JPS63291279A - 磁気デイスク装置 - Google Patents
磁気デイスク装置Info
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- JPS63291279A JPS63291279A JP12577487A JP12577487A JPS63291279A JP S63291279 A JPS63291279 A JP S63291279A JP 12577487 A JP12577487 A JP 12577487A JP 12577487 A JP12577487 A JP 12577487A JP S63291279 A JPS63291279 A JP S63291279A
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- magnetic
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 14
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 25
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 25
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000004886 head movement Effects 0.000 description 2
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気ディスク装置に係り、特に、ディスク回
転開始時の磁気ヘッドと磁気ディスクとの粘着状態を効
率よく解除することが可能な磁気ディスク装置に関する
。
転開始時の磁気ヘッドと磁気ディスクとの粘着状態を効
率よく解除することが可能な磁気ディスク装置に関する
。
−Illuに、コンタクトスタートストップ方式の磁気
ディスク装置において、該装置の停止時、磁気ヘッドは
、磁気ディスクに粘着することなく、静止摩擦力程度の
保持力で磁気ディスクに接しているか、あるいは、磁気
ディスクに粘着し、通常時の約10倍の保持力で磁気デ
ィスクに接している状態にある。このような条件下で、
磁気ディスク装置を起動する場合、磁気ヘッド及び磁気
ディスクに損傷を与えることなく、磁気ヘッドと磁気デ
ィスクとの粘着状態の解除を行う必要がある。
ディスク装置において、該装置の停止時、磁気ヘッドは
、磁気ディスクに粘着することなく、静止摩擦力程度の
保持力で磁気ディスクに接しているか、あるいは、磁気
ディスクに粘着し、通常時の約10倍の保持力で磁気デ
ィスクに接している状態にある。このような条件下で、
磁気ディスク装置を起動する場合、磁気ヘッド及び磁気
ディスクに損傷を与えることなく、磁気ヘッドと磁気デ
ィスクとの粘着状態の解除を行う必要がある。
このような、コンタクトスタートストップ方式の磁気デ
ィスク装置の起動時における磁気ヘッドと磁気ディスク
との粘着状態を解除するための方法として、磁気ヘッド
を移動させることなく、磁気ディスクのみを回転させて
行う方法が、ごく一般的な方法として知られている。以
下、この方法を図面により説明する。
ィスク装置の起動時における磁気ヘッドと磁気ディスク
との粘着状態を解除するための方法として、磁気ヘッド
を移動させることなく、磁気ディスクのみを回転させて
行う方法が、ごく一般的な方法として知られている。以
下、この方法を図面により説明する。
第5図はこの方法を説明するための磁気ディスクと磁気
ヘッドの相対運動を説明する図、第6図はディスクの回
転とヘッド駆動用のシーク電流を説明する図である。第
5図において、1は磁気ディスク、5はへラドアーム、
6は磁気ヘッドである。
ヘッドの相対運動を説明する図、第6図はディスクの回
転とヘッド駆動用のシーク電流を説明する図である。第
5図において、1は磁気ディスク、5はへラドアーム、
6は磁気ヘッドである。
第5図において、装置停止時、ヘッド6は、磁気ディス
ク1の最内周部に位置して、ヘッド6のヘッド面が磁気
ディスク1の表面に接した状態にある。装置起動時に、
