JPS6329452Y2 - - Google Patents

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JPS6329452Y2
JPS6329452Y2 JP7266083U JP7266083U JPS6329452Y2 JP S6329452 Y2 JPS6329452 Y2 JP S6329452Y2 JP 7266083 U JP7266083 U JP 7266083U JP 7266083 U JP7266083 U JP 7266083U JP S6329452 Y2 JPS6329452 Y2 JP S6329452Y2
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JP
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push
bar
extrusion container
shaped cosmetic
saucer
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JP7266083U
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JPS59178914U (ja
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、棒状化粧品をこの棒状化粧品押出容
器内から離脱させるための棒状化粧品離脱具に関
するもので、棒状化粧品に直接触れることなく、
この棒状化粧品を押出容器内から取出すことが出
来るようにすることを目的とするものである。
棒状化粧品の押出容器としては種々の構造のも
のが使用されているが、殆どの押出容器は、棒状
化粧品の収納空間を形成する内筒内に棒状化粧品
を保持する受皿体を昇降変位可能に組付け、この
受皿体の内筒内での昇降変位により、棒状化粧品
を内筒内から出し入れする構造となつている。
この構造の押出容器の代表的な例を第3図を参
照して説明すると、中央に開孔17を形成した底
板16を有すると共に下端部分をツマミ部14と
し、残部のほぼ全長さ範囲部分をガイド筒部13
とした円筒体の前記ツマミ部14に、装飾を兼ね
て金属薄板製の円筒形状をしたキヤツプ組付けの
ための装飾外筒18を組付け固定して構成された
内筒12と、この内筒12のガイド筒部13に回
転自在ではあるが抜け出し不能に外装組付けされ
る円筒形状をした外筒19と、前記内筒12のガ
イド筒部13内に昇降動可能に挿入組付けされた
円筒形状をした受皿体21とを有し、前記ガイド
筒部13の筒壁にそのほぼ全長にわたりガイド縦
孔15を開孔すると共に前記外筒19の内周面に
螺溝20を刻設し、さらに前記受皿体21の筒壁
外周面に前記ガイド縦孔15を突き抜けて先端を
前記螺溝20に遊合させる軸片22を突設して構
成されている。
この上記した押出容器は、内筒12と外筒19
とを相対的に回動させることにより軸片22のガ
イド縦孔15への係合により内筒12に回動不能
ではあるが昇降動自在に組付けられた受皿体21
が、その軸片22の螺溝20への螺合により、内
筒12内で昇降変位し、もつてこの受皿体21に
保持された棒状化粧品28を内筒12内から出し
入れするのである。
この種の押出容器にあつては、極めて柔らかい
棒状化粧品28をいかに良好に受皿体21に取付
け保持させるかが問題であつて、従来から種々の
方法が採用されている。
この棒状化粧品28の受皿体21への取付け保
持の方法として、最近は、受皿体21に不動に組
付くことの出来る取付け体24に型枠を組付け、
この取付け体24と型枠との組合わせ物内に化粧
品材料を注入し冷却硬化して、取付け体24に保
持された状態で棒状化粧品28を成形し、この成
形された棒状化粧品28をを保持した取付け体2
4を受皿体21に組付けることにより押出容器へ
の棒状化粧品28の取付けを達成する方法が採用
されるようになつてきている。
この方法の場合、棒状化粧品28の成形には取
付け体24と型枠とだけを取換えれば良いので、
作業性が良くなるばかりか、化粧品材料の冷却硬
化が行い易くなると云う利点をもつている。
ところで、周知の如く、上記した取付け体24
を利用した棒状化粧品28の保持方法にあつて
も、棒状化粧品28の成形の良否は、型枠が取外
されて初めて知ることが出来るものなのである
が、この型枠は取付け体24が受皿体21に組付
けられた後に取付け体24から離脱されるもので
あるため、成形の不良な棒状化粧品28の発生し
た場合には、面倒な手作業で時間をかけて受皿体
21に対する取付け体24の係止を解除するか、
または不良棒状化粧品28を保持した押出容器そ
のものを捨て去るかしなければならなかつた。
本考案は、上記した従来例、すなわち取付け体
24を使用した従来例における問題点を解消すべ
く考案されたもので、受皿体21に対する取付け
体24の組付きが、取付け体24の下部が受皿体
21内から下方に突出していることを利用して、
