JPS63292767A - 画像生成装置 - Google Patents

画像生成装置

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JPS63292767A
JPS63292767A JP62126866A JP12686687A JPS63292767A JP S63292767 A JPS63292767 A JP S63292767A JP 62126866 A JP62126866 A JP 62126866A JP 12686687 A JP12686687 A JP 12686687A JP S63292767 A JPS63292767 A JP S63292767A
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JP
Japan
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data
memory
address
transfer
bus
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Application number
JP62126866A
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English (en)
Inventor
Yoshio Mogami
善雄 最上
Masahiro Nakanishi
昌弘 中西
Keiji Izumi
恵治 泉
Koji Waki
脇 光司
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ビットマツプメモリを有する画像生成装置
に係わり、特に高速で下位装置にデータを転送する場合
におけるビットマツプメモリのデータの読み出しの制御
に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に画像データの取り扱いとしては、ベクトルによる
方法、ビットパターンデータによる方法等があるが、本
発明はピントパターンデータを1ペ一ジ単位で取り扱う
ビットマツプメモリを有する画像生成装置に関するもの
であり、かかる画像生成装置の下位の画像出力装置とし
ては、CRT。
EL等の表示装置やページプリンタ等がある。そして例
えばページプリンタを適用した場合においては、プリン
タエンジンへのデータ転送時に、1ペ一ジ分のビットマ
ツプメモリの内容を読み出して転送する際、1ページの
印刷媒体例えば紙の全領域に対応するデータ量を全て読
み出していた。
そして転送中のビットマツプメモリへ新たな画像例えば
次ページの画像を展開すると、その新しいデータが印刷
されてしまうため、新たな画像データの展開は上記紙の
全領域に対応するメモリを全て読み出してから行うよう
に構成されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように、従来のデータ転送方法によると、転送の
期間中は転送中のビットマツプメモリに対して新たな画
像の展開はできず、ビットマツプメモリの1ページ全領
域に対応する部分を読み出している。しかし全ての場合
、全領域に亘り印字データが存在するわけではなく、ま
た紙の縁の部分には画像を展開しないため、ビットマツ
プメモリの全領域のデータを転送するのは無駄な時間を
費やし、転送によりビットマツプメモリのあるページが
占有される時間が長(なる、したがって転送後に新たな
画像をビットマツプメモリに展開していたのでは、ビッ
トマツプメモリの使用が効率良く行われず、高速な印刷
という面で支障となるという問題点があった。
本発明は、従来の画像生成装置における上記問題点を解
消するためになされたもので、データの読み出しを必要
な量だけにして早期に新たな画像の展開を行い、ビット
マツプメモリの使用効率を向上させ、高速印刷を実現さ
せた画像生成装置を提供することを目的とする。
c問題点を解決するための手段及び作用〕上記問題点を
解決するために、本発明は、下位装置からの1単位量の
データ要求に従って前記ビットマツプメモリより順次デ
ータを読み出し転送データバスにデータを出力する転送
データ第1準備手段と、下位装置からの1単位量のデー
タ要求に従って前記ビットマツプメモリからのデータの
読み出しを行わずに予め定められたデータを転送データ
バスに出力する転送データ第2準備手段と、前記第1あ
るいは第2の転送データ準備手段による転送データバス
へのデータ出力に従って下位装置との間でデータ転送の
同期をとる同期手段と、前記第1及び第2の転送データ
準備手段を切り換える転送データ選択手段と、1画面の
データ転送の開始にあたり前記転送データ選択手段を転
送データ第1準備手段に設定する転送データ初期設定手
段と、下位装置へ転送するデータの単位量数を設定する
データ量設定手段と、下位装置へ転送するデータの単位
量数を計数するデータ量カウント手段とを設け、前記デ
ータ量カウント手段の動作数が前記データ量設定手段の
値と等しくなると前記転送データ選択手段は転送データ
第1準備手段から転送データ第2準備手段に切り換える
ように構成するものである。
このように構成することにより、1画面のデータの転送
に際し、転送データ第1準備手段が下位の画像出力装置
からの1単位量のデータ要求に従って、ビットマツプメ
モリより順次データを読み出して下位装置へ1単位量の
データを転送し、その転送毎に転送データの単位量数を
データ量カウント手段により計数し、データ量設定手段
に予め設定された値だけデータ量カウント手段が動作し
た時、転送データ選択手段は転送データ準備手段を第1
手段から第2手段へ切り換え、以後はビットマツプメモ
リの読み出しを行わずに予め定められたデータを下位装
置に転送する。これによりビットマツプメモリを早期に
新たな画像の生成に使用することができ、ビットマツプ
メモリの効率的な使用と、高速印刷を実現することが可
能となる。
〔実施例〕
以下実施例について説明する。第1図は、零発・明に係
る画像生成装置をプリンタに適用した実施例を示す概略
ブロック構成図である0図において、1はプリンタコン
トローラで、該コントローラ1はホストコンピュータと
データ線及び制御線等で接続されている。この接続の形
式(1/F形式)には各種ホストコンピュータにより種
々の形式があるが、この発明では特にI/F形式につい
ては限定されない。プリンタコントローラ1はまた、プ
リンタエンジンとも接続されている。プリンタエンジン
とコントローラ1との間の17F形式にもいくつかの種
類があり、本実施例では垂直同期信号VSYNC,水平
同期信号H3YNCにより同期されるシリアルデータ転
送形式をとっているが、他の方式でも何らかまわない、
2で示した部分が画像生成装置を構成しており、該画像
生成装置2はメモリ8を含んでいる。該メモリ8はダイ
ナミックRAM(以下DRAMと呼ぶ)で形成され、フ
ォントメモリ、フレームメモリ、フオームメモリで構成
されており、全てMPUボード3上の図示しないMPU
のアドレス空間にマツピングされている。そしてフォン
トメモリには数種類の字体がドツトパターンの形で格納
されるようになっており、一方、フレームメモリ及びフ
オームメモリはビットマツプメモリであり、画像生成装
置の動作時に最終的に印刷媒体、例えば紙に印刷される
1ドツト毎に対応した画像データが、複数ページ分格納
されるようになっている。以下これらのメモリをページ
メモリと呼び、本実施例ではフレームメモリ2ページ分
(フレームA、フレームB)とフォームメモリ1ページ
分(フオーム)とで構成している。
レジスタ群4は、メモリ8と同様に図示しないMPUの
アドレス空間にマフピングされており、MPUボード3
からレジスタ群4の任意のレジスタに対して書き込み、
読み出しを行うようになっている。レジスタ群4には、
画像データのビットマツプメモリへの展開時に使用する
パラメータ。
メモリ8の内容をプリンタエンジンに転送する際のパラ
メータ等を格納するようになっているが、これについて
は後で詳述する。
MPUI/F5は、MPUボード3と本実施例における
内部回路とのインターフェースをする部分である。展開
制御部6は、MPUボード3がレジスタ群4に格納した
種々のパラメータに従い、メモリ8の中のフォントメモ
リのデータをページメモリに展開する際のフォントメモ
リの読み出しアドレスの発生、ページメモリへの書き込
みアドレスの発生、展開するデータ数の制御、及び展開
時のサイクル制御を行うものである。エンジン■/F1
0は、メモリ8の内容をプリンタエンジンに転送する際
のインターフェースをする部分である。
メモリセレクタ11は、アドレスバス12上のアドレス
をマルチブレクスしてメモリ8のDRAMのアドレス線
に送ると共に、アドレスの上位ビットとレジスタ群4に
格納されたパラメータにより、特定のDRAMにだけC
A S (column address 5trob
e)信号を送出することによりメモリの選択を行うもの
である。
上述したようにメモリ8をアクセスする目的としては、
(11M P Uボード3からの書き込み及び読み出し
、(2)画像データの展開時の読み出し及び書き込み、
(3)プリンタエンジンへのデータの読み出しがあるが
