JPS63282659A - 核酸の測定方法および測定剤 - Google Patents

核酸の測定方法および測定剤

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JPS63282659A
JPS63282659A JP63091897A JP9189788A JPS63282659A JP S63282659 A JPS63282659 A JP S63282659A JP 63091897 A JP63091897 A JP 63091897A JP 9189788 A JP9189788 A JP 9189788A JP S63282659 A JPS63282659 A JP S63282659A
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JP
Japan
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dna
methylase
nucleic acid
antibody
probe
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JP63091897A
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ベルント・レツクマン
エルヴイン・リーケ
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Merck Patent GmbH
Original Assignee
Merck Patent GmbH
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H21/00Compounds containing two or more mononucleotide units having separate phosphate or polyphosphate groups linked by saccharide radicals of nucleoside groups, e.g. nucleic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6804Nucleic acid analysis using immunogens
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/573Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for enzymes or isoenzymes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、5−アザ−2′−デオキシシチジン(daz
aC)、DNAメチラーゼおよび抗−DNAメチラーゼ
抗体を用いる核酸の測定方法および測定剤に関する。
DNAハイブリダイゼーションの技術は、遺伝性のある
いは微生物性の疾患の研究および診断に、近年広く応用
されている。DNAハイブリダイゼーションは、ハイブ
リダイゼーション条件の下に、2個の一本鎖相補DNA
分子が二重らせんを形成することに基づいている。同様
にして、一本鎖DNA分子とRNA分子は、DNA/ 
RNAハイブリッドを生じる。
特定の核酸配列を検出するには、検体中に含まれる核酸
を、変性により一本鎖に分離する。
次に、得られた一本鎖を不活性表面例えばニトロセルロ
ースまたはナイロン膜上に固定する。
その固定された一本鎖を相補ポリヌクレオチドと、固定
一本鎖配列および相補ポリヌクレオチド・プローブから
二本鎖が形成され得るように解離温度より低い温度で接
触させる。洗浄工程の後、ポリヌクレオチド・プローブ
と測定されるべき核酸配列より構成される生成二本鎖が
検出される。このt;めに、相補ポリヌクレオチド・プ
ローブをその位置を再び定めるのに適した方法で標識す
る。この標識は、通常、燐、ヨウ素、硫黄または水素の
ラジオアイソトープを取り込ませることによって行われ
る。
この方法の欠点の主たるものは、放射性物買を取り扱う
ことが必要となる点、およびそれに伴って様々な義務が
生じ安全措置を講じなければならない点である。このI
;め、核酸の放射性標識を非放射性検出系で置き換える
べく、多くの試みが従来より、なされている。すなわち
、ピリミジン環またはプリン環上に共有結合したビオチ
ンを含有するヌクレオチドトリホスフェート・アナロー
ブが合成されている(EP 63.879参照)。これ
らのヌクレオチド誘導体はRNAポリメラーゼおよびD
NAポリメラーゼの気質であることから、ビオチン−標
識ポリヌクレオチドを酵素的に調製しそしてそれらをハ
イブリダイゼーションに用いることができる。検出は、
従来より知られているアビジン/ビオチン相互作用に基
づいており、そして形成された二本鎖はアフイニテイ検
出系(例えばアビジン−ペルオキシダーゼ)を用いて検
出される。しかしながら、この方法には、極めて多くの
生物学的材料中にビオチンが存在し、そのため、それを
検出した結果しばしば障害となる信号が生じるという欠
点がある。
更に、近年では、抗原/抗体相互作用がDNAハイブリ
ダイゼーションの検出に用いられている。ハイブリダイ
ゼーションが生起した後、古典的な免疫学的方法、例え
ば、場合により標識されている特異抗体/酵素接合体(
コンジュゲート)、を検出に用いる。この抗yK/抗体
反応における抗原は、例えば、DNAまたはDNA/R
NAから形成された二本鎖とすることができる。すなわ
ち、ヨーロッパ特許出願EP 135.159では、二
本鎖天然(native)DNAに対するモノクローナ
ル抗体が用いられている。ヨーロッパ特許出願EP 1
63.220においては、プローブとしてのリボ核酸、
および特異抗−DNA/ RNAハイブリッド抗体が用
いられている。いずれの場合においても、測定されるべ
き核酸は、ハイブリダイゼーションが生起した後、特異
標識抗体を生成二重らせんまたはDNA/ RNAまた
はRNA/ RNAハイブリッドに結合させることによ
って検出される。
天然DNAに対する特異抗体を使用することの重大な欠
点は、ポリヌクレオチド・プローブが、ハイブリダイゼ
ーション条件下に、検出されるべきDNAとハイブリダ
イズするとき、検出されるべきDNA二重らせんの部分
が形成され、この結果、抗体の非特異的結合を招く点で
ある。もう一つの欠点はプローブがリポ核酸に制約され
る点である。何故ならば、リポ核酸を使用する場合、p
Hが高すぎたり、あるいはりボヌクレアーゼ活性が導入
されたりすることにょろりポ核酸の損傷または破壊を防
ぐには、特に厳しい条件がハイブリダイゼーション反応
に課せられるからである。
免疫学的反応における抗原は、ハプテンにより共有結合
的に修飾されたポリヌクレオチド・プローブとすること
もできる。これは、例えば、ハプテンをブリッジング・
メンバーを介してポリヌクレオチド・プローブに共有結
合的に結合することによって行われる(EP 173.
