JPS6327915B2 - - Google Patents

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JPS6327915B2
JPS6327915B2 JP55060317A JP6031780A JPS6327915B2 JP S6327915 B2 JPS6327915 B2 JP S6327915B2 JP 55060317 A JP55060317 A JP 55060317A JP 6031780 A JP6031780 A JP 6031780A JP S6327915 B2 JPS6327915 B2 JP S6327915B2
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JP
Japan
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head
track
rotary
period
heads
Prior art date
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Application number
JP55060317A
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English (en)
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JPS56157182A (en
Inventor
Koshin Namiki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Priority to FR8109039A priority patent/FR2482399B1/fr
Priority to DE19813118056 priority patent/DE3118056A1/de
Priority to GB8113979A priority patent/GB2078429B/en
Priority to AT0203781A priority patent/AT389410B/de
Publication of JPS56157182A publication Critical patent/JPS56157182A/ja
Priority to US06/516,186 priority patent/US4539604A/en
Publication of JPS6327915B2 publication Critical patent/JPS6327915B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
    • G11B5/588Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/1808Driving of both record carrier and head

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は相対向する位置に設けられた2個の回
転ヘツドを、その回転面と直交する平面上を互い
に逆方向に変位せしめるヘツドムービング機構を
有する磁気記録再生装置に適用しうるトラツキン
グ方式に係り、再生時のドラムパルス及びコント
ロールパルスよりの情報を基にして生成した駆動
信号を上記ヘツドムービング機構へ印加するオー
プンループサーボにより、ノイズバーや画面ゆれ
のない高品質のスローモーシヨン再生画像を得る
ことができ、またノーマル再生画像の画質を向上
できる好適なトラツキングを行ないうるトラツキ
ング方式を提供することを目的とする。 近年、家庭用ヘリカルスキヤン型回転ヘツド磁
気記録再生装置(以下「ホームVTR」と称す)
は、磁気テープの改良、回転磁気ヘツドの高感度
化と相まつて記録再生密度の一層の高密度化が図
られ、テープスピード、トラツクピツチ等を例え
ば従来の2時間の記録再生可能な場合のそれの約
1/3に減少して6時間の記録再生を行なうような
長時間のホームVTRが商品化されるに至つてい
る。しかるに、上記の高密度化は低コスト化のた
めテープ走行系が簡略化されているホームVTR
では、ビデオトラツクの曲りに追従して所要のト
ラツキング精度を安定に保持することが困難とな
り、特に他のホームVTRで記録された磁気テー
プを別のホームVTRで再生する所謂互換再生時
には上記の所要のトラツキング精度を安定に保持
することは極めて困難であり、充分な画質が得ら
れていないのが現状であつた。 そこで、上記の高密度な記録再生に伴うトラツ
キング問題を解決し、更にはスローモーシヨン再
生、ステイル再生、フアーストモーシヨン再生、
高速位置検索再生等の特殊再生(トリツクプレ
ー)時のノイズバーを除去する方法として、回転
ヘツドをその回転面と直交する平面上に変位さ
せ、トラツク長手方向と直交する方向上に回転ヘ
ツドを変位させるヘツドムービング機構を具備し
たホームVTRの開発が近年盛んに行なわれてい
る。 かかるヘツドムービング機構としては複数の回
転ヘツドに各別に設けられた圧電ピエゾ素子を用
いたものや、本出願人が先に特願昭54−16821号、
特願昭54−106451号、特願昭54−106862号、特願
昭54−108782号等にて提案した第1図乃至第3図
に示す如き構成の所謂シーソー動作を行なうもの
などがある。ここで、本出願人の先の提案になる
上記ヘツドムービング機構の概略につき、第1図
乃至第3図と共に説明するに、第1図及び第2図
において1は回転上部ドラムで、磁気テープ2が
ガイドポール3a,3bにより180゜以上の角度範
囲に亘つてその周側面に添接せしめられており、
またその回転に伴つてヘツドムービング機構4が
一体的に回転する。 第2図はヘツドムービング機構4を有するドラ
ム組立体の一例の縦断面図で、回転上部ドラム1
は固定下部ドラム7の中心部を貫通し固定下部ド
ラム7内に設けられている軸受8a,8bによつ
て軸承されている回転軸9の先端部に固着されて
おり、回転軸9がドラムモータ(図示せず)の回
転によつて回転せしめられることに伴つて、例え
ば1800rpmの所定回転速度で回転せしめられる。 ここで、上記回転上部ドラム1にはその中心部
にブツシング10の突出部が第2図に示す如く貫
通固定されており、かつ、ブツシング10の中央
部は回転軸9が遊嵌されている。フライホイール
11は回転軸9と一体的に回転せしめられる構成