、その他にメモリ8を構成するDRAMの性質上、(4
)データ保持のためのリフレッシュを目的とする場合の
アクセスがある。この場合は図示しないリフレッシュ制
御部が一定時間毎にリフレッシュ要求をバス・メモリ制
御部9に対し発生すると共に、リフレッシュアドレス(
8bi t)を発生するようになっている。
バス・メモリ制御部9は、上記4つの目的に属する4つ
のブロックにより発生される要求を受は付け、その種類
及びレジスタ群4に格納されたパラメータに従ってアド
レスバス12に送出されるアドレスの選択とメモリセレ
クタ11の制御、データーバス7の中のバスドライバ等
の制御、及びメモリ80制御lのための信号の発生を行
うものである。
データバス7はバス・メモリ制御部9により制御され、
データバスの制御、データの一時的格納。
データの合成を行うものである。
次に、このように構成されている画像生成装置を含むプ
リンタコントローラ1の動作について説明する。まず電
源が投入されると、MPUボード3は電源投入時の初期
プログラムを実行する。その後、MPUボード3はフォ
ントが格納されている図示しないMPUボード3上のR
OM及び又は図示しない外部のフォントデータ発生・格
納手段より、フォントデータをメモリ8のフォントメモ
リに移し換える。この時、各種フォントの各文字に対応
するフォントメモリ上のアドレス及び各文字のサイズが
、テーブルとしてMPUボード3上の図示しないメモリ
に格納される。MPUボード3はページメモリを全てク
リアしておき、使用するページメモリを指定するデータ
をレジスタ群4の後述するコマンドレジスタに書き込む
、これにより例えばフレームメモリAが選択される。
MPUボード3は図示しないホストコンピュータに接続
されており、1亥ホストコンピユータにより文字コード
が転送されると、MPUボード3はページメモリ上で文
字パターンがおかれるべき位置を1ドツト単位のX−Y
座標の形式で計算し、一旦図示しないメモリに格納する
0次に文字コードと、その時に選択されていたフォント
種により上記テーブルを検索し、フォントメモリ内で該
当フォントが格納されているアドレス及び文字サイズを
それぞれ上記メモリに続けて格納する。この処理を一定
文字数分繰り返した後、MPUボード3上の図示しない
DMA手段によりレジスタ群4の後述する展開パラメー
タレジスタに、X座標。
Y座標、フォントアドレス、文字サイズのパラメータを
上記メモリより1文字分書き込む。
この1文字分のパラメータの転送が完了すると、展開制
御部6はバス・メモリ制御部9に対してメモリアクセス
の要求を発生し、展開が開始する。
展開の実動作に関しては後で詳述するが、1文字の展開
が終了するまで上記メモリアクセス要求は発生したまま
である。同時に本実施例では画像データの展開中である
ことを示す展開BUSY信号がMPUボード3に対して
発生され、その間DMA手段はMPUにバスを明は渡し
て待機し、MPUは更にホストコンピュータから文字コ
ードを受は取り、上記と同様に画像展開に必要なパラメ
ータを計算して上記メモリ手段に格納する作業をする。
1文字の展開が終了すると、上記展開BtJSY信号が
発生されなくなり、再度DMA手段が動作する。
この繰り返し動作で1ページの画像の展開が終了すると
、MPUボード3は別のページメモリを指定するデータ
をページモードレジスタに書き込み、そのページに対す
る画像データの展開を行う。
それと共に、MPUボード3はレジスタ群4中のページ
モードレジスタに画像データ展開済みのページメモリを
指定するデータを書き込む、MPUボード3とプリンタ
エンジン間には図示しない通信ラインが設けられており
、それを通じてMPUボード3はプリンタエンジンに印
刷開始要求を送出する。それに応じてプリンタエンジン
はコントローラ1に対し、画像データ転送のための垂直
及び水平同期信号VSYNC,H3YNCを送出する。
この同期信号VSYNC,H3YNCはx7ジンI/F
IOに入力され、これに応答してエンジンI/FIOは
バス・メモリ制御部9に対してメモリアクセスの要求を
すると同時に読み出し用アドレスを用意する。バス・メ
モリ制御部9により要求が受は付けられデータが出てく
ると、エンジン1/FIOはデータに対しパラレル−シ
リアル変換を行い、該データを同期CLKと共にプリン
タエンジンに送出する。またエンジンI/FIOはデー
タを受は取ると次の読み出しアドレスを用意して、次の
読み出しに備える。
この読み出しの繰り返しにより1ペ一ジ分の転送が終了
すると、MPUボード3はレジスタ群4のページモード
レジスタに、次の印刷内容が格納されているページメモ
リを指、定するデータを書き込み、次の印刷に備えるこ
とになる。またプリンタエンジンへ、その内容の転送が
終了したページメモリは、新たな画像データの展開に使
用できる。
本実施例では、このように3ペ一ジ分のページメモリを
順次使用することにより、高速度な印刷を実現できるよ
うにしている。
次にバス・メモリ制御部9の構成について詳細□ に説
明する。第2図は、バス・メモリ制御部9のブロック構
成図である0図において21〜24は、上述した4種類
のメモリアクセスの要求をそれぞれ受は付ける、リフレ
ッシュ要求受付部、エンジン要求受付部、展開要求受付
部及びMPU要求受付部である。優先度判定部25は、
複数の要求が同時に入っている場合に優先度の高いもの
を受は入れて実行を許可するものである。それぞれの要
求に対する許可をを示す信号は、RBSY、EBSY。
DBSY、MBSYとしてバス・アクセスモード制御部
26に送られる0本実施例においては、メモリ内容の保
持のためリフレッシュ要求を1番目の優先度に、プリン
タエンジンへの転送レート安定化のためエンジンへの読
み出し要求を2番目に、顯度が高い展開要求を3番目に
、MPUから直接、本コントローラ内のメモリへのre
ad/write要求を4番目に設定している。
バス・アクセスモード制御部26は、優先度判定部25
からの許可信号と、レジスタ群4に格納されたメモリア
クセスモード指定データとに従い、また画像データ展開
時には展開制御部6から送られる展開ステータス信号に
も従って、データバス・アドレスバス制御信号を発生す
るものである。またバス・アクセスモード制御部26は
、メモリアクセスのモード決定を行い、メモリ制御信号
発生部27ヘメモリアクセスモード信号を送るようにな
っている。メモリアクセスのモードは、本実施例におい
ては4種類あり、それぞれリフレッシュ、リード、アー
リーライト、リードモディファイライトである。
メモリ制御信号発生部27は、バス・アクセスモード制
御部26より指示されたメモリアクセスのモードに従い
、優先度判定部25から送られるBSY信号に応答して
、メモリ制御信号であるRAS。
CAS、FRWE、FOWE、SEL信号を発生する。
FRWE信号はフレームメモリに送られるライトイネー
ブル信号であり、FOWE信号はフオームメモリに送ら
れるライトイネーブル信号である。SEL信号はメモリ
セレクタ11に送られ、アドレスのマルチプレクスのた
めのセレクト信号として用いられるものである。
次に本実施例におけるメモリ8のマツピングを、第3図
に示す。上述したようにメモリ8は全てMPUのアドレ
ス空間にマツピングされており、第3図に示すように、
フォント15は500000)1番地〜5FFFFFH
番地、フレームA16は600000H番地〜77FF
FFH番地、フレームB17は800000H番地〜9
7FFFFH番地、フオーム18はAOOOOOH番地
〜87FFF、FH番地となっている。
本実施例におけるプリンタエンジンは、3000P I
 (Dots Per Inch)の印刷が可能であり
、紙の幅が8Aインチの場合、紙幅方向に2400ドツ
トの印刷を行う、また使用できる祇サイズとしてリーガ
ルサイズ(8%X14)を最大とすれば、紙の長手方向
には4200ドツト印刷することになる。したがって1
ペ一ジ分のメモリ容量としては、最大紙サイズに対応す
るには、 2400 X 4200 = 10080000 (ド
ツト)分の容量を必要とする。これは更に計算すると約
1.2Mバイトであり、本実施例ではデータバスを全て
1 uord = 16ビツト幅で構成しており、且つ
256にビットのDRAMを使用するとすれば、上記の
1.2Mバイトを含む最小の単位は1.5 Mバイトと
なる。そのため各ページメモリは1.5Mバイトの容量
となっている。
第4図は、ページメモリ内のビットアドレスをx−y座
標により指定する方法を説明する図である0図に示すよ
うに紙幅方向にX座標(0〜2399) 。
紙長平方向にY座標(0〜紙サイズにより決まる値)が
定義されている0画像展開時には、X座標。
y座標を1ドツト単位で指定するため、画像データを1
ドツトの精度で任意の位置に書き込むことができる。こ
の場合、メモリのアクセス時は全てlワード幅で行われ
るため、画像展開時には展開制御部6はX+3’座標か
ら20ビツトのアドレスへの変換を行い、更にドツト単
位で任意の位置に書き込むために、必要なビット数だけ
データをシフトしてからメモリ8に書き込むことになる
。なおシフトの方法については後述する。
lワード幅で構成されたページメモリの概念図を第5図
に示す、前記第4図に示したページメモリ内のビットア
