JPS63282056A - ストランドケ−キ - Google Patents
ストランドケ−キInfo
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- JPS63282056A JPS63282056A JP11565587A JP11565587A JPS63282056A JP S63282056 A JPS63282056 A JP S63282056A JP 11565587 A JP11565587 A JP 11565587A JP 11565587 A JP11565587 A JP 11565587A JP S63282056 A JPS63282056 A JP S63282056A
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Landscapes
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はストランドケーキに係り、特にストランドの解
舒を極めて円滑に行なうことができるストランドケーキ
に関する。
舒を極めて円滑に行なうことができるストランドケーキ
に関する。
[従来の技術]
従来、ガラスクロス繊維用のヤーンは、まずブッシング
からのフィラメントにバインダーを塗布した後集束して
ストランドとなしたものを、トラバース装置により綾を
掛けつつ巻取機の巻芯に巻取って、一旦、フォーミング
パッケージとなした後、再度撚糸機に掛けて撚りを掛け
つつボビンに巻取り製造されている。第4図はこのよう
な巻取り体くストランドケーキ)32を示す正面図であ
る。
からのフィラメントにバインダーを塗布した後集束して
ストランドとなしたものを、トラバース装置により綾を
掛けつつ巻取機の巻芯に巻取って、一旦、フォーミング
パッケージとなした後、再度撚糸機に掛けて撚りを掛け
つつボビンに巻取り製造されている。第4図はこのよう
な巻取り体くストランドケーキ)32を示す正面図であ
る。
製造されたヤーンは、一般に、織機の経糸に用いるもの
は整経機により必要本数を平行に引揃えて巻芯に巻取っ
ていわゆるビームとし、緯糸に用いるものはボビンに壱
取られたままで使用される。4kgボビンに巻かれたヤ
ーンの長さは、一般に用いられる“Gフ5”ヤーンの場
合で6万2千〜3千mである。
は整経機により必要本数を平行に引揃えて巻芯に巻取っ
ていわゆるビームとし、緯糸に用いるものはボビンに壱
取られたままで使用される。4kgボビンに巻かれたヤ
ーンの長さは、一般に用いられる“Gフ5”ヤーンの場
合で6万2千〜3千mである。
いわゆる50インチ巾織機で1回に繰出される緯糸の長
さは約1.4m、エアジェツト織機の一般的な製織スピ
ードは500回転/分程度であるため、4kgボビンで
1時間半弱、8kgボビンでは3時間弱でボビン1本が
消費され、新ボビンの補給を要するのが実情である。
さは約1.4m、エアジェツト織機の一般的な製織スピ
ードは500回転/分程度であるため、4kgボビンで
1時間半弱、8kgボビンでは3時間弱でボビン1本が
消費され、新ボビンの補給を要するのが実情である。
[発明が解決しようとする問題点]
上記従来の方法では次のような問題がある。
■ 織機の緯糸を得るのに、まず紡糸してフォーミング
パッケージをつくり、これを撚糸機により撚りを掛けつ
つボビンに巻取りボビンヤーンとするという工程が必要
である。
パッケージをつくり、これを撚糸機により撚りを掛けつ
つボビンに巻取りボビンヤーンとするという工程が必要
である。
■ ボビン重量は撚糸機の能力によって決り、任意に太
き・くはできない、このため、頻繁にボビンを補給する
必要があり、数十台、数百台の織機を有する製織工場で
は、常時ボビンの補給が必要である。
き・くはできない、このため、頻繁にボビンを補給する
必要があり、数十台、数百台の織機を有する製織工場で
は、常時ボビンの補給が必要である。
■ 撚糸機をスケールアップして8kg以上の大型ボビ
ンを使用できる様にしたとしても、これに対応するには
