JPS63290894A - 治療用ヌクレオシド - Google Patents

治療用ヌクレオシド

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JPS63290894A
JPS63290894A JP63061752A JP6175288A JPS63290894A JP S63290894 A JPS63290894 A JP S63290894A JP 63061752 A JP63061752 A JP 63061752A JP 6175288 A JP6175288 A JP 6175288A JP S63290894 A JPS63290894 A JP S63290894A
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JP
Japan
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compound
pyrimidinone
formula
azido
pharmaceutically acceptable
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JP63061752A
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English (en)
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ジャネット リットスター ライドアウト
ジョージ アンドリュー フリーマン
サミィ レイ シェイバー
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Wellcome Foundation Ltd
Original Assignee
Wellcome Foundation Ltd
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H19/00Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
    • C07H19/02Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing nitrogen
    • C07H19/04Heterocyclic radicals containing only nitrogen atoms as ring hetero atom
    • C07H19/06Pyrimidine radicals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
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    • A61P31/12Antivirals
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    • A61P31/18Antivirals for RNA viruses for HIV

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は医療、特にある種のフィルス感染、史に詳しく
言えば後天性免疫不全症候群(エイズ)のようなヒトレ
トロウィルス感染の治療または予防に有用なヌクレオシ
ド誘導体に関する。
エイズは患者に時期を同じくした不治の感染の素因を与
える免疫抑制または免疫破壊疾患である。
特徴的には、エイズはT−細胞の進行性消耗と関連し、
特に0KTt &面マーカーを保持するヘルパー誘発要
因サブセットと関連する。
ヒト免疫欠損ウィルス(HIV)はエイズ患者からある
いはしばしばエイズに先行して現われる徴候および症状
を呈する患者から再現性をもって単離されている。HI
Vは細胞変性を起こし、OKT’をもつT−細胞に優先
的に感染しこれを破壊するようである。現在HI’Vは
エイズの病因学的作用因子であることが一般に認識され
ている。
エイズの病因学的作用因子としてのHIVの発見以来、
エイズの治療に有効と思われる抗HIV化学療法剤が数
多く提案されて来た。このようにして、例えは欧州特許
第196185号明細書は6′−アジド−6′−デオキ
シチミジン(シトプシンという名称が承認されている〕
およびその製薬上容認しうる誘導体ならびにエイズを含
めてヒトレトロウィルス感染および関連する臨床的症状
の治療における使用を記載している。シトプシンはエイ
ズおよび関連諸症状の治療に顕著な効果をもつことが見
出されている。
エイズおよび関連症状の治療においては、患者に薬物の
十分高い抗ウイルス濃度を維持するため規則正しく抗H
IV化学療法剤を投与することが一般に必要である。例
えば、シトプシンを1日当り6回まで投与する必要があ
る。
本発明者等は、ある種のヌクレオシド誘導体、即ち1−
(3−アジド−2,3−ジデオキシ−β−D−エリトロ
−ペントフラノシル)−5−メチル−2(1H)−ビリ
ミゾノンがヒトまたは他の動物被実験者に投与したとき
生体内でシトプシンに変換しうることをここに発見した
