JPS63279093A - Mgo−C煉瓦の構築方法 - Google Patents
Mgo−C煉瓦の構築方法Info
- Publication number
- JPS63279093A JPS63279093A JP11499687A JP11499687A JPS63279093A JP S63279093 A JPS63279093 A JP S63279093A JP 11499687 A JP11499687 A JP 11499687A JP 11499687 A JP11499687 A JP 11499687A JP S63279093 A JPS63279093 A JP S63279093A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brick
- bricks
- constructing
- mgo
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011449 brick Substances 0.000 title claims description 47
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000007670 refining Methods 0.000 claims description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 15
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 13
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 13
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 13
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 2
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004901 spalling Methods 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
- 239000001993 wax Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈発明の目的〉
産業上の利用分野
本発明はvgo−c煉瓦の構築方法に係り、詳しくは、
転炉、取鍋等の反応容器の内張施工におけるM(10−
C煉瓦の構築方法に係る。
転炉、取鍋等の反応容器の内張施工におけるM(10−
C煉瓦の構築方法に係る。
従 来 の 技 術
転炉、取鍋等の反応精錬容器には耐食性、耐スポーリン
グ性にすぐれたMg0−C煉瓦が用いられてきた。しか
し、lJgO−c煉瓦は熱膨張率が他の煉瓦より太きく
(1500℃で1.4〜1.5%)、また、熱間にお
けるクリープ変形が少ない口とから、せり割れ等が発生
する危険性があった。そこで、転炉等のMg0−C煉瓦
の内張り施工はほとんどが空目地施工であることから、
煉瓦個々に樹脂によるコーティング(例えばアクリル樹
脂)が行なわれ、そのコーティングには樹脂の中へ煉瓦
を浸漬させる方法やはけ等で煉瓦に塗布する方法が採ら
れてきた。しかし、これらの方法では、コーティングの
厚みの決定は経験によるところ 。
グ性にすぐれたMg0−C煉瓦が用いられてきた。しか
し、lJgO−c煉瓦は熱膨張率が他の煉瓦より太きく
(1500℃で1.4〜1.5%)、また、熱間にお
けるクリープ変形が少ない口とから、せり割れ等が発生
する危険性があった。そこで、転炉等のMg0−C煉瓦
の内張り施工はほとんどが空目地施工であることから、
煉瓦個々に樹脂によるコーティング(例えばアクリル樹
脂)が行なわれ、そのコーティングには樹脂の中へ煉瓦
を浸漬させる方法やはけ等で煉瓦に塗布する方法が採ら
れてきた。しかし、これらの方法では、コーティングの
厚みの決定は経験によるところ 。
が大きく、そのバラツキも大きいことが考えられる。ま
た、煉瓦個々の膨張代を確認することができないので、
煉瓦の品質を管理することができない欠虐があった。
た、煉瓦個々の膨張代を確認することができないので、
煉瓦の品質を管理することができない欠虐があった。
すなわち、転炉、取鍋等のリング構造体煉瓦に発生する
応力を第3図に示す。また、煉瓦に発生する応力に及ぼ
す膨張代の影響を第4図および第5図に示す。これらよ
り明らかなように、lI@代のわずかな差により煉瓦に
発生する応力は大きく異なり、MIJO−C煉瓦を安定