ヘッドの移動制御を行うことな(、磁気ディスク1が第
5図の矢印への方向に駆動制御されると、磁気ディスク
1は、磁気へラド6との粘着状態に抗して回転を開始し
、ヘッド6は、矢印Bに示すような軌跡を描いて磁気デ
ィスク上を移動する。このとき、磁気ディスク1は、第
6図に示すように、回転開始時に磁気ヘッド6との粘着
が解除されて、所定の回転速度、例えば3600rpn
+に達し、その後、磁気ヘッド駆動部に駆動用シーク電
流が供給され、磁気ヘッド6は、磁気ディスクl上の所
定位置に駆動され、情報の書込み、読出しを行う。
ク1の最内周部に位置して、ヘッド6のヘッド面が磁気
ディスク1の表面に接した状態にある。装置起動時に、
ヘッドの移動制御を行うことな(、磁気ディスク1が第
5図の矢印への方向に駆動制御されると、磁気ディスク
1は、磁気へラド6との粘着状態に抗して回転を開始し
、ヘッド6は、矢印Bに示すような軌跡を描いて磁気デ
ィスク上を移動する。このとき、磁気ディスク1は、第
6図に示すように、回転開始時に磁気ヘッド6との粘着
が解除されて、所定の回転速度、例えば3600rpn
+に達し、その後、磁気ヘッド駆動部に駆動用シーク電
流が供給され、磁気ヘッド6は、磁気ディスクl上の所
定位置に駆動され、情報の書込み、読出しを行う。
このような、従来技術は、磁気ディスクlが回転を開始
し、磁気ディスク1と磁気ヘッド6との粘着状態が解除
されるとき、磁気ヘッド6が磁気ディスク1の回転方向
、すなわち磁気ヘッド6の移動方向と直角な方向に引張
られ、磁気ヘッド6及びアーム5が撓みを受けた後に粘
着状態が解除されることになる。
し、磁気ディスク1と磁気ヘッド6との粘着状態が解除
されるとき、磁気ヘッド6が磁気ディスク1の回転方向
、すなわち磁気ヘッド6の移動方向と直角な方向に引張
られ、磁気ヘッド6及びアーム5が撓みを受けた後に粘
着状態が解除されることになる。
このため、前記従来技術は、磁気ディスク1と磁気ヘッ
ド6との粘着状態が解除されたとき、磁気ヘッド6が不
用の振動を生じ、磁気ディスク1の表面及び磁気ヘッド
6のヘッド面に損傷を受ける場合があるという問題点が
あった。
ド6との粘着状態が解除されたとき、磁気ヘッド6が不
用の振動を生じ、磁気ディスク1の表面及び磁気ヘッド
6のヘッド面に損傷を受ける場合があるという問題点が
あった。
このような、従来技術の問題点を解決するための他の従
来技術として、例えば、特開昭54−84712号公報
、特開昭6l−j17965号公報等に記載された技術
が知られている。
来技術として、例えば、特開昭54−84712号公報
、特開昭6l−j17965号公報等に記載された技術
が知られている。
この種従来技術は、前述の技術とは逆に、装置起動時に
、磁気ディスク10回転を止めたままで磁気ヘッド6の
みを移動制御し、その後、磁気ディスクを回転制御する
方法、あるいは、装置起動時に、磁気ディスク1の回転
制御と磁気ヘッド6の移動制御を同時に開始する方法で
ある。以下、磁気ディスクの回転を止めたままで磁気ヘ
ッドのみを移動制御して、磁気ヘッドと磁気ディスクと
の粘着状態を解除する方法を図面により説明する。
、磁気ディスク10回転を止めたままで磁気ヘッド6の
みを移動制御し、その後、磁気ディスクを回転制御する
方法、あるいは、装置起動時に、磁気ディスク1の回転
制御と磁気ヘッド6の移動制御を同時に開始する方法で
ある。以下、磁気ディスクの回転を止めたままで磁気ヘ
ッドのみを移動制御して、磁気ヘッドと磁気ディスクと
の粘着状態を解除する方法を図面により説明する。
第7図はこの方法を説明するための磁気ディスクと磁気
ヘッドの相対運動を説明する図、第8図はディスクの回
転とヘッド駆動用のシーク電流を説明する図である。第
7図の図面の符号は第5図の場合と同一である。
ヘッドの相対運動を説明する図、第8図はディスクの回
転とヘッド駆動用のシーク電流を説明する図である。第
7図の図面の符号は第5図の場合と同一である。
第7図において、磁気ディスク1を停止したままの状態
で、磁気ヘッド6を矢印Cの方向に移動制御した後、磁
気ディスク1を矢印Aの方向に回転制御すれば、磁気ヘ
ッド6は、矢印Bに示すような軌跡を描いて磁気ディス
