JPS63286691A - アンダ−ヒ−タ−型浸漬保持炉 - Google Patents

アンダ−ヒ−タ−型浸漬保持炉

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JPS63286691A
JPS63286691A JP12221587A JP12221587A JPS63286691A JP S63286691 A JPS63286691 A JP S63286691A JP 12221587 A JP12221587 A JP 12221587A JP 12221587 A JP12221587 A JP 12221587A JP S63286691 A JPS63286691 A JP S63286691A
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JP
Japan
Prior art keywords
heater
holding furnace
molten metal
temperature
under
Prior art date
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Pending
Application number
JP12221587A
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English (en)
Inventor
佐藤 吉之助
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AZUMITSUKU KK
Original Assignee
AZUMITSUKU KK
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Publication date
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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アンダーヒーター型浸d1保持炉に関するも
のである。
(従来の技術とその問題点) 従来の浸漬保持炉としては、ヒーターを上部に配置した
所謂上部型が主流であったが、これには次のような問題
点がある。
(1)上部ヒーター型は溶湯表面を加熱するため、アル
ミドロスの発生が多い。
(2)設定温度以上に加熱しなければならない。
(3)上下の温度差があるため、高効率の熱伝達が困難
である。
(4)低圧鋳造用の上部浸透型は、溶湯衣iT6に発生
する酸化物がヒーターチューブに付着し熱伝達の効率を
下げる。
(5)溶湯中にフラックスを投入するため、その成分が
ヒーターチューブの材質に悪影響を与え、耐用年数を短
くしている。
以」二の理由からして、最近ではアンダーヒーター型浸
h″(保持炉が注目されている。
該アンダーヒーター型浸漬保持炉は、溶解金属内に温度
保持ヒーターが浸管状態で水平方向に配設されてなるも
のであり、上部型に比べ酸化物の発生が少なく、高効率
、省エネルギー型であることは以前から周知であるが、
ヒーター保護管の寿命が短く、浸漬加熱技術が確立され
ていないため、これまで工業化されていなかった。
最近は、ニューセラミックス等の基本素材の技術進歩と
ともに高強度で耐食性の高い素材が開発されており、ヒ
ーターチューブの問題も解決されてきている。 一方、
アンダーヒーター型浸漬保持炉の方にも以下のような問
題点がある。
(1)ヒーターチューブを壁に設置した時の渇もれ防+
hと交換可能な構造への改將 (2)浸れ゛1チューブの破損による溶湯物の流出を防
1トするだめの手段の開発 (3)浸漬チューブと湯漏れ防止装置(フランジセット
部)から発生する放散熱量の防止と作業の安全性の確保 本発明はかかる各問題点を解決することを目的とするも
のである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明においては、溶解金属内
に温度保持ヒーターが浸管状態で水平方向に配設されて
なり、前記温度保持ヒーターの基端部−に設けられたヒ
ーター装置部に溶解金属流出防止用の湯道管を接続し、
該湯道管の先端部を少なくとも前記保持炉における溶解
金属のスラッジライン以上まで立ち上げてなるアンダー
ヒーター型浸漬保持炉において、前記温度保持ヒーター
と、前記溶解金属流出防止用の湯道管との接続部が前記
保持炉の側壁内に配置され、該接続部がシール用断熱材
により交換可能なブロック形式で被覆されていることを
特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例を図面により説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すものであり
、第1図に示すように本実施例に係る浸6′1保持炉1
は、溶解金属としてのアルミ溶解液2内に温度保持ヒー
ター3が浸管状態で水平方向に配設されてなるアンダー
ヒーター型のものである。
しかして、本実施例では前記温度保持ヒーター3の基端
部3aに設けられたヒーター装置部4に溶解金属流出防
止用の湯道管5を接続し、該湯道管5の先端部5aを少
なくとも前記保持炉1におけるアルミ溶解液2のスラッ
ジラインL以上の高さまで立ち上げた構成となっている
また、本実施例では温度保持ヒーター3としてセラミッ
クス(SisN4を主成分とするもの)製のヒーターを
使用しており、該ヒーター3の寸法は本実施例の場合、
長さ900 mm、内径100mm、外形115mmで
あり、またヒーター3は、炉底から150mmの高さ位
置に側壁側から設置されている。
さらに、第1図中6は上蓋断熱材であり、側壁立ち上が
り部分は本実施例では第2図に示すように内面の上部部
分にはに耐熱性、加工性に優れた、商品名ドライシック
85からなる第1断熱材7を配設し、温度保持ヒーター
3の貫通部分には商品名ルミキャストHDからなる第2
断熱材8を配設しである。
中間部には、内部側に商品名ルミボードからなる第3断
熱材9を、また、外部側には柔軟性、耐熱衝撃性に優れ
た綿状の、商品名バルクファイバーからなる第4断熱材
lOを配設しである。
また、外面部には、軽量で耐熱性、断熱性に優れた、商
品名マイクロサームからなる第5断熱材11を装着使用
している。
しかして、温度保持ヒーター3の側壁貫通部分において
は、該温度保持ヒーター3は、前記溶解金属流出防止用
