JPS63293254A - 軽量気泡コンクリ−トパネルの取付構造 - Google Patents
軽量気泡コンクリ−トパネルの取付構造Info
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- JPS63293254A JPS63293254A JP12775187A JP12775187A JPS63293254A JP S63293254 A JPS63293254 A JP S63293254A JP 12775187 A JP12775187 A JP 12775187A JP 12775187 A JP12775187 A JP 12775187A JP S63293254 A JPS63293254 A JP S63293254A
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、隣接する2枚の軽量気泡コンクリートパネル
(以下rALCパネル」という)を内側の鉄骨躯体に取
付けるALCパネルの取付構造に関する。
(以下rALCパネル」という)を内側の鉄骨躯体に取
付けるALCパネルの取付構造に関する。
(従来の技術)
従来、ALCパネルを外壁とした建物において、例えば
経年変化によって低下したALCパネルの取付強度を回
復する工事を行う場合、一般には、第10図に示すよう
に、ALCパネル1に貫通孔2を形成し、この貫通孔2
に内壁面側からフックボルト3を挿通すると共に、梁4
に溶接されたL形鋼5に、前記フックボルト3を溶接し
、且つ該フックボルト3に外壁面側からナツト6を締付
けて固定するようにしていた。
経年変化によって低下したALCパネルの取付強度を回
復する工事を行う場合、一般には、第10図に示すよう
に、ALCパネル1に貫通孔2を形成し、この貫通孔2
に内壁面側からフックボルト3を挿通すると共に、梁4
に溶接されたL形鋼5に、前記フックボルト3を溶接し
、且つ該フックボルト3に外壁面側からナツト6を締付
けて固定するようにしていた。
この工法では、内壁面側からの作業を必要とするが、通
常、内壁面には既に内装材が設けられているため、工事
に際して内装を解体する必要があり、しかも、内外両壁
面側からの並行作業となり、総じて手間ばかりか工事費
も非常に高くつく欠点がある。また、フックボルト3を
L形鋼5に溶接する際に、溶接の火花による火災にも気
を付けなければならず、厄介である。
常、内壁面には既に内装材が設けられているため、工事
に際して内装を解体する必要があり、しかも、内外両壁
面側からの並行作業となり、総じて手間ばかりか工事費
も非常に高くつく欠点がある。また、フックボルト3を
L形鋼5に溶接する際に、溶接の火花による火災にも気
を付けなければならず、厄介である。
このような欠点のない工法として、第11図に示すよう
に、押え金物7を、外壁面側からALCパネル1の目地
部8に跨がるように宛かった状態で、ねじ9を押え金物
7のねじ挿通孔及び目地部8に挿通してL形鋼5にねじ
込む工法もあるが、この工法では、押え金物7が壁面か
ら突出した形態となるため、見栄えが極めて悪くなるば
かりか、突出部分に雨水が滞留して防水性が低下したり
、寒冷地域では雪が溜って凍害の原因にもなってしまう
。
に、押え金物7を、外壁面側からALCパネル1の目地
部8に跨がるように宛かった状態で、ねじ9を押え金物
7のねじ挿通孔及び目地部8に挿通してL形鋼5にねじ
込む工法もあるが、この工法では、押え金物7が壁面か
ら突出した形態となるため、見栄えが極めて悪くなるば
かりか、突出部分に雨水が滞留して防水性が低下したり
、寒冷地域では雪が溜って凍害の原因にもなってしまう
。
(発明が解決しようとする問題点)
上述したように、従来の工法では、工事の手間・費用の
点と見栄え・防水性等の点でいずれか一方に難点があり
、その改善が切望されていた。
点と見栄え・防水性等の点でいずれか一方に難点があり
、その改善が切望されていた。
本発明はこのような問題点を解決しようとするもので、
従ってその目的は、ALCパネルの外壁面側からの作業
で工事を行うことができて、取付工事を簡便に且つ安価
に行うことができ、しかも取付工事部分の外壁面を工事
以前の状態と同様の平坦面とすることができ、見栄えや
防水性・耐凍害性を良くし得るALCパネルの取付構造
を提供するにある。
従ってその目的は、ALCパネルの外壁面側からの作業
で工事を行うことができて、取付工事を簡便に且つ安価
に行うことができ、しかも取付工事部分の外壁面を工事
以前の状態と同様の平坦面とすることができ、見栄えや
