JPS63284511A - ズームレンズ鏡胴 - Google Patents
ズームレンズ鏡胴Info
- Publication number
- JPS63284511A JPS63284511A JP11886087A JP11886087A JPS63284511A JP S63284511 A JPS63284511 A JP S63284511A JP 11886087 A JP11886087 A JP 11886087A JP 11886087 A JP11886087 A JP 11886087A JP S63284511 A JPS63284511 A JP S63284511A
- Authority
- JP
- Japan
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- lens group
- optical axis
- zoom
- frame
- barrel
- Prior art date
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- Granted
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 57
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ズームレンズ鏡胴に関し、特に、第1レンズ
群と第2レンズ群が同方向にズーム移動し、第1レンズ
群よりも第2レンズ群のズーム移動量が大きい2群ズー
ムレンズ鏡胴に関する。
群と第2レンズ群が同方向にズーム移動し、第1レンズ
群よりも第2レンズ群のズーム移動量が大きい2群ズー
ムレンズ鏡胴に関する。
従来の上述のような2群ズームレンズ鏡胴は第4図に示
したような構造のものであった。このズームレンズ鏡胴
は、固定胴1の内径に第1レンズ群ズーム枠2と第2レ
ンズ群保持枠3とが遊合し、固定胴1の外径にズームカ
ム筒4が遊合していて、第1レンズ群ズーム枠2と第2
レンズ群保持枠3にそれぞれ植設したピン2Pと3Pが
固定胴1に設けた光軸方向の案内溝IG2とIG3およ
びズームカム筒4に設けたカム溝4C2と4C3にそれ
ぞれ摺動可能に係合しているから、カム筒4の外径歯車
部に咬合っているピニオン5を回転させカム筒4を光軸
周りに回動させることによって、第1レンズ群ズーム枠
2と第2レンズ群保持枠3を光軸方向にズーム移動させ
る。
したような構造のものであった。このズームレンズ鏡胴
は、固定胴1の内径に第1レンズ群ズーム枠2と第2レ
ンズ群保持枠3とが遊合し、固定胴1の外径にズームカ
ム筒4が遊合していて、第1レンズ群ズーム枠2と第2
レンズ群保持枠3にそれぞれ植設したピン2Pと3Pが
固定胴1に設けた光軸方向の案内溝IG2とIG3およ
びズームカム筒4に設けたカム溝4C2と4C3にそれ
ぞれ摺動可能に係合しているから、カム筒4の外径歯車
部に咬合っているピニオン5を回転させカム筒4を光軸
周りに回動させることによって、第1レンズ群ズーム枠
2と第2レンズ群保持枠3を光軸方向にズーム移動させ
る。
なお、ピニオン5は、固定胴1に支持されており、ズー
ム用の正逆回転モータ等によって回転させられる。この
ピニオン5やズームカム筒4の部分を覆う外装6が固定
胴1の先端部外径に嵌合して設けられている。また、第
1レンズ群ズーム枠2は、正逆回転する合焦用モータ7
と該モータ7によって光軸周りに回動させられる合焦カ
ム筒8を支持して、内径部に第1レンズ群保持枠9を遊
合しており、第1レンズ群保持枠9に植設したピン9P
が第1レンズ群ズーム枠2の光軸方向案内溝2G9と合
焦カム筒8のカム溝8C9に摺動可能に係合しているこ
とによって、合焦用モータ7で合焦カム筒8を回転させ
、第1レンズ群保持枠9を光軸方向に移動させて合焦位
置にもたらす。
ム用の正逆回転モータ等によって回転させられる。この
ピニオン5やズームカム筒4の部分を覆う外装6が固定
胴1の先端部外径に嵌合して設けられている。また、第
1レンズ群ズーム枠2は、正逆回転する合焦用モータ7
と該モータ7によって光軸周りに回動させられる合焦カ
ム筒8を支持して、内径部に第1レンズ群保持枠9を遊
合しており、第1レンズ群保持枠9に植設したピン9P
