JPS6327938Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6327938Y2 JPS6327938Y2 JP1982193326U JP19332682U JPS6327938Y2 JP S6327938 Y2 JPS6327938 Y2 JP S6327938Y2 JP 1982193326 U JP1982193326 U JP 1982193326U JP 19332682 U JP19332682 U JP 19332682U JP S6327938 Y2 JPS6327938 Y2 JP S6327938Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work table
- gantry
- slider
- movable
- discharge head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 8
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、材料金属と電極の間に放電を発生さ
せ、もつて材料金属を少しづつ除去して所定の寸
法形状に仕上げる放電加工機に関する。
せ、もつて材料金属を少しづつ除去して所定の寸
法形状に仕上げる放電加工機に関する。
(ロ) 従来の技術
従来の放電加工機は、放電ヘツドは不動とし、
ワークを載置する作業テーブルを可動にしてい
た。その一例を特公昭45−16361号公報に見るこ
とができる。このような可動テーブルタイプの機
械では、両側にテーブル移動を許容するための空
間をあけておかねばならない。このため、機械の
実質占有面積は機械本体の大きさ以上に大きなも
のになる。また能率向上のため放電ヘツドを複数
化しようとしても、その配置が困難であつた。
ワークを載置する作業テーブルを可動にしてい
た。その一例を特公昭45−16361号公報に見るこ
とができる。このような可動テーブルタイプの機
械では、両側にテーブル移動を許容するための空
間をあけておかねばならない。このため、機械の
実質占有面積は機械本体の大きさ以上に大きなも
のになる。また能率向上のため放電ヘツドを複数
化しようとしても、その配置が困難であつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案は、ワークの大きさに比し占有面積が小
さくて済み、しかも放電ヘツドを複数個配置して
大型ワークを効率良く加工できる。新規構成の放
電加工機を提供しようとするものである。
さくて済み、しかも放電ヘツドを複数個配置して
大型ワークを効率良く加工できる。新規構成の放
電加工機を提供しようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案では、不動の作業テーブルを支持するベ
ツドの上面にレール部を設け、このレール部に複
数基のガントリを載置する。各ガントリにはレー
ル部と直交する方向に移動可能なスライダを設
け、このスライダに放電ヘツドを昇降可能に取付
ける。
ツドの上面にレール部を設け、このレール部に複
数基のガントリを載置する。各ガントリにはレー
ル部と直交する方向に移動可能なスライダを設
け、このスライダに放電ヘツドを昇降可能に取付
ける。
(ホ) 作用
作業テーブルにワークをセツトした後、所定の
加工点の上に放電ヘツドを移動させる。放電ヘツ
ドの水平的位置は、ガントリとスライダの移動に
より決定される。ガントリが複数基あるため、長
尺ワーク中の異なる加工点を同時に加工できる。
加工点の上に放電ヘツドを移動させる。放電ヘツ
ドの水平的位置は、ガントリとスライダの移動に
より決定される。ガントリが複数基あるため、長
尺ワーク中の異なる加工点を同時に加工できる。
(ヘ) 実施例
放電加工機1は、上下2段構造になつたベツド
2を有する。ベツド2の上段部分には、ワークを
支持する作業テーブル3と、これを囲む加工タン
ク4が配置され、下段部分には、車輪付の加工液
濾過タンク5が配置される。作業テーブル3はベ
ツド2に対し不動の位置を保つ。加工タンク4と
濾過タンク5は図示しないポンプ装置により接続
される。ベツド2には作業テーブル3を挟む如く
一対の側壁部6,7があり、各々の上面に、レー
ル部8,9が設けられている。このレール部8,
9に作業テーブル3をまたぐガントリ10が載置
される。ガントリ10はレール部8,9の長さの
許す限り何基でも載置できる。図には2基載置し
た状態を示す。ガントリ10をレール8,9に連
結するスライドガイド11,12にはローラを仕
込み、ガントリ10がスムーズに移動するように
する。ガントリ10の移動は側面に装着したハン
ドル13を握つて押すか、あるいは同じ側面に装
着した送りねじ14を回転させることにより、行
われる。送りねじ14はドツグ15に螺合する。
ドツグ15は側壁部7の外側面に設けたアリ溝1
6にTボルト17で連結されており、Tボルト1
7をゆるめればアリ溝16に沿つて移動でき、T
ボルト17を締上げればその位置に固定されて、
ガントリ10の送り基準となるものである。