防水性・耐凍害性を良くし得るALCパネルの取付構造
を提供するにある。
〔発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明のALCパネルの取付構造は、隣接する2枚のA
LCパネルをその内側の鉄骨躯体に取付けるものであっ
て、両ALCパネルに外壁面側から穿設され両ALCパ
ネルの内部を目地部に向って斜めに延びて該目地部おい
て互いに連続する一対の傾斜穴と、前記目地部に前記外
壁面側から挿入されて前記鉄骨躯体にねじ込まれ前記両
傾斜穴の目地部側開口端に臨む掛合部を支える取付ねじ
と、前記両傾斜穴に挿入されその挿入により前記掛合部
を掛合する補強筋と、前記両傾斜穴の空隙部分に充填さ
れた充填材とを具備して成るものである。
LCパネルをその内側の鉄骨躯体に取付けるものであっ
て、両ALCパネルに外壁面側から穿設され両ALCパ
ネルの内部を目地部に向って斜めに延びて該目地部おい
て互いに連続する一対の傾斜穴と、前記目地部に前記外
壁面側から挿入されて前記鉄骨躯体にねじ込まれ前記両
傾斜穴の目地部側開口端に臨む掛合部を支える取付ねじ
と、前記両傾斜穴に挿入されその挿入により前記掛合部
を掛合する補強筋と、前記両傾斜穴の空隙部分に充填さ
れた充填材とを具備して成るものである。
(作用)
取付工事を行う場合、両ALCパネルに外壁面側から例
えば電気ドリルで一対の傾斜穴を穿設した後、取付ねじ
を目地部に外壁面側から挿入して鉄骨綱体にねじ込むこ
とによって掛合部を傾斜穴の目地部側間°口端に臨ませ
ると共に、補強筋を両傾斜穴に挿入してその補強筋を掛
合部に掛合させた上で、両傾斜穴の空隙部分に充填材を
充填する。
えば電気ドリルで一対の傾斜穴を穿設した後、取付ねじ
を目地部に外壁面側から挿入して鉄骨綱体にねじ込むこ
とによって掛合部を傾斜穴の目地部側間°口端に臨ませ
ると共に、補強筋を両傾斜穴に挿入してその補強筋を掛
合部に掛合させた上で、両傾斜穴の空隙部分に充填材を
充填する。
このような取付工事は、専ら外壁面側から行うことがで
き、また、補強筋、掛合部及び取付ねじは、いずれも傾
斜穴と目地部内に納めることができ、これらを外壁面か
ら突出させずに済む。
き、また、補強筋、掛合部及び取付ねじは、いずれも傾
斜穴と目地部内に納めることができ、これらを外壁面か
ら突出させずに済む。
(実施例)
以下、本発明の第1実施例を第1図乃至第7図に基いて
説明する。11は建物の躯体を構成する鉄骨梁で、その
上面にL形鋼12が溶接されている。13はL形鋼12
に後述の如く取付けられたALCパネルで、両ALCパ
ネル13間の目地部14がL形n412に対応位置して
いる。15はALCパネル13の内壁面に野縁16を介
して取着した内装ボード、17は野縁18を介して鉄骨
梁11の下面に取着した天井ボード、19は鉄骨梁11
の周囲に巻き付けた耐火性断熱材である。そして、図示
はしないが、鉄骨梁11の上方には床材及び内装材が設
けられている。さて、ALCパネル13の取付構造は以
下のようになっている。
説明する。11は建物の躯体を構成する鉄骨梁で、その
上面にL形鋼12が溶接されている。13はL形鋼12
に後述の如く取付けられたALCパネルで、両ALCパ
ネル13間の目地部14がL形n412に対応位置して
いる。15はALCパネル13の内壁面に野縁16を介
して取着した内装ボード、17は野縁18を介して鉄骨
梁11の下面に取着した天井ボード、19は鉄骨梁11
の周囲に巻き付けた耐火性断熱材である。そして、図示
はしないが、鉄骨梁11の上方には床材及び内装材が設
けられている。さて、ALCパネル13の取付構造は以
下のようになっている。
20は両ALCパネル13に夫々外壁面側から穿設され
た一対の傾斜穴で、各傾斜穴20は外壁面側から目地部
14に向って斜めに直線的に延びて該目地部14におい
て互いに連続している。そして、各傾斜穴20の外壁面
側端部には、夫々座ぐり孔21が形成されている。22
は目地部14に外壁面側から挿入した掛合部たる掛合プ
レートで、これには第2図に示すように「コ」字形の掛
合孔23が形成され、更に内壁面側の両端に座金24が
側方に突出子るように溶接されている。そして、ALC
パネル13には、両座金24を目地部14に挿通するた
めに、第5図乃至第7図に示すように目地部14の一部
を円弧溝状に削り取るようにして座ぐり穴25を形成し
ている。一方、第1図及び第2図において、26は掛合
プレート22をL形鋼12に取付固定するための2本の
セルフタップ形の取付ねじで、各取付ねじ26は各座金
