JPH0730468A - フィールドバスの受信方式 - Google Patents

フィールドバスの受信方式

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JPH0730468A
JPH0730468A JP17513193A JP17513193A JPH0730468A JP H0730468 A JPH0730468 A JP H0730468A JP 17513193 A JP17513193 A JP 17513193A JP 17513193 A JP17513193 A JP 17513193A JP H0730468 A JPH0730468 A JP H0730468A
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JP
Japan
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signal
comparator
decoder
communication
potential
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Application number
JP17513193A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Dobashi
利光 土橋
Makoto Kogure
誠 小暮
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で容易にノイズとの分離が行え、信
頼性の高い通信が実現できる受信方式をフィールドバス
に接続される各機器の受信部に適用することにより、安
価で、かつ、適用範囲の広いフィールドバスシステムを
構成できるようにすること。 【構成】フィールド機器,上位計器などの通信装置の受
信方式として、比較電位により通信周波数帯域のノイズ
の影響を除去するコンパレータと、同じく比較電位によ
り受信信号が零電位となるタイミングを取り出すコンパ
レータ、さらに信号受信時に前記2つのコンパレータか
らの入力信号を切り替えてデコード処理を行うデコーダ
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一対の伝送路上で信号
伝送を行うフィールドバスシステムに係り、特に、簡単
な回路構成で信頼性の高い通信と、通信可能条件範囲の
拡大が行えるフィールドバスの受信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるフィールド機器と称される機器
は各種プラントの圧力,温度,流量などの物理量を検出
し、その値を電気信号に変換し、伝送路を介して上位計
器へ伝送したり、また、逆に、上位計器から伝送される
制御信号を受信し、プラントのバルブなどを制御してい
る。
【0003】そして、該電気信号の伝送は、信号がアナ
ログ信号の場合に、規格化されており、フィールド機器
と上位計器との間は、4〜20mAのアナログ電流信号
の伝送が行われている。また、一般的にはフィールド機
器と上位計器との間は、アナログ信号での一方向通信が
行われていた。
【0004】しかし、近年、半導体集積回路技術の向上
により、マイクロプロセッサ内蔵のフィールド機器が開
発され実用化されてきている。これによれば、前記伝送
路上で一方向のアナログ信号の通信のほかに、双方向の
ディジタル信号の通信を行い、フィールド機器のレンジ
設定,自己診断などを遠隔から指令できるようになって
きている。
【0005】また、最近、複数台のフィールド機器を同
一伝送路上にマルチドロップで接続し、双方向のディジ
タル信号だけで通信を行うシステムとしてフィールドバ
スシステムが提案されている。
【0006】フィールドバス・システムの代表的な構成
例を図3を用いて説明する。同図は、複数台のフィール
ド機器と上位計器とが伝送路を介してツリー形に接続さ
れた装置構成例を示している。フィールド機器1a,1
b,1cは、伝送路5を介して、外部電源4から供給さ
れる電力により動作し、伝送路5を介して、順番に上位
計器3とディジタル信号で双方向の通信を行い、検出し
た物理量の送信,制御値の受信などを処理を行う。上位
通信機器2は、フィールド機器1a,1b,1cと上位計
器3,外部電源4との間に接続され、フィールド機器1
a,1b,1cなどとディジタル信号で双方向の通信を
行っている。また、ターミネータ7は、直列に接続した