。このような変換は、誘導体を投与された被実験者の身
体内に存在するキサンチ/オキシダーゼ/デヒドロrナ
ーゼまたはアルデヒドオキシダーゼといった酵素の作用
によシ起こると考えられる。
従って、上記誘導体は、上記誘導体の投与後に薬物の適
当な血中濃度が得られるので、シトプシンの治療効力を
改善するために使用できる。
本発明の一つの特徴は式(I): で表わされる化合物、即ち1−(6−アジド−2゜3−
ジデオキシ−β−D−エリトロ−ペントフラノシル)−
5−メチル−2(1H)−ビリミゾノンおよびその製薬
上容認される誘導体が本発明者等によシ提供されること
である。以後式(1)の化合物およびその上記誘導体を
本発明に係る化合物と称する。
「fR薬上容認しうる誘導体」とは製薬上容認しうる塩
、エステル、またはこのようなエステルの塩、あるいは
受薬者に投与したとき弐〇)の毒化合物を(直接または
間接的に)生じうる他の化合物を意味する。
式(1)の化合物の特に適当なエステルの例として、エ
ステル基のカルボニルでない部分が直鎖またハ分枝鎖ア
ルキル、アルコキシアル、キル(例エバ、ハロゲン、C
1一番アルキルまたハ01〜4アルコキシにより任意に
置換されたフェニル)から選ばれるカルボン酸エステル
;スルホネートエステル、例えはアルキル−またはアル
アルキルスルホニル(例えば、メタンスルホニル);お
よびモノ−、シー、またはトリホス7エートエステルが
あけられる。上記エステル化合物のいずれかを引用する
とぎはその製薬上容認しうる塩も含めて引用するものと
する。
上記エステルに関しては、特に断らない限シ、存在する
アルキル部分は1から18炭素原子、と9わけ1から4
炭素原子を含むのが有利である。
このようなエステルに存在するアリール部分はフェニル
基からなるのが有利である。
式(1)の化合物の製薬上容認しうる塩類およびその製
薬上容認しうる誘導体の例には、塩基塩、例えば適当な
塩基から銹導される塩、例えばアルカリ金属(例えば、
ナトリウム)塩、アルカリ土類金属(例えば、マグネシ
ウム〕塩、アンモニウムおよびN′x4(式中、Xは0
1〜4アルキルである〕および鉱酸塩、例えは塩酸塩が
含まれる。
本発明の更に他の特徴は、 (イ) と9わけヒトの医療に、特にレトロウイルス感
染の治療または予防に使用する本発明に係る化合物、お
よび (ロ) レトロウイルス感染の治療または予防のための
薬剤製造における本発明に係る化合物の使用を提供する
ことである。
本発明に従い治療または防止できるレトロウイルス感染
の例には、ヒトレトロウイルス感染、例えばヒト免疫欠
損フィルス(H工V) 、I(工V −2およびヒト\
T−細胞向すンパ性ウィルス(HTLV )、例えばH
TLV −1またはHTLV −IV感染が宮まれる。
本発明に係る化合物はエイズおよび関連した臨床的症状
、例えばAID関連症候群(ARC)、進行性一般り7
2節疾患(PGL) 、エイズ−関連神経病学的症状、
および抗HIV抗体陽性およびHIV陽性症状の治療ま
たは予防にとりわけ有用である。これら化合物はまた乾
癖の治療または防止にも使用できる。
本発明に係る化合物(本明細書中で活性成分とも呼ぶ)
は治療のために経口、直腸、鼻、局所(経皮、口内およ
び舌下を含む〕、膣および非経口(皮下、筋肉内、静脈
内および皮肉を含む)を含めて適当な経路によシ投与で
きる。特に適当な経路は受薬者の症状と年令および感染
の性質により変わるであろうが、経口または非経口投与
が一般に好ましいことは明らかであろう。
一般に化合物1−(3−アジド−2,3−ジデオキシ−
β−D−エリトロ−ペントフラノシル)−5−メチル−
2(1H)−ビリミゾノンの適当な全身性用量は受薬者
の体X1キログラム当り4.0から160m9/日の範
囲内、なるべくは体11キログラム当シ8から1201
n9/日、最も好ましくは体重1キログラム当シ20か
ら80ダ/日の範囲内にあシ、これによfi HIV感
染をもつ哺乳動物、例えばヒトを治療するシトプシンを
発生させることができる。望む用量は、正常量を三回、
ミロ、四回、三回、六回またはそれ以上に分けた不完全
用量を1日中適当な間隔で与えるのがよい。
これら不完全用量は単位投与形、例えば活性成分10か
ら1500■、なるべくは20から1000〜、そし℃
最も好ましくは50から700#/単位投与形を含む形
で投与できる。
本発明に係る化合物に対しては全身的に(内用)だけ投
与することは可能であるが、医薬品製剤として投薬する
のがよい。本発明製剤は、本発明に係る化合物とこれに
対する1稙以上の容認しうる担体および任意に他の治療
剤とからなる。各担体は製剤中の他の成分と融和しそし
て患者に無害であるという意味で「容認できる」もので
なければならない。製剤の例として経口、直腸、鼻、局
所(経皮、口内、および舌下を含む〕、膣または非経口
(皮下、筋肉内、静脈内および皮肉を含む)投与に適す
る製剤があげられる。製剤は単位投与形で提供するのが
便利であシ、調剤分野で公知の方法によシ調製できる。
このような方法は本発明に係る化合物を1m以上の付属
的成分を構成する担体と一緒にする工程を含む。一般に
、製剤は活性成分を液体担体または微粉砕固体担体また
は両方と一様に、均密に混合し、次に必要に応じ生成物
