JPS63295792A - 塗被紙用組成物 - Google Patents

塗被紙用組成物

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JPS63295792A
JPS63295792A JP13001487A JP13001487A JPS63295792A JP S63295792 A JPS63295792 A JP S63295792A JP 13001487 A JP13001487 A JP 13001487A JP 13001487 A JP13001487 A JP 13001487A JP S63295792 A JPS63295792 A JP S63295792A
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JP
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JP13001487A
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English (en)
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金田 勝美
富田 正夫
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙の不透明性及び剛性向上を付与する塗被紙用
組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来、塗被紙用組成物は、主にカオリン、クレー、炭酸
カルシウム、水酸化アルミニウム、サテンホワイト、酸
化チタン等の塗被紙用顔料を100重量部及びバインダ
ーとして水溶性高分子、例えばカゼイン、澱粉、ポリビ
ニルアルコール等を2〜15重量部と合成樹脂ラテック
スが8〜15部から成っているものが多い0合成樹脂ラ
テックスとしては、現在SBRすなわちスチレン−ブタ
ジェン系ラテックスが主流で、平均粒子径が1000〜
3000人の合成ゴムラテックスが主に使用されている
。これらの塗被紙用組成物を、通常塗工原紙の片面あた
り8g/nf〜20g/ rd塗工し、商業用印刷用紙
として供している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、近年塗工紙の薄物指向と塗工量の微量化により
塗工原紙片面あたり3g/rrf〜7g/rrlのいわ
ゆる微塗工紙が出現している。この塗工紙の軽量化によ
り紙の不透明度の低下及び剛度(腰)の低下が大きく、
印刷作業性及び印刷物の外観が著しくl員なわれてしま
う。
本発明は上記軽量化に伴う問題である不透明度や剛度を
向上しながら従来の印刷適性を塗被紙に付与する組成物
を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記本発明の目的は、少な(とも顔料及びバインダーを
含む塗被紙用組成物において、バイダー中の20〜50
重世%がガラス転移温度が50゛C以上で、平均粒子径
が4000人から7000人である重合体エマルシラン
であることを特徴とする塗被紙用組成物により達成され
る。
本発明において使用する重合体のガラス転移温度(以下
Tgと称する)は50℃以上であることが必要であり、
50℃未満では紙の不透明度、剛度が向上しない。
またその平均粒子径は4000〜7000人である。平
均粒子径4000人未満の場合には不透明度の発現が著
しく低下する。また7000人を超えると塗被組成物の
高速剪断下での粘性が悪化し、塗工適性が不良となるの
で好ましくない、好ましくは4500人〜6000人で
ある。
本発明の重合体の重合成分としては用いる単量体として
は例えば次のようなものが挙げられる。
モノオレフィン系不飽和化合物として、例えばアクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アク
リル酸2エチルヘキシル、アクリル酸ヒドロキシエチル
、アクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸グリシジ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸ブチル、メタクリル酸2エチルヘキシル、メタク
リル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシエチ
ル、メタクリル酸グリシジル、アクリルアミド、メタク
リルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−メト
キシメチルアクリルアミド、N−メチロールメタクリル
アミド、N−メトキシメチルメタクリルアミド、アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、フマル酸アルキルエ
