JPS63287293A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、空気調和機の制御装置に関するものである
。

（従来の技術） 第５図は、たとえば特願昭６１−１０４３０４号出願明
細書に示された回路構成図であり、図において、１は室
内機で、室内制御用マイクロコンピュータ（以下、室内
マイコンという、）４と、室内送受信回路５と、室温検
出用サーミスタ６とにより構成し、前記室内マイコン４
はサーミスタ６により検出した室温と設定温度とを比較
して制御信号を形成し、この制御信号を室内送受信回路
５より室内外信号線であるシリアル信号線２を介して送
信する。３は室外機で、室外制御用マイクロコンピュー
タ（以下、室外マイコンという、）８と、室外送受信回
路７とにより構成され、前記室外マイコン８は室内送受
信回路により受信された室内送受信回路５からの制御信
号に基づき可変周波数装置９を０Ｎ１０ＦＦ制御してい
る。室外送受信回路７の受信部には、室内送受信回路に
外来よりノイズが侵入し室外マイコン８がデータの読み
取りを誤らないために抵抗２１とコンデンサ２２からな
るＲＣカップリングローパスフィルタ奄配置している。

つぎに、作用を説明する。

室内マイコン４は、サーミスタ６により検出した温度と
、設定温度とを比較し、この比較結果に基づき、制御４
３号を室内送受信回路５からシリアル１３号１１ｉＩ２
を介して室外機３に送信する。室外機３では室外送受信
回路７により前記制御信号を受イｒｓ　Ｌ、、この受信
した制御信号に基づき、室外マイコン８は可変周波数装
置９を０Ｎ１０ＦＦ制御する。そして抵抗２１、コンデ
ンサ２２からなるフィルタにより、受信データ＋外来ノ
イズの周波数成分中の、共振周波数ｆｃ以下を室外、マ
イコン８に伝達する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、従来の空気調和機のＩｔＩＩＩ御装置に
あっては、以上のように構成されているので、ＲＣカッ
プリングフィルタの定数のバラツキ、または、経年変化
により、共振周波数ｆｃが変動し室外マイコンに送られ
る信号ノイズ成分、すなわちｆｃ以上の成分を含む信号
が重畳し、室外マイコンが１３号の読み取りを誤まるこ
とがあるなどの問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、室外機受信回路に送られた信号に外来ノイ
ズが重畳しても、確実に室外マイコンが信号を読み取る
ことかでさる空気調和機の制御装置を提供することを目
的としている。

（問題点を解決するための手段〕 このため、この発明に係る空気調和機の制御装置におい
ては、室内機と、室外機と、この室内機と室外機の間の
通信を行なう送信受信装置とよりなり、前記室外機受信
装置にシフトレジスタと加算器よりなるデジタルフィル
タを配置し、前記送信受信回路に侵入する外来ノイズを
除去することにより、前記の目的を達成しようとするも
のである。

〔作用〕

以上のような構成により、この発明による空気調和機の
制御装置における外来ノイズ除去処理は、室外機受信回
路にシフトレジスタと加算器からなるデジタルフィルタ
により、加算器による多数決論理処理と、シフトレジス
タと加算器による時系列処理により、送信受信回路に侵
入した外来ノイズが、前記送信受信回路間の信号に重畳
されても、室外マイコンが確実に信号を読み取ることが
できる。

〔発明の実施例〕

以下に、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。

第１図はこの発明の空気調和機の制御装置の一実施例を
示す回路構成図で、第５図の送受信回路７に、デジタル
ク４ルタが配置されている。第２図は、デジタルフィル
タの回路構成を示す図であり、１０は交流電源回路と制
御回路を電気絶縁するためのフォトカプラ、１１．１２
はこのフォトカプラ１０のフォトダイオードに流れる電
流を制限するための抵抗、１３は前記フォトカプラｌＯ
のフォトトランジスタの０Ｎ１０ＦＦ信号を電圧信号と
して取り出すための抵抗、１４はバヤファ、１５は室内
送信回路から送られた信号を時系列処理するための信号
に変換するシフトレジスタ、１６．１７は多数決処理を
するための加算器、１８は室外マイクロコンピュータ（
以下、室外マイコンという、）、１９はシフトレジスタ
１５動作用のクロックを出力する基準クロック発生装置
である。