を成形することによシ調製される。
経口投与に適する本発明製剤は、各々が予定量の式CI
)の化合物を含むカプセル、カシェまたは錠剤のような
1個1個の単位として、粉末または顆粒として、水性ま
たは非水性液体中の浴液またはPIIA濁液として、水
中油型液体乳濁系または油中水盤液体乳濁系として投薬
できる。活性成分はまた大粒の丸薬、砥削、またはペー
ストとじ℃投薬することもできる。本発明に係る化合物
は化合物の緩徐な、あるいは調節された、解放を与える
ように処方できる。
錠剤は任意に18[以上の付楓的成分と共に圧縮または
成形することによシつくシうる。圧縮錠剤は、本発明に
係る化合物を粉末または顆粒といった自由流動形として
、任意に結合剤(例えば、ポビドン、ゼラチン、ヒドロ
キシゾafルメチルセルロース)、潤滑剤、不活性希釈
剤、防腐剤、錠剤崩壊剤(例えば、デンゾングリコレー
トナトリクム、架橋ポビドン、架橋力パルポキシメチル
セルロースナトリウム)、界面活性剤または分散剤と混
合し、適当な機械で圧縮することによシつくシうる。成
形錠剤は粉末化した化合物を不活性液体希釈剤で加湿し
て適当な機械で成形することによシつくシうる。これら
錠剤は任意に被覆し℃もよいし、あるいは刻み目を入れ
てもよい。
口内局所投与に遇した製剤の例として、フレーバ添加基
剤、通常はショ糖お゛よびアラビアガムまたはトラガカ
ントの中に活性成分を含めたトローチ剤;不活性基剤、
例えはぜ2テ/およびグリセリン、またはショ糖および
アラビアガムの中に活性成分を含めた香錠;適当な液体
担体中に活性成分を含めたうがい液があげられる。
直腸投与用製剤は、例えばカカオ脂またはサリチレート
からなる適当な基剤を用いた座薬として投与できる。
膣投与に適した製剤は、本発明に係る化合物に加えてこ
の分野で適当と認められた担体を含有するペッサリー、
タンポン、クリーム、デル、ペースト、フオームまたは
スプレー製剤として提供できる。
非経口投与に適した製剤の例として、水性および非水性
、等張、無―注射液(このものは酸化防止剤、緩衝剤、
静菌剤、および製剤を意図した受薬者の血液と等張にす
る溶質を含むことがある);水性および非水性無菌懸濁
液(このものは懸濁剤および濃厚化剤を含有しうる)が
あげられる。
これら製剤は単位用量または多回分用f*封容器、例え
ばアンプルおよびびんに入れて提供でき、凍結乾燥状態
で貯蔵できる。これは使用直前に無菌液体担体、例えば
注射用の水を添加するだけで済む。即座の注射溶液およ
び懸濁液は前記種類の無菌粉末、顆粒および錠剤から調
製できる。
特に適当な単位用1を製剤は、本発明に係る化合物の1
日用1kまたは単位、前述した1日の不完全用量、また
はその適当な小部分を含有するものである。
本発明に係る化合物はまた獣医用製剤の形で使用するた
めに提供でき、これらは、例えば当分野で普通の方法に
よシ調製できる。このような獣医用製剤の例には以下の
投与法に適合させたものがある: (イ)経口投与、例えは液剤(例えば、水性または非水
性浴液および懸濁液);錠剤または大粒丸薬;粉末、顆
粒、またはペレット(飼料との混合用);舌に適用する
ためのペースト;(ロ)非経口投与、例えば皮下、筋肉
内または静脈内注射によシ、無菌浴液または懸濁液とし
て;あるいは(必要に応じて)乳腺内注射により(?−
れは@濁液または溶液を乳首から乳房の中に導入)投与
; (ハ)局所投与、例えば経皮膏薬として皮膚に適用;に
) 膣内投与、ペラテリー、クリームまたはフオーム剤
として。
前述したような製剤はまた単一製剤であろうが別個の製
剤であろうが、本発明によシ組み合わせ投薬にも適し、
同様な方法で調製できる。
個々に前述した成分に加えて、本発明製剤は問題とする
製剤の型を顯慮してこの分野で普通の他の薬剤を含むこ
とができ、例えば経口投与に適したものは甘味剤、シッ
クナー、およびフレーバ付与剤といった他の薬剤を含有
しうることは明らかである。
本発明に係る化合物は、他の療法剤、例えば非環式ヌク
レオシド誘導体、例えば9−(2−ヒドロキシエトキシ
メチル)−グアニン、2,3−ジデオキシヌクレオシド
、例えは2’ 、 3’−ジデオキシシチジン、2’、
3’−ジデオキシアデノシンおよヒ2’ 、 3’−ジ
デオキシイノシン、インターフェロン、例エハアルファ
ーイ/ター7エロン、ヌクレオシド運搬抑制剤、例えば
ゾ21Jダモール、グルクロン酸包合抑制剤、例えばグ
ロベニシド、免疫1!I4整物質、例えば顆粒細胞大食
細胞コロニー刺激因子(0MC8F )および他の薬剤
、例えは欧州特許第217580号明細書記載のものと
組み合わせて医療に使用できる。このような組み合わせ
療法の成分化合物は別個の製剤か合併製剤のいずれかと
して同時に投与でき、あるいは異なる時間に5、例えば
合併効果が達成されるよう順次に投与することもできる
式(1)の化合物、およびその製薬上容認しうる誘導体
は、この分野で公知の技術、例えは8ynt、hezi
c Procedures in Nucleic A
cidchemiszry[1、321(1968) 
L  T−A−xrenizsky等[J、 Med、
 Chem、 26 、981(1983) ) ; 
Nucleic Ac1d Chemistry eI
