JPS63287753A - アミノシクロペンタンカルボン酸誘導体及び農園芸用殺菌剤 - Google Patents

アミノシクロペンタンカルボン酸誘導体及び農園芸用殺菌剤

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JPS63287753A
JPS63287753A JP12279187A JP12279187A JPS63287753A JP S63287753 A JPS63287753 A JP S63287753A JP 12279187 A JP12279187 A JP 12279187A JP 12279187 A JP12279187 A JP 12279187A JP S63287753 A JPS63287753 A JP S63287753A
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JP
Japan
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formula
compound
agricultural
parts
acid derivative
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Application number
JP12279187A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Sugiyama
杉山 秀敏
Kogoro Mori
森 小五郎
Shinichiro Maeno
前野 真一郎
Norimichi Muramatsu
憲通 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は2−アミノシクロペンタンカルボン酸誘導体、
及び該誘導体及びその塩を有効成分として含有すること
を特徴とする農園芸用殺菌剤に関するものである。
(従来の技術) ケミカル アブストラクト(Chem、Abst、 )
第77巻61714にはシス−2−アミノシクロペンタ
ンカルボン酸が記載されているが、その生理作用につい
ては何等記載されていない。
また、ケミカル アブストラクト(Chem、Abst
。)第57巻5770g欄にはアミノ基が1位についた
いわゆるα−アミノ酸である1−アミノシクロペンタン
カルホン酸(シクロロイシン)の制癌試験に関する記載
がある。
(発明が解決しようとする問題点) これら文献には農園共用殺菌剤としての利用については
何も記載されていない。
本発明者らは有用な農園芸用殺菌剤を開発すべく、種々
のシクロペンタン誘導体を合成し、その殺菌活性につい
て検討した結果、本発明の2−アミノシクロペンタンカ
ルボン酸誘導体及びその塩が種々の植物病原菌、とりわ
け疫病菌、ぺと病菌並びにつる割れ病菌に対して極めて
優れた殺菌活性を示し且つ、作物に安全性が高いことを
見いだし、本発明を完成したものである。
(発明の構成) 本発明の2−アミノシクロペンタンカルボン酸誘導体は
一般式 (式中、Rはアルキル基、アルケニル基またはアルキニ
ル基を示す。)にて表される。また本発明はその塩を含
む。
一般式(I)にて表される本発明化合物を例示すれば第
1表に記載の通りである。
尚、化合物番号は以後の記載において参照される。
第1表 3一 本発明化合物は例えば下記の製造法人、またはBに従っ
て製造することができる。
(II)     (III)         (I
V)(式中、Rは前記と同じ意味を示す。)即ち、一般
式(ill)で表される化合物と一般式(III)で表
される化合物とを混合後、好ましくは冷却下塩素ガスを
吹き込み10分ないし2時間反応させることにより化合
物(IV)を製造することができる。
(B法) (V)         (ffl)     (IV
)(式中、Rは前記と同じ意味を示す。)即ち、冷却下
、一般式(II[)で表されるアルコールに塩化チオニ
ルを反応後、一般式(■)で表される化合物を加え10
分ないし24時間反応させることにより化合物(IV)
を製造することができる。得られた塩酸塩はPHを調節
しながら水酸化アルカリを作用させた後、エタノールで
抽出を行ない、塩酸を離脱することが出来る。
尚、一般式(n)で表される化合物はジャスタスリービ
ッグ アンナーレン デア ケミ−(Ju+5tus 
Liebigs Ann、Chem、 )  第718
巻94頁(1968年)記載の方法に準じて製造するこ
とができる。
即ち、シクロペテンとクロロスルホニルイソシアネート
