JPS63294800A - Htlvウイルス及びhtlv2ウイルスの検出方法 - Google Patents

Htlvウイルス及びhtlv2ウイルスの検出方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ヒトT細胞白血病ウィルス−タイプ■及び
II (HTLVI及びHTLV II )の保存され
た核酸配列の存在又は不存在の検出のための方法に関す
る。この発明はまた、このような検出のための、プライ
マー及びラベルされたハイブリダイゼーションプローブ
を有するキットに関する。
〔従来の技術〕
ヒトT細胞白血病ウィルス(HTLV)として知られて
いるT細胞熱帯レトロウィルスの一群は幾つかのT細胞
性異性腫瘍の発病に関与することが知られている。最近
3種類のタイプのHTLVが知られている。第一のタイ
プI  (HTLIN)は、日本、カリブ地方及びアフ
リカにおいて見出されたヒト成人T−細胞白血病一すン
バl1ffi (ATLL)に関連する発癌ウィルスで
ある。第二のタイプn (I(TLVn)は、ハーリー
(hairy)細胞白血病のT−細胞変異体を有する2
人の患者から単離された発癌ウィルth I フ1.N
 1 嬉el仲/7% JIB l蚤m Z / t、
w b 1% フl−+ bZ 辻Ml(1984)、
及びRosenblatt、J、D、等、NewハLム
虹Med、、 1986年8月を参照のこと、第3のタ
イプ■(HTLV I[[)はレンチウィルスであり、
そしてしばしば致命的な日和見感染をもたらす細胞性免
疫系の伝染性疾患である後天性免疫不全症候群(AID
S)の病固体である。
AIDSのごときHTLV−関連ウィルスに対する抗体
を含む血清を同定するための最近の免疫診断試験(Ga
11o等の米国特許m4,520.113を参照のこと
)が潜在的に感染性の血液を除去するために血夜銀行に
おいて使用されている。 HTLV群のレトロウィルス
を検出するためのモノクローナル抗体を製造するために
有用なレトロウィルスポリペブチ・ドについては198
6年3月27日に公開されたーo86101834(カ
リホルニア大学)をも参照のこと、これらのウィルスは
有意な量のウィルス粒子を生産することなく DN^N
e−として存在することができるため、HTLV I及
び■−関連ウィルスを検出するための直接的な免疫的ア
プローチは、持続的に感木1+/u V 1P@1崗7
L1A ”711111 庁vJyN 〜drJ V 
1−W−%J 帽^をもたらさない、感染された組織及
び血液中のウィルス粒子の数は少ないため(ウィルス休
止のため)、感染細胞を受容T細胞系と共に同時培養し
ない限り、ウィルス粒子又はRNA/DNAを直接検出
することは不可能ではないにしても困難である。
1987年7月28日発行のに、Mullisの米国特
許磁4.683,202は、ラベル化RNA又はDNA
ハイブリダイゼーションプローブを用いることによる、
核酸配列の検出を容易にするためにそれを増幅する方法
を記載している。この方法においては、プライマーを用
いてプライマー延長生成物を得、この生成物を鋳型とし
て用いてヌクレオチドの存在下で追加の相補鎖を合成す
る。上記の特許出願はまた次の様な技法を記載している
。すなわち、この方法においては、プローブが目的の配
列にハイブリダイズした後制服酵素の添加によりハイブ
リドが目的の配列内の部位において開裂され、そして次
に制限消化物がラベル化断片について分析される。
1987年7月28日発行の米国特許Na4.683,
194 、及びH,Br1ich等及び5aiki寺、
Biotechnolo  * 3 :1008−10
12 (1985)は後者の技法を非常に詳細に記載し
ている0両特許出願は鎌形赤血球貧血及びβ−サラセミ
アのごとき遺伝的疾患の検出のためのこの方法の使用を
例示している。これらの方法、及び核酸配列を増幅する
ための方法はまた、5aiki等、5cience、 
230.1350−1354 (1985)にも記載さ
れている。
Landry等、Cl1n、↓ab Med  (19
85)Jl−、513−529による総説論文は、ウィ
ルスの検出に使用される酸ハイブリダイゼーシヨンの分
野を記載している。 1986年3月13日に公開され
た−086101535、及び1986年3月5日に公
開されたEP 173.529はHTLV IIIの分
子クローニング、及び^105を検出するためのプロー
ブとしての該クローンの使用を記載している。 198
6年3月5日に公開されたヨーロッパ特許出願−173
,339は、外来微生物による感染を検出するためにD
NAプローブを用いる遺伝子分析を開示している。 1
986年6月25日に公開されたEP 185,444
は、細胞溶解物中17) HTLV IIウィルスノ検
出のためのプローブとして使用するための組換ペプチド
を開示している。  0ncor社は1986年9月に
、AIDSウィルスを検出するための放射性血液試験を
開発した旨発表した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
発癌ウィルスHTLV I及び■を検出するためのハイ
ブリダイゼーシヨンプローブの使用は、持続的に感染し
ているがしかしウィルスを生産しない個体又は抗体陰性
であるが培養陽性である固体の同定、並びに感染された
細胞の検出を、ウィルスの培養を必要としないで可能に
するであろう。増幅によるウィルスのウィルス核核酸コ
ピー数の増加は感染された個体におけるウィルス核酸の
同定を促進するであろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、HTLV n核酸もしくはHTLV n核酸
、又はHTLV n核酸及びHTLV n核酸の両者の
単離物の間で実質的に保存されており、そしてHTLV
 Iもしくプル虐りす0畿舎盲小2柄2飴尤挟荊ふ1プ
R11,%ブイはHTLV If、又はHTLV I及
びHTLV If (7)両者の単離体中の核酸に特異
的な核酸配列の、サンプル中での存在又は不存在を検出
又は監視するための方法であって、 (a)前記サンプルを、一緒に又は別々に、前記核酸配
列の各類のためのオリゴヌクレオチドプライマー、4種
類の異るヌクレオシドトリホスフェート及び重合用試薬
によりハイブリダイゼーション条件下で処理し、該核酸
配列の各類について、検出又は監視されるべき核酸配列
の各類に対して実質的に相補的である各プライマーのの
延長生成物が合成され、一方のプライマーから合成され
た延長生成物がその相補体から分離された場合に他方の
プライマーの延長生成物のための鋳型として機能するよ
うにし; (b)前記サンプルを変性条件下で処理して、検出され
るべき配列が存在する場合にはプライマー延長生成物を
それらの鋳型から分離せしめ;(c)段階(b)の生成
物をオリゴヌクレオチドプライマーで処理することによ
り、段段(b)におい−工/4111 vI%−”F”
IIRI/j −L 4 Ll−−4(1−C−ス36
C−1+/  L /’+3 V ’ %−ノライマー
延長生成物を合成して、検出されるべき配列が存在すれ
ばそれを増幅し;そして(d)検出されるべき配列が存
在するとすればそれを検出する; ことを含んで成る方法に関する。
生成物を検出するための1つの方法は、段階(c)の生
成物に、増幅された核酸配列とハイブリダイズすること
ができるラベルされたプローブを添加し;そして該プロ
ーブが核酸サンプル中の増幅された配列にハイブリダイ
ズしたか否かを決定することによる。1つの態様におい
て、この決定は、(1)前記プローブ中の配列内の部位
を認識する制限酵素により前記ハイブリダイズした混合
物を消化し;そして (2)この制限消化物がHTLV I又はHTLV I
I配列の存在と関連する制限断片を含有するか否かを決
定すること; により行うことができる。
段階(a)の前に、患者のサンプル中の核酸を抽出し、
