JPS6328755A - アンチスキツド用液圧制御装置 - Google Patents

アンチスキツド用液圧制御装置

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JPS6328755A
JPS6328755A JP17027686A JP17027686A JPS6328755A JP S6328755 A JPS6328755 A JP S6328755A JP 17027686 A JP17027686 A JP 17027686A JP 17027686 A JP17027686 A JP 17027686A JP S6328755 A JPS6328755 A JP S6328755A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両等のブレーキ装置に用いられるアンチス
キッド用液圧制御装置に関する。
〔従来技術〕
本出願人は先に、この種の装置として、マスタシリンダ
とホイールシリンダとの間に配置されるカット弁と、該
カット弁を開閉すべく移動可能な制御ピストンと、制御
ピストンとカット弁との間に形成されホイールシリンダ
に連絡される容積室と、制御ピストンの容積室とは反対
側に形成される圧力室と、圧力室に吐出側を連絡される
電磁ポンプと、電iffポンプの吐出側と吸引側との間
に設けられ遮断位置と連通位置とに切換え可能な電磁弁
と、前記圧力室に連絡して配設したアキュムレータと、
該アキュムレータと前記圧力室との間に設けられ前記マ
スタシリンダからの圧力で閉弁するアキュムレータ制御
弁とを有するものを提案している。
これは、ブレーキを作動させるべくマスタシリンダに圧
力を発生させると、その液圧がホイールシリンダに供給
されるとともに、アキュムレータ制御弁が閉じて圧力室
とアキュムレータとの連通が遮断されるようにして、ア
ンチスキ・ノド制御によりホイールシリンダ側の圧力低
下させる場合には、電磁弁を連通位置に切換えて圧力室
に封し込められていた圧液を電磁ポンプの吸引側に解放
することにより、制御ピストンをカット弁が閉じるとと
もに容積室の容積が増大する方向に移動させ、低下させ
たホイールシリンダ側圧力を再上昇させる場合には、電
磁弁を遮断位置に切換えて電磁ポンプを駆動することに
より、その吐出圧液を吸引側とは遮断された圧力室に供
給し、制御ピストンを容積室の容積が減少する方向に移
動させるようにしたものである。そしてさらに、ブレー
キの作動を解除するべくマスタシリンダの圧力を低下さ
せると、アキュムレータ制御弁が開いてアキュムレータ
から圧力室に圧液が供給されるようにして、制御ピスト
ンを、電磁ポンプの吐出圧液だけでなくアキュムレータ
からの圧液により付勢して、容積室の容積を滅じてカッ
ト弁を開く位置に瞬時に復帰移動させ、以後の再ブレー
キ作動に備えてマスタシリンダ側とホイールシリンダ側
とを即座に連通させるようにしたものである。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
ところで、こうしたものにおいては、電磁ポンプが圧液
を吐出しないという故障を生ずると、アンチスキッド制
御により低下させたホイールシリンダ側圧力を再上昇さ
せることができなくなり、ブレーキ力不足を生じさせる
という問題がある。
すなわち、アキュムレータに予め圧液が蓄えられていて
も、ブレーキ作動中には、マスタシリンダの圧力を受け
てアキュムレータ制御弁が閉じて、圧力室とアキュムレ
ータとの連通が遮断されているので、圧力室に1!磁ポ
ンプから吐出圧液が供給されないと、カット弁を閉じ容
積室の容積を増大させた位置にある制御ピストンは、圧
力室側から付勢されず容積室の容積を減少させる方向に
移動されない。このため、ホイールシリンダ側圧力が低
下されたままブレーキの作動が続けられることによって
、ブレーキ力の不足が生じてしまうことになる。
本発明は、上記問題に鑑み成されたものであって、アン
チスキッド制御時に電磁ポンプから吐出圧液が圧力室に
供給されないという故障が生じた場合、アキュムレータ
圧を利用してホイールシリンダ側圧力を再上昇可能なア
ンチスキッド用液圧制御装置を提供することを目的とす
る。
〔本発明の手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、前記アキュムレ
ータ制御弁の両側を常時連絡する絞り通路を設けたもの
である。
〔手段の作用〕
こうすることにより、ホイールシリンダ側圧力を低下さ
せた後再上昇させるべきときには、マスタシリンダ側に
圧力が発生したままであっても、アキュムレータに予め
蓄えられている圧液が絞り通路を介して圧力室に供給さ
れる。
〔本発明の効果〕
従って、前述の如き電磁ポンプの故障が発生しても、制
御ピストンはアキュムレータからの圧液により付勢され
