JPS63282963A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は外部記憶装置としての磁気ディスク装置に関す
る。

（従来の技術） 従来の磁気ディスク装置は主としてディジタルデータの
記録再生に用いられて来た。

磁気ディスク装置はディジタルデータの記録再生を行な
うに必要な情報をあらかじめフォーマツティングしてデ
ィスク板上に記録しておく。　磁気ディスク装置の記録
過程においては、まずヘッドを目的のトラック上に移動
して、ホスト側から送出されるディジタルデータ列を所
定の長さに区切りながら再生時に必要な情報を付加して
フォーマットされたディスク板上の所定の位置にとびと
びに記録する。引き続きデータを記録したい場合には、
データの記録を一時中断し、ヘッドが次の目的トラック
上に移動するのを待って再び記録動作を開始する。

磁気ディスク装置の再生過程においても、まずヘッドを
目的のトラック上に移動して、トラック上に間隔を置い
て記録されているディジタルデータを再生しホスト側へ
送出する。他トラツク上のデータを引き続き再生したい
場合には、ホスト側への送出を中断し、ヘッドが目的の
トラック上へ移動するのを待って再び再生動作を開始す
る。

以上に説明したように従来の磁気ディスク装置とホスト
との間のディジタルデータのやりとりは間欠的である。

従って途切れなく連続的に送出されるデータ列を記録再
生するには、従来の磁気ディスク装置は不向きである。

さらに、途切れなく連続的なデータ列として、例えばビ
ディオカメラ等から送出される動画像データを考えるな
らば、そのデータの転送レートは画面の水、平方向の画
素数、垂直方向の画素数、階調数および１秒間当りのフ
レーム数の積となり、非常に大きな値となり、従来の磁
気ディスク装置のようにシリアルにデータを記録再生す
るのではデータの転送スピードが間に合わず、また長時
間の記録を実現するには容量的にも不足である。

（発明が解決しようとする問題点） 従来型の磁気ディスク装置はホストとの間のデータのや
りとりが間欠的であり、かつデータ転送レートおよびデ
ータの容量の点で不足するために、動画像データのよう
な途切れなく連続的で、高速。

大量のデータを記憶するには不向きであった。

本発明は上記従来型の磁気ディスク装置の不都合を改良
し、ホスト側から連続的に送出される高速かつ大量のデ
ィジタルデータを記録再生することができる磁気ディス
ク装置を提供することを目　□的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明は、ディジタルデータを記録再生する磁気ディス
ク装置において、同時に複数のヘッドを用いて、複数の
ディスク板上に記録再生ができるようにした多数チャン
ネルのヘッドディスクアッセンブリ（以後ＨＤＡと称す
）を複数台用い、それぞれのＨＤＡのスピンドルモータ
を同期回転させ、ＨＤＡとホストとの間に複数のバッフ
ァメモリグループを備え、ホスト装置とのデータの受は
渡しをパラレルチャンネルで行うことによって、ホスト
装置から高転送レートで送出される連続データを記録し
、またホスト装置に対して高転送レートの連続データを
再生することを特徴とする。

（作　用） 本発明において、ホスト側から送出された多数チャンネ
ルの連続データは、まず複数のバッファメモリグループ
に収容される。この複数のバッファメモリを備えること
により、ホスト側からＨＤＡへのデータの転送をバッフ
ァリングし、書き出しのタイミング待ちと再生時に必要
なデータを付加するための時間的余裕を確保する。また
、複数のバッファメモリグループからＨＤＡに対するデ
ータの書゛き込みも、複数のＨＤＡが同期運転を行って
いるため、一つのＨＤＡにデータを書き込んでいる際に
他のＨＤＡはヘッドの移動作を行うことができ、ＨＤＡ
が回転待ちを行うことなくスムーズに行うことができる
。

ホスト側へのデータの送出に関しても上記同様に、複数
のＨＤＡから複数のバッファメモリグループへのデータ
の転送がスムーズに行われ、複数のバッファメモリグル
ープでバッファリングすることによりホストに対し、連
続に多数チャンネルのデータ列を送出することか可能と
なる。

（実施例） 以下、図面を参照しながら、本発明の詳細について説明
する。

第１図に本発明による磁気ディスク装置の一実施例を示
す。最初に磁気ディスク上にデータを記録する場合の動
作について説明する。

上位のホスト装置１からはパラレルチャンネルのデータ
列がデータバス１０１を通して切り換えゲート２に送ら
れる。上位のホスト装置１からは、リード・ライト切り
換え信号１０２が切り換えゲート２とタイミングコント
ロール部１１に送出され、データに同期したクロック１
０３がタイミングコントロール部１１に送出される。切
り換えゲート２はバッファメモリ部３，４．５のうち適
当なバッファメモリ部にデータが送出されるように、タ
イミングコントロール部１１からの指示１０４に従って
パラレルチャンネルデータバス１０５．１０６．１０７
のうちの適当なデータバスにデータバス１０１から入力
されるデータ列を送出する。バッファメモリ部３゜４．
５はタイミングコントロール部１１から送出されるアド
レス信号１１１，１１２，１１３とコントロール信号１
０８，１０９，１１０にもとづいて切り換えゲート２を
介して送られてくるホスト装置からのデータ列をバッフ
ァリングし、ディスク上への書き込み開始までの時間待
ちを行い、ホスト装置１から送られて来たデータ列に、
再生時に必要な情報を付加し、新たなパラレルチャンネ
ルのデータ列として、データバス１１４，１１５，１１
６を通して切り換えゲート６に送出する。バッファメモ
リ部３，４．５は、インプットの状態とアウトプットの
状態のものが常に１つずつあり、一度インプットされた
データがすべてアウトプットされるまでは重ねてインプ
ットされることのないように、またホスト装置側からイ
ンプットされたデータ列とディスク側に送出するデータ
列との順番が狂わないように、タイミングコントロール
部１１によって制御される。切り換えゲート６は、デー
タバス１１４．１１５．１１６のうちいずれか１つから
送出されるパラレルチャンネルのデータ列をタイミング
コントローラ部１１からのコントロール信号１１７に従
ってＨＤＡ７，８のいずれかを選択し、データバス１１
８．１１９の一方にパラレルチャンネルのデータ列を送
出するゲートとして働く。