24に外壁面側から挿入してL形鋼12にセルフタッピ
イングにより締め込まれている。この取付状態において
、掛合プレート22の掛合孔23が第1図に示すように
両傾斜穴20の目地部側開口端に臨んだ状態になってい
る。27は両傾斜穴20内にその全長にわたるように挿
入した1本の補強筋で、その中央部が掛合プレート22
の掛合孔23に挿通掛合されている。そして、傾斜穴2
0及び座ぐり穴21の空隙部分には、モルタル等の充填
材28が充填されている。29は目地部14の外壁面側
に嵌め込まれたシーリング材である。
た一対の傾斜穴で、各傾斜穴20は外壁面側から目地部
14に向って斜めに直線的に延びて該目地部14におい
て互いに連続している。そして、各傾斜穴20の外壁面
側端部には、夫々座ぐり孔21が形成されている。22
は目地部14に外壁面側から挿入した掛合部たる掛合プ
レートで、これには第2図に示すように「コ」字形の掛
合孔23が形成され、更に内壁面側の両端に座金24が
側方に突出子るように溶接されている。そして、ALC
パネル13には、両座金24を目地部14に挿通するた
めに、第5図乃至第7図に示すように目地部14の一部
を円弧溝状に削り取るようにして座ぐり穴25を形成し
ている。一方、第1図及び第2図において、26は掛合
プレート22をL形鋼12に取付固定するための2本の
セルフタップ形の取付ねじで、各取付ねじ26は各座金
24に外壁面側から挿入してL形鋼12にセルフタッピ
イングにより締め込まれている。この取付状態において
、掛合プレート22の掛合孔23が第1図に示すように
両傾斜穴20の目地部側開口端に臨んだ状態になってい
る。27は両傾斜穴20内にその全長にわたるように挿
入した1本の補強筋で、その中央部が掛合プレート22
の掛合孔23に挿通掛合されている。そして、傾斜穴2
0及び座ぐり穴21の空隙部分には、モルタル等の充填
材28が充填されている。29は目地部14の外壁面側
に嵌め込まれたシーリング材である。
次に、上記構成において両ALCパネル13をL形鋼1
2に取付ける手順を説明する。まず、第3図に示すよう
に、両ALCパネル13の外壁面の所定位置に、例えば
電動コアドリル30を使用して座ぐり穴2工を形成する
。この後、第4図に示すように電動ドリル31を使用し
て座ぐり穴21から目地部14に向って斜め内方に傾斜
穴20を形成する。更に、!5図に示すように例えば電
動コアドリルを使用して目地部14に外壁面側から座ぐ
り穴25を形成する。この後、L形鋼12のうち座ぐり
穴25に対応する部位に、取付ねじ26の締込み用の小
孔32(第5図参照)を、外壁面側から電動ドリル等で
形成し、その上で、第6図に示すように掛合プレート2
2の座金24を座ぐり穴25に挿入して掛合プレート2
2を目地部14に挿入すると共に、セルフタップ形の取
付ねじ26を外壁面側から座金24に挿通して、この取
付ねじ26を電気ドライバー(図示せず)等でL形鋼1
2の小孔32にセルフタッピイングにより締め込んで固
定する。この際、両座金2°4を座ぐり穴25に挿入す
ることによって掛合プレート22は左右方向の位置決め
がなされ、取付ねじ26の締め込みによって掛合プレー
ト22の掛合孔23が両傾斜穴20の目地部側開口端に
臨んだ状態に固定される。その後、両傾斜穴20の全長
とほぼ同一長さの1本の補強筋27を両傾斜穴20に挿
入するものであるが、この場合、掛合プレート22の掛
合孔23が両傾斜穴20の目地部側開口端に臨んだ状態
になっているから、挿入により補強筋27の先端が目地
部14を通過する際に補強筋27が掛合孔23に挿入掛
合される。斯かる補強筋27の挿入後、傾斜穴20及び
座ぐり穴21.25の空隙部分に、モルタル等の充填材
28を充填して補強筋27を固定する。そして最後に、
目地部14にシーリング材29(第1図参照)を嵌め込
めば、取付作業が完了する。
2に取付ける手順を説明する。まず、第3図に示すよう
に、両ALCパネル13の外壁面の所定位置に、例えば
電動コアドリル30を使用して座ぐり穴2工を形成する
。この後、第4図に示すように電動ドリル31を使用し
て座ぐり穴21から目地部14に向って斜め内方に傾斜
穴20を形成する。更に、!5図に示すように例えば電
動コアドリルを使用して目地部14に外壁面側から座ぐ
り穴25を形成する。この後、L形鋼12のうち座ぐり
穴25に対応する部位に、取付ねじ26の締込み用の小
孔32(第5図参照)を、外壁面側から電動ドリル等で
形成し、その上で、第6図に示すように掛合プレート2
2の座金24を座ぐり穴25に挿入して掛合プレート2
