JP2001208942A - 難燃性少心光ファイバーケーブル - Google Patents
難燃性少心光ファイバーケーブルInfo
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- JP2001208942A JP2001208942A JP2000013641A JP2000013641A JP2001208942A JP 2001208942 A JP2001208942 A JP 2001208942A JP 2000013641 A JP2000013641 A JP 2000013641A JP 2000013641 A JP2000013641 A JP 2000013641A JP 2001208942 A JP2001208942 A JP 2001208942A
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- optical fiber
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- fibers
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 有害性の高いハロゲンを含まない被覆材で、
高度な難燃性を有したもので被覆された、口出しの際の
作業性が良好である難燃性少心光ケーブルを提供するこ
と。 【解決手段】 光ファイバー心線が金属水酸化物及びハ
ロゲンを含まないポリオレフィン樹脂からなる難燃化さ
れた組成物で被覆されている少心光ファイバーケーブル
において、該組成物の比重が１．４５〜１．６０で破断
伸びが１００〜４００％である難燃性少心光ファイバー
ケーブル。
高度な難燃性を有したもので被覆された、口出しの際の
作業性が良好である難燃性少心光ケーブルを提供するこ
と。 【解決手段】 光ファイバー心線が金属水酸化物及びハ
ロゲンを含まないポリオレフィン樹脂からなる難燃化さ
れた組成物で被覆されている少心光ファイバーケーブル
において、該組成物の比重が１．４５〜１．６０で破断
伸びが１００〜４００％である難燃性少心光ファイバー
ケーブル。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼時にハロゲン
系有毒ガスや煙等を発生せず、かつ高度の難燃性を有
し、耐熱性、機械強度、柔軟性が良好で、成形加工性を
低下させることなく光屋外線、光屋内線、少心加入用ケ
ーブルなどに用いられる少心光ファイバーケーブルに関
し、口出し時の作業性を向上させた難燃性少心光ファイ
バーケーブルに関するものである。
系有毒ガスや煙等を発生せず、かつ高度の難燃性を有
し、耐熱性、機械強度、柔軟性が良好で、成形加工性を
低下させることなく光屋外線、光屋内線、少心加入用ケ
ーブルなどに用いられる少心光ファイバーケーブルに関
し、口出し時の作業性を向上させた難燃性少心光ファイ
バーケーブルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の少心光ファイバーケーブルとして
は、図１に示すようなものが使用されている。図１中の
符号１に示されるものは、直径１２５μｍの光心線であ
る。符号２は外径０．４ｍｍの単鋼線の副テンションメ
ンバである。この副テンションメンバ２と光心線１をユ
ニットシース４の押し出し成形で一括被覆され、光ファ
イバユニット５をなしており、これら単体は光屋内線
（インドアケーブル）等に使用される。
は、図１に示すようなものが使用されている。図１中の
符号１に示されるものは、直径１２５μｍの光心線であ
る。符号２は外径０．４ｍｍの単鋼線の副テンションメ
ンバである。この副テンションメンバ２と光心線１をユ
ニットシース４の押し出し成形で一括被覆され、光ファ
イバユニット５をなしており、これら単体は光屋内線
（インドアケーブル）等に使用される。
【０００３】なお、前記述の光ファイバユニット５の中
央には、溝６が上下に対向して設けられている。この溝
６はこのような少心光フィバケーブルの接続などの際に
口出し（光心線を痛めずに引き出す）を容易に行えるよ
うに、ユニットシース４を引裂きやすくするためのもの
である。
央には、溝６が上下に対向して設けられている。この溝
６はこのような少心光フィバケーブルの接続などの際に
口出し（光心線を痛めずに引き出す）を容易に行えるよ
うに、ユニットシース４を引裂きやすくするためのもの
