JPS632794B2 - - Google Patents
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- JPS632794B2 JPS632794B2 JP5600182A JP5600182A JPS632794B2 JP S632794 B2 JPS632794 B2 JP S632794B2 JP 5600182 A JP5600182 A JP 5600182A JP 5600182 A JP5600182 A JP 5600182A JP S632794 B2 JPS632794 B2 JP S632794B2
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 32
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 19
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 claims description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 3
- ORQBXQOJMQIAOY-UHFFFAOYSA-N nobelium Chemical compound [No] ORQBXQOJMQIAOY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/35—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
- B41J2/355—Control circuits for heating-element selection
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱的な記録を行う装置に使用されるサ
ーマルヘツド駆動装置に係わり、詳細には電力の
効率的な使用を図つたサーマルヘツド駆動装置に
関する。
ーマルヘツド駆動装置に係わり、詳細には電力の
効率的な使用を図つたサーマルヘツド駆動装置に
関する。
感熱記録装置あるいは熱転写記録装置のように
熱的な記録を行う装置では、サーマルヘツド上に
配置された多数の発熱要素を選択的に発熱させ、
情報の記録を行つている。このような記録装置で
は、ライン単位でサーマルヘツドを駆動すると、
多量の電力を必要とする。とりわけ、主走査方向
に配置された罫線を印字する場合のように、1ラ
インの画データのほとんどが印字すべき黒色の情
報である場合には、そのラインの記録時に消費電
力が極めて多くなる。従つて装置に大型の電源を
備えない限り、このような記録を行うことができ
ない。
熱的な記録を行う装置では、サーマルヘツド上に
配置された多数の発熱要素を選択的に発熱させ、
情報の記録を行つている。このような記録装置で
は、ライン単位でサーマルヘツドを駆動すると、
多量の電力を必要とする。とりわけ、主走査方向
に配置された罫線を印字する場合のように、1ラ
インの画データのほとんどが印字すべき黒色の情
報である場合には、そのラインの記録時に消費電
力が極めて多くなる。従つて装置に大型の電源を
備えない限り、このような記録を行うことができ
ない。
このような事情から、大型の電源を備えること
のできない記録装置に使用されるサーマルヘツド
駆動装置では、1ラインを分割駆動することと
し、瞬時に消費する電力の低減を図つている。こ
のような装置では、印字用の電源容量との関係
で、1度に発熱させることのできる発熱要素の数
を定めている。すなわち、印字用の電源容量から
1つ当りの発熱要素の消費電力を除した数を単位
として発熱要素の分割駆動を行つたり、あるいは
各ラインごとに通電する発熱要素の数を計数し、
この値が前記除算により求められた数値を越えな
い範囲で発熱要素の駆動を行つている。
のできない記録装置に使用されるサーマルヘツド
駆動装置では、1ラインを分割駆動することと
し、瞬時に消費する電力の低減を図つている。こ
のような装置では、印字用の電源容量との関係
で、1度に発熱させることのできる発熱要素の数
を定めている。すなわち、印字用の電源容量から
1つ当りの発熱要素の消費電力を除した数を単位
として発熱要素の分割駆動を行つたり、あるいは
各ラインごとに通電する発熱要素の数を計数し、
この値が前記除算により求められた数値を越えな
い範囲で発熱要素の駆動を行つている。
