JPS60305B2 - 紡糸ユニツトの糸巻取装置 - Google Patents
紡糸ユニツトの糸巻取装置Info
- Publication number
- JPS60305B2 JPS60305B2 JP51012806A JP1280676A JPS60305B2 JP S60305 B2 JPS60305 B2 JP S60305B2 JP 51012806 A JP51012806 A JP 51012806A JP 1280676 A JP1280676 A JP 1280676A JP S60305 B2 JPS60305 B2 JP S60305B2
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- JP
- Japan
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- yarn
- thread
- roller
- tension
- path
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H57/00—Guides for filamentary materials; Supports therefor
- B65H57/003—Arrangements for threading or unthreading the guide
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H59/00—Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators
- B65H59/005—Means compensating the yarn tension in relation with its moving due to traversing arrangements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、例えばオープンエンド精紡機における紙糸
ユニットの糸巻取装置に関し、特に、コーンチーズ巻の
場合は大径部及び小径部の糸経路差並びに綾振りの糸経
路差による張力変動を、パラレルチーズ巻の場合は綾振
りの糸経路差による張力変動をそれぞれ吸収し糸張力を
一定に保つ糸張力補償装置を有する糸巻取装置に関する
ものである。
ユニットの糸巻取装置に関し、特に、コーンチーズ巻の
場合は大径部及び小径部の糸経路差並びに綾振りの糸経
路差による張力変動を、パラレルチーズ巻の場合は綾振
りの糸経路差による張力変動をそれぞれ吸収し糸張力を
一定に保つ糸張力補償装置を有する糸巻取装置に関する
ものである。
上述した糸巻取装置においては、良好なチーズを得るた
めに糸を綾振りさせてボビンにコーンチーズ巻或はパラ
レルチーズ巻を形成するので、糸経路差による糸張力の
変動を補償する手段を備える必要がある。
めに糸を綾振りさせてボビンにコーンチーズ巻或はパラ
レルチーズ巻を形成するので、糸経路差による糸張力の
変動を補償する手段を備える必要がある。
特に、糸を積極的に送り出すオープンェンド精紡機にお
いて製造される糸の番手は、級糸室からの糸の引出速度
により影響を受け、均一な糸が所望されるならば、糸引
出速度は一定値に維持されるべきであり、さもないと不
均一な低品質の糸が製造される。従って、一定速度の綾
巻きを行なうため、オープンエンド糟紡機の糸巻取装置
は、織糸ユニットの糸引出管と巻取ボビンとの間に、糸
を確実に把持し該糸を一定速度で送る一対の糸引出ロー
ラを備える。この様な紡糸ユニットの糸巻取装置の作動
中においては、紡糸ユニットの糸引出点から出た糸は糸
引出ローラ間を通り、更に張力補償手段を経て綾振りロ
ッド上へ送られ、巻敬ローラの回転運動によりボビンに
一定速度及び一定張力で巻かれる。一方、級糸中の糸切
れ発生の際には、回転紙糸室中への繊維の供給が糸切れ
感知要素を介して止められ、糸の切断後端がチーズへ巻
き上げらる。
いて製造される糸の番手は、級糸室からの糸の引出速度