抵抗とコンデンサで構成され、伝送路5の両端に接続さ
れる。
【0007】また、フィールド機器,上位計器などの通
信装置の受信方式としては、バンドパスフィルタ,コン
パレータ,デコーダからなる構成のものが、特開平4−
195056号に示されている。この受信方式の内部ブロック
図を図5に示す。この受信方式は、伝送路からの受信信
号を、バンドパスフィルタ131で通信周波数帯域以外
のノイズを除去し、次にコンパレータ132の比較電
位、または、コンパレータ132の2入力間電位差によ
り通信周波数帯域のノイズの影響を除去するようになっ
ている。そして、このコンパレータの出力信号を基準と
して、デコーダ134 が同期タイミング信号を作り、その
信号に同期してデコード処理を行うというものである。
【0008】このデコード処理方式の実施例として、マ
ンチェスタコードを使用した場合について説明する。図
7にマンチェスタコードの概要を、図8に通信データの
構成例を示す。デコーダ134の動作としては、最初に
受信するデータであるプリアンブルにより、連続して送
られてくるデータの1ビット毎の同期タイミングを作成
し、以後のデータに対し、マンチェスタコードのデコー
ド処理を行う。次に、スタートデリミッタの検出を行
い、通信データの1バイト毎の同期タイミングを作成
し、それ以後のデータをエンドデリミッタの信号パター
ンが検出されるまで、有効データとして取り出す。本実
施例においては、非データ(N+,N-)は、デリミッタ
にしか含まれないため、デリミッタの全パターンを検出
しなくとも、デリミッタの中に含まれる非データのパタ
ーンを検出するだけであっても実現でき、かつ問題な
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フィールドバ
スは屋外での劣悪なノイズ環境下においても信頼性の高
い通信を確保せねばならず、規格でも、75mVp−p
以下のノイズ成分を除去するよう義務付けている。この
ため、上述した受信方式にあっては、通信周波数帯域の
ノイズ成分の振幅値を上回る範囲に、コンパレータの比
較電位を設定する必要があった。一方、コンパレータの
出力信号は、デコーダにおいて同期タイミング信号を発
生させるための直接的トリガとして機能している。フィ
ールドバスの信号伝送波形は規格上、台形波であること
から、この受信方式では本質的な問題として、コンパレ
ータ出力信号の立上り・立下がり点と、より理想的な同
期タイミングを決定すべきはずの、伝送信号の零電位交
点との間に、時間的誤差を生じていた。そして、伝送路
の長さ,接続機器の台数などにより、伝送波形に大きな
減衰・なまり・歪が加わった場合、この時間的誤差はさ
らに拡大し、これにより、コンパレータ出力信号の立上
りに依存したデコード処理のタイミングに、無視出来な
いほどの遅延が生じ、受信信号の信頼性を著しく低下さ
せていた。このときの受信動作例を図6に示す。本例で
は、受信波形の立上り・立下がり時間を0.4 ビットタ
イム,コンパレータの比較電位を100mVに設定して
いるが、デコードエラー発生の恐れのある状態を示して
いる。
【0010】本発明は、前記方式にコンパレータ1個を
追加しただけの簡単な回路構成で、ノイズと通信信号と
を分離してデコード処理を行い、かつ、伝送信号の零電
位交点を検出することにより、デコーダがコード化情報
を識別するタイミングを切り替えるという複雑な手法に
依らずとも、容易に、信頼性の高い通信システムを構築
でき、結果として、通信が可能な条件範囲を拡大できる
受信方式、およびその装置を提供することを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴は、フィールド機器,上位計器などの
通信装置の受信方式として、比較電位により通信周波数
帯域のノイズの影響を除去するコンパレータと、同じく
比較電位により受信信号が零電位となるタイミングを取
り出すコンパレータ、さらに信号受信時に前記2つのコ
ンパレータからの入力信号を切り替えてデコード処理を
行うデコーダを設けた点にある。
【0012】
【作用】本発明によるフィールドバスの受信方式は、前
記デコーダが伝送路の通信状況を絶えず監視しながら、
非通信時には、比較電位を正電位側にもつコンパレータ
の出力を、前記デコーダの入力信号として選択し、通信
周波数帯域のノイズ影響の除去を行う。信号検知時に
は、比較電位が零電位であるコンパレータの出力信号に
切り替えて、受信信号の零電位交差点を検知することに
より、正確な同期タイミングを作ってデコード処理を行
う。これにより、コードを代表する適当なタイミングの
