JPS6255756B2 - - Google Patents
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- JPS6255756B2 JPS6255756B2 JP56086714A JP8671481A JPS6255756B2 JP S6255756 B2 JPS6255756 B2 JP S6255756B2 JP 56086714 A JP56086714 A JP 56086714A JP 8671481 A JP8671481 A JP 8671481A JP S6255756 B2 JPS6255756 B2 JP S6255756B2
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- JP
- Japan
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- head
- track
- moving mechanism
- rotating
- drive signal
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/584—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
- G11B5/588—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は回転ヘツド変位用駆動信号発生装置に
係り、回転ヘツドをトラツク幅方向に動かしてト
ラツク上をトラツキングせしめるためのヘツドム
ービング機構の駆動信号として、簡単な回路構成
によりヘツドムービング機構の周波数―振幅特性
及び周波数―位相特性の略平坦な範囲の周波数成
分の駆動信号を発生し得、もつてより大なる倍速
比のフアーストモーシヨン再生を高品質に行なわ
せ得る装置を提供することを目的とする。
係り、回転ヘツドをトラツク幅方向に動かしてト
ラツク上をトラツキングせしめるためのヘツドム
ービング機構の駆動信号として、簡単な回路構成
によりヘツドムービング機構の周波数―振幅特性
及び周波数―位相特性の略平坦な範囲の周波数成
分の駆動信号を発生し得、もつてより大なる倍速
比のフアーストモーシヨン再生を高品質に行なわ
せ得る装置を提供することを目的とする。
家庭用ヘリカルスキヤン型回転ヘツド磁気記録
再生装置(以下「ホームVTR」と称す)では、
記録再生密度の高密度化に対しビデオトラツクの
曲りに追従して所要のトラツキング精度を安定に
保持するため、更にはスローモーシヨン再生、フ
アーストモーシヨン再生、ステイル再生等の特殊
再生時のノイズバーを除去するため、回転ヘツド
をその回転面と直交する平面上に変位させ、トラ
ツク長手方向と直交する方向上(トラツク幅方向
上)に回転ヘツドを微小変位させてトラツキング
させるヘツドムービング機構を具備したものの開
発が近年盛んに行なわれている。
再生装置(以下「ホームVTR」と称す)では、
記録再生密度の高密度化に対しビデオトラツクの
曲りに追従して所要のトラツキング精度を安定に
保持するため、更にはスローモーシヨン再生、フ
アーストモーシヨン再生、ステイル再生等の特殊
再生時のノイズバーを除去するため、回転ヘツド
をその回転面と直交する平面上に変位させ、トラ
ツク長手方向と直交する方向上(トラツク幅方向
上)に回転ヘツドを微小変位させてトラツキング
させるヘツドムービング機構を具備したものの開
発が近年盛んに行なわれている。
かかるヘツドムービング機構としては、従来、
圧電材料の平面板を用いて平面板の一端を固定
し、他端に回転ヘツドを設けると共にそれを自由
端とし、外部よりの駆動信号のレベル,極性に応
じた変位量,変位方向で平面板の他端,すなわち
回転ヘツドをその回転面と直交する平面上変位せ
しめる屈曲型バイモルフがあつた。しかし、この
屈曲型バイモルフを使用したものは、圧電材料の
印加電圧対変位量特性を示す第1図からわかるよ
うに、変位量が小なるときの印加電圧対変位量特
性はヒステリシスが小であるのに対し、変位量
が所定値以上の大なるときの印加電圧対変位量特
性は、変位量の拡大以上にヒステリシスが大と
なる。このため、変位量が小なるときには上記の
屈曲型バイモルフを使用したヘツドムービング機
構を使用して所期の目的を達成することができ
る。
圧電材料の平面板を用いて平面板の一端を固定
し、他端に回転ヘツドを設けると共にそれを自由
端とし、外部よりの駆動信号のレベル,極性に応
じた変位量,変位方向で平面板の他端,すなわち
回転ヘツドをその回転面と直交する平面上変位せ
しめる屈曲型バイモルフがあつた。しかし、この
屈曲型バイモルフを使用したものは、圧電材料の
印加電圧対変位量特性を示す第1図からわかるよ
うに、変位量が小なるときの印加電圧対変位量特
性はヒステリシスが小であるのに対し、変位量
が所定値以上の大なるときの印加電圧対変位量特
性は、変位量の拡大以上にヒステリシスが大と
なる。このため、変位量が小なるときには上記の
屈曲型バイモルフを使用したヘツドムービング機
構を使用して所期の目的を達成することができ
る。
ところが、フアーストモーシヨン再生時の場合
は磁気テープを記録時のN倍(ただし、Nは0,
1を除く整数)の速度で連続的に走行させるた
め、Nが大になるほど回転ヘツドをトラツク上を
追従走査させるためには大なる変位量が必要とな
る。しかし、屈曲型バイモルフによるヘツドムー
ビング機構でこのような大なる変位量を得ようと
すると、第1図にで示す如くヒステリシスが大
となるので回転ヘツドの高さ位置の位置決めが困
難となり、回転ヘツドの絶対高さや相対高さを管
理することができなくなり、ホームVTRには使
用できない。
は磁気テープを記録時のN倍(ただし、Nは0,
1を除く整数)の速度で連続的に走行させるた
め、Nが大になるほど回転ヘツドをトラツク上を
追従走査させるためには大なる変位量が必要とな
る。しかし、屈曲型バイモルフによるヘツドムー
ビング機構でこのような大なる変位量を得ようと
すると、第1図にで示す如くヒステリシスが大
となるので回転ヘツドの高さ位置の位置決めが困
難となり、回転ヘツドの絶対高さや相対高さを管
理することができなくなり、ホームVTRには使
用できない。
そこで、上記のような大なる変位量を得ること
のできるヘツドムービング機構として、本出願人
は特願昭54―16821号その他により第2図の平面
図に4で示す如きヘツドムービング機構を提案し
た。同図中、1は回転上部ドラムで、磁気テープ
2がガイドポール3a,3bにより180゜以上の
角度範囲に亘つてその周側面に添接せしめられて
おり、またその回転に伴つてヘツドムービング機
構4が一体的に回転する。
のできるヘツドムービング機構として、本出願人
は特願昭54―16821号その他により第2図の平面
図に4で示す如きヘツドムービング機構を提案し
た。同図中、1は回転上部ドラムで、磁気テープ
2がガイドポール3a,3bにより180゜以上の
角度範囲に亘つてその周側面に添接せしめられて
