JPS6329088A - 回転式圧縮機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転式圧縮機に係り、特に、接続管の接続に
おけるロー材の流れを良くするに好適な回転式圧縮機を
提供するものである。

〔従来の技術〕

従来の接続管は、特開昭５９−１３１７８１号）報に記
載のように、アダプタとスリーブとの接合部の形状は、
機械的強度、気密の信頼性を確保するための形状となっ
ていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の接続管は、アダプタとスリーブとの接合をロウ材
で行っているため、ロウ材そのものが高いことと、ロウ
付作業が手間を要する。

これに対して炉中ロー材はアダプタとスリーブとの仮固
定の為の圧入部分が必要であった。したがってこの圧入
部分によりロー材の流れが阻止される問題点があった。

本発明の目的は、アダプタとスリーブとの間におけるロ
ー材の流れを良くし確実にアダプタとスリーブを固着で
きる回転式圧縮機を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、ケースに取付けられるアダプタとスリーブ
とからなる接続管を設けた回転式圧縮機において、上記
アダプタとスリーブとの接合部内のスリーブ表面円周上
に複数個設けられた凸部と、１記凸部によってスリーブ
とアダプタとの仮固定を行うとともに、上記アダプタと
スリーブとの間に設けられた隙間と、上記隙間に流し込
まれたロー材とからなり、上記凸部は上記接合部の長さ
より短かいことにより達成される。

〔作用〕

アダプタとスリーブとの仮固定は、スリーブの表面に設
けである複数個の凸部で行う。

したがって、この凸部以外のアダプタとスＩＪ−ブとの
接合部分には、微小な間隙が出来るので、この部分にロ
ー材が流れ込む。

そして、この凸部の長さは、接合面の長さより短（なる
ように設定しであるので、アダプタとスリーブ間との微
小間隙は、連続したものとなる。

したがって、ロー材の流れが切断されることはないので
、ロー材の流れがスムーズとなる。

〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１図〜第６図にて説明する
。

第１図は、回転式圧縮機の外観図を示す。１は本発明の
接続管であり、ここにサイクル側の配管が接続される。

第２図は、本発明の接続管が取付けられている部分の拡
大断面図である。１は、接続管であり、スリーブ２とア
ダプタ３とからなる。

そして、スリーブ２とアダプタ３は、炉中ロー材により
青銅ローにより接合部がロー材される。−方、この接続
ｔ　ｔのアダプタ３は、ケース４に、抵抗溶接によって
取付けられる。そして、シリンダ５の吸込穴５ａと、ス
リーブ２は、シール管６によって接続され、サイクルよ
りの戻りガスは、シリンダ室５ｂに導かれる。

第３図は、本発明のポイントであるスリーブ２の側面図
を示す。アダプタ３に圧入される部分は円同上に複数個
の凸部が形成されるよう（（嚢即部を補備かへこませて
いる。

そして、これらの凸部２ａは、アダプタ３との接合部長
さより短くなるように、端部より４寸法だけ内側に入っ
ている。

第４図は、このスリーブ２に、アダプタ３が取付けられ
たところを示す縦断面図である。

−スリーブ２の凸部２ａは、アダプタ３の内面と圧入に
なるようになっているので、スリーブ２とアダプタ３と
は、この部分で仮固定がされる。

またＪｘ印部は、補備かへこんでいるので、アダプタ内
面との間には微小な隙間が形成される。

第５図は、第４図におけるＡＡ断面を示す。

第５図に示すように、スリーブ２の凸部２ａは、端面よ
り４寸法だけへこんでいるので、この部分における断面
は、全周にわたって隙間２ｂを有するようになっている
。

第６図は、第４図におけるＢＢ断面を示す。

第６図に示すように、スリーブ２の凸部２ａと、アダプ
タ３の内面とは、圧入となっているので、スリーブ２と
アダプタ３との隙間２Ｃ，２ｄ、２ｅは、この部分にお
いては、凸部２ａによって仕切られている。

しかし、これらの隙間２Ｃ１２ｄ、２ｅは、いずれも隙
間２ｂと連続しているので、゛スリーブとアダプタ間の
隙間は、連続した一つのものとなっている。

以上の如き構造となっているので、炉中ロー材するにあ
たって、あらかじめ行っておかなければならないスリー
ブ２とアダプタ３との仮固定を行っていても、アダプタ
３とスリーブ２との接合部には、連続した隙間が得られ
る。

したがって、ロー材の流れを切断するような堰が存在し
ないので、ロー材は、この隙間１こスムーズに流れ込む
。

本実施例によれば、以上の如（、ロー材の流しを改善で
きるので、ロー材の流れの乱れによって発生するロー付
部のピンホールを防止出来、接合部の洩れに対する信頼
性向上をはかることが出来る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、アダプタとスリーブとの間に形成され
た隙間へロー材がスムーズに流れ込むので、アダプタと
スリーブを確実に固着できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の接続管を備えた回転式圧縮機の側面図
、第２図は本発明の接続管が取付けられでいる部分の拡
大要部断面図、第３図は本発明の接続管を構成するスリ
ーブの側面図、第４図は本発明の接続管のアダプタとス
リーブとの接合部分の拡大断面図、第５図は第４図のＡ
−Ａ断面図、第６図は第４図のＢ−Ｂ断面図である。 １・・・接続管、２・・・スリーブ、２ａ・・・凸部、
２ｂ・・・隙間、２Ｃ・・・隙間、２ｄ・・・隙間、２
ｅ・・・隙間、３・・・アダプタ、４・・・ケース、５
・・・シリンダ、５ａ・・・吸込穴、５ｂ・・・シリン
ダ室、６・・・シール管。 ／／′） Ｘ 茎　１　因 茎　２　旧

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ケースに取付けられるアダプタとスリーブとからな
   る接続管を設けた回転式圧縮機において、上記アダプタ
   とスリーブとの接合部内のスリーブ表面円周上に複数個
   設けられた凸部と、上記凸部によってスリーブとアダプ
   タとの仮固定を行うとともに、上記アダプタとスリーブ
   との間に設けられた隙間と、上記隙間に流し込まれたロ
   ー材とからなり、上記凸部は上記接合部の長さより短か
   いことを特徴とする回転式圧縮機。