とされており、ロータリートランスの回転巻線装
着部12に固定されており、固定下部ドラム7に
取付けられているロータリートランスの固定巻線
装着部13との間に微小な空隙を形成している。 回転磁気ヘツド(以下回転ヘツドともいう)
A,Bは非磁性体のヘツドブラケツト14a,1
4bを介して強磁性体の円弧状のヨーク15a,
15bに180°対向するように連結されている。ヨ
ーク15aと15bは、断面がU字状であり、内
部に永久磁石16a,16bが取付けられてい
る。永久磁石16a,16bによる磁束が回転磁
気ヘツドA,Bに悪影響を及ぼさないようヨーク
15a,15bが構成されているのは当然であ
る。またヨーク15a及び15bは一体的に中央
部に開口部17aを有する強磁性体板17b,1
7cにより橋絡されており、第3図に示す如き回
動基体18を構成している。回動基体18はその
開口部17aが保持部材19の中心孔と共に回転
軸9に遊嵌せしめられると共に、保持部材19を
介してブツシング10に対して一体的に連結固定
され、また中心孔がブツシング10の突出部に嵌
合固定される支点部材20の支点突起部20a,
20bを支点として第1図中紙面と垂直方向、あ
るいは第2図中上下方向に所謂シーソー動作をな
す如く回動せしめられる。すなわち、第2図中、
回転磁気ヘツドAが上(又は下)方向にある量だ
け変位したときは、回転磁気ヘツドBが下(又は
上)方向に上記と同じ量だけ変位するよう構成さ
れている。 上記の回動基体18の回動(シーソー動作)
は、第2図に示す如くヨーク15a,15bのU
字形断面の空間部に挿入された円筒状のコイル巻
枠に巻回された駆動コイル21に流される駆動電
流と永久磁石16a,16bによる磁界との相互
作用によつて生じた周知のフレミングの左手の法
則に従う電磁力により、上記駆動電流の大きさ及
び極性に従つた傾斜の向き及び傾斜量を示すよう
になされる。この回動基体18の回動は、回動基
体18が回転上部ドラム1と一体的な回転運動を
行なつている間にも独立してなされる。 上記の構成の本出願人の提案になるヘツドムー
ビング機構を使用することにより、前記特願昭54
−16821号、特願昭5−106451号、特願昭54−
106862号、特願昭54−108782号等にて詳細に説明
したように、トラツキング制御のために供給され
る回動基体18の回動変位のための駆動電力は、
常時静止状態にある駆動コイル21に供給される
ので、上記駆動電力伝送路にはスリツプリングと
ブラシとによる電力供給手段は必要でなく、よつ
て簡単な構成することができる。他方、回転上部
ドラム1側に駆動コイルを取付け、これにトラツ
キング制御のための駆動電力をスリツプリングと
ブラシとによる電力供給手段を介して供給する構
成としてもよく、その場合は回動基体18が軽量
化されるので、広い周波数範囲に亘つて良好な応
答性をもたせることができる。 このようにして回転上部ドラム1と一体的に回
転しつつ回動基体18が支点部材20の支点突起
部20a,20bを支点として回転上部ドラム1
の回転面とは直交する平面上に駆動増幅器よりの
トラツキング制御電力によつて回動変位せしめら
れることにより、回転磁気ヘツドA,Bはトラツ
ク長手方向とは直角の方向上に、かつ、互いに逆
方向に夫々同時に回動変位せしめられ、自己と同
一の磁化方向の回転磁気ヘツドで形成されたトラ
ツク上を瞬時瞬時に略正確に追従走査せしめられ
る。 しかるに、上記のヘツドムービング機構4は、
圧電ピエゾ素子を用いた従来のヘツドムービング
機構に比し、そのヘツド可動範囲がドラム径同一
の条件の下で大幅に大にすることができ、よつて
大なる可変速比でもノイズバーのない特殊再生画
像を得ることができる反面、永久磁石16a,1
6b、ヨーク15a,15bなどを使用している
ため重量が重く、このため閉ループサーボループ
でトラツキング制御するためにトラツキング誤差
に応じた駆動電流を流してもそれに対する追従性
が悪く、また駆動電流波形が複雑で作りにくく、
更に記録時のテープ走行速度の1/N倍(Nは整
数)のテープ走行速度で連続的に走行させた磁気
テープ上のトラツクをトラツキングさせて1/N速
のスローモーシヨン再生画像を得るためには、駆
動電流波形に微分値無限大の部分(時間が0にも
かかわらず有限な変化を示す部分)が必要で本質
的に位相ずれに対して敏感である等の理由から安
定なトラツキング動作が得られないという問題点
があつた。 一方、上記の如きヘツドムービング機構を具備
しない在来のガードバンドレスのアジマス記録再
生方式のヘリカルスキヤンVTRにおいても、ノ
イズバーの出ないスローモーシヨン再生を行ない
得る方法を本出願人は先に提案した。この提案方
法はトラツクとトラツクの境界を回転ヘツドが横
切るにも拘らずノイズが出ない静止画再生を行な
える位置があることに着目し、この所謂ノイズレ
ス静止画再生位置で再生を行ない、次にその位置
からヘツドの回転に同期してトラツクとトラツク
との境界を横切らないようにテープを動かし、再
び他のノイズレス静止画の位置にコントロール信
号を利用して固定し再生を行なうという動作を繰
り返し、その繰り返し時間比を変えて任意のスロ
ーモーシヨン比を得る方法である。この提案方法
によれば、前記の如きヘツドムービング機構は全
く不要であるから安価であり、特にホームVTR
に適用して好適であるという特長をもつ。 しかし、この提案方法によれば、テープを間欠
的に走行させるため、原理的にある程度の画面揺
れ現像は避けられず、また記録トラツクの幅に比
し、かなり幅広のトラツク幅をもつ回転ヘツドを
使用する必要上、ノーマル再生時の画質に関して
若干良くない影響が認められるという問題点があ
つた。 本発明は上記の諸問題点を悉く解決したもので
あり、第4図以下の図面と共にその各実施例につ
き説明する。 本発明は上記のヘツドムービング機構4に適用
しうることは勿論であるが、ヘツドムービング機
構4と同様に相対向する位置に設けられた2個の
回転ヘツドを、その回転面と直交する平面上を互
いに逆方向に変位せしめるその他のヘツドムービ
ング機構にも適用しうるものであるが、説明の便
宜上、本出願人が先に提案したヘツドムービング
機構4に適用する場合を例にとつて説明する。ま
た本発明は前記1/N速のスローモーシヨン再生画
像を得る場合のトラツキング方式に関するもので
あり、ヘツドムービング機構4へオープンループ
のサーボ駆動制御によりトラツキング制御を行な
わしめるものである。 ところで、磁気記録再生装置の再生時に、磁気
テープを記録時の1/2倍の速度で走行させ、かつ、
回転ヘツドA,Bは記録時と同一の回転速度で回