ところで従来から、サーマルヘツド駆動装置を
用いた多くの記録装置では、サーマルヘツドの基
板の温度に応じて、発熱要素に印加する電圧を変
化させている。第1図はその一例を示したもの
で、基板の温度が通常予想される最低の温度T1
のとき、印加電圧は比較的高い電圧V1となる。
また基板の温度が通常予想される最高の温度T2
のとき、印加電圧はほぼ半減し、電圧V2となる。
このように印加電圧を基板の温度に応じて大幅に
変化させているのは、記録濃度を一定に保つため
に他ならない。
用いた多くの記録装置では、サーマルヘツドの基
板の温度に応じて、発熱要素に印加する電圧を変
化させている。第1図はその一例を示したもの
で、基板の温度が通常予想される最低の温度T1
のとき、印加電圧は比較的高い電圧V1となる。
また基板の温度が通常予想される最高の温度T2
のとき、印加電圧はほぼ半減し、電圧V2となる。
このように印加電圧を基板の温度に応じて大幅に
変化させているのは、記録濃度を一定に保つため
に他ならない。
ところが基板の温度によつて発熱要素に印加さ
れる電圧が大幅に変化すると、当然のことながら
記録に要する消費電力も大幅に変化する。従つて
このような記録装置では、最低の温度T1のとき
電源を最も効率的に使用することができる半面、
最高の温度T2のときには電源容量にかなりの無
駄が生じるという欠点があつた。
れる電圧が大幅に変化すると、当然のことながら
記録に要する消費電力も大幅に変化する。従つて
このような記録装置では、最低の温度T1のとき
電源を最も効率的に使用することができる半面、
最高の温度T2のときには電源容量にかなりの無
駄が生じるという欠点があつた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、基板の温度変化に拘らず常に電源を効率的に
活用し、高速記録を行うことのできるサーマルヘ
ツド駆動装置を提供することを目的とする。
で、基板の温度変化に拘らず常に電源を効率的に
活用し、高速記録を行うことのできるサーマルヘ
ツド駆動装置を提供することを目的とする。
本発明では、サーマルヘツドの基板の温度上昇
に伴つて電源の出力電圧を降下させ温度補償を行
わせる温度補償手段と、前記基板の温度上昇に伴
つて同時に通電する発熱要素の数を増加させる発
熱要素同時発熱数制御手段とをサーマルヘツド駆
動装置に具備させ、前記した目的を達成する。
に伴つて電源の出力電圧を降下させ温度補償を行
わせる温度補償手段と、前記基板の温度上昇に伴
つて同時に通電する発熱要素の数を増加させる発
熱要素同時発熱数制御手段とをサーマルヘツド駆
動装置に具備させ、前記した目的を達成する。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
第2図は本実施例における記録装置を示したも
のである。この装置のサーマルヘツド1には、1
ラインの画信号の直・並列変換と発熱体の通電制
御を行うためのシフトレジスタ・ドライバ101
が設けられている。シフトレジスタ・ドライバ1
01は、1ラインの記録ドツト数と一致する数の
出力端子を備えている。各出力端子には、基板上
に一列に配置された発熱体(発熱要素)102の
一端がそれぞれ接続されている。発熱体102の
他端は、それぞれ所定数N(Nは任意の整数)ず
つまとめられ、全部でM(Mは任意の整数)のグ
ループを構成している。この場合、発熱体102
の総数はN×Mとなる。
のである。この装置のサーマルヘツド1には、1
ラインの画信号の直・並列変換と発熱体の通電制
御を行うためのシフトレジスタ・ドライバ101
が設けられている。シフトレジスタ・ドライバ1
01は、1ラインの記録ドツト数と一致する数の
出力端子を備えている。各出力端子には、基板上
に一列に配置された発熱体(発熱要素)102の
一端がそれぞれ接続されている。発熱体102の
他端は、それぞれ所定数N(Nは任意の整数)ず
つまとめられ、全部でM(Mは任意の整数)のグ
ループを構成している。この場合、発熱体102
の総数はN×Mとなる。
前記した発熱体102の他端は、グループごと
に対応して設けられた共通駆動線103―1〜1
03―Mの一端にそれぞれ接続されている。共通
駆動線103―1〜103―Mの他端には、駆動
線制御線104―1〜104Mによつてオン・オ
フ制御が行われる電子スイツチ105―1〜10
5Mの出力側が接続されている。これらの電子ス
イツチ105―1〜105Mの入力側は、電源出
力線106に共通接続されている。