mproved and New 5ynt+116t
IiCProceaaes。
Mezhoda and Techniques (1
および2部、  L、D。
Townaend、 R,S、Tipson編(J、W
iley )1978 ) ; J、 R,Horwi
zz等(J、 Org、 Chew。
29 、(1964年7月)2076〜78);M、 
Imazawa等[J、Med、Chem、、45,3
274(1980)];およびR1P、 G11nak
i等(J。
Cbem、 Sac、 Chem、 Commun、、
 915 (1970) )に記載の技術を用いて常法
によりag製できる。
本発明は式(1)の化合物およびその製薬上容認しうる
誘導体の製造法も更に包含する。本発明方法は下記工程
からなる: (イ)式(II): (式中、Mは6′−アジド基の前駆体を表わす)の化合
物またはその誘導体(例えば、エステル〕を前記前駆体
を望むアジド基に変換するのに役立つ薬剤とあるいは役
立つ条件下で反応させる、(ロ)   式 (1) : N3 (式中、Rは水素原子の前駆体を衣わす)の化合物を、
前記前駆体を水素原子に変換するのに役立つ薬剤とある
いは役立つ条件下で反応させる、e→ 式(■〕: の化合物またはその機能的に同等な化合物を、式(IV
)の化合物の1−位に望むリボフラノシル壌を導入する
のに役立つ化合物と反応させる、その後あるいはこれら
と同時に、下記の変換の少なくとも一つを行なう: 1)式(1)の化合物の誘導体が形成されるとき、前記
誘導体を式(1)の毒化合物に変換する、11)式(1
)の化合物が形成されるとき、前記化合物をその製薬上
容認しうる誘導体に変換する。
本発明に係る上記方法において、方法(イ)からe→の
前駆化合物の選択は、つくりたい個々の化合物によって
大部分決まるので、上記の薬剤および条件は、ヌクレオ
シド合成化学の分野で公知のものから選ばれることは明
らかであろう。このような変換法の例を後にガイダンス
のため記述するが、これら方法は望む化合物によフ通常
の仕方で修飾できることは明らかであろう。特に、例え
ば、不安定な基の望ましくない反応を起こすかもしれな
い変換が記述され℃いる場合、このような基を通常の仕
方で保護し、変換終了後に保護基を除去する。
従って、例えば方法(イ)に関して式(II)の化合物
における基Mは、例えはハロゲン(例えは、塩素)、ヒ
ドロキシまたはオルガノスルホニルオキシ(例えは、ト
リフルオロメチルスルホニルオキシ、メタンスルホニル
オキシまたはp−トルエンスルホニルオキシ)基を表わ
す。
式(I)の化合物をつくるには、式(n)〔基Mはトレ
オ配置のハロゲン(例えば、クロロ)基である〕の化合
物(5′−ヒドロキシを、例えばトリチル基で保護する
のが有利)を、例えばアジ化リチウムまたはアジ化ナト
リクム・で処理する。この3′−トレオーハロゲン(例
えば、塩素)出発物質は例えば対応する3′−二すトロ
ーヒFロキシ化合物と、例えはトリフェニルホスフィン
および四塩化炭素との反応により、あるいは別法として
ハロゲン化オルがノスルホニル(例えば、トリフルオロ
メタンスルホニルクロリド)で処理して対応する3′−
エリトロ−オルガノスルホニルオキシ化合物をつくり、
次にこれを例えは゛前述したようにハロゲン化すること
によシ得られる。別法として、式(II)の6′−トレ
オーヒドロキシ化合物を、例えばトリフェニルホスフィ
ン、四臭化炭素およびアジ化リチウムで処理して対応す
る6′−エリトロアシド化合物をつくることもできる。
方法(ロ)に関しては、式(1)の前駆体Rは、例えば
1.2.4−トリアゾール−1−イル基を戎ゎし、この
ものは例えば抱水ヒドラジンと酸化銀で処理することに
よシ式(1)の望む化合物に変換できる。
方法?eに関しては、これを例えば式(IV)の適当な
f IJミシンまたはその塩または保各誘導体を式: 〔式中、Yは脱離基、例えばアセトキシ、またはベンゾ
イルオキシまたはハロ(例えば、クロロ)部分を我わし
、5′−ヒドロキシル基は、例えばp−トルイル基によ
り任意に保護δれる〕の化合物で処理し、その後保護基
を除去することによシ行なう。
式(I)の化合物をつくった場合には、この化合物を製
薬上容認しうるホスフェートまたは他のエステルへ、そ
れぞれホスホリル化剤、例えばPOCJ3または適当な
エステル化剤、例えは酸ハロrン化物または無水物と式
(1)の化合物とを反応させることによシ変換できる。
式(1)の化合物はそのエステルを含めて常法により、
例えば適当な塩基での処理によシその製薬上容認しうる
塩に変換できる。
式CI)の化合物の誘導体をつくった場合、例えばそれ
がエステルならば、常法によシ、例えば加水分解により
この誘導体を毒化合物に変換できる。
下記の例はただ説明のためにのみ示したのであって、如
何なることがあっても本発明の範囲を制限する意図はな
い。これらの例に用いた「活性成分」という用語は式C
I)の化合物、即ち1−(6−アジド−2,3−ジデオ
キシ−β−D−エリトロ−ペントフラノシル〕−5−メ
チル−2(1H)−ピリミジノンを異味する。
例1 錠剤製剤 下記の製剤A、B、およびCはポビドンの溶液を用いた
成分の湿式顆粒化とそれに続くステアリン酸マグネシワ
ム添加および圧縮によシつくられる。
