JPS6328189Y2 - - Google Patents

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JPS6328189Y2
JPS6328189Y2 JP6776083U JP6776083U JPS6328189Y2 JP S6328189 Y2 JPS6328189 Y2 JP S6328189Y2 JP 6776083 U JP6776083 U JP 6776083U JP 6776083 U JP6776083 U JP 6776083U JP S6328189 Y2 JPS6328189 Y2 JP S6328189Y2
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JP
Japan
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storage box
support
center
sintering
temperature
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JP6776083U
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JPS59172737U (ja
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  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は粉末成形品を焼結により高密度化す
るときに使用する補助具の一種であつて、炉内で
成形品を収納している収納箱内の敷板を支持する
支持体の構造に関する。
粉末成形品を焼結する場合は、普通第1図にみ
るようにステンレスあるいはモリブデンのような
耐熱金属製またはグラフアイト製の収納箱1の中
に焼結すべき成形品を収納し、蓋2をしたものを
複数段積み重ねて炉内に焼成している。収納箱1
の内部は第2図に示すように、適当な支持柱3の
上に敷板4を載せ、この敷板4の上に焼結すべき
粉末成形品を並べ必要に応じて蓋をして適当な段
数積み重ねる。
ところで、焼成炉内の温度分布は意外にむらが
あり、収納箱を積み重ねた場合では中段、下段は
上段より20〜30℃高くなつていることが多く、さ
らに同じ収納箱の内部でも箱の側壁に近い部分は
温度が高く、中央部では温度が低い。
焼成温度が不均一であることは製品の品質が不
均一になる原因の一つであつて、箱の中央部に配
置された製品と側壁に均い部分に配置された製品
では、焼結後の密度、寸法に差があつた。そのた
め、当然炉内温度の均一性を維持する手段が求め
られている。
この考案は、上記問題点のうち、特に収納箱内
の温度の均一性を保つような支持具の構造に関す
る。
図面を参照して具体的に説明すると、第3図は
支持体となる板状体に設けた貫通孔が四角形の例
であつて、収納箱側壁に接近している部分では孔
が大きく中心部にいくにしたがつて、孔が小さく
なつている。
したがつて、側壁に接近した所では支持体の体
積が小さく中心部では大きくなつている。この孔
の形状は四角形に限らず、六角形を並べて全体が
ハニカム構造になつていてもよく、それ以上の多
角形、或いは円でもよい。
真空焼結炉内の熱伝播は、主として輻射による
が、外は焼結補助具による熱伝導がこれに次いで
いる。特に真空炉で両側面にのみ熱源のあるよう
な構造の場合、従来のような支持体では、中にあ
る焼結すべき製品で収納箱の両側面にあるもの
は、収納箱の側壁あるいは底部からの伝導が期待
できても、中心部は隔離された状態になり、収納
箱が赤熱し、赤外線を出すまでは、単に敷板から
の伝導があるに過ぎなかつた。そのため中心部の
温度が側面部に比較して低かつた。この現象は、
大気中もしくは雰囲気ガス中の焼結炉でも認めら
れる。この場合、熱伝播は伝導が主となり、輻射
と対流がこれを補なう形になるが、収納箱中央部
の熱容量が小さいと同様の現象が生じる。
また従来の支持具を使用している限り、収納箱
中心部の補助具の熱容量は周辺部に比較して小さ
いので加熱が終つた時の温度低下も中心部のみが
早かつた。したがつて、被焼成物の焼結に及ぼす
余熱の影響も中心部と周辺部では差が大きかつ
た。
この考案の支持具を使用すると、敷板の中心部
にも支持具が接触しているので熱伝導が良好であ
つて昇温時に収納箱内周辺部に比較して温度上昇
の遅れがなくなり、また加熱停止後の放冷時も補
助具の熱容量の差が少ないから放冷による温度低
下も収納箱内周辺部に比較して早過ぎることがな
い。したがつて、この考案の支持体を使うと品質
が均一な焼結体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は収納箱を積重ねた図。第2図は収納箱
内部を示す図である。第3図は空孔が四角形の場
合の支持具を示す。 図中1は収納箱、2はその蓋、3は従来の柱型
支持具、4は敷板、5は支持体にあけられた空孔
を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 焼結炉内で粉末成形品を焼結するための収納箱
    内に配置する敷板の支持体であつて、その構造は
    多数の独立した貫通孔を有する板状体であり、収
    納箱内に配置したときに、側面に近接する板状体
    の側面部では、その単位面積当りに占める貫通孔
    の面積が大きく、中心部近くになるにしたがつ
    て、上記面積が小さくなるような貫通孔を有する
    焼結炉用収納箱内の敷板の支持体。
JP6776083U 1983-05-09 1983-05-09 焼結炉用収納箱内の敷板の支持体 Granted JPS59172737U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6776083U JPS59172737U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 焼結炉用収納箱内の敷板の支持体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6776083U JPS59172737U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 焼結炉用収納箱内の敷板の支持体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59172737U JPS59172737U (ja) 1984-11-19
JPS6328189Y2 true JPS6328189Y2 (ja) 1988-07-29

Family

ID=30197950

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JP6776083U Granted JPS59172737U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 焼結炉用収納箱内の敷板の支持体

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JP (1) JPS59172737U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59172737U (ja) 1984-11-19

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