抽出された核酸の混合物をサンプルとして実階に処理す
ることができる。さらに、段階(a)において処理する
サンプル中のウィルスをあらかじめ培養する必要はない
他の態様において、この発明は、HTLV n核酸もし
くはHTLV In核酸、又はHTLV n核酸及びH
TLV Ifn核酸両者の単離体の間で実質的に保存さ
れており、HTLV IもしくはHTLV II、又は
HTLV I及びHTLV If (7)両者の単離体
中の核酸に特異的な核酸配列のサンプル中での存在又は
不存在を検出又は監視するためのキットであって、 (a)検出されるべき核酸配列の各類のためのオリゴヌ
クレオチドプライマー(この1又は複数のプライマーは
各特定の核酸配列の各類に対して実質的に相補的であっ
て、一方のプライマーから合成された延長生成物がその
相補体から分離された場合、他方のプライマーの延長生
成物の合成のための鋳型として機能することができる)
:及び(b)前記核酸配列とハイブリダイズすることが
できるラベル化プローブ; を含んで成るキットに関する。
好ましくは、このキットはさらに、重合用試薬4種類の
異るヌクレオチド、及びプローブと配列とのハイブリド
を検出するための手段を含む。
この発明の試験キットは研究試験、臨床試験、及び他の
診断的用途に用いることができる。さらに、このキット
はウィルスを培養することなく、感染された細胞をモニ
ターするために使用することができ、これは感染を解消
するために種々の療法剤により治療された患者をモニタ
ーするのに有用な特徴である。
この発明は、HTLV I及びHTLV Ifウィルス
のいずれか又は両者に関連する核酸配列を含有すること
が疑かわれるサンプル中の該核酸配列を検出し又はモー
ターするための方法及びキットに関する。
HTLV I及びHTLν■ウィルスの単離体は配列決
定されている。増幅されるべき配列は)ITLV I及
び/又は■ウィルスに特異的でなければならない。すな
わち、HTLV IIIウィルス又は非−HTLV I
もしくは非−HTLV IIウィルスと反応してはなら
ない。
〔具体的な説明〕
HTLV Iウィルスの全ゲノムは5eiki等、hμ
二Natl、Acad、Sci、USA 80 : 3
61B−3622(1983)により与えられている。
 HTLν■ウィルスの全ゲノムはShimotohn
o等、Proc  Natl  Acad、Sci、U
SA+  旦2:3101−3105 (1985)に
より与えられている。
検出されるべき配列について適用される“実質的に保存
されている”という語は、配列が、検出されるべきウィ
ルス中の核酸に対して、重合用試薬及び4種類のヌクレ
オシドトリホスフェートの存在下で重合を開始するのに
十分に相補的でなければならないことを意味する。
用いられるプライマーは、HTLV I及び/又は■ウ
ィルス中の有意な数の核酸上での重合の特異的な開始を
提供するための任意の長さ及び配列のオリゴヌクレオチ
ドである。具体的には、この明細書において使用する“
プライマー”なる語は、2個以上の、さらに好ましくは
3個より多くの、デオキシリボヌクレオチド又はリボヌ
クレオチドから成る分子であって、核酸鎖に対して実質
的に相補的であるプライマー延長生成物の合成が誘導さ
れる条件下に置かれた場合に、すなわちヌクレオシドト
リホスフェート及び重合用試薬、例えばDNAポリメラ
ーゼ、の存在下、適当な温度及びpHにおいて、合成の
開始点として機能することができるものである。プライ
マーは好ましくは、増幅の最大効率のために単鎖である
が、しかし二本鎖であってもよい。二本鎖であれば、プ
ライマーをまず処理してその鎖に分離し、次にこれを用
いて延長生成物を調製する。好ましくは、プライマーは
オリゴデオキシリボヌクレオチドである。プライマーは
、重合用誘導剤の存在下で延長生成物の合成を開始する
ために十分な長さを有しなければならない。プライマー
の正確な長さは、温度、緩衝液、ヌクレオチド組成及び
プライマーの由来等、多くの因子に依存するであろう。
この発明の目的のため、オリゴヌクレオチドプライマー
は典型的には15〜25又はこれより多くのヌクレオチ
ドを含有する。但しさらに少数のヌクレオチドを含有す
ることもできる。
この発明においてプライマーは、増幅されるべき特定の
配列の各類に対して“実質的に”相補的である様に選択
される。このことは、重合用試薬が機能する条件下でプ
ライマーがそれらの対応する鎖とハイブリダイズするた
めに十分に相補的でなければならないこと、すなわち、
プライマーが増幅されるべき鎖の配列との十分な相補性
を有することによりそれとハイブリダイズし、これによ
って他の鋳の延長生成物の合成のための鋳型を構成する
ことを意味する。プライマーは鎖との間に若干のミスマ
ツチを含有することができる。
HTLV I及びHTLν■ウィルスの間で実質的に保
存されている領域中から増幅されるべき配列を選択する
ことができる。従って、任意の適当な手段でプライマー
及びプローブを同定しそして選択することができる。こ
れは、HTLV I及びHTLV Ifウィルスゲノム
の公表されている核酸配列の領域を比較することにより
手仕事で行うことができる。 HTLV■及びHTLV
 IfウィルスのXeI域間の相同性がShimoto
hno′h4、 Proc、Natl、八cad、sc
i、UsA   81  :6657−6601(19
84)により公表されている。他の方法はコンピュータ
ープログラムを用いて配列を比較することである。この
目的のため、NationalBiomedical 
Re5earch Foundationにより提供さ
れる、ドツトマトリクスを用いる基本コンピューターア
ルゴリズムの市販プログラムを用いるのが便利である。
このプログラムは、IITLV I及びHTLV II
ウィルスの核酸配列をインプットし、そして塩基対相同
性についてウィンドウサイズを決定することを含む、こ
のプログラムはグラフィックを用いて異る軸上の配列を
比較し、そして少なくとも実質的な相同性が存在する場
合にドツトが現われる。
好ましくは、ウィンドウサイズは6塩基より大である。
ゲノムのX領域は、2種類のウィルス中のコード領域間
で最も保存されている。これがコード領域間で最も保存
されているので、配列を検出するための、これがプロー
ブ及びプライマーを選択するための好ましい領域である
。蛋白質をコードしていないウィルスゲノムの領域を用
いて、使用すべきプライマーの配列を決定することもで
きる。
この発明の目的のため、感度及び特異性を最大にするた
めに、検出されるべき配列は、関連ウィルス間で、特に
プローブ及び制限酵素が使用される場合には制限酵素開
裂部位において実質的に保存されている、特異的ブライ
ミングを可能にするのに十分な長さを有する配列と相同
なものである。
増幅しそしてその後で生成物を検出するために使用され
る技法は米国特許&4,683,201及び隘4.68
3,194(前記)  ;  5aiki等、Biot
echnolo江(前掲);及び5aiki等5cie
nce (前掲)に詳細に記載されている。一般に、増
幅工程は特定の核酸配列を調製するための酵素的連鎖反
応を含み、用いられた反応段階の数に対して指数的量で
核酸配列が調製される。但し、要求される配列の末端が
十分に詳細に知られており、それとハイブリダイズする
オリゴヌクレオチドプライマーを合成することができる
こと、及び連鎖反応を開始するために少量の配列が入手
可能であることが条件となる。一方のプライマーは負(
−)鎖に対して相補的であり、そして他方は正(+)鎖
に対して相補的である。変性された核酸へのプライマー
のアニーリング、並びにこれに続く、DNAポリメラー
ゼIの大断片(Klenow)のごとき酵素及びヌクレ
オチドを用いる延長が標的配列を含有する新しく合成さ
れた十及び−鎖をもたらす。これらの新しく合成された
配列はさらにプライマーのための鋳型となるから、変性
、プライマーアニーリング及び延長の反復サイクルが、
