JPS5928512B2 - ガラス長繊維ノンツイストロ−ビング製品の製造方法 - Google Patents

ガラス長繊維ノンツイストロ−ビング製品の製造方法

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JPS5928512B2
JPS5928512B2 JP6118680A JP6118680A JPS5928512B2 JP S5928512 B2 JPS5928512 B2 JP S5928512B2 JP 6118680 A JP6118680 A JP 6118680A JP 6118680 A JP6118680 A JP 6118680A JP S5928512 B2 JPS5928512 B2 JP S5928512B2
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JP
Japan
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roping
package
product
twist
products
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JP6118680A
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JPS56161259A (en
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尚義 影山
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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Publication date
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  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無撚状態のローピングを供給できるガラス長繊
維ローピックパッケージ製品(ローピング製品ともいう
)、いわゆるノンツイストローピング製品の製造法に関
するものである。
ガラス長繊維ローピングとは、従来は、複数のストラン
ドを集めて引き揃えたストランド束をいつたが、最近で
は用途の多用化や紡糸ブッシングの多孔化により、スト
ランド束を嵩高処理したバルキーロービングや、一本の
ストランドのローピングも生産されるようになつた。
本考案のノンツイストローピング製品は、このようなロ
ーピングをすべて含むものである。一般にガラス長繊維
ローピングパッケージ製品は、紡糸工程で作られたケー
キを乾燥し、このケーキの内側からストランドを引き出
し、必要な本数集めて引き揃えたストランド束(ローピ
ング)を、トラバースさせて綾掛けしながらワインダー
で巻き取つて円筒形のパッケージにしたものである。こ
の場合、送入ストランド束が無撚りであれば、パッケー
ジに巻き取られたローピングにも撚りはかからない。即
ち、通常のパッケージ製品のローピングは無撚りである
。一般に、ガラス長繊維ローピングパッケージ製品を使
用して、ガラス繊維強化プラスチック製品などを製造す
るとき、パッケージ製品を固定した状態、例えば床上に
置いた状態で、パッケージ円筒の内側又は外側からロー
ピングを引き出して使用することが多い。
この場合、パッケージに巻かれているローピングが無撚
りであつても、引き出したローピングには撚りがかかる
。即ち、ローピングを引き出す側からローピングの端面
を見て、パッケージの巻き取り方向が右巻きのとき、パ
ッケージの内側からローピングを引き出すと、口ービン
グにはいわゆるZ撚りがかかり、外側から引き出すとS
撚りがかかる。巻き取り方向が左巻きの場合は逆になる
。一般に、パッケージからローピングを引き出すとき、
パッケージ壁のローピングの引き剥し点と、パッケージ
の巻き取り中心との距離をに、パッケージの長さをl、
パッケージに巻き取つたときのトラバース1往復間のロ
ーピング巻数の1/2(ワインド数)をnとすると、固
定したパッケージからローピングを引き出したとき、ロ
ーピングにかかる撚り数Nは、N−(2πに)2+(!
)2’゜゜’゜゜゜゜゜゜゜’010゜゜゜゜゛゜(1
)となる。
従つて、ローピングにかかる撚り数Nは、パッケージの
長さl及びワインド数nが一定のとき、ローピングの引
き剥し点の位置rによつて定まる。一般にパツケージ製
品は、長さlは約250m1L外径約250mTn、内
径70〜100mm、ワインド数nは3前後のものが多
い。
このようなパツケージから引き出したローピングには1
、2〜4回/m程度の撚りがかかる。プルトルージヨン
成形法やフイラメントワインデイング成形法等の特殊の
成形法では、この程度の撚りでも使うことはできない。
そこで、通常のパツケージ製品を回転させて、パツケー
ジの外側から、パツケージの巻き取り軸に直角な方向に
ローピングを引き出すか、或いは、パツケージを固定し
て軸方向にローピングを引き出したときに、ローピング
にかかる撚りを打ち消す方向に、予めローピングに撚り
をかけてパツケージに巻き取つておく方法が用いられて
いる。パツケージを回転させて、外側からローピングを
引き出す方法は、作業時にトラブルが発生し易く、回転