て容積室の容積を減少させる方向に移動されるので、低
下させたホイールシリンダ側圧力を再上昇させることが
可能となり、ブレーキ力不足を補うことができる。
〔実施例〕
以下、図示した本発明の一実施例について説明する。
第1図において本実施例のアンチスキッド用液圧制御装
置は全体として1で示され、バキュームブースタ付マス
タシリンダ2により液圧が供給される。すなわち、バキ
ュームブースタ付マスタシリンダ2は公知のバキューム
ブースタ3及びマスタシリンダ4から成り、バキューム
ブースタ3はブレーキペダル5によって駆動され、その
出力によってマスタシリンダ4を駆動する。マスタシリ
ンダ4内の一方の液圧発生室は配管6及び第1図に示す
液圧制御装置1と同様な装置を介して前輪のホイールシ
リンダに接続されるものとする。他方の液圧発生室は配
管7を介して後述する調圧装置8の入力口16に接続さ
れ、この装置8の出力口17は配管9を介して後輪10
.11のホイールシリンダ12.13に接続されている
調圧装置8の制御口18は、逆止弁25を設けた配管2
4を介して電fffポンプ26の吐出口27に接続され
るとともに、逆止弁25よりも制御口18側で配管24
から分岐した配管20.電磁弁21及び配管22を介し
てリザーバ23に接続可能になっている。リザーバ23
は公知のように本体44、この内孔にシールリングを装
着して摺動自在なピストン45、このピストン45を付
勢する比較的弱いばね46を備え、ピストン45の両側
に液室及び空気室が画成される。液室は上述の通孔47
を介して配管22と連通し、さらに逆止弁28を設けた
配管29を介して電磁ポンプ26の吸引口を兼ねる吐出
口27に接続されている。逆止弁28.25は各々リザ
ーバ23側からt磁ポンプ26側へ、電磁ポンプ26側
から制御口18側への流れを許容するがその逆を禁止す
るものである。70は配管24の逆止弁25よりも制御
口18側に設けた圧力スイ、7チであって、後述する調
圧装置8の圧力室39゜アキュムレータ装置72の蓄圧
室78の圧力を検出し、その圧力が予め設定した所定の
圧力になると切換わり、所定の圧力以下のときに信号を
出力するものである。
調圧装置8の制御口18とリザーバ23との間に設けた
前述の電磁弁21は、ソレノイド21bの消励ルnに応
じて切換わる3方2位置弁であり、ソレノイド21bが
消磁されているときにばばね21aの付勢力により、制
御口18側とリザーバ23側との連通を遮断し且つ制御
口18側を配管71を介してアキュムレータ装置72の
入出力口73に連通させる位iAをとる。そして、ソレ
ノイド21bが励磁されると、制御口18側とアキュム
レータ装置72の入出力口73との連通を遮断して制御
口18側をリザーバ23側に連通させる位置Bをとる。
アキュムレータ装置72は、後述するアキュムレータ制
御弁装置80に電磁ポンプ26の吐出圧力を蓄圧可能な
アキュムレータ75を一体に組付けたものであって、ア
キュムレータ75は、公知のように球形の本体76内に
可撓性の膜板77を配設し、その膜vi、77によって
本体76内に高圧の窒素ガスが封入されるガス室と蓄圧
室78とが画成されている。そして、その蓄圧室78が
筒部74の通路79と連通し、連絡口95.配管14を
介して調圧装置8の導入口19に接続されるとともに、
アキュムレータ制御弁装置80、入出力口73.電磁弁
21を介して調圧装W8の制御口18側及び電磁ポンプ
26の吐出口27側に連絡可能になっている。また、ア
キュムレータ装置72の制御口81は、配管89により
マスタシリンダ4の液圧発生室に接続された配管7に連
絡されている。
電磁ポンプ26は、本体48の内孔53の大径部にボビ
ン49を巻装したコイル50が配設固定され、ボビン4
9の中心孔に摺動自在に磁性材から成る主プランジヤ5
1が嵌合している。コイル50はコントロールユニット
57からの電流により励磁されるが、図示は非励磁時を
示し、主プランジヤ51は本体48の底部48aと当接
している。
本体48の内孔53の小径部にはシールリング54を介
在させて段付形状の副プランジヤ52が摺動自在に嵌合
しており、ばね55により底部48a側に付勢されて主
プランジヤ51と当接している。図示の通常の状態では
副プランジヤ52の端面52aと本体48の内壁端面4
8bとの間に所定容積(例えばO,1cc)の液室56
が形成され、これは上述の吐出口27と連通している。
コイル50を励磁すると主プランジヤ51は磁気的吸引
力により上方に付勢され、ばね55の付勢力に抗して副
プランジヤ52を押圧する。副プランジヤ52はその端
面52aが本体48の内壁端面48bと当接することに
より停止し、これまでの−ストロークにより所定容積の
作動液を逆止弁25、配管24を介して調圧装置8側に
送り込む。コイル50のif!l電が断たれるとばね5
5の付勢力で副プランジヤ52及び主プランジヤ51は
復動し図示の位置をとる。このときの復動ストロークに
