JPS6322252Y2 - - Google Patents

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JPS6322252Y2
JPS6322252Y2 JP1982121713U JP12171382U JPS6322252Y2 JP S6322252 Y2 JPS6322252 Y2 JP S6322252Y2 JP 1982121713 U JP1982121713 U JP 1982121713U JP 12171382 U JP12171382 U JP 12171382U JP S6322252 Y2 JPS6322252 Y2 JP S6322252Y2
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JP
Japan
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mountain
locking
shaped
tension rod
hook rods
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JP1982121713U
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JPS5926124U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、横梁等の構造材に簡易且つ迅速で、
強固に取付けることができ、しかも取外しが簡単
にできる受金具に関する。
〔従来の技術及びその問題点等〕
従来より、折版状建築用材を取付ける受金具
は、種々の形状,構造のものが存在しているが、
その受金具を横梁等の構造材に取付けるには、現
在、殆ど溶接にて固着している。その溶接作業
は、その作業工程が多かつた。即ち、その現場に
溶接機をセツトし、実際の溶接作業をし、その後
その溶接箇所のスラグ落しをし、そこに防錆塗料
を塗る等の作業手順が必要とされている。その溶
接作業は摂氏0度以下の場合や風がある場合等に
は十分な溶接強度にならないことから作業できな
いし、雨の日には感電等の危険が伴うことから作
業できない不都合があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで考案者は、前記問題点等を解決すべく鋭
意,研究を重ねた結果、本考案を、山状部の両下
端に、開放側が互いに内方を向くように断面コ字
状の係止部を一体形成し、該両係止部の外面にコ
字状の補強板を添設し、その両補強板の上側片を
山状部の内側に貫通させて突片を形成し、その山
状部の両側が開脚可能となつており、その対向す
る両突片間に、互いに逆ネジ部を有した両フツク
杆とこれらに螺合するジヨイントナツトからなる
張引杆を設けた受金具としたことにより、横梁等
の構造材に簡易且つ迅速で、強固に取付けること
ができ、前記の問題点等を解決したものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第7図に基
づいて説明する。
1はその山状部で、正面からみて台形山形状を
なしたり(図面参照)、或いは門形状をなしてい
る。その山状部1は頂部1aと両側の脚部1b,
1bとから形成されている。その頂部1aの略中
央に剣先状のボルト2aまたは貫孔2bが設けら
れている。その山状部1の両側の脚部1b,1b
の下端に断面コ字状の係止部3,3が一体形成さ
れている。
その山状部1と両係止部3,3とで受金具本体
Aが構成され、その係止部3,3の開放側が互い
に内方を向くように構成されている。該係止部3
の外面には、コ字状の補強板3aが添設されてい
る。該両補強板3a,3aの上側片が山状部1の
内側に貫通されて(第4図参照)突片4,4とし
て形成されている。
該両突片4,4の略中央に係止孔5,5が穿設
されている。該係止孔5は切り起し突片を形成す
るようにして穿設したり(第2図,第4図参照)、
或いは単に円形の貫孔にすることもある(第6
図,第7図参照)。
また、その山状部1の両側が開脚可能な弾性を
有している。
6は張引杆であつて、ジヨイントナツト6aと
2つのフツク杆6b,6bとで構成されている。
そのジヨイントナツト6aは略中央を境に逆の内
ネジ部が螺設され、そのフツク杆6b,6bも左
右で逆のネジ部が螺設されている。該フツク杆6
bのフツク部が前記突片4の係止孔5に挿入係止
できるように構成されている。
図中7は横梁等の構造材で、H型鋼で構成され
ている。8は硬質の合成樹脂製のコ字状断熱片
で、その係止部3の内面に必要に応じて固着され
ている(第6図参照)。9はリベツトであつて、
該軸部の下端に軸部を拡大する楔状片が挿入さ
れ、その係止部3の上辺の貫孔に挿入し、これを
ハンマー等で殴打してその係止部3を固定するの
に使用することもある(第7図参照)。10はナ
ツト、11は座金、12は折版状建築用板であ
る。
〔考案の効果〕
本考案においては、山状部1の両下端に、開放
側が互いに内方を向くように断面コ字状の係止部
3,3を一体形成し、該両係止部3,3の外面に
コ字状の補強板3a,3aを添設し、その両補強
板3a,3aの上側片を山状部1の内側に貫通さ
せて突片4,4を形成し、その山状部1の両側が
開脚可能となつており、その対向する両突片4,
4間に、互いに逆ネジ部を有した両フツク杆6
b,6bとこれらに螺合するジヨイントナツト6
aからなる張引杆6を設けた受金具としたことに
より、第1に横梁等の構造材7に簡易且つ迅速な
取付ができ、第2に強固な取付ができ、第3に取
外しが簡単にでき、第4に極めて簡単な構成な安
価な受金具を提供できる等の効果を奏する。
これらの効果について詳述すると、先ず、互い
に逆ネジ部を有した両フツク杆6b,6bとこれ
らに螺合するジヨイントナツト6aからなる張引
杆6は外しておいて受金具本体Aの両脚部1b,
1bを、第2図に示すように開脚して係止部3,
3を構造材7の上面部の両端縁に係止し、次い
で、その張引杆6の左右のフツク杆6bのフツク
部を前記突片4の係止孔5に挿入係止し、そして
ジヨイントナツト6aを適宜回動させてその左右
