JPS63279672A - 曲がり補正回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はテレビジョン受信機の偏向回路における格子
状パターンなどでの縦線のギザ状の曲がり補正に適用さ
れる曲がり補正回路に関するものである。

［従来の技術］ 偏向回路における格子状パターンにおいては、電子ビー
ムを水平走査させた際のビーム電流量の急激な変化によ
って第４図で示すように、縦線（りの横線（ｙ）との各
交差箇所に（ｚ）で示すごときギザ状の曲がりが発生す
る。

第３ｆＪＩ（ａ）、（ｂ）は上記ギザ状の曲がりを補正
するための従来から知られている曲がり補正回路を示す
構成図である。

第３図（ａ）で示す従来の曲がり補正回路は、水平偏向
回路の水平偏向コイル（２３）とひずみ補正用コンデン
サ（２６）の接続点と、昇圧用フライバックトランス（
２５）の１次コイル（Ｚ４）の直流電源（１）側とのあ
いだに、コイル（１１）と抵抗（２１）とを直列に接続
して構成されている。

第３図（ｂ）で示すもう１つの従来の曲がり補正回路は
、上記の水平偏向コイル（２３）とひずみ補正用コンデ
ンサ（２６）の接続点と、昇圧用フライバックトランス
（２５）の１次コイル（２４）の直流電源（１）側との
あいだに、抵抗（２１）のみを接続して構成されている
。

なお、第３図（ａ）、（ｂ）において、（２７）は共振
コンデンサ、（２８）はダンパーダイオード、（２９）
は水平出力トランジスタ、　（：ｌＯ）は水平ドライブ
トランス、（３１）は水平ドライブトランジスタである
。また、上記水平偏向コイル（２３）は水平リニアリテ
ィコイル、水平幅調整コイルを合わせたものである。

上記構成の曲がり補正回路においては、格子状パターン
における縦線のギザ歌曲がりの発生原因であるところの
、ビーム電流の急激な変化にともなう上記水平偏向コイ
ル（２３）のリンキング、フライトバックトランス（２
５）の１次コイル（２４）のリンキングを軽減すること
により一ヒ記ギザ状の曲がりを補正するように動作する
。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の曲がり補正回路は以上のように構成されているの
で、第３図（ａ）の場合は、周波数特性をもつコイル（
１１）を小さくすることにより抵抗（２１）として低定
格で低インピーダンのものを用いながら格子状パターン
の縦線のギザ歌曲がりを小さくできる反面、水平リニア
ティを悪化する欠点がある。

また、第３図（ｂ）の場合は、周波数依存性がないため
、抵抗（２１）の定格を大きくする必要があり、水平偏
向回路への影響か大きい。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、水平リニアティな悪化させたり、水モ偏向回
路に悪影響を与えることなく、格子状パターンの縦線の
ギザ歌曲がりを抑制することができる曲がり補正回路を
提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明にかかる曲がり補正回路は、水平偏向コイルと
ひずみ補正用コンデンサの接続点と、フライバックトラ
ンスの１次コイルの直流電源側とのあいだに、コンデン
サと抵抗とを直列に接続したことを特徴とする。

［作用］ この発明によれば、周波数特性をもち、低周波でインピ
ーダンスの大きいコンデンサと抵抗とを用いることによ
り、格子状パターンでの縦線のギザ歌曲がりの周波数で
低インピーダンスのコンデンサと、低インピーダンス、
低定格の抵抗との組合せが可能になり、格子状パターン
での縦線のギザ歌曲かりを抑制できる。

［発明の実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
。

第１図はこの発明の一実施例による曲がり補正回路の構
成図であり、同図において、第３図（ａ）。

（ｂ）で示す従来例と同一の構成には同一の符号を付し
て、それらの詳しい説明を省略する。

第１図において、（２２）はコンデンサで、上記抵抗（
２１）と直列に、上記水平偏向コイル（２３）とひずみ
補正用コンデンサ（２６）の接続点と、昇圧用フライバ
ックトランス（２５）の１次コイル（２４）の直流電源
（１）側とのあいだに接続されている。

つぎに、上記構成の動作について説明する。

電子ビームの水平走査時においてビーム電流に急激な変
化が生じた際、そのビーム電流が上記抵抗（２１）、コ
ンデンサ（２２）を通して直流電源（１）側にバイパス
されることになるため、水平偏向コイル（２コ）やフラ
イバックトランス（２５）の１次コイル（２４）のリン
キングが抑えられる。これによって、第２１２１で示す
ように、格子状パターンの縦線（ｘ）にギザ状の曲がり
が発生しない、または発生してもほとんど目立たない程
度にすることができる。

なお、上記実施例では、水平偏向コイル（２３）と、フ
ライバックトランス（２５）の１次コイル（２４）の直
流電源（１）側とのあいだに、１つの抵抗（２１）とコ
ンデンサ（２２）とを直列に接続したか、水平偏向コイ
ル（２３）側、１次コイル（２４）側にそれぞれ抵抗（
２１）とコンデンサ（２２）とを直列に接続するととも
に、両者を並列に接続しても上記実施例と同様の効果が
得られる。

［発明の効果］ 以上のとおり、この発明によれば、格子状パターンの縦
線のギザ歌曲がりの周波数で低インピーダンスのコンデ
ンサと、低インピーダンスで低定格の抵抗とを組合せる
ことができるから、水平リニアティの劣化や水平偏向回
路への悪影響をまねくことなく、縦線のギザ歌曲がりを
抑制することができる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による曲かり補正回路の構
成図、第２図は曲がり補正された格子状パターンを示す
図、第３図（ａ）、（ｂ）は従来の曲かり補正回路の構
成図、第４図は曲がり補正前の格子状パターンを示す図
である。 （２１）−・・抵抗、　（２２）−・・コンデンサ、（
２：ｌ）−・・水平偏向コイル、（２４）−・・フライ
バックトランスの１次コイル、（２５）・・・フライバ
ックトランス。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）水平偏向回路の水平偏向コイルとひずみ補正用コ
   ンデンサの接続点と、昇圧用フライバックトランスの１
   次コイルの直流電源側との間に、コンデンサと抵抗とを
   直列に接続したことを特徴とする曲がり補正回路。