JPS63293029A - 成形条件のモニタ表示方法 - Google Patents

成形条件のモニタ表示方法

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JPS63293029A
JPS63293029A JP12706087A JP12706087A JPS63293029A JP S63293029 A JPS63293029 A JP S63293029A JP 12706087 A JP12706087 A JP 12706087A JP 12706087 A JP12706087 A JP 12706087A JP S63293029 A JPS63293029 A JP S63293029A
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Teruyuki Uchida
内田 輝幸
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ダイカスト機や射出成形機等の射出成形装置
の成形条件をモニタ表示する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は、スクリューインライン式射出成形機における
射出部の構成を示す要部側断面図である。
同図において、■は樹脂材料であるペレットをシリンダ
バレル2に供給するホッパであり、シリンダバレル2は
ホッパ1より供給される樹脂材料をその内部で混練可塑
化し、溶融状態とするようになっている。3はシリンダ
バレル2内の先端部に蓄えられた溶融樹脂をその前進動
作によってシリンダバレル2先端のノズル4より押し出
すスクリューである。すなわち、型締された可動金型5
と固定金型6との作るキャビティ7内へ、射出シリンダ
(図示せず)に導入される圧油によって作動するスクリ
ュー3を前進させて、溶融樹脂を充填し、成形加工を行
っている。
一般に、スクリュー3の前進に際しては、そのストロー
ク位置に応じて移動速度を変化させておリ、例えばスク
リュー3が第7図(alに示すa、点にあるときを射出
動作のスタート点とし、機械的極限位置をCl点とした
と、射出工程の完了点をb1点とすると、a、点からす
、点に達するまでに例えば3段階の速度調整を行ってい
る。第7図(blに示す軌跡d、は、スクリュー3のス
トローク位illを基準軸とした移動速度(射出速度)
■の変化特性を示しており、同図における軌跡e、はス
クリュー3を前進させるために要する力を射出シリンダ
に加わる圧力(充填力)Fとして表している。つまり、
射出工程の完了時点すい即ちキャビティ7に溶融樹脂が
充満される直前より、射出速度Vは急激に下り始め、こ
れと同時に制御系が速度制御から保圧制御に切替えられ
、射出シリンダへの油圧力を加える。この結果、充填力
Fが急速に上昇し始めるようになり、シリンダバレル2
内の溶融樹脂に加わる圧力が上昇して、第7図(a)に
示す逆流制御弁8が作動する。その後、スクリュー3に
加える圧力を制御し、キャビティ7内の成形品の冷却収
縮を補充するため保圧を加える。
しかし、第7図(b)においては、スクリュー3のスト
ローク位置lを基準軸としているため、第7図(a)の
す、−we、間でシリンダが停止する間の様子、即ち射
出工程の完了点す、から実際にスクリュー3が停止する
射出完了点2までの間の保圧工程でのスクリュー3の移
動量が不明確となる。
このような理由から、射出速度Vおよび充填力Fを時間
軸を基準として表す方法が用いられている。第8図は、
射出速度Vおよび充填力Fを時間軸tを基準として表し
た場合の一例である。図におけるt4点で射出速度制御
から保圧制御への切替え状態となり、この後3段階に変
化する保圧Fl+Fz、Fiが加わっていることが分か
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、第8図に示したような保圧工程での段階
的な保圧力の変化を行う場合においては、特に急激な圧
力降下制御を行う場合、射出シリンダは一時的に後退方
向へ微小量の移動を伴う。すなわち、従来のモニタ方法
では、速度計測上のゲインが小さかったり、速度計測演
算に使用する単位移動区間(又は、速度計測演算に使用
する単位計測時間)が大きく、第8図に示された保圧工
程での射出速度Vの特性曲線のように、その後退方向の
モニタリングや表示を行うことができないものが一般的
であった。
これに対して、近年の成形業界においては、複雑な形状
品の生産や精密成形のニーズが強まっており、マシン管
理においても、上記保圧工程での射出シリンダの移動現
象について、微細なモニタ・監視が品質管理上重要とな
