を組み立てておき、本発明の液晶
性ポリエステルを例えば射出成形により所定位置に注入
し一体のものとして作る場合と、 に)液晶性ポリエステルを成形して中芯体素材を別に作
っておき、これを接着剤などで他の素材と積層して中芯
体を構成する場合 とに大きく二つに分かれる。
液晶性ポリエステルの成形時に接着積層が行われる(1
)によると、貼り合わせよりも手間を要せず、また接合
は合成樹脂相互の溶着によるため、得られた中芯体は反
覆して激しく撓みを受けても、接着1層が介在する場合
と異なってその接合面にずれが起こらず、ソール板の剥
離が生じ難い利点を有する。但し射出成形するに当たっ
ては、中間点にゲートを設けるとゲート部分で樹脂の配
向が乱れて強度が低下し、スキーの折損を招き易いので
、スキーの長手方向の一端に射出ゲートを設ける様にす
ると、中芯体の全長にわたって同一の分子配向、結晶配
向が起こり好都合である。
次に中芯体を液晶性ポリエステル類の成形体を一要素と
する積層体で構成する場合(2)について説明すると、
この場合には液晶性ポリエステルはフィルム、シート、
板、モノフィラメント、モノフィラメントの引き揃え物
、繊維、繊維マット、網状体等の少なくとも1種以上か
ら構成されたいずれの形態もとり得る。
一般的に液晶性ポリエステルは射出成形、或いは押出成
形した場合に分子配向が緻密で配向度の高いスキン層と
比較的配向度の低いコアー層とが形成され、これらの両
層の性質の差は非常に大きい。成形時に形成されるスキ
ン層の厚みはほぼ一定であるので、成形品中に占めるス
キン層の割合は成形品の厚みが薄い程大きく、従って成
形品の性質にはスキン層の性質、即ち高弾性率、高強度
が強く発現するが、成形品の厚みが厚いほど成形品の性
質はスキン層の性質、即ち高弾性率、高強度の発現が弱
くなる。これに対してコアー層はスキー中芯体に振動減
衰性、ダンピング性能を与える。スキーの性能は中芯体
に支配されることは言うまでもないが、スキーには初心
者向け、上級考量け、競技用等があり、また競技用にも
各種のものがあって目標性能が多種多様である。本発明
においては、厚さが0.1〜3mmで、比較的スキン層
の占める割合が太き(、高強度、高弾性率、高振動減衰
性のバランスした液晶性ポリエステルのフィルム、シー
トを少なくとも一つの構成要素として用い、これを同種
又は他種シートとの積層体としてスキーの中芯体を構成
することにより、高弾性率、高剛性のものから、比較的
柔らかいものまで調整が可能であり、大抵の目標性能の
ものが得られる。
積層体にして使用する場合には、液晶性ポリエステルを
押出成形でシートに成形した後、他のシートと接着剤で
積層しても良いが、前述の如(成形同時積層法に倣って
液晶性ポリエステルシート部分以外の積層体を作って置
き、これを成形金型内にセットし、また金型内面には上
方板及び下方板(ソールプレート)を密着させその空間
部に液晶性ポリエステルを射出成形する方法は非常に好
ましい製造方法である。
モノフィラメント、モノフィラメントの引き揃え物、繊
維、繊維マット、或いは網状体の形態で使用する場合に
は、液晶性ポリエステル自体で構成される要素自体は比
較的細いものであるから、スキン層の形容が比較的多く
発現されるが、これらを使用する場合には他の素材との
接着及びそれらの要素同志の接着にバインダー、接着剤
等を使用して二次元的な広がりを持たせることにより中
芯体を構成させる事になるので、液晶性ポリエステル自
体で構成される要素の密度、バインダー、接着剤の種類
などの他の因子も中芯体の性能に影響を及ぼすので、そ
れらの選定には注意を要する。
好ましいバインダーとしては、エポキシ樹脂系、ポリウ
レタン樹脂系、ポリエステル樹脂系、エポキシ−フェノ
ール樹脂系、ABS等のゴム質樹脂系、ポリエーテル樹
脂系等がある。また、接着剤の例を示せば、エポキシ樹
脂系、フェノール樹脂系等の熱硬化性樹脂系、ポリ酢酸
ビニル系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリオレフ
ィン系、アクリル酸系等の熱可塑性樹脂系、シリコーン
ゴム系、ブタジェン系、ブタジェン−スチレン系、ブタ
