JPS63287185A - ビデオデイスクプレ−ヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、線速度一定に映像信号が記録された光ディス
クから映像信号を再生するビデオディスクプレーヤに関
し、特にスチル、スロー、倍速再生等の特殊再生を行な
う為の装置に関するものである。

（従来の技術） −ｍにビデオディスクプレーヤには、ＶＨＤ方式とＬＶ
方式の２つのタイプがあり、ＬＶ方式のビデオディスク
プレーヤに於いては、レーザ光がディスク信号面を内周
部から外周部へ向かってスパイラル状にトレースするこ
とによって、記録信号が再生される。又、ＬＶ方式の光
ディスクには、トラック−周当りに映像信号が２フィー
ルドづつ角速度一定に記録されたＣＡＶディスクと、線
速度が一定に記録されたＣＬＶディスクとがある。

ＣＬＶ方式のビデオディスクプレーヤには、信号再生時
の線速度を一定に保つため、第４図に示す如きディスク
回転制御回路（２３）が装備され、再生映像信号中の水
平同期信号と基準信号との位相が一致する様に、光ディ
スクを駆動するスピンドルモータ（２２）の回転速度を
制御することが行なわれる。即ち、ピックアップ（２）
からの再生信号を水平同期分順回路（１９）に接続して
水平同期信号を抽出し、該水平同期信号と基準信号発生
回路（２０）からの基準信号とを、比較回路（２１）に
て位相比較し、これに基づいて作成された位相誤差信号
をスピンドルモータ（２２）へ送って、該モータの速度
サーボを行なうのである。

ＣＬＶディスクに於いては、同期信号がトラックに等間
隔に形成されディスク半径方向には一列に並んでいない
為、特殊再生時に、トラックジャンプの前後で再生同期
信号が不連続となり、再生画面の色おち、垂直同期の乱
れ、水平スキュー等が発生する。

そこで、ＣＬＶディスクの特殊再生時に、１フィールド
の映像信号をビデオメモリへ書き込んだ後、該メモリか
ら適切なタイミングで信号を読み出すことにより、正常
な画像を再生出来るビデオディスクプレーヤが提案され
ている（特開昭５８−１３９５７７（１１０４８５／９
３）　）。

（解決しようとする問題点） ビデオディスクプレーヤに於いては、特殊再生は、周知
の如くピックアップがディスク半径方向にトラック間を
ジャンプするジャンプ動作と通常速度による信号再生（
以下、ノーマル再生という）の繰返しによって行なわれ
るが、従来より、ピックアップのジャンプ幅及びジャン
プ周期は、各特殊再生モード毎に一定値に設定されてい
る。ところが、ジャンプ動作の後にノーマル再生を行な
う際、前記ディスク回転制御回路（２３）が動作して、
光ディスクの回転が所定値に設定されるまでの時間（以
下、回復時間という）は、光デイスク回転時の偏心量等
によって大きく左右される。従って、回復時間がジャン
プ周期に比べて長くなると、適切な速度による再生に至
らないまま、トラックジャンプが行なわれ、メモリへの
書込みが行なわれるから、特殊再生画面に乱れが生じる
ことになる。

（問題点を解決する為の手段） 本発明は上記問題を解決するべく為されたものである。

本発明に係るビデオディスクプレーヤは、信号再生用の
ピックアップ（２）と、再生された１フィールド或は１
フレームの映像信号が静止画信号として書き込まれるメ
モリ（１０）と、前記再生映像信号中の水平同期信号と
基準信号との位相が一致する様に光ディスク（１）の回
転速度を制御するディスク回転制御回路（２３）と、特
殊再生時にピックアップ（２）をジャンプ動１ヤさせる
ジャンプ駆動部（６）と、該駆動部に接続されたジャン
プ量制御回路（７）と、特殊再生時にピックアップ（２
）からの再生映像信号とメモリ（１０）から読み出され
た静止画信号とを適時切替えて出力する切替え手段とを
具えている。