のための装置も必要で、作業能率及びコスト的に不利で
ある。そこで、予めローピングに補正撚りのかかつたパ
ツケージ製品(ノンツイストローピング製品)が要望さ
れている。ノンツイストローピング製品の製造には、ノ
ンツイストローピングワインダ一が用いられている。
この装置は、オープンエンドの巻き取りシヤフトを固定
しておき、ケーキの内側から引き出したスストランド束
を、このシヤフトのオープンエンド側から軸方向に送入
し、巻き付けガイドをシヤフトの周りに回転させながら
トラバースさせて、ストランド束をシヤフト上に円筒形
パツケージとして巻き取るようになつている。この装置
で巻き付けガイドがオープンエンド側から見て左回りの
場合は、パツケージに巻き取られたローピングには、(
1)式で表わされる撚数のS撚りがかかつている。この
パツケージ製品のオープンエンド側の端面を下にして固
定し、反対側の端面、即ち、右巻きの端面の内側からロ
ーピングを引き出する、引き出すときにZ撚りがかかる
。その撚数は(1)式で表わされる撚数である。従つて
、巻き取られているローピングに予めかかつている撚数
と同じであり、撚りの方向がZ(5Sであるので、互い
に打ち消されて無撚りのローピングが引き出されるので
ある。従来のノンツイストローピング製品の製造には、
前述のように、巻き付けガイドをトラバースさせながら
、固定されたシヤフトの周りを回転させるため、装置は
複雑な構造となり高価である。又、ガラス繊維は張力に
対して伸長が小さく、曲折や摩擦に弱いので、この装置
では、通常のパツケージ製品のような高速巻き取りは難
しく、そのV2乃至1/3程度の巻き取り速度で能率が
極めて悪い。例えば、80テツクスのストランドを30
本集束して、2400テツクスのストランド束とし、従
来のノンツイストローピングワインダ一で巻き取つたと
ころ、巻き取り速度を150m/m即ユ上にすると、得
られたノンツイストローピング製品に毛羽が多くなつた
。4800テツクスになると巻き取り速度を小さくして
も作業は困難であつた。
又、この装置では、バルキーローピングは毛羽の飛散、
ローピングの切断により、実際上作業はできなかつた。
本発明ぱ、通常のパツケージ製品を巻き取るシヤフト回
転ワインダ一を使用して、ノンツイストローピング製品
を高能率に製造する方法を提供するものである。
以下、実施例により、本発明を説明する。
実施例 1 通常のシヤフト回転ワインダ一を2台用いる。
両者共、同一外径のシヤフトを有する同一機種のオープ
ンエンドのワインダ一で、オープンエンド側から見て左
巻きであつた。第1のワインダ一では、ケーキから80
テツクスのストランドを引き出し、これを30本集めて
2400テツクスのストランド束として、通常の方法に
より、通常の無撚りのパツケージ製品(以下一次パツケ
ージ製品という)を得た。
巻き取り速度は400m/Mmであつた。第1のワイン
ダ一で作つた一次パツケージ製品をオープンエンド側か
ら取り外し、オープンエンド側の端面、即ち、左巻きの
端面を上にして台上に置いた。
この一次パツケージ製品の内側からローピングを引き出
し、第2のワインダ一で第1のワインダ一と同一条件で
綾掛けして、一次パツケージ製品と同一形状のパツケー
ジに巻き取つた。一次パツケージ製品から引き出された
ローピングには、(1)式で表わされる撚数のS撚りが
かかるが、そのまま巻き取る。ワインダ一のシヤフトに
巻き取られたノンツイストローピング製品に、底のある
合成樹脂製の袋を被せてシヤフトから取り外し、袋の底
を下にして包装箱に入れた。
従つて、ノンツイストローピング製品のオープンエンド
側の端面は下になり、右巻き側の端面は上方になる。こ
のパツケージの内側から上方にローピングを引き出すと
、ローピングには(1)式で表わされる撚数のZ撚りが
かかるわけであるが、予めかかつているS撚りと打ち消
し合つて無撚りのローピングが得られる。一次パツケー
ジ製品の左巻き端面の内側からローピングを引き出して
、第2のワインダ一に巻いたとき、一次パツケージ製品
とノンツイストローピング製品との巻き始めからの糸長
の等しい点は、巻き取り中心から同じ距離にある。
従つて、一次パツケージ製品から引き出されるローピン
グとノンツイストローピング製品から引き出されるロー
ピングとは、同じ糸長のとき、同じ撚り数がかかり、S
撚りとZ撚りが打ち消し合つて無撚りのローピングが得
られるものである。4800テツクスについても240
0テツクスと同じように400m/Mmの巻き取り速度
で巻き取つたところ、4800テツクスの場合も良品質
のノンツイストローピング製品が得られた。
実施例 2実施例1に用いた2400テツクスのストラ
ンド束を乱気流によつて嵩高処理し、実施例1と同様の
方法で、巻き取り速度を300m/MUlとして、ノン
ツイストローピング製品を得た。
得られた製品は極めて良質であつた。以上の実施例から
明らかなように、本発明方法では、一般に使用されてい
るシヤフト回転ワインダ一を用い、通常のガラス長繊維
パツケージ製品と殆んど同じ状態で巻き取ればよく、同
一のワインダ一を2台併置して、一方では通常のパツケ
ージ製品を巻き取り、他方ではノンツイストローピング
製品を巻き取ることができるので、作業能率も通常のパ
ツケージ製品を製造する場合と殆んど変らず、高品位の
各種ノンツイストローピング製品を通常のパツケージ製
品と大差ないコストで製造することができるものである