2を目地部14に挿入すると共に、セルフタップ形の取
付ねじ26を外壁面側から座金24に挿通して、この取
付ねじ26を電気ドライバー(図示せず)等でL形鋼1
2の小孔32にセルフタッピイングにより締め込んで固
定する。この際、両座金2°4を座ぐり穴25に挿入す
ることによって掛合プレート22は左右方向の位置決め
がなされ、取付ねじ26の締め込みによって掛合プレー
ト22の掛合孔23が両傾斜穴20の目地部側開口端に
臨んだ状態に固定される。その後、両傾斜穴20の全長
とほぼ同一長さの1本の補強筋27を両傾斜穴20に挿
入するものであるが、この場合、掛合プレート22の掛
合孔23が両傾斜穴20の目地部側開口端に臨んだ状態
になっているから、挿入により補強筋27の先端が目地
部14を通過する際に補強筋27が掛合孔23に挿入掛
合される。斯かる補強筋27の挿入後、傾斜穴20及び
座ぐり穴21.25の空隙部分に、モルタル等の充填材
28を充填して補強筋27を固定する。そして最後に、
目地部14にシーリング材29(第1図参照)を嵌め込
めば、取付作業が完了する。
上記実施例によれば、両ALCパネル13の取付工事を
行う場合、両ALCパネル13に外壁面側から傾斜穴2
0を穿設した後、目地部14に挿入した掛合プレート2
2を、外壁面側から取付ね・じ26によってL形鋼12
に固定すると共に、補強筋27を両傾斜穴20に挿入し
て掛合プレート22の掛合孔23に掛合させ、最後に傾
斜穴20の空隙部分に充填材28を充填して補強筋27
を固定するものであるから、ALCパネル13の取付作
業を専ら外壁面側から行うことができ、工事中に作業者
がわざわざ内壁面側に回る必要がなくなる。しかも、内
壁面側に内装材(内装ボード15等)が設けられている
場合でも、その内装材の存在に同等関係なく工事を行う
ことができて、内装を解体する必要が全くなく、簡便に
工事を行うことができて、工事費を安くすることができ
る。
行う場合、両ALCパネル13に外壁面側から傾斜穴2
0を穿設した後、目地部14に挿入した掛合プレート2
2を、外壁面側から取付ね・じ26によってL形鋼12
に固定すると共に、補強筋27を両傾斜穴20に挿入し
て掛合プレート22の掛合孔23に掛合させ、最後に傾
斜穴20の空隙部分に充填材28を充填して補強筋27
を固定するものであるから、ALCパネル13の取付作
業を専ら外壁面側から行うことができ、工事中に作業者
がわざわざ内壁面側に回る必要がなくなる。しかも、内
壁面側に内装材(内装ボード15等)が設けられている
場合でも、その内装材の存在に同等関係なく工事を行う
ことができて、内装を解体する必要が全くなく、簡便に
工事を行うことができて、工事費を安くすることができ
る。
また、ALCパネル13の壁面近くにおける溶接作業が
全く不要であるから、溶接の火花による火災の虞れが全
くない。更に、傾斜穴20の端部の座ぐり穴25に充填
材28を充填することによって、取付工事部分の外壁面
を工事以前の状態と同様の平坦面とすることができ、見
栄えを良くし得ると同時に、この部分に雨水・雪が滞留
することはなく、防水性及び耐凍害性を向上できる。ま
た、ALCパネル13内の傾斜穴20に挿入された補強
筋27を、L形鋼12に固定された掛合プレート22で
支持する形態になるから、パネル荷重(風荷重)に対し
十分な取付強度を確保することができる。ちなみに本発
明者の実験結果によれば、3組の補強rfJ(直径9龍
)と掛合プレート22によって、300眩以上の耐力を
確保できた。
全く不要であるから、溶接の火花による火災の虞れが全
くない。更に、傾斜穴20の端部の座ぐり穴25に充填
材28を充填することによって、取付工事部分の外壁面
を工事以前の状態と同様の平坦面とすることができ、見
栄えを良くし得ると同時に、この部分に雨水・雪が滞留
することはなく、防水性及び耐凍害性を向上できる。ま
た、ALCパネル13内の傾斜穴20に挿入された補強
筋27を、L形鋼12に固定された掛合プレート22で
支持する形態になるから、パネル荷重(風荷重)に対し
十分な取付強度を確保することができる。ちなみに本発
明者の実験結果によれば、3組の補強rfJ(直径9龍
)と掛合プレート22によって、300眩以上の耐力を
確保できた。
以上述べた第1実施例では、掛合部(掛合プレート22
)と取付ねじ26とを別体のもので構成したが、例えば
第8図及び第9図に示す本発明の第2実施例のように、
取付ねじ33をアイボルトで構成することによって、取
付ねじ33の頭部に円環状の掛合部34を一体に有する
構成としても良い。尚、第8図において、35は取付ね