である。
【０００４】符号３は、外径２．６ｍｍの単鋼線の主テ
ンションメンバである。これにユニットシース４を被覆
したものが支持線７であり屋外で使用される場合には、
前記述の光ファイバユニット５と支持線７を同時に成形
し図１のような屋外用の光屋外線（架空光ト゛ロッフ゜光フィ
バ）となる。
ンションメンバである。これにユニットシース４を被覆
したものが支持線７であり屋外で使用される場合には、
前記述の光ファイバユニット５と支持線７を同時に成形
し図１のような屋外用の光屋外線（架空光ト゛ロッフ゜光フィ
バ）となる。
【０００５】近年、火災時の安全性の面から、難燃電
線、難燃ケーブルのノンハロゲン化、すなわち、煙の発
生が少なく、ハロゲン化水素ガスなどの有害ガスが発生
しない電線・ケーブルの開発が進められ、最近は材料の
リサイクルを含む環境保護対策の面からも、このような
ノンハロゲン化への期待が高まっており、従来のポリ塩
化ビニルを被覆材として使用するのは好ましくなくなっ
てきた。このため、ハロゲンを含まない有機ポリマーを
ベースとしたノンハロゲン難燃性組成物の開発が盛んに
行われている。しかしながら、このような組成物を少心
光ファイバーに前述のユニットシース４として使用した
場合、難燃性が不十分であったり、被覆材料の伸びが５
００％以上もあることから口出し性の作業性が悪いとい
う難点があった。
線、難燃ケーブルのノンハロゲン化、すなわち、煙の発
生が少なく、ハロゲン化水素ガスなどの有害ガスが発生
しない電線・ケーブルの開発が進められ、最近は材料の
リサイクルを含む環境保護対策の面からも、このような
ノンハロゲン化への期待が高まっており、従来のポリ塩
化ビニルを被覆材として使用するのは好ましくなくなっ
てきた。このため、ハロゲンを含まない有機ポリマーを
ベースとしたノンハロゲン難燃性組成物の開発が盛んに
行われている。しかしながら、このような組成物を少心
光ファイバーに前述のユニットシース４として使用した
場合、難燃性が不十分であったり、被覆材料の伸びが５
００％以上もあることから口出し性の作業性が悪いとい
う難点があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、有害
性の高いハロゲンを含まない被覆材で、高度な難燃性を
有したもので被覆された、口出しの際の作業性が良好で
ある難燃性少心光ケーブルを提供することにある。
性の高いハロゲンを含まない被覆材で、高度な難燃性を
有したもので被覆された、口出しの際の作業性が良好で
ある難燃性少心光ケーブルを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ハロゲンを
含まない各種ポリマーと難燃剤を組み合わせ、これらを
製造し、光ファイバに被覆し難燃性と口出し性を評価し
たところ特定の特性を持つハロゲンを含まない難燃組成
物だけが、本発明の問題が解決されることを見いだし
た。
含まない各種ポリマーと難燃剤を組み合わせ、これらを
製造し、光ファイバに被覆し難燃性と口出し性を評価し
たところ特定の特性を持つハロゲンを含まない難燃組成
物だけが、本発明の問題が解決されることを見いだし
た。
【０００８】すなわち、本発明は、光ファイバー心線が
金属水酸化物及びハロゲンを含まないポリオレフィン樹
脂からなる難燃化された組成物で被覆されている少心光
ファイバーケーブルにおいて、該組成物の比重が１．４
５〜１．６０で破断伸びが１００〜４００％である難燃
性少心光ファイバーケーブルである。
金属水酸化物及びハロゲンを含まないポリオレフィン樹
脂からなる難燃化された組成物で被覆されている少心光
ファイバーケーブルにおいて、該組成物の比重が１．４
５〜１．６０で破断伸びが１００〜４００％である難燃
性少心光ファイバーケーブルである。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる金属水酸化物
は、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等の代表
される金属水酸化物であり、特に粒子径、表面処理等は
規定しないが特に難燃組成物として破断伸びが大きくな
らないようなものが好ましい。
は、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等の代表
される金属水酸化物であり、特に粒子径、表面処理等は
規定しないが特に難燃組成物として破断伸びが大きくな