ドレスはビット単位で構成されていて、X方向に240
0ビツトであるものを示したが、第5図においてはX方
向が16ビツト単位で1つのアドレスとして扱われる。
この場合、lワード−2バイトであるので、1つのワー
ドデータは偶数アドレスにマツピングされることになる
次にメモリブロックの選択の方法について第6図に基づ
いて説明する。メモリ8は上述した通り256に+?−
ソトのDRAMで構成されているが、16ビツト幅で扱
うためメモリIC16個、すなわち256にワード−0
,5Mバイトが最小単位となる。これが1つのメモリブ
ロックと呼ばれる。上述したようにフォントメモ1月5
は1Mバイトであるから2個のメモリブロックで構成さ
れる。ページメモリ16、17.18はそれぞれ1.5
Mバイトであるから、3個ずつのメモリブロックで構成
され、3ペ一ジ分で9個のメモリブロックとなる。その
合計11個のメモリブロックとアドレス空間との対応が
第6図に示されている。
また第6図は、種々の目的でメモリをアクセスする際の
メモリブロックの選択の行われ方を示している。この選
択の制御を実際に行っているのはメモリセレクタ11で
ある0MPUが直接メモリをアクセスする時と、画像デ
ータ展開時にフォントを読み出す際には、23ビツトの
アドレス線を全て使用してメモリを指定する0画像デー
タの展開におけるデータのページメモリへの書き込み時
には、展開制御部6は先に述べた通り、20ビツトのア
ドレスのみを発生する。その際、足りない上位3ビツト
A□〜A0の代わりに、レジスタ群4のコマンドレジス
タに格納されるMBSELO,MBSELIの2ビツト
を用いてページメモリの選択を行う、また各ページメモ
リの先頭アドレスから、そのページメモリ内の任意のア
ドレスへのオフセント値は、そのアドレスの下位20ビ
ツトと等しくなるよう構成されている。このことが意味
する内容は、異なるページメモリで、そのアドレスの下
位20ビツトが共通であれば、それぞれのページの中で
先頭からのオフセット値は等しいということ、すなわち
紙に印刷された時、同じ位置に印刷されるということで
ある。たとえば、620000HにあるデータとA20
000Hにあるデータは、下位20ビツトを取り出すと
、いずれも020000Hであり、これがオフセント値
である。この際、フレームAを印刷した場合とフオーム
を印刷した場合において、紙の上で620000HとA
20000Hの2つのデータが印刷される位置は等しく
なる。
この下位20ビツトのうち、更に下位18ビツトは実際
にDRAMのアドレス線に接続されるが、残り2ピツト
を用いてページ内のメモリブロックの選択をしている。
これについて例をあげて説明すると、(MBSELl、
MBSELO)=(0,1)で下位20ビツトがOAO
0001(であったとすれば、まずフレームBが選ばれ
、下位20ビツト中でA□。、A3.は01であるから
、メモリブロック7が選ばれる。その中で残り18ビツ
トで表されるアドレスがアクセスされることになる。
プリンタエンジンにデータを転送する目的でメモリをア
クセスする際は、エンジンI/FIOは同様に下位20
ビツトのアドレス、すなわちページメモリ先頭からのオ
フセット値を発生する。この場合もその中の上位2ビツ
トでページ中のメモリブロックの選択を行い、残りの1
8ビツトがDRAMに送られるのは同様である。但しペ
ージメモリの選択の方法としては、各ページメモリに対
応したセレクト信号3ビツト、すなわちFR3ELA。
FRSELB、FO3ELがあって、それぞれ「l」の
時に、対応するページメモリが選択される。
これにより同時に複数のページメモリを選択することも
できるが、これは後に詳述するフオームオーバーレイ時
に使用する。但し本実施例ではフレームAとフレームB
を同時に選択することを禁じる手段(図示しない)を有
している。メモリブロック選択の方法について述べると
、メモリブロックに送られるCAS信号に対して、1個
のメモリブロック毎にゲートが1個入っており、選択さ
れたメモリブロックに対してのみゲートを開きCAS信
号を通すことにより、該CAS信号が届いたメモリブロ
ックが動作するようになっている。
次にMPUボード3より画像生成装置2内のページメモ
リ16〜18及び各レジスタ群4をアクセスする際の動
作について説明する。MPUボード3と画像生成装置2
との間はインターフェースMPUI/F5を介してアド
レスバス23bit 、アドレスストローブ信号、デー
タバス16bit 、下位バイト用データストローブ信
号、上位バイト用データストローブ信号、リード/ライ
ト信号、リセット信号、アクノリッジ信号2画像生成装
置2がフォント展開中であることをMPUに知らせる信
号。
ラインカウントレジスタにセントされたライン数分のデ
ータ又は1ペ一ジ分のデータをエンジンに転送し終える
と画像生成装置2がMPUに対し発する割り込み信号、
上記各信号と1対1で対応するGND信号47本で連結
されている。なお上記インターフェースMPUI/F5
はVMEbus仕様に準拠しているものである。
まずMPUボード3が画像生成装置2の各レジスタ群4
をアクセスする動作について説明する。
MPUボード3は、アドレスバスCAI〜23に各レジ
スタ群4のアドレス(本実施例では0FFFlkH番地
)を送出した後、アドレスストローブ信号口をアサート
する0画像生成装置2はアドレスバスCAI〜23のう
ちCA4〜23をデコードし、アドレスのビット23〜
ビツト4が0FFFOであることを検知した時、アドレ
スストローブ信号口とデータストローブ信号の両方がア
サートされると、図示しない2つのデコーダをセレクト
する。このときMPUからのリード/ライト信号(R/
W)がLO−1すなわちライトの時、一方のデコーダは
アドレスのビット3〜ビツト1をデコードし、画像生成
装置内部の7個の書き込み用レジスタのうちの1つをセ
レクトする。セレクトされたレジスタはそのレジスタに
つながるデータバス上のデータを取り込む、また、前記
リード/ライト信号(R/W)がHIGI+、すなわち
リードの時、他方のデコーダも同様にアドレスのビット
3〜ビツト1をデコードし、画像生成装置内部の3個の
読み出し用レジスタのうちの1つをセレクトする。
セレクトされたレジスタはそのレジスタにつながるデー
タバス上にデータを出力する。
そして、レジスタにデータがライトされると、又はレジ
スタからリー・ドされたデータがMPUI/F5のデー
タバス上に確定すると、画像生成装置2はMPUに対し
てアクノリッジ信号を出力する。このアクノリフジ信号
は、MPUからのアドレスストローブとデータストロー
ブの論理積をとり、その出力信号を画像生成装置2の内
部クロックで遅らせることにより作り出しており、リー
ド時とライト時の区別無く同一の回路を用いている。
次にMPUボード3が画像生成装置2のメモリ8をアク
セスする場合について説明する。メモリが選択された場
合、バス・メモリ制御部9の中のバス・アクセスモード
制御部26によりメモリアクセスが許可されると、前記
MPUI/F5から入力されたアドレスデータがメモリ
8内の各メモリ、すなわちフォントメモリ15.フレー
ムメモリ16゜17、フオームメモリ18をアクセスす
る。この時MPUI/F5からはり一ド/ライト信号(
R/W)も同時に入力され、その信号が旧GHの時はメ
モリからデータを読み出し、LO−の時はメモリへデー
夕を書き込む。
その時のデータの流れを更に詳細に説明すると、次の通
りである。まず、MPUボード3が画像生成装置2のメ
モリ8からデータを読み出す場合について述べる。第7
図は、メモリからデータを読み出す場合のデータの流れ
を示している。なお第7図は、MPUI/F5からデー
タバス7を経てメモリ8に到るデータバス回路の詳細な
構成を示しており、31.32.34.35.37.4
0.41.42はゲート、33.43はランチ、36は
オアゲート、38はランチ付ゲート、39はシフタであ
る。
前記第6図に示したように、画像生成装置内のメモリ8
はMPUのアドレス空間の500000HNB7FFF
FH番地に77ビングされている。
MPUよりアドレスバスにアドレスが出力されると、画
像生成装置2はアドレスCA20−CA23をデコード
することにより、アクセス要求が画像生成装置内のメモ
リ8であることを検知し、更にアドレスストローブ信号
のアサートにより、前記バス・メモリ制御部9にメモリ
のアクセスを要求すバス・メモリ制御部9は続いてその
内部のメモリ制御信号発生部27を起動し、DRAMの
読み出しに必要なRAS、CAS、RF、AD信号を生
成すると共に、全メモリブロックにRAS信号を出力す
る。そして、上述の前記メモリセレクタ11はMPUか
らのアドレスデータをデコードし、対応するメモリブロ
ックにだけCAS信号を出力する。
また前記メモリセレクタ11はフォントメモリ15゜フ
レームメモリ16.17.フオームメモリ18のいずれ
か1つをセレクトする信号を出しているため、バス・メ
モリ制御部9のMPU要求受付部24がMPUのアクセ
スを受は付けてから、メモリからデータが読み出される
までに、フォントメモリ15からデータをリードする場
合には、ゲー)40は開かれゲート41.42は閉じら
れており、またフレームメモリ16.17からデータを
リードする場合には、ゲー)41は開かれゲート40.