2を有する。ベツド2の上段部分には、ワークを
支持する作業テーブル3と、これを囲む加工タン
ク4が配置され、下段部分には、車輪付の加工液
濾過タンク5が配置される。作業テーブル3はベ
ツド2に対し不動の位置を保つ。加工タンク4と
濾過タンク5は図示しないポンプ装置により接続
される。ベツド2には作業テーブル3を挟む如く
一対の側壁部6,7があり、各々の上面に、レー
ル部8,9が設けられている。このレール部8,
9に作業テーブル3をまたぐガントリ10が載置
される。ガントリ10はレール部8,9の長さの
許す限り何基でも載置できる。図には2基載置し
た状態を示す。ガントリ10をレール8,9に連
結するスライドガイド11,12にはローラを仕
込み、ガントリ10がスムーズに移動するように
する。ガントリ10の移動は側面に装着したハン
ドル13を握つて押すか、あるいは同じ側面に装
着した送りねじ14を回転させることにより、行
われる。送りねじ14はドツグ15に螺合する。
ドツグ15は側壁部7の外側面に設けたアリ溝1
6にTボルト17で連結されており、Tボルト1
7をゆるめればアリ溝16に沿つて移動でき、T
ボルト17を締上げればその位置に固定されて、
ガントリ10の送り基準となるものである。
ガントリ10の上部桁18には、その上面と前
面とに、レール部8,9と直交する形でレール部
19,20が設けられている。レール部19,2
0には、スライドガイド11,12と同様のスラ
イドガイド21,22により、スライダ23が支
持されている。スライダ23はガントリ10に取
付けられた送りねじ24により、ガントリ10の
移動方向と直角に移動せしめられる。スライダ2
3は放電ヘツド25を支持する。放電ヘツド25
はモータ仕掛により昇降する可動部26を有し、
可動部26の下端には、位置及び角度の微調節が
可能な電極取付部27が装着されている。
面とに、レール部8,9と直交する形でレール部
19,20が設けられている。レール部19,2
0には、スライドガイド11,12と同様のスラ
イドガイド21,22により、スライダ23が支
持されている。スライダ23はガントリ10に取
付けられた送りねじ24により、ガントリ10の
移動方向と直角に移動せしめられる。スライダ2
3は放電ヘツド25を支持する。放電ヘツド25
はモータ仕掛により昇降する可動部26を有し、
可動部26の下端には、位置及び角度の微調節が
可能な電極取付部27が装着されている。
上記放電加工機1を用いて作業を行なう際は、
作業テーブル3に固定したワークの2個所の加工
点に対し、2個の放電ヘツド25の位置を合わせ
る。放電ヘツド25の大まかな位置合わせはガン
トリ10及びスライダ23の移動により行なう。
更に、電極取付部27を微調節して電極を精密に
位置決めする。それから放電ヘツド25を降下さ
せて、放電加工を開始するものである。
作業テーブル3に固定したワークの2個所の加工
点に対し、2個の放電ヘツド25の位置を合わせ
る。放電ヘツド25の大まかな位置合わせはガン
トリ10及びスライダ23の移動により行なう。
更に、電極取付部27を微調節して電極を精密に
位置決めする。それから放電ヘツド25を降下さ
せて、放電加工を開始するものである。
(ト) 考案の効果
本考案の構成ではワークは固定して放電ヘツド
を移動させるため、作業テーブルを移動式にする
必要がなく、テーブルストローク用の空間を機械
周囲に確保しなくても良い。また放電ヘツドを複
数個備え、それぞれの放電ヘツドを支持するガン
トリを個々に移動・位置決めして、異なる加工点
を同時に加工できるから、加工能率が著しく向上
するものである。
を移動させるため、作業テーブルを移動式にする
必要がなく、テーブルストローク用の空間を機械
周囲に確保しなくても良い。また放電ヘツドを複
数個備え、それぞれの放電ヘツドを支持するガン
トリを個々に移動・位置決めして、異なる加工点
を同時に加工できるから、加工能率が著しく向上
するものである。
図は本考案放電加工機の一実施例を示し、第1
図は正面図、第2図は側面図である。 2……ベツド、3……作業テーブル、8,9…
…レール部、10……ガントリ、23……スライ
ダ、10……放電ヘツド。
図は正面図、第2図は側面図である。 2……ベツド、3……作業テーブル、8,9…
…レール部、10……ガントリ、23……スライ
ダ、10……放電ヘツド。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 不動の作業テーブルを支持し、この作業テーブ
ルを挟む如く上縁両側にレール部を設けてなるベ
ツドと、 前記レール部に、各々が独立して移動できるよ
う支持された複数基のガントリと、 前記レール部と直交する方向に移動可能なる如
く前記ガントリの各々に支持されたスライダと、 前記スライダに昇降可能に支持された放電ヘツ