プライマーにより規定される領域の指数的蓄積をもたら
す。連鎖反応の生成物は、使用された特定のプライマー
の末端に対応する末端を有する別個の核酸デュプレック
スである。
次に増幅工程を模式的に示すが、ここでは相補的な鎖〔
S゛〕及び〔S−〕を含んで成る所望の配列(S)を含
有する2本鎖DNAが核酸として使用される。第1の及
びこれに続く各反応サイクルの間、もとの鋳型上での各
オリゴヌクレオチドプライマーの延長が、プライマーの
1つのみにより停止する無限長の新しい5sDNA分子
生成物を生成する。今後“長生成物”と称するこれらの
生成物は直線的に蓄積するであろう、すなわち、ある数
のサイクルの後に存在する量がサイクル数に比例するで
あろう。
こうして生成された長生成物は、その後のサイクルの間
一方又は他方のオリゴヌクレオチドプライマーの鋳型と
して機能し、そして所望の配列〔S0〕又は〔S−〕の
分子を生成するであろう。
これらの分子もまた、一方又は他方のオリゴヌクレオチ
ドプライマーの鋳型として機能してさらに〔S0〕及び
(S−)を生成し、そしてそれ故に、サイクル数に対し
て指数的速度での(S)の蓄積をもたらすであろう鎖反
応が継続され得る。
意図されるオリゴヌクレオチドハイブリダイゼーション
以外のオリゴヌクレオチドハイブリダイゼーションによ
り生成される副産物は自己触媒的ではなく、そしてそれ
故に直線的速度で蓄積する。
以下余白 増幅されるべき特異的配列 〔S〕 を次の様に模式的に表すことができる。
(S”)5’AAAAAAAAAAXXXXXXXXX
XCCCCCCCCCC3’(S−)3’TTTTTT
TTTTYYYYYYYYYYGGGGGGGGGG5
’対応するオリゴヌクレオチドプライマーは次の通りで
あろう。
プライマ−1:3 ’ GGGGGGGGGG 5 ’
プライマ−2:5 ’  AAAAAAAA八八 3 
′従って、(S)を含有するDNA = −−−−zzzzzzzzzzzzzzzzAA^八A
AAAAAXXXXXXXXXXCCCCCCCCCC
zzzzzzzzzzzzzzzz−・−−・−・・Z
ZZZZZZZZZZ2ZZ2ZTTTTTTTTTT
YYYYYYYYYYGGGGGGGGGGZZZZZ
ZZ2ZZZZZZZZ−・−・が単鎖に分離され、そ
してその単鎖がプライマ−1及び2とハイブリダイズし
、4種類のデオキシリボヌ タレオシドトリホスフェートの存在下、DNAポリメラ
ーゼの存在下で次の延長反応が触媒され得る。
3′5′ 延長・ GGGGGGGGGGプラ イ マー −−・・222222222222 zzz ZAAAAAAAAAAXXXXXXXXXXCCCC
CCCCCCZZZZzzzz zzzzzz一伊畢 もとの鋳型鎖゛ もとの鋳型鎖一 ●・・・zzzzzzzzzzzz zzz zTTTTTTTTTTYYYYYYYYYYGGGG
GGGGGGzzzzzz zzzz ZZZZ2z●−争 プライマー AAAAAAAAAA延長 5′3′ 生成した2つのデュブレックスの変性の後、次の生成物
が生ずる。
3′ 5′ −−●lzzzzzzzzzzzz zzzzTTTTTTTTTT YYYYYYYYYYGGGGGGGGGG新たに合成
された 生成物l 5′ 3′ ●●−●zzzzzzzzzzzz zzzzAAAAAAAAAA XXXXXXXXXXCCCCCCCCCCzzzzz
zzzzzzzzzzz●●参ψ もとの鋳型鎖9 3′ 5′ ●●e●222222222222 zzzTTTTTTTTTT YYYYYYYYYYGGGGGGGGGGzzzzz
zzzzzzzzzzze赤●争 もとの鋳型鎖一 5′ 3′ AAAAAAAAA^ xXχXXXXXXXCCCCCCCCCCzzzzz
zzzzzzzzzzzl−●● 新たに合成 された長生成物2 次のサイクルにおいて、これら4つの鎖をプライマ−1
及び2とハイブリダイズせしめれば、重合用試薬は次の
反応を触媒するであろう。
ブライマ−25′ 八AAAAAAAA八 ここまで延長 3’−−@l222222222222222222T
TTTTTTTTTYYYY YYYYYYGGGGGGGGGG 5′ 新たに合成された長生成物 延長電 GGGGGGGGGG 5′ プライマー1 5’・−−−zzzzzzzzzzzzzzAAAAA
AAAAAXXXXX XXXXXCCCCCCCCCCZ zzz zzzzzz zzzzT● 3′ もとの鋳型鎖゛ ブライマ−25′ AAAAAA^^^八 ・延長 3′・・・・222222222222222222T
TTTTTTTTTYYYY YYYYYGGGGGGGGGG zzzzzzzzz29暢115′ もとの鋳型鎖一 ここまで延長・GGGGGGGGGG5′プライマー1
5′AAAAAAAAAAXXXXXXXXXCCCC
CCCCCCzZzzzzzzzzzzzzz2壽儂3
′新たに合成された長生成物2 1つのプライマーのオリゴヌクレオチド配列で停止する
各類及び他方の相補鎖は生成することが所望される特定
の核酸II((S)であることがわかる。
この工程の段階は無限に反復することができ、プライマ
ー1及び2、誘導剤及び存在するヌクレオチドによって
のみ限定される。もとのヌクレオチドは複製されないの
で、その量は全工程を通じて一定に維持される。長生酸
物はもとの核酸からのみ生成されるのでその量は直線的
に増加する。
特異的配列の量は指数的に増加する。すなわち、特異的
配列は支配的な種となる。これは次の表に示される。こ
の表は、各サイクルの効率を100%として、nサイク
ル後に存在する種の相対量を示す。
以下余白 0〜nサイ ル′の2 ′の 15    1   15   32.752゜20 
   1   20  1.048.555n    
 l     n    (2’−n−1)鋳型として
単鎖ヌクレオチドが使用される場合、サイクル当り1個
のみの長生酸物が生成する。
この明細書において使用する場合、“制限エンドヌクレ
アーゼ”及び“制限酵素”なる語は、特定のヌクレオチ
ド配列において又はその近傍において2本鎖DNAを切
断する細菌酵素に関する。
この発明のプライマーは次の規準により選択する、これ
は考慮すべき要素であるが、これらのみではなく、又は
絶対的なものではない、第一に、プライマーはHTLV
 I及びHTLV IFゲノムの保存された領域から選
択される。Xfil域がコード領域の内の最も保存され
ている領域であり、そしてそれ故に最初の研究のために
X領域を選択した。
第二に、プライマーは、試験を傷つけると予想されるウ
ィルスゲノムのあらゆる配列、例えば5tarcich
等、5cience、 ’l@7:  538−540
(1985)により公表されているHTLV IIIの
配列との相同性を欠くものである。
第三に、プライマーは好ましくは増幅される核酸中に二
次構造を形成しないものであり、この二次構造は増幅酵
素、例えばE、コリDNAポリメラーゼ、好ましくはに
Ieno−断片と称されるDNAポリメラーゼの部分に
よる延長を妨害するであろう、これは、約15重量%ま
での、好ましくは5〜15重量%のジメチルスルホキシ
ド(DMSO)を増幅媒体中に用いることにより、そし
て/又は増幅温度を30〜40℃に、好ましくは35〜
40℃に上昇せしめることにより達成することができる
第四に、プライマーは好ましくは、約50%のグアニン
及びシトシンを含有し、そしてプライマーの3′に多数
の連続するアデニン及びチミジン残基を含有しないもの
である。これは不安定なハイブリドをもたらす、最後に
、増幅された生成物が制限酵素を用いて検出される場合
、プローブは内部の(非−末端)制限部位を有さなけれ
ばならない。
オリゴヌクレオチドは、例えば、前記のホスホトリエス
テル法及びホスホジエステル法、又はこれらの自動化さ
れた方法を用いて調製することができる。1つのこの様
な自動化された方法においては〜Beaucage等、
Tetrahedron Letters(1981)