により影響を受け、均一な糸が所望されるならば、糸引
出速度は一定値に維持されるべきであり、さもないと不
均一な低品質の糸が製造される。従って、一定速度の綾
巻きを行なうため、オープンエンド糟紡機の糸巻取装置
は、織糸ユニットの糸引出管と巻取ボビンとの間に、糸
を確実に把持し該糸を一定速度で送る一対の糸引出ロー
ラを備える。この様な紡糸ユニットの糸巻取装置の作動
中においては、紡糸ユニットの糸引出点から出た糸は糸
引出ローラ間を通り、更に張力補償手段を経て綾振りロ
ッド上へ送られ、巻敬ローラの回転運動によりボビンに
一定速度及び一定張力で巻かれる。一方、級糸中の糸切
れ発生の際には、回転紙糸室中への繊維の供給が糸切れ
感知要素を介して止められ、糸の切断後端がチーズへ巻
き上げらる。
そして、その糸継ぎは巻取ローラの影響からボビンを解
放した後、糸の切断後端をチーズから巻き戻し、糸引出
ローラ間を通ることなく糸引出管に通すと、紡糸室の吸
引作用によってその集積面上へ送られ、そこで紡糸室中
の繊維と接合される。上述した糸継ぎ完了後、一定速度
で糸を縁糸ユニットから引き出すためには、糸を前述し
た糸引出ローラ間に迅速且つ確実に通さなければならな
い。ところが従来の糸巻取装置はこの点において必ずし
も満足し得るものではかった。従って、この発明の目的
は、糸継ぎ完了後に糸を糸引出ローラ間に迅速且つ確実
に通すことができる紡糸ユニットの糸巻取装置を提供す
ることである。
放した後、糸の切断後端をチーズから巻き戻し、糸引出
ローラ間を通ることなく糸引出管に通すと、紡糸室の吸
引作用によってその集積面上へ送られ、そこで紡糸室中
の繊維と接合される。上述した糸継ぎ完了後、一定速度
で糸を縁糸ユニットから引き出すためには、糸を前述し
た糸引出ローラ間に迅速且つ確実に通さなければならな
い。ところが従来の糸巻取装置はこの点において必ずし
も満足し得るものではかった。従って、この発明の目的
は、糸継ぎ完了後に糸を糸引出ローラ間に迅速且つ確実
に通すことができる紡糸ユニットの糸巻取装置を提供す
ることである。
この発明は、上述した目的を達成するため、紙糸ユニッ
トの糸引出点から糸を取り出す糸引出o−ラと、前記引
出ローラからの糸を巻き取る巻取ボビンと、前記ボビン
に巻かれる糸を綾振りさせる綾振装置とを有し、前記引
出oーラはその一端緑に少なくとも一つの糸引掛ノッチ
を有する紡糸ユニットの糸巻取装置において、前記綾振
装置と前記引出ローラとの間に張力補償装置を設け、そ
の糸案内面は糸経路差による張力を補償する形状とする
とともに、前記糸引出点を中心とする綾振の一端部付近
の糸が前記引出ローラの糸掛ノッチと係合するよう前記
糸案内面の一端部を形成した紡糸ユニットの糸巻取装置
を提供する。
トの糸引出点から糸を取り出す糸引出o−ラと、前記引
出ローラからの糸を巻き取る巻取ボビンと、前記ボビン
に巻かれる糸を綾振りさせる綾振装置とを有し、前記引
出oーラはその一端緑に少なくとも一つの糸引掛ノッチ
を有する紡糸ユニットの糸巻取装置において、前記綾振
装置と前記引出ローラとの間に張力補償装置を設け、そ
の糸案内面は糸経路差による張力を補償する形状とする
とともに、前記糸引出点を中心とする綾振の一端部付近
の糸が前記引出ローラの糸掛ノッチと係合するよう前記
糸案内面の一端部を形成した紡糸ユニットの糸巻取装置
を提供する。
この発明によれば、綾巻きを行なう糸巻取装置に必須の
糸張力補償装置を、その機能を損うことなく、糸の糸引
出ローラ間への移行に利用するので、オープンエンド糟
紡機の運転上の最も重要な条件、即ち1 糸継ぎ後に糸
を引出ローラ間に自動的且つ確実に転送し、2 糸継ぎ
後の早い時期に関達紡糸ユニットの糸を正常紡糸状態の
経路に移行させ、3 オープンエンド精紙機の目的であ
る一定の太さの糸を紙出する、ということを、極めて簡
単な構成で満足させるものである。
糸張力補償装置を、その機能を損うことなく、糸の糸引
出ローラ間への移行に利用するので、オープンエンド糟
紡機の運転上の最も重要な条件、即ち1 糸継ぎ後に糸