転させた場合、回転ヘツドA,Bを何ら変位制御
することなく記録時と同様に両者を同一の高さ位
置(これを中点位置という)に保持しつつ記録ト
ラツクを走査させた場合は第4図Aに実線で示
す如くに回転ヘツドA,Bが走査をする。ここ
で、第4図A中、斜めの実線(を除く)は回転
ヘツドAと同じアジマス角の回転ヘツドで記録さ
れたトラツクの中心線を示し、斜めの破線は回転
ヘツドAとは異なるアジマス角の回転ヘツドBと
同じアジマス角の回転ヘツドで記録されたトラツ
クの中心線を示し、また番号はテーープ長手方向
に傾斜して記録されたトラツクの記録順番(トラ
ツク番号)を示し(従つて再生を開始するトラツ
ク番号を“1”とすると、“0”は“1”のトラ
ツクより1トラツク前の記録トラツク、“2”は
“1”のトラツクより1トラツク後の記録トラツ
クの各トラツク番号を示していることになる)、
更に左端の縦方向のA,Bは磁気テープから既記
録信号を再生している回転ヘツド及びその再生期
間を示す(以上は後述する第5図A〜第11図
A、第15図A〜第18図Aも同様)。なお、再
生は第4図A中、下から上方向の順番で行なわれ
る。 すなわち、第4図Aよりわかるように、1/2倍
速のときには、まず回転ヘツドAが“1”のトラ
ツクを再生し、次の1トラツク走査期間は回転ヘ
ツドBが“2”のトラツクを再生し、更に次の1
トラツク走査期間は回転ヘツドAが“1”のトラ
ツクを再生し、以後上記と同様に1トラツク走査
期間毎に回転ヘツドA,Bが交互に再生を行な
い、“2”、“3”、“4”、“3”、“4”、“5”

“6”、“5”、“6”の各トラツクを順次再生する
ことになる。このときのヘツドムービング機構4
への駆動電流は第4図Bに示す如く零であり、ヘ
ツドの変位は行なわれない。 また再生開始後、回転ヘツドAは自己と同じア
ジマス角のヘツドで記録されたトラツク“1”の
幅全部を走査する位置にあり、以後走査が進むに
つれてトラツク“1”を走査するトラツク幅部分
の面積が少なくなり、その1トラツク走査終了時
点ではAのトラツク幅の略半分がトラツク“1”
を走査するような位置関係にあり、引続いて今度
は回転ヘツドBがトラツク“1”と“2”を夫々
半分ずつ走査するような位置より走査を開始し、
その1トラツク走査終了時点ではBトラツク幅の
全部が自己とは異なるアジマス角のヘツドで記録
されたトラツク“1”の幅全部を走査するような
位置関係にある。そして引続いて回転ヘツドAが
磁気テープと摺動を開始するがその開始時点では
自己と異なるアジマス角のヘツドで記録されたト
ラツク“2”のトラツク幅全部を走査する位置に
あり、走査が進むにつれて自己と同一のアジマス
角のヘツドで記録されたトラツク“1”の走査面
積が大となり、その1トラツク走査終了時点では
トラツク“1”の幅の略半分を走査する位置関係
になる。以後上記と同様にしてトラツクピツチと
同一のトラツク幅の回転ヘツドA,Bはトラツク
を走査していく。 周知のように、回転ヘツドA,Bは自己と同じ
アジマス角のヘツドで記録されたトラツクのみよ
り既記録信号の再生を行ない、異なるアジマス角
のヘツドで記録されたトラツクの既記録信号はア
ジマス損失により再生し得ず、また再生レベルは
自己と同じアジマス角のヘツドで記録されたトラ
ツクの走査面積に略比例する。従つて、1本の記
録トラツク宛1フイールドの映像信号が周波数変
調(FM)されて記録されているものとすると
(以下同じ)、1/2速再生のときの再生FMレベル
は第4図Cに示す如くに変化することとなる。こ
の場合、同一トラツクが2回ずつ繰り返して再生
されるため、1/2速のスローモーシヨン再生画像
が得られるが、第4図Cより明らかなように、再
生FMレベルが零又は極めて小なる部分が2フレ
ーム走査周期毎に現われ、これがノイズバーとな
つて現われ、極めて再生画像が見づらいものとな
る。 またテープ走行速度を記録時のそれの1/3倍と
して連続的に磁気テープを走行させつつ、かつ、
回転ヘツドA,Bを変位させることなく中点位置
に保持しつつ走査させた場合は再生トラツクと再
生ヘツドとの関係は第5図Aに直線で示す如く
になり、再生トラツクの順番は“1”、“0”、
“1”、“2”、“1”、“2”、“3”、“2”、“
3”、
“4”、“3”、“4”となる。この場合、トラツク
“1”より1/3トラツクピツチだけトラツク“0”
側へずれた位置より再生が開始され、1/3速のス
ローモーシヨン再生画像が得られるが、再生FM
レベルは第5図Cに示す如く零又は極めて小なる
部分が3フイールド走査周期毎に現われる。な
お、第5図Bはヘツドムービング機構4の駆動電
流波形を示し、その縦軸はヘツド変位量を示す
(単位トラツクピツチ)。 同様にヘツドムービング機構4に流す駆動電流
を第6図B又は第7図Bに示す如くにして回転ヘ
ツドA,Bのその回転面と直交する平面上の変位
量を零に保持して走査する場合において、磁気テ
ープの走行速度を記録時のそれの1/4倍としたと
きは回転ヘツドA,Bと再生トラツクとの走査関
係は第6図Aに直線で示す如くになり、再生
FMレベルは第6図Cに示す如くに変化する。ま
た磁気テープの走行速度を記録時のそれの1/5倍
としたときは回転ヘツドA,Bと再生トラツクと
の走査関係は第7図Aに直線で示す如くにな
り、そのときの再生FMレベルは第7図Cに示す
如く2.5フイールド走査周期で変化する。 上記のように、回転ヘツドA,Bのその回転面
と直交する平面上の変位量を零に保持しつつ磁気
テープを記録時の1/N倍の走行速度で走行させて
再生を行なつた場合は、周期的に再生FMレベル
が零又は極めて小レベルとなり、ノイズバーが発
生して極めて見づらいスローモーシヨン再生画像
となる。 そこで、本出願人は前記ヘツドムービング機構
4に、第8図B、第9図B、第10図B、又は第
11図Bに示す如き波形の駆動電流を第2図示の
駆動コイル21に流して、回転ヘツドA,Bを第
8図A、第9図A、第10図A、又は第11図A
に,,,で示す如く、自己と同じアジマ
ス角のヘツドで記録されたトラツクをそのトラツ
ク幅一杯に常時走査せしめて、第8図C、第9図
C、第10図C又は第11図Cに示す如く理論上
100%の再生FMレベルを得るトラツキング方式
を提案した。ここで、第8図、第9図、第10
図、第11図はテープ走行速度を記録時の1/2倍、
1/3倍、1/4倍、1/5倍としたときの図である。 例えば、テープ走行速度を記録時の1/2倍とし
て連続的に走行せしめ、第8図Bに示す駆動電流
を流した場合は、再生開始時再生回転ヘツドAは
トラツク“1”の中心線と一致する位置にあり、
走査が進むにつれて徐々に上方向(トラツク