が第1レンズ群ズーム枠2の光軸方向案内溝2G9と合
焦カム筒8のカム溝8C9に摺動可能に係合しているこ
とによって、合焦用モータ7で合焦カム筒8を回転させ
、第1レンズ群保持枠9を光軸方向に移動させて合焦位
置にもたらす。
このようなズームレンズ鏡胴には以下述べるような問題
がある。■一定位置で回動するズームカム筒4の長さが
第1レンズ群ズーム枠2のズーム移動量の1.7倍程も
ある第2レンズ群保持枠3のズーム移動量よりも長くな
ければならず、したがって、ズームカム筒4を回動可能
に保持する固定胴1やズームカム筒4等を覆って保護す
る外装6の長さがそれよりも長くなる。■そして、この
ようなズームレンズ鏡胴を取り付けたカメーラは、重心
が前方に移行し、持った場合の安定性が悪くなり、落と
した場合にはレンズ側を下にして落ちるようになってレ
ンズ側を破損し易い。■また、このようなズームレンズ
鏡胴がレンズシャッタを備えたものである場合は特に、
カメラのファインダーをパララックス上の問題からでき
るだけ光軸に近付けて設けることが望ましいが、そうす
ると固定胴1や外装6が長く突出しているためファイン
ダーけられが発生し易く、この点オートフォーカス測距
窓やストロボ発光窓等を設けることについても同様であ
る。■重心やファインダーけられ等の問題を解消するた
めには、カメラを固定胴1や外装6の突出長に見合って
大型化せざるを得ない。
がある。■一定位置で回動するズームカム筒4の長さが
第1レンズ群ズーム枠2のズーム移動量の1.7倍程も
ある第2レンズ群保持枠3のズーム移動量よりも長くな
ければならず、したがって、ズームカム筒4を回動可能
に保持する固定胴1やズームカム筒4等を覆って保護す
る外装6の長さがそれよりも長くなる。■そして、この
ようなズームレンズ鏡胴を取り付けたカメーラは、重心
が前方に移行し、持った場合の安定性が悪くなり、落と
した場合にはレンズ側を下にして落ちるようになってレ
ンズ側を破損し易い。■また、このようなズームレンズ
鏡胴がレンズシャッタを備えたものである場合は特に、
カメラのファインダーをパララックス上の問題からでき
るだけ光軸に近付けて設けることが望ましいが、そうす
ると固定胴1や外装6が長く突出しているためファイン
ダーけられが発生し易く、この点オートフォーカス測距
窓やストロボ発光窓等を設けることについても同様であ
る。■重心やファインダーけられ等の問題を解消するた
めには、カメラを固定胴1や外装6の突出長に見合って
大型化せざるを得ない。
■上述のような問題をできるだけ軽減するため、固定胴
1や外装6の長さを第4図に示したような必要最小限の
長さにした場合、第1レンズ群ズーム枠2等が固定胴1
や外装6よりも前方に突出するようになり、その状態で
は第1レンズ群ズーム枠2に第5図に示したように外力
Fが加わり易く、そして外力Fが加わると、第1レンズ
群ズーム枠2と第2レンズ群保持枠3はそれぞれ別個に
固定胴1に遊合しているから、第1レンズ群ズーム枠2
のみが傾いて第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間
にチルト、シフトが発生し、画質が低下し易い。
1や外装6の長さを第4図に示したような必要最小限の
長さにした場合、第1レンズ群ズーム枠2等が固定胴1
や外装6よりも前方に突出するようになり、その状態で
は第1レンズ群ズーム枠2に第5図に示したように外力
Fが加わり易く、そして外力Fが加わると、第1レンズ
群ズーム枠2と第2レンズ群保持枠3はそれぞれ別個に
固定胴1に遊合しているから、第1レンズ群ズーム枠2
のみが傾いて第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間
にチルト、シフトが発生し、画質が低下し易い。
本発明は、上述の従来のズームレンズ鏡胴の問題を解消
するためになされたものであり、固定胴や外装の長さを
短くでき、したがって、カメラの重心を前方に移行させ
たり、ファインダーけられを生ぜしめたりすることが少
なくて、レンズ鏡胴のみならずカメラも小型、軽量化し
得る、しかも第1レンズ群を傾けたりその光軸を直角方
向にずらすような外力が作用しても画質の低下すること
が少ない2群ズームレンズ鏡胴の提供を目的とする。
