JPS6328905Y2 - - Google Patents

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JPS6328905Y2
JPS6328905Y2 JP1983070277U JP7027783U JPS6328905Y2 JP S6328905 Y2 JPS6328905 Y2 JP S6328905Y2 JP 1983070277 U JP1983070277 U JP 1983070277U JP 7027783 U JP7027783 U JP 7027783U JP S6328905 Y2 JPS6328905 Y2 JP S6328905Y2
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JP
Japan
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flocked
conductive
substrate
handle
conductive member
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JP1983070277U
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JPS59177335U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は植毛と毛髪との接触摩擦によつて生じ
る静電気の帯電を防止したヘアブラシであつて、
静電気の帯電によつて生じる、毛髪のまとい付き
等の不快感を除去することを目的としたものであ
る。
従来この種のヘアブラシとしては、実開昭58−
3827号公報記載の考案、実開昭55−173927号公報
記載の考案のごとく、植毛、植毛基板、持手部の
全部を導電性材料で形成したものが存在するが、
導電性材料は比較的高価なものであるため、製品
単価を高くするとともに植毛のごとく微妙な弾性
によつて使用感に著しい違いを生じるものに有つ
ては、使用材料が導電性材料に限定される事は、
製品設計上好ましくなく、使用感に優れた製品を
得ることが困難と成る欠点を有している。またこ
のような欠点を除去し得るものとして、本出願時
に新規性を保持している実願昭57−144149号のご
とく、植毛基板内に固定した金属箔と植毛とを接
続し、この金属箔を持手部の厚み方向の側面に露
出させる事により、持手部を保持する人手と接触
した静電気を人体に漏洩させるものが存在する。
この方法は上記欠点を除去するものの、植毛基板
が厚み方向で二分割されるため、植毛基板が厚み
方向に2つに剥離してしまう場合が多いととも
に、金属箔の外周部が持手部の側面に突出すると
手を切る危険を生じ、この危険を除去するために
は持手部の側面と金属箔の側面を確実な面一に形
成するため、金属箔と持手の寸法を完全に同一と
しなければならず、高度の工作精度を要求され加
工が困難であり、また金属箔が側面に露出するた
め、この露出部が錆等によつて腐食され、外観上
好ましくないとともに、金属箔と手との接触面積
が小さく、静電気の人体への漏洩が不十分である
欠点を有していた。
本考案は上述のごとき問題点を解決しようとす
るものであつて、植毛、植毛基板、持手部の全部
を導電性材料で形成する事なく、廉価な素材を用
いる事により、製品単価を安くするとともに植毛
のごとく微妙な弾性によつて使用感に著しい違い
を生じるものに於いて、使用材料を限定されるこ
となく、製品設計上の幅を広めることができ、使
用感に優れた製品を得ることを可能にしようとす
るものである。そしてまた、植毛基板が厚み方向
に剥離したり、金属箔によつて手を切る危険もな
く、また高い工作精度を要求されることがなく、
加工が容易であり、しかも金属箔側面の露出部が
錆等によつて腐食されることがなく、静電気の人
体への漏洩を十分なものとし、静電気の除去を確
実にしようとするものである。
本考案は上述の如き問題点を解決するため、植
毛基板内に植毛基板の厚み方向の外周部に露出す
ることのないよう導電性部材を固定し、この導電
性部材に開口した植毛穴に、導電性固定板を下端
内面に挾持した植毛を貫通して植毛基板に植毛を
施し、導電性固定板と導電性部材を接触するとと
もに植毛基板の持手部表面に導電材で形成した接
触部材をU字状に固定露出し、このU字地の接触
部材を、持手部の表面に少しく突出するとともに
導電性部材に接触することにより、植毛に生じた
静電気を人体に漏洩させて成るものである。
本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、植毛、植毛基板、持手部の全部を導電性材料
で形成する事なく、廉価な素材を用いる事によ
り、製品単価を安くするとともに植毛のごとく微
妙な弾性によつて使用感に著しい違いを生じるも
のに於いて、使用材料を限定されることなく、製
品設計上の幅を広めることができ、使用感に優れ
た製品を得ることを可能にするものである。
また植毛基板が厚み方向で二分割される事がな
く、植毛基板が厚み方向に剥離してしまうような
事故を生じないとともに金属箔の外周部が持手部
の側面に突出しないから手を切る危険もなく、ま
た持手部の側面と金属箔の側面を確実な面一に一
致させる必要もないから、高い工作精度を要求さ
れることがなく、加工が容易であり、従来の如く
金属箔側面の露出部が錆等によつて腐食されるこ
ともない。また植毛基板の持手部表面に導電材で
形成した接触部材を固定露出するとともにこの接
触部材を導電性部材に接触し、植毛に生じた静電
気を人体に漏洩させるものであるから、接触部材
の表面積を大きく取る事ができ手との接触面積が
大きく、静電気の人体への漏洩を十分なものと
し、静電気の除去を確実とすることができるもの
である。
以下本考案の一実施例を図面に於て説明すれ
ば、1は植毛基板で、一方基板2と他方基板3と
から成り、一方基板2の表面には植毛用の植毛穴
4を複数個開口するとともに金属箔、転写箔、導
電性塗料、導電性不織布等のシート状の導電性部
材5を、他方基板3との接続部6となる植毛基板
1の外周部に露出することの無いよう形成し、他