紡糸パッケージの巻量も増さねばならない、しかしなが
ら、従来のパッケージの巻き方では、巻量を増すと、紡
糸時にストランドにかかる張力に起因する圧縮力により
内層のストランドが損傷を受け、毛羽、糸切れが増加し
て、ヤーンの品質が低下し、著しい場合には紡糸機コレ
ットからパッケージが抜取り困難となる。
ンを使用できる様にしたとしても、これに対応するには
紡糸パッケージの巻量も増さねばならない、しかしなが
ら、従来のパッケージの巻き方では、巻量を増すと、紡
糸時にストランドにかかる張力に起因する圧縮力により
内層のストランドが損傷を受け、毛羽、糸切れが増加し
て、ヤーンの品質が低下し、著しい場合には紡糸機コレ
ットからパッケージが抜取り困難となる。
また、従来は、ストランドの巻取りは、トラバース装置
をコレットの回転軸芯方向に往復移動させて、コレット
の巻取幅全体にストランドを綾掛けしながら均等に巻取
っているため、■ パッケージからストランドを解舒す
るのに、一般にパッケージの軸と直角方向に繰り出すが
、このためには第3図に示すような回転式のパッケージ
支持具30を要する。(なお、図中、31はストランド
、32はパッケージである。)このため、織機の緯糸に
いわゆる「ノンツイスト・ヤーン」としてストランドを
パッケージから直接繰り出して使用しようとしても、ス
トランドの「尻つなぎ」ができないため、作業工数の低
減にはつながらない。
をコレットの回転軸芯方向に往復移動させて、コレット
の巻取幅全体にストランドを綾掛けしながら均等に巻取
っているため、■ パッケージからストランドを解舒す
るのに、一般にパッケージの軸と直角方向に繰り出すが
、このためには第3図に示すような回転式のパッケージ
支持具30を要する。(なお、図中、31はストランド
、32はパッケージである。)このため、織機の緯糸に
いわゆる「ノンツイスト・ヤーン」としてストランドを
パッケージから直接繰り出して使用しようとしても、ス
トランドの「尻つなぎ」ができないため、作業工数の低
減にはつながらない。
■ ストランドを外取りにて軸方向に解舒しようとする
と、第4図に示す如く、ケーキ32の中央から奥側のス
トランド31が繰り出される際に、ケーキ32表面にス
トランドが当ったり(第4図のIの部分)、こすったり
(第4図のIIの部分)して、ストランドが衝撃や摩擦
を受け、毛羽、バラケ等の欠陥を生じ、ストランドの損
傷を惹起することとなる。
と、第4図に示す如く、ケーキ32の中央から奥側のス
トランド31が繰り出される際に、ケーキ32表面にス
トランドが当ったり(第4図のIの部分)、こすったり
(第4図のIIの部分)して、ストランドが衝撃や摩擦
を受け、毛羽、バラケ等の欠陥を生じ、ストランドの損
傷を惹起することとなる。
このような問題は、近年、特に織機の回転数を増大させ
る傾向にあることから、特に重大な欠点を招くため、そ
の解決が強く望まれている。
る傾向にあることから、特に重大な欠点を招くため、そ
の解決が強く望まれている。
[問題点を解決するための手段]
本発明のストランドケーキは、コレットの軸方向一端側
C該一端側へ向って拡径する形状の斜面部が設けられて
いるコレットにストランドを!き取ったストランドケー
キであって、該ストランドは、該斜面に沿って第1層が
巻き取られており、ひきつづいて該第1層上に前記一端
方向とは逆方向に向りて積層されつつ巻き取られ、各巻
取層がコレット軸心方向に対し傾斜していることを特徴
とする。
C該一端側へ向って拡径する形状の斜面部が設けられて
いるコレットにストランドを!き取ったストランドケー
キであって、該ストランドは、該斜面に沿って第1層が
巻き取られており、ひきつづいて該第1層上に前記一端
方向とは逆方向に向りて積層されつつ巻き取られ、各巻
取層がコレット軸心方向に対し傾斜していることを特徴
とする。
[作用]
本発明のストランドケーキでは、コレットの軸方向一端
側に該一端側へ向って拡径する形状の斜面部が設けられ
ているコレットに、該斜面に沿って第1層のストランド