するためになされたものであり、固定胴や外装の長さを
短くでき、したがって、カメラの重心を前方に移行させ
たり、ファインダーけられを生ぜしめたりすることが少
なくて、レンズ鏡胴のみならずカメラも小型、軽量化し
得る、しかも第1レンズ群を傾けたりその光軸を直角方
向にずらすような外力が作用しても画質の低下すること
が少ない2群ズームレンズ鏡胴の提供を目的とする。
本発明は、第1レンズ群と第2レンズ群が同方向にズー
ム移動し、第1レンズ群よりも第2レンズ群のズーム移
動量が大きい2群ズームレンズ鏡胴において、固定胴内
側に第1レンズ群ズーム枠を光軸方向に摺動可能に嵌装
して固定胴外側から光軸方向に動かし得るようにし、第
1レンズ群ズーム枠の内側にカム筒と第2レンズ群保持
枠とを、カム筒は光軸周りに回動可能に、第2レンズ群
保持枠はカム筒の内側で光軸方向に摺動可能に設けて、
カム筒に植設したピンを第1レンズ群ズーム枠の光軸方
向溝と固定胴のカム溝とに摺動可能に係合させ、第2レ
ンズ群保持枠に植設したピンをカム筒のカム溝に摺動可
能に係合させたことを特徴とする2群ズームレンズ鏡胴
にあり、この構成によって前記目的を達成する。
ム移動し、第1レンズ群よりも第2レンズ群のズーム移
動量が大きい2群ズームレンズ鏡胴において、固定胴内
側に第1レンズ群ズーム枠を光軸方向に摺動可能に嵌装
して固定胴外側から光軸方向に動かし得るようにし、第
1レンズ群ズーム枠の内側にカム筒と第2レンズ群保持
枠とを、カム筒は光軸周りに回動可能に、第2レンズ群
保持枠はカム筒の内側で光軸方向に摺動可能に設けて、
カム筒に植設したピンを第1レンズ群ズーム枠の光軸方
向溝と固定胴のカム溝とに摺動可能に係合させ、第2レ
ンズ群保持枠に植設したピンをカム筒のカム溝に摺動可
能に係合させたことを特徴とする2群ズームレンズ鏡胴
にあり、この構成によって前記目的を達成する。
以下、本発明を第1図乃至第3図に示した実施例によっ
て説明する。
て説明する。
第1図のズームレンズ鏡胴は、固定胴1の内側に第2レ
ンズ群ズーム枠2を光軸方向に摺動可能に嵌装し、その
第1レンズ群ズーム枠2が内側に光軸周りに回動自在に
ズームカム筒4と該カム筒4の内側に光軸方向に摺動可
能に第2レンズ群保持枠3を保持していて、第2レンズ
群保持枠3に植設したピン3Pがズームカム筒4のカム
溝4C3に摺動可能に係合し、ズームカム筒4に植設し
たピン4Pが第1レンズ群ズーム枠2に設けた周方向の
案内溝2G4と固定胴1に設けたカム溝IC4とに摺動
可能に係合している。そして、第1レンズ群ズーム枠2
の外径部には、光軸方向にラック2Rが設けられており
、このラック2Rに固定胴1に支持されたビニオン5が
固定胴1の筒壁部に設けた穴を通して咬合っている。そ
こで、正逆回転するピニオン5を回転してラック2Rに
より第1レンズ群ズーム枠2を図の右方にズーム移動さ
せると、ズームカム筒4は、そのピン4Pが第1レンズ
群ズーム枠2の周方向案内溝2G4に係合していること
によって同じ蛍光軸方向に移動し、同時に、ピン4Pが
固定胴1のカム溝ICdとも係合していることによって
光軸周りに回動する。このズームカム筒4の光軸方向の
移動と光軸周りの回動は、カム溝4C3からピン3Pを
介して、第2レンズ群保持枠3の光軸方向の移動に伝え
られ、第2レンズ群保持枠3は、第1レンズ群ズーム枠
2の光軸方向移動量にカム溝4C3のリード量を加えた
分だけ余計光軸方向に移動する。
ンズ群ズーム枠2を光軸方向に摺動可能に嵌装し、その
第1レンズ群ズーム枠2が内側に光軸周りに回動自在に
ズームカム筒4と該カム筒4の内側に光軸方向に摺動可
能に第2レンズ群保持枠3を保持していて、第2レンズ
群保持枠3に植設したピン3Pがズームカム筒4のカム
溝4C3に摺動可能に係合し、ズームカム筒4に植設し
たピン4Pが第1レンズ群ズーム枠2に設けた周方向の
案内溝2G4と固定胴1に設けたカム溝IC4とに摺動
可能に係合している。そして、第1レンズ群ズーム枠2
の外径部には、光軸方向にラック2Rが設けられており
、このラック2Rに固定胴1に支持されたビニオン5が
固定胴1の筒壁部に設けた穴を通して咬合っている。そ
こで、正逆回転するピニオン5を回転してラック2Rに
より第1レンズ群ズーム枠2を図の右方にズーム移動さ