に対応して設けられた共通駆動線103―1〜1
03―Mの一端にそれぞれ接続されている。共通
駆動線103―1〜103―Mの他端には、駆動
線制御線104―1〜104Mによつてオン・オ
フ制御が行われる電子スイツチ105―1〜10
5Mの出力側が接続されている。これらの電子ス
イツチ105―1〜105Mの入力側は、電源出
力線106に共通接続されている。
発熱体102の配置されたサーマルヘツドの基
板には、サーミスタ107が配置されている。サ
ーミスタ107の一端は接地され、他端は温度信
号線108に接続されている。温度信号線108
は、プルアツプ抵抗201を介して基準電圧V1
の電源に接続されており、基板の温度に応じた電
圧を出力するようになつている。
板には、サーミスタ107が配置されている。サ
ーミスタ107の一端は接地され、他端は温度信
号線108に接続されている。温度信号線108
は、プルアツプ抵抗201を介して基準電圧V1
の電源に接続されており、基板の温度に応じた電
圧を出力するようになつている。
前記した電源出力線106および温度信号線1
08は、サーマルヘツド用の電源部3と接続され
ている。電源部3内には、基準電圧V2の電源に
端子を接続されたオペアンプ301が備えられ
ている。オペアンプ301はその端子に温度信
号線108を接続しており、基板の温度が上昇す
るに伴つて電圧の低下する電圧制御基準信号30
2をその出力端子から出力する。電圧制御基準信
号302は、スイツチングレギユレータ制御回路
303に入力される。
08は、サーマルヘツド用の電源部3と接続され
ている。電源部3内には、基準電圧V2の電源に
端子を接続されたオペアンプ301が備えられ
ている。オペアンプ301はその端子に温度信
号線108を接続しており、基板の温度が上昇す
るに伴つて電圧の低下する電圧制御基準信号30
2をその出力端子から出力する。電圧制御基準信
号302は、スイツチングレギユレータ制御回路
303に入力される。
スイツチングレギユレータ制御回路303は、
接地されたアース線304と前記した電源出力線
106の間に現われる出力電圧を検出し、電圧制
御基準信号302に応じてこれを上下させるため
の制御信号を、制御信号線306,307に出力
する。制御信号線306,307に現われた制御
信号は、トランス308,309を介してそれぞ
れのスイツチングトランジスタ311,312の
ベースに供給され、これらのオン・オフ制御が行
われる。
接地されたアース線304と前記した電源出力線
106の間に現われる出力電圧を検出し、電圧制
御基準信号302に応じてこれを上下させるため
の制御信号を、制御信号線306,307に出力
する。制御信号線306,307に現われた制御
信号は、トランス308,309を介してそれぞ
れのスイツチングトランジスタ311,312の
ベースに供給され、これらのオン・オフ制御が行
われる。
スイツチングトランジスタ311,312のエ
ミツタには、コンセント202を介して供給され
る交流電圧を整流器314およびコンデンサ31
5で変換した後の直流電圧が印加される。トラン
ス316は、スイツチングトランジスタ311,
312の制御動作に応じて、その出力側に制御さ
れた電圧値の交流電圧を出力する。交流電圧はダ
イオード317,318によつて交互に整流さ
れ、チヨークコイル319およびコンデンサ32
1から成る平滑回路で平滑されて、電源出力線1
06に出力される。電源部3におけるこのような
コンバータ型のスイツチング制御によつて、サー
マルヘツド1の基板の温度に応じた直流電圧が電
源出力線106に出力されることになる。
ミツタには、コンセント202を介して供給され
る交流電圧を整流器314およびコンデンサ31
5で変換した後の直流電圧が印加される。トラン
ス316は、スイツチングトランジスタ311,
312の制御動作に応じて、その出力側に制御さ
れた電圧値の交流電圧を出力する。交流電圧はダ
イオード317,318によつて交互に整流さ
れ、チヨークコイル319およびコンデンサ32
1から成る平滑回路で平滑されて、電源出力線1
06に出力される。電源部3におけるこのような
コンバータ型のスイツチング制御によつて、サー
マルヘツド1の基板の温度に応じた直流電圧が電
源出力線106に出力されることになる。
さて、本実施例のサーマルヘツド駆動装置に
は、従来と同一構成の電源部3に加えて、発熱体
駆動数制御部(発熱要素同時発熱数制御手段)4
が設けられている。発熱体駆動数制御部4内に
は、オペアンプ401が設けられている。オペア