より逆止弁28を介してリザーバ23から作動液が所定
容積だけ吸い込まれる。なお、磁性材から成る主プラン
ジヤ51及び本体48の一部によって(fi気回路が構
成される。
上述した電磁弁21.電磁ポンプ26はそれぞれ、コン
トロールユニット57の出力端子59a、 59bから
の出力をソレノイド21b、コイル50に受けて制?l
Uされる。コントロールユニット57は、その入力端子
58aに図示せずとも各車輪に設けられた車輪速度検出
器の出力端子が接続され、これら検出器の出力に基いて
各種の演算、判断を行いブレーキ弛め信号、ブレーキ両
速め信号を発生する。また、入力端子58bに前述した
圧力スイッチ70の出力端子が接続され、圧力室391
M圧室78の圧力が所定の圧力以下のとき発せられる圧
力スイッチ70の出力に基いて、電磁ポンプ26の駆動
信号を発生する。
ただし、ブレーキ弛め信号、再込め信号に基きアンチス
キッド制御が行われている間は、圧力スイッチ70の出
力は無効となり、上記駆動信号は発生されない。
こうしたコントロールユニット57の出力は、ブレーキ
弛め信号発生時には、ソレノイド21bに接続される出
力端子59aにおける出力S、がハイレヘルl′、コイ
ル50に接続される出力端子59bにおける出力S2が
ローレベルO”となる。また、ブレーキ両速め信号発生
時、あるいは駆動信号発生時には、出力Slがローレベ
ル0”、出力S2が適当な時間間隔でハイレヘル1”と
ローレベル0“とに切換ねるパルス出力となる。
マスタシリンダ4とホイールシリンダ12.13との間
に介在する調圧装置8は、本体15の内部上方に段付孔
30が形成されており、マスタシリンダ4に連絡される
入力口16と連通する大径孔部の入口室30aに段付形
状のカット弁本体32が摺動自在に嵌合している。カッ
ト弁本体32には、その大径部外周にカット弁本体32
の両端側を連通させる複数の溝32aが形成されるとと
もに、後述する制御ピストン36と対向する端部の外周
に合成ゴム製の環状弁体31が装着され、この弁体31
がカプト弁本体32の移動に応じて内壁の入口室30a
側に形成した弁座37に着離座可能になっている。そし
てカット弁本体32が、段付孔30の大径孔部の開口を
液密に閉塞する蓋体60とカット弁本体32の大径部と
の間に張設した第1弁ばね40によって、弁座37に向
けて付勢されている。こうした力、ト弁本体32には、
さらに軸方向に延びる段付形状の貫通孔が形成されてお
り、弁体31を装着した端部側の貫通孔内に弁球35が
着離座可能なテーパ状の弁座32bが設けられている。
蓋体60と対向する端部側の貫通孔の開口には絞り孔3
4を設けた蓋部材33が一体的に組付けてあり、この蓋
部材33と上述の弁球35との間に第1弁ばね40より
もばね力の強い第2弁ばね42を張設することによって
、弁球35は弁座32bに向けて付勢されている。
弁座37を形成した内壁の中心孔を介して入口室30a
と連絡可能な段付孔30の小径孔部には、外周に一対の
密封部材38を装着した制御ピストン36を摺動自在に
嵌合してあり、この制御ピストン36とカット弁本体3
2の弁体31が若湘座可能な弁座37との間に、通路6
6、出口室67、出力口17を介してホイールシリンダ
12.13に連通ずる容積室41が画成され、また、容
積室41と対向して制御ピストン36の反対側に制御口
18と連通ずる圧力室39が画成されている。制御ピス
トン36は、容積室41例の端部が内壁の弁座37とは
反対側の面に当接可能になっており、そうした端部の中
央に、入口室30a内に突出してカット弁本体32内の
弁球35に当接可能な軸状部43が一体に設けられて、
その軸状部43を介してカット弁本体32を弁座37か
ら離す方向に付勢可能になっている。そして、こうした
制御ピストン36の移動に応じて、弁体31が弁座37
に対する着離座、弁球35の弁座32bに対する着離座
が制御され、また、弁体31.弁球35の各弁座37,
32bへの着座により入口室30aとは遮断された容積
室41の容積変化が制御されるようになっている。
上述した如くカット弁本体32.制御ピストン36等が
収容された本体15の段付孔30の下方には、この段付
孔30と平衡に第2の段付孔61が穿設されており、そ
の内部に容積室41を迂回して人口室30aと出力口1
7とを連絡可能なバイパス弁99が組込まれている。
入口室30aと通路69を介して連通ずる段付孔61の
大径孔部には、その開口を液密に閉塞する蓋体64が嵌
入されて取付けられ、導入口19と連通する段付孔61
の小径孔部には、外周に密封部材を装着したピストン6
2が摺動自在に嵌合されており、そうした段付孔61内
の蓋体64とピストン62との間に、出力口17及び通
路66を介して容積室14に連絡される出口室67が区
画されている。そしてその出口室67内には、蓋体64
の内孔64bが開口する端部に形成したテーパ状の弁座