壱開始部が巻き取られており、この第1層上に前記一端
方向とは逆方向に向フてストランドが積層されつつ巻き
取られ、各巻取層はブレッド軸心方向に対し傾斜されて
いるため、ストランドの解舒の際に、コレットの軸方向
に向って外取りでストランドを解舒しても、ストランド
同志のこすれにより損傷することなく、高速で解舒でき
る。
側に該一端側へ向って拡径する形状の斜面部が設けられ
ているコレットに、該斜面に沿って第1層のストランド
壱開始部が巻き取られており、この第1層上に前記一端
方向とは逆方向に向フてストランドが積層されつつ巻き
取られ、各巻取層はブレッド軸心方向に対し傾斜されて
いるため、ストランドの解舒の際に、コレットの軸方向
に向って外取りでストランドを解舒しても、ストランド
同志のこすれにより損傷することなく、高速で解舒でき
る。
また、ストランドは、コレットに、巻始めが最内層、巻
終りが最外層となるように巻取層が順番に整然と積層さ
れており、円滑に連続して解舒できる。しかも、各巻取
層はコレット軸心方向に対し傾斜されているため、スト
ランドケーキの巻厚味を増すことなく、ストランドケー
キの長さを増すことにより、ケーキの巻重量を増すこと
ができる。このため、ケーキ巻取長さを任意に延長する
ことができ、内層のストランドが巻締りにより傷められ
ることもない。
終りが最外層となるように巻取層が順番に整然と積層さ
れており、円滑に連続して解舒できる。しかも、各巻取
層はコレット軸心方向に対し傾斜されているため、スト
ランドケーキの巻厚味を増すことなく、ストランドケー
キの長さを増すことにより、ケーキの巻重量を増すこと
ができる。このため、ケーキ巻取長さを任意に延長する
ことができ、内層のストランドが巻締りにより傷められ
ることもない。
また、本発明では上記の如く、ストランドの円滑な解舒
が可能であり、しかもコレットの軸方向一端側に設けら
れた該一端側へ向って拡径する形状の斜面に沿って第1
層が巻き取られているため、ケーキの巻取始端のストラ
ンドまで解舒でき、実質的に残糸が無い。このため、い
わゆる「尻つなぎ」が可能となり、複数のストランドケ
ーキの連続使用が可能となる。
が可能であり、しかもコレットの軸方向一端側に設けら
れた該一端側へ向って拡径する形状の斜面に沿って第1
層が巻き取られているため、ケーキの巻取始端のストラ
ンドまで解舒でき、実質的に残糸が無い。このため、い
わゆる「尻つなぎ」が可能となり、複数のストランドケ
ーキの連続使用が可能となる。
因みに、ストランドを巻取層がコレット軸心方向に対し
て傾斜するように積層して巻き取った場合においても、
本発明のような斜面部のない円柱状のコレットに巻き取
った場合には、残糸無く解舒することは極めて難しい。
て傾斜するように積層して巻き取った場合においても、
本発明のような斜面部のない円柱状のコレットに巻き取
った場合には、残糸無く解舒することは極めて難しい。
即ち、第5図に示す如く、円柱状のコレット40にスト
ランド41を巻き取る場合、巻取開始部41aは、コレ
ット40に平行に巻き取られ、その後、順次巻取層を移
動しつつ積層してゆくと、整然とした傾斜面の巻取層4
1dに到るまでに、山崩れ部41bができたり、ストラ
ンド巻取層に乱れができたり(41Cの部分)する。こ
のような巻取欠陥のあるものでは、解舒に際して、巻取
開始部まで残糸なく解舒することができないのである。
ランド41を巻き取る場合、巻取開始部41aは、コレ
ット40に平行に巻き取られ、その後、順次巻取層を移
動しつつ積層してゆくと、整然とした傾斜面の巻取層4
1dに到るまでに、山崩れ部41bができたり、ストラ
ンド巻取層に乱れができたり(41Cの部分)する。こ
のような巻取欠陥のあるものでは、解舒に際して、巻取
開始部まで残糸なく解舒することができないのである。
本発明によれば、このような問題を生起することなく、
良好な解舒を行なうことができる。
良好な解舒を行なうことができる。
[実施例]
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。