ンプ401は、その端子に温度信号線108を
接続しており、基板に応じた温度が入力されるよ
うになつている。オペアンプ410の端子は、
基準電圧V3の電源に接続されている。従つて第
3図に示すように、オペアンプ401の出力端か
らは、第1図に示した温度―電圧特性と逆の特性
となつた発熱体数指示信号402が出力される。
発熱体数指示信号402は、A・D変換器403
に供給され、ここでアナログ信号がデジタル信号
に変換される。変換されたデジタル信号は、同時
に通電されることのできる発熱体102の最高数
αMAXを表わしている。
は、従来と同一構成の電源部3に加えて、発熱体
駆動数制御部(発熱要素同時発熱数制御手段)4
が設けられている。発熱体駆動数制御部4内に
は、オペアンプ401が設けられている。オペア
ンプ401は、その端子に温度信号線108を
接続しており、基板に応じた温度が入力されるよ
うになつている。オペアンプ410の端子は、
基準電圧V3の電源に接続されている。従つて第
3図に示すように、オペアンプ401の出力端か
らは、第1図に示した温度―電圧特性と逆の特性
となつた発熱体数指示信号402が出力される。
発熱体数指示信号402は、A・D変換器403
に供給され、ここでアナログ信号がデジタル信号
に変換される。変換されたデジタル信号は、同時
に通電されることのできる発熱体102の最高数
αMAXを表わしている。
第3図をもとにこれを説明する。サーマルヘツ
ドの基板の温度が通常予想される最低の温度T1
のとき、最高数αMAXは最も小さい数値α1となる。
この状態では、基板の予熱に最も電力を必要とす
るからである。従来のサーマルヘツド駆動装置で
は、一度に駆動する発熱体の数をこの数値α1に設
定することが多い。これに対して、基板の温度が
通常予想される最高の温度T2のとき、最高数
αMAXは最も大きな数値α2となる。この状態では基
板を予熱する必要がなく、余つた電力を発熱体の
駆動に活用することができるからである。
ドの基板の温度が通常予想される最低の温度T1
のとき、最高数αMAXは最も小さい数値α1となる。
この状態では、基板の予熱に最も電力を必要とす
るからである。従来のサーマルヘツド駆動装置で
は、一度に駆動する発熱体の数をこの数値α1に設
定することが多い。これに対して、基板の温度が
通常予想される最高の温度T2のとき、最高数
αMAXは最も大きな数値α2となる。この状態では基
板を予熱する必要がなく、余つた電力を発熱体の
駆動に活用することができるからである。
A・D変換器403は、最高数αMAXを表わした
デジタル信号を6桁の信号として最高数指示信号
線404に出力する。最高数指示信号線404
は、カウンタ405の初期値設定端子に接続され
ており、その初期値の設定が行われる。カウンタ
405はクロツク発生器204との間に接続され
たクロツク信号線205からクロツク信号の供給
を受け、画データ信号線206から供給される画
データ中に存在する印字すべきビツト(黒ビツ
ト)の数を、前記した初期値から減算する。減算
した結果、計数値が零となつたときには、この時
点で計数終了信号が出力される。
デジタル信号を6桁の信号として最高数指示信号
線404に出力する。最高数指示信号線404
は、カウンタ405の初期値設定端子に接続され
ており、その初期値の設定が行われる。カウンタ
405はクロツク発生器204との間に接続され
たクロツク信号線205からクロツク信号の供給
を受け、画データ信号線206から供給される画
データ中に存在する印字すべきビツト(黒ビツ
ト)の数を、前記した初期値から減算する。減算
した結果、計数値が零となつたときには、この時
点で計数終了信号が出力される。
計数終了信号は、計数終了信号線407により
スイツチ制御部408とインバータ409の双方
に供給される。インバータ409は計数終了信号
の論理レベルを反転させてこれをカウンタ405
に供給し、リセツトさせる。カウンタ405はこ
れと共に初期状態に復旧し、設定された初期値の
減算動作を再び開始する。このようにしてカウン
タ405は、黒ビツトの数がその時点の基板の温
度における最大値に到達するごとに計数終了信号
の出力を繰り返すことになる。
スイツチ制御部408とインバータ409の双方
に供給される。インバータ409は計数終了信号
の論理レベルを反転させてこれをカウンタ405
に供給し、リセツトさせる。カウンタ405はこ
れと共に初期状態に復旧し、設定された初期値の