64aに着離座可能な弁球63が収容されている。蓋体
64に穿設された内孔64bは、入口室30aを出口室
67に連絡可能な通路となっており、その内孔64b内
に、ばね68のばね力を受けて弁球63を弁座64aか
ら離座させる方向に付勢する開弁部材65が摺動自在に
嵌合されている。
なお、開弁部材65の外周には、その両端側を連通させ
る複数の溝が形成されている。前述したピストン62は
、ばね68のばね力を受ける開弁部材65と対向して弁
球63を弁座64aに向けて付勢可能に、導入口19側
端部に配管14.連絡口95を介して接続されるアキュ
ムレータ75の蓄圧室78の圧力を受けるようになって
いる。
このようにして、ピストン62.弁球63.弁座64a
、開弁部材65及びばね68を備えたバイパス弁99は
、弁球63に対してピストン62側から作用する力が開
弁部材65側から作用する力よりも大きいときには、弁
球63の弁座64aへの着座により通路69゜内孔64
bを介した入口室30aと出口室67との連通を遮断し
、ピストン62側からの作用力が開弁部材65側からの
作用力よりも小さくなると、弁球63が弁座64aから
離座し、入口室30aを容積室41を迂回して出口室6
7に連通させるようになっている。
前述したアキュムレータ75がその筒部74を、シール
リングを介して螺着することにより取付けられたアキュ
ムレータ制御弁装置80の本体82には、アキュムレー
タ75の蓄圧室78と連通可能な段付孔83が形成され
ており、この段付孔83の大径孔部に制御口81を設け
た蓋体84が螺着されている。第2図に拡大して示すよ
うに、蓋体84の内方側端部には、段付孔83の中径孔
部にシールリングを介して嵌着された支持部材87に向
って開口する孔85が設けてあり、この孔85に制御ロ
81.配管89を介してマスタシリンダ4の液圧を一端
側に受ける大径ピストン86をシールリングを装着して
移動可能に嵌合しである。電6R弁21に接続される入
出力口73と連通ずる段付孔83の小径孔部内には、支
持部材87と対向する壁面に円錐台形状の突部が設けて
あり、その突部端面の中央に、アキュムレータ75の蓄
圧室78と通路79を介して連通ずる小孔88が開口し
ており、この開口の周囲に弁座90が形成されている。
そして、弁座90に対して着離座可能な端面91を有す
る小径ピストン92が、その軸部93を支持部材87の
密封部材を装着した貫通孔94に摺動自在に嵌合させる
とともに、軸部93の端部を大径ピストン86の他端側
に当接させて配設されていて、その小径ピストン92の
端面91に、小孔88の開口と対向して径方向に延びる
断面■字形の溝96が設けられている。
以上のような小径ピストン92と大径ピストン86とは
、大径ピストン86に作用するマスタシリンダ4側液圧
に応じた作用力と、これと対向して小径ピストン92の
端面91に作用するアキュムレータ75側の圧力に応じ
た作用力との大小関係が変化することによって、一体的
に移動可能になっている。
そして、大径ピストン86に作用する力が小径ピストン
92に作用する力よりも小さいときには、端面9Iが弁
座90から離座してそれらの間を介して蓄圧室75側と
入出力ロ73側とが連絡され、大径ピストン86に作用
する力が小径ピストン92に作用する力よりも大きくな
ると、端面91が弁座9oに着座してl薄96により形
成される絞り通路を介して、蓄圧室78側と入出力ロ7
3側とが連絡されるようになっている。
次に、上述した本実施例の作動について説明する。なお
、マスタシリンダ4に配管6を介して接続される図示し
ない前輪のブレーキ系統にも図に示す装置1と同様な装
置が設けられているものとしたが、以下、図示した後輪
10.11の系統についてのみ作動を説明する。
今、本液圧制御装置1及びバキュームブースフ付マスタ
シリンダ2を装備している車両が定速変で走行している
ものとする。すなわち、ブレーキペダル5は踏込まれて
おらず、コントロールユニット57の出力信号S+、S
zはいずれも0”であり、装置1は図示の状態にある。
このとき、電磁弁21が調整装置8の圧力室39をリザ
ーバ23側から遮断してアキュムレータ75側と連通さ
せる位WAにあり、圧力室39内の圧力が圧カスイソチ
ア0が切換わる所定の圧力よりも高い圧力に保たれると
ともに、蓄圧室78に同圧の圧液が蓄えられている。
そして、調圧装置8において、制御ピストン36は圧力
室39の圧力を受けてその容積室41側の端部が内壁に
当接し、軸状部43によりカット弁本体32を第1弁ば
ね40のばね力に抗して押圧し弁体31を弁座37から
離座させており、入力口16と出力口17とが入口室3
0a、容積室419通路66及び出口室67を介して連
通している。また、バイパス弁99はピストン62がア
キュムレータ75の圧力を受けて弁球63を開弁部材6
5を介して作用するばね68のばね力に抗して弁座64
aに着座させることにより閉弁し、通路69.内孔64