ＨＤＡ７．８はスピンドルモータ駆動回路９゜１０に対
しインデックス信号１２３．１２５を迭り、スピンドル
モータ駆動回路９．ｌＯにおいては、タイミングコント
ロール部から送られてくるスピンドルモータ同期用基準
信号１２６とインデックス信号１２３゜１２５との周波
数と位相の比較を行い、スピンドルモータに対し、スピ
ンドルモータ同期用基準信号に関して同期回転するよう
に、スピンドルモータ制御線１２２．１２４を通してコ
ントロール信号を送出する。ＨＤＡへのデータの書き込
みは、データバス１１８．１１９で送られて来るパラレ
ルチャンネルのデータ列をＨＤＡコントロール信号１０
２．１２１に従ってライトするＨＤＡを交互に選択しな
がら書き込むことによって行われる。ここに用いるＨＤ
Ａは同時に複数のヘッドでリードライトが可能なパラレ
ルチャンネルのものを用いる。ヘッドのアクセスに関し
ては、ＨＤＡコントロール信号１２０゜１２１に従って
、ライト動作を行っていない方のＨＤＡのヘッドを移動
することによってＨＤＡ上への連続的なデータの書き込
みを実現している。

以上に述べた一連の手続きによってホスト装置から任意
の時間に送出される連続データ列のディスク上への書き
込みが可能となる。次に磁気ディスク上から連続データ
を読み出す場合について説明する。

リード動作はライト動作することによって説明する。最
初にリード・ライト切り換え信号がリードに切り換わる
ことによってリード動作は開始される。ＨＤＡコントロ
ール信号１２０．１２１によってリードとヘッドアクセ
スを交互に繰り返しながらＨＤＡ７，８からはデータバ
ス１１８．１１９を通して交互にパラレルチャンネルの
連続データ列が切り換えゲート６に送られる。切り換え
ゲート６ではタイミングコントロール部１１からの信号
１１７に従って適当なバッファメモリ部にＨＤＡ側から
入力したデータ列を送出する。バッファメモリ部３゜４
．５ではアドレス信号１１１，１１２，１１３バツフア
メモリコントロ一ル信号１０８，１０９，１１０にもと
づいて１つのバッファメモリ部はＨＤＡ側からのデータ
列のインプットに用い、他の１つはホスト装置１側のデ
ータ列のアウトプットに用い、複数のバッファメモリ部
間でその動作を次々と交替することによって切り換えゲ
ート２に対してデータバス１０５、１０６．１０７を通
してＨＤＡから送出されるデータから再生時に必要な情
報を除去したホスト装置で必要なパラレルデータ列とし
て送出する。切り換えゲート２ではタイミングコントロ
ール部１１からの信号１０４に従ってデータバス１０５
．１０６．１０７のうち適当なものとホスト装置１への
データバス１０１　と接続するようにゲートを開く。

以上述べた一連の動作によってホスト装置と本発明によ
る磁気ディスク装置との間のデータのリード・ライト動
作は完成する。

上記実施例において、ＨＤＡとして多数のディスク板上
にパラレルチャンネルでリード・ライトできるものを用
いた場合について説明したが、従来型の１チヤンネルの
リード・ライトのみ行うＨＤＡを用いた場合でも、その
ＨＤＡをパラレルチャンネル数の２倍の台数用意し、１
つのＨＤＡがパラレルチャンネルのうちの１チヤンネル
を受は持つようにしたＨＤＡグループを２つ用意し、こ
こに用意したすべてのＨＤＡが同期して運転するように
することによって、先に述べた実施例と同様の効果が一
層大容量で実現することができる。

また、以上に説明したパラレルチャンネルを持つ１対の
ＨＤＡあるいは１対のＨＤＡグループを、単位ユニ′ッ
トと考え、この単位ユニットを容量の方向あるいはチャ
ンネル数の方向に増設し、すべてのＨＤＡを同期運転さ
せることにより、記憶容量あるいはデータの転送レート
の増大に対応することができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ホスト装置から任意の時間に連続的に
多数チャンネルで送出されるデータを記憶することが可
能となり、かつホスト装置に対し、任意の時間に連続的
に多数チャンネルで再生することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すブロック図である。 １・・・ホストｉ［３，４，５・・・バッファメモリ部
７．８・・・ＨＤＡ　　　　　　　９，１０・・・スピ
ンドルモータ駆動回路代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　松山光之

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディジタルデータを記録再生する磁気ディスク装
   置において、複数台のディスク装置のスピンドルモータ
   を同期運転することにより複数台のディスク装置のうち
   １台が記録・再生動作を行っている時に他のディスク装
   置がヘッド位置決め動作を行い、さらにディスク装置と
   ホスト装置との間にバッファメモリを備えることにより
   、ホスト装置から送出されるデータ列をディスク上に実
   際に書き込むデータ列に編成するための時間余裕を得る
   ことによって、任意の時間にホスト装置から送出される
   連続的なデータ列を記録し、またホスト装置に対し連続
   データを再生することを特徴とする磁気ディスク装置。