。
第1図(a)、(b)は本発明のストランドケーキの巻
取り方法を説明する巻取機の断面図、第2図(a)、(
b)は本発明のストランドケーキの巻取りに好適なコレ
ットの一部断面正面図である。
取り方法を説明する巻取機の断面図、第2図(a)、(
b)は本発明のストランドケーキの巻取りに好適なコレ
ットの一部断面正面図である。
第1図(a)、(b)に示す巻取機は、ブッシングから
のフィラメントにバインダを塗布した後、゛これを集束
して得たストランド1を、回転シャフト3に取り付けら
れたトラバース装置2により実効振幅AIで綾振りしつ
つ、コレット8に巻取るものである。
のフィラメントにバインダを塗布した後、゛これを集束
して得たストランド1を、回転シャフト3に取り付けら
れたトラバース装置2により実効振幅AIで綾振りしつ
つ、コレット8に巻取るものである。
このような巻取機を用いて本発明のストランドケーキを
巻取るには、軸方向一端側に該一端側へ向って拡径する
形状の斜面部が設けられているコレットを用いるが、こ
のためには第2図(a)、(b)に示すようなチューブ
10を巻取機のコレットに装着して用いるのが有利であ
る。
巻取るには、軸方向一端側に該一端側へ向って拡径する
形状の斜面部が設けられているコレットを用いるが、こ
のためには第2図(a)、(b)に示すようなチューブ
10を巻取機のコレットに装着して用いるのが有利であ
る。
第2図(a)、(b)に示すチューブ10は、軸方向一
端10a側に、この一端10aへ向って拡径する形状の
斜面部12が設けられている。このチューブ10は、第
2図(a)に示す如く、紙、プラスチック、その他通常
のチューブ製作に使用される材料により斜面部12が本
体と一体に成形されたものであっても良く、又、第2図
(b)に示す如く、同−材料又は異種材料で別個に製作
した斜面形成部材14を円筒状本体16に接着、融着或
は溶接等により接合したものであっても良い。
端10a側に、この一端10aへ向って拡径する形状の
斜面部12が設けられている。このチューブ10は、第
2図(a)に示す如く、紙、プラスチック、その他通常
のチューブ製作に使用される材料により斜面部12が本
体と一体に成形されたものであっても良く、又、第2図
(b)に示す如く、同−材料又は異種材料で別個に製作
した斜面形成部材14を円筒状本体16に接着、融着或
は溶接等により接合したものであっても良い。
コレット10の斜面部12の傾斜の高さ、即ち第2図(
a)、(b)の82の値や斜面の幅、即ち第2図(a)
、(b)のA2の値は、後述の如く、ストランドケーキ
の巻き厚さや巻取り時に巻取機のトラバース装置によっ
てストランドが振られる実効振幅によってそれぞれ決め
られる。
a)、(b)の82の値や斜面の幅、即ち第2図(a)
、(b)のA2の値は、後述の如く、ストランドケーキ
の巻き厚さや巻取り時に巻取機のトラバース装置によっ
てストランドが振られる実効振幅によってそれぞれ決め
られる。
ストランドの巻取りには、このようなチューブ10を、
第1図(a)に示す如く、巻取機コレット8に装着し、
通常の方法で紡糸をスタートし、所定の回転数に達した
時点でストランド1をチューブ10の斜面12上に移動
させ、トラバース装置2により綾掛けしつつ斜面部12
の傾斜面上に巻取りの第1層4を巻取る。従って、チュ
ーブ10の斜面部12の傾斜面の幅A2は、このトラバ
ース装置によるストランドの実効振幅A I %即ち、
巻取の第1層4の幅とほぼ等しいものとする。
第1図(a)に示す如く、巻取機コレット8に装着し、
通常の方法で紡糸をスタートし、所定の回転数に達した
時点でストランド1をチューブ10の斜面12上に移動
させ、トラバース装置2により綾掛けしつつ斜面部12
の傾斜面上に巻取りの第1層4を巻取る。従って、チュ
ーブ10の斜面部12の傾斜面の幅A2は、このトラバ
ース装置によるストランドの実効振幅A I %即ち、
巻取の第1層4の幅とほぼ等しいものとする。
このようにして、第1層4を巻き取った後、第2図(b
)に示す如く、チューブ10に設けられた斜面部12と