ク1上を移動することになる。このとき、磁気ヘッド6
の移動制御のためのシーク電流は、第8図に示すように
、磁気ヘッド6を第7図の矢印Cの方向に駆動するため
に、例えば+2Aの電流が供給され、一定時間後、磁気
ヘッド6を停止させるために一2Aの電流が供給される
ように制御される。この制御終了後、磁気ディスク1は
回転制御されて、所定の回転速度3600rpmに達す
る。その後、磁気ヘッド駆動部に駆動用シーク電流が供
給され、磁気ヘッド6は、磁気ディスク1上の所定位置
に駆動されて、情報の四込み、読出し動作を行う。
で、磁気ヘッド6を矢印Cの方向に移動制御した後、磁
気ディスク1を矢印Aの方向に回転制御すれば、磁気ヘ
ッド6は、矢印Bに示すような軌跡を描いて磁気ディス
ク1上を移動することになる。このとき、磁気ヘッド6
の移動制御のためのシーク電流は、第8図に示すように
、磁気ヘッド6を第7図の矢印Cの方向に駆動するため
に、例えば+2Aの電流が供給され、一定時間後、磁気
ヘッド6を停止させるために一2Aの電流が供給される
ように制御される。この制御終了後、磁気ディスク1は
回転制御されて、所定の回転速度3600rpmに達す
る。その後、磁気ヘッド駆動部に駆動用シーク電流が供
給され、磁気ヘッド6は、磁気ディスク1上の所定位置
に駆動されて、情報の四込み、読出し動作を行う。
前述した従来技術は、磁気ディスク1を停止させたまま
磁気ヘッドを移動させることにより、磁気ヘッドと磁気
ディスクとの粘着状態を解除することができるので、磁
気ヘッド6が撓むことがなく、磁気ディスク1の表面、
磁気ヘッド面等を損傷させることがないという利点を有
する。
磁気ヘッドを移動させることにより、磁気ヘッドと磁気
ディスクとの粘着状態を解除することができるので、磁
気ヘッド6が撓むことがなく、磁気ディスク1の表面、
磁気ヘッド面等を損傷させることがないという利点を有
する。
前述した公報記載の従来技術は、磁気ヘッドを磁気ディ
スクの半径方向に移動させて磁気ディスクと磁気ヘッド
との粘着状態を解除するものであるが、粘着状態が解除
されたことを確認する手段をもたず、磁気ヘッドの移動
制御のために、駆動電流の供給時間をタイマにより制御
するものである。このため、この種従来技術は、磁気ヘ
ッドの移動制御のための駆動電流の供給時間が短く、粘
着状態の解除に失敗している場合にも、コンタクトスタ
ートストップを開始し、磁気ディスク駆動用のスピンド
ルモータの不起動を起こしたり、磁気ディスクと磁気ヘ
ッドとの粘着状態を磁気ディスクの回転開始により解除
する場合が生じ、磁気ディスク表面及び磁気ヘッド面に
損傷を与えるという問題点を有し、さらに、磁気ヘッド
の移動制御のための駆動電流の供給時間が長く、磁気ヘ
ッドと磁気ディスクとの粘着状態が解除されたにもかか
わらず、駆動電流の供給が行われると、磁気ヘッド6が
磁気ディスクの半径方向に暴走して、磁気ヘッドと磁気
ディスク面との間でたたき現象を生じ、二次的な障害を
発生させるという問題点があった。
スクの半径方向に移動させて磁気ディスクと磁気ヘッド
との粘着状態を解除するものであるが、粘着状態が解除
されたことを確認する手段をもたず、磁気ヘッドの移動
制御のために、駆動電流の供給時間をタイマにより制御
するものである。このため、この種従来技術は、磁気ヘ
ッドの移動制御のための駆動電流の供給時間が短く、粘
着状態の解除に失敗している場合にも、コンタクトスタ
ートストップを開始し、磁気ディスク駆動用のスピンド
ルモータの不起動を起こしたり、磁気ディスクと磁気ヘ
ッドとの粘着状態を磁気ディスクの回転開始により解除
する場合が生じ、磁気ディスク表面及び磁気ヘッド面に
損傷を与えるという問題点を有し、さらに、磁気ヘッド
の移動制御のための駆動電流の供給時間が長く、磁気ヘ
ッドと磁気ディスクとの粘着状態が解除されたにもかか
わらず、駆動電流の供給が行われると、磁気ヘッド6が
磁気ディスクの半径方向に暴走して、磁気ヘッドと磁気
ディスク面との間でたたき現象を生じ、二次的な障害を
発生させるという問題点があった。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、磁気