251)。この方法の欠点は、ハプテンによってポリヌ
クレオチドプローブと検出されるべきDNAの間の効率
的ハイブリダイゼーションが制限される点である。修飾
されt;ヌクレオチドトリホスフェートの形で酵素的に
DNA中に取り込むこともできるような比較的小さ目の
ハプテンは、ハイブリダイゼーション反応においてこの
ような大きな障害を生じることはない。従って例えば、
ブロモウラシル(EP 102.228参照)およびN
 −2−アセチルアミノフルオレン(EP 97.66
4参照)の使用が開示されている。ハイブリダイゼーシ
ョンは次いで、このDNA含有修飾ヌクレオチドに対す
る特異抗体により検出される。しかしながら、使用され
る修飾ヌクレオチドは、はとんど発癌物質であり、その
取扱いには必然的に予防措置をとらなければならず、ま
た健康に対する危険の可能性が伴う。
本発明の目的は、前述の諸欠点のない新しい剤および方
法を利用可能にすることにある。
この目的は、本発明により、DNAメチラーゼ、抗−D
NAメチラーゼ抗体および5−アザ−2′−デスオキシ
シチジンまたは5−アザシチジンを用いた核酸測定方法
および核酸測定剤により達成される。
本発明は、測定されるべき核酸配列を一本鎖に変えそし
てそれら一本鎖を相補ポリヌクレオチド・プローブと反
応させることより成る検体中の核酸の測定方法において
、該ポリヌクレオチド・プローブ中のシチジンを5−ア
ザ−2′−デスオキシシチジンまたは5−アザシチジン
で置き換え、そしてこのプローブを場合により標識され
ていることのあるDNAメチラーゼを結合しそしてその
メチラーゼを場合により標識されていることのある特異
抗−メチラーゼ抗体を介して、またはマーカーを介して
検出することによって測定することを特徴とする前記方
法に関する。
本発明は、更に、シチジンの代わりに5−アザ−2′−
デオキシシチジンまたは5−アザシチジンを含むポリヌ
クレオチド・プローブを含み、そして場合により標識さ
れていることのあるメチラーゼ、および場合により標識
されていることのある抗−メチラーゼ抗体を含む核酸の
測定剤に関する。ポリヌクレオチド・プローブは二本鎖
、一本鎖、または場合により標識されているメチラーゼ
との複合体の形であってもよい。
驚くべきことに、哺乳動物細胞からのDNAメチラーゼ
の5−アザシチジンに対する高い結合親和性を利用する
ことにより測定されるべき核酸種の検出を首尾よく行う
ことができることを見出した。このために、ポリヌクレ
オチド・プローブ中のd−シチジンを5−アザ−2′−
デオキシシチジンで置き換える。検出は、生成するDN
Aハイブリッドを真核生物のDNAメチルトランスフェ
ラーゼ(−DNAメチラーゼ)と共にインキュベーショ
ンし、安定なdazaC/メチルトランスフェラーゼ複
合体を形成することにより行われる。これらの複合体は
、次いで、既知の免疫学的方法を用いて、DNAメチル
トランスフェラーゼに対する特異抗体により検出するこ
とができる。
真核生物のDNAメチラーゼは、既知の方法により、例
えばヒト胎盤から単離される(Biochem。
Biophys、 Acta、 740.323 (1
983)参照)。精製酵素は「コンサーペーション(c
onservat 1on)Jおよび「ドノポ(de 
novo)」メチラーゼ活性を有するl 90KDポリ
ペプチドである。これらの活性によって、DNAメチラ
ーゼは、一本鎖核酸および二本鎖核酸の両方に結合する
。しかしながらdazaCで修飾されたDNAへの結合
は、極めて安定性が高く、そのため、それは不安定化条
件、例えば高い塩濃度、の下でも解離しない。これによ
って、驚くべきことに、核酸への非特異的結合を完全に
抑え、そしてdazaC−含有DNAに対するメチラー
ゼの結合のみを許す条件を見出すことが可能となる。メ
チラーゼとdazaC−含有DNAとで構成される複合
体は厳しいハイブリダイゼーション条件にも耐えるので