方基板3との接着縁7を、一方基板2の外周部に
設けている。また、他方基板3には、一方基板2
の植毛穴4と対応する植毛穴8を貫通開口し、こ
の植毛穴4,8に植毛10を挿入して、植毛基板
1に植設固定するが、この植設は中央部を折曲し
て形成した植毛10の間に、金属板等の適宜の強
度と導電性を保持した固定板11を挿入し、この
固定板11の両端を植毛穴4,8の両側に強く押
圧して挿入し、植毛穴4,8の両側に係合溝12
形成しながら挿入固定し、植毛穴4,8内に於け
る植毛10の安定を良好とするとともに導電性部
材5との接触を確実なものとし、この固定板11
を介して、植毛10と導電性部材5との電気的な
接続を良好としている。また他方基板3の持手部
13には、U字状の割溝14を、一端が導電性部
材5と接触し得る位置に形成し、この割溝14に
導電性材料で形成したU字状の接触部材15を挿
入固定し、この接触部材15を持手部13の表面
に少しく突出して露出するとともに導電性部材5
と接触し、髪の毛との接触摩擦により植毛10に
生じた静電気を、持手部13を保持した人手に漏
洩し、植毛10に生じた静電気を植毛10に帯電
させることがない。
本考案は上述の如く構成したものであるから、
植毛、植毛基板、持手部の全部を導電性材料で形
成する事なく、一部に用いるのみであるから、廉
価な素材を用いる事により、製品単価を安くする
とともに植毛のごとく微妙な弾性によつて使用感
に著しい違いを生じるものに於いて、使用材料を
限定されることなく、製品設計上の幅を広めるこ
とができ、使用感に優れた製品を得ることを可能
にする。また、植毛基板内に植毛基板の外周部に
露出することのないよう導電性部材を固定したも
のであるから、植毛基板が厚み方向で二分割され
る事がなく、植毛基板が厚み方向に剥離してしま
うような事故を生じないとともに金属箔の外周部
が持手部の側面に突出しないから手を切る危険も
なく、また持手部の側面と金属箔の側面を確実な
面一に一致させる必要もないから、高い工作精度
を要求されることがなく、加工が容易であり、従
来の如く金属箔側面の露出部が錆等によつて腐食
されることもない。また植毛基板の持手部表面に
導電材で形成した接触部材を固定露出するととも
にこの接触部材を導電性部材に接触し、植毛に生
じた静電気を人体に漏洩させるものであるから、
接触部材の表面積を大きく取る事ができ手との接
触面積が大きく、静電気の人体への漏洩を十分な
ものとし、静電気の除去を確実とすることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は分解斜視図、第2図は第1図のA−A線拡大断
面図、第3図は植毛穴部分の拡大断面図である。 1……植毛基板、5……導電性部材、10……
植毛、13……持手部、15……接触部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 植毛基板内に植毛基板の厚み方向の外周部に露
    出することのないよう導電性部材を固定し、この
    導電性部材に開口した植毛穴に、導電性固定板を
    下端内面に挾持した植毛を貫通して植毛基板に植
    毛を施し、導電性固定板と導電性部材を接触する
    とともに植毛基板の持手部表面に導電材で形成し
    た接触部材をU字状に固定露出し、このU字地の
    接触部材を、持手部の表面に少しく突出するとと
    もに導電性部材に接触することにより、植毛に生
    じた静電気を人体に漏洩させることを特徴とする
    帯電防止ヘアブラシ。
JP7027783U 1983-05-11 1983-05-11 帯電防止ヘアブラシ Granted JPS59177335U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7027783U JPS59177335U (ja) 1983-05-11 1983-05-11 帯電防止ヘアブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7027783U JPS59177335U (ja) 1983-05-11 1983-05-11 帯電防止ヘアブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59177335U JPS59177335U (ja) 1984-11-27
JPS6328905Y2 true JPS6328905Y2 (ja) 1988-08-03

Family

ID=30200433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7027783U Granted JPS59177335U (ja) 1983-05-11 1983-05-11 帯電防止ヘアブラシ

Country Status (1)

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JP (1) JPS59177335U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583827B2 (ja) * 1980-07-07 1983-01-22 常盤産業株式会社 自動車内装用芯材の製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55173927U (ja) * 1979-04-26 1980-12-13
JPS5927785Y2 (ja) * 1981-06-30 1984-08-11 池本刷子工業株式会社 ノア−ブラシ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583827B2 (ja) * 1980-07-07 1983-01-22 常盤産業株式会社 自動車内装用芯材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59177335U (ja) 1984-11-27

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