ヘッド面及び磁気ディスク面を損傷させることなり、確
実に磁気ヘッドと磁気ディスクとの粘着状態を解除させ
ることが可能な磁気ディスク装置を提供することにある
。
ヘッド面及び磁気ディスク面を損傷させることなり、確
実に磁気ヘッドと磁気ディスクとの粘着状態を解除させ
ることが可能な磁気ディスク装置を提供することにある
。
本発明によれば、前記目的は、磁気ディスクと磁気ヘッ
ドとの粘着状態の解除を行う際、磁気ディスクの駆動と
、磁気ヘッドの駆動を同時に開始し、磁気ディスクの回
転開始を検出することにより、粘着状態の解除を確認し
、その後直ちに磁気ヘッドの駆動を停止するようにする
ことにより達成される。
ドとの粘着状態の解除を行う際、磁気ディスクの駆動と
、磁気ヘッドの駆動を同時に開始し、磁気ディスクの回
転開始を検出することにより、粘着状態の解除を確認し
、その後直ちに磁気ヘッドの駆動を停止するようにする
ことにより達成される。
磁気ヘッドと磁気ディスクとが粘着状態にあるとき、磁
気ヘッドの駆動と磁気ディスクの駆動を同時に行うこと
によって、この粘着状態を容易に解除することができる
。磁気ヘッドと磁気ディスクとの粘着状態が解除される
と、磁気ディスクは駆動用のスピンドルモータに駆動さ
れて回転を開始し、磁気ヘッドは駆動用のボイスコイル
モータに駆動されて、磁気ディス・りの半径方向に移動
を開始する。磁気ディスクが回転を開始すると、本発明
により設けられた回転検出回路は、直ちにスピンドルモ
ータの回転を検出して、その検出信号を磁気ヘッド駆動
用のボイスコイルモータの駆動回路に与える。ボイスコ
イルモータの駆動回路は、この信号を受けて、ボイスコ
イルモータへの駆動電流の供給を停止、あるいは、短時
間の逆方向の駆動電流を供給して、磁気ヘッドの移動を
停止させる。これにより、本発明は、磁気ヘッドと磁気
ディスクとの粘着状態を、磁気ヘッド及び磁気ディスク
に損傷を与えることなく解除することができ、また、磁
気ディスクと磁気ヘッドが粘着状態になく、単に静止摩
擦力で接している場合にも全く支障なく前述と同様に動
作する。
気ヘッドの駆動と磁気ディスクの駆動を同時に行うこと
によって、この粘着状態を容易に解除することができる
。磁気ヘッドと磁気ディスクとの粘着状態が解除される
と、磁気ディスクは駆動用のスピンドルモータに駆動さ
れて回転を開始し、磁気ヘッドは駆動用のボイスコイル
モータに駆動されて、磁気ディス・りの半径方向に移動
を開始する。磁気ディスクが回転を開始すると、本発明
により設けられた回転検出回路は、直ちにスピンドルモ
ータの回転を検出して、その検出信号を磁気ヘッド駆動
用のボイスコイルモータの駆動回路に与える。ボイスコ
イルモータの駆動回路は、この信号を受けて、ボイスコ
イルモータへの駆動電流の供給を停止、あるいは、短時
間の逆方向の駆動電流を供給して、磁気ヘッドの移動を
停止させる。これにより、本発明は、磁気ヘッドと磁気
ディスクとの粘着状態を、磁気ヘッド及び磁気ディスク
に損傷を与えることなく解除することができ、また、磁
気ディスクと磁気ヘッドが粘着状態になく、単に静止摩
擦力で接している場合にも全く支障なく前述と同様に動
作する。
以下、本発明による磁気ディスク装置の一実施例を図面
により詳細に説明する。
により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図はその動作を説明するタイミングチャート、第3図
は磁気ディスクと磁気ヘッドの相対運動を説明する図で
ある。第1図及び第3図において、2はスピンドル、3
はスピンドルモータ、4はベース、7はヘッド移動手段
、8はボイスコイルモータ(以下、VCMという)、9
はVCM駆動回路、10はスピンドルモータ駆動回路、
11は回転検出回路、13は電源部、14はタイマであ
り、他の符号は第5図、第7閣で説明したと同−である
。
2図はその動作を説明するタイミングチャート、第3図
は磁気ディスクと磁気ヘッドの相対運動を説明する図で
ある。第1図及び第3図において、2はスピンドル、3
はスピンドルモータ、4はベース、7はヘッド移動手段
、8はボイスコイルモータ(以下、VCMという)、9
はVCM駆動回路、10はスピンドルモータ駆動回路、