おり、またその回転に伴つてヘツドムービング機
構4が一体的に回転する。
ここで、本出願人の先の提案になるヘツドムー
ビング機構4の概略につき、ヘツドムービング機
構4を有するドラム組立体の一例の縦断面図を示
す第3図、並びにヘツドムービング機構4の要部
の斜視図を示す第4図を併せ参照して説明する
に、各図において回転上部ドラム1は固定下部ド
ラム7の中心部を貫通し固定下部ドラム7内に設
けられている軸受8a,8bによつて軸承されて
いる回転軸9の先端部に固着されており、回転軸
9がドラムモータ(図示せず)の回転によつて回
転せしめられることに伴つて、例えば1800rpmの
所定回転速度で回転せしめられる。
ビング機構4の概略につき、ヘツドムービング機
構4を有するドラム組立体の一例の縦断面図を示
す第3図、並びにヘツドムービング機構4の要部
の斜視図を示す第4図を併せ参照して説明する
に、各図において回転上部ドラム1は固定下部ド
ラム7の中心部を貫通し固定下部ドラム7内に設
けられている軸受8a,8bによつて軸承されて
いる回転軸9の先端部に固着されており、回転軸
9がドラムモータ(図示せず)の回転によつて回
転せしめられることに伴つて、例えば1800rpmの
所定回転速度で回転せしめられる。
ここで、上記回転上部ドラム1にはその中心部
にブツシング10の突出部が第2図に示す如く貫
通固定されており、かつ、ブツシング10の中央
部は回転軸9が遊嵌されている。フライホイール
11は回転軸9と一体的に回転せしめられる構成
とされており、ロータリートランスの回転巻線装
着部12に固定されており、固定下部ドラム7に
取付けられているロータリートランスの固定巻線
装着部13との間に微小な空隙を形成している。
にブツシング10の突出部が第2図に示す如く貫
通固定されており、かつ、ブツシング10の中央
部は回転軸9が遊嵌されている。フライホイール
11は回転軸9と一体的に回転せしめられる構成
とされており、ロータリートランスの回転巻線装
着部12に固定されており、固定下部ドラム7に
取付けられているロータリートランスの固定巻線
装着部13との間に微小な空隙を形成している。
回転ヘツドA,Bはアジマス角を互いに異なら
しめられており、非磁性体のヘツドブラケツト1
4a,14bを介して強磁性体の円弧状のヨーク
15a,15bに180゜対向するように連結され
ている。ヨーク15aと15bは、断面がU字状
であり、内部に永久磁石16a,16bが取付け
られている。永久磁石16a,16bによる磁束
が回転ヘツドA,Bに悪影響を及ぼさないようヨ
ーク15a,15bが構成されているのは当然で
ある。またヨーク15a及び15bは一体的に中
央部に開口部17aを有する強磁性体板17b,
17cにより橋絡されており、第4図に示す如き
回動基体18を構成している。回動基体18はそ
の開口部17aが保持部材19の中心孔と共に回
転軸9に遊嵌せしめられると共に、保持部材19
を介してブツシング10に対して一体的に連結固
定され、また中心孔がブツシング10の突出部に
嵌合固定される支点部材20の支点突起部20
a,20bを支点として第2図中紙面と垂直方
向、あるいは第3図中上下方向に所謂シーソー動
作をなす如く回動せしめられる。すなわち、第3
図中、回転ヘツドAが上(又は下)方向にある量
だけ変位したときは、回転ヘツドBが下(又は
上)方向に上記と同じ量だけ変位するよう構成さ
れている。
しめられており、非磁性体のヘツドブラケツト1
4a,14bを介して強磁性体の円弧状のヨーク
15a,15bに180゜対向するように連結され
ている。ヨーク15aと15bは、断面がU字状
であり、内部に永久磁石16a,16bが取付け
られている。永久磁石16a,16bによる磁束
が回転ヘツドA,Bに悪影響を及ぼさないようヨ
ーク15a,15bが構成されているのは当然で
ある。またヨーク15a及び15bは一体的に中
央部に開口部17aを有する強磁性体板17b,
17cにより橋絡されており、第4図に示す如き
回動基体18を構成している。回動基体18はそ
の開口部17aが保持部材19の中心孔と共に回
転軸9に遊嵌せしめられると共に、保持部材19
を介してブツシング10に対して一体的に連結固
定され、また中心孔がブツシング10の突出部に
嵌合固定される支点部材20の支点突起部20
a,20bを支点として第2図中紙面と垂直方
向、あるいは第3図中上下方向に所謂シーソー動
作をなす如く回動せしめられる。すなわち、第3
図中、回転ヘツドAが上(又は下)方向にある量
だけ変位したときは、回転ヘツドBが下(又は
上)方向に上記と同じ量だけ変位するよう構成さ
れている。
上記の回動基体18の回動は、第3図に示す如
くヨーク15a,15bのU字形断面の空間部に
挿入された円筒状のコイル巻枠に巻回された駆動
コイル21に流される駆動電流と永久磁石16
a,16bによる磁界との相互作用によつて生じ
た周知のフレミングの左手の法則に従う電磁力に
より、上記駆動電流の大きさ及び極性に従つた傾
斜の向き及び傾斜量を示すようになされる。この
回動基体18の回動は、回動基体18が回転上部
ドラム1と一体的な回転運動を行なつている間に
もなされる。
くヨーク15a,15bのU字形断面の空間部に
挿入された円筒状のコイル巻枠に巻回された駆動
コイル21に流される駆動電流と永久磁石16
a,16bによる磁界との相互作用によつて生じ
た周知のフレミングの左手の法則に従う電磁力に
より、上記駆動電流の大きさ及び極性に従つた傾
斜の向き及び傾斜量を示すようになされる。この
回動基体18の回動は、回動基体18が回転上部
ドラム1と一体的な回転運動を行なつている間に
もなされる。
このようにして回転上部ドラム1と一体的に回
転しつつ回動基体18が支点部材20の支点突起
部20a,20bを支点として回転上部ドラム1
の回転面とは直交する平面上に駆動信号に応じて
回動変位せしめられることにより、回転ヘツド
A,Bはトラツク長手方向とは直角の方向上に、
かつ、互いに逆方向に夫々同時に等量ずつ回動変
位せしめられ、自己と同一の磁化方向の回転ヘツ
ドで形成されたトラツク上を瞬時瞬時に正確に追
従走査せしめられる。
転しつつ回動基体18が支点部材20の支点突起
部20a,20bを支点として回転上部ドラム1
の回転面とは直交する平面上に駆動信号に応じて
回動変位せしめられることにより、回転ヘツド
A,Bはトラツク長手方向とは直角の方向上に、
かつ、互いに逆方向に夫々同時に等量ずつ回動変
位せしめられ、自己と同一の磁化方向の回転ヘツ
ドで形成されたトラツク上を瞬時瞬時に正確に追
従走査せしめられる。
次にかかる本出願人の提案になるヘツドムービ
ング機構4の駆動コイル21に供給される駆動信
号と回転ヘツドA,Bの走査軌跡との関係につき
第5図及び第6図A,Bと共に説明する。第5図
中、傾斜した実線はヘツド走査軌跡、または右側
の縦方向に記載した,は回転ヘツドA,Bの
うち再生を行なつている回転ヘツド及びその再生
1トラツク期間を示し、1点鎖線は回転ヘツドA
と異なるアジマス角のヘツドで記録されたトラツ
クの中心線、波線は回転ヘツドBと異なるアジマ