じ26のL形鋼12への締込み量を調節するためのナツ
ト、第9図において、36は目地部14に外壁面側から
形成した座ぐり穴、37はL形鋼12のうち座ぐり穴2
5の中心に対応する部位に外壁面側から電動ドリル等で
形成した小孔で、この小孔37に取付ねじ33を外壁面
側からセルフタッピイングによって締め込む。
)と取付ねじ26とを別体のもので構成したが、例えば
第8図及び第9図に示す本発明の第2実施例のように、
取付ねじ33をアイボルトで構成することによって、取
付ねじ33の頭部に円環状の掛合部34を一体に有する
構成としても良い。尚、第8図において、35は取付ね
じ26のL形鋼12への締込み量を調節するためのナツ
ト、第9図において、36は目地部14に外壁面側から
形成した座ぐり穴、37はL形鋼12のうち座ぐり穴2
5の中心に対応する部位に外壁面側から電動ドリル等で
形成した小孔で、この小孔37に取付ねじ33を外壁面
側からセルフタッピイングによって締め込む。
斯かる第2実施例においても、取付工事の手順は、第1
実施例と同様に行えば良く、補強筋27が掛合部34に
挿入掛合される。
実施例と同様に行えば良く、補強筋27が掛合部34に
挿入掛合される。
尚、上記各実施例では、取付ねじ26.33をL形鋼1
2にセルフタッピイングによって締め込むようにしたが
、予め外壁面側がらし形鋼12に電気タッパ−等でねじ
孔を形成し、このねじ孔に取付ねじを螺合させるように
構成しても良い。
2にセルフタッピイングによって締め込むようにしたが
、予め外壁面側がらし形鋼12に電気タッパ−等でねじ
孔を形成し、このねじ孔に取付ねじを螺合させるように
構成しても良い。
その他、本発明は、掛合部の形状を種々変更しても良い
等、要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である
。
等、要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である
。
[発明の効果]
本発明は以上の説明から明らかなように、ALCパネル
の取付作業を専ら外壁面側から行うことができて、内装
材を解体する必要が全くなく、取付工事を簡便に且つ安
価に行うことができる。また、ALCパネルの壁面近く
における溶接作業が全く不要であるから、溶接の火花に
よる火災の虞れが全くない。更に、傾斜穴に充填材を充
填することによって、取付工事部分の外壁面を工事以前
の状態と同様の平坦面とすることができ、見栄えを良く
シ得ると同時に、この部分に雨水・雪が滞留することは
なく、防水性及び耐凍害性を向上できるという優れた効
果を奏する。。
の取付作業を専ら外壁面側から行うことができて、内装
材を解体する必要が全くなく、取付工事を簡便に且つ安
価に行うことができる。また、ALCパネルの壁面近く
における溶接作業が全く不要であるから、溶接の火花に
よる火災の虞れが全くない。更に、傾斜穴に充填材を充
填することによって、取付工事部分の外壁面を工事以前
の状態と同様の平坦面とすることができ、見栄えを良く
シ得ると同時に、この部分に雨水・雪が滞留することは
なく、防水性及び耐凍害性を向上できるという優れた効
果を奏する。。
第1図乃至第7図は本発明の第1実施例を示すもので、
第1図は要部の縦断側面図、第2図は掛合プレートと取
付ねじの斜視図、第3図乃至第7図は夫々作業手順を示
す要部の正面図であり、第8図及び第9図は本発明の第
2実施例を示すもので、第8図は第1図相当図、第9図
は同部分の分解斜視図であり、そして第10図及び第1
1図は夫々異なる従来例を示す第1図相当図である。 図面中、11は鉄骨梁(鉄骨躯体)、12はL形鋼、1
3はALCパネル、14は目地部、15は内装ボード、
20は傾斜穴、22は掛合プレート(掛合部)、23は
掛合孔、26は取付ねじ、27は補強筋、28は充填材
、33は取付ねじ、34は掛合部である。 出願人 小野田ニー・エル・シー株式会社第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図
第1図は要部の縦断側面図、第2図は掛合プレートと取
付ねじの斜視図、第3図乃至第7図は夫々作業手順を示
す要部の正面図であり、第8図及び第9図は本発明の第
2実施例を示すもので、第8図は第1図相当図、第9図
は同部分の分解斜視図であり、そして第10図及び第1
1図は夫々異なる従来例を示す第1図相当図である。 図面中、11は鉄骨梁(鉄骨躯体)、12はL形鋼、1
3はALCパネル、14は目地部、15は内装ボード、
20は傾斜穴、22は掛合プレート(掛合部)、23は