第３図は、シフトレジスタ１５と加算器１６．１７から
なるデジタルフィルタ回路の動作真理値表である。

第４図は、デジタルフィルタの動作を示すタイミングチ
ャートである。

つぎに、作用について説明する。

室内送信回路より室外受信回路に、第４図中のＡ、で示
すシリアル信号を送信すると、シフトレジスタ１５がク
ロックＣにの立下りのタイミングでシリアル信号の“０
“または“１“を判別する。また、シフトレジスタ１５
はクロックＣにのタイミングで時間を遅延した１３号を
Ｑ０〜Ｑ３に出力する。Ｑ０〜Ｑ３の信号を加算器１６
のＡ、、Ｂ２およびキャリーＣ０に人力し、また、加算
器１７のＡｌｌ、　Ｂ２１．　Ｃ，１，に入力すること
により、第３図の真理値表に基づき加算器１７のキャリ
ーフラブＣ０に・シリアル信号を出力し室外マイコン１
８に送る。ここで、シフトレジスタ！５のクロックＣに
の同波数（時間）を、外来より侵入するノイズ成分、周
波数よりも小さくすることにより、まず、第１段階のノ
イズ除去を行なうことができる。また、第４図のＡＯの
タイムチャート上の“Ｘ”で示す誤信号が重畳した場合
においても、ＱＯ”Ｑ３信号の加算（多数決十時系列処
理）により、Ｃ１ｌで示すように誤信号を除去すること
ができる。

したがって、室外マイコンには、送受信回路に外来ノイ
ズが侵入しても確実に信号を読み取ることができること
が理解される。

この考案の一実施例によれば、受信装置にシフトレジス
タ１５と加算器１６．１７よりなるデジタルフィルタを
配置し、多数決論理および時系列処理手段により、前記
送信受信装置に侵入する外来ノイズを除去する手段を備
え、外来ノイズによるマイコンの誤読み取りを確実に防
止できるととも、前記デジタルフィルタを安価に構成で
き。

信頼性が高く、精度の良い空気調和機の制御装置を得る
ことができる。

〔発明の効果〕

以上に、説明してきたように、この発明によりば、室外
機受信回路にシフトレジスタと加口器からなるデジタル
フィルタを構成し、多数決論理処理および時系列処理手
段により、外来ノイズによるマイコンの誤読み取りを確
実に防市できる。また、デジタルフィルタは、安価に構
成でき、信頼性、精度の良い空気調和機の小制御装置を
提供できる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の空気調和機の制御装置の一実施例を
示す回路構成図、第２図は第１図のデジタルフィルタを
示す回路構成図、第３図はデジタルフィルタの論理を示
す真理値表、第４図はデジタルフィルタの動作を示すタ
イミングチャート図、第５図は従来の回路構成例を示す
図である。 １は室内機、２は室内外信号線、３は室外機、４は室内
制御用マイクロコンピュータ、５は室内送受信回路、６
はサーミスタ、７は室外送受イ＝回路、８は室外制御用
マイクロコンピュータ、９は可変周波数装置、１５はシ
フトレジスタ、１６゜１７は加算器である。 なお、図中、同一符号は同一部分、または、相当部分を
示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室内機と、室外機と、この室内機と室外機の間の通信を
   行なう送信受信装置とよりなる空気調和機において、前
   記受信装置にシフトレジスタと加算器よりなるデジタル
   フィルタを配置し、多数決論理処理および時系列処理手
   段により、前記送信受信装置間に侵入する外来ノイズを
   除去する手段を備えたことを特徴とする空気調和機の制
   御装置。