この取付け体24に押上げ力を作用させ、もつて
取付け体24の受皿体21への組付きを解除する
と同時に、受皿体21に対して取付け体24を、
その下方に突出した高さ分だけ上方に変位させ
て、取付け体24が直接押出容器内から突出位置
するようにして構成したものである。
以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
本考案は、取付け体24に付着成形された棒状
化粧品28を押出容器から離脱させるのに使用す
る棒状化粧品離脱具に関するもので、内筒12内
を昇降変位する受皿体21に、棒状化粧品28を
直接保持した取付け体24を、この取付け体24
の下部である突出下部26が前記受皿体21内か
ら下方に突出位置する形態で上下に係止させて組
付けた棒状化粧品28の押出容器内に、この押出
容器の底板、すなわち内筒12の底板16に形成
された開孔17から挿入されて、前記取付け体2
4に押上げ力を作用させる離脱具であつて、上部
を、弾力の作用により上端を放射方向に変位させ
る複数の突当り片3に成形し、残部をガイド部2
とした直線筒状体の押上げ体1と、この押上げ体
1に、少なくとも上端内周面で上下に摺動自在に
外嵌装され、外周面下端に前記押出容器の開孔1
7孔縁に下方から係止する外鍔部10を周設した
前記押上げ体1よりも充分に高さの低い締付け筒
8とから構成されている。
図示実施例の場合、押上げ体1は、直線円筒形
状をしていて、その外周面下端に、締付け筒8の
抜出し防止用のフランジ7が周設されている。
この押上げ体1の上部には、複数(図示、実施
例の場合、4本)の縦割溝4が設けられていて、
この縦割溝4によつて押上げ体1の上部に突当り
片3が成形されることになる。
この突当り片3は、第2図bに示す如く、その
上端が外方に変位して位置すべく基端部で湾曲成
形されており、またこの突当り片3の上端には、
突当り片3の上面面積をより大きくするために、
上端リブ5が付形されている。
この突当り片3が、第2図bに示す姿勢になる
ための力は、バネ等の適当な弾材を使用しても良
いのであるが、図示実施例の場合は、押上げ体1
自体を弾性のある合成樹脂材料で第2図図示形状
に成形しておくことによつて、突当り片3そのも
のに弾力を与えている。
この押上げ体1に上下に摺動自在に外嵌装され
た締付け筒8の上端には、その内周面を押上げ体
1の外周面に摺接させる内鍔片9が周設されてい
るが、押上げ体1に対る締付け筒8の組付き位置
が、第1図bに示す如く、上位である場合には、
この締付け筒8の内鍔片9が突当り片3に対向位
置することになり、この内鍔片9のため、各突当
り片3は外方に変位することが出来ず、その弾力
に逆らつて第1図bの姿勢に保持されることにな
る。
なお、図示実施例の場合、押上げ体1のガイド
部2の外周面のやや下方部分に、前記内鍔片9の
突出高さと略等しい幅で段部6が成形されている
が、この段部6は前記内鍔片9との間にコイルバ
ネ11を押上げ体1に外嵌装した状態で組付け、
このコイルバネ11の弾力によつて、押上げ体1
に対する締付け筒8の組付き位置を、外力の作用
のない限り、第1図bの位置に保持するようにし
ている。
本考案による離脱具は上記の如き構成となつて
いるので、取付け体24によつて押出容器に組付
けられた棒状化粧品28を、この棒状化粧品28
の成形が不良である等の理由により、押出容器か
ら取出したい場合には、第3図の如く、押出容器
を、内筒12の上端に受皿体21を位置させた状
態としておき、この押出容器内に、本考案の離脱
具を開孔17から相対的に挿入する。
押出容器内に挿入される本考案の離脱具は、こ
の挿入動作に従つて、まず締付け筒8の外鍔片1
0が開孔17の孔縁に下方から係止し、もつてコ
イルバネ11の弾力に逆らつて締付け筒8は押上
げ体1に対して相対的に下降変位する。
この締付け筒8の押上げ体1に対する相対的な
下降変位によつて、内鍔片9による突当り片3に
対する規制力は解除されるので、突当り片3はそ
の弾力により上端を外方に変位させる。
この突当り片3の変形によつて外方に変位した
上端リブ5は、受皿体21内から下方に突出した
取付け体24の突出下部26の下端面に、下方か
ら対向位置することになる。
このまま押出容器に対する離脱具の挿入動作を
続けると、ついには上端リブ5が突出下部26に
突当つて取付け体24を、その係止溝25と受皿
体21の係止条23との係止力に打ち勝つて、受
皿体21から前記突出下部26の高さ分だけ上方
に離脱変位させるので、取付け体24は、その上
部を押出容器の内筒12内から突出位置させるこ
とになる。
それゆえ、この内筒12内から突出位置した取
付け体24の上部を摘んでこの取付け体24を押
出容器内から取出すことによつて、押出容器内か
らの棒状化粧品28の離脱が極めて容易に達成す
ることが出来る。
なお、取付け体24の受皿体21に対する組付
きおよび取付け体24の受皿体21からの離脱を
容易にすべく、突出下部26に数本の割溝27を
設けておくのが良い。
このように、本考案による離脱具は、各突当り
片3を締付け筒8により締付けておくことによつ