、DNAメチラーゼおよびdazaCはハイブリダイゼ
ーション反応の検出に著しく適している。
真核生物のDNAメチラーゼに対するモノクローナル抗
体は、既知の方法により、例えばマウスを精製メチラー
ゼ免疫し、そしてハイブリドーマ細胞クローンを構築す
ることにより調製される(Eur、 J、 Ce11.
 Biol、 34.330 (1984)参照)。
dazaC−またはazaC−含有ポリヌクレオチド・
プローブの調製は、既知の酵素的方法により、例えばポ
リメラーゼIの使用によるdazaCTPの取込みにツ
クトランスレーション; Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 USA 72.1
184 (1975)参照)により行うことができる。
しかしながら、このためには、5”dazaCを相当す
るトリホスフェートに変えなければならない。これは、
1.5モル過剰のPOCQ、を5’−dazaCに0°
Cで添加し、そして反応を18°Cで1時間撹拌しなが
ら行うことにより行われる。次に2倍過剰のトリエチル
アンモニウムピロホスフェートを0℃で添加し、そして
反応を18℃で1時間行う。形成された5 ’−daz
aCTPは、セルロース薄層クロマトグラフィーにより
、またはHPLCによって精製する。
酵素的取込みにより5’−dazaCTPで標識された
DNAプローブは一本鎖または二本鎖の形でハイブリダ
イゼーションアッセイに用いることができる。5−アザ
−2′−デオキシシチジンはある条件下に加水分解され
、開環してデオキシリボフラノシル−3−グアニル尿素
を与える。この加水分解の起こり方は、一本鎖DNAの
場合よりも二本鎖DNAの場合の方がゆっくりとしてい
る。
この効果を利用すれば、ハイブリダイゼーションが生起
した後に、ハイブリダイズされないポリヌクレオチド・
プローブを除去せずに済ませることができる。
本発明により誘導体化された核酸と、分析されるべき検
体中の相補核酸との間の実際のハイブリダイゼーション
工程は、既知の方法により行われる。固相でのハイブリ
ダイゼーションが好ましい。このためには、核酸を一本
鎖に分離した後、検出されるべき核酸を固相に固定する
ニトロセルロースまたはナイロン膜が常法にならって用
いられる。その固定された核酸を、次に、ハイブリダイ
ゼーション条件下にdazaC−含有ポリヌクレオチド
・プローブと接触させる。
そのハイブリダイゼーションは、次いで、常法にならっ
た洗浄およびプロッキング工程の後、DNAメチラーゼ
の添加の添加およびそれとのインキュベーションにより
検出することができる。
dazaC−含有DNAとDNAメチラーゼの間の結合
定数が極めて高いことは、検出されるべきDNA。
ポリヌクレオチド・プローブおよびDNAメチラーゼで
構成される極めて安定な複合体が形成されることを意味
する。未結合DNAメチラーゼおよびハイブリダイズさ
れないポリヌクレオチド・プローブを除去した後、ハイ
ブリダイゼーションを、例えば、モノクローナル・マウ
ス抗−DNAメチラーゼ抗体およびβ−ガラクトシダー
ゼと接合した第2の抗−マウスIgGを用いて結合DN
Aメチラーゼを検出することにより、検出することがで
きる。
更に、dazaCおよびDNAメチラーゼの使用は、D
NAハイブリダイゼーションを簡単に検出するための多
くの他の可能性をも提供する。すなわち、遺伝子操作に
よりまたは化学的に調製されたDNAメチラーゼ/酵素
接合体、またはマーカーに結合されたDNAメチラーゼ
を形成されたハイブリッドの検出に用いることができ、
また既知の結合アッセイに用いられるあらゆるマーカ−
(標識)を用いることができる。これによって抗−メチ
ラーゼ抗体とインキュベーションする必要がなくなる。
別の態様例においては、dazaC−含有ポリヌクレオ
チド・プローブをハイブリダイゼーションの前にDNA
メチラーゼとインキュベートし、そして形成されたDN