11は回転検出回路、13は電源部、14はタイマであ
り、他の符号は第5図、第7閣で説明したと同−である
。
本発明による磁気ディスク装置の一実施例は、第1図に
示すように、ベース4上に、磁気ディスクlを保持する
スピンドル2、該スピンドル2を駆動するスピンドルモ
ータ3、ヘッド移動手段7、V2V5を実装して構成さ
れ、さらに、これらを制御するための、回転検出回路1
1、スピンドルモータ駆動回路10、VCM駆動回路9
、電源部13、タイマ14を備えて構成されている。
示すように、ベース4上に、磁気ディスクlを保持する
スピンドル2、該スピンドル2を駆動するスピンドルモ
ータ3、ヘッド移動手段7、V2V5を実装して構成さ
れ、さらに、これらを制御するための、回転検出回路1
1、スピンドルモータ駆動回路10、VCM駆動回路9
、電源部13、タイマ14を備えて構成されている。
前述のように構成された磁気ディスク装置の起動時の動
作を次に説明する。
作を次に説明する。
図示しない上位装置等からの指令により起動動作が開始
されると、スピンドルモータ駆動回路10は、電源部1
3からの電力の供給を受け、スピンドルモータ3に駆動
電流17の供給を行う。同時に、VCM駆動回路9も、
電源部1−3からの電力の供給を受け、V2V5に駆動
電流16の供給を行う、V2V5及びスピンドルモータ
3に対して、駆動電流が供給されると、第2図に示すよ
うに、やがて、磁気ヘッド6と磁気ディスク1との粘着
状態が解除され、磁気ヘッド6は、磁気ディスク10半
径方向に移動を開始し、同時にスピンドルモータ3が回
転を開始し、その回転速度を上昇させる。スピンドルモ
ータ3が回転を開始すると、回転検出回路11は、スピ
ンドルモータ3の制御用等に設けられているホール素子
等から得られる信号を検出することにより、スピンドル
モータ3の回転を検出し、第2図に示すような回転信号
12を出力する。このホール素子等から得られるスピン
ドルモータ3の回転に伴なう信号は、通常、スピンドル
モータ3の1回転の間に数個得られるものであり、回転
検出回路11は、スピンドルモータ3の回転開始後、少
くとも1/6回転する間にスピンドルモータ3の回転を
検出して最初の回転信号Pを出力する。VCM駆動回路
9は、この回転検出回路11からの最初の回転信号Pを
受けて、V2V5に対する駆動電流16を停止し、ある
いは、短時間逆方向の駆動電流を供給することにより、
V2V5の動作を停止させて、磁気ヘッド6の移動を停
止させる。その後も、スピンドルモータ駆動回路10は
、スピンドルモータ3に対する駆動電流17の供給を続
けるので、スピンドルモータ3は、所定の回転速度36
00rpm+に達する。
されると、スピンドルモータ駆動回路10は、電源部1
3からの電力の供給を受け、スピンドルモータ3に駆動
電流17の供給を行う。同時に、VCM駆動回路9も、
電源部1−3からの電力の供給を受け、V2V5に駆動
電流16の供給を行う、V2V5及びスピンドルモータ
3に対して、駆動電流が供給されると、第2図に示すよ
うに、やがて、磁気ヘッド6と磁気ディスク1との粘着
状態が解除され、磁気ヘッド6は、磁気ディスク10半
径方向に移動を開始し、同時にスピンドルモータ3が回
転を開始し、その回転速度を上昇させる。スピンドルモ
ータ3が回転を開始すると、回転検出回路11は、スピ
ンドルモータ3の制御用等に設けられているホール素子
等から得られる信号を検出することにより、スピンドル
モータ3の回転を検出し、第2図に示すような回転信号
12を出力する。このホール素子等から得られるスピン
ドルモータ3の回転に伴なう信号は、通常、スピンドル
モータ3の1回転の間に数個得られるものであり、回転
検出回路11は、スピンドルモータ3の回転開始後、少
くとも1/6回転する間にスピンドルモータ3の回転を
検出して最初の回転信号Pを出力する。VCM駆動回路
9は、この回転検出回路11からの最初の回転信号Pを
受けて、V2V5に対する駆動電流16を停止し、ある
いは、短時間逆方向の駆動電流を供給することにより、
V2V5の動作を停止させて、磁気ヘッド6の移動を停
止させる。その後も、スピンドルモータ駆動回路10は
