JPS6328648Y2 - - Google Patents

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JPS6328648Y2
JPS6328648Y2 JP1981086080U JP8608081U JPS6328648Y2 JP S6328648 Y2 JPS6328648 Y2 JP S6328648Y2 JP 1981086080 U JP1981086080 U JP 1981086080U JP 8608081 U JP8608081 U JP 8608081U JP S6328648 Y2 JPS6328648 Y2 JP S6328648Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
seat cushion
cushion
cross member
mounting
seat
Prior art date
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Expired
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JP1981086080U
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English (en)
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JPS57197331U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車輌用シートクツシヨンの取付構
造、詳しくは車輌におけるクロスメンバーに、進
行前後方向前方の乗降側外側部を前後に傾斜させ
て切欠いたシートクツシヨンを載置し、前記クロ
スメンバーの上方に3角形状の空白部を形成する
ように取付ける取付構造に関する。
一般に車輌用シートクツシヨンは、進行前後方
向に自重に対して20倍の荷重がかかつても、車体
から取外れないように取付けることが法的に義務
付けられている。
しかして従来では、前記シートクツシヨンに設
ける枠線の一部に、前記クロスメンバーに沿つて
前部下方に延びる係止部を一体形成し、この係止
部を取付ねじを介して前記クロスメンバーの前面
に固定することにより、シートクツシヨンの取付
けを行なうべくしている。
ところで前記従来のクツシヨン取付構造では、
前記クツシヨンに着座して進行前後方向、例えば
前方からの衝突荷重を受けた場合、搭乗者の前方
への上体移動によりクツシヨンには前方への荷重
がかかるのであるが、前述したごとくクツシヨン
の固定を該クツシヨンの下方で前記クロスメンバ
ーの前面位置において行なつたのでは、この固定
部とクツシヨンの重心間の距離が大となり、該固
定部に大きな荷重がかかることとなつて、前述し
た法的義務を達成する上で構造的に好ましくない
のである。
又、座席の車体組立てあるいはクツシヨンカバ
ーの交替時などシートクツシヨンの着脱を行なう
場合、前記取付ねじの着脱操作をシートクツシヨ
ンの前部下方側において行なう必要があり、しか
も取付ねじは前記クツシヨン下部のクロスメンバ
ーの前面に取付けられているため、該ねじの着脱
操作は前かがみ状態で行なわねばならず、非常に
行ないにくいのである。
更に前記取付構造では、係止部及び取付ねじが
シートクツシヨンの下部前方に位置するため、こ
れを隠蔽すべく別途カバーを形成して該カバーを
施す必要があるが、このカバーを設けるときには
該カバーがクツシヨン前方に張出すこととなつ
て、外観が悪くなつたのである。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、目的とするところは、法的義務を達成する
上で構造的に有利で、しかもシートクツシヨンの
着脱操作を極めて簡単に行なえ、且つ外観も良好
となるシートクツシヨンの取付構造を提供せんと
するものである。
さらに詳しくは、前記シートクツシヨンの下面
に、取付具を、前記シートクツシヨンの乗降側外
側部に設ける前記空白部と対応するクロスメンバ
ー上に延ばして前記シートクツシヨンの外側に突
出させ、前記取付具を前記クロスメンバーに固定
して、前記シートクツシヨンを取付けるごとくし
たことを特徴とするものである。
以下本考案の取付構造を図面の実施例によつて
説明する。
図面は乗用自動車のリヤシートクツシヨン部分
を示し、該図中1はクロスメンバー、2はインナ
ー部材2aとアウター部材2bとから成るサイド
ミル、3はリヤシートクツシヨンで、底部及び背
壁部に沿つて複数の枠線4を沿わせ、該枠線4を
骨組として形成されており、このクツシヨン3は
前記クロスメンバー1の上部に載置固定されてい
る。
前記シートクツシヨン3は、その乗降側外側部
で前面から乗降に便利なように斜後方にかけて斜
面が付され、この部分に3角状の空白部イが形成
され、この空白部イと対応するクロスメンバー1
の側方一部が上方に開放されているのである。
しかして本考案は前記クツシヨン3の空白部イ
と対応するクロスメンバー1の側方一部を利用し
てシートクツシヨン3を取付けるべく成したので
ある。
即ち、前記クツシヨン3における枠線4の前面
側に、クロスメンバー1の上面に沿つて前記クツ
シヨン3の側方空白部イへと延びる取付具5を一
体に設け、この取付具5を前記クロスメンバー1
の外側上面に形成した取付孔6に位置させて、該
取付孔6にワツシヤ7をもつ取付ねじ8を前記ク
ツシヨン3の空白部イから螺装させることによ
り、前記取付具5を固定すべくなすのである。
前記取付具5は、シートクツシヨン3のそれぞ
れ幅方向両側に枠線4と一体状に設け、この各取
付具5によりシートクツシヨン3の固定を行なう
のである。
また前記取付具5は、図の実施例で示すごとく
前記枠線4と同一の線材を用い、端部をループ状
に形成してもよいが、前記ねじ8の挿通孔をもつ
板金製ブラケツトなどで形成してもよい。