、2271859−1862により記載されているよう
に、ジエチルホスホラミダイトが出発物質として使用さ
れ、そして合成される。修飾された固体支持体上でオリ
ゴヌクレオチドを合成するための1つの方法は米国特許
N14.458.066に記載されている。生物源から
単離されたプライマー(例えば、制限エンドヌクレアー
ゼ消化物)を使用することもできる。
HTLV I及び/又はHTLV IIと関連する特定
の核酸配列を含有しているか、又は含有していることが
疑われるものである限り、精製された形又は精製されて
いない形のあらゆる核酸源を出発核酸として使用するこ
とができる。すなわち、この方法においては、DNA又
はメツセンジャーRNAのごときRNAを使用すること
ができ、このDNA又はRNAは一本鎖でも二本鎖でも
よい、  RNAが鋳型として使用される場合、そのR
NAをDNAに逆転写するために最適な酵素及び/又は
条件が使用される。さらに、それぞれの鎖を1本ずつ含
むDNA −RN^ハイブリドを用いることもできる。
これらの核酸の任意の混合物、あるいは同一の又は異る
プライマーを使用する予備増幅反応から生成した核酸を
使用することもできる。
増幅されるべき特定の核酸配列は大きな分子の一部分で
あることができ、あるいは個別の分子として存在し、特
定の配列が核酸全体を構成していてもよい、増幅される
べき配列が最初に純粋な形で存在する必要はな(、例え
ば複雑な混合物の小部分、例えば全体ヒ) DNA中に
含有されるウィルス−コード配列の一部分であってもよ
い、出発核酸は、同一の又は異る1個より多くの特定の
核酸配列を含有することができる。従って、この発明の
方法は、1つの特定の核酸配列を多量に調製するための
みならず、同一の又は異る核酸分子上に位置する1個よ
り多くの特定の核酸配列を同時に増幅するためにも有用
である。
核酸配列は、任意の入手源、例えば動物のごとき高等生
物からの天然DNA又はRNAから得ることができる。
  DNA又はRNAは体サンプル、例えば血液、組織
材料、例えば絨毛、又は羊膜細胞から種々の技法により
、例えばManiatis等、Mo1ecularC1
onin  : A Laborator  Manu
al(−ニーヨーク:コール・トスプリング・ハーバ−
・ラボラトリ−11982)280−281 、により
記載されている技法により抽出することができる。
サンプルが不純な、例えば血漿又は血液である場合、増
幅の前にそれを、サンプルの細胞、液体、組織、ウィル
スカプセル又は動物細胞膜を開き、そして核酸の鎖を露
出しそして/又は分離するために有効な一定量の試薬に
より処理することができる。鎖を露出しそして分離する
ためのこの細胞溶解及び核酸変性段階は、さらに容易に
増幅が起こることを可能にするであろう、さらに、サン
プルを増幅試薬により処理する前に、サンプル中のHT
LV I及びHTLV Ifウィルスを培養する必要が
ない。
サンプルを遠心分離してバフィーコートを得、次にこれ
をカラムに通して白血球を得ることができる0次に、白
血球を処理してそれから核酸を抽出し、増幅用サンプル
として使用することができる。
この発明の方法により、任意の特定の核酸配列を調製す
ることができる。必要なことは、配列の両端の十分な数
の塩基が十分に詳細に知られており、所望の配列の異る
鎖と、その配列にそう一定の相対位置においてハイブリ
ダイズする2つのオリゴヌクレオチドプライマーであっ
て、それがその鋳型(相補体)から分離された場合に規
定された長さの核酸への他のプライマーの延長のための
鋳型として機能することができるもの、が調製され得る
ことである。配列の両端における塩基についての知識が
多くなるに従って、標的核酸配列のためのプライマーの
特異性も大きくなることができ、そしてそれ故に工程の
効率が高くなる。今後使用する場合、プライマーなる語
は、特に、増幅されるべき断片の末端配列に関する情報
がいく分子明瞭な場合、複数のプライマーを意味するこ
とができると理解すべきである。例えば、核酸配列が蛋
白質配列情報から得られる場合、遺伝子コードの縮重に
基くすべての可能性あるコドン変化を代表する配列を含
有するプライマーの集合が各類について用いられるであ
ろう。この集合からの1つのプライマーが、増刷される
べき目的の配列の末端と共に実質的に保存されるであろ
う。
特定の核酸配列が、鋳型としてその配列を含有する核酸
を用いることにより調製される。サンプルの標的核酸配
列が2つの鎖を含有する場合、それを鋳型として使用す
る前に、別個の段階として、又はプライマー延長生成物
の合成と同時に、核酸の鎖を分離する必要がある。この
鎖分離は、ある適当な変性条件、例えば物理的、化学的
又は酵素的手段を用いて達成することができ、この発明
において使用する“変性”なる語はこの様な手段のすべ
てを包含する。核酸の鎖を分離するための1つの物理的
方法は、核酸をそれが変性するまで加熱することである
。典型的な加熱変性は、約1〜10分間にわたる約80
〜105℃の温度を用いる。
鎖の分離はまた、ヘリカーゼと称される酵素類、又はへ
りカーゼ活性を有しそしてリボATPの存在下でDNA
を変性せしめることが知られている酵素Rec^からの
1つの酵素により誘導することもできる。へりカーゼを
用いて核酸の鎖を分離するために適当な反応条件は、に
uhn Hoffmann−Berling。
川H−(lu並扛組旦胆」植R■、剣し63(1978
)により記載されており、そしてRecAを使用するた
めの技法はC,Radding、^nn、Rev、Ge
netics、 16 :  405−37(19B2
)に総説されている。
増幅されるべき配列を含むもとの核酸配列が単鎖である
場合、その相補体が1又は2個のオリゴヌクレオチドプ
ライマーを用いることにより合成される。適切な1つの
プライマーが添加される場合、そのプライマー、重合用
試薬及び下記の4種類のヌクレオシドトリホスフェート
の存在下でプライマー延長生成物が合成される。この生
成物は単鎖核酸と部分的に相補的であり、そして核酸鎖
とハイブリダイズして異る長さのデュプレックスを形成
し、このデュプレックスが次に前記のようにして単鎖に
分離されて、鎖に相補的な2つの分離された単鎖を生成
するであろう。あるいは、2つの適切なプライマーを単
鎖核酸に加え、そして反応を行うことができる。
オリゴヌクレオチドが増幅されるべき配列を構成する場
合、生成するプライマー延長生成物はもとの核酸の鎖と
完全に又は実質的に完全に相補的であり、そしてそれと
ハイブリダイズして同じ長さの鎖のデュプレックスを形
成し、これが単鎖分子に分離されるであろう。
核酸がもともと二本鎖であろうと単鎖であろうと、核酸
の相補的な2つの鎖が分離された場合、それらの鎖は追
加の核酸鎖の合成のための鋳型として使用され得る状態
となる。この合成は、鋳型へのプライマーのハイブリダ
イゼーションが起ることを許容する条件下で行われる。
一般にこれは、緩衝化水溶液中で、好ましくは7〜9の
pHにおいて、最も好ましくはおよそpH8において起
こる。
好ましくは、一定モル過剰の(ゲノム核酸の場合には通
常、プライマー:鋳型が10”:l) 2種類のオリゴ
ヌクレオチドプライマーを、分離された鋳型鎖を含有す
る緩衝液に加える。しかしながら、この発明の方法が診
断用に用いられる場合には相補的鎖の量は知られず、従
って相補鎖の量に対するプライマーの量は正確には決定
され得ないと理解される。しかしながら実際には、増幅
されるべき配列が複雑な長い核酸鎖の混合物中に含まれ
る場合、添加されるプライマーの量は相補鎖(鋳型)の
量に比べてモル過剰であろう、工程の効率を改良するた
めには大モル過剰が好ましい。
デオキシリボヌクレオシドトリホスフェートdATP、
dCTP、dGTP及びTTPもまた、プライマーとは
別個に又はこれと一緒に、適当な量で合成混合物中に添
加され、そして得られた溶液が約90〜100℃にて、
約1〜10分間、好ましくは1〜4分間加熱される。こ