とを反応させて、6−クロロスルホニル−6−アザビシ
クロ(3o 2e  O)ヘプタン−7−オンを製造し
た後、これにヨウ化カリウムを反応させることにより製
造することができる。
次に本発明化合物の製造法を実施例を挙げ具体的に説明
する。
実施例1 2−プロピニル シス−2−アミノシクロペンタンカル
ボキシレート塩酸塩(化合物8)の製造 2−プロビニルアルコール10−に6−アザビシクロ[
5,2,,0]へブタン−7−オン3?(α027モル
)を溶解後、攪拌しつつ冷却下に塩化水素ガスを吹き込
んだ。反応液が変色した後10分間攪拌して反応終了と
し、反応液にアセトンを加え析出した結晶を濾集して標
記化合物1.5i!−を得た。本化合物の融点は143
〜145℃、収率は56.5チであった〇実施例2 メチル シス−2−アミノシクロペンタンカルボキシレ
ート塩酸塩(化合物1)の製造メチルアルコール20−
に−10℃で塩化チオニル61を徐々に加えた。10分
間攪拌後、シス−2−アミノシクロペンタンカルボン酸
塩酸塩t67(0,007モル)を加え、室温下60分
間攪拌した。反応液は減圧濃縮後、生じた結晶をアセト
ンで洗浄して標記化合物t5fを得た。本化合物の融点
は119〜120℃、収率は88.2チであった。
実施例3 2−ブチニル シス−2−アミノシクロペンタンカルボ
キシレート塩酸塩(化合物9)の製造 2−ブチン−1−オール10耐に一10℃で塩化チオニ
ル4−を徐々に加えた。10分間攪拌後、シス−2−ア
ミノシクロペンタンカルボン酸塩酸塩1.67 (0,
007モル)を加え、室温下24時間攪拌した。反応液
は減圧濃縮後、生じた結晶をアセトンで洗浄して標記化
合物0.91を得た。本化合物の融点は154〜158
℃、収率は42.9−であった。
本発明の農園芸用殺菌剤の施用に当たっては活性成分そ
のものを使用してもよいが、通常は担体、界面活性剤、
分散剤または補助剤等を配合して常法により、例えば、
粉剤、水和剤、水溶剤、乳剤、微粒剤または粒剤に製剤
化して使用することが好ましい。好適な担体としては。
例えば、タルク、ベントナイト、クレー、カオリン、珪
藻土、ホワイトカーボン、バーミキユライト、消石灰、
珪砂、硫安、尿素等の個体担体、水、メチルアルコール
、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、キシレ
ン、シクロヘキサノン、ジメチルスルフオキシド等の液
体担体等が挙げられる。界面活性剤及び分散剤としては
、例えば、アルコール硫酸エステル塩、アルキルスルホ
ン酸塩、リグニンスルホン酸塩、ポリオキシエチレング
リコールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリー
ルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノアルキ
レート等が挙げられる。これらの製剤を適宜な濃度に希
釈して散布するか、または直接施用する。
活性成分の含有量は製剤調整上並びに散布薬量上から設
定するが、粉剤、微粒剤または粒剤とする場合はα5〜
20s(重量)が、水和剤、水溶剤、または乳剤とする
場合は 5〜80チ(重量)が適当である。
8一 本発明の農園芸用殺菌剤の施用量は使用される活性成分
の種類、対象總害、発生傾向、被害の程度、環境条件、
使用する剤型等によって変動するが、殺菌剤として粉剤
や粒剤のようにそのまま使用する場合は有効成分として
10アール当たり10〜200 @fの範囲から適宜に
選ぶのがよい。
また、乳剤や水和剤、水溶剤のように最終的に液状で使
用する場合は有効成分として10〜1000 ppmの
範囲から適宜に選ぶのがよい。
次に本発明の農園芸用殺菌剤の実施例を挙げて具体的に
説明する。下記実施例中の部は重量を意味する。尚、本
発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例4(水和剤) 化合物(1)25部、ラウリルアルコール硫酸エステル
のナトリウム塩 2部、リグニンスルホン酸ナトリウム
3部、ホワイトカーホン20部、珪藻±20部、クレー
30部を均一に混合後粉砕機にかけ25%水和剤を調製
した。
実施例5(水溶剤) 化合物(6) 50部、ポリオキシエチレンノニルフェ
ニールエーテル8部、エチルアルコール2部、水40部
を均−俗解して50%水溶剤とした。
実施例6(粉剤) 化合物(7)5部、ホワイトカーボン3s、クレー50
部、タルク42部を均一に混合後粉砕して5僑粉剤とし
た。
実施例7(粒剤) 化合物(9)5部、ラウリルアルコール硫酸エステルの