又、ジャンプ量制御回路（７）は、ピックアップ（２）
のジャンプ時に発生するディスク回転制御の乱れの大き
さに応じて、例えばジャンプ駆動部（６）へ送出すべき
ジャンプパルスＰの周期Ｔ及びパルス幅Ｂを変化させ、
ジャンプ駆動部（６）の動作を制御する。この結果、ピ
ックアップ（２）は前記部れの大きさに応じた周期及び
幅でジャンプ動作を行なうこととなる。

（作用及び効果） 特殊再生に於いて、ジャンプ動作の後にノーマル再生が
行なわれる際、ジャンプ量制御回路（７）は、ディスク
回転制御の乱れが大きく回復時間が長い場合は、ジャン
プパルスのパルス幅Ｂを大きくすると共にパルス周期Ｔ
を長く設定し、結果として所望の特殊再生画面が得られ
るジャンプパルスＰを発生する。

該ジャンプパルスＰはジャンプ駆動部（６）へ供給され
、これによってピックアップ（２）は、前記パルス幅Ｂ
に応じたジャンプ量、及び前記パルス周期Ｔに応じたジ
ャンプ周期にて、ジャンプ動作と行なう。

従って、回復時間が長い場合に於いても、ディスクが正
規の回転速度に達した後、ノーマル再生が行なわれるか
ら、乱れの無い安定した特殊再生画面が得られる。

（実施例） 第１図は、本発明に係るビデオディスクプレーヤの回路
構成を示している。

光ディスク（１）から映像信号を再生すべきピックアッ
プ（２）は、ピックアップ駆動回路（３）によって動作
が制御されたピックアップ搬送手段（図示省略）により
、ディスク半径方向に搬送され、信号面をトレースする
。

又、特殊再生時にピックアップ（２）をジャンプ動作さ
せるジャンプ駆動部（６）は、周知の如く半導体レーザ
、対物レンズ等からなる可動部に配備した磁石と、該磁
石をトラッキング方向に駆動するトラッキングコイルを
具えた電磁駆動装置によって構成されている。ジャンプ
駆動部（６）には、特殊再生時に所定のパルス幅及び周
期を有するジャンプパルスを発生するジャンプ量制御回
路（７）が接続されている。

主制御回路（４）はマイクロコンピュータから構成され
、ビデオディスクプレーヤの動作を総括制御するもので
あり、該回路（４）に接続したキー人力装置（５）の操
作により、各種再生モードが設定される。

ピックアップ（２）からの再生信号ａは復調回路（８）
にて復調された後、ｌフィールド分の映像信号が、入力
タイミング生成回路（９）によって書込みタイミングが
制御されているメモリ＜１０）へ書き込まれる。

この際、書込み許可判定部（１３）は、再生信号ａ中の
同期信号、バースト信号等に乱れがないかどうかを判定
し、これらの信号が正常であるとき、入力タイミング生
成回路く９）へ書込み許可信号を送出する。従って、バ
ースト信号等に乱れが生じているときは、メモリ（１０
〉への書込みは行なわれない。

復調回路（８）の出力信号すとメモリ（１０）の出力信
号Ｃは、出力タイミング生成回路（１２）によって制御
された切替えスイッチ（１４）の再入力端へ夫々接続す
る。又、復調回路（８）の出力信号すは位相比較回路（
１１）へ接続する。前述の如く特殊再生時に於いてジャ
ンプ動作とノーマル再生が繰り返される際、位相比較回
路（１１）は前記再出力信号す及びＣの位相比較を行な
い、再出力信号の位相が一致したとき、出力タイミング
生成回路（１２）へ一致信号ｅを送る。

出力タイミング生成回路（１２）は、前記一致信号ｅの
入力に基づいて、切替えスイッチ（１４）を切り替え、
ジャンプ動作中はメモリ（１０）の出力信号Ｃを選択し
、ジャンプ終了後の適時に復調回路（８）の出力信号す
を選択して出力する。該出力信号ｄはモニター装置へ供
給され、この結果、画面には乱れの無い安定した特殊再
生画像が映し出されるのである。