ス角のヘツドで記録されたトラツクの中心線を
夫々示し、更に番号はテープ長手方向に傾斜して
記録されたトラツクの記録順番(トラツク番号)
を示す。また更に再生は第5図の下から上方向の
順番で行なわれる。
ング機構4の駆動コイル21に供給される駆動信
号と回転ヘツドA,Bの走査軌跡との関係につき
第5図及び第6図A,Bと共に説明する。第5図
中、傾斜した実線はヘツド走査軌跡、または右側
の縦方向に記載した,は回転ヘツドA,Bの
うち再生を行なつている回転ヘツド及びその再生
1トラツク期間を示し、1点鎖線は回転ヘツドA
と異なるアジマス角のヘツドで記録されたトラツ
クの中心線、波線は回転ヘツドBと異なるアジマ
ス角のヘツドで記録されたトラツクの中心線を
夫々示し、更に番号はテープ長手方向に傾斜して
記録されたトラツクの記録順番(トラツク番号)
を示す。また更に再生は第5図の下から上方向の
順番で行なわれる。
まず、磁気テープを記録時と同一方向に走行
し、かつ、記録時の9倍の速度で連続的に走行さ
せる順方向の9倍速フアーストモーシヨン再生時
の動作につき説明するに、上記駆動信号を一定レ
ベルに保ち、回転ヘツドA,Bを記録時と同一の
高さ位置(以下、「中点位置」という)に固定し
て9倍速のフアーストモーシヨン再生をしたとき
は第5図中、実線で示す如き走査軌跡を描く。
これに対し、駆動信号を第6図Aに示す如き2ト
ラツク走査周期の三角波とした場合は、例えば中
点位置より4トラツクピツチ分上に在る回転ヘツ
ドAがまず自己と同一のアジマス角で記録された
トラツク“2”の始端位置から徐々に下方向に変
位せしめられつつ再生をして1トラツク走査終了
時点では計8トラツクピツチ分下方向に変位せし
められる。これにより、この再生期間T1におけ
る回転ヘツドAの走査軌跡は第5図に実線1で
示す如くトラツク“2”を常に再生することにな
り、異なるアジヤス角の回転ヘツドで記録された
トラツク“1”及び“3”を横切ることはない。
し、かつ、記録時の9倍の速度で連続的に走行さ
せる順方向の9倍速フアーストモーシヨン再生時
の動作につき説明するに、上記駆動信号を一定レ
ベルに保ち、回転ヘツドA,Bを記録時と同一の
高さ位置(以下、「中点位置」という)に固定し
て9倍速のフアーストモーシヨン再生をしたとき
は第5図中、実線で示す如き走査軌跡を描く。
これに対し、駆動信号を第6図Aに示す如き2ト
ラツク走査周期の三角波とした場合は、例えば中
点位置より4トラツクピツチ分上に在る回転ヘツ
ドAがまず自己と同一のアジマス角で記録された
トラツク“2”の始端位置から徐々に下方向に変
位せしめられつつ再生をして1トラツク走査終了
時点では計8トラツクピツチ分下方向に変位せし
められる。これにより、この再生期間T1におけ
る回転ヘツドAの走査軌跡は第5図に実線1で
示す如くトラツク“2”を常に再生することにな
り、異なるアジヤス角の回転ヘツドで記録された
トラツク“1”及び“3”を横切ることはない。
次に回転ヘツドBが再生を開始するが、その再
生期間T2の最初は回転ヘツドAが中点位置より
も4トラツクピツチ分下に在るから回転ヘツドB
が中点位置よりも4トラツクピツチ分上に在り、
この位置は自己と同一のアジマス角で記録された
トラツク“11”の始端位置である。回転ヘツドB
はこの位置から1トラツク走査終了時点では計8
トラツクピツチ分下方向に変位せしめられるよう
に徐々に下方向に変位せしめられて再生を行な
い、再生期間T2の最後には中立位置よりも4ト
ラツクピツチ分下にくる(このことは、回転ヘツ
ドAが中点位置よりも4トラツクピツチ分上にく
ることでもある)。この結果、再生期間T2では回
転ヘツドBは第5図に実線2で示す如き走査軌
跡を描き、トラツク“11”の再生を行なう。
生期間T2の最初は回転ヘツドAが中点位置より
も4トラツクピツチ分下に在るから回転ヘツドB
が中点位置よりも4トラツクピツチ分上に在り、
この位置は自己と同一のアジマス角で記録された
トラツク“11”の始端位置である。回転ヘツドB
はこの位置から1トラツク走査終了時点では計8
トラツクピツチ分下方向に変位せしめられるよう
に徐々に下方向に変位せしめられて再生を行な
い、再生期間T2の最後には中立位置よりも4ト
ラツクピツチ分下にくる(このことは、回転ヘツ
ドAが中点位置よりも4トラツクピツチ分上にく
ることでもある)。この結果、再生期間T2では回
転ヘツドBは第5図に実線2で示す如き走査軌
跡を描き、トラツク“11”の再生を行なう。
以下、上記と同様にして、第6図Aに示す駆動
信号により、ヘツドムービング機構4は再生する
側の回転ヘツドを中点位置より4トラツクピツチ
分上方向の高さ位置から計8トラツクピツチ分下
方向に変位せしめる動作を繰り返すことにより、
第5図に実線3,4,5,…で示す如き走
査軌跡が描かれ、再生する側の回転ヘツドと同一
のアジマス角の回転ヘツドで記録されたトラツク
が9トラツク毎に再生され、ノイズバーの無い順
方向の9倍速フアーストモーシヨン再生画像が得
られる。
信号により、ヘツドムービング機構4は再生する
側の回転ヘツドを中点位置より4トラツクピツチ
分上方向の高さ位置から計8トラツクピツチ分下
方向に変位せしめる動作を繰り返すことにより、
第5図に実線3,4,5,…で示す如き走
査軌跡が描かれ、再生する側の回転ヘツドと同一
のアジマス角の回転ヘツドで記録されたトラツク
が9トラツク毎に再生され、ノイズバーの無い順
方向の9倍速フアーストモーシヨン再生画像が得
られる。
他方、磁気テープを記録時と逆方向に記録時の
7倍の速度で連続的に走行させる逆方向の7倍速
フアーストモーシヨン再生時の動作につき説明す
るに、回転ヘツドA,Bを中点位置に固定して再
生をしたとき、第5図中、実線で示す如き走査
軌跡を描く。この走査軌跡からわかるように、
自己と異なるアジマス角の回転ヘツドで記録され
たトラツク(逆トラツク)を横切るため、そのと
きにノイズバーが発生する。
7倍の速度で連続的に走行させる逆方向の7倍速
フアーストモーシヨン再生時の動作につき説明す
るに、回転ヘツドA,Bを中点位置に固定して再
生をしたとき、第5図中、実線で示す如き走査
軌跡を描く。この走査軌跡からわかるように、
自己と異なるアジマス角の回転ヘツドで記録され
たトラツク(逆トラツク)を横切るため、そのと
きにノイズバーが発生する。
これに対し、本出願人の提案になるヘツドムー
ビング機構4に第6図Bに示す如き三角波の駆動
信号(第6図Aに示す三角波と逆相の三角波)を
印加すると、回転ヘツドA,Bは第5図中、実線
1,2,3で示す如き走査軌跡を描くこと
は9倍速フアーストモーシヨン再生時の説明より
明らかである。ただし、この逆方向の7倍速フア
ーストモーシヨン再出時には、回転ヘツドA,B
のうち磁気テープ上のトラツクを再生走査する回
転ヘツドは、1トラツク走査期間中で中点位置よ
り4トラツクピツチ分下方向の高さ位置から計8
トラツクピツチ分上方向に徐々に変位せしめられ
(換言すれば回転ヘツドA,Bが中点位置より4
トラツクピツチ分下方向の位置と4トラツクピツ
チ分上方向の高さ位置との間を往復変位せしめら