“2”方向)へ変位せしめられ、最初の1トラツ
ク走査終了時には1/2トラツクピツチ上方向に変
位せしめられる結果、回転ヘツドAは常にトラツ
ク“1”上を走査することは第4図A、第8図A
より明らかである。そして次に回転ヘツドBが再
生を開始する時点では、回転ヘツドBと同じアジ
マス角で記録されたトラツク“2”を再生するよ
う、回転ヘツドBが変位駆動せしめられる。ここ
で、回転ヘツドAのトラツク“1”の走査終了時
点では回転ヘツドAは1/2トラツクピツチ上方向
へずれるような変位駆動制御を受けているから、
回転ヘツドBは1/2トラツクピツチ下方向へずれ
た位置にあり、従つて駆動電流をそのままとした
場合は回転ヘツドBは逆トラツクであるトラツク
“1”上から走査を開始してしまうことになる。
そのため、回転ヘツドBの再生開始時点では回転
ヘツドAを1/2トラツクピツチ下方向へずらすた
めの(回転ヘツドBを1/2トラツクピツチ上方向
へずらすための)駆動電流とすべく第8図Bに示
す如く極性が反転される。これにより、回転ヘツ
ドBはトラツク“2”の入口に全幅一杯に位置
し、更に回転ヘツドAを徐々に下方向へずらしト
ラツク“2”の走査終了時点では回転ヘツドBが
1トラツクピツチ上方向にずれた位置にあるよう
な駆動電流が流されることにより回転ヘツドBは
トラツク“2”を最大面積で走査する。 そして、次に回転ヘツドAがテープに摺動し始
めるが、このときの回転ヘツドAは1トラツクピ
ツチ分下方向へずれた位置にあるため、自己と同
一のアジマス角のヘツドで記録されたトラツク
“1”の中心線とトラツク幅の中心線とが一致す
る位置にくることになり、従つて前記の如き駆動
電流の反転は今度は行なわない。そして回転ヘツ
ドAはそのトラツク“1”の走査終了時点では1/
2トラツクピツチ分だけ上方向へ変位した位置に
くるよう徐々に上方向へ変位せしめられる。これ
により、第4図A、第8図Aよりわかるように回
転ヘツドAはトラツク“1”上を走査する。 このようにして、テープ走行速度を記録時の1/
2倍にしたときは、第8図AにVで示す如くに回
転ヘツドA,Bはトラツキング制御せしめられ
る。従つて、第8図Bは回転ヘツドAの回転面と
直交する平面上における動きも示していることに
なる。 しかしながら、上記の本出願人の提案方式は前
記した諸問題点があるので、本発明ではヘツドム
ービング機構4の駆動信号を、オープンサーボル
ープによりドラムパルス及びキヤプスタンサーボ
のために使用するコントロールパルスよりの情報
をもとに生成して供給することにより高品質のス
ローモーシヨン再生画像を得るようにしたもので
ある。 第12図は本発明になるトラツキング方式の要
部の一実施例の回路系統図を示す。同図中、ドラ
ムピツクアツプヘツド23よりピツクアツプ出力
された繰り返し周波数が例えば30Hzのドラムパル
スa(第13図A、第14図Aに示す)は、ヘツ
ド切換えのタイミング合わせのためのスイツチン
グ調整回路24により第13図B又は第14図B
に示す如き矩形波bとされる。この矩形波bはヘ
リカルスキヤンVTRの公知のドラムサーボ回路
へ出力される一方、位相調整回路25に供給さ
れ、ここでヘツドムービング機構4の追従性の悪
さを補償するために位相調整が行なわれ、第13
図C又は第14図Cに示す如き矩形波cとされ
る。 ここで、位相調整回路25は、後述する駆動電
流u(又はu′)が供給されてから実際にヘツド変
位が開始されるまでにはヘツドムービング機構4
の追従性の悪さからある時間遅れ(例えば0.14フ
イールド)があるため、これを補正するために、
上記時間遅れ分だけ予め早く駆動電流u(又はu′)
を供給するために設けられている。この矩形波c
は積分回路26により第13図D又は第14図D
に示す如き三角波dに変換された後、最適のヘツ
ド変位量を得るための振幅調整回路27及び増幅
器28を夫々経て第13図E又は第14図Eに示
す如き三角波eとされて差動増幅器29の一方の
入力端子に供給される。 一方、コントロールヘツド30によりコントロ
ールトラツクに記録されているコントロールパル
スがピツクアツプ再生されるが、この再生コント
ロールパルスはコントロールヘツド30が固定で
あるから、テープ走行速度に応じた繰り返し周波
数を有しており、テープ走行速度が記録時の1/2
倍のときには第13図Fにfで示す如く繰り返し
周波数がドラムパルスaのそれの1/2倍であり、
記録時の1/3倍のときには第14図Fにf′で示す
如く繰り返し周波数がドラムパルスaのそれの1/
3倍となる。この再生コントロールパルスf(又は
f′)は波形整形回路31により波形整形されて第
13図Gに示す如き波形g(又は第14図Gに示
す如き波形g′)とされた後、位相調整回路32に
供給され、ここで、トラツキングボリウム33よ
りの出力によりトラツキングのための位相調整及
びスローモーシヨン再生時の位相調整を夫々受け
る。 位相調整回路32より取り出された再生コント
ロールパルス(1/2倍速スローモーシヨン再生時
は第13図Hに示すパルスh、1/3倍速スローモ
ーシヨン再生時は第14図Hに示すパルスh′)は
出力端子34より公知のキヤプスタンサーーボ回
路(図示せず)へ供給される一方、微分回路35
に供給され、ここで微分され微分パルスのうち正
極性パルスのみがダイオード36を通してフリツ
プフロツプ37のセツト端子sに印加され、これ
をセツトする。このフリツプフロツプ37のセツ
ト端子sに印加される正極性微分パルスは、1/2
倍速スローモーシヨン再生時は第13図Jにj
で、また1/3倍速スローモーシヨン再生時は第1
4図Jにj′で示す。このフリツプフロツプ37の
クリア入力端子CLには、前記矩形波cをインバ
ータ38で極性反転した後微分回路39で微分し
て得た微分パルスのうち、ダイオード40を通し
た正極性微分パルス(変速比に関係なくドラムパ
ルスaと同一の繰り返し周波数で、第13図I、
第14図Iにiで示す)が印加される。 従つて、フリツプフロツプ37の出力波形
は、1/2倍速スローモーシヨン再生時は第13図
Kにkで、また1/3倍速スローモーシヨン再生時
は第14図Kにk′で示す如くになり、結果として
立上りをパルスiにより支配されている。このフ
リツプフロツプ37の出力の矩形波k(又はk′)
はスローモーシヨンの速度比毎に時定数が予め設
定されている可変時定数の単安定マルチバイブレ
ータ(以下M.M.と略す)41及び42に夫々印
加され、その立上り縁でトリガーする。これによ
り、M.M.41の出力信号波形は第13図Lにl
(又は第14図Lにl′)で示す矩形波となり、M.