の加熱期間の後、溶液を室温に放冷する。この温度はプ
ライマーハイブリダイゼーションのために好ましい。こ
の冷却された混合物に、プライマー延長反応を行うため
の適当な試薬(この明細書において重合用試薬と称する
)を添加し、そして当業界において知られている条件下
で反応を行う。重合用試薬は、もしそれが熱安定性であ
れば、他の試薬と一緒に添加することもできる。この合
成反応は室温から、重合用試薬がそれ以上では機能しな
くなる温度までにおいて起こることができる。すなわち
、例えば、DNAポリメラーゼが試薬として使用される
場合、温度は一般に約40℃より高くはない。最も便利
には、反応は室温にて行う。
重合用試薬はプライマー延長生成物の合成を達成するた
めに機能する任意の化合物又は系であることができ、こ
れには酵素が包含される。この目的のために適当な酵素
には、例えばE、コリDNAポリメラーゼI、E、コリ
DNAポリメラーゼ!のKlenow断片、T4 DN
Aポリメラーゼ、他の入手可能なりNAポリメラーゼ、
ポリメラーゼミニ−ティン、逆転写酵素、及び他の酵素
、例えば熱安定性酵素(すなわち、変性を生じさせるた
めに十分に上昇した温度に暴露した後にプライマー延長
を行う酵素)が今まれ、これらは適切な態様でのヌクレ
オチドの結合を促進し、各核酸鎖に相補的なプライマー
延長生成物を生成せしめるであろう、一般に、合成は各
プライマーの3′末端から始まりそして鋳型鎖にそって
合成が停止するまで5′方向に進行し、異る長さの分子
を生成する。しかしながら、上記の同じ方法を用いて、
5′末端において合成を開始しそして他の方向に進行せ
しめる重合用試薬も存在し得る。
新たに合成された鎖及びその相補的核酸鎖は、標的配列
が存在すれば前記のハイブリダイゼーション条件下で二
本鎖分子を形成し、そしてこのハイブリドがこの方法の
次の段階において使用される0次の段階において、ハイ
ブリダイゼーション条件下で処理されたサンプルを、前
記のいずれかの方法を用いて変性条件にかけ、標的配列
が存在するとすれば単鎖分子を得る。
新しい核酸が単鎖分子上に合成される。前記の条件下に
反応が進行することが必要であれば、追加の重合用試薬
、ヌクレオチド及びプライマーを添加することができる
。やはり、合成は各オリゴヌクレオチドの一端から開始
されそして鋳型の単鎖にそって進行し、追加の核酸を生
成するであろう、この段階の後、反応生成物の半分は2
つのプライマーにより挾まれた特定の核酸配列から成る
であろう。
検出のために必要な程度に標的核酸配列を増幅するため
に必要な回数だけ、変性及び延長生成物合成の段階を反
復する。さらに詳細に後記するように、生産された特定
の核酸配列の量が指数的に蓄積するであろう。
最初の核酸又は核酸の混合物から1種類より多くの特定
の核酸配列を調製することが望まれる場合には、適切な
数の異るオリゴヌクレオチドプライマーを用いる0例え
ば、2種類の異る特定の核酸配列が調製されるべき場合
、4種類のプライマーが使用される。2つのプライマー
は特定の核酸配列の1つに特異的であり、他の2つのプ
ライマーは第二の特定の核酸配列に特異的である。この
ようにして、2種類の異る特定の配列を、この発明の方
法により指数的に調製することができる。
この発明は、各段階の後に新たな試薬を加えながら段階
的に、すべての試薬を最初の段階で加えて同時的に、あ
るいは所定数の段階の後に新たな試薬を加えながら半ば
段階的且つ半ば同時的に行うことができる。熱感受性酵
素の場合のように、重合用試薬を不活性化するであろう
変性方法、例えば熱を用いる場合、各鎖分離段階の後に
試薬を更新する必要がある。鎖分離段階に酵素的手段を
用いる場合、同時的方法を用いることができる。
同時的方法においては、反応混合物は、所望の配列を含
有する核酸鎖に加えて、鎖分離酵素(例えば、へりカー
ゼ)、該鎖分離酵素のための適切なエネルギー源、例え
ばrATP、 4種類のヌクレオシドトリホスフェート
、モル過剰のオリゴヌクレオチドプライマー、及び重合
用試薬、例えばE、コリDNA ポリメラーゼIのKl
enow断片を含有することができる。
同時的方法において変性のために加熱が使用される場合
、核酸が平衡状態の単鎖及び二本鎖から成る温度である
上昇した温度、例えば試薬に依存して50℃〜105℃
において機能するであろう熱安定性試薬、例えば熱安定
性ポリメラーゼが用いられる。長さの短い核酸のために
は約40℃〜50℃の低い温度を用いることができる。
上限温度は、酵素が分解する温度、又はそれより高温で
はプライマーハイプリダイゼーシッンが十分なレベルで
起らない温度に依存するであろう、この様な熱安定性酵
素は例えばA、S、Kaledin等、肚並…鮭n+ 
45+644−651 (1980)により記載されて
いる。この定温反応が継続するためには、プライマーは
お互の6〜8塩基対以内にそれらの3′末端を有する。
この方法の各段階は、すべての試薬が最初に存在するに
もかかわらず逐次的に生ずる。必要に応じて追加の材料
を添加することができる。所望の量の特定の核酸配列を
生じさせるのに適切な時間が経過した後、既知の方法で
酵素を不活性化することにより、又は反応成分を分離す
ることにより反応を停止させることができる。
温度サイクル反応を用いて増幅を行うこともでき、この
場合熱安定性酵素を用いて延長、アニーリング及び変性
を行うために温度を次第に上昇せしめる。
この発明の方法は連続的に行うことができる。
自動化された方法゛の具体例においては、変性領域、試
薬添加領域、及び反応領域を通して反応を循環すること
ができる。他の態様においては、プライマー延長生成物
の合成のために使用される酵素をカラム中に固定化する
ことができる。他の反応成分はポンプによりカラム及び
加熱コイルを直列的に通して連続的に循環せしめ、そし
て酵素を不活性化することなく繰り返し変性せしめるこ
とができる。
増幅された生成物は、放射性プローブを用いることなく
サザンプロットによってそれを分析することにより、検
出することができる。この様な方法においては、例えば
、非常に低レベルのHTLV I及び/又は■を含有す
る末梢血リンパ球からのDNAの小サンプルを増幅し、
そしてサザンプロット法により分析する。高レベルの増
幅されたシグナルにより非放射性プローブの使用が容易
になる。
検出のための他の方法は、増幅された核酸配列とハイブ
リダイズすることができるラベルされたプローブを用い
、そして該プローブがハイブリダイズしたか否かを決定
することを含む。この様なプローブは)ITLV I及
び/又はHTLν■ウィルスのゲノムからの実質的に保
存された核酸配列を必然的に含有し、そしてプライマー
及び増幅される配列について前記したようにして選択さ
れる。好ましくはHTLV I及び/又はHTLV I
IのXN域から選択される。
1つのこの様なプローブ法は米国特許患4.683,1
94(前掲)に記載されている様なオリゴマー制限酵素
技法を含む、この方法においては、増幅された核酸を変
性せしめ、そして標的配列(プライマーにより含有され
る特定の保存された領域を含む)に特異的にハイブリダ
イズし且つ注目の少なくとも1つの制限部位を含むラベ
ルされたオリゴヌクレオチドに溶液中でハイブリダイズ
せしめる。標的及びプローブ間に形成されたデュプレッ
クスが制限部位を再構成し、そして制限酵素、例えばシ
dI、Pvu IF、又はFlinf Iで開裂された
場合、ゲル電気泳動により全長プローブから容易に分離
され得るラベルされた制限断片を放出する。
次に、得られたゲルをオートラジオグラフィーにかける
。この方法による増幅された生成物の分析は迅速である
。すなわち数時間で結果が得られる。
好ましくは、プローブは30〜45塩基の長さを有し、
そしてラベルされている。また、制限酵素としてシ佳■
、ハ遺■、又はHinf Iが好ましい。
増幅された生成物を分析するために使用することができ
る他の方法はドツトプロット法である。