製剤A 〜/錠 〜/錠 (イ) 活性成分          250  25
0←)乳糖、英国薬局方      210   26
←) ポビドン、英国薬局方    159に) デン
プングリコレートナトリクム    2012製剤B (イ)活性成分          250  250
(ロ)   乳   1&             
                150      
   −(ハ)  アビセル PH1016026に)
 ポビドン、英国薬局方         15   
9(ホ) デyプングリコレートナトリクム    2
012製剤C 〜/錠 活性成分          100 乳糖     200 デンプン            50ポビドン   
         5 ステアリン酸マグネシウム   4 下記製剤りとEは混合した成分の直接圧縮によりつくる
。製剤Eに用いた乳糖は直接圧縮型(Dairy Cr
estr −(−Zeparox J )である0製剤
D 1197錠 活性成分          250 前糊化デ/プンNF’15     150製剤E 〜/錠 活性成分          250 乳糖     150 アビセル           100例2 カプセル製剤 製剤A 上記例1の製剤りの成分を混合し、2一部分硬質ゼラチ
ンカプセルに詰めることによシカプセル製剤をつくる。
製剤B(下記)も同様にしてつくる。
製剤B ■/カプセル 活性成分            250乳糖、英国薬
局方        143デンゾングリコレートナト
リクム    25ステアリン酸マグネシクム    
   2製剤C 1kiI/カプセル 活性成分            250マク筒ゴール
4000.英国薬局方   350マクロが−ル400
0英国薬局方を融解し、この融解物中に活性成分を分散
させ、そして融解物を2一部分硬質ゼラチンカプセル中
に詰めることによシカプセルをつくる。
製剤D ダ/カプセル 活性成分         250 レシチン         100 落花生油        100 活性成分をレシチンおよび落花生油の中に分散させ、こ
の分散系を軟質弾力性ゼラチンカブ、セル中に詰めるこ
とによシカプセルをつくる。
例3 注射用製剤 製剤A 活性成分           0.200 &塩酸溶
液(0,IM)       −を4.0〜7.0とす
る十分量水酸化ナト。リクム浴液(0,IM)  pi
−1を4.0〜7.0とする十分量fIR菌水    
       10−とする十分量活性成分をこの水(
65°〜40°G)の大部分を用いて溶かし、その−を
適宜塩酸または水酸化ナトリウムを用いて4.0から7
.0に調節する。次に、このバッチを水で一定量とし、
無菌ミクロボアー濾過器を通して無菌1QiJア/バー
がラスびん(型1)に濾過して入れ、無菌のふたおよび
オーバーシールで封じる。
製剤B 活性成分          0.125 g発熱物質
を官まない無菌p)17リン酸塩緩#液25m1とする
十分量 例4 筋肉内注射液 N量(&) +−性成分           0.20ペンシルア
ルコール        o、i。
グリコフロール75        1.45注射用水
             6.00−とする十分量活
性成分をグリコフロールに浴かす。次に、ベンシルアル
コールを加え、溶解し、水を加えてZ、meとする。次
に滅菌ミクロボアー濾過器を通して濾過し、無菌5 m
lアンバーがラスびん(型1)K封入する。
例5 シロップ 処方A 重量(,9) 活性成分         0.2500ソルビトール
溶液       1.5000グリセリン     
    2.0000安息香酸ナトリウム      
o、oos。
フレーバ、ぎ−デ17.42.3169 0.0125
μ純 水               s、oooo
mとする十分量活性成分をグリセリンおよび大部分の純
水の混合物に溶かす。次に1この浴液に安息香酸ナトリ
クム水溶液を加え、次にソルビトール齢液を加え、最後
にフレーバを加える。純水で一定量まで補充し、よく混
合する。
製剤B 重量(g) 活性成分       0.250 ソルビトール溶液    1.500 グリセリン      0.005 分散性セルロース    0.005 安息香酸ナトリウム   0.010!Aフレーバ  
      十分量 純 水         5.000−とする十分量ソ
ルビトール溶液、グリセリンおよび純水の一部を混合す
る。安息香酸ナトリウムを純水に清かしその溶液を大部
分のものに加える。分散性セルロースおよび7レーバを
加えて分散させる。活性成分を加えて分散させる。純水
で一定量とする。
例6 チミジン(85,4、? 、 0.353モル〕を50
0紅の乾燥DMFに溶かし、N−(2−クロロ−1゜1
 、2− ) IJフルオロエチル)ジエチルアミン(
100,3,9、0,529モル) CD、 E、 A
yer 。
J、 Med、 Chem、 6 、608 (196
3)の方法によシルl製〕に添加した。この溶液を70
℃に30分間加熱し、次に激しくかきまぜながら950
1ノエタノール(EtOH)中に注入した。この溶液か
ら生成物が沈殿するのでこれを濾過した。 EzOH上