、スピンドルモータ3に対する駆動電流17の供給を続
けるので、スピンドルモータ3は、所定の回転速度36
00rpm+に達する。
その後、VCM駆動回路9がV2V5を駆動制御し、磁
気ヘッド6を磁気ディスク1上の所定位置に、情報の書
込み、読出し動作のために移動制御することは、従来技
術の場合と同様である。
気ヘッド6を磁気ディスク1上の所定位置に、情報の書
込み、読出し動作のために移動制御することは、従来技
術の場合と同様である。
第1図に示す本発明の一実施例は、前述のように動作す
るため、磁気ヘッド6は、磁気ディスク1との粘着状態
が解除された後、第3図の矢印Bに示すような軌跡を描
いて磁気ディスク1上を移動する。その際、磁気ディス
ク1の回転開始直後、少くとも1/6回転する迄の間に
、磁気ヘッド6の移動が停止されるので、磁気ヘッド6
が磁気ディスク1の半径方向に暴走する等の障害を防止
することができる。
るため、磁気ヘッド6は、磁気ディスク1との粘着状態
が解除された後、第3図の矢印Bに示すような軌跡を描
いて磁気ディスク1上を移動する。その際、磁気ディス
ク1の回転開始直後、少くとも1/6回転する迄の間に
、磁気ヘッド6の移動が停止されるので、磁気ヘッド6
が磁気ディスク1の半径方向に暴走する等の障害を防止
することができる。
なお、第1図において、電源部13は、タイマ14を介
して外部電力15を受取り、VCM駆動回路9及びスピ
ンドルモータ駆動回路10に所定の電力を供給するもの
であり、このタイマ14は、装置駆動時に、磁気ヘッド
6と磁気ディスクlとの粘着状態が解除されず、所定時
間以上、回転検出回路11から回転信号12が得られな
い場合に、電源部13への外部電源15の供給を停止し
、■CM8及びスピンドルモータ3の過熱を防止するも
のである。
して外部電力15を受取り、VCM駆動回路9及びスピ
ンドルモータ駆動回路10に所定の電力を供給するもの
であり、このタイマ14は、装置駆動時に、磁気ヘッド
6と磁気ディスクlとの粘着状態が解除されず、所定時
間以上、回転検出回路11から回転信号12が得られな
い場合に、電源部13への外部電源15の供給を停止し
、■CM8及びスピンドルモータ3の過熱を防止するも
のである。
前述した本発明の実施例によれば、磁気ヘッドの移動検
出センサ等を用いることなく、磁気ディスク1の回転を
検出した後、直ちに磁気ヘッド6の移動を停止させるこ
とができるので、磁気ディスク面及び磁気ヘッド面を損
傷させることなく、確実に、磁気ヘッドと磁気ディスク
との粘着状態を解除することができる。
出センサ等を用いることなく、磁気ディスク1の回転を
検出した後、直ちに磁気ヘッド6の移動を停止させるこ
とができるので、磁気ディスク面及び磁気ヘッド面を損
傷させることなく、確実に、磁気ヘッドと磁気ディスク
との粘着状態を解除することができる。
第4図は本発明による磁気ディスク装置の他の実施例の
構成を示すブロック図である。第4図において、18は
マイクロコンピュータであり、他の符号は第1図で説明
したと同一である。
構成を示すブロック図である。第4図において、18は
マイクロコンピュータであり、他の符号は第1図で説明
したと同一である。
第4図に示す本発明の他の実施例は、マイクロコンピュ
ータ18が装置起動時等の装置全体の動作制御を行い、
第1図におけるタイマ140機能を実行するとともに、
回転検出回路11からの回転信号を取込み、これにより
VCM駆動回路9の制御を実行する点で、第1図の実施
例と相違するが、その他の点で、第1図の実施例と同一
の構成を有し、同一の効果を奏する。
ータ18が装置起動時等の装置全体の動作制御を行い、
第1図におけるタイマ140機能を実行するとともに、
回転検出回路11からの回転信号を取込み、これにより
VCM駆動回路9の制御を実行する点で、第1図の実施
例と相違するが、その他の点で、第1図の実施例と同一
の構成を有し、同一の効果を奏する。
以上説明したように、本発明によれば、磁気ヘッドの暴
走や、粘着解除失敗により、磁気ディスク面及び磁気ヘ
ッド面を損傷することなく、確実に磁気ヘッドと磁気デ
ィスクとの粘着状態を解除することができ、磁気ヘッド
の暴走防止のための緩衝器を安価なもので済ませること