して使用するには、煉瓦の膨張代の細かな管理が必要で
ある。それにも拘らず、従来の樹脂コーティング方法で
は、正確にコーティング厚みを決定することができない
し、また、コーティング施工後の厚みを確認することも
できなかった。
応力を第3図に示す。また、煉瓦に発生する応力に及ぼ
す膨張代の影響を第4図および第5図に示す。これらよ
り明らかなように、lI@代のわずかな差により煉瓦に
発生する応力は大きく異なり、MIJO−C煉瓦を安定
して使用するには、煉瓦の膨張代の細かな管理が必要で
ある。それにも拘らず、従来の樹脂コーティング方法で
は、正確にコーティング厚みを決定することができない
し、また、コーティング施工後の厚みを確認することも
できなかった。
発明が解決しようとする問題卓
本発明はこれらの問題点の解決を目的とし、員体的には
、スペーサーを用いて、所定の膨張代の樹脂コーティン
グを施したM(10−C煉瓦を煉瓦積みするMIJO−
C煉瓦の構築方法を提供することを目的とする。
、スペーサーを用いて、所定の膨張代の樹脂コーティン
グを施したM(10−C煉瓦を煉瓦積みするMIJO−
C煉瓦の構築方法を提供することを目的とする。
〈発明の構成〉
問題点を解決するための
手段ならびにその作用
本発明は、転炉、取鍋等の反応精練容器におけるMgO
−C煉瓦の構築の際に、煉瓦面にスペーサーを使用して
熱消失性合成樹脂をコーティングすることによって熱膨
脹代を形成し、該熱膨脹代を介して煉瓦積みを行なうこ
とを特徴とする。
−C煉瓦の構築の際に、煉瓦面にスペーサーを使用して
熱消失性合成樹脂をコーティングすることによって熱膨
脹代を形成し、該熱膨脹代を介して煉瓦積みを行なうこ
とを特徴とする。
以下、図面によって本発明の手段たる構成ならびに作用
を説明すると、次の通りである。
を説明すると、次の通りである。
第1図(a’lおよび(tl>はそれぞれ本発明に係る
樹脂コーティングによる膨張代の施工方法を示す斜視図
であり、第2図は本発明に係るMqO−C煉瓦の構築方
法を示す説明図であり、第3図は煉瓦に発生する応力の
発生状況を示す説明図であり、第4図および第5図はそ
れぞれ膨張代と応力の関係を示すグラフである。
樹脂コーティングによる膨張代の施工方法を示す斜視図
であり、第2図は本発明に係るMqO−C煉瓦の構築方
法を示す説明図であり、第3図は煉瓦に発生する応力の
発生状況を示す説明図であり、第4図および第5図はそ
れぞれ膨張代と応力の関係を示すグラフである。
すなわち、本発明は煉瓦面に樹脂コーティングにより膨
張代を設けたMgO−c煉瓦を構築する方法であって、
これによってI11服代の寸法を容易に設定することが
でき、かつ煉瓦個々について、その寸法を管理できる。
張代を設けたMgO−c煉瓦を構築する方法であって、
これによってI11服代の寸法を容易に設定することが
でき、かつ煉瓦個々について、その寸法を管理できる。
その方法は以下の通りである。
1)まず、第1図(alに示すように成形、熱処理礒の
MgO−c煉瓦の一側面に、膨張代9を設ける部分を除
いてスペーサー7をセットする。この際に膨張代は第1
図(b)に示すように一側面の中央部に設けることが好
ましい。
MgO−c煉瓦の一側面に、膨張代9を設ける部分を除
いてスペーサー7をセットする。この際に膨張代は第1
図(b)に示すように一側面の中央部に設けることが好
ましい。
2)次に、樹脂を含浸させたローラー8をスペーサー7
の上面から煉瓦面に沿って走行させ、膨張代を設ける部
分に樹脂を塗布した礒スペーサーを取り除く。この際に
スペーサー7の厚みを選択することによって任意に膨張
代の厚みはコントロールすることができる。
の上面から煉瓦面に沿って走行させ、膨張代を設ける部
分に樹脂を塗布した礒スペーサーを取り除く。この際に
スペーサー7の厚みを選択することによって任意に膨張
代の厚みはコントロールすることができる。
3)以上説明した1)および2)の操作を煉瓦の4側面
のうち隣り合った2側面に実施することによって第1図
(b)に示すように2側面に1服代を設けたM(10−
C煉瓦が得られる。
のうち隣り合った2側面に実施することによって第1図
(b)に示すように2側面に1服代を設けたM(10−
C煉瓦が得られる。
4)以上のようにして得られたM(1G−C煉瓦を第2
図に示すように隣接煉瓦が必ず膨張代を介して接するよ
う構築する。このようにして各煉瓦間に所定の膨張代を
とった煉瓦組みを形成することができる。
図に示すように隣接煉瓦が必ず膨張代を介して接するよ
う構築する。このようにして各煉瓦間に所定の膨張代を
とった煉瓦組みを形成することができる。
以上説明したように、本発明方法は予め設定された膨張