Aメチラーゼ/ポリヌクレオチド・プローブ複合体をハ
イブリダイゼーションに用いる。この場合にも、検出さ
れるべき核酸とのハイブリダイゼーションは、ノ1イブ
リダイゼーションおよび常法にならった洗浄工程を行っ
た後、抗−DNAメチラーゼ抗体をメチラーゼに既知の
方法により結合させることにより検出される。マーカー
または酵素に結合されたDNAメチラーゼとポリヌクレ
オチド・プローブとで構成される複合体を直接用いれば
、この工程を省くことができる。
更に、抗−dazaC抗体を、検出されるべきDNAと
ハイブリダイゼーションさせた後でdazaC−含有ポ
リヌクレオチド・プローブとインキュベートすることも
できる。そのハイブリダイゼーションは、次いで、マー
カーを付した第2の抗体を用いて既知の免疫学的方法に
より、あるいはその抗−dazaC抗体がマーカーまた
は酵素に結合されている場合には直接的に、検出される
DNAメチラーゼは天然DNAに対しても結合すること
から、DNAメチラーゼ、またはマーカーまたは酵素に
結合されたメチラーゼ、および天然の一本鎖または二本
鎖のDNAから構成される共有結合複合体を、近紫外線
域での照射により、あるいはタンパクおよび核酸間の他
の既知の化学的架橋反応により、容易に形成することが
できる。この複合体は次いでハイブリダイゼーションに
直接使用でき、また常法により検出することができる。
核酸をdazaCTPの取込みによって修飾してもハイ
ブリダイゼーション反応には全く影響しないばかりか、
ハイブリダイゼーション反応で形成されたDNA/DN
Aハイブリッドは、次いでDNAメチラーゼを結合させ
ることにより強化される。
DNAメチラーゼ上のいくつかのエピトープが特異抗体
に結合できそれによって付加的な増幅が生じるので、感
度を更に増大させることができる。
本発明の方法を用いることにより、既知の核酸測定方法
と少くとも同程度に良好な分析結果を簡単に得ることが
できる。DNAメチラーゼのdazaC−含有DNAに
対する結合定数は極めて高く、従って極めて低い濃度域
においてさえ、DNAメチラーゼのdazaC不含DN
Aに対する障害となる非特異的結合を伴うことのない検
出が可能である。
実施例 l ニックトランスレーションによるdatac−含有ポリ
ヌクレオチド・プローブの調製 lagのプラスミドDNA(pBcam 3225)を
500UMdazaCTP、および2p9のDNA5e
 Iおよび500UのDNAポリメラーゼIと共に50
μa容量として標準的条件下(dATP、 dGTP、
 dTTP(各50μM)、1μM dCTP、 5m
M MnCff、、50Jn/ mQ BSA、 50
+M トリス−HCQ。
pH7,5)に15℃でインキュベートする。1時間後
、toouの12.5mM EDTA、 0.5%ドデ
シル硫酸ナトリウム(SDS)の添加により反応を止め
る。その混合物を5ephadex G−50カラムで
のクロマトグラフィにかけてazaCで修飾されたDN
Aを未反応ヌクレオチドトリホスフェートから除去する
そのDNAは排斥容量中を移行しそして400μQの1
011Mトリス緩衝液、pH7,6に溶出される。
実施例 2 一本鎖dazaC−含有ポリヌクレオチド・プローブの
調製 5pmoQの一本鎖M13camp5DNAを、M13
camp5にクローン化されたカンピロバクタ−(Ca
mpy 1o−bacter) DNAに相補的な5p
mo<+の合成オリゴヌクレオチド(6ON)でハイブ
リダイズさせる。得られるプライマー/鋳型複合体を1
00UのDNAポリメラーゼ(クレノー(Klenow
)酵素)およびdGTP。
dATP、 dTTP(各200μM)、5μM dC
TP、 750UM dazaCTPと共に、50uQ
の5mM MnCQ、、50+M)すスーHCR,pH
7,5、および50μgl mQ BSA中、15℃で
インキュベートする。45分後に反応を止め、そしてそ