を引出ローラ間に自動的且つ確実に転送し、2 糸継ぎ
後の早い時期に関達紡糸ユニットの糸を正常紡糸状態の
経路に移行させ、3 オープンエンド精紙機の目的であ
る一定の太さの糸を紙出する、ということを、極めて簡
単な構成で満足させるものである。
次に、この発明の推奨実施例を添付図面に関連して説明
する。
する。
第1図はオープンエンド糟紡機の紡糸ユニットにおける
この発明の糸巻取装置を示すもので、オープンエンド精
紡機の長さに沿って多数設けられた各紡糸ユニットに一
つずつこの糸巻取装置が用いられるから、一つの糸巻取
装置についての以下の説明は他の糸巻取装置についても
適用できる。
この発明の糸巻取装置を示すもので、オープンエンド精
紡機の長さに沿って多数設けられた各紡糸ユニットに一
つずつこの糸巻取装置が用いられるから、一つの糸巻取
装置についての以下の説明は他の糸巻取装置についても
適用できる。
第1図において、紡糸ユニットの糸引出点又は糸引出管
2の上方には、各紙糸ユニットに共通の下部糸ガイド5
、機械のほぼ全長に沿って延び、図示しない駆動源から
回転運動を付与される糸引出通しoーラ3、各紡糸ユニ
ットに対し別々に作られ、通しローラ3との間に糸1を
しっかり保持するためのニップを形成する糸引出区分ロ
ーラ4がそれぞれ装着される。区分ローラ4の上方且つ
近くには上部糸ガイド6が、その上方には張力補償装置
7が装着され、該補償装置7の上方に糸1を案内する案
内部8を備えた板状或いは棒状の綾振装置9が設けられ
、該綾振装置には周知の図示しない駆動部から綾振運動
が付与される。綾振装置9の後方には巻取ローラー0が
装着され、これは機械の全長に沿って延びており、図示
しない駆動部から回転運動を与えられて、その上に接触
状態で配置されたボビン12に糸を綾巻きし、コーンチ
ーズ11を成形する。この様な糸巻取装置において、通
常の紡糸中は、糸1は第1図〜第3図に示すように糸引
出点2から出た後、下部糸ガイド5の凹所を経て、糸引
出ローラ3及び4の間のニップを通って一定速度で引き
出され、上部糸ガイド6及び張力補償装置7を更に通っ
てから、綾振装置9により綾振りされながらボビン12
に巻き取られ、コーンチーズ1‐1を形成する。
2の上方には、各紙糸ユニットに共通の下部糸ガイド5
、機械のほぼ全長に沿って延び、図示しない駆動源から
回転運動を付与される糸引出通しoーラ3、各紡糸ユニ
ットに対し別々に作られ、通しローラ3との間に糸1を
しっかり保持するためのニップを形成する糸引出区分ロ
ーラ4がそれぞれ装着される。区分ローラ4の上方且つ
近くには上部糸ガイド6が、その上方には張力補償装置
7が装着され、該補償装置7の上方に糸1を案内する案
内部8を備えた板状或いは棒状の綾振装置9が設けられ
、該綾振装置には周知の図示しない駆動部から綾振運動
が付与される。綾振装置9の後方には巻取ローラー0が
装着され、これは機械の全長に沿って延びており、図示
しない駆動部から回転運動を与えられて、その上に接触
状態で配置されたボビン12に糸を綾巻きし、コーンチ
ーズ11を成形する。この様な糸巻取装置において、通
常の紡糸中は、糸1は第1図〜第3図に示すように糸引
出点2から出た後、下部糸ガイド5の凹所を経て、糸引
出ローラ3及び4の間のニップを通って一定速度で引き
出され、上部糸ガイド6及び張力補償装置7を更に通っ
てから、綾振装置9により綾振りされながらボビン12
に巻き取られ、コーンチーズ1‐1を形成する。
従って、糸は第2図においては線Q,及びQ2の間を綾
振中8′で綾振りする糸経路を通り、第2図の左方から
見た第3図においては線Q,′及びQ2′の間を前後に
振動する糸経路を通る。張力補償装置7は後述する形状
の糸案内面7′及び7″を有し、その特殊の形状によっ
てコーンチーズ11の大蓬部及び小屋部に糸が巻き取ら
れる時の糸経路差及び綾振による糸経路差に起因する糸
張力の変動を補償する。糸継ぎの際には上述した態様で
巻取られたコーンチーズから糸切断端(図示しない)を
、巻取ローラ10からコーンチーズ11を離脱させた後
巻き戻して、糸引出管2に導いて紡糸室の吸引作用によ
