JPS63279506A - 難燃ケ−ブル - Google Patents

難燃ケ−ブル

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Publication number
JPS63279506A
JPS63279506A JP62113893A JP11389387A JPS63279506A JP S63279506 A JPS63279506 A JP S63279506A JP 62113893 A JP62113893 A JP 62113893A JP 11389387 A JP11389387 A JP 11389387A JP S63279506 A JPS63279506 A JP S63279506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnesium hydroxide
flame
rubber
ceramic
flame retardant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62113893A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Kondo
守 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP62113893A priority Critical patent/JPS63279506A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は防食層が改良された難燃ケーブルに関するもの
である。
[従来の技術J ケーブルには、難燃性が要求されることがある。
難燃ケーブルは、例えば、その断面において、第1図に
示すような構造を有している。第1図の難燃ケーブルは
、導体11.絶縁体12、介在13および押えテープ1
4及び防食層15を何する。
防食層15は難燃組成物からできている。在来の難燃組
成物は、ゴムまたはプラスチック?こ、ハロゲンを含む
難燃剤と三酸化アンチモンを併用添加した難燃組成物で
あることが多かった。
しかし、このような難燃組成物は、高度の難燃性を示す
か、ハロゲンが含まれていることから燃焼時発煙量が多
く、強腐食性のハロゲン化水素ガスを発生する問題があ
った。燃焼時の発煙量が少なく、ハロゲン化水素ガスが
発生しない難燃組成物として、分子中にハロゲンを含ま
ないゴムまたはプラスチックに水酸化アルミニウムまた
は水酸化マグネシウム等の水和無機化合物を多量に添加
した難燃組成物が知られている。
しかし、水酸化アルミニウムを添加した難燃組酸物は、
水酸化アルミニウムの脱水温度が低いため、たとえば、
ケーブルに押出加工する場合、押出温度を上げることか
できず、線速を速くすることが困難で加工性に劣る問題
があった。
また、水酸化マグネシウムを添加した難燃組成物は、脱
水温度が水酸化アルミニウムよりも約100℃高く、押
出加工性に優れているが、ケーブルの使用環境か高湿度
の場合、空気中の炭酸ガスと水の作用により、水酸化マ
グネシウムが炭酸マグネシウムに化学変化する問題があ
った。
[発明の目的] 本発明の目的は、従来の難燃ケーブルで見られた上記の
ような問題が解決された難燃ケーブルを提供することに
ある。
[発明の溝成コ 本発明の難燃ケーブルは、導体、絶縁体および防食層を
備えており、防食層がハロゲンを含まないゴムまたはプ
ラスチック100重量部に、表面がセラミックコーティ
ングされた水酸化マグネシウム50〜200重量部を主
体とする難燃組成物から成ることを特徴とする。
ハロゲンを含まないゴムとしては、エチレンプロピレン
ゴム、天然ゴム、合成イソプレンゴム、ブタジェンゴム
、スヂレンブタジエンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム
およびアクリルゴム等が挙げられる。
ハロゲンを含まないプラスチックとしては、ポリエチレ
ン、エチレンとαオレフィンの共重合体、エチレン・酢
酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸エチル共重合
体およびポリプロピレン等が挙げられる。
水酸化マグネシウムの表面は、セラミックにより薄くコ
ーティングされている。セラミックとしては、Aム01
、T iCST iN SS r C等が挙げられる。
水酸化マグネシウムの粒子の大きさは、通常、0.5〜
2.0μである。セラミックコーティングの厚みは、セ
ラミックの種類によって異なるが、厚すぎると燃焼時の
水酸化マグネシウムの脱水が妨げられて難燃性に劣って
くる為、0.5μ以下が好ましい。
セラミックをコーティングする方法としては、スパッタ
リング等が挙げられ、コーティングは水酸化マグネシウ
ムの脱水温度以下で行なう必要がある。
表面がセラミックコーティングされた水酸化マグネシウ
ムの添加量は、ゴム又はプラスデック100重量部に対
して50〜200重重部である。
50重量部未満では充分な難燃性が得られず、又200
重量部を超えると、混合が困難となり又充分な機械特性
をもつ成形品が得られなくなる。
難燃組成物には適宜、老化防止剤、着色剤、加工助剤、
難燃助剤、又は架橋剤等を加えてよい。
本発明の難燃ケーブルの製造は、従来の手順によって、
例えば、導体上に絶縁体を形成することにより電線を製
造した後、より合わせた上に混練りにより調製した難燃
組成物を押出形成することによって行える。
[発明の好ましい態様コ 以下に、本発明を具体的に説明する。
参考例1 水酸化マグネシウム(協和化学(株)製キスマ5B)の
表面を低温スパッタリングすることにより、平均厚さ0
.1μのA Q t Osコーティング層を形成した。
このA Q ! Osコーティング水酸化マグネシウム