M.42の出力信号波形は第13図Mにm(又は第
14図Mにm′)で示す矩形波となり、両矩形波
l,m(又はl′,m′)は微分回路43,44及び
ダイオード45,46を夫々各別に経た後で混合
され第13図Nにn(又は第14図Nにn′)で示
すパルスとされる。 上記のパルスn(又はn′)は矩形波l,m(又は
l′,m′)の立上りに同期しており、M.M.47に
トリガーパルスとして印加され第13図Oにo
(又は第14図Oにo′)で示す如き矩形波に変換
される。このM.M.47はM.M.41及び42が
温度や経年変化によつて受ける影響を補償するた
めに設けられている。M.M.47の出力矩形波O
(又はo′)はインバータ48により極性反転され
て第13図Pに示す矩形波p(又は第14図Pに
示す矩形波p′)とされた後スイツチ回路49に印
加される。このスイツチ回路49は前記矩形波c
を微分回路50で微分した後ダイオード51を通
して得た正極性微分パルスと、前記微分回路39
の出力をダイオード52を通して得た正極性微分
パルスとの加算パルス(第13図Q、第14図Q
にqで示す)、すなわち位相調整されたドラムパ
ルスcの立上りと立下り部分に同期したパルスが
印加された期間、上記入力矩形波p(又はp′)を
通過させてコンデンサ53を充電せしめる。 スイツチ回路49、コンデンサ53及び電界効
果トランジスタFET54は第1のサンプリング
ホールド回路を構成しており、1/2位速スローモ
ーシヨン再生時には第13図Rにrで示す矩形波
を出力し、1/3倍速スローモーシヨン再生時には
第14図Rにr′で示す矩形波を出力する。この矩
形波r(又はr′)の立上りと立下りは位相調整さ
れたドラムパルスcと三角波eと完全に同期して
おり、スイツチ回路55にスイツチング信号とし
て印加され、そのハイレベルの期間のみスイツチ
回路55をして前記三角波eを通過させてコンデ
ンサ56を充電せしめる。このスイツチ回路5
5、コンデンサ56及びコンデンサ56の端子電
圧がゲートに印加されるFET57は第2のサン
プリングホールド回路を構成しており、1/2倍速
スローモーシヨン再生時は第13図Sに示す信号
sを出力し、また1/3倍速スローモーシヨン再生
時は第14図Sに示す信号s′を出力することにな
る。 上記の信号s(又はs′)は差動増幅器29の他
方の入力端子に供給され、ここで前記三角波eと
差動増幅されることにより、第13図Tに示す信
号t(又は第14図Tに示す信号t′)に変換され
た後、DC調整回路58、電流増幅回路59を
夫々経て第13図U(又は第14図U)に示す目
的とする駆動電流波形u(又はu′)とされて出力
端子60より第2図示の駆動コイル21に供給さ
れる。ここで第13図U、第14図Uに示す矢印
はキヤプスタンサーボに供されるコントロールパ
ルスh,h′の立上り位置を示す(第15図C〜第
18図Cも同様)。 以上は1/2倍速、1/3倍速のスローモーシヨン再
生時のときの説明であるが、それ以外のスローモ
ーシヨン再生時にも、M.M.41及び42の時定
数が変化するだけで必要な駆動電流波形が形成さ
れる。 次に上記のオープンループにより生成されたト
ラツキング駆動電流により回転ヘツドがどのよう
に変位してトラツクの走査を行ない、どのような
再生FMレベルが得られるかにつき説明する。ま
ず1/2倍速スローモーシヨン再生時には、記録時
の1/2倍の速度で連続的に走行せしめられる磁気
テープ上、回転ヘツドA,Bはヘツドムービング
機構4に第13図Uに示す駆動電流u(これを第
15図Bにも示す)が供給されることにより、第
15図Aに実線で示す如く走査を行なう。すな
わち最初の1トラツク走査期間(1フイールド走
査期間)T1は回転ヘツドAが再生を行なうが、
最初はトラツク“0”と“1”との中間位置に位
置しており、第15図に示す駆動電流が供給され
ることにより、回転ヘツドAは徐々に上方向へ変
位せしめられ、最初の1トラツク走査期間T1
最終時点では回転ヘツドAは1トラツクピツチ分
だけ上方向の高さ位置へ変位せしめられる結果、
回転ヘツドAはトラツク“2”の全幅一杯と摺接
せしめられる位置に至る。 次に回転ヘツドBが再生を開始するが、その走
査開始時における回転ヘツドBの高さ位置は前記
シーソー動作により上記回転ヘツドAとは逆方向
に等量だけ変位せしめられることから、中点位置
から1トラツクピツチ分だけ下方向にずれた高さ
位置にあり、よつて回転ヘツドBは自己と同一の
アジマス角のヘツドで記録されたトラツク“0”
の入口位置で、かつ、トラツク“0”の全幅と摺
接する位置にくる。この1トラツク走査期間T2
の駆動電流は第15図Bに示す如く回転ヘツドA
を1トラツクピツチ分だけ徐々に下方向へ変位さ
せる(回転ヘツドBを1トラツクピツチ分だけ
徐々に上方向へ変位させる)ものであるから、そ
のT2の最終時点では回転ヘツドA,Bは中点位
置に変位せしめられる。従つて、1トラツク走査
期間T2では回転ヘツドBは第15図Aに示す如
くトラツク“0”との摺接面積が低下してその最
終時点ではトラツク“1”と“2”との中間位置
を走査するのでトラツク“0”からの再生FMレ
ベルは100%から50%へ漸次減少する。 次に回転ヘツドAが再生を行なう1トラツク走
査期間T3では、前記したようにT2の最終時点で
回転ヘツドAは中点位置にあることから、トラツ
ク“1”と“2”の中間位置から再生を開始す
る。ここで1トラツク走査期間T3及び次の1ト
ラツク走査期間の駆動電流は第15図Bに示す如
く、回転ヘツドA,Bを中点位置に保持しておく
ものである。従つて、第15図Aに示す如くT3
の走査期間では回転ヘツドAがトラツク“1”と
“2”との中間位置から自己と同じアジマス角の
ヘツドで記録されたトラツク“1”の再生をトラ
ツク“1”との摺接面積が徐々に大となるような
走査により行ない、次の1トラツク走査期間T4
では回転ヘツドBがトラツク“2”の再生を、ト
ラツク“2”との摺接面積が徐々に小となる走査
により行なう。 以下、上記と同様の動作が繰り返される。 この結果、1/2倍速スローモーシヨン再生時の
上記の回転ヘツドA,Bによる再生FMレベルの
変化は第15図Cに示す如くになり、最小でも最
大値の50%であり、第4図Cの場合に比しノイズ
バーのないスローモーシヨン再生画像を得ること
ができる。 次に1/3倍速スローモーシヨン再生時には、記
録時の1/3倍の速度で連続的に走行せしめられる
磁気テープ上、回転ヘツドA,Bはヘツドムービ
ング機構4に前記の如くにして生成した第14図
Uに示す駆動電流u′(これを第16図Bにも示す)
が供給されることにより、第16図Aに実線Xで
示す如く走査を行なう。すなわち、最初の1トラ
ツク走査期間T1′は駆動電流が第16図Bに示す
如く回転ヘツドAを中点位置から上方向へ変位さ
せ、T1′の最終時点では1トラツクピツチ分だけ
ずれた高さ位置にくるよう変位せしめられるか
ら、回転ヘツドAは第16図AにT1′で示す期間
はトラツク“1”より下方向へ1/3トラツクピツ
チ分ずれた位置よりトラツク“1”の再生を開始
し、徐々にトラツク“1”との摺接面積が大とな
つてT1′の最終時点ではトラツク“1”の全幅と
摺接する。 次の1トラツク走査期間T2′では回転ヘツドB