42は閉じられており、またフオームメモリ18からデ
ータをリードする場合には、ゲート42は開かれゲート
40.41は閉じられているので、ゲート40.41.
42の出力側のデータバス上には、前記メモリセレクタ
11によって指定されたメモリの出力を得ることができ
る。
この時、前記バス・メモリ制御部9は、ゲート34、3
5.37を閉じていて、ゲート40又は41又は42か
らの出力データが安定した時に、ラッチ33にラッチ信
号を出しデータをランチする。また前記バス・メモリ制
御部9は、ゲート31を開きゲート32を閉じていて、
ラッチされたデータはMPUI/F5を通ってMPUに
出力される0以上の動作により第7図の斜線部で示され
るデータの流れが生じる。
そしてこのランチされたデータがMPUI/F5のデー
タバス上に確定すると、画像生成装置2はMPUに対し
アクノリッジ信号を出力する。このアクノリッジ信号は
、バス・アクセスモード制御部26において、MPUア
クセスに対する処理の終了を示す信号を、画像生成装置
の内部クロックで遅らせることによって作り出している
次にMPUボード3が画像生成装置2のメモリ8にデー
タを書き込む場合について説明する。第8図はメモリ8
ヘデータを書き込む場合のデータの流れを示している。
MPUから送られてきたデータは、MPUI/F5のデ
ータバスを通った後、ゲート32.37.ランチ付ゲー
ト38.ゲート35.オアゲート36を通ってメモリに
達する。この時バス・メモリ制御部9はゲート31.3
4.40.41.42を閉じている。なおゲート34を
閉じるとその出力はLO−となり、オアゲート36の出
力は前記データと等しくなる。データがメモリに達する
と、メモリ制御信号発生部27はDRAMの書き込みに
必要なRAS、CAS、WRITE信号を生成すると共
に、全メモリブロックにRAS信号を出力する。
そして前記メモリセレクタ11はMPUからのアドレス
データをデコードし、対応するメモリブロックだけにC
AS信号を出力する。また、データがメモリに書き込ま
れたタイミングで、バス・アクセスモード制御部26か
ら、メモリへのアーリーライトサイクル終了信号が発生
し、その信号を更に画像生成装置2の内部クロックで遅
せ、MPUヘのアクノリッジ信号として送出され、アー
リーライトサイクルが終結される。
次にMPUボード3が画像生成装置2のメモリ8にデー
タを重ね書きする場合について説明する。
MPUが画像生成装置2のコマンドレジスタのbitO
に“1°を書き込むと、画像生成装置2はそれ以後コマ
ンドレジスタのbitOにO”が書き込まれるまでは、
MPUから画像生成装置2のメモリ8へのデータの書き
込みを、重ね書きモードで処理する。ここで重ね書きと
は、MPUが画像生成装置2のメモリ8のあるアドレス
にデータを書き込む指示をする時、画像生成袋M2がそ
のデータと前記アドレスに格納されているデータとの論
理和をとって得られたデータを、前記アドレスに書き込
むことを言う。
第9図^、田)はその時のデータの流れを示すもので、
この図に従って前記重ね書きについて更に詳細に説明す
る0画像生成装置2はコマンドレジスタのbit Oが
“1”の時、MPUからデータが書き込まれると、その
バス・メモリ制御部9はゲート31を閉してゲート32
.37を開け、MPUからのデータストローブ信号がア
サートされていて、ラッチ付ゲート38の入力部にデー
タが確定しているタイミングで該ランチ付ゲート38に
データラッチ信号を送り、データをランチする。〔第9
図へ〕次にメモリ制御信号発生部27はDRAMへのリ
ードモディファイライトに必要なRAS、CAS。
WRITE信号を生成すると共に、全メモリブロックに
RAS信号を出力する。そして前記メモリセレクタ11
はMPUからのアドレスデータをデコードし、対応する
メモリブロックだけにCAS信号を出力する。この時、
バス・メモリ制御部9からの信号により、フレームメモ
リ16.17へのり一ドモディファイライトの場合には
、ゲート41は開かれゲート40.42は閉じ、フレー
ムメモリ18へのリードモディファイライトの場合には
、ゲート42は開かれゲー)40.41は閉じられてい
るので、ゲ−)40.41.42の出力側のデータバス
上には、前記メモリセレクタ11によって指定されたメ
モリの出力を得ることができる。
更にこの時、バス・メモリ制御部9からの信号により、
ゲート32は閉じられ、ゲート34.35は開かれてお
り、前記データバス上のデータはゲート34を通りオア
ゲート36の一方の入力部に、またラッチ付ゲート38
にラッチされたデータはゲート35を通すオアゲート3
6のもう一方の入力部に入り、オアゲート36の出力部
には入力された前記2種類のデータの論理和をとられた
データが出力され、メモリに達する。
そして前記メモリ制御信号発生部27の信号により、そ
のデータがメモリに書き込まれる。またデータがメモリ
に書き込まれたタイミングで、バス・アクセスモード制
御部26からメモリへのリードモディファイライトサイ
クル終了信号が発生し、その信号を更に画像生成装置2
の内部クロックで遅らせ、MPUへのアクノリッジ信号
として送出され、リードモディファイライトサイクルが
終結されるようになっている。
次に画像データの展開について説明する。ホストコンピ
ュータからプリンタコントローラ1にASCIIコード
でデータが送られてくると、プリンタコントローラ1は
そのデータを解析し、さまざまな処理を行う、ホストコ
ンピュータからのデータには、印字内容と付随する印字
情報があり、印字内容とはrAJ、rlJなど実際に印
刷される文字、数字、記号であり、印字情報とはrcR
J 。
「LF」、「FF」等の制御コードや印刷条件を指定す
る特定のコードの組み合わせである。MPUボード3は
これらの情報をもとに、各印字内容についてページメモ
リ内に展開する際のフォントメモリの格納されているア
ドレス、展開すべき位W(x−y座標)、展開するサイ
ズを計算する。
上記の通り、ページメモリは仮想的に(X方向2400
ビツト)×(y方向最大4200ビット)の面として考
えられるから、X座標は12ビツトで表すことができ、
y座標は13ビツトで表せる。またフォントのアドレス
は23ビツトのアドレスをそのまま用いるから、2ワー
ドに分けて表せばよい、また展開するサイズとは展開す
るデータのy方向の長さのことであり、最大4200で
あるから13ビツトで表せる、すなわちX座標lワード
、X座標lワード。
フォントのアドレスが2ワード、サイズが1ワードの合
計5ワードの情報がデータの展開に必要な情報である。
この5ワードの情報は一旦MPUボード3上のRAMに
格納された後、DMA手段によりレジスタ群4にデータ
が書き込まれる。レジスタ群4において、このデータが
格納されるレジスタは5ワ一ド分全部が同一アドレスに
マツピングされているが、内部にポインタをもっていて
、5ワードのレジスタを順次指示していくように構成さ
れている。5ワードのデータの最後の1ワードが書き込
まれると、本実施例の回路は展開動作を開始する。
展開動作が開始されてから終了するまで、本実施例によ
る回路はMPUボード3に対して、展開中であることを
示すフラグを立てる。そしてMPUボード3はそのフラ
グがリセットされるのを待って、次の文字の展開に必要
な5ワードの情報を送出することになる。
第10図は、第1図に示した展開制御部6の構成を更に
詳細に説明するためのブロック構成図である。展開のだ
めの5ワードデータが人力書き込まれるレジスタ(以下
展開レジスタと呼ぶ)が指定される毎に、レジスタポイ
ンタ51は該当するレジスタに書き込みを指示する。最
後の1ワードが書き込まれると、展開要求信号をバス・
メモリ制御部9に対し発生する。それに応答して展開の
ためのメモリアクセスが開始される。
第11図^、 (Blは、展開の際のデータの扱いをメ
モリ上で説明する図であり、第11図(0は、展開順序
に対するフォントアドレスと展開先アドレスとの関係を
示す図で、展開開始アドレスX座標及びY座標はX*Y
s展開フォント先頭アドレスはf番地、展開フォントラ
イン数はnにそれぞれ設定されている。フォントは32
ビット幅で構成されていて、32ビツト×nのドツト数
があるが、このnが展開のサイズである。そしてこのフ
ォントは、フレーム又はフオームメモリ上において、第
11図■)に示すような形に配置された時に文字の形と
なるように構成されており、フォントメモリの中には第
11図^に示すように、第1ラインの左側、右側、第2
ラインの左側、右側、・・・・・・最終ラインの左側、
右側の順番にデータが格納されている。
このフォントを第11図(Blに示すような形になるよ
うにページメモリに書き込んでいくことが、本実施例に
おける「展開」である。
展開時の実際の動作を第12図に基づいて説明する。ま
ずフォントメモリのアドレスとしてレジスタに書き込ま
れたアドレスf番地を読み出す、その時ゲート40はバ
ス・メモリ制御部9により開(ように制御され、ゲー)
41.42.32は閉じられる。
そしてその際、ゲート40.37.ラッチ付ゲート38
を通、9たフォントメモリのf番地のデータはシフタ3
9にロードされる。
第13図にこのシフタ39の詳しい構成を示す0図に示
すように、シフタ39はシフタI56.シフタ■57、
シフタ11158の各々1ワードのパラレル人出力端子
を有する3つのシフタで構成されており、展開制御部6
内の展開サイクル制御回路55は、その3つのシフタを
制御するシフタ制御信号を発生するようになっ・ている
シフタ39は最初は全てクリアされており、前記フォン
トメモリのf番地のデータはシフタ156にロードされ
る。そのフォントメモリ15からの読み出しと共に、展