減算動作を再び開始する。このようにしてカウン
タ405は、黒ビツトの数がその時点の基板の温
度における最大値に到達するごとに計数終了信号
の出力を繰り返すことになる。
ところで画データ信号線206は電子スイツチ
207にも接続されている。電子スイツチ207
は他の電子スイツチ208と共にライン同期信号
によりその接点を交互に切り換えるようになつて
おり、2つの1ラインデータバツフア209,2
11に対して、画データを1ラインずつ交互に蓄
積させるようになつている。電子スイツチ208
は各1ラインデータバツフア209,211の出
力側に配置されており、1ライン分の画データが
蓄積された方の1ラインデータバツフアを交互に
選択する。このようにして、1ラインだけ遅延さ
れた画データが、電子スイツチ208を介して、
画デタ出力線212に出力される。画データ出力
線212はサーマルヘツド内のシフトレジスタ・
ドライバ101の入力側に接続されており、ライ
ン単位で画データのセツトが行われるようになつ
ている。
207にも接続されている。電子スイツチ207
は他の電子スイツチ208と共にライン同期信号
によりその接点を交互に切り換えるようになつて
おり、2つの1ラインデータバツフア209,2
11に対して、画データを1ラインずつ交互に蓄
積させるようになつている。電子スイツチ208
は各1ラインデータバツフア209,211の出
力側に配置されており、1ライン分の画データが
蓄積された方の1ラインデータバツフアを交互に
選択する。このようにして、1ラインだけ遅延さ
れた画データが、電子スイツチ208を介して、
画デタ出力線212に出力される。画データ出力
線212はサーマルヘツド内のシフトレジスタ・
ドライバ101の入力側に接続されており、ライ
ン単位で画データのセツトが行われるようになつ
ている。
さて、スイツチ制御部408では、クロツク信
号の供給を受け、1ラインのどの部分で計数終了
信号が発生したかを検出し、これを内部メモリに
記憶させている。この記憶内容は画データ出力線
212にそのラインの画データが出力される時点
で読み出され、発熱体1の同時に駆動されるグル
ープ数が決定される。例えばあるラインの画デー
タにおいて、第4図に示すように1ラインの第β1
番、β2番およびβ3(β1,β2,β3はそれぞれ任意の
整数)の各ビツトで計数終了信号が発生したとす
る。スイツチ制御部408はこの場合、まずβ1番
目のビツトを1グループの発熱体102の数Nで
割り算し、その商を求める。そして、第1のグル
ープの電子スイツチ105―1から前記した商に
相当するグループの電子スイツチまでを一斉駆動
させるための駆動信号を発生させる。
号の供給を受け、1ラインのどの部分で計数終了
信号が発生したかを検出し、これを内部メモリに
記憶させている。この記憶内容は画データ出力線
212にそのラインの画データが出力される時点
で読み出され、発熱体1の同時に駆動されるグル
ープ数が決定される。例えばあるラインの画デー
タにおいて、第4図に示すように1ラインの第β1
番、β2番およびβ3(β1,β2,β3はそれぞれ任意の
整数)の各ビツトで計数終了信号が発生したとす
る。スイツチ制御部408はこの場合、まずβ1番
目のビツトを1グループの発熱体102の数Nで
割り算し、その商を求める。そして、第1のグル
ープの電子スイツチ105―1から前記した商に
相当するグループの電子スイツチまでを一斉駆動
させるための駆動信号を発生させる。
ビツト数β1が3N<β1≦4Nの関係にある場合に
は、第4図に示すように第4のグループの電子ス
イツチ105―4までを駆動する駆動信号が発生
する。これらの駆動信号は、駆動線制御線104
―1〜104―4を通じて第1〜第4の電子スイ
ツチ105―1〜105―4に供給され、これら
を所定時間に渡つて導通させる。第1〜第4の電
子スイツチ105―1〜105―4が導通する
と、その間だけ電源出力線106から共通駆動線
103―1〜103―4に電圧が印加される。こ
れにより、第1〜第4のグループの発熱体102
に対して、画データに応じた選択的な通電が行わ
れ、これらの部分に対向して配置された図示しな
い感熱記録紙あるいはインクドナーシートに熱パ
ルスが供給されて、熱的な記録が行われる。
は、第4図に示すように第4のグループの電子ス
イツチ105―4までを駆動する駆動信号が発生
する。これらの駆動信号は、駆動線制御線104
―1〜104―4を通じて第1〜第4の電子スイ
ツチ105―1〜105―4に供給され、これら