ができる。また、VCMとスピンドルモータの駆動力の
合力により、磁気ヘッドと磁気ディスクとの粘着状態の
解除を行うので、効率のよい粘着状態の解除を行うこと
ができる。
走や、粘着解除失敗により、磁気ディスク面及び磁気ヘ
ッド面を損傷することなく、確実に磁気ヘッドと磁気デ
ィスクとの粘着状態を解除することができ、磁気ヘッド
の暴走防止のための緩衝器を安価なもので済ませること
ができる。また、VCMとスピンドルモータの駆動力の
合力により、磁気ヘッドと磁気ディスクとの粘着状態の
解除を行うので、効率のよい粘着状態の解除を行うこと
ができる。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図はその動作を説明するタイミングチャート、第3図
は磁気ディスクと磁気ヘッドの相対運動を説明する図、
第4図は本発明の他の実施例の構成を示すブロック図、
第5図、第7図は従来技術における磁気ディスクと磁気
ヘッドの相対運動を説明する図、第6図、第8図は第5
図、第7図における動作を説明するタイミングチャート
である。 1・・・・−磁気ディスク、2・−・−・スピンドル、
3−−・スピンドルモータ、4・−・−ベース、5・−
・−ヘッドアーム、6−・−・磁気ヘッド、7−・・−
・−ヘット移動手段、8・−・−ボイスコイルモータ(
VCM) 、9−・−VCM駆動回路、10−一−−−
・・・スピンドルモータ駆動回路、11−・・=・−・
回転検出回路、13−・・−・・電源部、14−・・−
タイマ、18−・−・−マイクロコンピュータ。 4:ベース 第3図 第4図 第5図 第6図 ンーク電瀧 : 第7図 第8図
2図はその動作を説明するタイミングチャート、第3図
は磁気ディスクと磁気ヘッドの相対運動を説明する図、
第4図は本発明の他の実施例の構成を示すブロック図、
第5図、第7図は従来技術における磁気ディスクと磁気
ヘッドの相対運動を説明する図、第6図、第8図は第5
図、第7図における動作を説明するタイミングチャート
である。 1・・・・−磁気ディスク、2・−・−・スピンドル、
3−−・スピンドルモータ、4・−・−ベース、5・−
・−ヘッドアーム、6−・−・磁気ヘッド、7−・・−
・−ヘット移動手段、8・−・−ボイスコイルモータ(
VCM) 、9−・−VCM駆動回路、10−一−−−
・・・スピンドルモータ駆動回路、11−・・=・−・
回転検出回路、13−・・−・・電源部、14−・・−
タイマ、18−・−・−マイクロコンピュータ。 4:ベース 第3図 第4図 第5図 第6図 ンーク電瀧 : 第7図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、磁気ヘッドを移動制御するボイスコイルモータと、
該ボイスコイルモータを駆動制御するVCM駆動回路と
、磁気ディスクを回転制御するスピンドルモータと、該
スピンドルモータを駆動制御するスピンドルモータ駆動
回路とを備えた磁気ディスク装置において、スピンドル
モータの回転を検出する回転検出回路を備え、前記磁気
ディスク装置の起動時に、前記VCM駆動回路とスピン
ドルモータ駆動回路は、同時にボイスコイルモータとス
ピンドルモータの駆動電流の供給を行い、前記VCM駆
動回路は、前記回転検出回路によりスピンドルモータの
回転が検出されたとき、その検出信号に基づいて磁気ヘ
ッドの停止制御を行うことを特徴とする磁気ディスク装
置。 2、前記磁気ヘッドの停止制御をマイクロコンピュータ
により行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の磁気ディスク装置。 3、前記磁気ヘッドの停止制御を、VCM駆動回路から
のボイスコイルモータへの駆動電流の停止により行うこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
の磁気ディスク装置。 4、前記磁気ヘッドの停止制御を、VCM駆動回路から
のボイスコイルモータへの逆方向の駆動電流の短時間の
供給により行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項