ステル、イタコン酸アルキルエステル、アクリロニトリ
ル、メタアクリロニトリル、酢酸ビニル等、又芳香族ア
ルケニル化合物として、例えばスチレン、アルファメチ
ルスチレン、クロロスチレン、ジメチルスチレン、ジビ
ニルベンゼン等があり、これらの単量体は1種又は2種
以上の組み合わせで用いることができる。
またジオレフィン系不飽和化合物として、例えばブタジ
ェン、イソプレン、2−クロロブタジェン等の共役ビニ
ル基を持つ単量体も使用可能であるが、これら共役ジエ
ンは全単量体成分の20重量%を超えて用いることはで
きない、20重量%を超えて共重合するとTgが50℃
未満となって不透明度の発現性が見られず、剛度の向上
もなくなる。好ましくは18重量%以下である。
本発明の方法においては重合開始触媒として通常のラジ
カル開始剤、例えば過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム
、過硫酸アンモニウム等の水溶性の過酸化物或いはこれ
らと、例えば重亜硫酸ソーダ、亜硫酸ソーダ、千オ硫酸
ソーダ等のレドックス系の水溶性還元剤とを併用するこ
とが出来る。
反応は通常50〜100℃の温度、O〜10にg / 
cdの圧力の範囲で行われる。全単量体の添加は一括添
加、分割添加、又は連続添加する。また重合中、粒子の
安定化のため例えばアルキルベンゼンスルホン酸ソーダ
、アルキル硫酸ソーダ、アルキルアルコール硫酸ソーダ
等の乳化剤やヒドロキシエチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ポリビニルアルコール等の保護コロ
イド等を添加する、この時、乳化剤の添加量を少なくす
ると粒子径が大きくなり、多くする程粒子径が小さくな
る。
また分子量の調節としては、アルキルメルカプタン、第
3級メルカプタン等のメルカプタン類や四塩化炭素、高
級アルコール等を用いて行う。
本発明は上記の如き構成による製造方法で重合種の組成
、分子量により本発明の平均粒子径4000人から70
00人の組成分を自在に設定する事が出来る。
本発明にある合成樹脂エマルションが全バインダー中の
含有量を20〜50重量%と限定したのは以下の理由に
よる。即ち、合成樹脂エマルションが20重量%未満の
場合には、塗被紙の不透明度及び剛度が不十分であり、
50重量%を超える場合には塗被紙の表面強度が不十分
である。全バインダー中の合成樹脂エマルション量の好
ましい割合は20〜40重量%である。
尚、塗被紙組成物には顔料、バインダーの他に分散剤、
消泡剤、着色顔料、螢光染料、PH”J節剤、防腐剤等
種々の添加剤が使用される事が多く、本願発明において
も添加使用できることは言うまでもない。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を示す。以下において%及び部は
特記しない限り重量基準による。
製造例1.2及び3 窒素置換したオートクレーブ中に第1表で示した単量体
組成で、単量体合計100部に対し脱イオン水120部
、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.2部、過硫酸
カリウム0.5部、ドデシルメルカプタン0,1部を仕
込み70℃にて重合を行い、重合開始後16時間で重合
率が98%を越えたので反応を停止し、冷却後水酸化ナ
トリウムにてpHを8に調整し合成樹脂エマルション製
造例1.2及び3を得た。これらの物性を第1表に示し
た。
製造例4.5及び製造比較例1 窒素置換したオートクレーブ中に第1表で示した単量体
組成で、単量体合計100部に対し脱イオン水120部
、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.15部、過硫
酸カリウム0.5部、ドデシルメルカプタン0.2部を
仕込み70℃にて重合を行い、重合開始後16時間で重
合率が98%を越えたので反応を停止し、冷却後水酸化
ナトリウムにてpHを8に調整し、合成樹脂エマルショ
ン製造例4.5及び製造比較例1を得た。これらの物性
を第1表に示した。
製造比較例2.3 窒素置換したオートクレーブ中に第1表で示した単量体
組成で、単量体合計100部に対し脱イオン水120部
、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.3部、過硫酸
カリウム0.5部、ドデシルメルカプタン0.3部を仕
込み70℃にて重合を行い、重合開始後15時間で重合
率が98%を越えたので反応を停止し、冷却後水酸化ナ
トリウムにてpHを8に調整し合成樹脂エマルション製
造比較例2および3を得た。これらの物性を第1表に示
した。
向、PHはPHメーターにより測定した。粘度は合成樹
脂エマルションの温度を25℃に調節し、ブルックフィ
ールド粘度計6Or、p、−にて測定した。固形分はア