らないようなものが好ましい。
【００１０】また、添加量については難燃性の面から組
成物の比重が１．４５以上になるような添加量であるこ
とが必要で、さらに好ましくは１．５０以上で最も良い
のは１．５６になる添加量である。比重が１．６０を越
える添加量になると加工性が劣る等の欠点が発生する。
成物の比重が１．４５以上になるような添加量であるこ
とが必要で、さらに好ましくは１．５０以上で最も良い
のは１．５６になる添加量である。比重が１．６０を越
える添加量になると加工性が劣る等の欠点が発生する。
【００１１】本発明で使用されるハロゲンを含まないポ
リオレフィン樹脂としては、エチレン系コポリマ−、α
- オレフィンに代表されるコポリマーが難燃性の面で
好ましく、特に酢酸ビニル−エチレン共重合体（ＥＶ
Ａ）、エチレンエチルアクリレート共重合体（ＥＥ
Ａ）、エチレンメチルメタアクリレート共重合体（ＥＭ
ＭＡ）が好ましい。
リオレフィン樹脂としては、エチレン系コポリマ−、α
- オレフィンに代表されるコポリマーが難燃性の面で
好ましく、特に酢酸ビニル−エチレン共重合体（ＥＶ
Ａ）、エチレンエチルアクリレート共重合体（ＥＥ
Ａ）、エチレンメチルメタアクリレート共重合体（ＥＭ
ＭＡ）が好ましい。
【００１２】また、本発明の難燃組成物は、必要に応じ
て、安定剤、着色剤、紫外線吸収剤、光安定剤、滑剤、
界面活性剤等を添加してもよい。
て、安定剤、着色剤、紫外線吸収剤、光安定剤、滑剤、
界面活性剤等を添加してもよい。
【００１３】本発明の難燃性組成物は、以上の各成分を
バンバリーミキサー、加圧ニーダー、等の通常のバッチ
式混練機を用いて均一に混合することにより、容易に製
造することができる。これらからできる難燃性少心光フ
ァイバーケーブルは単軸押し出し機等を使用し被覆して
製造できる。
バンバリーミキサー、加圧ニーダー、等の通常のバッチ
式混練機を用いて均一に混合することにより、容易に製
造することができる。これらからできる難燃性少心光フ
ァイバーケーブルは単軸押し出し機等を使用し被覆して
製造できる。
【００１４】本発明の難燃性少心光ファイバーケーブル
は、難燃性、口出し作業性が良いことから光屋外線、光
屋内線、少心加入用ケーブル等に使用に適している。
は、難燃性、口出し作業性が良いことから光屋外線、光
屋内線、少心加入用ケーブル等に使用に適している。
【００１５】
【実施例】以下、実施例により、本発明を説明するが、
これは単なる例示であり、本発明はこれに限定されるも
のではない。各種評価については、下記に基づいて実施
した。 （１）引張特性：厚さ１ｍｍのプレスシートからＪＩＳ
ダンベル３号試験片を作製し、引張試験機により２００
ｍｍ／ｍｉｎの速度で引張試験を行った。 （２）比重：ＪＩＳ Ｋ７１１２準拠 少心光ファイバーケーブルの評価方法 （３）口出し性：図１の少心光ファイバーケーブルで図
１の溝６の切れ目から切り裂き、切り裂き時に樹脂のネ
ッキング伸びによる糸引き等がなくスムーズに光心線の
口出し性ができるかを確認する。 （４）難燃試験：図１の構造の少心光ファイバーケーブ
ルをＪＩＳＣ３００５に定める６０度傾斜燃焼試験を行
い、６０秒以内に消火したものを合格とする。
これは単なる例示であり、本発明はこれに限定されるも
のではない。各種評価については、下記に基づいて実施
した。 （１）引張特性：厚さ１ｍｍのプレスシートからＪＩＳ
ダンベル３号試験片を作製し、引張試験機により２００
ｍｍ／ｍｉｎの速度で引張試験を行った。 （２）比重：ＪＩＳ Ｋ７１１２準拠 少心光ファイバーケーブルの評価方法 （３）口出し性：図１の少心光ファイバーケーブルで図
１の溝６の切れ目から切り裂き、切り裂き時に樹脂のネ
ッキング伸びによる糸引き等がなくスムーズに光心線の
口出し性ができるかを確認する。 （４）難燃試験：図１の構造の少心光ファイバーケーブ
ルをＪＩＳＣ３００５に定める６０度傾斜燃焼試験を行
い、６０秒以内に消火したものを合格とする。
【００１６】《実施例１》酢酸ビニル（ＶＡ）含有量が
２５重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体（三井テ゛ュホ
゜ンホ゜リケミカル製，商品名ＥＶＡＦＬＥＸ Ｐ２５０５）９
０重量部、無水マレイン酸で変性されたホ゜リオレフィン樹脂
（ＪＰＯ(株)製 商品名アドテックス Ｌ−６１０１
Ｍ）１０重量部、表面処理されていない水酸化マグネシ
ウム（協和化学(株)製 商品名キスマ５）１４０重量