を所定時間に渡つて導通させる。第1〜第4の電
子スイツチ105―1〜105―4が導通する
と、その間だけ電源出力線106から共通駆動線
103―1〜103―4に電圧が印加される。こ
れにより、第1〜第4のグループの発熱体102
に対して、画データに応じた選択的な通電が行わ
れ、これらの部分に対向して配置された図示しな
い感熱記録紙あるいはインクドナーシートに熱パ
ルスが供給されて、熱的な記録が行われる。
次にスイツチ制御部408は第β2番目のビツト
と第β1番目のビツトとの差に相当するビツト数か
ら発熱体102の数Nを割り算し、その商を算出
する。そして次の記録タイミングで、第5のグル
ープの電子スイツチ105―5を起点としてこの
2番目の商に相当する数だけの電子スイツチを一
斉駆動させるための駆動信号を発生させる。ビツ
ト数の差β2−β1が2N<β2−β1≦3Nの関係にある
場合には、駆動線制御線104―5および104
〜6を通じて駆動信号が送出され、第5および第
6の電子スイツチ105―5,105―6が導通
する。これにより第5および第6のグループの発
熱体102による熱的な記録が行われる。
と第β1番目のビツトとの差に相当するビツト数か
ら発熱体102の数Nを割り算し、その商を算出
する。そして次の記録タイミングで、第5のグル
ープの電子スイツチ105―5を起点としてこの
2番目の商に相当する数だけの電子スイツチを一
斉駆動させるための駆動信号を発生させる。ビツ
ト数の差β2−β1が2N<β2−β1≦3Nの関係にある
場合には、駆動線制御線104―5および104
〜6を通じて駆動信号が送出され、第5および第
6の電子スイツチ105―5,105―6が導通
する。これにより第5および第6のグループの発
熱体102による熱的な記録が行われる。
このようにして発熱体102の同時に駆動され
るグループが順に選定され、記録が進行する。1
ラインの記録が終了すると、画データ出力線21
2に次の1ラインの画データが出力され、これが
シフトレジスタ・ドライバ101にセツトされた
段階で、スイツチ制御部408によるそのライン
の分割駆動制御が行われることになる。以下同様
である。
るグループが順に選定され、記録が進行する。1
ラインの記録が終了すると、画データ出力線21
2に次の1ラインの画データが出力され、これが
シフトレジスタ・ドライバ101にセツトされた
段階で、スイツチ制御部408によるそのライン
の分割駆動制御が行われることになる。以下同様
である。
以上のように、この実施例のサーマルヘツド駆
動装置ではサーマルヘツド1の基板の温度に応じ
て1度に通電できる発熱体の最大数を求め、画信
号中の黒ビツトを計数しての最大数に近い数の黒
ビツトをグループ単位で記録することとしてい
る。従つて発熱体102のグループ数がある程度
以上存在する場合には、第5図に示すように全温
度範囲でサーマルヘツドの消費する電流をほぼ一
定に保たせることができる。もちろん、グループ
の数Mが少ない場合でも、従来と比べて電源の効
率的な活用を図ることができることは当然であ
る。
動装置ではサーマルヘツド1の基板の温度に応じ
て1度に通電できる発熱体の最大数を求め、画信
号中の黒ビツトを計数しての最大数に近い数の黒
ビツトをグループ単位で記録することとしてい
る。従つて発熱体102のグループ数がある程度
以上存在する場合には、第5図に示すように全温
度範囲でサーマルヘツドの消費する電流をほぼ一
定に保たせることができる。もちろん、グループ
の数Mが少ない場合でも、従来と比べて電源の効
率的な活用を図ることができることは当然であ
る。
このように本発明によれば、高温度あるいは通
常の温度の事務環境で、電源をより効率的に活用
し高速記録を行わせることができる。従つてこれ
らの環境下で使用する同性能の記録装置に比べて
装置を小型かつ安価に製作することができるとい
う長所がある。
常の温度の事務環境で、電源をより効率的に活用
し高速記録を行わせることができる。従つてこれ
らの環境下で使用する同性能の記録装置に比べて
装置を小型かつ安価に製作することができるとい
う長所がある。
第1図は、サーマルヘツドの基板の温度の変動
による記録濃度の不均一を発熱要素に印加する電
圧を変化させて補償する形式を採用したサーマル
ヘツド駆動装置における、基板の温度と印加電圧
との関係の一例を示す特性図、第2図は、本発明
の一実施例におけるサーマルヘツド駆動装置を備
えた記録装置の要部を示す回路構成図、第3図
は、発熱体数指示信号402の温度特性を示す特