みでデコード処理の判定を行うといった簡単な処理だけ
で、通信波形の状態によりデコーダがコード化情報を識
別するタイミングを切り替える方法に頼らなくとも、十
分信頼性の高い受信動作を行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を用いて、本発明の一実施例を説
明する。
【0014】図3は、本発明を用いたフィールドバス・
システムの装置構成例である。
【0015】同図において、フィールド機器1a,1
b,1cは、ディジタル信号で双方向の通信を行うもの
であり、各種プラントにおけるプロセスの圧力,温度,
流量などの物理量を検出してその値を送信したり、また
は、バルブなどの制御量を受信したりするものである。
フィールド機器1a,1b,1cは、伝送路5を介して
外部電源4から供給される電力により動作し、伝送路5
の任意の箇所に接続できる。本実施例においては、フィ
ールド機器1a,1b,1cがフィールド側のジャンク
ション・ボックス(中継箱)に接続した例を示すが、こ
れは、他の、例えば伝送路5の中間からであっても問題
ない。
【0016】上位機器3は、フィールド機器1a,1
b,1c,上位通信機器2などのフィールドバス対応機
器と伝送路5を介して、ディジタル信号の通信を行い、
フィールド機器の検出した各種物理量(圧力,温度,流
量など)を受信し、また、プラントの制御情報として、
バルブなどのフィールド機器へ制御信号を送信してい
る。
【0017】上位通信機器2は、伝送路5上の任意の場
所に接続でき、上位通信機器2内にあるディスプレイや
キーボードを操作することにより、フィールド機器1
a,1b,1cの出力値のモニタ,調整などの処理を、
伝送路5を介して通信を行い実行する。
【0018】ターミネータ7は、直列に接続した抵抗と
コンデンサで構成され、伝送路5の両端に接続される。
このターミネータは、伝送路5上に接続されるフィール
ド機器の通信周波数帯域での入力インピーダンスと比べ
て、かなり小さい値にすることにより、フィールド機器
の接続箇所、および接続台数などの条件による通信信号
への影響を小さく押さえている。
【0019】このため、伝送路からターミネータが外れ
た場合に、フィールド機器からみた伝送路のインピーダ
ンスが大きくなり、各フィールド機器からの送信信号
は、大きくなる方向に変化する。ただし、フィールドバ
スに接続されるフィールド機器が送信する信号の大きさ
は、一定であっても、そのドライバ回路の方式,伝送路
の長さ、および、接続形態などの条件により、伝送路上
の各箇所での信号の大きさは、異なっていて一様ではな
い。
【0020】本発明の受信方式は、フィールド機器1,
上位通信機器2,上位機器3などのフィールドバス対応
機器に共通に使えるものである。次に、図4を用いて、
その代表実施例として、フィールド機器に適用した場合
の動作について、詳細に説明する。図4において、DC
−DCコンバータ107は伝送路を介して外部電源より
加えられる電圧からフィールド機器1自身が動作するた
めの電圧VDDを作りだし、定電流回路110は、フィー
ルド機器1全体の消費電流が一定になるように制御す
る。複合センサ108の各出力はマルチプレクサ109
へ入力されるようになっている。前記マルチプレクサ1
09には、I/Oインターフェイス106からの入力切
換信号が入力され、その信号はA/D変換器105に入
力されるようになっている。さらにマイクロプロセッサ
101があり、このマイクロプロセッサ101は前記A
/D変換器105から順次、送り込まれる出力と、ROM1
03,RAM102に格納されている種々の係数を用いて、補正
演算を行い、これにより真値を求め、RAM102にその値が
格納される。
【0021】フィールド機器1が通信を行う場合には、
次の動作を行う。送信動作は、最初に、マイクロプロセ
ッサ101の指令で、RAM102に格納されているデータな
どを、コントローラ104からシリアルのディジタル信
号列を出力する。この信号は、送信回路112でコード
化された信号となり、ドライバ111に入力され、ドラ
イバ111から伝送路へ通信信号として出力される。こ
こで、コード化方式としては、例えば、ベースバンド信
号のマンチェスタ符号に変換する方式、およびディジタ
ル信号の“1”,“0”に対応する2種類の周波数で変
調する周波数変調方式などがある。また、ドライバの方
式としては、電圧信号で出力する方式と電流信号で出力
する方式とがある。
【0022】受信動作は、伝送路からの通信信号を受信