開制御部6のフォント読み出しアドレス発生回路53は
、ワードアドレスでCf + 1)番地を読み出し、同
様の経路を通りてシフタn57にロードする。展開光は
x、y座標で表されるが、実際上は、第4図のような構
成になっているので、実際のビットアドレスは、 )(+yx96G  (全て16進数)で表される。し
かしメモリは全て1ワ一ド単位でのアクセスとなってい
るので、下位4ビット分はワード境界以下の単位となる
。この4ビツトで表される分をシフトしてからワード単
位で書き込むことにより、ビット単位でデータを位置づ
けることを実現している。
そこでシフタ156及びシフタll57にロードされた
データは、第13図に示すシフト方向に、アドレス下位
4ビツトで表される数だけシフトされる6これにより、
シフタ1157にロードされていたデータのうち、シフ
ト量分だけがシックU158に移動する6次にx、y座
標から上記の式で変換されたアドレスの下位4ビツトを
無視したアドレスに、シフタ156の内容を書き込む、
その際、ラッチ付ゲ−)3B、ゲート34は閉じており
ゲート35のみ開いておく、その時、展開先アドレス発
生回路52は先のアドレスに1ワード分増えたアドレス
を発生し、次の書き込み動作に備える0次にシフタIr
57からデータを出し、用意されたアドレスに同じ経路
で書き込む、その際も展開先アドレス発生回路52は同
様に更にlツー1分増えたアドレスを発生してお(0次
にシフタ11158からデータを出し、用意されたアド
レスに書き込む。
以上のような動作によって第11回国)における第1ラ
イン(データ0. 1)の部分の展開が終了する。
この際、ページメモリの展開先アドレスに既にあったデ
ータは無効となり、新しく書き込まれたデータのみがペ
ージメモリに残る。これは書き込みに際してアーリーラ
イトのサイクルを用いているからである。続いて次のラ
インの展開が行われる。
その際シフタ39がクリアされ、フォントメモリ15の
アドレス(f+2)番地、(f+3)番地のデータが、
それぞれシフタI56.シフタ[57にロードされ、上
記と同じ数だけシフトが行われる。そして書き込みが行
われるが、第11回国)かられかるように、展開先アド
レスはy座標が1インクリメントしていて、X座標は初
期値のままである。そのアドレスに対して、同様にシフ
タ156のデータが書き込まれ、X座標1ワード分増え
たアドレスヘシフタll57のデータが、更に1ワ一ド
分X座標が増えたアドレスにシフタl1158のデータ
が書き込まれる。このようにして第2ラインが展開終了
し、以下、最終ラインまで同様に繰り返される。最終ラ
インの書き込みが終わった時点で、展開ラインカウンタ
54は展開終了信号を発生し、その文字の展開が終了し
て、立ててありた展開中を示すフラグをリセットする。
上記のような展開では、展開が行われたページメモリ上
の場所では新しく展開されたデータのみが有効となる。
ところが、書き込みの際にリードモディファイライトの
サイクルを用いると、既にページメモリに存在していた
データの上に新しいデータを重ね書きすることができる
。すなわちリードモディファイライトの際には、書き込
みアドレスは同様に出すが、W1信号をメモリから出て
きた後でrlJからrOJに変化させる。更に前述の展
開の場合と異なり、書き込み時には書き込み先に対応す
るゲート41と42のどちらかを開き、ゲート34を開
いておく、これによりメモリ8にアドレスを指定して、
丁τl信号が立ち下がった後一定の時間経過すると、メ
モリ8からデータが読み出される。そのデータがゲート
41又は42を通り、ゲート34を通ってオアゲート3
6においてシフタ39の内容と論理和をとる。その値が
再びメモリ8に達した後で、i信号を「1」からrOJ
に変化させると、以前からそのアドレスにあったデータ
と、新しいデータが重ね合わせて存在させることができ
る。前者の展開を行った例を第14図^に示し、重ね書
きの展開を行った例を第14図(Blに示す。
このような重ね書きをするには、レジスタ群4のコマン
ドレジスタにある重ね書き(F OV R)フラグに「
1」を書き込んでから展開を行う。
次に2ワードデータ展開モードについて説明する。この
場合にはレジスタ群4のコマンドレジスタにおいて、2
ワードデータ展開モードであることを示すビットにrl
Jを書き込む、それにより前述の展開と同様に5ワード
のデータを展開レジスタに書き込むことにより2ワード
データ展開モードで展開が行われる。2ワードデータ展
開モードの概念を第15図^、田)に示す、なお第15
図(C1は、展開順序に対するフォントアドレスと展開
先アドレスとの関係を示す図である。この展開は前述の
展開とは異なり、第15図^に示すように、フォントと
してはデータ0とデータ1の2ワードのみである。した
がって第15図旧)に示すようにページメモリには、デ
ータ0とデータlが配置される。すなわち、データOと
データ1がy方向に1947分並ぶことになり、換言す
るとy方向に長さnの直線が引かれることになる。
次にこの2ワードデータ展開モードの実際の動作につい
て説明する。まず第12図におけるシフタ39の3つの
シフタをクリアしてお(0次にフォント読み出しアドレ
ス発生回路53からf番地のアドレスを出して、フォン
トメモリ15のf番地のデータ0を読み出す、このデー
タOはゲート40.37゜ラッチ付ゲート38を通って
シフタ39に到達する。
その時ゲート41.42.32は閉じられている。シフ
タ39においては、シフタ156にデータ0をロードす
るIlMいてフォント読み出しアドレス発生回路53か
ら(f + 1)番地のアドレスを発生し、同様の経路
を通って、データlがフォントメモリ15からシフタ3
9に達し、シフタ1157にロードされる。
次に、展開先アドレス発生回路52により発生されるビ
ットアドレスのうち下位4ビツトで表される数の分だけ
、第13図に示したシフタ39におけるシフト方向にシ
フトが行われる。その後、上記ビットアドレスのシフト
分を無視したワードアドレスに対し、シフタ156の内
容がゲート35.オアゲート36を通ってページメモリ
に書き込まれる。その時、展開先アドレス発生回路52
はX方向に1ワード分増えたアドレスを用意し、次の書
き込みに備える。そしてシフタI[57のデータが同じ
経路を通ってページメモリの用意されたアドレスに書き
込まれる。同様に展開先アドレス発生回路52はX方向
に更に1ワード分増えたアドレスを用意する。
次にシフタlll58のデータが同し経路を通って、用
意されたアドレスに書き込まれる。
これ以後が前述の展開と異なる点であるが、この時点で
シフタ39の内容はクリアしないで、そのデータをその
まま使って書き込みが続けて行われる。すなわち展開先
アドレス発生回路52はX座標を1つ増やし、X座標を
初期値としたアドレスを用意し、そこにシフタ156の
データが書き込まれる。同時にX方向に1ワード分増え
たアドレスが展開先アドレス発生回路52で用意され、
次はシフタn57のデータがそこに書き込まれる。更に
X方向に1ワード分増えたアドレスが用意され、シフタ
m5Bのデータが書き込まれる0以上のようにして第2
ラインまでが展開されるが、以降最終ラインまで同様に
ページメモリへの書き込みのみを繰り返すことにより、
第15回国)に示すような展開が完成される。
この展開モードにおいても、新たな展開データのみを有
効とする場合と、ページメモリに既に存在するデータに
新たな展開データを重ね書きする場合の2種類がある。
この2ワードデータ展開モードを使用した場合は、32
ビツト幅までの直線が引ける。またこの展開モードで、
且つ新たなデータのみ有効にすると、次のことが行える
。すなわちフォントを2ワードとも「0」つまり白のデ
ータに設定し、最初の展開位置を(x、y)= (0゜
0)とし、展開サイズを例えば4200として展開する
と、第4図において第1ラインから14インチの部分ま
で、左端の3ワ一ド分く48ビツト)が全部「0」で埋
められる0次に展開位置のX座標のみを48増加させ(
x 、  y ) = (48,0)として同様に展開
すると、先の「0」で埋められた部分の右側が更に3ワ
一ド分「0」で埋められる。この繰り返しを合計50回
行うことによってX方向2400ビツト。
X方向4200ビツトの空間を全て「0」で埋めること
ができる。この動作の殆どをハードウェアが行うため、
MPUが1ワードずつ「0」を書いていくより格段に早
い速度で、ページメモリのクリアを行うことができる。
2ワードデータ展開モードに似たものとしてlワードデ
ータ展開モードがある0次にこの1ワードデータ展開モ
ードについて説明する。2ワードデータ展開モードの場
合と同様に、レジスタ群4のコマンドレジスタに1ワー
ドデータ展開モードであることを示すビットにrlJを
書き込む0本実施例では2ワードデータ展開モードの方
に優先性をおいているので、この時は2ワードデータ展
開モードを示すビットにはrOJを書き込んでいなくて
はならない、このモードの概念を第16図^。
田)に示す、なお第16図(Oは、展開順序に対するフ
ォントアドレスと展開先アドレスとの関係を示す図であ
る。この展開モードの場合は第16図へに示すように、
フォントデータは1ワ一ド分(データ0)である、この
展開を行うことにより第16図上)に示すデータの配置
が得られる。これにより幅16ビツトでX方向に長さn
の直線が引かれることになる。
次にこのlワードデータ展開モードの実際の動作を説明
する。まず展開サイクル制御回路55によリシツク39
のクリアがなされる。続いてフォント読み出しアドレス
発生回路53によりアドレスf番地が発生され、フォン
トデータが読み出される。
バス・メモリfiIJ部品9によりゲート40.37.
