JPS6328820Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6328820Y2 JPS6328820Y2 JP1980146080U JP14608080U JPS6328820Y2 JP S6328820 Y2 JPS6328820 Y2 JP S6328820Y2 JP 1980146080 U JP1980146080 U JP 1980146080U JP 14608080 U JP14608080 U JP 14608080U JP S6328820 Y2 JPS6328820 Y2 JP S6328820Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- movable contact
- spring
- contact
- elastic arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案はクイツクアクシヨン機能をもつた接
点装置に関するものである。
点装置に関するものである。
この種の接点装置は可動接点の反転動作がクイ
ツクアクシヨン的になされるため、その反転動作
直前まで可動接触片に他のばね部材でばね力を蓄
積しておく必要があり、その蓄積された弾性エネ
ルギの大小によつてクイツク動作特性が決定され
る。つまり、クイツク動作特性を迅速に行なおう
とすれば、それだけ弾性エネルギが必然的に大き
くなり、その操作力が増大する。そのため、この
ような接点装置をタイマやリレーなどに組み込ん
だ場合、これを開閉操作するためのモータや電磁
石が大形化する欠点を有する。
ツクアクシヨン的になされるため、その反転動作
直前まで可動接触片に他のばね部材でばね力を蓄
積しておく必要があり、その蓄積された弾性エネ
ルギの大小によつてクイツク動作特性が決定され
る。つまり、クイツク動作特性を迅速に行なおう
とすれば、それだけ弾性エネルギが必然的に大き
くなり、その操作力が増大する。そのため、この
ような接点装置をタイマやリレーなどに組み込ん
だ場合、これを開閉操作するためのモータや電磁
石が大形化する欠点を有する。
この考案は上記欠点を改善するためになされた
もので、小さな操作力で接点の開閉動作をクイツ
クアクシヨン的に行なえ、小形で簡単な構成をも
つた接点装置を提供することを目的とする。
もので、小さな操作力で接点の開閉動作をクイツ
クアクシヨン的に行なえ、小形で簡単な構成をも
つた接点装置を提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
説明する。
第１図はこの考案に係る接点装置の一例を示す
側面図で、１はスイツチケースで、このケース１
には互に対向する固定接点２，３をもつた固定接
触片４，５が所定間隔を存して設定されている。
６は固定接点２，３に接離する可動接点７をもつ
た可動接触片、８は第２図の平面図で明瞭に示す
ように基端部が可動接触片６にビス９でかしめ止
めされたロ字形の弾性アーム片で、このアーム片
８は可動接触片６の自由端より前方へ伸び、この
アーム片８と可動接触片６の両自由端部間には弧
状に圧縮変形された反転用ばね片１０が架設され
ている。１１は弾性アーム片８の自由端部を押圧
操作する操作部材で、この操作部材１１は軸１２
のまわりに回動するレバーからなる。１３は上記
操作部材の押圧方向と逆向きのばね力を上記アー
ム片８の自由端部に付勢する補助ばねで、この補
助ばね１３と反転用ばね片１０を除去し、かつ操
作部材１１の押圧力を解除したとき、弾性アーム
片８は可動接触片６とほぼ同一平面ａに自己のば
ね力で自己復帰するようになされている。
側面図で、１はスイツチケースで、このケース１
には互に対向する固定接点２，３をもつた固定接
触片４，５が所定間隔を存して設定されている。
６は固定接点２，３に接離する可動接点７をもつ
た可動接触片、８は第２図の平面図で明瞭に示す
ように基端部が可動接触片６にビス９でかしめ止
めされたロ字形の弾性アーム片で、このアーム片
８は可動接触片６の自由端より前方へ伸び、この
アーム片８と可動接触片６の両自由端部間には弧
状に圧縮変形された反転用ばね片１０が架設され
ている。１１は弾性アーム片８の自由端部を押圧
操作する操作部材で、この操作部材１１は軸１２
のまわりに回動するレバーからなる。１３は上記
操作部材の押圧方向と逆向きのばね力を上記アー
ム片８の自由端部に付勢する補助ばねで、この補
助ばね１３と反転用ばね片１０を除去し、かつ操
作部材１１の押圧力を解除したとき、弾性アーム
片８は可動接触片６とほぼ同一平面ａに自己のば
ね力で自己復帰するようになされている。
つぎに、上記構成の作動を説明する。いま、操
作部材１１を反時計まわりに回動させて補助ばね
１３に抗して弾性アーム片８を押圧し、このアー
ム片８を図示の位置から平面ａを越えるまでは、
可動接点７が固定接点２に接触したままである。
そして、アーム片８が上記平面ａを越えた瞬間、
反転用ばね片１０のばね力で可動接触片６が反転
して可動接点７を固定接点３にクイツクアクシヨ
ン的に接触する。このとき、操作部材１１の押圧
操作力はきわめて小さくてよい。
作部材１１を反時計まわりに回動させて補助ばね
１３に抗して弾性アーム片８を押圧し、このアー
ム片８を図示の位置から平面ａを越えるまでは、
可動接点７が固定接点２に接触したままである。
そして、アーム片８が上記平面ａを越えた瞬間、
反転用ばね片１０のばね力で可動接触片６が反転
して可動接点７を固定接点３にクイツクアクシヨ
ン的に接触する。このとき、操作部材１１の押圧
操作力はきわめて小さくてよい。
つまり、弾性アーム片８には補助ばね１３のば
ね力P1が働らいているけれども、このアーム片
８は平面ａに自己のばね力で自己復帰しようとし
ており、このアーム片８が平面ａとなす角度θ゜が