代を正確に確保することができ、また、施工俄のコーテ
ィング厚を正確に確認することができる。
代を正確に確保することができ、また、施工俄のコーテ
ィング厚を正確に確認することができる。
また、従来法では厚みを確認することができないため、
全面に塗布しており、その施工法では4面塗布作業であ
るため、作業が効率的でなかったが、本発明では向い合
った2面のIll脹代を一面のみで施工することができ
効率的である。
全面に塗布しており、その施工法では4面塗布作業であ
るため、作業が効率的でなかったが、本発明では向い合
った2面のIll脹代を一面のみで施工することができ
効率的である。
また、本発明に係る樹脂コーティングに使用する合成樹
脂は通常アクリル系樹脂の使用が好ましいが、これに限
定されることなく、ビニル系樹脂、ワックス類等の熱消
失性樹脂が使用可能である。
脂は通常アクリル系樹脂の使用が好ましいが、これに限
定されることなく、ビニル系樹脂、ワックス類等の熱消
失性樹脂が使用可能である。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明は、転炉、取鍋等の反応精
錬容器におけるM(70−C煉瓦の構築の際に、煉瓦面
にスペーサーを使用して熱消失性合成樹脂をコーティン
グする口とによって熱膨脹代を形成し、該熱膨脹代を介
して煉瓦積みを行なうことを特徴とし、これによりM(
70−C煉瓦のI11@代の寸法を容易に管理でき、煉
瓦個々に必要な膨張代をとることができるため、せり割
れ等の発生を防止でき、各部位で安定して使用すること
ができるようになった。
錬容器におけるM(70−C煉瓦の構築の際に、煉瓦面
にスペーサーを使用して熱消失性合成樹脂をコーティン
グする口とによって熱膨脹代を形成し、該熱膨脹代を介
して煉瓦積みを行なうことを特徴とし、これによりM(
70−C煉瓦のI11@代の寸法を容易に管理でき、煉
瓦個々に必要な膨張代をとることができるため、せり割
れ等の発生を防止でき、各部位で安定して使用すること
ができるようになった。
第1図fa)および(blはそれぞれ本発明に係る樹脂
コーティングによるPM眼代の施工方法を示す斜視図、
第2図は本発明に係るMOO−C煉瓦の構築方法を示す
説明図、第3図は煉瓦に発生する応力の発生状況を示す
説明図、第4図および第5図はそれぞれ膨張代と応力の
関係を示すグラフである。 符号1・・・・・・MgO−c煉瓦 2・・・・・・
永久張り3・・・・・・シェル(鉄皮) 4・・・・・・側面からの応力(圧力)5・・・・・・
煉瓦内部の引張り応力 6・・・・・・煉瓦に発生する亀裂 7・・・・・・スペーサー 8・・・・・・ローラー
9・・・・・・膨張代
コーティングによるPM眼代の施工方法を示す斜視図、
第2図は本発明に係るMOO−C煉瓦の構築方法を示す
説明図、第3図は煉瓦に発生する応力の発生状況を示す
説明図、第4図および第5図はそれぞれ膨張代と応力の
関係を示すグラフである。 符号1・・・・・・MgO−c煉瓦 2・・・・・・
永久張り3・・・・・・シェル(鉄皮) 4・・・・・・側面からの応力(圧力)5・・・・・・
煉瓦内部の引張り応力 6・・・・・・煉瓦に発生する亀裂 7・・・・・・スペーサー 8・・・・・・ローラー
9・・・・・・膨張代
Claims (1)
- 転炉、取鍋等の反応精錬容器におけるMgO−C煉瓦の
構築の際に、煉瓦面にスペーサーを使用して熱消失性合
成樹脂をコーティングすることによって熱膨脹代を形成
し、該熱膨脹代を介して煉瓦積みを行なうことを特徴と
するMgO−C煉瓦の構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11499687A JPS63279093A (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | Mgo−C煉瓦の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11499687A JPS63279093A (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | Mgo−C煉瓦の構築方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63279093A true JPS63279093A (ja) | 1988-11-16 |
Family