が再生を行なうが、再生開始直前には上記のよう
に回転ヘツドAが中点位置より1トラツクピツチ
分上方向にずれた高さ位置に制御されているか
ら、シーソー動作により回転ヘツドBが中点位置
より1トラツクピツチ分下方向へずれた高さ位置
にあり、このため回転ヘツドBはトラツク“0”
の入口であつて全幅に亘つて摺接した位置から再
生を開始することになる。しかして、1トラツク
走査期間T2′における駆動電流は第16図Bに示
す如く回転ヘツドAを徐々に下方向へ変位させ、
T2′の最終時点では回転ヘツドA,Bを中点位置
に駆動変位させるものであるから、T2′の期間に
おける回転ヘツドBはトラツク“0”との摺接面
積が徐々に小となつてT2′の最終時点では1/3トラ
ツクピツチ分だけ上方向のトラツク位置を走査す
ることとなり、トラツク“0”の再生を行なう。 次の1トラツク走査期間T3′では駆動電流は第
16図Bに示す如く回転ヘツドA,Bを中点位置
に保持するものであるから、回転ヘツドAは第1
6図Aに示す如くトラツク“1”を横切つてトラ
ツク“1”の再生を行なう。そして更に次の1ト
ラツク走査期間T4′では駆動電流は第16図Bに
示す如く回転ヘツドAを中点位置から1トラツク
ピツチ分ずれた高さ位置まで徐々に下方向に変位
させるため、T4′の期間に再生を行なう回転ヘツ
ドBは中点位置から徐々に上方向に変位せしめら
れることになり、よつて回転ヘツドBは第16図
Aに示す如くトラツク“2”との摺接面積が徐々
に大となるようなトラツキングをとられてトラツ
ク“2”の再生を行なう。以下、回転ヘツドA,
Bは交互に第16図Bに示す駆動電流に応じたト
ラツキング制御が行なわれる。この結果、1/3倍
速スローモーシヨン再生時の再生FMレベルの変
化は第16図Cに示す如くになり、駆動電流波形
が比較的単純であるにも拘らず高品質の1/3速ス
ローモーシヨン再生画像を得ることができる。 なお、本実施例による1/4倍速スローモーシヨ
ン再生時の駆動電流波形は第17図Bに示す如く
に生成され、その結果回転ヘツドA,Bは第17
図Aに実線XIで示す如き走査を行なつて同図Cに
示す如き再生FMレベル変化をする再生信号を得
る。また1/5倍速スローモーシヨン再生時の駆動
電流波形は第18図Bに示す如くに生成され、そ
の結果回転ヘツドA,Bは第18図Aに実線XIIで
示す如き走査を行なつて同図Cに示す如き再生
FMレベル変化をする再生信号を得る。第17図
C及びび第18図Cのいずれの場合も再生FMレ
ベルの最小値は最大値の50%以上であり、ノイズ
バーのない高品質のスローモーシヨン再生画像が
得られることがわかる。 以上の実施例において、キヤプスタンサーボに
供されるコントロールパルスは回転ヘツドA,B
の一方が回転ヘツドBで記録されたトラツクの入
口位置でそのトラツク全幅一杯に摺接する時に出
力されることは第15図乃至第18図より明らか
である。これは本実施例を適用したホームVTR
の回転ヘツドA,Bとコントロールヘツド30と
の機械的取付位置がそのような関係にあるからで
ある。ただし、第5図、第9図、第16図に示す
1/3倍速スローモーシヨン再生時では本来のキヤ
プスタンサーボに供される再生コントロールパル
スは1フイールド位相が異ならしめられるか、又
は180゜位相がずらされる。第16図Aの如くの位
相状態を得るためである。 上記した本実施例のヘツドムービング機構4の
駆動信号(駆動電流)波形は、第15図B、第1
6図B、第17図B及び第18図Bより拡張すれ
ば次の一般的条件に従つて生成する。 まず基本条件はドラムパルス及び再生コントロ
ールパルスよりの情報をもとに駆動信号を生成す
る。次に1/N倍速スローモーシヨン再生時の波形
条件はフイールド単位で変化し、2Nフイー
ルドの周期とし、一周期中に2個所回転ヘツド
が中点位置に保持されるフイールドがあり、か
つ、それらのフイールドの間隔は可能な限りNフ
イールドに近く、一周期中以外のフイールド
期間では、回転ヘツドAが再生しているフイール
ドは回転ヘツドAを計1トラツクピツチ分上方向
へ徐々に変位せしめ、かつ、回転ヘツドBが再生
しているフイールドは回転ヘツドBを計1トラツ
クピツチ分上方向へ徐々に変位せしめることであ
る。更にキヤプスタンサーボに供されるコントロ
ールパルスに対するドラムパルスの位相を、ノー
マル再生時の最良状態を0゜としたとき、N=2n
(nは自然数、以下同じ)のときは0゜又は180゜、
N=4n−1のときには180゜、N=4n+1のときは
0゜とする位相条件が必要である。なお、180゜とす
る代りに上記コントロールパルスを本来の位相よ
りも1フイールド分異ならしめる電気的処理を施
してもよい(例えば、第14図A〜Uの1/3倍速
スローモーシヨン再生時には、キヤプスタンサー
ボに供されるコントロールパルスh′がノーマル再
生時、再生コントロールパルスf′を1フイールド
遅延したときに最良状態となるものとすると、
f′を3フイールド遅延したものを180゜位相をずら
せてもよいが、第14図の例では同図A,F,
H,Uに示す如くf′を2フイールド遅延させたも
のを使用しており、いずれの場合も第16図Aに
示す如き走査軌跡を描く。)。 上記の本実施例による駆動信号で回転ヘツドを
変位させることにより、本出願人が先に提案した
第8図B、第9図B、第10図B及び第11図B
に示す駆動信号を用いた場合に比し、位相ずれに
対して安定で、ヘツドムービング機構の追従性が
比較的悪くても駆動ができ、また波形が簡単に作
れる等の有利さがある。 一方、本実施例による駆動信号波形は連続的な
ものにしたため、理想的なトラツキングから部分
的に外れており、そのため再生FMレベルは第1
5図C、第16図C、第17図C又は第18図C
に示す如く変化することは前記した通りである。
ここで、再生FMレベルの理論値を評価するた
め、次のような評価指数αを設定する。 α=MIN× (ただし、αは評価指数、MINは再生FMレベル
の最低値、は再生FMレベルの平均値を示
す。)。この評価指数α等を第15図C、第16図
C、第17図C及び第18図Cの1/2倍速、1/3倍
速、1/4倍速及び1/5倍速の各再生時に適用すると
表1に示す如くになる。
【表】 上記の表1からわかることは、1/2n+1倍速再 生の方が、1/2n倍速再生に比し有利であることで ある。これは、上記の波形条件のの「中点位置
に保持された回転ヘツドの再生フイールド期間の
間隔は可能な限りNフイールドに近い」ことが、
1/2n+1倍速再生の時がより良く(間隔はNフイ ールドとなる)満たされることに対応している。 以上は回転ヘツドA,Bのトラツク幅をトラツ
クピツチ(トラツクの幅)に対して同一(100%)
に設定した場合の説明であるが、回転ヘツドA,
Bを共にトラツクの幅よりも広い所謂幅広回転ヘ
ツドとした場合につき説明する。例えば、第19
図に示す如くトラツク62の幅を100%としたと
き120%のトラツク幅を有する幅広ヘツド61を
使用した場合、幅広ヘツド61のトラツク幅中心
線とトラツク62の中心線とを一致させると第1
9図に示す如くトラツク上下方向に夫々10%の余
裕が得られる。従つて例えば50%の位置ずれは40
%の再生FMレベルの減少しか起さない。従つ
て、この幅広ヘツド61を使用したときの上記評