れ)、これにより第5図からもわかるように逆ト
ラツクを横切ることがないので、ノイズバーのな
い高品質の逆方向の7倍速フアーストモーシヨン
再生画像が得られる。
ビング機構4に第6図Bに示す如き三角波の駆動
信号(第6図Aに示す三角波と逆相の三角波)を
印加すると、回転ヘツドA,Bは第5図中、実線
1,2,3で示す如き走査軌跡を描くこと
は9倍速フアーストモーシヨン再生時の説明より
明らかである。ただし、この逆方向の7倍速フア
ーストモーシヨン再出時には、回転ヘツドA,B
のうち磁気テープ上のトラツクを再生走査する回
転ヘツドは、1トラツク走査期間中で中点位置よ
り4トラツクピツチ分下方向の高さ位置から計8
トラツクピツチ分上方向に徐々に変位せしめられ
(換言すれば回転ヘツドA,Bが中点位置より4
トラツクピツチ分下方向の位置と4トラツクピツ
チ分上方向の高さ位置との間を往復変位せしめら
れ)、これにより第5図からもわかるように逆ト
ラツクを横切ることがないので、ノイズバーのな
い高品質の逆方向の7倍速フアーストモーシヨン
再生画像が得られる。
しかるに、上記の電磁力によるヘツドムービン
グ機構4は、質量が大であるため応答速度が遅
く、その周波数―振幅特性の一例が第7図に示す
如くになる。第7図からわかるように、30Hz以下
の低周波数に対してのみヘツドムービング機構4
が好適に動作をする。このため、上記の第6図
A,Bに示す如き三角波をヘツドムービング機構
4に印加したときは、回転ヘツドA,Bは理想的
には第8図に実線で示す如き三角波状の動き
(回転ヘツドA,B自体はその回転面と直交する
平面上をシーソー動作による往復変位をするにす
ぎないが、横軸に時間をとると三角波状の変位と
して表わせる)をするが、上記の三角波が駆動信
号として印加されたとしても、回転ヘツドA,B
は上記の応答速度の遅さから第8図に1点鎖線
で示す如き正弦波に近い動きをすることになる。
この1点鎖線で示す如き正弦波状の動きが、理
想的な変位を示す実線よりも1トラツクピツチ
分上方向、下方向にずれた変位を示す実線a,
bの範囲を越えたとき(第8図にで示す)、回
転ヘツドは逆トラツクを走査するのでノイズバー
が発生することになる。
グ機構4は、質量が大であるため応答速度が遅
く、その周波数―振幅特性の一例が第7図に示す
如くになる。第7図からわかるように、30Hz以下
の低周波数に対してのみヘツドムービング機構4
が好適に動作をする。このため、上記の第6図
A,Bに示す如き三角波をヘツドムービング機構
4に印加したときは、回転ヘツドA,Bは理想的
には第8図に実線で示す如き三角波状の動き
(回転ヘツドA,B自体はその回転面と直交する
平面上をシーソー動作による往復変位をするにす
ぎないが、横軸に時間をとると三角波状の変位と
して表わせる)をするが、上記の三角波が駆動信
号として印加されたとしても、回転ヘツドA,B
は上記の応答速度の遅さから第8図に1点鎖線
で示す如き正弦波に近い動きをすることになる。
この1点鎖線で示す如き正弦波状の動きが、理
想的な変位を示す実線よりも1トラツクピツチ
分上方向、下方向にずれた変位を示す実線a,
bの範囲を越えたとき(第8図にで示す)、回
転ヘツドは逆トラツクを走査するのでノイズバー
が発生することになる。
上記の実線a,bで示す三角波の間隔が一定
であるから、フアーストモーシヨン再生の倍速比
が大になるほど、第8図に,で示す回転ヘツ
ドの動きの振幅が大になるため、相対的に1トラ
ツクピツチの幅が狭くなりノイズバーが出やすく
なる。更にヘツドムービング機構4の周波数―位
相特性が平坦であれば、回転ヘツドA,Bは第8
図に1点鎖線で示す如き正弦波状の動きをする
わけであるが、実際には低い周波数で位相が変化
しており、加えて三角波の駆動信号自身にも歪
(例えば6%の2次歪)があるため、実際には第
8図に波線で示す如く歪んだ動きをする。この
ため、電磁力によるヘツドムービング機構4を具
備したホームVTRでは、フアーストモーシヨン
再生の倍速比を一定値以上大にすることはできな
かつた。
であるから、フアーストモーシヨン再生の倍速比
が大になるほど、第8図に,で示す回転ヘツ
ドの動きの振幅が大になるため、相対的に1トラ
ツクピツチの幅が狭くなりノイズバーが出やすく
なる。更にヘツドムービング機構4の周波数―位
相特性が平坦であれば、回転ヘツドA,Bは第8
図に1点鎖線で示す如き正弦波状の動きをする
わけであるが、実際には低い周波数で位相が変化
しており、加えて三角波の駆動信号自身にも歪
(例えば6%の2次歪)があるため、実際には第
8図に波線で示す如く歪んだ動きをする。この
ため、電磁力によるヘツドムービング機構4を具
備したホームVTRでは、フアーストモーシヨン
再生の倍速比を一定値以上大にすることはできな
かつた。
また、回転ヘツドA,Bの動きを理想的な三角
波状にするために、駆動信号波形を所定の形にす
ることも考えられるが、その駆動信号波形は極め
て複雑となり、またその発生回路も複雑となつて
しまう。
波状にするために、駆動信号波形を所定の形にす
ることも考えられるが、その駆動信号波形は極め
て複雑となり、またその発生回路も複雑となつて
しまう。
本発明は上記の諸問題点を解決したものであ
り、第9図以下の図面と共にその一実施例につき
説明する。
り、第9図以下の図面と共にその一実施例につき
説明する。
第9図は本発明装置の一実施例のブロツク系統
図、第10図は本発明装置の一実施例の具体的回
路図を示し、各図中、同一部分には同一番号を付
してある。以下、前記本出願人の提案になるヘツ
ドムービング機構4の駆動信号を例にとつて説明
するに、第9図及び第10図において、端子25
には回転上部ドラム1の回転位相に応じたドラム
パルスが入来し、2段縦続接続された単安定マル
チバイブレータ(M.M.と記す)26及び27の
うちのM.M.26に印加される。M.M.26及び2
7はドラムパルスの位相調整回路を構成してお
り、後述する回転ヘツド変位用駆動信号がヘツド
ムービング機構4に供給されてから実際にヘツド
変位が開始されるまでには或る時間遅れがあるの
で、これを補正するべくこの時間遅れ分だけ予め
早く駆動信号をヘツドムービング機構4へ供給す
るために設けられている。
図、第10図は本発明装置の一実施例の具体的回
路図を示し、各図中、同一部分には同一番号を付
してある。以下、前記本出願人の提案になるヘツ
ドムービング機構4の駆動信号を例にとつて説明
するに、第9図及び第10図において、端子25
には回転上部ドラム1の回転位相に応じたドラム
パルスが入来し、2段縦続接続された単安定マル
チバイブレータ(M.M.と記す)26及び27の
うちのM.M.26に印加される。M.M.26及び2
7はドラムパルスの位相調整回路を構成してお
り、後述する回転ヘツド変位用駆動信号がヘツド
ムービング機構4に供給されてから実際にヘツド
変位が開始されるまでには或る時間遅れがあるの
で、これを補正するべくこの時間遅れ分だけ予め
早く駆動信号をヘツドムービング機構4へ供給す
るために設けられている。