ルミカップ上で150℃15分間乾燥し、不渾発分を測
定した。
平均粒子径は電子Igi微鏡耳鏡写真り100個の粒子
径を実測し平均値を求めた。Tgは示差走査熱量計にて
測定した。
第1表 これら合成樹脂エマルションを用い第2表に示すV!被
砥用組成物の配合処分にて、実施例1〜7および比較例
1〜5の塗工液を調整した。これらの配合処方と合成樹
脂エマルシランとの組み合わせ、及びそれらの粘性につ
いて第3表に示した。
また塗被紙の物性測定結果を第4表に示した。
第2表 尚、この数値は固形分重量部数であり、これらの配合処
分によった塗工液は調整水を用いて全て固形分を64%
に調整した。ここでカオリンとは輸入および国産の紙塗
工用クレーて特級、−級、二級等が使用できる0本紀合
では開90(−級)とIT(二級)〔共にEngelh
ard社製〕を使用した。炭カルとは重質および軽質等
の紙塗工用炭酸カルシウムが使用できる0本紀合ではカ
ービタル90(重質)〔富士カオリン■製〕およびブリ
リアント15(軽質)〔白石工業■製〕を使用した0分
散剤としてはポリカルボン酸系の市販品や燐酸ソーダ系
等が使用できる0本紀合ではアロンT−40(ポリカル
ボン酸系)〔東亜合成■製〕を使用した。変性澱粉とは
コーンスターチやポテトスターチ等及びこれらの部分酸
化変性物またはリン酸エステル等で変性されたものが使
用できる。本配合ではコーンエースB(酸化変性澱粉)
〔玉子ナショナル■製]を使用した。市販SBRとは顔
料塗工用スチレンおよびメチルメタクリレート系ラテッ
クスのいづれも使用できる0本紀合ではブタジエン30
部スチレン25部、メチルメタクリレート30部、アア
リロニトリルlO部を主成分とするラテックス〔Kワラ
ツク614  平均粒子径1600 A  三升東庄化
声■製〕を使用した。
第3表 尚、第3表の低速時粘度はプルツクフィルド粘度計の6
Orpmで測定した粘度(CPS)であり、高速前断時
粘度はハイシアービスコメーター(熊谷理器製)で44
0Orpmにて測定した粘度である。塗工紙の作成は6
4.0g/n(の市販上質紙に1万分の4インチのアプ
リケーターバーにて塗工後、直ちに熱風乾燥機にて10
5℃20秒の乾燥を行う、これを恒温恒温室(21℃6
5%)にて−昼夜シーズニングの後、スーパーキャレン
ダーにより60℃線圧100Kg/cmに通紙して得た
第4表 得られた塗工紙の光沢はJIS P−8142に準じ測
定した。不透明度はJIS P−8138に準じ測定し
た、剛度はJAPAN TAPPI 543 pm−8
4紙のこわさくGurley型こわさ試験機)に準じて
それぞれ測定した。さらに表面強度はR1印刷試験機(
明製作所製)により印刷を行い、表面のピッキング状態
の観察により5段階評価(5:良好→l:不良)した、
印刷後の光沢はJIS P−8142に準じ測定し、印
刷後のち不透明度はJIS P−8138に準じ測定を
行った。
〔発明の効果〕
製造比較例1および塗工紙比較例1で示す様に合成樹脂
エマルションの平均粒子径が7000人を超えると高速
剪断時の粘度が著しく上昇すると共に、表面強度が大巾
に低下する。
製造比較例2および塗工紙比較例2で示す様に合成樹脂
エマルションの平均粒子径が4000人未満では、不透
明の向上が見られない、また製造比較例3及び塗工紙比
較例3で示す様に共役ビニル基を持つ単量体ブタジェン
の共重合量が20%を越えると、不透明度及び剛度の発
現が見られない。
実施例塗工紙においては、白紙不透明度、印刷不透明度
が明らかに向上しており、かつ剛度も向上している。こ
れは本発明が印刷用紙の塗被組成物として従来にない非
常に有用な塗被紙用組成物であることは明らかである。
三井東圧化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも顔料及びバインダーを含む塗被紙用組成物に
    おいて、バイダー中の20〜50重量%がガラス転移温
    度が50℃以上で、平均粒子径が4000Åから700
    0Åである重合体エマルションであることを特徴とする
    塗被紙用組成物。
JP13001487A 1987-05-28 1987-05-28 塗被紙用組成物 Pending JPS63295792A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1422276A1 (en) * 2002-11-22 2004-05-26 Rohm And Haas Company Acrylic based aqueous coating composition
EP1614732A3 (en) * 2002-11-22 2006-05-24 Rohm and Haas Company Acrylic based aqueous coating composition

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