泄液を冷却し、次に濾過して表題化合物、融点=230
℃を得た。
2.3’−0−アンヒトロチミシン(25,f。
0.115モル〕とNaN3 (2911、0,446
モル)をDMF 250m1tヨび水681の混合物K
ll[lIさせた。反応混合物を5時間還流し、この時
間で反応混合物′に11の水に注入した。水解液をRt
OAc(3x 7 Q Q tsl )で抽出した。E
tOAc抽出液をNa2SO4上で乾燥し、濾過し、 
Et、OAcを真空で除去して粘稠な油状物を得た。こ
の油を水2001とかきまぜることKよりi粗化合物を
固体とし℃得、これを濾集した。融点=116〜118
℃。
例7 ぎリジ/(50rnl)中3′−アジドー3′−デオキ
シチミジン(AZT) (20& )の溶液へ室温で塩
化アセチル(2,1当量)を加えた。反応物を2時間か
ぎまぜ、0〜5℃に20時間保った。これをかきまぜな
がら氷水上に注いだ。水相をデカンテーションした。油
状生成物を酢酸エチルに溶かし、水(5回)、0.5N
塩酸、水(2×)で抽出し、硫駿マグネシクム上で乾燥
した。残留油状物をクロロホルムに浴かし、シリカrル
カ2ムに適用し、クロロホルム中2%メタノール溶液を
用いてフラッシュクロマトグラフィーを行なった。生成
物を含有するフラクションを蒸発させ、油状物を再び酢
酸エチル:へキサン(6: 4 v/v )を用いてク
ロマトグラフィーにかけた。生成物を含有するフラクシ
ョンを真空で蒸発させ、5′−アセチル−6′−アジド
−61−デオキシチミジンを白色固体として得た。
融点:96−98°C 計算値: c 46.60 ; H4,89; N 2
2.65実測値: C46,67; H4,94; N
 22.59例8 5′−アセチル−3′−アジド−86′−デオキシチミ
ジンを5当景の1.2.4−)リアゾールおよび2当t
の4−クロロフェニル−ジクロロホスフェートと乾燥g
 IJジン中室温で10日間反応させた。
1 : I Et、OAc /ベキサン(v/v)を用
いて粗製生成物のシリカゲルクロマトグラフィーを行な
い、続いて適当なフラクションを合わせて蒸発させるこ
とによシ油を得た。
EtOACから結晶化させ表題化合物を固体として得た
収量= 2.7 g(7,5ミリモル:60%〕;融点
=143−145°C、uv(nm) : pk41に
おけるλmaw = 324゜245、215 (t 
= 9300.10000.20500 ) 、λm1
n=282、234 (t = 2100.8200 
) ; p)113におけるλmax = 276 (
g = 6000 )−λmin = 242 Ca 
=2000)  、 HINMB (DM80−d<S
) 9.34.8.40 (2s、  2Hトリアゾリ
ル) 、 8.23 (s、 1H,H6)、 6.1
2 (t。
1H,H1’、J = 6.16 Hz)、4.48−
4.17 (m、4H,H3’。
H4’、H5’ )、2.35 (s、3H,5’−ア
セチ/’)、2.07 (s。
3H,5CH3)。
C14H16N804に対する分析: 計算値: c 46.67 ; H4,48; N 3
1.10゜実測値: c 46.58 ; H4,51
; N 31.02゜例9 l−(5−0−アセチル−3−アジド−2,3−ジデオ
ヤシーβ−り一エリトローベントフラノシル〕−5−メ
チル−4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−
2(1H)−fリミジノン(0,5g、 1.4ミリモ
ル)をCH3CN (10d )に溶かし、D、Cec
h &よびA、 Ho1y、 Co11. Czech
Chem、 Comm、 42 、2246 (197
7)記載の手順と同様にして85%抱水ヒドラジン(0
,105、V 、 2.1 ミリモル)で室温において
30分間処理した。溶媒を真空で蒸発させ、残留物を#
!#1#溶媒として9 : 1CHCJ、3 /MeO
H(v/v)を使用り、 テシIJカデル上でクロマト
グラフィーにかけた。適当なフラクションを集めて蒸発
させることにより固体を得た。この固体をAg2O(0
,35g−1,5ミリモル、1.5尚31)含有エタノ
ール(50#Iiに溶かし、90分間還流した。熱懸濁
液をセライト床を通して濾過し、続いて溶媒を真空で除
去して固体を得た。固体をシリカゲル上でクロマトグラ
フィーにかけ、20 : I CH(J3/MeOH(
v/v)で溶離した。適当なフラクションを合わせて蒸
発させることによシ固体を得、これをNH3で飽和した
臆(501fii中に3時間浴かした。溶媒を真空で蒸
発させて油状物を得、この油を7リカデル上のクロマト
グラフィーにかけ、20 : I CH(J3/MeO
H(V/V)で解離した。過洛な7−yクションを合わ
せ溶媒を真空で蒸発させて油状物を得た。このものは放
置すると徐々に固化した。融点= 62−63℃;UV
(nm) :、PFI 1におけるλmax = 32
6.212 (g =7700 .13000)、  
λm1n=263 (g=200 )’P’13におけ
るλmax = 322.218 (ε= 22700
゜10800)、  λmin = 246  (g 
= 400); HINMR:(DMSO−d6)8.