り紡糸室の繊維収束面においてそこの繊維とを接合させ
ると同時にコーンチーズ11を再び巻取oーラ10との
接触駆動の状態に戻すことにより、糸継ぎ動作を完了す
る。
振中8′で綾振りする糸経路を通り、第2図の左方から
見た第3図においては線Q,′及びQ2′の間を前後に
振動する糸経路を通る。張力補償装置7は後述する形状
の糸案内面7′及び7″を有し、その特殊の形状によっ
てコーンチーズ11の大蓬部及び小屋部に糸が巻き取ら
れる時の糸経路差及び綾振による糸経路差に起因する糸
張力の変動を補償する。糸継ぎの際には上述した態様で
巻取られたコーンチーズから糸切断端(図示しない)を
、巻取ローラ10からコーンチーズ11を離脱させた後
巻き戻して、糸引出管2に導いて紡糸室の吸引作用によ
り紡糸室の繊維収束面においてそこの繊維とを接合させ
ると同時にコーンチーズ11を再び巻取oーラ10との
接触駆動の状態に戻すことにより、糸継ぎ動作を完了す
る。
この時接合された糸は第2図における糸の経路P,とP
3の間の任意の位置にあるが、糸切れ中にも綾振装置9
は常時(機械の運転を停止しない限り)綾振運動を続け
ているので、前記糸切れ後の糸継ぎが完了すると糸には
張力が加わり、綾振装置9の上の案内部8にただちに捕
捉され、第2図における線P,で示す経路に「また第3
図における線P,′で示す経路に糸は極めて短時間に移
行される。そして次の動作として第2図におけるP,経
路及び第3図におけるP,′経路からそれぞれP3及び
P3′経路に向かって移行を開始する。その際、糸を迅
速且つ確実に糸引出ローラ3及び4間のニップ中に導入
し、早期に正常織糸状態の経路に移行させて、一定張力
及び一定速度の巻取を行なわねばならない。
3の間の任意の位置にあるが、糸切れ中にも綾振装置9
は常時(機械の運転を停止しない限り)綾振運動を続け
ているので、前記糸切れ後の糸継ぎが完了すると糸には
張力が加わり、綾振装置9の上の案内部8にただちに捕
捉され、第2図における線P,で示す経路に「また第3
図における線P,′で示す経路に糸は極めて短時間に移
行される。そして次の動作として第2図におけるP,経
路及び第3図におけるP,′経路からそれぞれP3及び
P3′経路に向かって移行を開始する。その際、糸を迅
速且つ確実に糸引出ローラ3及び4間のニップ中に導入
し、早期に正常織糸状態の経路に移行させて、一定張力
及び一定速度の巻取を行なわねばならない。
この目的のため、この発明によれば、コーンチーズ11
の大径部側の端緑4′に少なくとも一つの、糸を引っ掛
けるためのノッチ4″を有する区分ローラ4は、ノッチ
4″の回転平面が、糸引出管2から張力補償装置7を直
接に経てボビン12上のコーンチーズ11に至る糸経路
の上述した一端緑P,近くにおいて、糸引出管2を中心
とする前記糸経路に沿った移動の際の糸と干渉するよう
な位置に配置されており、しかも、張力補償装置7の糸
案内面7′及び7″のうち、糸が糸経路の前記一端縁か
ら前記干渉位置へ動く時に該糸を案内するコーンチーズ
の大怪都側端部の糸案内面7′が、前記区分ローフ4の
事由線と実質的に平行となっている。換言するならば、
区分ローラ4の端緑4′は第2図において糸経路P,及
びP2の間に、第3図において見た場合P,に相当する
糸経路P,′が円形端緑4′の中を恰も通るように配置
されており、糸がP,からP2へ移動する間に糸を案内
する張力補償装置7の糸案内面7′は区分ローラ4の軸
線と平行であるから、糸がP,からP2へ移行する時、
糸は第3図において端緑4′に向かって垂直に移動し、
端緑4′に設けられたノッチ4″に引っ掛けられて、糸
引出ローラ3及び4問のニップ中に持ち来たされる。ノ
ツチ4″に係合するまで糸は区分ローラ4の端縁4′に
向かって垂直に移動するので、引出ローフ間への糸の導
入が一層確実に行なわれる。更に詳細に述べれば、区分
ローラ4の位置及び張力補償装置Tの糸案内面7′の長
さは、第4図において、第2図における糸経路P,が区
分ローフ4の端緑4fの長下端4o′と糸引出管2とを
結ぶ線より左側にあり、且つ第2図における糸経路P2