ID=14651723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11499687A Pending JPS63279093A (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | Mgo−C煉瓦の構築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63279093A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009028416A1 (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-05 | Nippon Steel Corporation | 鉄浴式溶融還元炉 |
JP6870127B1 (ja) * | 2020-01-24 | 2021-05-12 | 黒崎播磨株式会社 | 不焼成れんがの膨張代の形成方法 |
JP2021116964A (ja) * | 2020-01-24 | 2021-08-10 | 黒崎播磨株式会社 | 不焼成れんが |
-
1987
- 1987-05-12 JP JP11499687A patent/JPS63279093A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009028416A1 (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-05 | Nippon Steel Corporation | 鉄浴式溶融還元炉 |
JPWO2009028416A1 (ja) * | 2007-08-27 | 2010-12-02 | 新日本製鐵株式会社 | 鉄浴式溶融還元炉 |
JP4598875B2 (ja) * | 2007-08-27 | 2010-12-15 | 新日本製鐵株式会社 | 鉄浴式溶融還元炉 |
JP6870127B1 (ja) * | 2020-01-24 | 2021-05-12 | 黒崎播磨株式会社 | 不焼成れんがの膨張代の形成方法 |
JP2021116964A (ja) * | 2020-01-24 | 2021-08-10 | 黒崎播磨株式会社 | 不焼成れんが |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS63279093A (ja) | Mgo−C煉瓦の構築方法 | |
JPS62259664A (ja) | 耐火成形体 | |
JPS6149067A (ja) | スライデイングフオ−ム工法におけるコンクリ−トの脱型強度管理方法 | |
JPS5892787A (ja) | 高炉炉底部の煉瓦積み構造体 | |
JPS608706U (ja) | コンクリ−ト製コンクリ−ト用型枠およびその製作 | |
JPS61275149A (ja) | コンクリ−ト補強用フアイバ | |
Hagemann et al. | THERMAL CONDUCTIVITY- COMPARISON OF METHODS. ASTM-METHOD, HOT WIRE METHOD AND ITS VARIATIONS | |
JPS5837498U (ja) | 高温治金炉の築炉構造 | |
JPH03204165A (ja) | 溶融金属容器の内張り施工方法 | |
JPS595836B2 (ja) | 蓄熱構造 | |
JPS5855680A (ja) | 冶金炉を裏張りする方法 | |
JPS62162671A (ja) | 炉底耐火物目地材用膨張黒鉛シ−ト | |
JPH0748579Y2 (ja) | 煉瓦積み仕切り具 | |
JPH01285856A (ja) | チェッカー耐火物の評価試験方法 | |
DE2215671B2 (de) | Deckelbeheizter Verzinkungsofen | |
JPH09210568A (ja) | 炉におけるドーム部の煉瓦内張り方法 | |
JPS6389780A (ja) | コンクリ−トの打設方法および装置 | |
LAMING | TRIAL AND ERROR OR PROGRESS IN REFRACTORIES TECHNOLOGY | |
JPS6053274B2 (ja) | 炉底れんがの築造方法及び築造用治具 | |
JPS62183959A (ja) | 溶融金属容器の内張酸化防止方法 | |
JPS60137605A (ja) | 耐火煉瓦成形用型 | |
JPS60115668U (ja) | 溶融金属収容容器の耐火物構造 | |
JPS60165489A (ja) | ルツボ型誘導炉の耐火れんが施工方法 | |
JPS58146788A (ja) | 断熱材 | |
JPS58213680A (ja) | 不定形耐火物の熱間吹付け施工法 |