M.M.27より取り出された信号は、演算増幅
器36よりなる積分回路28に供給され、ここで
三角波に変換される。この三角波は回転上部ドラ
ム1の回転位相に同期した2トラツク走査期間を
周期とする三角波であり、第10図に示す演算増
幅器37よりなる低域フイルタ29(第9図では
図示省略)を経て極性切換スイツチ回路30に供
給される一方、M.M.27にフイードバツクされ
てその出力矩形波のデユーテイ・サイクルが50%
になるように働く。極性切換スイツチ回路30は
連動して切換わるスイツチ30a及び30bから
なり、後述する入力端子34よりの順方向再生時
と逆方向再生時とで異なるレベルの制御信号によ
り、いずれか一方が閉成され、かつ、他方が開成
される構成とされている。ここで、第9図には図
示を省略したが第10図に示すように、極性切換
スイツチ回路30の入力側には演算増幅器38,
39が設けられており、前記三角波は演算増幅器
38により反転増幅された後上記のスイツチ30
aに印加される一方、これと同時に演算増幅器3
9により非反転増幅された後上記のスイツチ30
bに印加される。
器36よりなる積分回路28に供給され、ここで
三角波に変換される。この三角波は回転上部ドラ
ム1の回転位相に同期した2トラツク走査期間を
周期とする三角波であり、第10図に示す演算増
幅器37よりなる低域フイルタ29(第9図では
図示省略)を経て極性切換スイツチ回路30に供
給される一方、M.M.27にフイードバツクされ
てその出力矩形波のデユーテイ・サイクルが50%
になるように働く。極性切換スイツチ回路30は
連動して切換わるスイツチ30a及び30bから
なり、後述する入力端子34よりの順方向再生時
と逆方向再生時とで異なるレベルの制御信号によ
り、いずれか一方が閉成され、かつ、他方が開成
される構成とされている。ここで、第9図には図
示を省略したが第10図に示すように、極性切換
スイツチ回路30の入力側には演算増幅器38,
39が設けられており、前記三角波は演算増幅器
38により反転増幅された後上記のスイツチ30
aに印加される一方、これと同時に演算増幅器3
9により非反転増幅された後上記のスイツチ30
bに印加される。
なお、第10図中の可変抵抗器VR1及びVR2は
振幅調整用の可変抵抗器で、入力される三角波の
波高値を磁気テープの走行速度に応じた所定の波
高値に調整する。例えば、N倍速フアーストモー
シヨン再生時には、三角波の波高値は最終的に出
力される駆動信号が回転ヘツドA,Bを1トラツ
ク走査期間において計|N−1|トラツクピツチ
分だけ直線的に変位せしめるような値に調整され
る。従つて、上記の三角波の波高値は順方向の9
倍速再生時にはNが9だから計8トラツクピツチ
分だけ回転ヘツドA,Bを1トラツク走査期間中
に直線的に変位させる波高値に調整され、また逆
方向の7倍速再生時にはNが−7だから計8トラ
ツクピツチ分だけ回転ヘツドA,Bを1トラツク
走査期間中に直線的に変位させる波高値に調整さ
れる。また第10図中の可変抵抗器VR3,VR4は
夫々直流電圧調整用の可変抵抗器であり、直流電
圧を調整することにより、回転ヘツドA,Bの所
定トラツクピツチ分の往復変位の中心位置と前記
中点位置との相対的な差を調整することにより、
再生画像が滑らかとなるような最適な変位を行な
わせることができる。
振幅調整用の可変抵抗器で、入力される三角波の
波高値を磁気テープの走行速度に応じた所定の波
高値に調整する。例えば、N倍速フアーストモー
シヨン再生時には、三角波の波高値は最終的に出
力される駆動信号が回転ヘツドA,Bを1トラツ
ク走査期間において計|N−1|トラツクピツチ
分だけ直線的に変位せしめるような値に調整され
る。従つて、上記の三角波の波高値は順方向の9
倍速再生時にはNが9だから計8トラツクピツチ
分だけ回転ヘツドA,Bを1トラツク走査期間中
に直線的に変位させる波高値に調整され、また逆
方向の7倍速再生時にはNが−7だから計8トラ
ツクピツチ分だけ回転ヘツドA,Bを1トラツク
走査期間中に直線的に変位させる波高値に調整さ
れる。また第10図中の可変抵抗器VR3,VR4は
夫々直流電圧調整用の可変抵抗器であり、直流電
圧を調整することにより、回転ヘツドA,Bの所
定トラツクピツチ分の往復変位の中心位置と前記
中点位置との相対的な差を調整することにより、
再生画像が滑らかとなるような最適な変位を行な
わせることができる。
このようにして、スイツチ30a又は30bよ
り取り出された三角波は、スイツチ回路31に供
給される。スイツチ回路31は、フアーストモー
シヨン再生時にのみ閉成されるスイツチ31aと
ノーマル再生時に閉成されるスイツチ31bとよ
りなる。従つて、フアーストモーシヨン再生時に
は上記の三角波はスイツチ31aを経て本発明の
要部をなす低域フイルタ32に供給される。な
お、スイツチ30bの前段に設けられたVR5はノ
ーマル再生時の回転ヘツドA,Bの相対高さ位置
調整用可変抵抗器である。
り取り出された三角波は、スイツチ回路31に供
給される。スイツチ回路31は、フアーストモー
シヨン再生時にのみ閉成されるスイツチ31aと
ノーマル再生時に閉成されるスイツチ31bとよ
りなる。従つて、フアーストモーシヨン再生時に
は上記の三角波はスイツチ31aを経て本発明の
要部をなす低域フイルタ32に供給される。な
お、スイツチ30bの前段に設けられたVR5はノ
ーマル再生時の回転ヘツドA,Bの相対高さ位置
調整用可変抵抗器である。
低域フイルタ32は第10図に示す如く演算増
幅器40及び41よりなり、入力三角波のうちヘ
ツドムービング機構4の周波数―振幅特性、周波
数―位相特性の略平坦な範囲内の周波数成分のみ
を取り出すことにより、ヘツドムービング機構4
による回転ヘツドの変位を歪の無い正弦波状にす
るために設けられている。この低域フイルタ32
の上限遮断周波数は例えば30Hz程度であり、その
入力三角波は高調波成分が除去されて正弦波に変
換された後、第10図に示す如く演算増幅器42
よりなる増幅器33で所要のレベルに増幅されて
出力端子35より前記ヘツドムービング機構4の
駆動コイル21に供給される。
幅器40及び41よりなり、入力三角波のうちヘ
ツドムービング機構4の周波数―振幅特性、周波
数―位相特性の略平坦な範囲内の周波数成分のみ
を取り出すことにより、ヘツドムービング機構4
による回転ヘツドの変位を歪の無い正弦波状にす
るために設けられている。この低域フイルタ32
の上限遮断周波数は例えば30Hz程度であり、その
入力三角波は高調波成分が除去されて正弦波に変
換された後、第10図に示す如く演算増幅器42
よりなる増幅器33で所要のレベルに増幅されて
出力端子35より前記ヘツドムービング機構4の
駆動コイル21に供給される。
これにより、回転ヘツドA,Bは歪の無い正弦
波状に変位せしめられるから、駆動信号として三
角波を用いる場合に比し、フアーストモーシヨン
再生時の倍速比を、限界近くまで高めることがで
きる。
波状に変位せしめられるから、駆動信号として三
角波を用いる場合に比し、フアーストモーシヨン
再生時の倍速比を、限界近くまで高めることがで