ドとを備えた放電加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19332682U JPS5997829U (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 放電加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19332682U JPS5997829U (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 放電加工機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5997829U JPS5997829U (ja) | 1984-07-03 |
JPS6327938Y2 true JPS6327938Y2 (ja) | 1988-07-28 |
Family
ID=30415833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19332682U Granted JPS5997829U (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 放電加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5997829U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05228734A (ja) * | 1991-11-04 | 1993-09-07 | Ona Electro Erosion Sa | 放電加工機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4839305A (ja) * | 1971-09-23 | 1973-06-09 |
-
1982
- 1982-12-20 JP JP19332682U patent/JPS5997829U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4839305A (ja) * | 1971-09-23 | 1973-06-09 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05228734A (ja) * | 1991-11-04 | 1993-09-07 | Ona Electro Erosion Sa | 放電加工機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5997829U (ja) | 1984-07-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3623126B1 (en) | Multipurpose woodworking device | |
EP0087719B1 (en) | A composite machine tool | |
US5075530A (en) | Multi-head type of electro-discharging machine | |
EP1645359A1 (de) | Werkstückshalter für Werkzeugmaschine | |
SU1416294A1 (ru) | Круглошлифовальный станок дл наружного и внутреннего шлифовани с цифровым программным управлением | |
JP4085072B2 (ja) | 両頭側面フライス盤 | |
JPS6327938Y2 (ja) | ||
CN112122653A (zh) | 一种钢结构加工用的打孔装置 | |
JPH0577078A (ja) | 型鋼加工機 | |
CN114102188B (zh) | 一种航空构件的加工夹具及其加工工艺 | |
CN216228416U (zh) | 一种工件双端面加工用磨床 | |
CN216706362U (zh) | 激光切割机的随动切割平台 | |
JP2625003B2 (ja) | ギャングヘッド交換装置を有する工作機械 | |
CN214026487U (zh) | 一种玻璃精雕机 | |
CN210649498U (zh) | 一种便于切削物固定的切削机床 | |
US3890481A (en) | Electroerosive process for manufacturing rotary dies | |
CN217166644U (zh) | 一种龙门铣床 | |
CN213410694U (zh) | 一种组合式多头数控电火花线切割机床 | |
CN215356585U (zh) | 一种线切割加工不规则弧形板的辅助工装 | |
CN212122367U (zh) | 一种大型机床的龙门加工机构 | |
CN114043272B (zh) | 一种机舱零件的专用夹具 | |
CN220006224U (zh) | 一种端部去毛刺装置及去毛刺装置 | |
CN218696529U (zh) | 一种用于轨道加工的活动底座 | |
CN113369505A (zh) | 一种机械工程用数控自动切削加工装置 | |
JPH06320227A (ja) | 電動式マニプレータ装置 |