bを介した入口室30aと出口室67との連通を遮断し
ている。アキュムレータ制御弁装r80においては、小
径ピストン92が端面91に蓄圧室78の圧力を受けて
大径ピストン86を押圧して制御口81側に移動してお
り、その端面91が弁座90から離座することにより、
蓄圧室78側と入出力ロ73側とが端面91と弁座90
との間を介して連絡されている。
こうした状態で車両を停止させるべくブレーキペダル5
が強く踏込まれると、マスタシリンダ4に発生した液圧
が、配管7.調圧装置8の入力口16、容積室41.出
力口17及び配管9を介してホイールシリンダ12.1
3に供給されるとともに、配管89を介してアキュムレ
ータ装置72の制御口81に供給される。そしてアキュ
ムレータ制御装置80の大径ピストン86がマスタシリ
ンダ4からの液圧を受けて、小径ピストン92をアキュ
ムレータ75に蓄えれられた圧力に抗して移動させ、端
面91を弁座90に着座させる。
これにより、アキュムレータ75の蓄圧室78と調圧装
置8の圧力室39側とが、端面91の溝96により形成
される絞り通路のみを介して連絡された状態となる。
調圧装置8内に設けたバイパス弁99のピストン62は
、アキュムレータ75の圧力に対向して出口室67側か
らマスタシリンダ4に発生した液圧を受けることになる
が、アキュムレータ75の圧力はマスタシリンダ4の液
圧よりも充分に高いので、弁球63をばね68のばね力
に抗して弁座64aに押圧し続け、バイパス弁99は閉
弁状態に保たれる。
マスタシリンダ4からホイールシリンダ12.13への
液圧供給により後輪10.11にブレーキがかかり始め
、マスタシリンダ4の液圧上昇に応してホイールシリン
ダ12.13内の液圧も上昇する。そして、コントロー
ルユニット57によりブレーキの込め過ぎであると判断
されると、出力端子59aの出力Slが1”となる。こ
れにより電磁弁21のソレノイド21bが励磁され、電
磁弁21が調圧装置8の圧力室39側をアキュムレータ
装置72の人出力ロ73側から遮断してリザーバ23側
に連通させる位置Bに切換えられ、調圧装置8の圧力室
39に封し込められていた圧液が配管20.22を介し
てリザーバ23の液室に排出される。こうして圧力室3
9内の圧力が低下すると、制御ピストン36は入力口1
6から供給されているマスタシリンダ4の液圧により押
圧されて圧力室39側に移動する。この制御ピストン3
6の移動とともにカット弁本体32が第1弁ばね40の
ばね力により移動して弁体31が弁座37に着座し、入
口室30aと容積室41との連通が遮断される。制御ピ
ストン36はホイールシリンダ12.13側の液圧を受
けてさらに圧力室39側に移動し、これに応じて容積室
41の容積が増大することにより、出力口17を介して
容積室41と連通ずるホイールシリンダ12、13の液
圧が低下していく。
こうしたホイールシリンダ12.13側液圧の低下に応
じてブレーキが弛められて、コントロールユニット57
によりブレーキの弛め過ぎであると判断されると、出力
端子59aの出力S1が1”から0“に切換わり、電磁
弁21のソレノイド21bが消磁され、電磁弁21がば
ね21aのばね力により圧力室39側をリザーバ23側
から遮断してアキュムレータ75側と連通させる位置A
に切換えられる。圧力室39側の圧力は、前述の電磁弁
21を介したリザーバ23側への圧液排出により、アキ
ュムレータ75の蓄圧室78の圧力よりも低下している
ので、蓄圧室78内の圧1夜は、弁座90に着座してい
る小径ピストン92の溝96により形成される絞り通路
を通って入出力口73から送出される。このようにして
アキュムレータ75から圧力室39に徐々に圧液が供給
されると、制御ピストン36が容積室41の容積を減少
させる方向に比較的遅い速度で移動して、これに応じて
ホイールシリンダ12.13側の液圧が緩やかに上昇す
る。その後コントロールユニット57の出力端子59b
の出力S2が適当な時間間隔をおいて 11 と0”と
に切換ねるパルス出力となり、この出力が電磁ポンプ2
6のコイル50に導かれる。
そして、電磁ポンプ26は出力S2が1”になるとコイ
ル50が励磁される。磁気吸引力により主プランジヤ5
I及び副プランジヤ52がばね55のばね力に抗して移
動し、液室56内の液を逆止弁25を介して調圧装置8
の圧力室39内に送り込む。副プランジヤ52は本体4
8の内端壁面48bと当接することにより停止し、この
後、出力信号S、が0”となって復動するが、この往動
時の1ストロークによって液室56の一定容積の液が吐
出されたときには、アキュムレータフ5から絞り通路を
介して送出される圧液の液量に電(nポンプ26の吐出
液量を加えた液量の圧液が圧力室39内に供給されるこ
とになるので、制御ピストン36は、容積室41側に比
較的早い速度で移動し、容積室41の容積がさらに減少
する。そしてこれに応じてホイールシリンダ12.13