せると、ズームカム筒4は、そのピン4Pが第1レンズ
群ズーム枠2の周方向案内溝2G4に係合していること
によって同じ蛍光軸方向に移動し、同時に、ピン4Pが
固定胴1のカム溝ICdとも係合していることによって
光軸周りに回動する。このズームカム筒4の光軸方向の
移動と光軸周りの回動は、カム溝4C3からピン3Pを
介して、第2レンズ群保持枠3の光軸方向の移動に伝え
られ、第2レンズ群保持枠3は、第1レンズ群ズーム枠
2の光軸方向移動量にカム溝4C3のリード量を加えた
分だけ余計光軸方向に移動する。
以上によって第1レンズ群ズーム枠2と第2レンズ群保
持枠3のズーム移動が行われる。なお、第1レンズ群ズ
ーム枠2は、その外径部の突起2Bが固定胴1の光軸方
向案内溝IGに摺動可能に保合していること、あるいは
ラック2Rが形成されている部分を固定胴1の光軸方向
に摺動可能に保合させることによって、光軸方向のみに
動くことかでき、第2レンズ群保持枠3は、第1レンズ
群ズーム枠2に保持されている光軸方向の案内棒10と
摺動可能に係合していることによって、光軸方向のみに
動くことができる。第1レンズ群ズーム枠2に対する第
1レンズ群保持枠9の合焦移動機構や外装6の固定胴ト
ロ取り付は機構は、第4図のズームレンズ鏡胴と全く同
じである。
持枠3のズーム移動が行われる。なお、第1レンズ群ズ
ーム枠2は、その外径部の突起2Bが固定胴1の光軸方
向案内溝IGに摺動可能に保合していること、あるいは
ラック2Rが形成されている部分を固定胴1の光軸方向
に摺動可能に保合させることによって、光軸方向のみに
動くことかでき、第2レンズ群保持枠3は、第1レンズ
群ズーム枠2に保持されている光軸方向の案内棒10と
摺動可能に係合していることによって、光軸方向のみに
動くことができる。第1レンズ群ズーム枠2に対する第
1レンズ群保持枠9の合焦移動機構や外装6の固定胴ト
ロ取り付は機構は、第4図のズームレンズ鏡胴と全く同
じである。
第2図のズームレンズ鏡胴は、第1レンズ群ズーム枠2
が固定胴1に支持された正逆回転する歯車と一体のねし
5′に固定胴1に設けた光軸方向溝IG2を通して螺合
していて、ねじ5′の回転により光軸方向にズーム移動
させられる点が第1図のズームレンズ鏡胴と異なるのみ
である。
が固定胴1に支持された正逆回転する歯車と一体のねし
5′に固定胴1に設けた光軸方向溝IG2を通して螺合
していて、ねじ5′の回転により光軸方向にズーム移動
させられる点が第1図のズームレンズ鏡胴と異なるのみ
である。
なお、第1図、第2図は、便宜上、固定胴1のカム溝I
C4と第1レンズ群ズーム枠2のラック2R部分が入り
込む光軸方向溝、あるいは第1レンズ群ズーム枠2のね
じ5′に螺合している腕部が貫通している光軸方面5i
c2とを、光軸周りの同じ位置で光軸方向に並んでいる
よに示しているが、実際はカム溝IC4と光軸方向溝は
光軸周りの異なった位置に設けられるから、カム溝IC
4の長さと光軸方向溝あるいはラック2Rまたはねし5
′の長さが光軸方向で重なるような長さであっても何等
支障はない。
C4と第1レンズ群ズーム枠2のラック2R部分が入り
込む光軸方向溝、あるいは第1レンズ群ズーム枠2のね
じ5′に螺合している腕部が貫通している光軸方面5i
c2とを、光軸周りの同じ位置で光軸方向に並んでいる
よに示しているが、実際はカム溝IC4と光軸方向溝は
光軸周りの異なった位置に設けられるから、カム溝IC
4の長さと光軸方向溝あるいはラック2Rまたはねし5
′の長さが光軸方向で重なるような長さであっても何等
支障はない。
以上のような第1図、第2図のズームレンズ鏡胴では、
移動量の大きい第2レンズ群保持枠3のズーム移動が、
ズームカム筒4の第1レンズ群ズーム枠2と同じ光軸方
向の移動と、光軸周りの回動によるカム溝4C3のリー
ドとによって行われるから、カム溝4C3の光軸方向の
長さが第2レンズ群保持枠3と第1レンズ群ズーム枠2
の最大ズーム移動量の差より若干長い程度でよく、した
がってズームカム筒4の長さもそれに伴って短くするこ
とができて、第1レンズ群ズーム枠2のズームカム筒4
を保持する部分の長さも短くて済み、移動量の小さい第
1レンズ群ズーム枠2を保持するを保護する外装6の長
さも短くできる。したがって、レンズ鏡胴自体が小型、
軽量化されるばかりでなく、カメラの重心を前方に移行