性図、第4図は、ある記録ラインにおける計数終
了信号の出力される各ビツトと、これらの場合に
駆動される電子スイツチとの関係を示す説明図、
第5図は、サーマルヘツド駆動装置におけるサー
マルヘツドに流れる電流の和と温度との関係を理
想的な状態で表わした説明図である。 1…サーマルヘツド、3…電源部、4…発熱体
駆動数制御部(発熱要素同時発熱数制御手段)、
102…発熱体、105…電子スイツチ、107
…サーミスタ、301,401…オペアンプ、4
03…A.D変換器、405…カウンタ、408…
スイツチ制御部。
による記録濃度の不均一を発熱要素に印加する電
圧を変化させて補償する形式を採用したサーマル
ヘツド駆動装置における、基板の温度と印加電圧
との関係の一例を示す特性図、第2図は、本発明
の一実施例におけるサーマルヘツド駆動装置を備
えた記録装置の要部を示す回路構成図、第3図
は、発熱体数指示信号402の温度特性を示す特
性図、第4図は、ある記録ラインにおける計数終
了信号の出力される各ビツトと、これらの場合に
駆動される電子スイツチとの関係を示す説明図、
第5図は、サーマルヘツド駆動装置におけるサー
マルヘツドに流れる電流の和と温度との関係を理
想的な状態で表わした説明図である。 1…サーマルヘツド、3…電源部、4…発熱体
駆動数制御部(発熱要素同時発熱数制御手段)、
102…発熱体、105…電子スイツチ、107
…サーミスタ、301,401…オペアンプ、4
03…A.D変換器、405…カウンタ、408…
スイツチ制御部。
Claims (1)
- 1 サーマルヘツドを用い1ラインを分割駆動し
ながら線順次走査により熱的な記録を行う記録装
置において、サーマルヘツドの基板の温度上昇に
伴つて、その基板に配置された各発熱要素に印加
する電圧を降下させ、記録濃度に対する温度補償
を行わせる温度補償手段と、前記基板の温度上昇
に伴つて、同時に通電する発熱要素の数を増加さ
せる発熱要素同時発熱数制御手段とを具備するこ
とを特徴とするサーマルヘツド駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57056001A JPS58173682A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | サ−マルヘツド駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57056001A JPS58173682A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | サ−マルヘツド駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58173682A JPS58173682A (ja) | 1983-10-12 |
JPS632794B2 true JPS632794B2 (ja) | 1988-01-20 |
Family
ID=13014831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57056001A Granted JPS58173682A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | サ−マルヘツド駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58173682A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0214162A (ja) * | 1988-07-01 | 1990-01-18 | Canon Inc | 感熱記録装置 |
JP5326738B2 (ja) * | 2009-03-28 | 2013-10-30 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | サーマルヘッド温度測定装置、及びそれを備えたサーマルプリンタ |
-
1982
- 1982-04-06 JP JP57056001A patent/JPS58173682A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58173682A (ja) | 1983-10-12 |
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