この方法においては、増幅されたサンプルを膜に直接ス
ポットし、そしてラベル化プローブとハイブリダイズせ
しめる。このラベルは、分光法、光化学法、又は生化学
的、免疫化学的もしくは化学的手段により検出すること
ができる。この例には酵素、例えばアルカリ性ホスファ
ターゼ、放射性ラベル、例えば32P1蛍光ラベル、又
はビオチンが含まれる。1つの態様においては、このプ
ローブはビオチン化プローブであって、ビオチンが次の
式: %式% (式中、YはO,NH又はN−Cll0であり、Xは1
〜4の数であり、そしてyは2〜4の数である)で表わ
されるスペーサーアームにより連結されている。このス
ペーサーアームは、次の式:で表わされるプソラレン成
分に連結される。プソラレン成分は、Courage−
Tebbe等、Biochim。
肛吐肚し肢田、697(1982) 1−5により記載
されているように、“ギャップを有するサークル”プロ
ーブに入り込みそして架橋し、ここでギャップを有する
サークルの単鎖ハイブリダイゼーション領域はプライマ
ー間に含まれる領域を含む。このビオチン化及びドツト
プロット法の詳細は、米国特許隘4,582.789及
び尚4.617.261にさらに詳細に記載されている
。ビオチン化プローブは放射性同位元素の使用の必要性
を排除する。
別の方法として、プローブをまず膜に、必要であればプ
レハイプリダイゼーシッン条件下でスポットし、そして
次にこの前処理された膜に増幅された生成物を、“逆”
ドツトプロット方式で、ハイブリダイゼーション条件下
で加える。
このドツトプロット法は前記のオリゴマー制限酵素法に
比べて時間を要する。膜をまずプレハイブリダイズせし
め、そして次にプローブとハイブリダイズさせなければ
ならないからである。しかしながら、急速に変異するウ
ィルスについては限定された塩基のミスマツチを含有す
る配列が適切なハイブリダイゼーション条件下でなお検
出されるという利点をドツトプロット法は有し、これに
対してオリゴマー制限酵素法においては、制限部位の破
壊をもたらす変異を有するウィルスはウィルスの可変性
の故に検出されないであろう。
この発明はまた、使用される各プライマー及びプローブ
の容器を有する包装された多容器ユニットを有するキッ
トに関する。このキットはまた、プライマー延長生成物
を合成するための重合用試薬例えば酵素の容器、4種類
のヌクレオシドトリホスフェートのそれぞれのための容
器、及びラベルを検出する手段(ラベルがビオチンの場
合には、例えばアビジン−酵素複合体)の容器を含有す
ることができる。さらに、キットはまた、HTLV I
及び/又はHTLV nウィルスゲノムの配列を有する
1又は複数の核酸を含有する陽性対照の容器、及び/又
はこの様な核酸を含まない陰性対照の容器を有すること
ができる。さらに、キットは、標的配列を含有する核酸
をプローブの配列中に含まれる部位において開裂するこ
とができる各制限酵素の容器を有することができる。
次に、例によりこの発明の種々の態様を例示するが、こ
の発明の範囲がこれらに限定されるものではない。この
例において、特にことわらない限り、すべての部及び%
は固体については重量により、そして液体については容
量による。温度は℃で示す。
■上 増幅されるべき目的配列は、Regional Onc
ologyCenter、5UNY Upstate 
Medical Center、 シラカス、ニューヨ
ーク13210のBernard Po1esz博士か
ら入手した11個の印を付されたDNAサンプル、19
48に、342,367.361.368H,207,
307,308B、323.326及び340中に含ま
れていた。プライマー及びプローブは、Shimoto
hno等、Proc、Natl、Acad、Sci、 
USA 81:6657−6661 (1984) ニ
より同定されたHTLv■ウィルス及びわずかなミスマ
ツチを伴うHTLV IIウィルスのXf、7J域を用
いて選択した。
まず、標識を付されたサンプルはPoeisz博士によ
りインターロイキンの存在下で培養された。次に、下記
の方法によりサンプルからDNAを抽出した。
1.1〜2X10”個の培養細胞を試薬管中で、20+
dのドデシル硫酸ナトリウム細胞溶解緩衝液(1%SO
5,150aeM NacA 、25mM Naz E
DTA)により溶解した。
2、試験管当り5■/ ttlのプロテイナーゼに溶液
400111を加え、そして37℃にて一夜インキユベ
ートした。
3、  ON八をフヱノール、及びCH(13:イソア
ミルアルコールにより逐次抽出し、次にエタノールで沈
澱せしめた。
4、  DNAをガラス棒に巻き取り、そしてIXTE
緩衝液(10mM Tris、 1 mM Naz E
DTA、pt17.5)中に再懸濁し、そしてIXTE
緩衝液に対して十分に透析した。
!、ブラ!仁!二!ヒE皮 それぞれ5K43及び5K44と称する2種類のオリゴ
デオキシリボヌクレオチドプライマー:5’−CGGA
TACCCAGTCTACGTGT−3’  (SK4
3)5’−GAGCCGATAACGCGTCCATC
G−3’ (SK44)を前記の方法により合成した。
A、自動合成法 Beaucage及びCaruthers (Tetr
ahedron Letters(1981)22 :
 1859−1862)に従って合成されたジエチルホ
スホラミダイムを次々に、ビオサーチSAM−1を用い
て、ヌクレオチドで誘導体化された調節された孔のガラ
ス支持体に縮合せしめた。この方法は、ジクロロメタン
中トリクロロ酢酸による脱トリチル化、活性化陽子供与
体としてベンゾトリアゾールを用いる縮合、並びにテト
ラヒドロフラン及びピリジン中無水酢酸及びジメチルア
ミノピリジンを用いるキャッピングを含む。サイクル時
間は約30分であった。各段階の収量は実質的に定量的
であり、そしてトリチル化の間に放出されるジメトキシ
トリチルアルコールの収集及び分光測定により決定され
た。
以下余白 B、オリゴデオキシリボヌクレオチドの脱保護及び精製
方法 固体支持体をカラムから取り出し、そして1−の濃水酸
化アンモニウムに室温にて4時間密閉チューブ中で暴露
した。次に支持体を濾過により除去し、そして部分的に
保護されたオリゴデオキシヌクレオチドを含有する溶液
を5時間55℃にした。アンモニアを除去し、そして残
渣を分取用ポリアクリルアミドゲルに適用した。 30
ν/1にて90分間電気泳動を行い、その後で生成物を
含有するバンドを蛍光プレートのUvシャドイングによ
り同定した。バンドを切り出し、そして1+n7の蒸留
水で4℃にて一夜溶出した。この溶液をA 1 tec
hRP18カラムに適用し、そして1%酢酸アンモニウ
ム(pH6,0)緩衝液中アセトニトリルの7〜13%
のグラジェントにより溶出した。溶出液を260Hmで
のUV吸収によりモニターし、そして1亥当する画分を
集め、一定容量中でのUV吸収により定量し、そして真
空遠心機中室温にて乾燥した。
以下余白 C,オリゴデオキシリボヌクレオチドの特徴付は 精製されたオリゴヌクレオチドの試験アリコートをポリ
ヌクレオチドキナーゼ及びγ−3仲−^TPを用いて′
Pでラベルした。ラベルされた化合物を、50V/e1
mにて45分間の電気泳動の後14〜20%ポリアクリ
ルアミドゲルのオートラジオグラフィーにより試験した
。この方法により分子量が確認される。ヘビ毒ジェステ
ラーゼ及び細菌アルカリ性ホスファターゼの使用による
オリゴデオキシリボヌクレオチドのヌクレオシドへの消
化、並びにこれに続<、逆相HPLCカラム及び10%
アセトニトリル、1%酢酸アンモニウム移動相を用いる
前記ヌクレオシドの分離及び容量により塩基組成を決定
した。
■、1N反庭 Po1esz博士からの11個の標識を付されたDNA
サンプルのそれぞれからのDNA I nを、10mM
 Tris−HCII  (pH7,5)、50mM塩
化ナトリウム及び10mM塩化マグネシウムから成る緩
衝液であってIQOpmoleのプライマー5K43.