側の液圧が比較的急に上昇する。
出力S2がO”になると、コイル50が消磁されること
により、主プランジャ51.副プランジヤ52はばね5
5のばね力を受けて復動するのであるが、このとき逆止
弁28を介してリザーバ23から液を液室56内に吸い
込む。そして、このプランジャ51゜52の復動中は、
電磁ポンプ26から液が吐出されないので、ホイールシ
リンダ12.13側の液圧は、アキュムレータ75から
圧力室39への液供給に応じて緩やかに上昇する。
出力S2が再びl”となりコイル50がl1jJ磁され
ると、前述のように主プランジヤ51及び副プランジヤ
52の往動により、電磁ポンプ26から一定容量の液が
吐出され、圧力室39にはアキュムレータ75及び電磁
ポンプ26の両方から液が供給され、これに応じた制御
ピストン36に移動によりさらにホイールシリンダ12
.13側の液圧が上昇する。
以上のようにして、コントロールユニット57からパル
ス状の出力S2が電磁ポンプ26のコイル50に出力さ
れている間、アキュムレータ7Sから徐々に圧液が送出
されることに加え、電磁ポンプ26が圧力室39側への
液吐出とリザーバ23側からの液吸引とを繰返すことに
よって、制御ピストン36が比較的早い速度で容積室4
1の容積を減少させながら移動し、これに応じてホイー
ルシリンダ12.13側の液圧が上昇する。
このとき、マスタシリンダ4から入口室30aに供給さ
れている液圧が、アンチスキッド制御開始時よりも上昇
して、カット弁本体32の入口室30a側と容積室41
側とに差圧が生じているとすれば、圧力室39の圧力が
さらに上昇することによって、カット弁本体32の弁体
31が弁座37に着座したままの状態で、制御ピストン
36がさらに入口室3Oa側に移動して、その軸状部4
3が弁球35を弁座32aから離座させる。従って、マ
スタシリンダ4例の液圧が蓋部材33の絞り孔34から
カット弁本体32内を通って徐々に容積室41側に供給
され、これによりホイールシリンダ12.13側の液圧
が緩やかではあるがさらに上昇することになる。
こうして後輪10.11のブレーキが込められ、コント
ロールユニット57によりブレーキの込め過ぎであると
判断されると、出力端子59aの出力S。
が1#となる。このとき既に出力端子59bにおける出
力S2のパルス出力は消滅している。
出力SLが1”になると、電磁弁21のソレノイド21
bが励磁され、電磁弁21が圧力室39側をアキュムレ
ータ75側から遮断してリザーバ23側に連通させる位
置已に切換えられる。こうして再び圧力室39内の圧液
がリザーバ23の液室に排出されて、圧力室39内の圧
力が低下すると、制御ピストン36はホイールシリンダ
12.13側の液圧により押圧されて圧力室39側に移
動して容積室41の容積が増大し、ホイールシリンダ1
2.13側の液圧が低下する。
以後、上述と同様にコントロールユニット57の出力S
+ 、32に基いてホイールシリンダ12.13側液圧
の緩上昇、上昇、低下という作動が繰返されることによ
り、アンチスキッド制illが纜続され、後輪10.1
1にロックを生ずることなく車両は減速されて停止する
上述のアンチスキッド制御が終了したとき、調圧装置8
の圧力室39の圧力が、カット弁本体32の弁体31を
弁座37から離座させた状態に保つべく制御ピストン3
6を付勢する所定の圧力よりも低下していると、圧カス
イソチア0の出力を受けてコントロールユニット57が
電磁ポンプ26の駆動信号を発生し、出力端子59bに
おける出力S2はパルス出力となる。これにより、前述
したブレーキ両速め時と同様に電磁ポンプ26が駆動さ
れ、その吐出圧液が圧力室39に供給されることになる
が、アンチスキッド制御によって所望のブレーキ作動が
得られブレーキペダル5の踏込みが解除されると、マス
タシリンダ4側液圧が低下することに応じて、アキュム
レータ75から圧液が急速に圧力室39に供給される。
すなわち、マスタシリンダ4の液圧を低下させてい(と
、ホイールシリンダ12.13に供給されていた圧液が
第1出力口17.容積室41.入力口16を通ってマス
タシリンダ4側に解放されると同時に、アキュムレータ
装置72においては、アキュムレータ制御弁球装置80
の大径ピストン86を押圧していたマスタシリンダ4液
圧の低下に応じ、小径ピストン92を弁座90に向げて
付勢していた作用力が、アキュムレータ75の蓄圧力に
応じた作用力よりも小さくなり、両ピストン86.92
が制御口81側に移動し端面91が弁座90から離座す
る。そして、端面91と弁座90との間に形成される流
路面積の大きい空間を介して蓄圧室78の圧液が急速に
調圧装置8の圧力室39に送出される。
従って、アンチスキッド制御終了後、調圧装置8の制御
ピストン36は、圧力室39に電磁ポンプ26の吐出圧
液に加えてアキュムレータ75の圧液が急速に供給され
ることにより、入口室30a側に急速に復帰移動し、そ
