JPS63289085A - シ−リング材組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシーリング材組成物、更に詳しくは。

充填剤として金属鉛を配合することにより遮音効果を付
与したシーリング材組成物に関する。

飛行場や高速道路に隣接した騒音地域の建物や音響効果
の求められる建物にあっては、遮音もしくは防音のため
の壁または仕切板として、遮音性のある特殊なサイディ
ングボードが設けられ、その目地にシーリング材が施工
されている。

しかしながら、かかるシーリング材として、−波型の弾
性、耐候性に良好な、分子末端にイソシアネート基（Ｎ
ＣＯ基）を含有するウレタンプレポリマーを主成分とす
るものが使用されているが、この目地のシール部から音
の伝播があり、所期の十分な遮音効果を成しえないとい
う問題があった。

そこで本発明者らは、この問題を解決するため鋭意検討
を進めたところ、充填剤として金属鉛を添加すれば、音
の伝播を有効に防止し、遮音効果を付与しうろことを見
出し、本発明を完成させるに至った。

発明の構成と効果 すなわち、本発明は、分子末端にＮＧＯ基を含プレ 有スルウレタンポリマーを主成分とするシーリンへ グ材組成物において、金属鉛を添加したことを特徴とす
るシーリング材組成物を提供するものである。

本発明で用いるウレタンプレポリマーとは、ポリオール
と過剰のポリイソシアネートとの反応生成物を指称し、
一般にその分子末端に０５〜５％（重量外、以下同様〕
のＮＣＯ基を含有する。

上記ポリオールとしては、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、１．３−ブタンジオール、１．４−ブタン
ジオール、４．４−ジヒドロキシジフェニルプロパン、
４．４−ジヒドロキシジフェニルメタン、グリセリン、
　　１．２．６−ヘキサントリオ−／Ｌ’％　　ｌｅｌ
、１−　トリメチロールプロパン、ペンタエリスリット
、ンルビット、ショ糖等の少なくとも１種にエチレンオ
キサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド
等のアルキレンオキサイドを寸加重合したポリエーテル
ポリオール、その他ポリテトラメチレンエーテルポリオ
ール、ポリマーポリオール、ポリブタジェンポリオール
が挙げられる。必要に応じて、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ジエチレンクリコール、ジプロピ
レングリコール、ネオペンチルグリコール、トリエチレ
ングリコール、トリプロピレンゲリコール、１．３−ブ
タンジオール、１．４−ブタンジオール、ビスヒドロキ
シエチルハイドロキノン、グリセリン、１．２．６−ヘ
キサントリオール、　　１．１．１−トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリット、ジグリセリンなどの多価
アルコール類を加えてもよい。

上記ポリイソシアネートとしては、２．４−）リレンジ
イソシアネートもしくは２．６−トリレンジイソシアネ
ートまたはこれらの混合物、粗製トリレンジイソシアネ
ート％　４．４−ジフェニルメタンジイソシアネートも
しくは２．４−ジフェニルメタンジイソシアネートまた
はこれらの混合物、ポリメチレンポリフェニルポリイソ
シア不一ト（粗製ジフェニルメタンジイソシアネート〕
、キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソ
シアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシア不一ト
、インホロンジイソシアネート、ヘキサヒドロキシリレ
ンジイソシアネートが挙げられる。

本発明に係るシーリング材組成物は、上記ウレタンプレ
ポリマーを主成分とし、必要に応じて通常の可塑剤（ジ
ブチルフタレート、ジオクチルフタレート、ジオクチル
アジペート、ジブチルセバケート、トリスクロロエチル
ホスフェート、塩化パラフィンなど）、チタン性付与剤
（微粉末シリカなど）、有機溶剤（）ノｙエン、キシレ
ン、脂肪族灰化水素類などノ、触媒（ジブチル錫ジラウ
レート、錫オクトエート、鉛オクトエートなど）、安定
剤、着色剤（酸化チタン、カーボンブラックなど）、充
填剤（炭酸カルシウム、タルク、硫酸バリウムなど）等
を配合し、これに金属鉛を加え中２０〜７０％の範囲で
選定すればよい。

上記金属鉛の使用量は、組成物全量中２０〜７０％、好
ましくは３０〜５０％の範囲で選定すればよい。２０％
未満であると、所望の遮音効果を付与しえず、また７０
呪を越えると、ウレタン系シーリング材としての弾性、
耐候性を損なう傾向にある。

以上の構成から成る本発明組成物は、金属鉛の配合によ
り、当初の良好な弾性、耐候性を損なうことなく遮音効
果が付与されており、特に遮音性のある石コウボード、
ケイカル板などのサイディングボードのワーキングジヨ
イントに適用することができる。

次に実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説明
する。

実施例１ 数平均分子量２０００のポリエーテルポリオール（三洋
化成工業（株）製、ＰＰ２０００ノア０部（重量部、以
下同様〕と、粗製ジフェニルメタンジイソシアネート３
０部を７５℃で３時間反応させて、２．０％のＮＣＯ基
含有ウレタンプレポリマーを得る。

シーリング材 上記ウレタンプレポリマー５０部、ジオクチルフタレー
ト１０部、微粉末シリカ（日本アエロジル（株〕製「ア
エロジル２００Ｊ）３部に、金属鉛（粒径１００〜３５
０メツシユ）３７部を加え、攪拌混合してシーリング材
を得る。

比較例１ 実施例１において、金属鉛の代わりに同−Ｉの炭酸カル
シウムを使用する以外は、同様にしてシーリング材を得
る。

比較例２ 実施例１において、金属鉛の代わりに同量の硫酸バリウ
ムを使用する以外は、同様にしてシーリング材１を得る
。

試験法 各側のシーリング材を下記試験に供し、結果を表１に示
す。

■シーリング材を目地中１５闘、目地厚１Ｏｆｆに充填
し、ＪＩＳ　　Ａ１４１６に準じ遮音効果を測定する。

■シーリング材を剥離紙上で約２．０Ｈ厚となるように
シート化して、２０℃で２週間養生硬化させた後、ＪＩ
Ｓ　　Ｋ２ＳＯ３に準するダンベル物性試験を行う。

■シーリング材を約２．０Ｈ厚・となるようにシート化
して、ウエザーオメータで光照射し、５００時間の耐候
性試験を行う。ＯＫ：表面にキレン、クラックの発生な
し。

■ＪＩＳ　　Ａ３７５８に準じ、スランプ試＠を行う。

■Ｂ型回転粘度計により粘度を測定する。

表１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、分子末端にイソシアネート基を含有するウレタンプ
   レポリマーを主成分とするシーリング材組成物において
   、金属鉛を添加したことを特徴とするシーリング材組成
   物。 ２、金属鉛の添加量がシーリング材組成物全量に対して
   ２０〜７０重量％である前記第１項記載のシーリング材
   組成物。