 ラッチ付ゲート38が開かれ、読み出されたデータ0
がシフタ39に到達し、シフタ156にロードされる。
次に展開先アドレス発生回路52により展開光のビット
アドレスが発生され、そのうち下位4ビツトで表される
分だけ第13図に示したシックにおけるシフト方向にシ
フトされる。続いて展開光ビットアドレスの下位4ビツ
トを無視したワードアドレスに対して、シック夏56の
内容が書き込まれる。
この場合、バス・メモリ制御部9によりゲート35のみ
開かれ、シックI56のデータはゲート35.オアゲー
ト36を通ってページメモリに書き込まれる。
同時に展開先アドレス発生回路52において今のワード
アドレスにX方向に1ワード分増えたアドレスが用意さ
れる。続いてシフタn51からのデータが同じ経路を通
って用意されたアドレスに書き込まれる。この場合も2
ワードデータ展開モードと同様にシフタ39のクリアは
行われず、そのデータをそのまま用いてページメモリへ
の書き込みが続けられる。
展開先アドレス発生回路52においてX座標が1増加し
X座標が初期値であるワードアドレスが発生され、シフ
タ!56からデータが出され、そのアドレスに書き込ま
れる。同時に展開先アドレス発生回路52にてX方向に
1ワード分増えたワードアドレスが用意され、続いてシ
フタll57からのデータがそのアドレスに書き込まれ
る0以上のようにして第2ラインまでの展開が行われる
が、それ以降も最終ラインまで同様にページメモリへの
書き込みだけが繰り返され、第16回国】に示す展開が
完成する。このモードにおいても、新しい展開データの
みを有効とする場合と、ページメモリに既に存在するデ
ータに新しい展開データを重ね書きする場合の2種類が
ある。このlワードデータ展開モードによっては、幅1
6ビツト以下の直線を引くことができる。
次に展開におけるマスキングについて説明する。
第12図におけるゲート37には、本実施例においては
、16ビツトバスが通っており、各ビットに関し第17
図に示す回路により構成されている。マスクビットA6
1は、レジスタ群4の中にマスクレジスタAという16
ビツトのレジスタがあり、そのうち16ビツトバスのあ
るビットに対応するビットである。マスクピントB62
は同様にマスクレジスタBのうち、同じビットに対応す
るビットである。その2つのビットのうち、どちらをオ
アゲート64に出すかは、展開サイクルのフォント読み
出しのステータスで決まるSEL信号とインバータ63
で選択されるようになっている。
マスキングをする際、展開を開始する前にMPUは展開
するフォントデータ2ワードの最初の1ワードに対応し
て、強制的に「0」データにしたいピントにrOJを、
フォントデータをそのまま通したいビットにrlJをマ
スクデータとして、マスクレジスタAに書き込む、同様
にフォントデータの2ワード目に対応してのマスクデー
タをマスクレジスタBに書き込む、その後展開を開始す
ると、フォントデータの1ワード目を読み出してシフタ
39にロードする際、マスクビットA61の値がオアゲ
ート63の一方の人力に入る。この時マスキングしない
展開ならばMASK信号がrlJとなり、オアゲート6
4の出力はいつでもrlJであるが、マスキングする展
開ならばMASK信号が「0」となるため、オアゲート
64の出力はマスクビットA61の出力に左右される。
今、マスクビットA61の中に「0」つまりマスクする
という値が入っているとすると、オアゲート64の出力
はrOJとなり、それがアンドゲート65の入力である
ため、DATAとしてどのような値が入力されようとも
、DATAOUTは必ず「0」となる。
次に2ワード目の読み出しの際は、マスクビットB62
の値が選択される。この時例えばマスクビットB62の
値が「1」、すなわちマスキングしないという値であれ
ば、オアゲート64の出力はrlJとなり、アンドゲー
ト65の一方の入力はrlJとなるため、他方の入力つ
まりDATAがrlJならばDATAOUTはrlJ、
DATAが「0」ならばDATAOUTは「0」という
値となる。
このようにマスキングされたデータが順次シフタ9にロ
ードされ、通常の展開と同様にシフトされた後に、やは
り同様にページメモリに書き込まれる。
この機能を使用するとどのような展開になるかを、第1
8図^、■)に基づいて説明する。第18図^はマスキ
ングが行われていないため、1ワード目。
2ワード目のデータとも全て展開されている態様を示し
ている。一方、第18図(81は、マスキングが行われ
た場合の態様を示しており、その時のマスクレジスタA
、マスクレジスタBの内容も合わせて図示している。マ
スクレジスタA、Bにおいて斜線部分は「1」が書き込
まれているビット、白い部分は「0」が書き込まれてい
るビットを示している。この条件で展開が行われると、
「1」が書き込まれているビットに対応する部分は、第
18図^と同様にデータがアンドゲート65を通ってシ
フタ39にロードされるため、データがそのままページ
メモリ上に書き込まれる。しかし「0」が書き込まれて
いるビットに対応する部分は、アンドゲート65の部分
で強制的に「O」にされてからシフタ39にロードされ
るため、白データがページメモリに書き込まれるだけで
ある。これが第18図山)において点線で示されている
部分である。
次に以上のようにして各ページメモリに展開されたデー
タをプリンタエンジンに送出する際の動作について説明
する。プリンタコントローラ1とプリンタエンジンとの
間は、コマンド/スティタスの通信を行うためのコマン
ド・スティタスI/Fと、ホストコンピュータの指令(
文字コード。
制御コード等)により作成されたイメージデータをプリ
ンタコントローラ1からプリンタエンジンへ送出するた
めのイメージデータ[/Fとで結ばれている。ホストコ
ンピュータからの指令により、1ペ一ジ分のイメージデ
ータの展開が終了すると、プリンタコントローラl内の
MPUボード3からプリンタエンジンへ、上記コマンド
/スティタス1/Fを通して印字開始要求コマンドが送
出される。プリンタエンジンはこのコマンドに応答し、
イメージデータ通信のための垂直同期信号vSYNCを
出力し、1ペ一ジ分のデータの開始を要求すると共に、
水平同期信号H3YNcを出力し、1ラスクライン分の
データの開始を要求する。それに応じてプリンタコント
ローラ1はページメモリ16〜18の先頭からラスクラ
イン数にデータを読み出し、シリアルに変換して同期C
LKに合わせてプリンタエンジンに送る。1ラスタライ
ン分のデータの転送が終了すると、プリンタエンジンは
水平同期信号H3YNCの出力を一旦止め、次のライン
のデータを要求する際、新たに水平同期信号H3YNC
を出力し、プリンタエンジンは応答してデータを送る。
印字する1ペ一ジ分のデータの転送が終了すると、エン
ジンは垂直同期信号VSYNCの出力を止める。
以下第19I!lを参照しながら説明する。第19図は
エンジン[/FIOを詳細に説明するためのブロック構
成図である。MPUボード3は印字開始要求コマンドを
プリンタエンジンに対して行う前に、レジスタ群4の中
のページモードレジスタにページメモリ選択用ビットを
セットする。ページメモリ選択用ビットはFR3ELA
、FR3ELB。
FO3ELの3ビツトであるが、ここでは−例としてF
R3ELBのみセットした場合について説明する。同様
にMPUボード3はレジスタ群4の中のラインカウンタ
レジスタに転送するラスクライン数を、紙サイズ等に合
わせて設定する。その後、プリンタエンジンに対し印字
開始要求コマンドを出力する。それに応じてプリンタエ
ンジンは垂直同期信号VSYNCを出力し、続いて水平
同期信号H3YNCを出力する。水平同期信号H3YN
Cの出力に応答してI/FM?1部ハはメモリの読み出
し要求をバス・メモリ制御部9に対して出力する。同時
に垂直同期信号VSYNC立ち上がり時にクリアされて
いたエンジンアドレス発生回路73でエンジンアドレス
を用意する。エンジンアドレスはページメモリ先頭から
のオフセットを表す20ビツトで構成されている。バス
・メモリ制御部9はメモリ8に対し制御信号を出力する
と共に、メモリセレクタ11に対しページメモリ選択用
ビットにより選択されたページメモリを指示する。
ページメモリ選択用ビットとエンジンアドレス(オフセ
ット)により、第6図に示すように、読み出すべきメモ
リブロックにのみCASが送出され、データがメモリ8
から出力される。
メモリ8からデータが現れたタイミングで、バス・メモ
リ制御部9はラッチ43(第12図)にランチ信号を送
る。ラッチ43は第19図に示すようにランチ75.7