または第2項記載の磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12577487A JPS63291279A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 磁気デイスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12577487A JPS63291279A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 磁気デイスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63291279A true JPS63291279A (ja) | 1988-11-29 |
Family
ID=14918503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12577487A Pending JPS63291279A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 磁気デイスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63291279A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02302975A (ja) * | 1989-05-17 | 1990-12-14 | Fuji Electric Co Ltd | ディスク記憶装置のディスク起動方式 |
US5982571A (en) * | 1997-06-30 | 1999-11-09 | Quantum Corporation | Disk drive with closed loop commutator and actuator oscillator |
US6181600B1 (en) | 1989-02-06 | 2001-01-30 | Hitachi, Ltd | Nonvolatile semiconductor memory device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS639089A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-14 | Toshiba Corp | 磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置の磁気ヘッド制御方法 |
-
1987
- 1987-05-25 JP JP12577487A patent/JPS63291279A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS639089A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-14 | Toshiba Corp | 磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置の磁気ヘッド制御方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6181600B1 (en) | 1989-02-06 | 2001-01-30 | Hitachi, Ltd | Nonvolatile semiconductor memory device |
JPH02302975A (ja) * | 1989-05-17 | 1990-12-14 | Fuji Electric Co Ltd | ディスク記憶装置のディスク起動方式 |
US5982571A (en) * | 1997-06-30 | 1999-11-09 | Quantum Corporation | Disk drive with closed loop commutator and actuator oscillator |
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