以上のごときシートクツシヨン3の取付手段で
は、前記取付具5及び取付ねじ8がクロスメンバ
ー1の側部上方に露出されるのであるが、これに
対処するためには前記サイドミル2に取付けるス
カツフプレート9を利用し、該プレート9の内面
側にカバー10を一体に形成して、このカバー1
0により前記取付具5及び取付ねじ8を被覆させ
るのである。斯くすることにより、スカツフプレ
ート9の製作時にカバー10を一体に同時形成す
ることが可能となつて、従来のごとくカバーを別
途形成する必要がなくなるのであり、しかもカバ
ーがシートクツシヨン3の下部前方に張出すこと
もなく、外観良好となるだけでなく、カバー10
の取付けも簡単にできるのである。
尚、前記実施例では、リヤシートクツシヨン3
の取付構造について説明したが、本考案はフロン
トシートクツシヨンにも適用できるのである。
本考案は以上の構成となしたのであり、シート
クツシヨン3の着脱操作時には、該クツシヨン3
の側方前部側に形成される空白部イから、前記取
付ねじ8をクロスメンバー1の取付孔6に螺装、
離脱させて行なうのであり、かくのごとくシート
クツシヨン3の空白部イにおいてクロスメンバー
1の上方から前記ねじ8を螺動操作することによ
り、前記クツシヨン3の着脱操作が楽な姿勢で簡
単に行なえるのである。
また前記クツシヨン3に進行前後方向例えば、
前方からの衝突荷重を受けたとき、搭乗者の前方
への上体移動により、クツシヨン3には前方への
荷重がかかる。
ところで従来では、クツシヨン3がクロスメン
バー1の前面に固定され、つまり第2図のハ位置
で固定され、この固定位置ハと前記クツシヨンの
重心ロ間の距離l1が大となつて、この固定位置ハ
に大きなモーメントがかかり、前述したごとく法
的強度を達成する上で構造的に不利となるのであ
る。
これに対して本考案では、クツシヨン3をクロ
スメンバー1の上面、つまり同図のニ位置におい
て固定するのであり、従つて固定位置ニと前記重
心ロ間の距離l2を前記従来の距離l1に較べて短か
くでき、クツシヨン3の固定位置ニにかかるモー
メントが小となつて、クツシヨン3の荷重に対す
る取付強度が大となり、つまりクツシヨン3の強
固な取付けが可能となり、法的強度を得る上で構
造的に有利となるのである。
以上説明したごとく本考案では、シートクツシ
ヨンの外側前面に形成される空白部と対応するク
ロスメンバーの側方上部を利用して、前記クツシ
ヨンの取付けを行なうべくしたから、法的強度を
得る上で構造的に有利であり、しかも座席の車体
組立て、あるいはクツシヨンカバーの交換時など
シートクツシヨンを着脱する場合、クロスメンバ
ーの上方で前記クツシヨンの空白部から取付ねじ
の着脱操作を行なうことが可能となり、極めて楽
な姿勢で簡単に行なえるのであり、また従来のご
とくクツシヨンの下方前部に取付部のカバーを設
け、該カバーを張出したりすることがなく、外観
を良好ならしめ得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の取付構造を示すシートクツシ
ヨン部分の一部切欠斜面図、第2図はその側面図
である。 1…クロスメンバー、3…シートクツシヨン、
5…取付具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌におけるクロスメンバーに、進行前後方向
    前方の乗降側外側部を前後に傾斜させて切欠いた
    シートクツシヨンを載置し、前記クロスメンバー
    の上方に3角形状の空白部を形成するように取付
    ける取付構造であつて、前記シートクツシヨンの
    下面に、取付具を、前記シートクツシヨンの乗降
    側外側部に設ける前記空白部と対応するクロスメ
    ンバー上に延ばして前記シートクツシヨンの外側
    に突出させ、前記取付具を前記クロスメンバーに
    固定して、前記シートクツシヨンを取付けるごと
    くしたことを特徴とする車輌用シートクツシヨン
    の取付構造。
JP1981086080U 1981-06-10 1981-06-10 Expired JPS6328648Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981086080U JPS6328648Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981086080U JPS6328648Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57197331U JPS57197331U (ja) 1982-12-15
JPS6328648Y2 true JPS6328648Y2 (ja) 1988-08-02

Family

ID=29881318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981086080U Expired JPS6328648Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6328648Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5444335U (ja) * 1977-08-29 1979-03-27
JPS5444889U (ja) * 1977-08-30 1979-03-28

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5444335U (ja) * 1977-08-29 1979-03-27
JPS5444889U (ja) * 1977-08-30 1979-03-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57197331U (ja) 1982-12-15

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