ってきている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、射
出シリンダの移動速度の変化に応じてその発生間隔が変
化する信号を送出する信号送出手段と、この信号送出手
段の送出する隣接信号間隔に基づいて前記射出シリンダ
の平均移動速度および移動方向を算出する速度・方向算
出手段とを備え、この速度・方向算出手段の算出する射
出シリンダの前進方向への移動速度表示に併せて、その
前進動作中における後退方向への移動速度表示をも行う
ようにしたものである。
〔作用〕
したがってこの発明によれば、射出シリンダの前進方向
への移動速度表示に併せて、その前進動作中における後
退方向への移動速度表示がなされる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る成形条件のモニタ表示方法を詳細に
説明する。第1図はこの成形条件のモニタ表示方法の一
実施例を示すモニタ表示図であり、第2図はこのモニタ
表示図をそのディスプレイ部において描(モニタ表示装
置のブロック回路構成図である。第2図において、1)
は射出シリンダの移動速度および移動方向に関する信号
を送出する発信器であり、射出シリンダの動きを伝達す
る例えばラック・ピニオン機構等の伝達手段の動作に基
づき、上記信号の送出を行うように構成されている。本
実施例においては、AB相方式のロータリエンコーダを
用いており、このロータリエンコーダ1)の回転方向に
より、即ち射出シリンダの前進および後退方向への移動
により、第3図(a)および偽)に示すようなA相パル
ス信号P l、B相パルス信号P2が、送出信号aとし
て送出されるようになっている。すなわち、ロータリエ
ンコーダ1)の回転方向により、A相パルス信号P1と
B相パルス信号P2の位相関係が、同図(a) 、 (
blに示す如く変化すると共に、単位回転角T毎に1パ
ルスの信号波形が送出され、このA相パルス信号P1と
B相パルス信号P2とを対にした信号aとして送出され
るようになっている。
ロークリエンコーダ1)の送出する信号aは、UP/D
OWN信号変換器12において、移動方向信号すと移動
方向側の移動速度信号(UP/DOWNパルス信号)C
およびdに変換されるようになっている。移動方向信号
すは、射出シリンダの動き、即ちロータリエンコーダ1
)の回転方向を表す信号であり、射出シリンダの前進方
向又は後退方向への動きを区別可能とする2位置信号(
H/L信号)として、信号選択器15およびデータ処理
装置16に取り込まれるようになっている。
また、移動速度信号Cは、射出シリンダが前進側に単位
距離(例えば、0.1mm又は0.01mm)移動する
毎に、lパルスのパルス信号としてF/V変換器13に
入力されるようになっており、移動速度信号dは、射出
シリンダが後退側に単位距離移動する毎に、lパルスの
パルス信号としてF/■変換器14に入力されるように
なっている。そして、この移動速度信号Cおよびdが、
F/V変換器13および14において、それぞれ前進側
移動速度および後退側移動速度に応じた電圧値に変換さ
れ、アナログ信号eおよびfとして、信号選択器15に
入力されるようになっている。尚、F/■変換器13お
よび14については、タウマチック方式F/V変換器(
ココリサーチ株式会社製:ユニバーサル回転解析計)を
使用するものとして、その説明は省略する。
信号選択器15に入力されるアナログ信号eおよびfは
、UP/DOWN信号変換器12の送出する移動方向信
号すに基づき、選択的にデータ処理装置16へ送られる
。すなわち、射出シリンダが前進方向に移動する場合に
あっては、F/V変換器13の送出アナログ信号eが選
択されてデータ処理装置16へ送られ、射出シリンダが
後退方向に移動する場合にあっては、F/V変換器14
の送出アナログ信号fが選択されてデータ処理装置16
へ送られる。そして、データ処理装置16において、U
P/DOWN信号変換器12の送出する移動方向信号す
が取り込まれ、信号選択器15を介して入力されるアナ
ログ信号e又はfと共に、マシンコントローラ17から
のデータ収集指令gにより、データ処理装置16が時系
列にデータ収集・記憶を行う。そして、マシンコントロ
ーラ17からのデータ表示指令りにより、データ処理装
置16が、データ表示器18(一般的には、CRTを使
用)に、第1図に示したような特性図を表示するように
なす。データ処理装置16に拡大表示機能を持たせれば
、第1図において点線で示した部分を、第4図に示した
ように拡大表示することも可能である。すなわち、第1
図および第4図を参照して分かるように、本実施例によ
るモニタ表示方法によれば、射出シリンダの移動方向を
監視しつつ、その射出速度(移動速度)■の表示が可能
となる。つまり、射出シリンダの前進方向への移動速度