第２図は特殊再生時に動作すべきジャンプ量制御回路（
７）の構成例を示している。ディスク回転制御の回復時
間を検出すべき時間検出部（１５）は、図示の如くフリ
ップフロ７１回路によって構成されている。該フリップ
フロップ回路の各入力端には、垂直同期信号ＶＳ、映像
信号再生系に装備したタイムベースコレクターが正常に
動作しているロック時は“トＩ”、非ロツク時は”Ｌ”
となるＴＢＣロック信号、前記スピンドルモータの回転
速度が一定になったとき°“Ｌ”から°“Ｈ”となるＭ
ロック信号、及びジャンプパルスが発生したとき“Ｌ”
となる信号Ｊが、図示する論理ゲートを介して接続され
ている。これによって、ジャンプパルスが発生してから
前記両口ツク信号が“Ｈ”となるまでの間に発生する垂
直同期信号ＶＳがカウントされる。

比較演算部（１７）は時間検出部（１５）のカウント値
を回復時間Ｘに変換すると共に、該回復時間Ｘと設定時
間発生部（１６）から送られてくる基準時間Ｙとを比較
し、該比較結果に墓づいてジャンプパルス発生部（１８
）に対するパルス幅情報ＣＢと周期情報ＣＴを作成する
。ジャンプパルス発生部（１８）は、画情報に基づき、
回復時間Ｘが基準時間Ｙよりも長い場合は、第３図（ａ
）に示す様に大なるパルス幅Ｂ、及び周期Ｔ、のジャン
プパルスを発生し、回復時間Ｘが基準時間Ｙよりも短い
場合は、第３図（１，）に示す様に小なるパルス幅Ｂ２
及び周期Ｔ２のジャンプパルスを発生するのである。尚
、ジャンプパルスのパルス幅及び周期をこの様に変化さ
せる場合、結果として同一速度の特殊再生が行なわれる
様、パルス幅（従ってジャンプ幅）が設定される。

上記ジャンプパルスＰは第１図に示すジャンプ駆動部（
６）へ送出され、ピックアップ（２）のジャンプ幅及び
ジャンプ周期が決定される。この結果、ディスク回転制
御回路（２３）による速度サーボの応答が速いときはジ
ャンプ動作は小刻みに行なわれ、応答が遅いときはジャ
ンプ動作は比較的長い周期で行なわれる。

従って、ディスク回転制御の回復時間が長い場合に於い
ても、ディスクが正規の回転速度に達した後、ノーマル
再生が行なわれるから、乱れの無い安定した特殊再生画
面が得られる。

尚、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、？ｔ　慣
＊許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可
能であることは勿論である。

例えば、第１図及び第２図に示すジャンプ量制御回路（
７）は、主制御回路（４）と共にマイクロコンピュータ
によって構成することも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るビデオディスクプレーヤの構成を
示すブロック図、第２図はジャンプ量制御回路のブロッ
ク図、第３図はパルス幅及び周期の異なる２種類のジャ
ンプパルスのタイミングチャート、第４図はディスク回
転制御回路のブロック図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ［１］線速度一定に映像信号が記録された光ディスク（
   １）から映像信号を再生するビデオディスクプレーヤに
   於いて、信号再生用のピックアップ（２）と、再生され
   た１フィールド或は１フレームの映像信号が静止画信号
   として書き込まれるメモリ（１０）と、前記再生映像信
   号中の水平同期信号と基準信号との位相が一致する様に
   光ディスク（１）の回転速度を制御するディスク回転制
   御回路（２３）と、特殊再生時にピックアップ（２）を
   ジャンプ動作させるジャンプ駆動部（６）と、該駆動部
   に接続されたジャンプ量制御回路（７）と、特殊再生時
   にピックアップ（２）からの再生映像信号とメモリ（１
   ０）から読み出された静止画信号とを適時切替えて出力
   する切替え手段とを具え、前記ジャンプ量制御回路（７
   ）は、ピックアップ（２）のジャンプ時に発生するディ
   スク回転制御の乱れの大きさに応じてジャンプ駆動部（
   ６）を制御し、ピックアップ（２）は前記乱れの大きさ
   に応じた周期及び幅でジャンプ動作を行なうことを特徴
   とするビデオディスクプレーヤ。