ナトリウム塩5部、カルホキジメチルセルロース2部、
クレー88部、を均一に混合粉砕する。この混合物に水
20部を加えて練合し、押出式造粒機を用いて14〜3
2メツシユ。
の粒状に加工したのち、乾燥して粒剤とした。
(発明の効果) 本発明の農園芸用殺菌剤は、キュウリつる割病及びトマ
ト疫病・防除剤として卓効を示すと共に、イネいもち病
、キーウリベと病、小松菜黒すす病、イネ苗立枯病防除
剤としても有効である0 本発明の農園芸用殺菌剤は予防効果及び治療効果に優れ
、又、根部、茎葉部から吸収され植物全体に移行して病
害防除作用を示す。
また、人畜、魚介類、有用昆虫等に対する安全性が高く
、環境における影響もない優れた特徴を持つものである
本発明の農園芸用M藺剤は実際の使用場面では当然なが
ら目的によって使用製置を使い分けることが必要である
、 次に本発明の農園芸用殺菌剤の奏する効果を試験例を挙
げて具体的に説明する。
試験例1 トマト疫病予防効果試験 直径9cIJLの鉢にトマト種子(品独:ポンテローサ
)を15粒づつ価棟し、温室内で2週間育成させた。木
葉が2葉期に達した時に実施例5に準じて調製した水浴
剤が有効成分で300 ppmとなるよう水で希釈し、
1鉢当たり15祷を散布した。風乾後トマト疫病菌(P
hytophthorainfeatans )の胞子
懸濁液を噴霧接種し、20〜22℃の温室内に入れた。
接稲4日後に下記基準により木葉の発病程度及び薬害の
有無を調査した。
発病指数0:発病を認めず 1:101%未満の発病面積 #   2:10部以上、30部未満の発病面積 1  3:30部以、上5.751未満の発病面積 1  、 4ニア51%以上の発病面積結果を第2表シ
こ示す。
第2表   パ −。
注)比較・薬剤             ・ケミカル
 アブストラクト第57巻577o頁g欄記載化合物(
第3表も同様である)試験例2 キュウリつる割病防除
効果試験直径9cIILの鉢に、あらかじめ培養してお
いた土壌ふすま培養キュウリ蔓割病薗 (Fusari
umy刀甲甲県f、Cucumerinum)  を殺
菌土壌に容量比で1=50に混合したものを詰め、実施
例6に準じて調製した粉剤を有効成分で1oアール当り
500y−となるよう土壌とよく混合した。
薬剤処理後キュウリ(品種:相撲半日)の種子を1鉢当
り10粒播種し、温室内で育成した〇播種14日後に発
病の有無を調査し、次式により健全百本を算出した。
結果を第6表に示す。
第6表 試験例3 小松菜黒すす病予防効果試験9cmx9cm
の塩化ビニール製鉢に小松菜種子を12粒づつ播種し、
温室内で7日間育成させた。子葉が展開した小松菜幼苗
に実施例5に準じて調製した水和剤を有効成分で500
 ppmになるよう水で希釈し、1鉢当たり1011t
を散布した。風乾後小松菜黒すす病m (Altern
aria brassicieola)の胞子懸濁液を
噴霧接種し、28℃の温室内に入れた。接種2日後に病
斑数を数えて一葉当りの平均病斑数を求めて下記計算式
により防除価を算出し、評価基準に従い評価した結果を
第4表に示した。
防除価(旬= 第4表

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはアルキル基、アルケニル基またはアルキニ
    ル基を示す。)にて表される2−アミノシクロペンタン
    カルボン酸誘導体またはその塩
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはアルキル基、アルケニル基またはアルキニ
    ル基を示す。)にて表される2−アミノシクロペンタン
    カルボン酸誘導体またはその塩を有効成分として含有す
    る農園芸用殺菌剤。
JP12279187A 1987-05-20 1987-05-20 アミノシクロペンタンカルボン酸誘導体及び農園芸用殺菌剤 Pending JPS63287753A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995007022A1 (en) * 1993-09-07 1995-03-16 Zeneca Limited Fungicides

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995007022A1 (en) * 1993-09-07 1995-03-16 Zeneca Limited Fungicides

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