JPS63281722A - 空調用表面処理アルミニウムフイン材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空調用フィン加工時における潤滑油を不用とし
た親水性表面処理アルミニウムフィン材に関する。

〔従来の技術〕

従来、親水性アルミニウムフィン板の加エバＩリアミド
と界面活性剤およびアミノアミドと界面活性剤で親水性
処理°シたアルミニウム板をシェルフインストックオイ
ルＡ（出光興産社製ＡＦ−８）等のオイルでオイリング
してプレスすることによシ行われていた。オイリングは
プレス加工時の潤滑のため行われるものであシ、トリク
レン等による脱脂工程が必要である。プレス加工はしご
き加工、張出し加工等を含み、プレス加工した後拡管、
・ζア組立および脱脂洗浄する。プレス加工後はトリク
レン、トリエタン、７０ン、リドリン等を使用して脱脂
洗浄をしなければならず、トリクレン。

トリエタン、その他の洗浄は工場衛生管理、堆扱い事故
等の問題点があるとともに、汚染等の恐れがあるため、
脱脂洗浄を不用とする表面処理フィンが要望されていた
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、上記実情に鑑み鋭意研究をし九結果親水性表
面処理したアルミニウム板のオイルリング工程、脱脂工
程を不用とするアルミニウムフィン材、すなわちオレイ
ン酸ナトリウムを主成分とするアルカリ石けんを親水性
表面処理皮膜上に塗布した空調用表面処理アルミニウム
フィン材を提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明はオレイン酸ナトリウムを主成分とするアルカリ
石けんを親水性表面処理したアルミニウムフィン材に塗
布するもので、その塗布量は５０〜５００キ／−が良好
である。

本発明の工程としては、アルミニウム板を洗浄し、親水
性表面処理を施し、その上にアルカリ石けんを塗布し、
しごきフィン或いは張出しフィンを形成するためのプレ
スを行い、拡管、コア組立すれば良い。

本発明によればオイルリング工程は不要となシ、脱脂洗
浄工程も省略できる。

本発明は、ポリビニルアルコール（ＰＶＡ）Ｋコロイダ
ルシリカを混ぜ、さらに界面活性剤を混ぜた液で、膜厚
１μ程度親水性表面処理をしたアルミニウムフィン材に
オレイン酸ナトリウムを主成分とするアルカリ石けんを
５０〜５００　ｑ／ｍ’塗布する。アルカリ石けんとし
ては高級脂肪酸のナトリウム塩、カリウム塩等を挙げる
ことができる。水溶性で、水に不溶性の金属石けんとは
異なる。高級脂肪酸としてはノ９ルミテン酸、ステアリ
ン酸。

オレイン酸が代表的例である。

実施例として、上記ＰＶＡ、コロイダルシリカ。

界面活性剤を混ぜ合わせた液で表面処理したアルミニウ
ム板の上に５％のアルカリ石けんを使用し、ノ々−コー
タＡ５を用いて片面ずつ塗付した後、自然乾燥した。ア
ルカリ石けんの塗膜量は、４４５〜５００　＝ｑ／ｗｌ
であシ、このアルミニウム板にカラーを成形するためし
ごき加工を行った。

１３０００回のしごき連続加工が順調に実施できた。

空調用フィンコアとして、組立て後は水洗だけで、アル
カリ石けんを略完全に除去することができる。また、組
立後のフィン面は十分Ｋｆｉ水性であり、水洗なしの状
態でも出荷することが可能である。

アルカリ石けんの塗布量は多い程潤滑に寄与するが、泡
立ち性を考えると５０〜５００ｖ／−が実用的である。

アルカリ石けんの塗付量と泡立ち性をしらべ九結果を表
−ＩＫ示すと、 表−１ （但し塗膜量は片面塗布量であり、泡立ちは両面塗布材
を使用） 表−１よシ明らかなように５００岬／ｒＰ？をこえる塗
布を行ったときは１時間以上泡立ちがあり、実用的でな
い。また、５０　＊／ｄより少ないと泡立ちｔｌｊ：５
秒以下で良いが、潤滑性が悪い。

〔発明の効果〕

本発明はフィン加工のときに潤滑油（オイリング）を使
用せず、アルカリ石けんを使用しているので水溶性であ
り、トリクレン、トリエタン、フロン、リドリン等を使
用しなくてよく、工場衛生管理、汚染等の問題もない。

また、本発明の潤滑層は水溶性であるので、水洗によっ
て略完全に除去することができる。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）親水性表面処理皮膜上にオレイン酸ナトリウムを
   主成分とするアルカリ石けんを塗布したことを特徴とす
   る空調用表面処理アルミニウムフイン材。
2. （２）アルカリ石けんの塗布量を５０〜５００ｍｇ／ｍ
   ＾３としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の空調用表面処理アルミニウムフイン材。