JPS63282021A - 不整列頭付針状部品の吸引整列装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、吊下げシュートによって搬送される頭付針状
部品のうち、吊下げ状態になっていない不整列部品のみ
を途中で吸引して吊下げシェードに落下させることによ
り再整列させるための不整列頭付針状部品の吸引整列装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

頭付針状部品をリニアフィーダの振動作用によって搬送
する間に整列するための一般的な整列装置は、第６図な
いし第９図に示されるように、７字溝を有するＶ字形シ
ェード３２と、■字形の吊下げシュート３４とから成る
。

リニアフィーダＬの振動作用によって頭部を搬送方向Ｐ
に向けた姿勢でＶ字形シェード３２により搬送されてき
た頭付針状部品３６は、Ｖ字形シェード３２の端部で僅
かに落下して吊下げシュート３４に移送され、頭付針状
部品３６の頭部が吊下げシュート３４に引っ掛かって吊
下げ姿勢になることにより整列される。

（発明が解決しようとする問題点〕 ■字形シュート３２から吊下げシュート３４に数本の頭
付針状部品３６が互いに絡み合った状態で移送されると
、搬送方向Ｐに沿ったままほぼ水平姿勢になっていて整
列されない頭付針状部品３６゛が生ずる。このような不
整列姿勢の頭付針状部品３６は、■字形の吊下げシュー
ト３４に接続された後続のシュート（第６図にはレール
状の吊下げシュート３８が示される）に移送される際に
円滑に移送されずに落下してしまうことが多い。

これでは、頭付針状部品の全数整列を行うことができず
、整列装置としての機能を果たし得ない。

本発明は、このような従来の整列装置の問題点に鑑み、
吊下げ状態になっていない不整列部品のみを途中で吸引
して吊下げシュートに落下させることにより再整列させ
て頭付針状部品の全数整列を行うことを目的としてなさ
れたものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、磁性体から成る頭付針状部品を振動作用によ
って吊下げ状態で整列搬送するための吊下げシュートと
、この吊下げシェードの直上に設けられ、不整列状態で
搬送されてきた不整列部品のみを吸引するための電磁石
と、この電磁石により不整列部品が吸引されたことを検
出するための検出器とから成る不整列頭付針状部品の吸
引整列装置である。

〔発明の作用〕

搬送方向に沿ったままほぼ水平姿勢になっていて整列さ
れていない頭付針状部品がｔｍ石の直下に達すると、こ
の電磁石により吸引され、整列されて吊下げ状態となっ
ている頭付針状部品のみが前方に搬送されてゆく、電磁
石が水平姿勢になっている不整列の頭付針状部品を吸引
したことを検出器が検出すると、検出時から設定時間経
過後に電磁石の磁気吸引力が瞬間的に消滅し、これによ
り電磁石に吸引されていた頭付針状部品は直下の吊下げ
シュートに落下して再整列され、整列姿勢で前方に搬送
される。

〔実施例〕

第１図ないし第５図に本発明の実施例が訴、されている
。

リニアフィーダしに７字溝を有するＶ字形シュート２が
取付けられ、このＶ字形シュート２に７字形の吊下げシ
ェード４が接続されている。吊下げシュート４の途中に
は電磁石Ｍが該吊下げシュート４の直上に位置して設け
られている。この電磁石Ｍの磁極部６には吸引具８が取
付けられ、この吸引具８は吊下シェード４のＶ字溝１０
に深く入り込んでいる。電磁石Ｍの吸引具８は、頭付針
状部品１２の搬送方向Ｐに沿って設けられていると共に
、その横断面がＶ字形に形成されており、これにより搬
送方向Ｐに沿ったままのほぼ水平姿勢で搬送されてきた
不整列の頭付針状部品１２”を吸引し易いようにしであ
る。

頭付針状部品１２は磁性体から成り、吸引具８は残留磁
気の影響を少なくするため非磁性体で構成されている。

電磁石Ｍに取付けた吸引具８には、不整列の頭付針状部
品１２が吸引されたことを検出するための検出器１４が
取付けられている。

第１図に示されるように、Ｖ字形シュート２から吊下げ
シュート４′に数本の頭付針状部品１２が絡み合ったま
ま移送されることにより、一部の頭付針状部品１２°は
吊下げ状態に整列されずにほぼ水平姿勢となって搬送さ
れる。この不整列の頭付針状部品１２′が電磁石Ｍの直
下に達すると、第２図に示されるように、この電磁石Ｍ
により吸引され、整列されて吊下げ状態となっている頭
付針状部品１２のみが前方に搬送されてゆく。

はぼ水平姿勢になっている不整列の頭付針状部品１２’
が電磁石Ｍの吸引具８によって吸引されたことを検出器
１４が検出すると、検出時から設定時間経過後に電磁石
Ｍのコイル１６に流れる電流が遮断されて電磁石Ｍの磁
気吸引力が瞬間的に消滅する。これにより第３図に示さ
れるように、吸引具８に吸引されていた頭付針状部品１
２′は直下の吊下げシュート４に落下して再整列され、
整列姿勢で前方に搬送される。

電磁石Ｍのコイル１６に流れる電流は瞬間的に遮断され
るのみであり、吸引具８に吸引されていた頭付針状部品
１２’が落下するとコイル１６に再度電流が流れて吸引
可能な状態となる。このため、吸引具８から落下した頭
付針状部品１２’が搬送中の直下の頭付針状部品１２に
引っ掛かって吊下げ状態とならない場合には、再度吸引
具８に吸引される。

また、頭付針状部品１２の供給部と整列部とが互いに独
立している構成の場合には、供給部から整列部に供給し
た部品が整列部を通過し終える時間が予め分かるので、
この時間の経過後に電磁石Ｍのコイル１６に流れる電流
を遮断して吸引具８に吸引されている不整列の頭付針状
部品１２゛を落下させ、これにより不整列の頭付針状部
品１２゜の再整列を確実にすることができる。

尚、第１図ないし第３図において、１８はＶ字形の吊下
げシュート４に接続された別のレール状の吊下げシュー
トを示す。

（発明の効果〕 本発明によれば、整列用の吊下げシュートによって搬送
される頭付針状部品のうちほぼ水平状態となっている不
整列の頭付針状部品のみを途中で電磁石により吸引して
吊下げシュートに落下させることにより不整列部品の再
整列を行うことができる。このため、頭付針状部品の全
数整列が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係わる吸引整列装置の正面中央縦断
面図、第２図及び第３図は、いずれも本発明の詳細な説
明するための図、第４図は、第１図のＸ−Ｘ線拡大断面
図、第５図は、■字形シェード２の拡大横断面図、第６
図は、従来の頭付針状部品の整列装置の正面中央縦断面
図、第７図ないし第９図は、それぞれ■字形シュート３
２．７字形の吊下げシュート３４及びレール状の吊下げ
シュート３８の横断面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 Ｌ：リニアフィーダ　　Ｍ：電磁石 ４：吊下げシェード　　６：電磁石の磁極部８：電磁石
の吸引具 １０：吊下げシュートの７字溝 １２．１２′：頭付針状部品

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁性体から成る頭付針状部品を振動作用によって吊下げ
   状態で整列搬送するための吊下げシュートと、この吊下
   げシュートの直上に設けられ、不整列状態で搬送されて
   きた不整列部品のみを吸引するための電磁石と、この電
   磁石により不整列部品が吸引されたことを検出するため
   の検出器とから成る不整列頭付針状部品の吸引整列装置
   。