きる。
なお、第10図において、入力端子34の入力
信号がスイツチ回路44には直接に、またスイツ
チ回路45にはインバータ43を介して印加され
るため、順方向再生時にスイツチ回路44のみが
閉成するとしたときは逆方向再生時にはスイツチ
回路45のみが閉成され、M.M.26の時定数を
順方向再生時と逆方向再生時とで切換えるように
されている。またノーマル再生時にはスイツチ3
1bが閉成されるため、出力端子35には一定の
直流電圧が取り出され、回転ヘツドA,Bは常に
一定の高さ位置に保持される。
信号がスイツチ回路44には直接に、またスイツ
チ回路45にはインバータ43を介して印加され
るため、順方向再生時にスイツチ回路44のみが
閉成するとしたときは逆方向再生時にはスイツチ
回路45のみが閉成され、M.M.26の時定数を
順方向再生時と逆方向再生時とで切換えるように
されている。またノーマル再生時にはスイツチ3
1bが閉成されるため、出力端子35には一定の
直流電圧が取り出され、回転ヘツドA,Bは常に
一定の高さ位置に保持される。
なお、フアーストモーシヨン再生時には、磁気
テープの走行速度及び走行方向を制御する必要が
あるので、このことにつき第11図及び第12図
と共に説明する。ただし、これは本発明の要旨と
は直接の関係はないので、概略説明に止める。第
11図及び第12図中、同一部分には同一番号を
付してある。第11図において、ノーマル再生時
ドラムサーボ回路46の制御の下に回転上部ドラ
ム1はモータ47により30rpsで回転せしめら
れ、その回転に同期したドラムパルスがフリツプ
フロツプ48により生成される。このドラムパル
スは入力端子49に入来した再生コントロール信
号とキヤプスタンサーボ回路50内で位相比較さ
れて位相誤差電圧とされた後キヤプスタンモータ
51に印加され、その回転数を制御する。キヤプ
スタンモータ51の回転力はその回転軸とプーリ
53との間に張架されているベルト52を介して
プーリ53及びそれと一体的に回転するキヤプス
タン54に夫々伝達される。これにより、回転ヘ
ツドA,Bはキヤプスタン54とピンチローラ
(図示せず)との間に挾持駆動される磁気テープ
(図示せず)の記録トラツク上を走行せしめられ
る。なお、このときリールモータコントロール回
路64の出力信号が切換スイツチ63を介してリ
ールモータ65に印加される。
テープの走行速度及び走行方向を制御する必要が
あるので、このことにつき第11図及び第12図
と共に説明する。ただし、これは本発明の要旨と
は直接の関係はないので、概略説明に止める。第
11図及び第12図中、同一部分には同一番号を
付してある。第11図において、ノーマル再生時
ドラムサーボ回路46の制御の下に回転上部ドラ
ム1はモータ47により30rpsで回転せしめら
れ、その回転に同期したドラムパルスがフリツプ
フロツプ48により生成される。このドラムパル
スは入力端子49に入来した再生コントロール信
号とキヤプスタンサーボ回路50内で位相比較さ
れて位相誤差電圧とされた後キヤプスタンモータ
51に印加され、その回転数を制御する。キヤプ
スタンモータ51の回転力はその回転軸とプーリ
53との間に張架されているベルト52を介して
プーリ53及びそれと一体的に回転するキヤプス
タン54に夫々伝達される。これにより、回転ヘ
ツドA,Bはキヤプスタン54とピンチローラ
(図示せず)との間に挾持駆動される磁気テープ
(図示せず)の記録トラツク上を走行せしめられ
る。なお、このときリールモータコントロール回
路64の出力信号が切換スイツチ63を介してリ
ールモータ65に印加される。
次に順方向の9倍速フアーストモーシヨン再生
時には、入力端子55に入来した制御信号により
各回路が初換え制御されるが、ここではまずピン
チローラのキヤプスタン54への圧接が解除され
る。また順方向のフアーストモーシヨン再生をす
ると、磁気テープと回転ヘツドA,Bとの間の相
対速度が下がることにより、例えば4.6%程度水
平走査周波数が本来の値よりも低くなり、テレビ
ジヨン受像機の水平同期がはずれることがある。
このため、この低下分を補うべくドラムサーボ回
路46により回転上部ドラム1の回転数を速くす
る。
時には、入力端子55に入来した制御信号により
各回路が初換え制御されるが、ここではまずピン
チローラのキヤプスタン54への圧接が解除され
る。また順方向のフアーストモーシヨン再生をす
ると、磁気テープと回転ヘツドA,Bとの間の相
対速度が下がることにより、例えば4.6%程度水
平走査周波数が本来の値よりも低くなり、テレビ
ジヨン受像機の水平同期がはずれることがある。
このため、この低下分を補うべくドラムサーボ回
路46により回転上部ドラム1の回転数を速くす
る。
一方、入力端子49に入来した再生コントロー
ル信号は、速度検出回路56で9倍速フアースト
モーシヨン再生時の速度誤差が検出され、利得可
変増幅器57で増幅された後、混合回路58に供
給される。また再生コントロール信号は分周器5
9で1/9分周された後M.M.60に印加され、ここで 最良トラツキングが得られるように遅延され、更
に位相比較器61でフリツプフロツプ48よりの
ドラムパルスと位相比較される。この位相比較器
61の出力誤差電圧は混合回路58で上記速度誤
差信号と混合された後、極性反転スイツチ62、
切換スイツチ63を夫々経てリールモータ65に
印加される。極性反転スイツチ62及び切換スイ
ツチ63の切換えにより、リールモータ65は所
定方向に回転せしめられ、その回転力がアイドラ
66を介して巻取り側リールデイスク67に伝達
され、磁気テープを記録時の9倍の速度で記録時
と同一方向に連続的に走行せしめる。
ル信号は、速度検出回路56で9倍速フアースト
モーシヨン再生時の速度誤差が検出され、利得可
変増幅器57で増幅された後、混合回路58に供
給される。また再生コントロール信号は分周器5
9で1/9分周された後M.M.60に印加され、ここで 最良トラツキングが得られるように遅延され、更
に位相比較器61でフリツプフロツプ48よりの
ドラムパルスと位相比較される。この位相比較器
61の出力誤差電圧は混合回路58で上記速度誤
差信号と混合された後、極性反転スイツチ62、
切換スイツチ63を夫々経てリールモータ65に
印加される。極性反転スイツチ62及び切換スイ
ツチ63の切換えにより、リールモータ65は所
定方向に回転せしめられ、その回転力がアイドラ
66を介して巻取り側リールデイスク67に伝達
され、磁気テープを記録時の9倍の速度で記録時
と同一方向に連続的に走行せしめる。
他方、逆方向の7倍速フアーストモーシヨン再
生時には、上記と同様にピンチローラのキヤプス
タン54への圧接が解除される。またこのときは
テープ・ヘツド間相対速度が例えば4.6%程度増
えるので、回転上部ドラム1はテレビジヨン受像
機の水平同期がかかりやすいように遅く回転せし
められる。一方、再生コントロール信号は上記の
9倍速フアーストモーシヨン再生時と同様の信号
処理を受けて混合回路58に供給される。ただ
し、このときの速度検出回路56は7倍速フアー