て、各突当り片3の上端部分を小さくまとめてお
くことが出来るので、径の小さな開孔17内に余
裕を持つて挿入することが出来る。
また、開孔17からの押出容器内への挿入動作
によつて、締付け筒8が押上げ体1に対して相対
的に下降変位するので、各突当り片3は、離脱具
を押出容器内に挿入するだけで、その弾力により
上端を放射方向に開くことができる。
さらに、各突当り片3の上端に上端リブ5を付
形して突当り片3の上端面面積を大きくした場合
には、押出容器内における各突当り片3の開き程
度を正確に設定する必要がなく、単に内筒12の
内周面にその上端外周端が当接するように設定し
ておくだけで良い。
以上の説明から明らかなように、本考案による
離脱具は、押出容器内への挿入操作そのものが、
各突当り片3の開放と取付け体24の押出し動作
であるので、取扱操作が極めて簡単でありかつ取
付け体24すなわち棒条化粧品28を確実に離脱
させることが出来、また構造が極めて簡単である
ので、その製作が容易であると共に安価に製造す
ることが出来る等多くの実用上の優れた効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本考案の一実施例を示
すもので、第1図aは非動作状態の平面図、第1
図bは非動作状態の縦断面図であり、第2図aは
動作状態の平面図、第2図bは動作状態の縦断面
図である。第3図および第4図は、押出容器を縦
断面図示した本考案の使用の説明に供する図面で
ある。 符号の説明、1;押上げ体、2;ガイド部、
3;突当り片、4;縦割溝、5;上端リブ、8;
締付け筒、9;内鍔片、10;外鍔片、11;コ
イルバネ、12;内筒、17;開孔、19;外
筒、21;受皿体、24;取付け体、28;棒状
化粧品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内筒内を昇降変位する受皿体に、棒状化粧品を
    直接保持した取付け体を、該取付け体の下部が前
    記受皿体内から下方に突出位置する形態で上下に
    係止させて組付けた棒状化粧品の押出容器内に、
    該押出容器の底板に形成された開孔から挿入され
    て、前記取付け体に押上げ力を作用させる離脱具
    であつて、上部を、弾力の作用により上端を放射
    方向に変位させる複数の突当り片に成形し、残部
    をガイド部とした直線筒状体の押上げ体と、該押
    上げ体に、少なくとも上端内周面で上下に摺動自
    在に外嵌装され、外周面下端に前記押出容器の開
    孔孔縁に下方から係止する外鍔片を周設した前記
    押上げ体よりも充分に高さの低い締付け筒とから
    成る棒状化粧品離脱具。
JP7266083U 1983-05-16 1983-05-16 棒状化粧品離脱具 Granted JPS59178914U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7266083U JPS59178914U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 棒状化粧品離脱具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7266083U JPS59178914U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 棒状化粧品離脱具

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Publication Number Publication Date
JPS59178914U JPS59178914U (ja) 1984-11-29
JPS6329452Y2 true JPS6329452Y2 (ja) 1988-08-08

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ID=30202795

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JP7266083U Granted JPS59178914U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 棒状化粧品離脱具

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JP (1) JPS59178914U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0621396Y2 (ja) * 1988-05-16 1994-06-08 竹内工業株式会社 口紅等の収納容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59178914U (ja) 1984-11-29

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