の係止部3,3を張引して構造材7の上面部の両
端縁に強固に係止固定して本考案の受金具を取付
ける(第3図参照)。従つて、従来のような溶接
作業ではその作業工程が多く、具体的にはその現
場に溶接機をセツトし、実際の溶接作業をし、そ
の後その溶接箇所のスラグ落しをし、そこに防錆
塗料を塗る等の作業手順が必要とされていたり、
その溶接作業は摂氏0度以下の場合や風がある場
合等には十分な溶接強度にならないことから作業
できないし、雨の日には感電等の危険が伴うこと
から作業できない不都合があつたが、本考案では
そのような気象条件に関係なく、この取付作業
は、断面コ字状の係止部3,3を係止し、且つ張
引杆6にて張引固定させることのみで簡易且つ迅
速にできる。
その取付強度は、張引杆6にての張引力の増加
によつて強度性を増加させることができる。
特に、本考案では、両係止部3,3の外面にコ
字状の補強板3a,3aを添設し、該両補強板3
a,3aの上側片を山状部1の内側に貫通させた
突片4,4を、張引杆6にて張引固定したので、
構造材7への係止力は、突片4,4及び両補強板
3a,3aを介して係止部3,3に加わるもので
あり、該係止部3,3を、突片4,4に連続した
補強板3a,3aにて抱持するようにしており、
係止部3,3が開いて、受金具全体がぐらつくよ
うなこともなく、極めて強固な取付ができる効果
がある。
さらに、取外しも、その張引杆6を緩めること
のみであり、溶接とは異なり簡単にできる。
さらに、本願考案では、互いに逆ネジ部を有し
た両フツク杆6b,6bとこれらに螺合するジヨ
イントナツト6aからなる張引杆6にて、張設し
たので、逆ネジが左右側に2箇所存在することと
なり、単にボルトにナツトを締めつける一方向の
ネジよりは、両逆ネジの存在にて、締めつけの取
付性をより迅速化でき、高所での屋根等の取付作
業においての安全性も高くできる利点がある。
なお、その係止部3,3の内面にコ字状断熱片
8,8を固着すれば、これを使用して金属製の折
版状建築用板12等にて壁または屋根等を施工し
ても、受金具本体Aに伝わる熱伝導をそのコ字状
断熱片8,8にて遮断することができヒートブリ
ツジの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、そ
の第1図は本考案の斜視図、第2図は本考案の取
付途中の状態を示す側面図、第3図は本考案を取
付完了した一部断面を有する側面図、第4図は第
3図−矢視断面図、第5図は本考案を使用し
て屋根施工した斜視図、第6図は本考案の別の実
施例を取付完了した一部断面を有する側面図、第
7図は別の実施例の係止部の取付状態を示す一部
縦断した側面図である。 A……受金具本体、1……山状部、3……係止
部、3a……補強板、4……突片、6……張引
杆、6a……ジヨイントナツト、6b……フツク
杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 山状部の両下端に、開放側が互いに内方を向く
    ように断面コ字状の係止部を一体形成し、該両係
    止部の外面にコ字状の補強板を添設し、該両補強
    板の上側片を山状部の内側に貫通させて突片を形
    成し、その山状部の両側が開脚可能となつてお
    り、その対向する両突片間に、互いに逆ネジ部を
    有した両フツク杆とこれらに螺合するジヨイント
    ナツトからなる張引杆を設けたことを特徴とした
    受金具。
JP12171382U 1982-08-12 1982-08-12 受金具 Granted JPS5926124U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12171382U JPS5926124U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 受金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12171382U JPS5926124U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 受金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5926124U JPS5926124U (ja) 1984-02-18
JPS6322252Y2 true JPS6322252Y2 (ja) 1988-06-20

Family

ID=30278462

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JP12171382U Granted JPS5926124U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 受金具

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6191645U (ja) * 1984-11-22 1986-06-13
JPS6321749U (ja) * 1986-07-24 1988-02-13
JP5958918B2 (ja) * 2014-01-24 2016-08-02 株式会社サカタ製作所 取付器具

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518725U (ja) * 1974-07-05 1976-01-22

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JPS4890407U (ja) * 1972-02-01 1973-10-31

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JPS518725U (ja) * 1974-07-05 1976-01-22

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JPS5926124U (ja) 1984-02-18

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