が、糸経路P,からP2へ移行する糸と干渉し得る位置
にある時のノッチ4″の最深部4o″と糸引出管2とを
結ぶ線より右側にあるように選定すると共に、第5図に
おいては、第2図の糸経路P,に相当する第3図のP,
′が、区分ローラ4の半径をrとする時、区分ローラ4
の中心からP,′までの垂直距離1/2〜3/4rの位
置を通るように選定するのが最も好ましい。
の大径部側の端緑4′に少なくとも一つの、糸を引っ掛
けるためのノッチ4″を有する区分ローラ4は、ノッチ
4″の回転平面が、糸引出管2から張力補償装置7を直
接に経てボビン12上のコーンチーズ11に至る糸経路
の上述した一端緑P,近くにおいて、糸引出管2を中心
とする前記糸経路に沿った移動の際の糸と干渉するよう
な位置に配置されており、しかも、張力補償装置7の糸
案内面7′及び7″のうち、糸が糸経路の前記一端縁か
ら前記干渉位置へ動く時に該糸を案内するコーンチーズ
の大怪都側端部の糸案内面7′が、前記区分ローフ4の
事由線と実質的に平行となっている。換言するならば、
区分ローラ4の端緑4′は第2図において糸経路P,及
びP2の間に、第3図において見た場合P,に相当する
糸経路P,′が円形端緑4′の中を恰も通るように配置
されており、糸がP,からP2へ移動する間に糸を案内
する張力補償装置7の糸案内面7′は区分ローラ4の軸
線と平行であるから、糸がP,からP2へ移行する時、
糸は第3図において端緑4′に向かって垂直に移動し、
端緑4′に設けられたノッチ4″に引っ掛けられて、糸
引出ローラ3及び4問のニップ中に持ち来たされる。ノ
ツチ4″に係合するまで糸は区分ローラ4の端縁4′に
向かって垂直に移動するので、引出ローフ間への糸の導
入が一層確実に行なわれる。更に詳細に述べれば、区分
ローラ4の位置及び張力補償装置Tの糸案内面7′の長
さは、第4図において、第2図における糸経路P,が区
分ローフ4の端緑4fの長下端4o′と糸引出管2とを
結ぶ線より左側にあり、且つ第2図における糸経路P2
が、糸経路P,からP2へ移行する糸と干渉し得る位置
にある時のノッチ4″の最深部4o″と糸引出管2とを
結ぶ線より右側にあるように選定すると共に、第5図に
おいては、第2図の糸経路P,に相当する第3図のP,
′が、区分ローラ4の半径をrとする時、区分ローラ4
の中心からP,′までの垂直距離1/2〜3/4rの位
置を通るように選定するのが最も好ましい。
第6図の実施例は、張力補償装置として可動式ガイド1
3を備える他は第1図の実施例と実質的に同一であると
考えてよい。
3を備える他は第1図の実施例と実質的に同一であると
考えてよい。
可動式ガイド13は軸14上に遊鼓されていて前後方向
に回動可能であり、糸の正常紡糸中はそこを接触状態で
通過する糸の張力変動を補償するように動く。糸継ぎ時
には、可動式ガイド13は糸に対して何んら作用しない
ので、第2図〜第5図について説明した糸経路に関して
は全く同じであり、従って、同一の作用効果が得られる
。第7図の実施例はパラレルチーズ巻の場合の張力補償
装置107を示すもので、この場合、糸案内部8の綾振
りによる糸経路差分だけの張力変動を考慮すればよいの
で、張力補償装置107は図示のように案内面107″
の中央部が凸になった比較的単純な形状となる。
に回動可能であり、糸の正常紡糸中はそこを接触状態で
通過する糸の張力変動を補償するように動く。糸継ぎ時
には、可動式ガイド13は糸に対して何んら作用しない
ので、第2図〜第5図について説明した糸経路に関して
は全く同じであり、従って、同一の作用効果が得られる
。第7図の実施例はパラレルチーズ巻の場合の張力補償
装置107を示すもので、この場合、糸案内部8の綾振
りによる糸経路差分だけの張力変動を考慮すればよいの
で、張力補償装置107は図示のように案内面107″
の中央部が凸になった比較的単純な形状となる。
案内面107′の長さ及び区分ローラ4の位置に関して
は第1図の実施例の場合と同様に決定される。また、同
一の作用効果が得られる。第1図、第6図及び第7図の
実施例において、張力補償装置7及び107は各巻取装