回路113 でデコード処理を行い、コード化された信号か
ら変換して前記シリアルのディジタル信号列の形で取り
出し、コントローラ104にディジタル信号の“1”,
“0”からなるデータとして入力される。コントローラ
104に入力された信号は、マイクロプロセッサ101に
より、受信データとして取り出される。ここで、マイク
ロプロセッサ101の指示により、I/Oインターフェ
イス106を経由して、受信回路113の内部回路の各
条件を切り替えることができる。
【0023】次に、図1により本発明の受信方式の実施
例について説明する。伝送路からの受信信号は、バンド
パスフィルタ131でコード化信号の通信周波数帯域の
成分のみを取り出すことにより、通信周波数帯域以外の
ノイズを受信信号から除去している。バンドパスフィル
タ131の出力信号は、コンパレータ132a、および
コンパレータ132bの、いずれも正端子に入力され
る。一方、コンパレータ132aの負端子には、規準電
圧Vccを抵抗133a、および抵抗133bで分圧した
値が入力される。ここで、コンパレータ132aの負端
子への入力に、図2の図中に示すような可変形電圧源1
33を用いてもよい。また、コンパレータ132bの負
端子は、受信回路上の零電位に接続する。これらによ
り、コンパレータ132aは、規準電圧Vccの抵抗13
3a、および抵抗133bによる分圧値より高い信号の
みを、コード化されたディジタル信号として出力する。
一方、コンパレータ132bは零電位より高い信号のみ
をコード化されたディジタル信号として出力する。そし
てこれらの出力信号は、スイッチ135によりデコーダ
134へ切り替えて入力される。
【0024】伝送路上に通信信号の存在しない時には、
デコーダ134はコンパレータ132aの出力を、定常的に
選択する。ここで、コンパレータ132aの比較電圧
(基準電圧Vccの抵抗133a、および抵抗133bに
よる分圧値)を、通信信号に混入している通信周波数帯
域のノイズレベルと比べて、大きな電位にしておくこと
により、コンパレータ132aは通信周波数帯域のノイ
ズの影響を除去する。そして、デコーダ134が受信信
号を検出した場合、デコーダ134への入力信号をコン
パレータ132bの出力に切り替える。これにより、ノ
イズ影響を防ぎ、かつ零電位交点における受信信号の立
上りを正確に得ることが出来る。また、コンパレータの
有するヒステリシス特性を利用して、コンパレータ13
2bの出力信号にチャタリングを生じないようにするこ
とにより、デコーダ134ではコンパレータ132bの
出力信号に何ら加工手段を講じることなく、直接、その
信号から同期タイミングを作ることができる。この同期
タイミングを基準として、デコーダ134内部ではコー
ド化信号をデコードする処理を行い、ディジタルの
“1”,“0”信号として出力している。一連のデコー
ド処理の実行後、通信信号の終端を表すエンドデリミッ
タの信号パターンが検出された時点で、デコーダ134
は、その入力をコンパレータ132a側の出力に切り替
えて、非通信時動作に復帰する。
【0025】図2に上述の受信動作例を示す。零電位交
点からの受信信号の立上りを、正確に得ることが出来る
ことから、直接その信号から同期タイミングを作り、1
/4ビットタイムと3/4ビットタイムの位置で、機械
的にマンチェスタコードの判定を行うといった簡単な処
理で、伝送路の長さ,接続機器の台数などにより、伝送
波形に大きな減衰・なまり・歪が加わった場合でも、正
確にマンチェスタコードのデコード処理が実行できる。
【0026】以上に説明したように、本発明によれば、
簡単な回路構成で容易に信頼性の高い通信システムが実
現できるという効果がある。
【0027】また、図1に示すように、バンドパスフィ
ルタ131のフィルタ特性,コンパレータ132aの比
較電位,コンパレータ132a,132bのヒステリシ
ス特性は、各々の条件を切り替えられるようにしてあ
り、上述の例以外においても、受信信号に応じて、各コ
ンポーネントの条件を切り替え、通信の信頼性を向上す
ることができる。これらの動作は、受信データの異常の
検出と各コンポーネントの条件の切り替えを同期させて
行うことにより、正確に受信できる方向へ条件を切り替
えることができる。
【0028】特に、各機器が自己診断などで定期的にル
ープバックテストを行い、上述の条件切り替えを実施す
ることで、通信信号波形に減衰,なまり,歪を加える伝
送路長,接続機器台数などの外部条件に影響されること
なく通信が行えるといった効果がある。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したことから明らかなよう