反対の方向(図中の矢印Cの方向)にトラバース装置2
を移動させることにより、あるいは、コレット8をチュ
ーブ10の斜面部12の設けられた方向(図中の矢印D
)に移動させることにより、この第1層4上にストラン
ドの巻取II5を、必要な長さとなるように順次連続し
て積層してゆき、図示の如く、各巻取層がチューブ10
(コレット8)の軸心方向に対して傾斜しているストラ
ンドケーキ6を得る。
)に示す如く、チューブ10に設けられた斜面部12と
反対の方向(図中の矢印Cの方向)にトラバース装置2
を移動させることにより、あるいは、コレット8をチュ
ーブ10の斜面部12の設けられた方向(図中の矢印D
)に移動させることにより、この第1層4上にストラン
ドの巻取II5を、必要な長さとなるように順次連続し
て積層してゆき、図示の如く、各巻取層がチューブ10
(コレット8)の軸心方向に対して傾斜しているストラ
ンドケーキ6を得る。
従って、チューブlOの斜面部12の傾斜高さB2は、
このストランドケーキの巻き厚さB1にほぼ等しいもの
とするゆ また、チューブ10の長さは、必要とするストランドケ
ーキのストランド巻重量により決められ、チューブ10
の長さを長くすることにより、ストランド巻取層5をよ
り多く形成して、ストランドの巻重量を増すことができ
る。
このストランドケーキの巻き厚さB1にほぼ等しいもの
とするゆ また、チューブ10の長さは、必要とするストランドケ
ーキのストランド巻重量により決められ、チューブ10
の長さを長くすることにより、ストランド巻取層5をよ
り多く形成して、ストランドの巻重量を増すことができ
る。
このような本発明のストランドケーキ6は、その解舒C
際しては、fi6図に示す如く、チューブ10の最外層
の巻取層5から、外取りにてストランド7を繰り出すこ
とができ、順次最内層の巻取第1層まで残糸なく解舒す
ることができる。
際しては、fi6図に示す如く、チューブ10の最外層
の巻取層5から、外取りにてストランド7を繰り出すこ
とができ、順次最内層の巻取第1層まで残糸なく解舒す
ることができる。
以下、実験例について説明する。
実験例1
下記仕様のチューブを用いて、第1図(a)、(b)に
示すような巻取機(トラバース装置の実効振幅A I”
80 m m )で、呼び番手″′065″のガラス
ペーパー用ストランドを、巻厚さB+=約30mm5全
長500mmのケーキとして巻取った。
示すような巻取機(トラバース装置の実効振幅A I”
80 m m )で、呼び番手″′065″のガラス
ペーパー用ストランドを、巻厚さB+=約30mm5全
長500mmのケーキとして巻取った。
チューブ仕様
直径:306mm
長さ:600mm
斜面部幅A2:80mm
斜面部高さB2:30mm
得られたケーキは、重量40.7kg (ウェット)で
あり、繰出し速度250 m/分の切断工程において、
解舒トラブルを引き起すことなく、良好に使用すること
ができた。
あり、繰出し速度250 m/分の切断工程において、
解舒トラブルを引き起すことなく、良好に使用すること
ができた。
実験例2
下記仕様のチューブを用い、実験例1と同様にして、実
効振幅Alm80mmのトラバース装置で呼び番手″G
75”のテキスタイルクロス用ストランドを壱厚さB+
=約15mm、全長550mのケーキとして壱取った。
効振幅Alm80mmのトラバース装置で呼び番手″G
75”のテキスタイルクロス用ストランドを壱厚さB+
=約15mm、全長550mのケーキとして壱取った。
チューブ仕様
直径:306mm
長さ:600mm
斜面部幅A2:80mm
斜面部高さB2 : 15mm
得られたケーキは重量20.72kg (ウェット)で
あり、乾燥後、緯糸繰出し長さ1.4m/回、クロス幅
1275mmのエアジェツト織機にて、回転数500回
/分での製織に用いたところ、ケーキは1個当り約6時
同学で全量解舒され、「尻つなぎ」されていた次のケー
キに移行した。なお、このケーキは解舒速度1200m
/分の高速解舒でも問題なく解舒することができた。