させたり、ファインダーけられを生ぜしめることも少な
いから、カメラ本体も小型軽量化し得る。さらに、第3
図に示したように、外力Fが第1レンズ群ズーム枠2等
に加わって、第1レンズ群L1が傾いたり、光軸がずれ
たりした場合、第1レンズ群ズーム枠2に保持されてい
る第2レンズ群保持枠3にも外力Fの影響が及ぶから、
第2レンズ群L2も一緒に傾いたり、光軸がずれたりす
るようになって、その結果チルト、シフトは許容量の大
きいガウス面11との間で生ずるようになり、画質が低
下することは少ない。
移動量の大きい第2レンズ群保持枠3のズーム移動が、
ズームカム筒4の第1レンズ群ズーム枠2と同じ光軸方
向の移動と、光軸周りの回動によるカム溝4C3のリー
ドとによって行われるから、カム溝4C3の光軸方向の
長さが第2レンズ群保持枠3と第1レンズ群ズーム枠2
の最大ズーム移動量の差より若干長い程度でよく、した
がってズームカム筒4の長さもそれに伴って短くするこ
とができて、第1レンズ群ズーム枠2のズームカム筒4
を保持する部分の長さも短くて済み、移動量の小さい第
1レンズ群ズーム枠2を保持するを保護する外装6の長
さも短くできる。したがって、レンズ鏡胴自体が小型、
軽量化されるばかりでなく、カメラの重心を前方に移行
させたり、ファインダーけられを生ぜしめることも少な
いから、カメラ本体も小型軽量化し得る。さらに、第3
図に示したように、外力Fが第1レンズ群ズーム枠2等
に加わって、第1レンズ群L1が傾いたり、光軸がずれ
たりした場合、第1レンズ群ズーム枠2に保持されてい
る第2レンズ群保持枠3にも外力Fの影響が及ぶから、
第2レンズ群L2も一緒に傾いたり、光軸がずれたりす
るようになって、その結果チルト、シフトは許容量の大
きいガウス面11との間で生ずるようになり、画質が低
下することは少ない。
図示例のズームレンズ鏡胴は、合焦やズーミングがモー
タ等によって行われて、ビデオカメラ等に好適に用いら
れるが、本発明はこれに限らず、手動で合焦やズーミン
グを行うようなものであってもよい。
タ等によって行われて、ビデオカメラ等に好適に用いら
れるが、本発明はこれに限らず、手動で合焦やズーミン
グを行うようなものであってもよい。
既に述べたように、本発明2群ズームレンズ鏡胴は、そ
れ自体小型、軽量に構成されるだけでなく、カメラ本体
も小型、軽量化することができ、外力が加わった場合に
も画質低下することが少ないと言う優れた効果を奏する
。
れ自体小型、軽量に構成されるだけでなく、カメラ本体
も小型、軽量化することができ、外力が加わった場合に
も画質低下することが少ないと言う優れた効果を奏する
。
第1図および第2図はそれぞれ本発明レンズ鏡胴の一例
を示す構成断面図、第3図は本発明レンズ鏡胴に外力が
作用してレンズが傾いた場合の影響を示す第1.2図の
共通概略図、第4図は従来の2群ズームレンズ鏡胴の例
を示す構成断面図、第5図は第4図のレンズ鏡胴に外力
が作用してレンズが傾いた場合の影響を示す概略図であ
る。 1・・・固定胴、 2・・・第1レンズ群ズーム枠、 3・・・第2レンズ群保持枠、 4・・・ズームカム筒、 5・・・ピニオン、5′
・・・ねじ、 6・・・外装、7・・・合焦用
モータ、 8・・・合焦カム筒、9・・・第1レン
ズ群保持枠、 10・・・案内棒、 11・・・ガウス面。 特許出願人 小西六写真工業株式会社第1図 第2図 第4図 第5図
を示す構成断面図、第3図は本発明レンズ鏡胴に外力が
作用してレンズが傾いた場合の影響を示す第1.2図の
共通概略図、第4図は従来の2群ズームレンズ鏡胴の例
を示す構成断面図、第5図は第4図のレンズ鏡胴に外力
が作用してレンズが傾いた場合の影響を示す概略図であ
る。 1・・・固定胴、 2・・・第1レンズ群ズーム枠、 3・・・第2レンズ群保持枠、 4・・・ズームカム筒、 5・・・ピニオン、5′
・・・ねじ、 6・・・外装、7・・・合焦用
モータ、 8・・・合焦カム筒、9・・・第1レン
ズ群保持枠、 10・・・案内棒、 11・・・ガウス面。 特許出願人 小西六写真工業株式会社第1図 第2図 第4図 第5図
Claims (3)
- (1)第1レンズ群と第2レンズ群が同方向にズーム移
動し、第1レンズ群よりも第2レンズ群のズーム移動量