の湯道管5との接続部12が前記保持炉lの側壁内に配
置され、該接続部12がシール用断熱材13により交換
可能なブロック形式で被覆保護されている。
即ち、第2図に示すように、温度保持ヒーター3の基端
部31はフランジ状に形成され、ボス14の凹陥部に外
面が面一になるように嵌合されており、その外部側には
円筒′形状の本体15aの両端に各々フランジ16.1
7が一体に形成された接続部材I5が配設され;前記フ
ランジ16は前記基端部31を介して前記ボス14とボ
ルト等により着脱自在に緊結されている。
また、接続部材15の前記フランジ17は、ケーシング
18を介して前記湯道管5の基端部に形成されたフラン
ジ51と、同様にボルト等により着脱自在に緊結されて
いる。
なお、ボルトなどによる前記各接合部はシール用パツキ
ン材により液密性を確保して強固に接合されるものとす
る。
しかして、第2図及びそのA−A線断面図である第3図
に示すように、前記ケーシング18に一体に接続された
界壁プレート19が前記シール用断熱材13を隣接する
他の111記各断熱材から隔絶している。
なお、本実施例ではシール用断熱材13は商品名ルミキ
ャストHDで知られる素材で成形されており、また、該
シール用断熱材13を交換可能な、例えば半割形状のブ
ロック型に成形して前記界壁プレート19内に配設され
ているものである。
このように1本実施例では、両者の接合部から外部に溶
湯が漏洩しないように強固に密着施工するとともに、温
度保持ヒーターの交換が可能なように前記シール用断熱
材13をブロック成形してなるものである。
上記構成からなる本実施例においては、温度保持ヒータ
ー3のチューブが万一破損した場合でも、溶湯物はチュ
ーブ内から接続部12に達した後は、前記湯道管5内に
導かれ、該湯道管5の先端はアルミ溶解液2のスラッジ
ラインL以上まで立ち上げであるため、溶湯圧力は該ス
ラッジラインの高さで抑えられ、外部への流出を確実に
防止することが可能となる。
なお、湯道管5の基端部5bには図示しない湯漏れ検知
機を設置しておき、この検知機の作用開始とともにタッ
プホールからアルミ溶解液2をし一ドルに移し替えるよ
うにするものである。
また、本実施例では、上記した如く、セラミックス製の
温度保持ヒーター3と湯道管5の接続部12から外部に
溶湯が漏洩しないように強固に密着施工するとともに、
温度保持ヒーター3の交換が可能なように前記シール用
断熱材13をブロック成形してなるものであるから、前
記のようなチューブ破損があっても簡単に新しいものに
交換が可能である。
また、従来のように温度保持ヒーターと湯道管とをケー
シング外部で接続する構成のものでは、ヒーターから伝
達される熱によりケーシングが相当加熱され、炉の熱効
率が被能率的になり、作業上も非常に危険な状態となっ
ていたが、本実施例では接続部12を側壁内に配設し、
周囲の断熱材でもって接続フランジ部分の加熱を防Iト
するとともに、界壁プレート19でもってさらに保護し
た構成となっているため、作業上の安全性を確保するこ
とができる。
なお、側壁を構成する前記各断熱材7.8.9やシール
用断熱材10などは、本実施例に限定されず他の同等の
性能を有する適宜材質のものに置換可能である等、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形例が可能であ
ることは云うまでもない。
(発明の効果) 本発明は上述した如く構成されており、温度保持ヒータ
ーと、前記溶解金属流出防止用の湯道管との接続部が前
記保持炉の側壁内に配置され、該接続部がシール用断熱
材により交換可能なブロック形式で被覆されているため
、炉としての熱効率を格段に向上させ、チューブ破損な
どの際のヒーターの交換を迅速確実に行なうことが可能
となる。
また、温度保持ヒーターの基端部に設けられたヒーター
装置部に溶解金属流出防止用の湯道管を接続し、該湯道
管の先端部を少なくとも前記保持炉における溶解金属の
スラッジライン以上まで立ち上げたことにより、万一の
ヒーターチューブの破損時にもアルミなどの溶解金属の
外部への流出を有効に防止することができ、安全性の点
で従来品よりも格段に優れたアンダーヒーター型浸漬保
持炉を提供しつるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は
本実施例に係るアンダーヒーター型浸漬保持炉の概略構
成を示す概念図、第2図はその要部詳細図、第3図は第
2図のΔ−A線断面図である。 1・・・アンダーヒーター型浸漬保持炉、2・・・溶解
金属(アルミ溶解液)、 3・・・温度保持ヒーター、 5・・・湯道管、    L・・・スラッジライン、6
.7,8,9.10.] 1・・・断熱材、12・・・
接続部、    13・・・シール用断熱材、14・・
・ボス、     15・・・接続部材、16.17・
・・フランジ、 18・・・ケーシング、  19・・・界壁プレート。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶解金属内に温度保持ヒーターが浸管状態で水平
    方向に配設されてなり、前記温度保持ヒーターの基端部
    に設けられたヒーター装置部に溶解金属流出防止用の湯
    道管を接続し、該湯道管の先端部を少なくとも前記保持
    炉における溶解金属のスラッジライン以上まで立ち上げ
    てなるアンダーヒーター型浸漬保持炉において、前記温
    度保持ヒーターと、前記溶解金属流出防止用の湯道管と
    の接続部が前記保持炉の側壁内に配置され、該接続部が
    シール用断熱材により交換可能なブロック形式で被覆さ
    れていることを特徴とするアンダーヒーター型浸漬保持
    炉。
  2. (2)前記溶解金属がアルミニウムである特許請求の範
    囲第1項に記載のアンダーヒーター型浸漬保持炉。
  3. (3)前記湯道管の基端部には、湯漏れ検知機が装着さ
    れてなる特許請求の範囲第1項もしくは第2項に記載の
    アンダーヒーター型浸漬保持炉。
  4. (4)前記温度保持ヒーターが、セラミックス製のチュ
    ーブで形成されている特許請求の範囲第1項乃至第3項
    のいずれかに記載のアンダーヒーター型浸漬保持炉。
JP12221587A 1987-05-19 1987-05-19 アンダ−ヒ−タ−型浸漬保持炉 Pending JPS63286691A (ja)

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