ストモーシヨン再生時における速度誤差を検出
し、分周器59の分周比は1/7に制御される。極性 反転スイツチ62は順方向のフアーストモーシヨ
ン再生時とは逆極性となるように切換接続される
ため、リールモータ65に供給される混合回路5
8の出力信号は順方向フアーストモーシヨン再生
時とは逆方向に回転せしめられる。これにより、
リールモータ65の回転力は、その回転方向の逆
転によつて自動的に供給側リールデイスク68に
接続されたアイドラ66を介して供給側リールデ
イスク68に伝達され、磁気テープを記録時の7
倍の走行速度で、かつ、記録時と逆方向に連続的
に走行せしめる。
生時には、上記と同様にピンチローラのキヤプス
タン54への圧接が解除される。またこのときは
テープ・ヘツド間相対速度が例えば4.6%程度増
えるので、回転上部ドラム1はテレビジヨン受像
機の水平同期がかかりやすいように遅く回転せし
められる。一方、再生コントロール信号は上記の
9倍速フアーストモーシヨン再生時と同様の信号
処理を受けて混合回路58に供給される。ただ
し、このときの速度検出回路56は7倍速フアー
ストモーシヨン再生時における速度誤差を検出
し、分周器59の分周比は1/7に制御される。極性 反転スイツチ62は順方向のフアーストモーシヨ
ン再生時とは逆極性となるように切換接続される
ため、リールモータ65に供給される混合回路5
8の出力信号は順方向フアーストモーシヨン再生
時とは逆方向に回転せしめられる。これにより、
リールモータ65の回転力は、その回転方向の逆
転によつて自動的に供給側リールデイスク68に
接続されたアイドラ66を介して供給側リールデ
イスク68に伝達され、磁気テープを記録時の7
倍の走行速度で、かつ、記録時と逆方向に連続的
に走行せしめる。
第12図は第11図のうちフアーストモーシヨ
ン再生に関係の深い回路部の具体的回路図で、6
9は第11図に示した速度検出回路56,M.M.
60及び位相比較器61を夫々内蔵するICで、
が速度検出回路56の、またが位相比較器6
1の出力端子に相当する出力ピンである。S.
REW及びS.R.は逆方向再生時にのみハイレベル
でその他の再生時はローレベルとなる制御電圧を
示し、また..はS.R.と逆相の制御電圧であり、
また各スイツチはスイツチング信号がハイレベル
の時オン,ローレベルのときオフとなるよう構成
されている。
ン再生に関係の深い回路部の具体的回路図で、6
9は第11図に示した速度検出回路56,M.M.
60及び位相比較器61を夫々内蔵するICで、
が速度検出回路56の、またが位相比較器6
1の出力端子に相当する出力ピンである。S.
REW及びS.R.は逆方向再生時にのみハイレベル
でその他の再生時はローレベルとなる制御電圧を
示し、また..はS.R.と逆相の制御電圧であり、
また各スイツチはスイツチング信号がハイレベル
の時オン,ローレベルのときオフとなるよう構成
されている。
また70はフアーストモーシヨン再生にした
時、急にリールモータ65に高い電圧が加わつて
磁気テープに無理な力が加わることを防止するた
めの保護回路で、ノーマル再生時からフアースト
モーシヨン再生に切換えると、今までハイレベル
であつた制御電圧がローレベルとなり、抵抗
R1を介してコンデンサC1は徐々に充電され、一
定時間経過後コンデンサC1の充電電圧が所定値
となるとトランジスタTr1がオフとなるよう構成
されている。
時、急にリールモータ65に高い電圧が加わつて
磁気テープに無理な力が加わることを防止するた
めの保護回路で、ノーマル再生時からフアースト
モーシヨン再生に切換えると、今までハイレベル
であつた制御電圧がローレベルとなり、抵抗
R1を介してコンデンサC1は徐々に充電され、一
定時間経過後コンデンサC1の充電電圧が所定値
となるとトランジスタTr1がオフとなるよう構成
されている。
更に、71はプランジヤの駆動回路で、逆方向
再生時にのみ供給側リールのテンシヨンブレーキ
を解除し、性能を向上するために設けられてお
り、逆方向再生時にハイレベルの制御電圧S.R.が
トランジスタTr2のベースに供給されこれをオン
とする一方、抵抗R2,R3及びコンデンサC2より
なる微分回路を介してトランジスタTr3のベース
に供給されこれを一定時間オンとすることによ
り、ソレノイドL1に流れる電流を最初のトラン
ジスタTr2及びTr3が共にオンの期間は大とし、
上記一定時間後のトランジスタTr3のオフ後は小
にする構成とされている。これにより、ソレノイ
ドL1の上記の通電時にプランジヤは所謂2段引
きにより吸引されて上記テンシヨンブレーキを解
除する。
再生時にのみ供給側リールのテンシヨンブレーキ
を解除し、性能を向上するために設けられてお
り、逆方向再生時にハイレベルの制御電圧S.R.が
トランジスタTr2のベースに供給されこれをオン
とする一方、抵抗R2,R3及びコンデンサC2より
なる微分回路を介してトランジスタTr3のベース
に供給されこれを一定時間オンとすることによ
り、ソレノイドL1に流れる電流を最初のトラン
ジスタTr2及びTr3が共にオンの期間は大とし、
上記一定時間後のトランジスタTr3のオフ後は小
にする構成とされている。これにより、ソレノイ
ドL1の上記の通電時にプランジヤは所謂2段引
きにより吸引されて上記テンシヨンブレーキを解
除する。
また更に、72は再生コントロールパルスとド
ラムパルスの位相関係をテストポイント73で観
測できるようにする回路である。またIC69の
ピンに接続されている半固定抵抗の切換えによ
りM.M.60の時定数が切換わる。
ラムパルスの位相関係をテストポイント73で観
測できるようにする回路である。またIC69の
ピンに接続されている半固定抵抗の切換えによ
りM.M.60の時定数が切換わる。
なお、以上の説明では回転ヘツドをその回転面
と直交する平面上を変位せしめるヘツドムービン
グ機構として、本出願人が先に提案したものにつ
いて説明したが、これに限ることはなく実質的に
所謂シーソー動作を行なうものであればよい。ま
た上記実施例においては、ドラムパルスを三角波
に変換した後低域フイルタに供給したが、これに
限らず矩形波,台形波等に変換しても良い。
と直交する平面上を変位せしめるヘツドムービン
グ機構として、本出願人が先に提案したものにつ
いて説明したが、これに限ることはなく実質的に
所謂シーソー動作を行なうものであればよい。ま
た上記実施例においては、ドラムパルスを三角波
に変換した後低域フイルタに供給したが、これに
限らず矩形波,台形波等に変換しても良い。
上述の如く、本発明になる回転ヘツド変位用駆
動信号発生装置は、回転体の回転位相に同期し、
かつ、その波高値が記録媒体の記録時のN倍(た
だし、Nは0,1を除く整数で、順方向再生のと
き正、逆方向再生のとき負)の走行時に前記回転
ヘツドが|N−1|トラツクピツチ変位する値に
調整された2トラツク走査周期の出力信号を発生
する信号発生回路と、この信号発生回路の出力信
号が供給されその高調波成分を除去してヘツドム
ービング機構の周波数―振幅特性及び周波数―位
相特性の略平坦な範囲内の周波数成分を取り出す