が大きい2群ズームレンズ鏡胴において、固定胴内側に
第1レンズ群ズーム枠を光軸方向に摺動可能に嵌装して
固定胴外側から光軸方向に動かし得るようにし、第1レ
ンズ群ズーム枠の内側にカム筒と第2レンズ群保持枠と
を、カム筒は光軸周りに回動可能に、第2レンズ群保持
枠はカム筒の内側で光軸方向に摺動可能に設けて、カム
筒に植設したピンを第1レンズ群ズーム枠の光軸方向溝
と固定胴のカム溝とに摺動可能に係合させ、第2レンズ
群保持枠に植設したピンをカム筒のカム溝に摺動可能に
係合させたことを特徴とする2群ズームレンズ鏡胴。 - (2)前記第1レンズ群ズーム枠の光軸方向の移動が第
1レンズ群ズーム枠に設けた光軸方向のラックと咬合う
固定胴に設けたピニオンの回転によって行われる特許請
求の範囲第1項記載の2群ズームレンズ鏡胴。 - (3)前記第1レンズ群ズーム枠の光軸方向の移動が第
1レンズ群ズーム枠に設けた光軸方向のねじ孔と螺合す
る固定胴に設けたねじ棒の回転によって行われる特許請
求の範囲第1項記載の2群ズームレンズ鏡胴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62118860A JP2630398B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | ズームレンズ鏡胴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62118860A JP2630398B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | ズームレンズ鏡胴 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63284511A true JPS63284511A (ja) | 1988-11-21 |
JP2630398B2 JP2630398B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=14746926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62118860A Expired - Lifetime JP2630398B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | ズームレンズ鏡胴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2630398B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0749448A (ja) * | 1994-03-14 | 1995-02-21 | Nikon Corp | ズームレンズ鏡筒 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63149615A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-22 | Fuji Photo Optical Co Ltd | カメラのレンズ移動構造 |
-
1987
- 1987-05-18 JP JP62118860A patent/JP2630398B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63149615A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-22 | Fuji Photo Optical Co Ltd | カメラのレンズ移動構造 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0749448A (ja) * | 1994-03-14 | 1995-02-21 | Nikon Corp | ズームレンズ鏡筒 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2630398B2 (ja) | 1997-07-16 |
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