部、表面処理されていない水酸化アルミニウム（アルコ
ア化成(株)製 商品名Ｂ−３０３）６０重量部、シリコンオイ
ル（東レ・ダウコーニング製 商品名 ＳＨ２００ ３
０万ｃｓ）２重量部、ク゛リセリンモノステアレート（日本油脂(株)製
商品名エレガンＮ１１００）１重量部を加圧ニーダで
１６５℃で５分混練し、オープンロールでシート状にし
たものを、シートペレタイザーで粉砕し、単軸押し出し
機でシート状に押し出したものを、１８０℃、５分加圧
成形し、所定の厚みに調整した。評価結果、引っ張り強
度１１Ｍｐａ、伸び２００％、比重１．５６であった。
次に図１に示すような構造で幅４．５ｍｍ、高さ２ｍｍ
の光心線とテンションメンバを単軸押し出し機にて前述
組成物で１６０℃の成形温度で被覆し少心光ファイバー
ケーブルを製造した。評価結果、口出し性良好で、難燃
試験も合格であった。
２５重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体（三井テ゛ュホ
゜ンホ゜リケミカル製，商品名ＥＶＡＦＬＥＸ Ｐ２５０５）９
０重量部、無水マレイン酸で変性されたホ゜リオレフィン樹脂
（ＪＰＯ(株)製 商品名アドテックス Ｌ−６１０１
Ｍ）１０重量部、表面処理されていない水酸化マグネシ
ウム（協和化学(株)製 商品名キスマ５）１４０重量
部、表面処理されていない水酸化アルミニウム（アルコ
ア化成(株)製 商品名Ｂ−３０３）６０重量部、シリコンオイ
ル（東レ・ダウコーニング製 商品名 ＳＨ２００ ３
０万ｃｓ）２重量部、ク゛リセリンモノステアレート（日本油脂(株)製
商品名エレガンＮ１１００）１重量部を加圧ニーダで
１６５℃で５分混練し、オープンロールでシート状にし
たものを、シートペレタイザーで粉砕し、単軸押し出し
機でシート状に押し出したものを、１８０℃、５分加圧
成形し、所定の厚みに調整した。評価結果、引っ張り強
度１１Ｍｐａ、伸び２００％、比重１．５６であった。
次に図１に示すような構造で幅４．５ｍｍ、高さ２ｍｍ
の光心線とテンションメンバを単軸押し出し機にて前述
組成物で１６０℃の成形温度で被覆し少心光ファイバー
ケーブルを製造した。評価結果、口出し性良好で、難燃
試験も合格であった。
【００１７】《実施例２》酢酸ビニル（ＶＡ）含有量が
２５重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体（三井テ゛ュホ
゜ンホ゜リケミカル製，商品名ＥＶＡＦＬＥＸ Ｐ２５０５）９
０重量部、無水マレイン酸で変性されたホ゜リオレフィン樹脂
（ＪＰＯ(株)製 商品名アドテックス Ｌ−６１０１
Ｍ）１０重量部、表面処理されていない水酸化マグネシ
ウム（協和化学(株)製 商品名キスマ５）１５６重量
部、シリコンオイル（東レ・ダウコーニング製商品名 ＳＨ２
００ ３０万ｃｓ）２重量部、ク゛リセリンモノステアレート（日本油
脂(株)製商品名エレガンＮ１１００）１重量部を加圧ニ
ーダで１６５℃で５分混練し、オープンロールでシート
状にしたものを、シートペレタイザーで粉砕し、単軸押
し出し機でシー状に押し出したものを、１８０℃、５分
加圧成形し、所定の厚みに調整した。評価結果、引っ張
り強度１３Ｍｐａ、伸び２１０％ 比重１．４７であっ
た。次に実施例１と同じ様に少心光ファイバーケーブル
を作成し評価したところ、口出し性良好で、燃焼試験も
合格であった。
２５重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体（三井テ゛ュホ
゜ンホ゜リケミカル製，商品名ＥＶＡＦＬＥＸ Ｐ２５０５）９
０重量部、無水マレイン酸で変性されたホ゜リオレフィン樹脂
（ＪＰＯ(株)製 商品名アドテックス Ｌ−６１０１
Ｍ）１０重量部、表面処理されていない水酸化マグネシ
ウム（協和化学(株)製 商品名キスマ５）１５６重量
部、シリコンオイル（東レ・ダウコーニング製商品名 ＳＨ２
００ ３０万ｃｓ）２重量部、ク゛リセリンモノステアレート（日本油
脂(株)製商品名エレガンＮ１１００）１重量部を加圧ニ
ーダで１６５℃で５分混練し、オープンロールでシート
状にしたものを、シートペレタイザーで粉砕し、単軸押
し出し機でシー状に押し出したものを、１８０℃、５分
加圧成形し、所定の厚みに調整した。評価結果、引っ張
り強度１３Ｍｐａ、伸び２１０％ 比重１．４７であっ
た。次に実施例１と同じ様に少心光ファイバーケーブル
を作成し評価したところ、口出し性良好で、燃焼試験も
合格であった。