に、本発明による受信方式を用いたフィールド機器,上
位機器などフィールドバスシステムを構成することによ
り、安価な構成で、容易に信頼性の高い通信システムを
構成できるという効果がある。また、伝送路長,接続機
器台数などの外部条件に関する通信可能な範囲を拡大で
きるという別の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による受信方式の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明による受信方式の説明図である。
【図3】フィールドバスシステムの機器構成図である。
【図4】本発明による受信方式のフィールド機器への実
施例を示す内部ブロック図である。
【図5】従来の受信方式の一実施例を示すブロック図で
ある。
【図6】従来の受信方式の説明図である。
【図7】マンチェスタコードの説明図である。
【図8】通信信号のデータ構成図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c…フィールド機器、2…上位通信
器、3…上位機器、4…外部電源、5…伝送路、7…タ
ーミネータ、113…受信回路、131…バンドパスフ
ィルタ、132a,132b…コンパレータ、133…
基準電圧源、133a,133b…抵抗、134…デコ
ーダ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィールドバスの伝送路上に接続されたフ
    ィールド機器,上位機器間で通信するフィールドバスシ
    ステムの受信方式において、通信周波数帯域以外のノイ
    ズを除去するバンドパスフィルタと、比較電位により通
    信周波数帯域のノイズの影響を除去するコンパレータ
    と、同じく比較電位により受信信号が零電位となるタイ
    ミングを取り出すコンパレータと、前記2つのコンパレ
    ータの出力信号に対しデコード処理を行うデコーダで構
    成し、受信動作を行うことを特徴とするフィールドバス
    の受信方式。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記デコーダがマンチ
    ェスタコードをデコードするデコーダであり、かつ、前
    記デコーダが前記コンパレータの出力信号を基準として
    ビット毎の同期タイミングを作る手段と、前記同期タイ
    ミングを基準としてマンチェスタコードを識別するタイ
    ミングを作る手段とを備え、さらに信号受信時に前記2
    つのコンパレータからの入力信号を切り替えてデコード
    処理を行うことを特徴とするフィールドバスの受信方
    式。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記2つのコン
    パレータからの入力信号の切り替えを、前記デコーダが
    伝送路の通信状況を絶えず監視しながら、非通信時に
    は、比較電位を正電位側あるいは負電位側にもつコンパ
    レータの出力を、前記デコーダの入力信号として選択
    し、通信周波数帯域のノイズ影響の除去を行い、そして
    信号検知時には、比較電位が零電位であるコンパレータ
    の出力信号に切り替えて、受信信号の零電位交差点を検
    知し、正確な同期タイミングを作ってデコード処理を行
    うことを特徴とするフィールドバスの受信方式。
JP17513193A 1993-07-15 1993-07-15 フィールドバスの受信方式 Pending JPH0730468A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5980332A (en) * 1996-12-05 1999-11-09 Yazaki Corporation Electrical connector
JP2003224499A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Mitsubishi Electric Corp 機器装置
KR20190005750A (ko) 2017-07-06 2019-01-16 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 플라즈마 처리 장치

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