6で構成され、更に該ラッチ75.76はそれぞれ8ビ
ツトのラッチ2個で構成されている。この4個の8ビツ
トラツチは全て3ステート出力を有している。I/F制
御部74.データカウンタ72にも同じラッチ信号が入
力され、llFWIJTJ部74はまずラッチ75.7
6に対し、16ビツトのデータのうちハイバイトの出力
をするように3ステート出力を制御する。そしてアンド
ゲート77、78に対して制御信号を送出するが、その
制御信号は、ページメモリ選択信号FR3ELA又はF
R3ELBの少なくとも一方がセットされていれば、ア
ンドゲート77はデータを通し、FO3ELがセットさ
れていれば、アンドゲート78はデータを通すという形
で制御する信号である。
アンドゲート77の出力とアンドゲート78の出力はオ
アゲート79で論理和がとられ、シフトレジスタ80に
到達する。この場合、FR3ELBのみセットされた例
で説明しているので、アンドゲート77のみデータを通
し、アンドゲート78の出力は「0」である、すなわち
オアゲート79の入力にはフレームメモリのデータのみ
が供給され、シフトレジスタ80にはフレームメモリの
データのみが供給される。そこで1/Fil1m部74
はシフトレジスタ80にロード信号を出力し、シフトレ
ジスタ80にデータをロードする。ロードが完了すると
、I/F制御部74はシリアルの同期CLKをプリンタ
エンジンに対して送出し始めると共に、シフトレジスタ
80にシフトCLKを出力してシフトを開始させる。
シフトレジスタ80はシフトCLKに応じてデータをシ
フトし、1ビツトずつデータをプリンタエンジンに対し
て送出する。8ビツトのデータシフトが終了すると、次
の1バイトデータをシフトレジスタ80にロードするが
、I/Fll1m部74は、前回のシフトレジスタ80
へのロードが終了した後、ラッチ75.76に対しロー
バイトの出力をするように3ステート出力の切換を指示
している。そのためシフトレジスタ80のデータ入力端
子には既にローバイトのデータが到達しているので、1
/F制御部74はこの時点では再びロード信号を送り続
けて、シフトCLKとシリアル同期CLKを発生する。
ところで、データカウンタ72は、水平同期信号H3Y
NC立ち上がり時にはクリアされていて、その出力はエ
ンジンアドレス発生回路73に入力されて、エンジンア
ドレス発生のための元信号になっている。そしてデータ
カウンタ72はランチ信号が入力されるたびにインクリ
メントし、結果としてエンジンアドレス発生回路73に
よって発生されるエンジンアドレスもインクリメントさ
れる。シフトレジスタ80に2回目のデータのロードを
した後は、ランチのデータは不必要であり、新たなメモ
リからのデータをラッチすることができる。
エンジン要求信号をI/F制御部74が出力してから、
メモリがデータを出力するまでにはある時間Tがかかる
。したがってシフトレジスタ80に2回目のロードをす
るタイミングよりTだけ早いタイミングでエンジン要求
信号を出せば、2回目の8ビツトが転送終了した時には
、次のデータがラッチ75.76にラッチされているの
で、効率良く安定した転送レートでプリンタエンジンへ
ブータラ転送できる。
このようにしてデータの転送が続くが、1ラスタライン
のデータ数は2400ビツト=150ワードである。デ
ータカウンタ72は1ワードのメモリアクセス毎にイン
クリメントしていき、150回のアクセスが終わるとア
ドレスのインクリメントを止め、1/Ftill?i1
部74に150回アクセスが行われことを示す信号を出
力する。I/F制御部74は150ワード目のデータを
シフトレジスタ80にロードしてパラレルシリアル変換
してプリンタエンジンに送出すると、シリアル同期CL
KとシフトCLKを停止する。シリアル同期CLKのサ
イクルの数はラスクラインのドツト数と同じ2400で
ある。
プリンタコントローラ20の1ラスクラインのデータ転
送が終わると、プリンタエンジンは水平同期信号H3Y
NCの出力を一旦止める。するとそれに応じてI/Fi
illa1部74の内部は初期状態となり、データカウ
ンタ72はクリアされる。エンジンアドレスは、各ラス
クラインの先頭のアドレスと、そこからのオフセットと
なるデータカウンタ出力の和として発生されるが、水平
同期信号H3YNCの出力止められ、次回に出力される
時に各ラスクラインの先頭アドレスが自動的にエンジン
アドレス発生回路73内にセントされるように構成され
ている。そして水平同期信号H3YNCが再び出力され
ると、前回と同様にデータをメモリから読み出し、シリ
アルに変換してシリアル同期CLKに同期してプリンタ
エンジンに転送する。
ラインカウンタ71には、垂直同期信号VSYNCが出
力される前には、レジスタ群4のラインカウンタレジス
タに設定された数値がロードされており、水平同期信号
H3YNCが出力されるたびにデクリメントを行い、「
0」になった時の水平同期信号H3YNCの出力が終わ
ると、I/F制御部74に対しラインカウントエンド信
号を出力する。その後はI/F*I?311部74は水
平同期信号H3YNCに応答してエンジン要求を出すが
、その要求をキャンセルする図示しない手段が働き、ま
た別の信号系統からエンジン要求の信号がそのままデー
タのラッチ信号としてI/F$I[1部74に戻される
。このためI/FiilJm部74はメモリアクセスを
行わずに、シリアル同期CLK、 シフトレジスタ80
へのロード信号、シフトCLKを発生し始める。この時
、ラインカウントエンド信号に応答してアンドゲート7
7、78は両方とも閉じるよう制御される。このためオ
アゲート79の入力はラッチの内容とは無関係に「0」
となり、すなわち最終的にはシフトレジスタ80のデー
タ入力には「0」、つまり白のデータが入力されること
になる。すなわちラインカウントエンド信号が出力され
た後は、白データのみがプリンタエンジンに転送され、
またメモリアクセスをしなりことから、転送に使用して
いたページメモリは次の画像データ展開に使用して良い
ことになる。そして転送は続けられ、最後にプリンタエ
ンジンが垂直同期信号VSYNCと水平同期信号H3Y
NCの出力を停止して、1ペ一ジ分の転送が終了する0
次ページの印字の際も同様の手続きにより転送が行われ
る。
本実施例では、ページメモリとしてフレーム2ページ分
(A及びB)、フオーム1ページの計3ページ分持って
いるので、転送が終わったページメモリにはすぐに画像
データの展開を行い、それに並列して既に展開が終了し
ているページメモリの内容をプリンタエンジンに転送す
る。このようにページメモリを順次使用することによっ
て印刷の、効率を良くし、速度を上げている。これにつ
いては例えば2ペ一ジ分しかメモリを持っていない場合
でも、ページメモリを同様に交互に使用することによっ
て同等の効果を上げることができる。
上述の説明では、ページメモリは読み出すだけであり、
読み出し後もメモリ内にデータが残っているため、次に
データを展開する前にクリアする必要がある。この場合
、MPUが直接メモリに「白」データを書き込んでゆく
と多大な時間がかかる。また展開の2ワードモードを使
用したクリア方法でも、1ペ一ジ分で約0.35秒かか
ることから、高速で印刷するには時間的に無駄となる。
そこで自動クリアを本実施例では使用している。レジス
タ群4のページモードレジスタには、フレーム(A及び
B)の自動クリアモードを示すビットFRCLRと、フ
オームの自動クリアモードを示すビットFOCLRがあ
り、MPUボード3は印字コマンドを出す前に、ページ
メモリ選択用ビットのセントをする時、同時にこの自動
クリアに関する2ビツトの設定も行う、前述の例ではF
R3ELBのみのセットであったので、そにれ対応して
、FRCLRビットのセントも行った場合について説明
する。
この場合、ページモードレジスタとラインカウンタレジ
スタのMPUボード3による設定は、FRCLRビット
を除いて前と同じである。続いて垂直同期信号VSYN
Cと水平同期信号H5YNCのプリンタエンジンによる
出力に応答してメモリの読み出しが行われるが、その際
注意すべきことは、メモリ制御信号がリードモディファ
イライトのタイミングで行われるということ、である、
すなわち、メモリを読み出しながら、同時に書き込みも
行う、この際、第12図で示すゲート34.35は両方
とも、プリンタエンジンへのデータ転送のためのメモリ
アクセスの際は閉じるように構成されている。すなわち
エンジンに対するデータ転送の読み出し時に、メモリの
データ入力はいつでも「白」となっているため、リード
モディファイライトのサイクルでWE信号がアクティブ