ジェン−イソプレン系、ポリウレタンゴム系等のゴム系
、ゴム/フェノール系、エポキシ/ナイロン系等の複合
系等が挙げられる。特に接着操作の面からホソトメルト
タイプの接着剤が好ましい。
本発明に於いては、液晶性ポリエステルは上面板、下面
板、エツジなどを除くスキーの大部分を構成するような
使い方で中芯体の全部を形成する様に使用しても良く、
また中芯体の一構成成分として、スキーの幅一杯のフィ
ルム、シートの形で使用しても良いし、或いは中芯体の
中心部に細い幅で使用しても良く、特に限定されない。
本発明の中芯体に使用する液晶性ポリエステルには、ガ
ラス繊維、炭素繊維等の繊維状補強材、雲母、ガラスフ
レークなどの板状補強材、ウオラストナイトなどの粉状
補強材を混合すれば、更に剛性を向上させ、或いは強度
の方向性や涙れ抵抗性や耐反り変形性等を改善すること
ができ、適宜目的に応じて配合すれば良い。特に液晶性
ポリエステルのフィルム又はシートにガラス繊維又はカ
ーボン繊維を配合又は含浸したものは、本発明の目的に
好ましく使用し得る。
また、その他通常プラスチックスに混合される着色料、
充填剤、滑剤等を混合しても良い。
〔発明の効果〕
液晶性ポリエステルは結晶配向、分子配向の特徴上非結
晶性のABS樹脂等と異なり、それ自体配向方向で高弾
性率を有する一方、適度の粘性を有するという利点を有
する。本発明に従い液晶性ポリエステルをスキーの中芯
体に使用することによって、スキーに対しスキー長手方
向の剛性、と粘性、換言すれば振動減衰性の他に涙れ剛
性も付与される。
特に液晶性ポリエステルを中芯体として使用することに
よる振動減衰性の効果は、足部の受ける特殊な長期間の
衝撃を緩和し、足の関節等の保護効果を有し、疲労その
他の障害を防ぐことも期待される。
また、液晶性ポリエステルは線膨張係数が小さいため、
温度変化によってスキーが変形することが少なく、例え
ば従来の如き室温でいかにフラット仕上げしておいても
雪上での使用時にはソールが特に幅方向で湾曲する様な
事が少ないという利点がある。
本発明に於いては、液晶性ポリエステルの使用により特
に繊維状補強充填剤を使用しなくともよく、製造工程の
簡略化に寄与し得る。また所望する性能によっては繊維
補強充填剤を混合してもよいが、無配向の合成樹脂の場
合と異なり、粘性を低下させることなく、配向方向の剛
性を調節することができる。
〔実 施 例〕
次に実施例を挙げて説明するが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
なお、夫々の実施例で用いたレジンA、B。
C,D、 E及びFとは夫々下記の構造の液晶性ポリエ
ステルであって、本発明の特徴をなすスキー中芯体の構
成材料として適切な物質である。
=60/20/20 =70/15/15 =60/20/20 =6 8/1 6/1 6 (以上の数字はモル比) 実施例1.2 射出成形金型内に別に製作した上面板と下面板をセット
し、スキー後端部に設けた射出ノズルよりレジンA及び
Cを夫々側々に使用して300℃で射出成形した。
この中芯体は厚みが1mmで何れも弾性率が高く剛性が
大きいにも拘わらず振動の減衰率が大きい。従って、滑
走回転に伴い必然的に涙れ、振動及び衝撃の応力が加わ
るが、液晶性ポリエステルの優れた曲げ剛性、捩れ剛性
、振動減衰性が発渾され、回転操作での操縦性を阻害す
ることがなくなり、またスキー操作時の雪面の微少な凹
凸より発生する振動、例えばアイスバーン状の微振動を
抑えるため、優れたスキーが得られた。
実施例3〜8 レジンA−Fを夫々側々に使用して厚み0.1m111
、幅40mmの帯状シートを押出成形で製作し、第1図
の如く積層組立を行った。第1図は本発明の中芯体を使
用したスキーの断面略示図で、1は上記の本発明の液晶
性ポリエステルからなる帯状シート、2はエポキシ樹脂
含浸ガラス繊維布、3はエポキシ樹脂含浸炭素繊維一方
向品、4は本芯である。
この中芯体は全般に実施例1.2の吻より撓みが大きく
、振動減衰性に優れていた。この中芯体に通常の如く上
面板と下面板、エツジ、エツジライナーなどを取付けて
スキーとしたが、使用したレジンの種1(A−F)によ