100pa+oleのプライマー5K44並びに150
nmずつのdATP 、 dCTP 、 dGTP及び
TTPを含有するもの100u!に加えた。
得られた溶液を10分間100℃に加熱し、そして2分
間室温に冷却し、次にE、コリDNAポリメラーゼのK
lenow断片1ユニツトを含有する2Jiを加えた。
反応を室温にて2分間進行せしめ、次に95℃にて2分
間加熱することにより酵素を不活性化した0段階当り2
分間ずつの変性、プライマーのアニーリング、及びKl
enowにより延長、並びにポリメラーゼの添加を19
回反復した。
次の配列: 5’−”ACGCCCTACTGGCCACCTGTC
CAGAGCATCAGATCACCTG−3’(Iは
ラベルを表わす)を有するラベル化DNAプローブSに
45を、■、において記載した方法に従って合成した。
1Qpa+oleのプローブを4ユニツトのT4ポリヌ
クレオチドキナーゼ及び10pmoteのT−”P−A
TP(約7200 Ci / mso l e)と、7
0mM Tris(pH7,6)、10taM MgC
1t 、 1.5mMスペルミン及び2.51ジチオス
レイトールを含有する40mの反応容量中で37℃にて
90分間接触せしめることによりラベルした。次に、全
容量を25mM BDTAにより100I11に調整し
、そしてアリコートを採り、ATC沈澱により比活性を
決定した。ラベルされたプローブを5peed−vac
を用いて濃縮し、そしてTris −硼酸−EDTA 
(THE)緩衝液(8hM Tris、89mM硼酸、
2.5a+M BDTA、 pH8,3)中18%ポリ
アクリルアミドゲル(アクリルアミド:  BIS=1
9:  1)上での電気泳動により500vhrで精製
した。オートラジオグラフィーにより位置を決定した後
、ラベル化プローブを含有するゲルの部分を切り出し、
破砕し、そして0.2−のTE緩衝液に4℃にて一夜溶
出した。
反応生成物のTCA沈澱は、比活性が2 Ci/++m
oleでありそして最終濃度が20pmole/−であ
ることを示した。
以下余白 ■、   れたゲノムDNAのプローブとのバイブA、
溶液中での検出 10dの増幅されたDN^(71mgのゲノムDNAの
増幅同等物を含有する)を1.5−のマイクロフユージ
チューブに分配し、そして10μlのTE緩衝液により
30u1の最終容量とした。サンプルを95℃にて10
分間変性した。0.02pmoleの5K45プローブ
を含有する0、6M Nacl 10μlをチューブに
加え、ゆっくり混合し、そして鉱油を重層し、そしてす
ぐに56℃のヒートブロックに移して1時間置いた。
10u!の5(1wM MgCl 2及び1 trlの
シLL I  (8−L−1−/ト)を加え、そして再
アニールしたDNAを56℃にて30分間消化した。4
Illの75i+M BDTA及び6Iの追跡色素を加
えて最終容量604とした。鉱油を0.2−のクロロホ
ルムで抽出し、そして13mの反応混合物(〜15ng
のゲノムDNA)をHoeffer 5E200装置中
の30%ポリアクリルアミドミニ−ゲル(19: 1)
上に負荷した。ゲルを約300vにて1時間、ブロムフ
ェノールブルー色素が原点から3、0 ell泳動する
まで電気泳動した。ゲルの先端1.5C11を除去し、
そして残りのゲルを少なくとも一夜、2個の強化スクリ
ーンを用いて一70℃にて暴露した。
B、ドー プロ・・ に る 増幅されたDNAをNaOHとHat EDTAとの緩
衝液に加えて、最終濃度を400mM NaOH及び2
5mM Nag EDTAとし、そして最終容量を20
Qu1とした。
イオン性の膜を水中で湿し、そしてBio−Radイム
ノプロット真空装置に入れた0次に真空を引き、装置を
平衡にし、そして前記のDNAサンプルを膜に負荷した
。膜を20 X 5SPEで洗浄した。 5SPEはN
aC1%リン酸ナトリウム、EDT^及びNaOHから
成る標準緩衝液である0次に、膜を取り出し、そして2
0 X 5SPEに入れて2〜5分間攪拌した0次に、
膜を乾燥し、UV光に6分間暴露してDNAを膜に架橋
せしめた。
次に、膜を5−のフレハイブリダイゼーション溶液(3
X5SPE、 5 xデンハート溶液、0.5%ドデシ
ル硫酸ナトリウム(SO5) 、30%ホルムアミド、
ガラス蒸留水により10I&lにする〕に入れ42℃に
て30分間攪拌した。次に、プレハイブリダイゼーショ
ン溶液を絞り取り、そして5−のハイブリダイゼーショ
ン溶液(ブレハイブリダイゼーション溶液にQ、5pm
oleの5K45を添加したもの)を加えた。42℃に
て1時間、攪拌しながらインキュベーションを行った。
ハイブリダイゼーションの後、2xSSPE、 0.1
%SDS中で15分間ずつ2回、室温にて攪拌しながら
洗浄した0次に、これを0.2 X 5SPE、0.1
%SDSにより50℃にて5分間、攪拌しながら洗浄し
た。膜を乾燥し、そしてフィルムに暴露した。
■、益果坐挟計 溶液中及び膜上での両方の検出のオートラジオグラフは
、サンプ/1,342(HTLV I ) 、367(
IITLV I )、361(HTLV I ) 、3
07(HTLV I ) 、308B (It几νI)
、323 (HTLV n )及び326(HTLV 
I )中ニ+7) ミIILTV I及びII DNA
配列が存在することを示した。これらのサンプルのすべ
てがHTLV I又はHTLV n陽性DNAであるこ
とが後で見出された。他の4個のサンプルは、1948
に一白血病患者(ウィルス単離されない)からのDNA
、207−攻撃的白血病患者(皮膚包含)からのDNA
、34〇−攻撃的白血病患者(207とは異る)からの
もの、及び368H−HTLV III テあった。
従って、使用したプライマーはDNAを増幅することが
可能であり、プローブが配列を実際に検出することを可
能にした。
37℃にて10%DMSOの存在下での増幅(二次構造
の形成を最少にする)もまた)ITLV I及び■サン
プルを陽性サンプルとして示した。
HTLV 1 poljil域3365−3483を増幅するHTLV
 I−特異的プライマーを用いて、例1の増幅/ハイブ
リダイゼーション/消化実験を行た。これらのプライマ
ーは次の2種類であった。
5’−CTTCACAGTCTCTACTGTGC−3
’ (SK54)5’−CGGCAGTTCTGTGA
CAGGG−3’ (SK55)下記のプローブ5K5
6を制限酵素Pvu Uと共に使用した。
5’−CCGCAGCTGCACTAATGAT丁GA
ACTTGAGAAGGAT−3’  (SK56)オ
ートラジオグラフは、HTLVI  DNA配列が、後
でHTLV n陽性[INAとして同定されたサンプル
中にのみ存在することを示した。
11TLV II poljiJl域4198−4300を増幅するHTL
V II−特異的プライマーを用いて、例1の増幅/ハ
イブリダイゼーション/消化実験を行った0次のプロー
ブを使用した。
5’−ATCTACCTCCACCATGTCCG−3
’ (SK5B)5゛−↑CAGGGGAACAAGG
GGAGCT−3’ (SK59)下記のプローブ5K
60を制限酵素)1inf Iと共に使用した。