あり、乾燥後、緯糸繰出し長さ1.4m/回、クロス幅
1275mmのエアジェツト織機にて、回転数500回
/分での製織に用いたところ、ケーキは1個当り約6時
同学で全量解舒され、「尻つなぎ」されていた次のケー
キに移行した。なお、このケーキは解舒速度1200m
/分の高速解舒でも問題なく解舒することができた。
実験例3(比較例)
斜面部のない直管状のチューブを用い、実験例2と同様
に紡糸巻付けしたところ、巻始めのストランドの位置か
ら約100mmの所でいわゆる山崩れが起こり、良好な
巻取層が得られなかりた。
に紡糸巻付けしたところ、巻始めのストランドの位置か
ら約100mmの所でいわゆる山崩れが起こり、良好な
巻取層が得られなかりた。
また、得られたケーキは250 m/分での解舒時に1
ケーキ当り3回以上のストランド破断が生じた。
ケーキ当り3回以上のストランド破断が生じた。
[発明の効果]
以上詳述した通り、本発明のストランドケーキは、コレ
ットの軸方向一端側に該一端側へ向って拡径する形状の
斜面部が設けられているコレットに、該斜面に沿って第
1層が巻取られ、そしてこの第1層上に前記一端方向と
は逆方向に向って積層されつつストランドが巻き取られ
、各巻取層はコレット軸心方向に対し傾斜されてなるも
のであって、 ■ コレットの軸方向へ、外取りでストランドを解舒す
ることができる。しかも解舒時に、繰出されるストラン
ドがケーキとこすれて損傷したり、切断したりすること
がなく、円滑に解舒できる。
ットの軸方向一端側に該一端側へ向って拡径する形状の
斜面部が設けられているコレットに、該斜面に沿って第
1層が巻取られ、そしてこの第1層上に前記一端方向と
は逆方向に向って積層されつつストランドが巻き取られ
、各巻取層はコレット軸心方向に対し傾斜されてなるも
のであって、 ■ コレットの軸方向へ、外取りでストランドを解舒す
ることができる。しかも解舒時に、繰出されるストラン
ドがケーキとこすれて損傷したり、切断したりすること
がなく、円滑に解舒できる。
■ ストランド巻重量を増やしても内層のストランドが
巻締りにより損傷することがないため、任意の巻重量の
ストランドケーキとすることができる。
巻締りにより損傷することがないため、任意の巻重量の
ストランドケーキとすることができる。
■ ストランド巻取層は、巻始めを最内層、巻終りを最
外層として整然と積層されているため、巻開始部のスト
ランドまで、実質的に残糸なく解舒できる。
外層として整然と積層されているため、巻開始部のスト
ランドまで、実質的に残糸なく解舒できる。
■ このため、「尻つなぎ」が可能となり、複数のケー
キの連続使用が可能である。
キの連続使用が可能である。
等の効果を有する。
このため、本発明のストランドケーキは、特に製織用緯
糸として直接使用するのに好適であり、例えば ■ テキスタイルクロス用ノンツイストヤーンとして、
撚糸工程を経ずに直接製織が可能である。
糸として直接使用するのに好適であり、例えば ■ テキスタイルクロス用ノンツイストヤーンとして、
撚糸工程を経ずに直接製織が可能である。
■ 各種2次加工工程用原料糸として使用し、長尺巻き
及び「尻つなぎ」によりクリール作業の工数を減少する
ことができる。
及び「尻つなぎ」によりクリール作業の工数を減少する
ことができる。
等の優れた効果を得ることができ、大幅な省力化及びコ
ストダウンを図ることができる。
ストダウンを図ることができる。
第1図(a)、(b)は、各々、本発明のストランドケ
ーキの巻取方法を説明する巻取機断面図、第2図(a)
、(b)は、各々、本発明のストランドケーキの巻取に
好適なチューブの一部断面正面図、第3図は従来のスト
ランドケーキの解舒方法を示す斜視図、第4図は従来の
ストランドケーキを示す正面図、第5図は本発明とは別
の巻取方法によるストランドケーキの要部を示す断面図
、第6図は本発明のストランドケーキの解舒方法を示す
断面図である。 1・・・ストランド、 2−・・トラバース装置、3
・・・回転シャフト、4・・・巻取第1層、5・・・巻