掛合孔、26は取付ねじ、27は補強筋、28は充填材
、33は取付ねじ、34は掛合部である。 出願人 小野田ニー・エル・シー株式会社第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図
Claims (1)
- 1、隣接する2枚の軽量気泡コンクリートパネルをその
内側の鉄骨躯体に取付けるものであって、両軽量気泡コ
ンクリートパネルに外壁面側から穿設され両軽量気泡コ
ンクリートパネルの内部を目地部に向って斜めに延びて
該目地部おいて互いに連続する一対の傾斜穴と、前記目
地部に前記外壁面側から挿入されて前記鉄骨躯体にねじ
込まれ前記両傾斜穴の目地部側開口端に臨む掛合部を支
える取付ねじと、前記両傾斜穴に挿入されその挿入によ
り前記掛合部を掛合する補強筋と、前記両傾斜穴の空隙
部分に充填された充填材とを具備して成る軽量気泡コン
クリートパネルの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12775187A JPS63293254A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 軽量気泡コンクリ−トパネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12775187A JPS63293254A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 軽量気泡コンクリ−トパネルの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63293254A true JPS63293254A (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=14967783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12775187A Pending JPS63293254A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 軽量気泡コンクリ−トパネルの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63293254A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007255045A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Sumitomo Kinzoku Kozan Siporex Kk | 既設alc縦壁パネルの補強構造 |
JP2012144959A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Sumitomo Kinzoku Kozan Siporex Kk | Alcパネルの補強方法 |
JP2013185295A (ja) * | 2012-03-05 | 2013-09-19 | East Japan Railway Co | 鉄骨造建築物の補強方法及び鉄骨造建築物 |
-
1987
- 1987-05-25 JP JP12775187A patent/JPS63293254A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007255045A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Sumitomo Kinzoku Kozan Siporex Kk | 既設alc縦壁パネルの補強構造 |
JP4624288B2 (ja) * | 2006-03-23 | 2011-02-02 | 住友金属鉱山シポレックス株式会社 | 既設alc縦壁パネルの補強構造の組立方法 |
JP2012144959A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Sumitomo Kinzoku Kozan Siporex Kk | Alcパネルの補強方法 |
JP2013185295A (ja) * | 2012-03-05 | 2013-09-19 | East Japan Railway Co | 鉄骨造建築物の補強方法及び鉄骨造建築物 |
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