大きくなるのにともなつて、その復帰ばね力P2
も大きくなる。そして、上記アーム片８が平面ａ
に対し角度θ゜をなす変形をするためのばね力ΔP
は ΔP＝P1−P2 である。
ね力P1が働らいているけれども、このアーム片
８は平面ａに自己のばね力で自己復帰しようとし
ており、このアーム片８が平面ａとなす角度θ゜が
大きくなるのにともなつて、その復帰ばね力P2
も大きくなる。そして、上記アーム片８が平面ａ
に対し角度θ゜をなす変形をするためのばね力ΔP
は ΔP＝P1−P2 である。
したがつて、操作部材１１は上記ばね力ΔPに
打ち勝つだけの押圧力を弾性アーム片８に付勢す
ればよく、補助ばね１３のばね力P1に抗するよ
うな大きな操作力が要求されない。また、補助ば
ね１３が存在しない場合には、弾性アーム片８に
平面ａに対し角度θ゜なる変位をさせるため、補助
ばね１３に相当するばね力P1を上記アーム片８
自体に付与する必要があり、このばね力P1に抗
する大きな操作力が操作部材１１に要求される。
打ち勝つだけの押圧力を弾性アーム片８に付勢す
ればよく、補助ばね１３のばね力P1に抗するよ
うな大きな操作力が要求されない。また、補助ば
ね１３が存在しない場合には、弾性アーム片８に
平面ａに対し角度θ゜なる変位をさせるため、補助
ばね１３に相当するばね力P1を上記アーム片８
自体に付与する必要があり、このばね力P1に抗
する大きな操作力が操作部材１１に要求される。
これに反し、この考案に係る接点装置の操作部
材１１に要する押圧力はΔPでよく、きわめて小
さな押圧力で接点７の開閉操作ができ、タイマや
リレーに組み込まれた場合でも、小形なモータや
電磁石で開閉できる。
材１１に要する押圧力はΔPでよく、きわめて小
さな押圧力で接点７の開閉操作ができ、タイマや
リレーに組み込まれた場合でも、小形なモータや
電磁石で開閉できる。
この考案は、固定接点に接離する可動接点をも
つた可動接触片と、この可動接触片とほぼ同一平
面内に自己復帰するように設定されてその接触片
の自由端より前方へ伸びる弾性アーム片と、上記
可動接触片と弾性アーム片との両自由端部間に架
設された反転用ばね片と、上記弾性アーム片の自
由端部を押圧操作する操作部材と、この操作部材
の押圧方向と逆向きのばね力を上記弾性アーム片
の自由端部に付勢する補助ばねとを具備するよう
にしたので、小さな操作力で接点の開閉を行なえ
るクイツクアクシヨン特性をもつた接点装置が提
供できる。
つた可動接触片と、この可動接触片とほぼ同一平
面内に自己復帰するように設定されてその接触片
の自由端より前方へ伸びる弾性アーム片と、上記
可動接触片と弾性アーム片との両自由端部間に架
設された反転用ばね片と、上記弾性アーム片の自
由端部を押圧操作する操作部材と、この操作部材
の押圧方向と逆向きのばね力を上記弾性アーム片
の自由端部に付勢する補助ばねとを具備するよう
にしたので、小さな操作力で接点の開閉を行なえ
るクイツクアクシヨン特性をもつた接点装置が提
供できる。
第１図はこの考案に係る接点装置の一例を示す
側面図、第２図は要部の平面図である。 ２，３……固定接点、６……可動接触片、７…
…可動接点、８……弾性アーム片、１０……反転
用ばね片、１１……操作部材、１３……補助ば
ね、ａ……平面。
側面図、第２図は要部の平面図である。 ２，３……固定接点、６……可動接触片、７…
…可動接点、８……弾性アーム片、１０……反転
用ばね片、１１……操作部材、１３……補助ば
ね、ａ……平面。
Claims (1)
- 固定接点に接離する可動接点をもつた可動接触
片と、この可動接触片とほぼ同一平面内に自己復
帰するように設定されてその接触片の自由端より
前方へ伸びる弾性アーム片と、上記可動接触片と
弾性アーム片との両自由端部間に架設された反転
用ばね片と、上記弾性アーム片の自由端部を押圧
操作する操作部材と、この操作部材の押圧方向の
逆向きのばね力を上記弾性アーム片の自由端部に
付勢する補助ばねとを具備してなる接点装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980146080U JPS6328820Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980146080U JPS6328820Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5769134U JPS5769134U (ja) | 1982-04-26 |
| JPS6328820Y2 true JPS6328820Y2 (ja) | 1988-08-03 |
Family
ID=29505669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980146080U Expired JPS6328820Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6328820Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5123225U (ja) * | 1974-08-05 | 1976-02-20 |
-
1980
- 1980-10-13 JP JP1980146080U patent/JPS6328820Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5123225U (ja) * | 1974-08-05 | 1976-02-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5769134U (ja) | 1982-04-26 |
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