低域フイルタと、この低域フイルタの出力信号を
駆動信号としてヘツドムービング機構に供給する
手段とよりなるため、ヘツドムービング機構によ
り回転ヘツドを歪の無い正弦波状に変位させるこ
とができ、よつて特に応答速度の遅い電磁力を利
用したヘツドムービング機構に適用して好適であ
り、またフアーストモーシヨン再生の倍速比を従
来よりも高めることができ、更に回転ヘツドを理
想的な三角波状に変位するための駆動信号発生装
置に比し簡単な構成により所要の駆動信号を発生
することができる等の特長を有するものである。
動信号発生装置は、回転体の回転位相に同期し、
かつ、その波高値が記録媒体の記録時のN倍(た
だし、Nは0,1を除く整数で、順方向再生のと
き正、逆方向再生のとき負)の走行時に前記回転
ヘツドが|N−1|トラツクピツチ変位する値に
調整された2トラツク走査周期の出力信号を発生
する信号発生回路と、この信号発生回路の出力信
号が供給されその高調波成分を除去してヘツドム
ービング機構の周波数―振幅特性及び周波数―位
相特性の略平坦な範囲内の周波数成分を取り出す
低域フイルタと、この低域フイルタの出力信号を
駆動信号としてヘツドムービング機構に供給する
手段とよりなるため、ヘツドムービング機構によ
り回転ヘツドを歪の無い正弦波状に変位させるこ
とができ、よつて特に応答速度の遅い電磁力を利
用したヘツドムービング機構に適用して好適であ
り、またフアーストモーシヨン再生の倍速比を従
来よりも高めることができ、更に回転ヘツドを理
想的な三角波状に変位するための駆動信号発生装
置に比し簡単な構成により所要の駆動信号を発生
することができる等の特長を有するものである。
第1図は屈曲型バイモルフへの印加電圧対変位
量特性を示す図、第2図及び第3図は夫々本出願
人が先に提案したヘツドムービング機構を有する
ドラム組立体の一例を示す平面図及び縦断面図、
第4図は第2図及び第3図の要部の一例を示す斜
視図、第5図は順方向の9倍速再生時と逆方向の
7倍速再生時における各ヘツド走査軌跡の各例を
説明する図、第6図A,Bは夫々駆動信号の各例
を示す波形図、第7図はヘツドムービング機構の
周波数―振幅特性の一例を示す図、第8図はヘツ
ドムービング機構による回転ヘツドの変位の仕方
を説明する図、第9図は本発明装置の一実施例を
示すブロツク系統図、第10図は本発明装置の一
実施例を示す具体的回路図、第11図はテープ走
行系のサーボ回路の一例を示すブロツク系統図、
第12図は第11図の要部の一例を示す具体的回
路図である。 4…ヘツドムービング機構、25…ドラムパル
ス入力端子、28…積分回路、32…低域フイル
タ、35…駆動信号出力端子、49…再生コント
ロール信号入力端子、51…キヤプスタンモー
タ、65…リールモータ、A,B…回転ヘツド。
量特性を示す図、第2図及び第3図は夫々本出願
人が先に提案したヘツドムービング機構を有する
ドラム組立体の一例を示す平面図及び縦断面図、
第4図は第2図及び第3図の要部の一例を示す斜
視図、第5図は順方向の9倍速再生時と逆方向の
7倍速再生時における各ヘツド走査軌跡の各例を
説明する図、第6図A,Bは夫々駆動信号の各例
を示す波形図、第7図はヘツドムービング機構の
周波数―振幅特性の一例を示す図、第8図はヘツ
ドムービング機構による回転ヘツドの変位の仕方
を説明する図、第9図は本発明装置の一実施例を
示すブロツク系統図、第10図は本発明装置の一
実施例を示す具体的回路図、第11図はテープ走
行系のサーボ回路の一例を示すブロツク系統図、
第12図は第11図の要部の一例を示す具体的回
路図である。 4…ヘツドムービング機構、25…ドラムパル
ス入力端子、28…積分回路、32…低域フイル
タ、35…駆動信号出力端子、49…再生コント
ロール信号入力端子、51…キヤプスタンモー
タ、65…リールモータ、A,B…回転ヘツド。
Claims (1)
- 1 回転体に相対向して設けられた2個の回転ヘ
ツドをその回転面と直交する平面上、該2個の回
転ヘツドを実質上互いに逆方向に等量ずつ変位せ
しめるヘツドムービング機構に供給される駆動信
号の発生装置において、上記回転体の回転位相に
同期し、かつ、その波高値が該記録媒体の記録時
のN倍(ただし、Nは0,1を除く整数で、順方
向再生のとき正、逆方向再生のとき負)の走行時
に前記回転ヘツドが|N−1|トラツクピツチ変
位する値に調整された2トラツク走査周期の出力
信号を発生する信号発生回路と、該信号発生回路
の出力信号が供給されその高調波成分を除去して
上記ヘツドムービング機構の周波数―振幅特性及
び周波数―位相特性の略平坦な範囲内の周波数成
分を取り出す低域フイルタと、該低域フイルタの
出力信号を上記駆動信号として該ヘツドムービン
グ機構に供給する手段とよりなることを特徴とす
る回転ヘツド変位用駆動信号発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56086714A JPS57202184A (en) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | Driving signal generator for rotary head displacement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56086714A JPS57202184A (en) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | Driving signal generator for rotary head displacement |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57202184A JPS57202184A (en) | 1982-12-10 |
JPS6255756B2 true JPS6255756B2 (ja) | 1987-11-20 |
Family
ID=13894560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56086714A Granted JPS57202184A (en) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | Driving signal generator for rotary head displacement |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57202184A (ja) |
-
1981
- 1981-06-05 JP JP56086714A patent/JPS57202184A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57202184A (en) | 1982-12-10 |
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