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 通常のシャフト回転ワインダーを用い、ガラス長繊
    維ケーキから引き出した無撚状態のストランド東を、円
    筒状パッケージに巻き取つて通常のガラス長繊維パッケ
    ージ製品とし、このパッケージ製品を固定してロービン
    グを引き出し、前記シャフト回転ワインダーと同一外径
    のシャフトを有するシャフト回転ワインダーに、前記パ
    ッケージ製品と同一綾掛けをして巻き取り、略同一形状
    の円筒状パッケージとするガラス長繊維ノンツイストロ
    ービング製品の製造方法。
JP6118680A 1980-05-07 1980-05-07 ガラス長繊維ノンツイストロ−ビング製品の製造方法 Expired JPS5928512B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6118680A JPS5928512B2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07 ガラス長繊維ノンツイストロ−ビング製品の製造方法

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JP6118680A JPS5928512B2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07 ガラス長繊維ノンツイストロ−ビング製品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56161259A JPS56161259A (en) 1981-12-11
JPS5928512B2 true JPS5928512B2 (ja) 1984-07-13

Family

ID=13163870

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JP6118680A Expired JPS5928512B2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07 ガラス長繊維ノンツイストロ−ビング製品の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8011191B2 (en) 2009-09-30 2011-09-06 Thermo Fisher Scientific (Asheville) Llc Refrigeration system having a variable speed compressor
WO2017035313A1 (en) 2015-08-25 2017-03-02 University Of South Carolina Integrated robotic 3d printing system for printing of fiber reinforced parts
EP3463818A4 (en) 2016-05-24 2020-01-01 University of South Carolina CONTINUOUS COMPOSITE FILM FOR GENERATIVE PRODUCTION
US11117362B2 (en) 2017-03-29 2021-09-14 Tighitco, Inc. 3D printed continuous fiber reinforced part
WO2020036930A1 (en) 2018-08-13 2020-02-20 University Of South Carolina Systems and methods for printing 3-dimensional objects from thermoplastics
US11697244B2 (en) 2020-08-28 2023-07-11 University Of South Carolina In-line polymerization for customizable composite fiber manufacture in additive manufacturing

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JPS56161259A (en) 1981-12-11

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