の軸状部43を介してカット弁本体32を第1弁ばね4
0のばね力に抗して押圧し弁体31を速やかに弁座37
から離座させる。
そして、tM1ポンプ26の液吐出とアキュムレータ7
5からの圧液供給とにより圧力室39側の圧力が上昇し
て所定の圧力に達すると、圧カスイノチア0が切換わり
その出力は消滅するが、コントロールユニット57は、
圧力スイッチ70の切換わり後所定時間電磁ポンプ26
の駆動信号を発生し続け、出力端子59bにおける出力
S2は所定時間が経過するまでパルス出力となっており
、電磁ポンプ26の吐出液が7キユムレータ75の蓄圧
室78に補給される。
このようにして、ブレーキの作動が解除されると、電磁
弁21によりリザーバ23側とは遮断された調圧装置8
の圧力室39及びアキュムレータ75の蓄圧室78には
所定の圧力よりも高い圧力が封じ込められ、調圧装置8
の制御ピストン36が、圧力室39の圧力を受け、第1
弁ばね40のばね力、容積室41側から作用するマスタ
シリンダ4液圧に抗して、カプト弁本体32を図示の位
置に付勢する状態に戻り、容積室41を介したマスタシ
リンダ4側とホイールシリンダ12.13側との連通が
保たれる。
以上、?S Cmポンプ26がコントロールユニット5
7の出力S2がパルス出力となることにより駆動される
正常な場合について説明したが、次に、電磁ポンプ26
が駆動されないという故障が発生した場合の作動につい
て説明する。
今、調圧装置8の圧力室39及びアキュムレータ75の
蓄圧室78に所定の圧力よりも高い圧力が封じ込められ
た図示の状態で、車両走行中にブレーキペダル5が強く
踏込まれ、マスタシリンダ4に液圧が発生することによ
り、ホイールシリンダ12゜13側の液圧が上昇すると
ともに、アキュムレータ制御弁球装置80の小径ピスト
ン92が弁座90に着座したとする。そして前述した如
く、コントロールユニット57によりブレーキの込め過
ぎであると判断され、出力S、が1”となって電磁弁2
1が位置Bに切換えられ、アキュムレータ75側とは遮
断された圧力室39の圧液がリザーバ23に排出され、
制御ピストン36の圧力室39側への移動に応じてホイ
ールシリンダ12.13側液圧が低下されたとする。
この後、コントロールユニット57の出力s+ が0“
となって電磁弁21が圧力室39側をリザーバ23側か
ら遮断してアキュムレータ75側と連通させる位ZAに
切換ねり、出力S2がパルス出力となって電磁ポンプ2
6のコイル50に供給されることになるが、例えば出力
S2が1′となることによりコイル50が励磁されず磁
気的吸引力が発生しないという故障が起こっていると、
電磁ポンプ26の両プランジャ51.52ばばね55に
より付勢された底部48側の位置に停止したままとなり
、液吐出及び液吸引作用がなされなくなる。したがって
、ブレーキを込めるべくコントロールユニット57の出
力S2がパルス出力となっているときに、調圧装置8の
圧力室39には、電磁ポンプ26から圧液が供給されな
くなる。しかしながら、このときには、アキエムレーク
制御弁装置8の小径ピストン92端面91に設けた溝9
6により形成される絞り通路、電磁弁21を介して、ア
キュムレータ75の蓄圧室78が圧力室39と連通し、
蓄圧室78.l!:圧力室39との間に差圧が生じてい
るので、圧力室39には、アキュムレータ75から圧液
が徐々に供給される。従って、制御ビスビン36は、そ
のアキュムレータ75から圧力室39に供給される圧液
を受けて、容積室41の容積を減少させる方向に移動さ
れ、これに応じて緩やかではあるがホイールシリンダ1
2.13側の液圧が上昇する。
以後、コントロールユニット57の出力S2のパルス出
力が消滅して出力S、がO″から1”に切換わると、前
述した如く圧力室39の圧液排出に応じてホイールシリ
ンダ12.13側液圧が低下され、出力S、が0”とな
って出力S2がパルス出力に切換わると、アキュムレー
タ75から圧力室39への圧液供給に応じてホイールシ
リンダ12.13側液圧が上昇されることになるが、こ
うした作動によりアキュムレータ75の圧液が消費され
、蓄圧室78の圧力が低下すると、調圧装置8に設けた
バイパス弁99が開弁する。
すなわち、導入口19に導かれる蓄圧室78の圧力に応
じてピストン62を弁座64aに向けて押圧している作
用力が、これと対向してピストン62に作用する出口室
67側液圧に応じた力及び開弁部材65゜弁球63を介
して伝達されるばね68のばね力よりも小さくなると、
ピストン62.弁球63及び開弁部材65が一体となっ
て導入口19側に移動し、弁球63が弁座64aから離
座してバイパス弁99が開弁する。
従って、マスタシリンダ4から入口室30aに供給され
ている液圧が通路69.内孔64a及び出口室67を通
じて出力口17から送出され、これに応じてホイールシ
リンダ12.13側の液圧がさらに上昇して後輪10.