【００１８】《実施例３》酢酸ビニル（ＶＡ）含有量が
２５重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体（三井テ゛ュホ
゜ンホ゜リケミカル製，商品名ＥＶＡＦＬＥＸ Ｐ２５０５）９
０重量部、無水マレイン酸で変性されたホ゜リオレフィン樹脂
（ＪＰＯ(株)製 商品名アドテックス Ｌ−６１０１
Ｍ）１０重量部、表面処理されていない水酸化マグネシ
ウム（協和化学(株)製 商品名キスマ５）１５０重量
部、表面処理された水酸化マグネシウム（協和化学(株)
製 商品名キスマ５Ｂ）６０重量部、シリコンオイル（東レ・
ダウコーニング製 商品名 ＳＨ２００ ３０万ｃｓ）
２重量部、ク゛リセリンモノステアレート（日本油脂(株)製 商品名エ
レガンＮ１１００）１重量部を加圧ニーダで１６５℃で
５分混練し、オープンロールでシート状にしたものを、
シートペレタイザーで粉砕し、単軸押し出し機でシー状
に押し出したものを、１８０℃、５分加圧成形し、所定
の厚みに調整した。評価結果、引っ張り強度１１Ｍｐ
ａ、伸び１９０％ 比重１．５８であった。次に実施例
１と同じ様に少心光ファイバーケーブルを作成し評価し
たところ、口出し性良好で、燃焼試験も合格であった。
２５重量％のエチレン−酢酸ビニル共重合体（三井テ゛ュホ
゜ンホ゜リケミカル製，商品名ＥＶＡＦＬＥＸ Ｐ２５０５）９
０重量部、無水マレイン酸で変性されたホ゜リオレフィン樹脂
（ＪＰＯ(株)製 商品名アドテックス Ｌ−６１０１
Ｍ）１０重量部、表面処理されていない水酸化マグネシ
ウム（協和化学(株)製 商品名キスマ５）１５０重量
部、表面処理された水酸化マグネシウム（協和化学(株)
製 商品名キスマ５Ｂ）６０重量部、シリコンオイル（東レ・
ダウコーニング製 商品名 ＳＨ２００ ３０万ｃｓ）
２重量部、ク゛リセリンモノステアレート（日本油脂(株)製 商品名エ
レガンＮ１１００）１重量部を加圧ニーダで１６５℃で
５分混練し、オープンロールでシート状にしたものを、
シートペレタイザーで粉砕し、単軸押し出し機でシー状
に押し出したものを、１８０℃、５分加圧成形し、所定
の厚みに調整した。評価結果、引っ張り強度１１Ｍｐ
ａ、伸び１９０％ 比重１．５８であった。次に実施例
１と同じ様に少心光ファイバーケーブルを作成し評価し
たところ、口出し性良好で、燃焼試験も合格であった。
【００１９】《比較例１》実施例１における表面処置さ
れていない水酸化マグネシウムを５２重量部、表面処理
されていない水酸化アルミニウム（アルコア化成（株）
製 商品名Ｂ−３０３）を５２重量部に代えた以外は実
施例１と同様な操作を行ったところ引っ張り強度１４Ｍ
ｐａ、伸びが４６５％、比重が１．３６となり口出し性
が悪くなり、難燃性も不合格となった。
れていない水酸化マグネシウムを５２重量部、表面処理
されていない水酸化アルミニウム（アルコア化成（株）
製 商品名Ｂ−３０３）を５２重量部に代えた以外は実
施例１と同様な操作を行ったところ引っ張り強度１４Ｍ
ｐａ、伸びが４６５％、比重が１．３６となり口出し性
が悪くなり、難燃性も不合格となった。
【００２０】《比較例２》実施例２における表面処理さ
れていない水酸化マグネシウムを２３０重量部に代えた
以外は実施例１と同様な操作を行ったところ、引っ張り
強度 １２Ｍｐａ、伸び１５０％、比重 １．６１とな
り、少心光ファイバーケーブルの製造については、加工
性が悪くケーブルの製造が出来なかった。
れていない水酸化マグネシウムを２３０重量部に代えた
以外は実施例１と同様な操作を行ったところ、引っ張り
強度 １２Ｍｐａ、伸び１５０％、比重 １．６１とな
り、少心光ファイバーケーブルの製造については、加工
性が悪くケーブルの製造が出来なかった。
【００２１】
【発明の効果】本発明の難燃性少心光ファイバーケーブ
ル使用すると、火災等の燃焼時にもハロゲンを含む有毒
なガスも発生せず、高度な難燃性を保持し、機械的強
度、柔軟性、口出し性に優れたものとなる。これら難燃
性少心光ファイバーケーブルは電柱から各家庭まで張ら
れる光屋外線、各家内に配線される屋内線等の広範囲の
分野に好適に利用される。
ル使用すると、火災等の燃焼時にもハロゲンを含む有毒
なガスも発生せず、高度な難燃性を保持し、機械的強
度、柔軟性、口出し性に優れたものとなる。これら難燃
性少心光ファイバーケーブルは電柱から各家庭まで張ら
れる光屋外線、各家内に配線される屋内線等の広範囲の
分野に好適に利用される。