46 (d、IL  H4,J = 3.28 Hz)
8.28 (d、1H,H6,H= 3.23 Hz)
、  6.00 (z、1H。
H1’、 J = 5.08 Hz)、  5.31 
 (t、  1H,5’ OH,J=5.12Hz)、
4.4−4.3 (m、1H,H3’ )、3.95−
3.89  (m、1H。
H4’ )、  3.8−3.6 (m、  2H,H
5’ )、  2.5−2.3 (m、  2H。
H2’ )−2−03(s、3H−5−CH5)。
CzoExsNsO*、0.25 H20K対スル分析
:計算値: C46,96; H5,52; N 27
.38゜−U5  p  H5−40p  N 27−
14゜例10 1−(5−アセテルー3−アシド−2,6−ゾデオ牛シ
ーβ−D−エリトローベンタフラノンル)−5−メチル
−4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−
(I H)−ざリミジノン(0,5&、1.4ミリモル
)をCH30N (I Qaj )に爵かし1)、Ce
chおよびA、 Ho1y* Co11. Czech
、 Chem。
Comm、、  42 、2246 (1977)記載
の手順と同様にして、85%抱水ヒ「ラゾン(0,10
5,9、2,1ミIJモル)で室温において30分間処
理した。溶媒を真空で蒸発させ、残留物を溶離剤として
9 : 1CHC13/MeOH(V/V)を用いてシ
リカゲル上でクロマトグラフィーを行なった。適当なフ
ラクションを集めて蒸発させ固体を得た。Ag20(0
,35#、1.5ミリモル、1.5当1t)t−含む1
3zOH(5QaJ )  に仁の固体を浴かし、90
分間還流した。熱懸濁液をセライト床を通して濾過し続
いて溶媒を真空で除去して固体を得た。20:1CH(
J3 / MeOH(v/v)で溶離したシリカゾル上
でこの固体をクロマドグ2フイーにかけた。適当な7ラ
クシヨンを合わせて蒸発させ、衆辿化合物を黄金色の油
状物として得た: UV(nm)  p)l 1におけ
るλmax = 327 (g = 6900)−λm
in = 254 (g=700);pi−113にお
けるλmaw = 322 (−= 17200)。
λmax = 2,47 (g = 600) ;1H
NMR(DMSO−d6 a)8.46 (d、 J 
= 3.13 Hz、 iH,H4)、  7.92 
(d、 J =3.90 Hz、  1H,H6)、 
 6.03 (dd、 J = 5.28 Hz。
6.64 Hz、  1H,Hl)、4.46−4.0
3 (m、4H,H3,H4゜H5)、 2.71−2
.32 (m、  2H,H2)、 2.05.2.0
4 (2s。
6也5−CH3,アセチル)。
c12H15N504に対する分析: 計算値: C49,14; H5A6 ; N 23.