価指数αは表2に示す如くになる。
【表】 表1と表2とを比較するとわかるように、若干
の幅広ヘツドの使用は再生FMレベルを大幅に向
上させることがわかる。 なお、駆動信号波形は前記波形条件、位相条件
を満足すればよく、従つて第15図B、第16図
B、第17図B、第18図B、第13図U、第1
4図Uに限定されるものではない。また、回転ヘ
ツドの個数は2個の場合について説明したがこれ
に限ることはなく、例えば2時間の記録再生用の
回転ヘツドA1,B1と、6時間の記録再生用回転
ヘツドA2,B2とが、夫々第20図に示す如く相
対向して配置されており、それらをヘツドムービ
ング機構4′で変位せしめるものにも適用しうる
ものである。 また以上の説明では、回転ヘツドA,B(又は
A1,B1,A2,B2)をその回転面と直交する平面
上を変位せしめるヘツドムービング機構として
は、本出願人が提案した回転ヘツドA,Bを橋格
する回動基体によつて所謂シーソー動作を行なう
ものに限定されるものではない(実質的にシーソ
ー動作を行なうものであればよい)。また記録時
とは逆方向にスローモーシヨン再生することので
きるVTRにも適用しうる。更にはPCM信号がビ
デオ信号に準拠した信号形態として記録された磁
気テープを再生する場合にも本発明を原理的に適
用しうるものである。 上述の如く、本発明になるトラツキング方式
は、トラツクが記録形成されている記録媒体を記
録時の1/N倍(Nは整数)の速度で連続的に走
行させて再生する時、上記回転体の回転を検出し
て得たパルスと記録媒体に所定周期で記録されて
いるコントロールパルスとに基づいて、上記回転
ヘツドの1トラツク走査期間単位で変化し周期が
2N本のトラツク走査期間に等しい連続波形であ
つて、再生コントロールパルスを基準とするその
一周期中可能な限りNトラツク走査期間に近い間
隔で2個所上記2個の回転ヘツドの高さ位置を互
いに等しい中点位置に保持する期間と、上記一周
期中保持期間を除く残りの期間のうち2個の回転
ヘツドの一方が再生している期間は一方の回転ヘ
ツドを計1トラツクピツチ分一の方向へ徐々に変
位せしめる期間と、他方の回転ヘツドが再生して
いる期間は前記他方の回転ヘツドを計1トラツク
ピツチ分上記一の方向へ徐々に変位せしめる期間
とを有する駆動信号を生成し、この駆動信号をオ
ープンループサーボで上記ヘツドムービング機構
に供給して上記回転ヘツドをトラツキング制御す
るようにしたため、予め記録したパイロツト信号
を再生して瞬時瞬時の回転ヘツド走査位置と記録
トラツクとの位置関係をつかみ、トラツクずれを
補正する方向へ回転ヘツドをヘツドムービング機
構により変位させる従来方式に比し、回路構成や
駆動信号波形を簡略化でき、またパイロツト信号
を記録する必要がないので記録媒体の互換性を維
持でき、また本出願人が先に提案した所謂シーソ
ー動作を行なうヘツドムービング機構により安定
にトラツキングを行なわしめることができ、よつ
て高品質の1/N倍速スローモーシヨン再生信号を
得ることができ、また回転ヘツドが駆動信号に基
づき変位を開始するまでの時間遅れを補正するた
めの位相調整を駆動信号に予め施すようにしたた
め、ヘツドムービング機構が重量が重いなどの理
由により追従性がきわめて悪くても常に安定なト
ラツキング制御を行なうことができ、また更に前
記回転ヘツドを若干幅広にしたり、前記Nを2n
+1(nは自然数)としたときは既記録信号を他
の場合に比し大レベルで再生することができる等
の数々の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本出願人が先に提案したヘツドムービ
ング機構の一例を示す平面図、第2図は第1図示
のヘツドムービング機構を有するドラム組立体の
一例の縦断面図、第3図は第1図の要部の一例を
示す斜視図、第4図A、第5図A、第6図A及び
第7図Aは夫々回転ヘツドを中点位置に保時して
記録時の1/2倍、1/3倍、1/4倍及び1/5倍の各テー
プ走行速度で再生するときの記録トラツクに対す
る回転ヘツドの走査軌跡を説明する図、第4図
B、第5図B、第6図B及び第7図Bは夫々回転
ヘツドを中点位置に保持して記録時の1/2倍、1/3
倍、1/4倍及び1/5倍の各テープ走行速度で再生す
るときのヘツドムービング機構への駆動電流波形
の一例を示す図、第4図C、第5図C、第6図C
及び第7図Cは夫々第4図A〜第7図Aの場合の
回転ヘツドの再生FMレベルの変化を模式的に示
す図、第8図A、第9図A、第10図A及び第1
1図Aは夫々記録時の1/2倍、1/3倍、1/4倍及び
1/5倍の各テープ走行速度で再生するとき再生
FMレベルが100%となるための記録トラツクに
対する回転ヘツドの走査軌跡を説明する図、第8
図B、第9図B、第10図B及び第11図Bは
夫々第8図A〜第11図Aに示す走査を行なわせ
るために本出願人の提案になるヘツドムービング
機構に供給されるべき駆動電流波形の各例を示す
図、第8図C、第9図C、第10図C及び第11
図Cは夫々第8図A〜第11図Aの場合の回転ヘ
ツドの再生FMレベルの変化を模式的に示す図、
第12図は本発明方式の要部の一実施例を示す回
路系統図、第13図A〜U、及び第14図A〜U
は夫々記録時の1/2倍、及び1/3倍のテープ走行速
度で再生したときの第12図の各部の動作説明用
信号波形図、第15図A、第16図A、第17図
A及び第18図Aは夫々記録時の1/2倍、1/3倍、
1/4倍及び1/5倍のテープ走行速度で再生するとき
本発明方式によりトラツキング制御される回転ヘ
ツドの記録トラツクに対する走査軌跡を説明する
図、第15図B、第16図B、第17図B及び第
18図Bは夫々第15図A〜第18図Aに示す走
査を行なわせるために本出願人の提案になるヘツ
ドムービング機構に供給されるべき駆動電流波形
の各例を示す図、第15図C、第16図C、第1
7図C及び第18図Cは夫々第15図A〜第18
図Aに示す走査を行なつた場合の回転ヘツドの再
生FMレベルの変化を模式的に示す図、第19図
は本発明方式により使用される回転ヘツドの他の
実施例を記録トラツクと対比して示す図、第20
図は本発明方式に適用しうるヘツドムービング機
構の他の例を示す図である。 1…回転上部ドラム、2…磁気テープ、4,
4′…ヘツドムービング機構、7…固定下部ドラ
ム、16a,16b…永久磁石、18…回動基
体、21…駆動コイル、23…ドラムピツクアツ
プヘツド、25,32…位相調整回路、29…差
動増幅器、30…コントロールヘツド、33…ト
ラツキングボリウム、34…キヤプスタンサーボ
用コントロールパルス出力端子、37…フリツプ
フロツプ、41,42,47…単安定マルチバイ
ブレータ(M.M.)、49,55…スイツチ回路、
60…駆動電流出力端子、A,B,A1,B1
A2,B2…回転ヘツド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転体に相対向して設けられた2個の回転ヘ
    ツドを、その回転面と直交する平面上を外部から
    の駆動信号により互いに逆方向に等量ずつ実質上
    同時に変位せしめうるヘツドムービング機構を具
    備した記録再生装置において、トラツクが記録形
    成されている記録媒体を記録時の1/N倍(Nは