取層、 6・・・ストランドケーキ、7・・・繰
出しストランド、 8・・・コレット、 10−・・チューブ、12−
・・斜面部。
ーキの巻取方法を説明する巻取機断面図、第2図(a)
、(b)は、各々、本発明のストランドケーキの巻取に
好適なチューブの一部断面正面図、第3図は従来のスト
ランドケーキの解舒方法を示す斜視図、第4図は従来の
ストランドケーキを示す正面図、第5図は本発明とは別
の巻取方法によるストランドケーキの要部を示す断面図
、第6図は本発明のストランドケーキの解舒方法を示す
断面図である。 1・・・ストランド、 2−・・トラバース装置、3
・・・回転シャフト、4・・・巻取第1層、5・・・巻
取層、 6・・・ストランドケーキ、7・・・繰
出しストランド、 8・・・コレット、 10−・・チューブ、12−
・・斜面部。
Claims (1)
- (1)コレットの軸方向一端側に該一端側へ向って拡径
する形状の斜面部が設けられているコレットにストラン
ドを巻き取ったストランドケーキであって、該ストラン
ドは、該斜面に沿って第1層が巻き取られており、ひき
つづいて該第1層上に前記一端方向とは逆方向に向って
積層されつつ巻き取られ、各巻取層がコレット軸心方向
に対し傾斜していることを特徴とするストランドケーキ
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11565587A JPS63282056A (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | ストランドケ−キ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11565587A JPS63282056A (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | ストランドケ−キ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63282056A true JPS63282056A (ja) | 1988-11-18 |
Family
ID=14668020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11565587A Pending JPS63282056A (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | ストランドケ−キ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63282056A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021042046A (ja) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | ユニチカ株式会社 | ガラスヤーンパッケージ |
JP2021181391A (ja) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | ユニチカ株式会社 | ケーキ、及びガラスヤーンパッケージ |
-
1987
- 1987-05-12 JP JP11565587A patent/JPS63282056A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021042046A (ja) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | ユニチカ株式会社 | ガラスヤーンパッケージ |
JP2021181391A (ja) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | ユニチカ株式会社 | ケーキ、及びガラスヤーンパッケージ |
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