【図１】本発明の少心光ファイバーケーブルの断面概略
図
図
【符号の説明】 １：光心線 ２：副テンションメンバ ３：主テンションメンバ ４：ユニットシース ５：光ファイバユニット ６：溝 ７：支持線
Claims (1)
- 【請求項１】 光ファイバー心線が金属水酸化物及びハ
ロゲンを含まないポリオレフィン樹脂からなる難燃化さ
れた組成物で被覆されている少心光ファイバーケーブル
において、該組成物の比重が１．４５〜１．６０で破断
伸びが１００〜４００％であることを特徴とする難燃性
少心光ファイバーケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000013641A JP2001208942A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | 難燃性少心光ファイバーケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000013641A JP2001208942A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | 難燃性少心光ファイバーケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001208942A true JP2001208942A (ja) | 2001-08-03 |
Family
ID=18541202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000013641A Pending JP2001208942A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | 難燃性少心光ファイバーケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001208942A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009020345A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Okano Electric Wire Co Ltd | 光ファイバテープ |
| US7813606B2 (en) | 2007-01-24 | 2010-10-12 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber cable |
| US8903212B2 (en) | 2008-05-28 | 2014-12-02 | Adc Telecommunications, Inc. | Fiber optic cable |
| US9316802B2 (en) | 2012-08-24 | 2016-04-19 | Commscope Technologies Llc | Optical fiber cable having reinforcing layer of tape heat-bonded to jacket |
| US9739966B2 (en) | 2011-02-14 | 2017-08-22 | Commscope Technologies Llc | Fiber optic cable with electrical conductors |
| WO2022075392A1 (ja) * | 2020-10-08 | 2022-04-14 | Dic株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物及びその製造方法 |
| US20220155542A1 (en) * | 2019-07-09 | 2022-05-19 | Corning Research & Development Corporation | Flame retardant fiber optic cable with halogen free sheath for blowing applications |
-
2000
- 2000-01-24 JP JP2000013641A patent/JP2001208942A/ja active Pending
Cited By (12)
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