    整数)の速度で連続的に走行させて再生する時、
    上記回転体の回転を検出して得たパルスと記録媒
    体に所定周期で記録されているコントロールパル
    スとに基づいて、上記回転ヘツドの1トラツク走
    査期間単位で変化し周期が2N本のトラツク走査
    期間に等しい連続波形であつて、再生コントロー
    ルパルスを基準とするその一周期中可能な限りN
    トラツク走査期間に近い間隔で2個所上記2個の
    回転ヘツドの高さ位置を互いに等しい中点位置に
    保持する期間と、上記一周期中該保持期間を除く
    残りの期間のうち2個の回転ヘツドの一方が再生
    している期間は該一方の回転ヘツドを計1トラツ
    クピツチ分一の方向へ徐々に変位せしめる期間
    と、他方の回転ヘツドが再生している期間は該他
    方の回転ヘツドを計1トラツクピツチ分上記一の
    方向へ徐々に変位せしめる期間とを有する駆動信
    号を生成し、該駆動信号をオープンループサーボ
    で上記ヘツドムービング機構に供給して上記回転
    ヘツドをトラツキング制御せしめることを特徴と
    するトラツキング方式。 2 回転体に相対向して設けられた2個の回転ヘ
    ツドを、その回転面と直交する平面上を外部から
    の駆動信号により互いに逆方向に等量ずつ実質上
    同時に変位せしめうるヘツドムービング機構を具
    備した記録再生装置において、トラツクが記録形
    成されている記録媒体を記録時の1/N倍(Nは
    整数)の速度で連続的に走行させて再生する時、
    上記回転体の回転を検出して得たパルスと記録媒
    体に所定周期で記録されているコントロールパル
    スとに基づいて、上記回転ヘツドの1トラツク走
    査期間単位で変化し周期が2N本のトラツク走査
    期間に等しい連続波形であつて、再生コントロー
    ルパルスを基準とするその一周期中可能な限りN
    トラツク走査期間に近い間隔で2個所上記2個の
    回転ヘツドの高さ位置を互いに等しい中点位置に
    保持する期間と、上記一周期中該保持期間を除く
    残りの期間のうち2個の回転ヘツドの一方が再生
    している期間は該一方の回転ヘツドを計1トラツ
    クピツチ分一の方向へ徐々に変位せしめる期間
    と、他方の回転ヘツドが再生している期間は該他
    方の回転ヘツドを計1トラツクピツチ分上記一の
    方向へ徐々に変位せしめる期間とを有する駆動信
    号を生成し、かつ、該駆動信号が上記ヘツドムー
    ビング機構に供給されてから実際に該回転ヘツド
    が該駆動信号に基づく変位を開始するまでの時間
    遅れを補正するための位相調整を予め施した該駆
    動信号をオープンループサーボで上記ヘツドムー
    ビング機構に供給して上記回転ヘツドをトラツキ
    ング制御することを特徴とするトラツキング方
    式。 3 前記2個の回転ヘツドは、そのトラツク幅が
    前記記録媒体に記録されているトラツクの幅より
    もやや大に選定されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載のトラツキング方式。
JP6031780A 1980-05-07 1980-05-07 Tracking system Granted JPS56157182A (en)

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JP6031780A JPS56157182A (en) 1980-05-07 1980-05-07 Tracking system
FR8109039A FR2482399B1 (fr) 1980-05-07 1981-05-06 Dispositif de suivi de pistes pour appareils d'enregistrement et/ou de lecture du type a tetes magnetiques rotatives
DE19813118056 DE3118056A1 (de) 1980-05-07 1981-05-07 "spurnachlaufsteueranordnung fuer eine aufzeichnungs- und oder wiedergabevorrichtung"
GB8113979A GB2078429B (en) 1980-05-07 1981-05-07 Tracking system in a rotary magnetic head type recording and/or reproducing apparatus
AT0203781A AT389410B (de) 1980-05-07 1981-05-07 Spurnachlaufsteuersystem fuer ein aufzeichnungsund/oder wiedergabegeraet mit drehbaren magnetkoepfen
US06/516,186 US4539604A (en) 1980-05-07 1983-07-21 Tracking system in a rotary magnetic head type recording and/or reproducing apparatus

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JPS56157182A JPS56157182A (en) 1981-12-04
JPS6327915B2 true JPS6327915B2 (ja) 1988-06-06

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ID=13138671

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JP (1) JPS56157182A (ja)
AT (1) AT389410B (ja)
DE (1) DE3118056A1 (ja)
FR (1) FR2482399B1 (ja)
GB (1) GB2078429B (ja)

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Publication number Publication date
AT389410B (de) 1989-12-11
GB2078429B (en) 1984-03-07
ATA203781A (de) 1989-04-15
DE3118056A1 (de) 1982-02-11
GB2078429A (en) 1982-01-06
US4539604A (en) 1985-09-03
DE3118056C2 (ja) 1987-03-19
JPS56157182A (en) 1981-12-04
FR2482399B1 (fr) 1985-11-08
FR2482399A1 (fr) 1981-11-13

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