置毎に独立するものとして図示され且つ説明されている
が、全部又は一部の巻取装置用の張力補償装置を一体に
形成してもよい。
は第1図の実施例の場合と同様に決定される。また、同
一の作用効果が得られる。第1図、第6図及び第7図の
実施例において、張力補償装置7及び107は各巻取装
置毎に独立するものとして図示され且つ説明されている
が、全部又は一部の巻取装置用の張力補償装置を一体に
形成してもよい。
また、図示のような板状部材の代物こ、針金等を曲げて
糸案内面を形成してもよい。以上のように、この発明に
よれば、糸継ぎ時に糸を区分ローラの蛇線と平行に送る
直線状の糸案内面部分を張力補償装置に付与すると共に
、この直線状糸案内面部分に関連して最適の位置に区分
ローラを設定したので、糸継ぎ時に、容易に、正確に且
つ自動的に区分ローラのノッチが糸を引っ掛けて糸引出
ローラ間のニップ中へ転送することが可能となる。
糸案内面を形成してもよい。以上のように、この発明に
よれば、糸継ぎ時に糸を区分ローラの蛇線と平行に送る
直線状の糸案内面部分を張力補償装置に付与すると共に
、この直線状糸案内面部分に関連して最適の位置に区分
ローラを設定したので、糸継ぎ時に、容易に、正確に且
つ自動的に区分ローラのノッチが糸を引っ掛けて糸引出
ローラ間のニップ中へ転送することが可能となる。
第1図はこの発明による紡糸ユニットの糸巻取装置の斜
視図、第2図は第1図の糸巻取装置を正面から見た場合
の糸経路を説明する図、第3図は第2図の左方から見た
糸経路説明図、第4図及び第5図はそれぞれ第2図及び
第3図の一部を拡大して区分ローラの最適位置を示す図
、第6図及び第7図はそれぞれ異なる実施例の第1図に
相当する図である。 1……糸「 2……糸引出点、3……糸引出ローラ、4
……糸引出ローラ、4′……糸引出ローフ4の一端縁、
4″……糸引掛ノッチ、9・・・・・・綾振装置、12
・・…・巻取ボビン、7及び107・・・・・・糸張力
補償装置、7′,7″,107′及び107″…・・・
糸案内面。 帯l図 第2図 器3図 帯4図 第5図 帯6図 帯7図
視図、第2図は第1図の糸巻取装置を正面から見た場合
の糸経路を説明する図、第3図は第2図の左方から見た
糸経路説明図、第4図及び第5図はそれぞれ第2図及び
第3図の一部を拡大して区分ローラの最適位置を示す図
、第6図及び第7図はそれぞれ異なる実施例の第1図に
相当する図である。 1……糸「 2……糸引出点、3……糸引出ローラ、4
……糸引出ローラ、4′……糸引出ローフ4の一端縁、
4″……糸引掛ノッチ、9・・・・・・綾振装置、12
・・…・巻取ボビン、7及び107・・・・・・糸張力
補償装置、7′,7″,107′及び107″…・・・
糸案内面。 帯l図 第2図 器3図 帯4図 第5図 帯6図 帯7図
Claims (1)
- 1 紡糸ユニツトの糸引出点から糸を取り出す糸引出ロ
ーラと、前記引出ローラからの糸を巻き取る巻取ボビン
と、前記ボビンに巻かれる糸を綾振りさせる綾振り装置
とを有し、前記引出ローラはその一端縁に少なくとも一
つの糸引掛ノツチを有する紡糸ユニツトの糸巻取装置に
おいて、前記綾振装置と前記引出ローラとの間に張力補
償装置を設け、その糸案内面は糸経路差による張力を補
償する形状とするとともに、前記糸引出点を中心とする
綾振の一端部付近の糸が前記引出ローラの糸掛ノツチと
係合するよう前記糸案内面の一端部を形成したことを特
徴とする紡糸ユニツトの糸巻取装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51012806A JPS60305B2 (ja) | 1976-02-10 | 1976-02-10 | 紡糸ユニツトの糸巻取装置 |
US05/766,507 US4060207A (en) | 1976-02-10 | 1977-02-07 | Yarn winding mechanism in spinning machine |
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