表示に併せて、その前進動作中における後退方向への移
動速度表示が、図(第1図。
第4図)に示した波形vl+ v2の如くなされ、保圧
工程での射出シリンダの後退方向へのモニタリングが可
能となる。
尚、本実施例においては、ロータリエンコーダ1)の送
出する単位信号間隔毎に、射出シリンダの平均移動速度
および移動方向を求め、その移動速度表示を行うように
構成している。この移動速度表示は、単位信号間隔の一
定周期毎の平均移動速度および移動方向を求め、上記単
位信号間隔毎の平均移動速度および移動方向について同
時に表示・記録するように構成してもよい。また、単位
信号間隔の一定時間単位の平均移動速度および移動方向
を求め、上記単位信号間隔毎の平均移動速度および移動
方向について同時に表示・記録するように構成してもよ
い。さらに、単位信号間隔の一定周期毎の平均移動速度
および移動方向を求め、且つ単位信号間隔の一定時間単
位の平均移動速度および移動方向を求め、これらを上記
単位信号間隔毎の平均移動速度および移動方向について
同時に表示・記録するように構成してもよい。
第5図は、第2図に示したモニタ表示装置において、信
号選択器15を省略し、そのハードウェアの簡略化を図
ったものである。すなわち、信号選択器15の機能を、
データ処理装置16のソフトウェアによる処理にて実現
している。
また、移動方向が反転した場合の応答性を少し許容する
ならば、第2図および第5図におけるF/■変換器13
.14は1台に省略することも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明による成形条件のモニタ表示
方法によると、射出シリンダの移動速度の変化に応じて
その発生間隔が変化する信号を送出する信号送出手段と
、この信号送出手段の送出する隣接信号間隔に基づいて
前記射出シリンダの平均移動速度および移動方向を算出
する速度・方向算出手段とを備え、この速度・方向算出
手段の算出する射出シリンダの前進方向への移動速度表
示に併せて、その前進動作中における後退方向への移動
速度表示をも行うようにしたので、保圧工程での射出シ
リンダの移動現象について、微細なモニタ・監視が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る成形条件のモニタ表示方法の一実
施例を示すモニタ表示図、第2図はこのモニタ表示図を
そのディスプレイ部において描くモニタ表示装置のブロ
ック回路構成図、第3図はこのモニタ表示装置において
ロータリエンコーダの送出する出力波形図、第4図は第
1図に示したモニタ表示図において点線で示した部分の
拡大表示図、第5図は第2図において信号選択器を省略
しそのハードウェアの簡略化を図ったモニタ表示装置の
ブロック回路構成図、第6図はスクリューインライン式
射出成形機における射出部の構成を示す要部側断面図、
第7図(a)は第6図に示したスクリューのストローク
位置の変化を説明する要部拡大断面図、第7図世)は第
7図(a)に示したスクリューのストローク位置を基準
軸とした射出速度および充填力の関係を示した特性図、
第8図は従来のモニタ表示方法によるその射出速度およ
び充填力の表示特性図である。 1)・・・ロータリエンコーダ、12・・・UP/DO
WN信号変換器、13.14・・・F/■変換器、15
・・・信号選択器、16・・・データ処理装置、17・
・・マシンコントローラ、18・・・データ表示器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)射出シリンダの移動速度の変化に応じてその発生
    間隔が変化する信号を送出する信号送出手段と、この信
    号送出手段の送出する隣接信号間隔に基づいて前記射出
    シリンダの平均移動速度および移動方向を算出する速度
    ・方向算出手段とを備え、この速度・方向算出手段の算
    出する射出シリンダの前進方向への移動速度表示に併せ
    て、その前進動作中における後退方向への移動速度表示
    をも行うようにしたことを特徴とする成形条件のモニタ
    表示方法。
  2. (2)速度・方向算出手段は、信号送出手段の送出する
    単位信号間隔毎にその平均移動速度および移動方向を算
    出することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の成
    形条件のモニタ表示方法。
JP12706087A 1987-05-26 1987-05-26 成形条件のモニタ表示方法 Expired - Lifetime JPH0653382B2 (ja)

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