り微妙な差はあるものの、全般に実施例1.2で述べた
と同様にスキー材として総合的に極めて優れた性能を有
するものであることが認められた。
実施例9 レジンAからなる直径0.1mmのモノフィラメントを
ほぼ隙間なく引き揃え、エポキシ樹脂を含浸固化した厚
み約0.2mmのフィルムを使用して実施例3〜8と同
様のスキーを製作し、良好な性能を有することが認めら
れた。
実施例10 レジンAを使用した5デニールの短繊維から厚み11目
付け100g/m”の不織布を作り、エポキシ樹脂を含
浸固化した厚み約IIIImのシートを使用して実施例
3〜8と同様のスキーを製作した。これも良好なスキー
材としての性能を有するものであった。
実施例11.12 レジンA及びDを使用して厚み2IIIII+、幅40
mmの帯状シートに50重量%のカーボン繊維を長手方
向に配列、複合させたシートを用いて実施例3〜8と同
様のスキーを製作した。これも良好な性能を有するスキ
ー材であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の中芯体を使用したスキーの断面略示図
である。 に本発明の液晶性ポリエステルの押出成形シート 2:エポキシ樹脂含浸ガラス繊維布 3:エポキシ樹脂含浸炭素繊維一方向品4:木芯 出願人代理人  古 谷   馨 第  1  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 異方性溶融相を形成しうる溶融加工性ポリエステル
    を使用したことを特徴とするスキーの中芯体。 2 異方性溶融相を形成し得る溶融加工性ポリエステル
    がフィルム、シート、板、モノフィラメント、モノフィ
    ラメントの引き揃え物、繊維、繊維マット及び網状体か
    ら選ばれた少なくとも1種以上の成形体として中芯体の
    少なくとも一部を構成している特許請求の範囲第1項記
    載のスキーの中芯体。 3 異方性溶融相を形成しうる溶融加工性ポリエステル
    の成形体が厚み0.1〜3mmのフィルム又はシートで
    ある特許請求の範囲第2項記載のスキーの中芯体。 4 異方性溶融相を形成しうる溶融加工性ポリエステル
    の成形体が他の素材の1種又は2種以上と積層体を構成
    している特許請求の範囲第2項又は第3項記載のスキー
    の中芯体。 5 他の素材が木質材、金属、ガラス繊維複合プラスチ
    ックス又は炭素繊維複合プラスチックスである特許請求
    の範囲第4項記載のスキーの中芯体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03109984U (ja) * 1990-02-27 1991-11-12
US5217243A (en) * 1990-05-15 1993-06-08 Salomon S.A. Ski and process for its manufacture
US5288097A (en) * 1987-02-27 1994-02-22 Salomon S.A. Process for manufacturing a ski, and a ski manufactured by the process
RU2740252C1 (ru) * 2020-08-19 2021-01-12 Акционерное общество "Опытно-Экспериментальный завод "ВладМиВа" Способ определения прочности соединения стоматологического материала для фиксации с твердыми тканями зуба и материалом несъемных зубных протезов и приспособление для его реализации

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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