5−TAAGGGAGTCTGTGTATTCATTG
AAGGTGGaAATTGGGtC−31(SK60
)オートラジオグラフは、1lTLVn DNA配列が
後でHTLV n陽性[INAとして同定されたサンプ
ル323中にのみ存在することを示した。
以下金白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、HTLV I 核酸もしくはHTLVII核酸、又はH
    TLV I 核酸及びHTLVII核酸の両者の単離物の間
    で実質的に保存されており、そしてHTLV I もしく
    はHTLVII、又はHTLV I 及びHTLVIIの両者
    の単離体中の核酸に特異的な核酸配列の、サンプル中で
    の存在又は不存在を検出又は監視するための方法であっ
    て、(a)前記サンプルを、一緒に又は別々に、前記核
    酸配列の各鎖のためのオリゴヌクレオチドプライマー、
    4種類の異るヌクレオシドトリホスフェート及び重合用
    試薬によりハイブリダイゼーション条件下で処理し、該
    核酸配列の各鎖について、検出又は監視されるべき核酸
    配列の各鎖に対して実質的に相補的である各プライマー
    のの延長生成物が合成され、一方のプライマーから合成
    された延長生成物がその相補体から分離された場合に他
    方のプライマーの延長生成物のための鋳型として機能す
    るようにし; (b)前記サンプルを変性条件下で処理して、検出され
    るべき配列が存在する場合にはプライマー延長生成物を
    それらの鋳型から分離せしめ;(c)段階(b)の生成
    物をオリゴヌクレオチドプライマーで処理することによ
    り、段段(b)において生成した単鎖のそれぞれを鋳型
    として用いてプライマー延長生成物を合成して、検出さ
    れるべき配列が存在すればそれを増幅し;そして (d)検出されるべき配列が存在するとすればそれを検
    出する; ことを含んで成る方法。 2、段階(d)が、 (1)前記の増幅された核酸配列とハイブリダイズする
    ことができるラベル化プローブを段階(c)の生成物に
    添加し;そして (2)前記プローブが前記核酸サンプル中の増幅された
    配列にハイブリダイズするか否かを決定する段階を含ん
    で成る、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、段階(b)及び(c)を少なくとも1回反復し、そ
    して前記プライマーがHTLV I ゲノム及びHTLV
    IIゲノムのX領域から選択されたものである、特許請求
    の範囲第1項又は第2項に記載の方法。 4、重合のための前記試薬がE.コリ DNAポリメラ
    ーゼ、E.コリ DNAポリメラーゼ I のKleno
    w断片、逆転写酵素、又は核酸を変性するのに十分な温
    度に暴露した後に、段階(a)及び(c)の間に反応温
    度において前記延長生成物を生成するためのその酵素活
    性を維持している酵素から成る群から選ばれた酵素であ
    る、特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記
    載の方法。 5、段階(a)の前に、前記サンプルを該サンプル中に
    含まれる核酸の鎖を露出せしめることができる試薬で処
    理し、そして鎖を同時に又は逐次に分離する、特許請求
    の範囲第1項〜第4項に記載の方法。 6、段階(2)が、 (1)段階(d)からのハイブリダイズした混合物を、
    前記プローブ中の配列内の部位を認識する制限酵素によ
    り消化し;そして (2)制限消化物が、検出されるべきHTLV I 及び
    /又はHTLVII配列の存在と関連する制限断片を含有
    するか否かを検出する; 段階を含んで成る、特許請求の範囲第2項に記載の方法
    。 7、段階(1)及び(2)において、HTLV I 及び
    /又はHTLVIIウイルスゲノムの配列を有する1又は
    複数の核酸を含有する陽性対照、及び/又はHTLV
    I 及び/又はHTLVIIウィルス間からの配列を有する
    核酸を含有しない陰性対照を用いる、特許請求の範囲第
    6項に記載の方法。 8、HTLV I 核酸もしくはHTLVII核酸又はHT
    LV I 核酸及びHTLVII核酸の両者の単離物間で実
    質的に保存されており、そしてHTLV I もしくはH
    TLVII、又はHTLV I 及びHTLVIIの両者の単
    離体中の核酸に特異的な、増幅された核酸配列を含有す
    る組成物であって、 (a)未増幅の形の前記核酸配列を含有するサンプルを
    、一緒に又は別々に、該核酸配列の各鎖のためのオリゴ
    ヌクレオチドプライマー、4種類の異るヌクレオジドト
    リホスフェート及び重合用試薬によりハイブリダイゼー
    ション条件下で処理し、該ヌクレオチド配列の各鎖につ
    いて、検出又は監視されるべき核酸配列の各鎖に対して
    実質的に相補的な各プライマーの延長生成物が合成され
    、一方のプライマーから合成された延長生成物がその相
    補体から分離された場合に他方のプライマーの延長生成
    物のための鋳型として機能するようにし;(b)前記プ
    ライマー延長生成物を、該延長生成物がその上で合成さ
    れた鋳型から分離することにより、単鎖分子を生成せし
    め;そして (c)段階(b)の生成物をオリゴヌクレオチドプライ
    マーにより処理して、段階(b)において生成した単鎖
    を鋳型として使用してプライマー延長生成物が合成され
    るようにし、こうして前記核酸配列の増幅を得る、こと
    により製造したものである当該組成物。 9、HTLV I 核酸もしくはHTLVII核酸、又はH
    TLV I 核酸及びHTLVII核酸の両者の単離体の間
    で実質的に保存されており、HTLV I もしくはHT
    LVII、又はHTLV I 及びHTLVIIの両者の単離
    体中の核酸に特異的な核酸配列のサンプル中での存在又
    は不存在を検出又は監視するためのキットであって、(
    a)検出されるべき核酸配列の各鎖のためのオリゴヌク
    レオチドプライマー(この1又は複数のプライマーは各
    特定の核酸配列の各鎖に対して実質的に相補的であって
    、一方のプライマーから合成された延長生成物がその相
    補体から分離された場合、他方のプライマーの延長生成
    物の合成のための鋳型として機能することができる);
    及び(b)前記核酸配列とハイブリダイズすることがで
    きるラベル化プローブ; を含んで成るキット。 10、重合用試薬、4種類のヌクレオシドトリホスフェ
    ートのそれぞれ、及び前記プローブと前記配列とのハイ
    ブリドを検出するための手段をさらに含んで成る特許請
    求の範囲第9項に記載のキット。
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