の混合物を8%変性ポリアクリルアミドゲルで分画する
。15ONより大きい一本鎖dazaC−含有DNAを
溶出させそしてそれはハイブリダイゼーションに用いら
れる。
実施例 3 a)  dazaC−含有ポリヌクレオチド・プローブ
とのハイブリダイゼーション 様々な量の変性カンピロバクタ−DNA(1on9〜1
1)9)をドツト−プロット装置を用いてナイロン膜に
適用する。そのフィルターを60°Cで6×SSC(塩
化ナトリウム/クエン酸ナトリウム)、5 X Den
hardt (牛血清アルブミン/ポリビニルピロリド
ン/フィコール)、0.5%SO3および20μg /
 ra Q変性ニシン精子DNA、中で1時間プレハイ
ブリダイズさせた後、本格的なハイブリダイゼーション
を、300 n 9 / m Q濃度の実施例1で得た
ニックトランスレーションによるdazac−含有DN
Aグローブの添加により、60℃で3時間行う。次にそ
のフィルターを既知の方法により漸減SSC濃度を用い
て所望の厳格度(stringency)まで洗浄する
b)  DNAメチラーゼのDNA/dazaC−DN
Aハイブリッドへの結合 前記ハイブリダイゼーション反応で形成され、そして検
出されるべきDNAおよびdazaC−含有DNAプロ
ーブから構成されるハイブリッドを検出するために、ハ
イブリッドをDNAメチラーゼと共にインキュベートす
る。これは、前記ナイロン膜を20mM トリス緩衝剤
、pH7,5,5+nlJ EDTA。
0 、5mMジチオエリトロール、2%グリセロール、
1%BSA、 10μMS−アデノシルメチオニン、中
の1μ9/raQ DNAメチラーゼと共に37℃で1
5分間振盪しながらインキュベートすることにより行わ
れる。未結合DNAメチラーゼは、そのフィルターを各
々5分間、2011M )リス緩衝剤、pH7,5,5
DIM EDTA、 0.4M NaC(+を用い、次
いで20mM トリス緩衝剤、pH7,5,5mM E
DTA、 0.IM Na(Jを用いて室温で洗浄する
ことにより除去する。
C)  モノクローナル・マウス抗−DNAメチラーゼ
抗体、およびβ−ガラクトシダーゼと接合した第2の抗
−マウスIgGによる結合メチラーゼの検出 b)で得た膜を、IXPBs(燐酸ナトリウム)、pH
7,5、および0.1%ツイ−7(tween)20 
’t’洗浄後、それを1XPBs、 0.1%BSA中
、マウス抗−DNAメチラーゼ抗体(1μ9/ l11
2)と共に室温で30分間インキュベートする。次に、
β−ガラクトシダーゼ抗−マウスー1gG抗体を添加し
、再び室温で30分間インキュベートする。未結合抗体
をIXPBsで5回洗浄することにより除去する。
次にその混合物を酵素基質溶液(PBS、 pH7,5
、中、0.5111g/ mQ 5−ブロモ−4−クロ
ロ−3−インドリル−ガラクトシド、l mM MgC
Q*、3mMフェリシアン化カリウム、3mMフェロシ
アニド)と共に室温で少くとも1時間インキュベートす
る。このようにして、50pgのカンピロバクタ−DN
Aを容易に検出することができる。
実施例 4 一本鎖dazaC−含有DNAプローブとDNAメチラ
ーゼとのインキュベーション 実施例2で調製された一本鎖dazac−含有DNAプ
ローブを実施例3bに記載した方法と同様にしてDNA
メチラーゼ(10μg/IIQ)と共にインキュベート
する。未結合メチラーゼ部分を除去するために、その混
合物を5ephadex G−200カラムでのクロマ
トグラフィーにかける。得られるDNAグローブ/メチ
ラーゼ複合体は極めて安定していて、実施例3aに記載
されているようなカンピロバクタ−DNAの検出に用い
ることができる。
このためのハイブリダイゼーション温度は、DNAメチ
ラーゼで標識されていないプローブ/DNAハイブリッ
ドに対して予測される解離温度よりも35℃低い。生じ
たハイブリダイゼーションの検出は、実施例3cに記載