88゜実測値: C49,39; )I 5.22 ;
 N 23.75゜例11 1−(3−アシド−2−デオキシ−I−リボ72ノシル
ンー5−メチル−2−ビリミゾノン(0,4,9、1,
59ミリモル)tl−窒素雰囲気下0°Cで乾燥ビリシ
ン(101J)に浴かした。塩化ピバロイル(0,58
8紅、 4.78ミリモル)金かきまぜながら加え、7
2時間反応させた。反応を氷で−停止させ、次に蒸発乾
固した。残留物を2o:1CHcj3 / MeOH(
v/v)でw!I離したシリカゲル上のりロマトグラフ
イーにかけ、適轟なフラクションを合わせ、蒸発させて
表組化合物を得た。融点=121−123°O; TJ
V(nm)  pHiにおけるλmaw = 327(
、= 5900)、λmin = 269 (g = 
820) ; pH13におけるλmax = 322
 (a = 17200)、λmin = 251 (
g =850) : 1HNMR(pMso−d6)δ
8.48 (a、 J = 3.12Hz、 1H,H
4)、 7.88 (d、 J = 3.27 Hz、
 1H,H6)−6,02(t、、 J = 6.25
 Hz、 1H,H1’ )、 4.48−4.39(
m、 1H,H3’ )、 4.31−4.28 (m
、 2H,H5’ )、 4.20−4.14 (m、
 1H,H4’ )、 2.62−2.50 (mo 
1H,H2)。
2.41−2.27 (m、 1H,H2’ )、 2
.04 (s、 3H,5−CH5)。
1.12 (8、9H,−C(CH3)3)。
C15HzINs040.lH2Oに対する分析:計算
値: C53,42; H6,34; N 20.77
゜実測値: C53,46; H6,36; N 20
.72゜例12 例11と同様にして塩化3−クロロベンゾイルから六組
の化合物をつくり、透明ながムを得た。
UV(nm) pi(lにおけるλmax = 327
 (−= 6200)。
Jmin = 264 (ε= 1700)、 pi−
113におけるλmax =318 (−= 8500
)、λmin = 257 (g = 1600) p
 1HNMR(DMSO−d6)、 a 8.43 (
d、 J = 1.27 Hz、 1H。
H4)、 7.93−7.52 (m、 5H,H6,
ベンゾイル)。
6.06 (t、 J = 5.28 Hz、 1H,
H1’ )、 4.67−4.51(m、 3H,H3
’ 、 H5’ )、 4.30 (q、J = 4.
25. 1H。
H4’、)、 2.59−2.39 (m、 2H,H
2’ )、 1.85 (s、 3H,5−CH5)。
C17H16N5040に対する分析:計算値: C5
2,38; H4,14; N 17.97゜実測値:
 C52,52; H4,19; N 17.82゜上
記式(1)の化合物を水に添加し経口投与するラット実
験で、シトプシンが平均ff151%で回収された。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1−(3−アジド−2,3−ジデオキシ−β−D
    −エリトロ−ペントフラノシル)−5−メチル−2(1
    H)−ピリミジノンおよびその製薬上容認しうる誘導体
  2. (2)1−(3−アジド−2,3−ジデオキシ−β−D
    −エリトロ−ペントフラノシル)−5−メチル−2(1
    H)−ピリミジノン。
  3. (3)1−(3−アジド−2,3−ジデオキシ−β−D
    −エリトロ−ペントフラノシル)−5−メチル−2(1
    H)−ピリミジノンの製薬上容認しうる塩およびエステ
    ル。
  4. (4)請求項第1項から第5項までのいずれか1項に記
    載された医療用化合物。
  5. (5)ヒトのレトロウイルス感染の治療または予防に使
    用する、請求項第4項記載の化合物。
  6. (6)ヒトの免疫欠損ウイルス(HIV)感染の治療ま
    たは予防に使用する、請求項第5項記載の化合物。
  7. (7)後天性免疫不全症候群(エイズ)またはエイズ関
    連症候群(ARC)の治療または予防に使用する、請求
    項第5項記載の化合物。
  8. (8)請求項第1項から第3項のいずれか1項に記載の
    少なくとも1種の化合物と少なくとも1種の製薬用担体
    または賦形薬とからなる医薬品製剤。
  9. (9)経口または非経口投与に適合する、請求項第8項
    記載の医薬品製剤。
  10. (10)錠剤またはカプセルの形にある、請求項第9項
    記載の医薬品製剤。
  11. (11)1−(3−アジド−2,3−ジデオキシ−β−
    D−エリトロ−ペントフラノシル)−5−メチル−2(
    1H)−ピリミジノンおよびその製薬上容認しうる誘導
    体の製造法において、 (イ)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Mは3′−アジド基の前駆体を表わす)の化合
    物またはその誘導体を、前記前駆体を望むアジド基に変
    換するのに役立つ薬剤と、または役立つ条件下で反応さ
    せ、 (ロ)式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、Rは水素原子に対する前駆体を表わす)の化合
    物を、前記前駆体を水素原子に変換するのに役立つ薬剤
    とまたは役立つ条件下で反応させるか、または (ハ)式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) の化合物またはその機能的に同等な化合物を、式(IV)
    の化合物の1−位に望むリボフラノシル環を導入するの
    に役立つ化合物と反応させ、その後、あるいはこれと同
    時に、下記の変換:i)前記ピリミジノンの誘導体が形
    成されるときは前記誘導体を前記ピリミジノンに変 換する、 ii)前記ピリミジノンが形成されるときは前記ピリミ
    ジノンをその製薬上容認しうる誘 導体に変換する の少なくとも一つを実施することからなる上記方法。
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