になると、そこで「白」データが書き込まれる。この時
、読み出したデータはCAS信号が初期状態になるまで
保持するという性質をDRAM自体が持っているので、
読み出しと同時にクリアしても何ら転送機能に支障は生
じない。
次にフレームメモリとフオームメモリのデータを重ね合
わせて出力する、いわゆるフオームオーバレイについて
説明する。前述のページメモリ選択用ビットFR3EL
A(あるいはFR3ELB)とFO3ELの両ビットを
共にセットすることにより、第12図においてアンドゲ
ート44.45を介してオアゲート46の再入力端にフ
レームメモリ16(17)のデータ及びフオームメモリ
18のデータが供給され、合成される。この際も自動ク
リア機能が使用できるが、自動クリアモードの設定ビッ
トとしてフレームの自動クリアの設定(F RCL R
)と、フオームの自動クリアの設定(F OCL R)
とを別個にもっているため、また第2図に示すようにフ
レーム用とフオーム用の別個のWE信号をもっているた
め、同時に読み出しをしているメモリのどちらか一方の
みの自動クリア、両方クリア。
クリアせずの各種の方法をとれるように構成されている
上記実施例では、ビットマツプメモリのデータをプリン
タエンジンに対して転送する際、ラインカウンタレジス
タに格納されたライン数の転送以後は、ビットマツプメ
モリの読み出しを行わずに、「0」データを転送するよ
うに構成したものを示した。ところで1ページの印刷物
に複数ページ分のデータを印刷するものが知られている
が、本発明はかかる印刷方式にも適用することができる
第20図は1ページの印刷物に2ペ一ジ分のデータを印
刷する場合のビットマツプメモリの内容を示している。
このような印刷を行う場合は、ビットマツプの末尾の部
分だけではなく、1ページ目と2ページ目の間の空白部
のビットマツプメモリからも読み出しを行わずに、同様
にプリンタエンジンに対しrOJデータを転送するよう
に構成することができる。
〔発明の効果〕
以上実施例に基づいて説明したように、本発明によれば
、下位の画像出力装置へのデータ転送時にビットマツプ
メモリの1画面の全領域を読み出す必要がなく、読み出
すデータ量を設定し、転送データカウント手段が設定さ
れたデータ量分だけカウント動作すると、以後はビット
マツプメモリからの読み出しを行わずに、予め定められ
たデータを転送するように構成されているので、ビット
マツプメモリを早期に新たな画像の生成に使用すること
が可能となり、ビットマツプメモリの効率的な使用と、
高速印刷が実現できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明に係る画像生成装置をプリンタに適用
した実施例の全体構成を示すブロック構成図、第2図は
、バス・メモリ制御部のブロック構成図、第3図は、メ
モリのマツピングを示す図、第4図は、メモリ内のビッ
トアドレスの指定方法の説明図、第5図は、1ワ一ド幅
で構成されたページメモリの概念図、第6図は、メモリ
ブロックの選択方法の説明図、第7図は、メモリからM
PU1/Fへのデータ読み出し時におけるデータの流れ
を示す図、第8図は、MPUI/Fからメモリへのデー
タ書き込み時におけるデータの流れを示す図、第9図八
は、MPUI/Fからメモリへのデータ重ね書き時にお
ける、データ重ね書き用ランチへのデータ転送り様を示
す図、第9図(Blは、同じくデータ重ね書き用ランチ
からメモリへのデータ転送態様を示す図、第10図は、
第1図における展開制御部の構成を示すブロック構成図
、第11図式は、フォントメモリのデータ配置態様を示
す図、第11図G)は、ページメモリのデータ配置態様
を示す図、第11図(C1は、データ展開順序に対する
フォントアドレスと展開先アドレスの関係を示す図、第
12図は、第1図におけるMPUI/FからエンジンI
/Fに至るデータバス回路を示す図、第13図は、第1
2図におけるシックの構成を示すブロック構成図、第1
4図^、 C3)は、重ね書きしない場合及び重ね書き
した場合の展開態様を示す図、第15図八は、2ワード
データ展開モードにおけるフォントメモリのデータ配置
態様を示す図、第15図上)は、同じくページメモリの
データ配置態様を示す図、第15図(C1は、データ展
開順序に対するフォントアドレスと展開先アドレスの関
係を示す図、第16図八は、1ワードデータ展開モード
におけるフォントメモリのデータ配置態様を示す図、第
16図上)は、同じくページメモリのデータ配置B様を
示す図、第16図〔口は、データ展開順序に対するフォ
ントアドレスと展開先アドレスの関係を示す図、第17
図は、マスキング回路を示す図、第18図八。 CB)は、マスキングが行われていない場合及びマスキ
ングが行われている場合の態様を示す図、第19図は、
第1図におけるエンジンI/Fの構成を示すブロック構
成図、第20図は、2ペ一ジ分のデータを印刷する場合
のビットマツプメモリの内容を示す図である。 図においては、1はプリンタコントローラ、2は画像生
成装置、3はMPUボード、4はレジスタ群、5はMP
UI/F、6は展開制御部、7はデータバス、8はメモ
リ、9はバス・メモリ制御部、1GはエンジンI/F、
11はメモリセレクタ、12はアドレスバスを示す。 %に1日へ〇」d−Ω 第3図 第5図 第4図 シフタ!FI四言号 (C) 讃i 第14図 (A)            (13)レソスタハ 
レジスタB (C)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ビットマップメモリにパターンデータを展開して
    得られた画像データを下位の画像出力装置に転送する画
    像生成装置において、下位装置からの1単位量のデータ
    要求に従って前記ビットマップメモリより順次データを
    読み出し転送データバスにデータを出力する転送データ
    第1準備手段と、下位装置からの1単位量のデータ要求
    に従って前記ビットマップメモリからのデータの読み出
    しを行わずに予め定められたデータを転送データバスに
    出力する転送データ第2準備手段と、前記第1あるいは
    第2の転送データ準備手段による転送データバスへのデ
    ータ出力に従って下位装置との間でデータ転送の同期を
    とる同期手段と、前記第1及び第2の転送データ準備手
    段を切り換える転送データ選択手段と、1画面のデータ
    転送の開始にあたり前記転送データ選択手段を転送デー
    タ第1準備手段に設定する転送データ初期設定手段と、
    下位装置へ転送するデータの単位量数を設定するデータ
    量設定手段と、下位装置へ転送するデータの単位量数を
    計数するデータ量カウント手段とを設け、前記データ量
    カウント手段の動作数が前記データ量設定手段の値と等
    しくなると前記転送データ選択手段は転送データ第1準
    備手段から転送データ第2準備手段に切り換えるように
    構成したことを特徴とする画像生成装置。
  2. (2)前記転送データ選択手段は、ゲートで構成されて
    いて前記転送データ第2準備手段の機能を兼ね、前記転
    送データ第1準備手段と転送データバスの間のバス上に
    配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の画像生成装置。
  3. (3)前記転送データ第2準備手段が出力する予め定め
    られたデータは「0」であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の画像生成装置。
  4. (4)前記転送データ選択手段は、アンドゲートで構成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第2項又は
    第3項記載の画像生成装置。
  5. (5)前記データ量カウント手段は、データ量設定手段
    の機能を兼ね、設定された値から下位装置への1単位量
    のデータの転送毎に順次減算し、値が「0」になると転
    送データ選択手段を作動させるように構成したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像生成装置。
  6. (6)前記データの1単位量は、1ラスタラインである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像生成
    装置。
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