11のブレーキが込められ、車両は減速されて停止する
電磁ポンプ26の故障が修理されその圧液吐出作用によ
り調圧装置8の圧力室39およびアキュムレータ75の
蓄圧室に圧液を供給できるようになるまでは、バイパス
弁99が開弁状態に保たれることにより、ブレーキペダ
ル5の踏込み操作に応じてマスタシリンダ4側からホイ
ールシリンダ12.13側に直接液圧を供給可能となっ
ており、アンチスキッド制御されない通常のブレーキ作
動により後輪10、11にブレーキがかかる。
上述の説明から明らかなように、図示した実施例におい
ては、調圧装置8の圧力室39とアキュムレータ75と
の間に設けたアキュムレータ制御弁装置80のマスタシ
リンダ4液圧を受ける大径ピストン86と連動する小径
ピストン92端面91に断面■字形の溝96を設け、端
面91が弁座90に着座したとき溝96によりアキュム
レータ75側と圧力室39側とを連絡する絞り通路が形
成されるようにしたことにより、アンチスキッド制御に
より低下させたホイールシリンダ12.13側液圧を再
上昇させる際、電磁ポンプ26から圧力室39に圧液が
吐出されないという故障が生じても、圧力室39にはア
キュムレータ制御弁装置80の絞り通路を介してアキュ
ムレータ75から圧液が供給される。従って、制御ピス
トン36はそのアキュムレータ75からの圧液を受けて
容積室41の容積を減少させる方向に移動し、ホイール
シリンダ12.13側液圧を上昇させるので、電磁ポン
プ26の故障によるブレーキ力不足を補うことができる
。また、マスタシリンダ4の液圧が低下され小径ピスト
ン92端面91が弁座90から離座したときには上述の
絞り通路は存在しなくなるので、アキュムレータ75側
と電磁ポンプ26.圧力室39側との間を流通する液中
に異物力<?昆在していたとしてもその異物が絞り通路
につまる可能性を少なくすることができ、上述した絞り
通路を介した圧液供給作用が損われることを防止できる
。また、アンチスキッド制御によりホイールシリンダ1
2.13側を再上昇させるべくコントロールユニット5
7からの指令に応じて電磁ポンプ26が正常に駆動され
るときには、電磁ポンプ26の吐出圧液に加えアキュム
レータ75から絞り通路を介して送出される圧液が圧力
室に供給されることになるので、電磁ポンプ26を駆動
するためにコントロールユニット57から出力される出
力S2のパルス周波数を高く変更することなく、ホイー
ルシリンダ12.13側液圧の上昇速度を増大させるこ
とができる。
以上、図示した実施例について説明したが、本発明は、
これに限定されるものではなく、例えば平面状の弁座9
0に着離座可能な小径ピストン92の端面91に496
を設けて絞り通路を形成することに代えて、弁座90側
に溝を設けて絞り通路を形成するようにしてもよく、小
径ピストン92端部の弁座に対する着座により小孔88
を介した連通が遮断されるようにし、小孔88とは別に
アキュムレータ75側と入出力ロ73側とを常時連絡す
る絞り孔を設けてもよい。あるいは、アキュムレータ側
と圧力室側との連絡通路が開口する孔内にばねの付勢力
に 。
対向してマスタシリンダ液圧を受けるスプールを移動可
能に嵌合した弁を用い、マスタシリンダ液圧を受けてス
プールが移動したとき、スプールにより上記開口の面積
が絞られるようにしてもよい。
また、高圧の窒素ガスを封入したアキュムレータ75を
用いる代わりに、高予負荷のばねの付勢力に抗して圧液
を蓄えるアキュムレータを用いたものにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の断面図をブレーキ装置の
配管系とともに示した図、第2図は、第1図における要
部を示す部分拡大断面図である。 1・・・アンチスキッド用液圧制?7[1装置21・・
・電磁弁 26・・・電磁ポンプ32・・・カット弁本
体 36・・・制御ピストン39・・・圧力室 41・
・・容積室 75・・・アキュムレータ80・・・アキ
ュムレータ制御弁装置 92・・・小径ピストン 96・・・溝第 2 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マスタシリンダとホィールシリンダとの間に配置される
    カット弁と、該カット弁を開閉すべく移動可能な制御ピ
    ストンと、制御ピストンとカット弁との間に形成されホ
    ィールシリンダに連絡される容積室と、制御ピストンの
    容積室とは反対側に形成される圧力室と、圧力室に吐出
    側を連絡される電磁ポンプと、電磁ポンプの吐出側と吸
    引側との間に設けられ遮断位置と連通位置とに切換え可
    能な電磁弁と、前記圧力室に連絡して配設したアキュム
    レータと、該アキュムレータと前記圧力室との間に設け
    られ前記マスタシリンダからの圧力で閉弁するアキュム
    レータ制御弁とを有するアンチスキッド用液圧制御装置
    において、前記アキュムレータ制御弁の両側を常時連絡
    する絞り通路を設けたアンチスキッド用液圧制御装置。
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