150重量部をポリエチレン(日本ユニカー(株)製D
FDA1137)100重量部に添加し、熱ロールにて
混合した該、IRIL厚のシートを熱プレスにより作成
した。
比較参考例1 ポリエチレン(日本ユニカー(株)製DF D A 1
137)100重量部に水酸化マグネシウム(協和化学
(株)製キスマ5B)150重量部を添加し、実施例1
と同じ方法にて1RII厚のシートを作成した。
参考例1および比較参考例1で得られたシートを温度2
5℃で湿度100%の炭酸ガス雰囲気中に1週間さらし
た。比較参考例1のサンプルシートの表面は炭酸マグネ
シウムの白色粉が析出して真っ白になったのに比べて、
参考例1のサンプルシートの表面は実験萌の表面状態と
同じで全く変化がみられなかった。
実施例1および比較例1 断面5.5xx2(1,01!mφ7本撚り)の銅導体
の周囲にポリエチレンを1.05+i厚に押出すること
により形成した絶縁体芯を3本撚り合わせた後、ポリプ
ロピレン介在、線押えテープおよび防食層を押出により
形成し、ケーブルを試作した(外径14 、5 xm)
。防食層の材料として、実施例1においては参考例Iで
得られた組成物を用い、比較例1においてはポリエチレ
ン100重量部にデカブロモジフェニルエーテル50重
量部、三酸化アンチモン20重量部を熱ロールにて混合
して得た組成物を用いた。
試作したケーブルについてJC8第366号垂直トレイ
燃焼試験(VOT方式)に準じ、燃焼試験を行った。
比較例1のケーブルでは燃焼距@90cmと良好だった
ものの発煙量が多く問題があったのに比べ、実施例1の
ケーブルは燃焼距離80cmと良好であり、発煙もほと
んどなかった。
[発明の効果] 本発明によれば下記の様な効果がある。
■ 水酸化マグネシウムは、セラミックコーティングに
より保護されている為に水分および炭酸ガスと接触せず
、炭酸マグネシウムに化学変化することがない。
■ 組成物中にハロゲン元素を含んでいない為、発煙量
が少なく、強腐食性のハロゲン化水素ガスが発生しない
【図面の簡単な説明】
第1図は難燃ケーブルの構造の一例を示す断面図である
。 2は導体、12は絶縁体、13は介在、14は押えテー
プ、15は防食層を示す。 特許出願人住友電気工業株式会社 代 理 人 弁理士青白 葆 ほか2名第1図 手続補正書 特許庁長官殿   昭和62年 6月 5日2、発明の
名称 難燃ケーブル 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市東区北浜5丁目15番地名称 (2
13)住友電気工業株式会社代表者    川  上 
 哲  部 4、代理人 住所 〒540 大阪府大阪市東区域見2丁目1番61
号6 補正の対象 ; 明細書の「特許請求の範囲」の
欄特許請求の範囲 1.導体、絶縁体および防食層を備える難燃ケーブルに
おいて、防食層がハロゲンを含まないゴムまたはプラス
チック100重量部、表面がセラミックコーティングさ
れた水酸化マグネシウム50〜200重量部を主体とす
る難燃組成物から成ることを特徴とする難燃ケーブル。 2、セラミツ’)が、A(2tOs、TiC5TiNま
たはSiCである特許請求の範囲第1項記載の難燃ケー
ブル。 3、セラミックコーティングの厚みが0,5μ以下であ
る特許請求の範囲第1項記載の難燃上プル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導体、絶縁体および防食層を備える難燃ケーブルに
    おいて、防食層がハロゲンを含まないゴムまたはプラス
    チック100重量部、表面がセラミックコーティングさ
    れた水酸化マグネシウム50〜200重量部を主体とす
    る難燃組成物から成ることを特徴とする難燃ケーブル。 2、セラミックが、Al_2O_3、TiC、TiNま
    たはSiCである特許請求の範囲第1項記載の難燃組成
    物。 2、セラミックコーティングの厚みが0.5μ以下であ
    る特許請求の範囲第1項記載の難燃組成物。
JP62113893A 1987-05-11 1987-05-11 難燃ケ−ブル Pending JPS63279506A (ja)

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JP62113893A JPS63279506A (ja) 1987-05-11 1987-05-11 難燃ケ−ブル

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JP62113893A JPS63279506A (ja) 1987-05-11 1987-05-11 難燃ケ−ブル

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JPS63279506A true JPS63279506A (ja) 1988-11-16

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ID=14623778

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JP62113893A Pending JPS63279506A (ja) 1987-05-11 1987-05-11 難燃ケ−ブル

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JP (1) JPS63279506A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109637729A (zh) * 2017-10-09 2019-04-16 江苏亨通电力电缆有限公司 矿物绝缘防火控制电缆

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