されているように行われる。
実施例 5 DNAメチラーゼ/ペルオキシダーゼ接合体とのハイブ
リダイゼーションの検出 実施例3で形成され、そして検出されるべきDNAおよ
びdazaC−含有DNAプローブで構成されるハイブ
リッドを検出するために、それをDNAメチラーゼ/ペ
ルオキシダーゼ接合体と共にインキュベートする。その
インキュベーションは、実施例3bに記載されているよ
うなりNAメチラーゼとのインキュベーションと同様に
して行われる。
結合、および未結合DNAメチラーゼ/酵素接合体の除
去の後、1oOn+M酢酸ナトリウム緩衝液、pH4,
5、中の0.025%過酸化水素および400μg/m
Qアミノエチルカルバゾールより成るペルオキシダーゼ
基質溶液を添加し、室温で顕著な呈色反応が起こるまで
インキュベーションすることにより、ハイブリダイゼー
ションが直接検出される。
DNAメチラーゼおよび西洋ワサビペルオキシダーゼの
接合体は、ヘテロニ官能性結合試剤であるN−スクシン
イミジル3−(2−ピリジルジチオ)プロピオネートを
用いて既知の方法により調製される。
特許出願人  メルク・パテント・ゲゼルシャフト・ミ
ツト豐ベシュレンクテルφハフツング71□ ′ で、 代理人 弁理士南   孝  夫Xブー1・・1ジ・ \・・−・:・7゛′

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)検体中の核酸を測定するために、測定されるべき核
    酸配列を一本鎖に変え、そしてそれら一本鎖を相補ポリ
    ヌクレオチド・プローブと反応させることより成る検体
    中の核酸の測定方法であって、該ポリヌクレオチド・プ
    ローブ中のシチジンを5−アザ−2′−デオキシシチジ
    ンまたは5−アザシチジンで置き換え、そしてこのプロ
    ーブを、場合により標識されていることのあるDNAメ
    チラーゼと結合させそしてそのメチラーゼを、場合によ
    り標識されていることのある特異抗−メチラーゼ抗体を
    介して、またはマーカーを介して検出することによって
    測定することを特徴とする前記検体中の核酸の測定方法
    。 2)DNAメチラーゼ/DNAプローブ複合体が、マウ
    ス抗−DNAメチラーゼ抗体およびマウスIgG抗体に
    より、または抗−マウスIgG抗体/酵素接合体により
    、検出される請求項1記載の方法。 3)5−アザ−2′−デオキシシチジンまたは5−アザ
    シチジンを含有するポリヌクレオチ ド・プローブが、5−アザ−2′−デオキシシチジンま
    たは5−アザシチジンを含有する核酸に対する、場合に
    より標識されていることのある特異抗体、または抗体/
    酸素接合体により検出される、請求項1記載の方法。 4)検出されるべき核酸が、固相に対して、直接に、ま
    たは固定された相補核酸を介して、結合される請求項1
    〜3のいずれかに記載の方法。 5)シチジンの代わりに5−アザ−2′−デオキシシチ
    ジンまたは5−アザシチジンを含むポリヌクレオチド・
    プローブを含み、そして場合により標識されていること
    のあるメチラーゼ、および場合により標識されているこ
    とのある抗−メチラーゼ抗体を含む核酸の測定 剤。 6)ポリヌクレオチド・プローブが、二本鎖、一本鎖ま
    たは場合により標識されていることのあるメチラーゼと
    の複合体の形である請求項5記載の測定剤。
JP63091897A 1987-04-15 1988-04-15 核酸の測定方法および測定剤 Pending JPS63282659A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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