JPS595836B2 - 蓄熱構造 - Google Patents
蓄熱構造Info
- Publication number
- JPS595836B2 JPS595836B2 JP50069151A JP6915175A JPS595836B2 JP S595836 B2 JPS595836 B2 JP S595836B2 JP 50069151 A JP50069151 A JP 50069151A JP 6915175 A JP6915175 A JP 6915175A JP S595836 B2 JPS595836 B2 JP S595836B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bricks
- heat storage
- basic
- brick
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は蓄熱構造さらに詳しくは塩基性結合煉瓦を使用
した耐久性の犬なる蓄熱構造に関するものである。
した耐久性の犬なる蓄熱構造に関するものである。
近年種々の工業炉の作業条件が苛酷になるにつれて蓄熱
炉に流れる洗気ガスの温度は上昇するとともにダスト量
の増加と侵蝕性も大きくなるなど蓄熱炉を形成する蓄熱
煉瓦の損傷と寿命の短縮は激しくなっている。
炉に流れる洗気ガスの温度は上昇するとともにダスト量
の増加と侵蝕性も大きくなるなど蓄熱炉を形成する蓄熱
煉瓦の損傷と寿命の短縮は激しくなっている。
これに対して蓄熱構造を形成する煉瓦は従来一般に平炉
熱炉では粘土質や珪石煉瓦、ガラス槽窯蓄熱炉では粘土
質や蝋石煉瓦が使われ、近年は塩基性煉瓦が広く採用さ
れるようになっている。
熱炉では粘土質や珪石煉瓦、ガラス槽窯蓄熱炉では粘土
質や蝋石煉瓦が使われ、近年は塩基性煉瓦が広く採用さ
れるようになっている。
塩基性煉瓦はアルカリ性のダストに対して濡れに（いな
どの優れた耐蝕性を示すことが確認されているが使い方
によっては崩壊現象をしばしば起こしその使用が制限さ
れている。
どの優れた耐蝕性を示すことが確認されているが使い方
によっては崩壊現象をしばしば起こしその使用が制限さ
れている。
本発明者らは、これらの崩壊現象について種々検討した
ところ、その原因の一つは塩基性煉瓦の場合煉瓦の成形
方法との関連が大きいことを解明し、本発明をもたらす
ことに成功したのである。
ところ、その原因の一つは塩基性煉瓦の場合煉瓦の成形
方法との関連が大きいことを解明し、本発明をもたらす
ことに成功したのである。
即ち本発明用煉瓦積みの方式を格子積とし、格子積みを
形成する蓄熱煉瓦を加圧成形された塩基性結合煉瓦とし
、かつ該塩基性煉瓦はその煉瓦の成形方向が水平面と直
角方向になるように即ちその積み方向に、該煉瓦の成形
時の加圧方向が一致するように位置せしめて積むことを
特徴とする塩基性煉瓦を使用した蓄熱構造を要旨とする
ものである。
形成する蓄熱煉瓦を加圧成形された塩基性結合煉瓦とし
、かつ該塩基性煉瓦はその煉瓦の成形方向が水平面と直
角方向になるように即ちその積み方向に、該煉瓦の成形
時の加圧方向が一致するように位置せしめて積むことを
特徴とする塩基性煉瓦を使用した蓄熱構造を要旨とする
ものである。
本発明の蓄熱構造は、煉瓦積として格子積であれば煙突
型に積もうと井桁型に積もうと有効であるが従来塩基性
煉瓦の崩壊が井桁型のときに特に問題が大きいので井桁
型の構造のときに最も有効といえる。
型に積もうと井桁型に積もうと有効であるが従来塩基性
煉瓦の崩壊が井桁型のときに特に問題が大きいので井桁
型の構造のときに最も有効といえる。
本発明を以下図面を参照して説明する。
第１図は煉瓦積として井桁型の例であり、各々の煉瓦１
，１は加圧成形された塩基性結合煉瓦がらなっている。
，１は加圧成形された塩基性結合煉瓦がらなっている。
塩基性結合煉瓦は一般によく蓄熱煉瓦として使用されて
いるクロムマグネシア煉瓦又はマグネシアクロム煉瓦が
好適であり、さらにマグネシア煉瓦、ドロマイト煉瓦、
マグドロ煉瓦など通常の塩基性煉瓦であってもよい。
いるクロムマグネシア煉瓦又はマグネシアクロム煉瓦が
好適であり、さらにマグネシア煉瓦、ドロマイト煉瓦、
マグドロ煉瓦など通常の塩基性煉瓦であってもよい。
本発明においてこれらの加圧成形された塩基性煉瓦はさ
らに次の特徴をもって構築されている。
らに次の特徴をもって構築されている。
即ち、従来この種構造においてそれぞれの煉瓦１、ｉ＋
１全て成形過程において成形上の問題から加圧プレスさ
れる方向が第２図に示す如（Ａ方向テあったのに対し、
本発明においては、成形過程における加圧成形方向は第
３図Ｂに示す如き方向である。
１全て成形過程において成形上の問題から加圧プレスさ
れる方向が第２図に示す如（Ａ方向テあったのに対し、
本発明においては、成形過程における加圧成形方向は第
３図Ｂに示す如き方向である。
いいかえれば、本発明において塩基性煉瓦の格子積を、
煉瓦の加圧成形方向Ｂが水平面と直角方向になるように
即ち煉瓦の積み方向に煉瓦の成形時の加圧方向が一致す
るように位置せしめて構築することである。
煉瓦の加圧成形方向Ｂが水平面と直角方向になるように
即ち煉瓦の積み方向に煉瓦の成形時の加圧方向が一致す
るように位置せしめて構築することである。
このようにすることにより、塩基性結合煉瓦の使用がさ
らに有効となり、塩基性煉瓦で熱効率の犬なる井桁型の
蓄熱構造の耐久性が向上し、安定して使用可能となった
のである。
らに有効となり、塩基性煉瓦で熱効率の犬なる井桁型の
蓄熱構造の耐久性が向上し、安定して使用可能となった
のである。
本発明の煉瓦の加圧成形方向と煉瓦積とのこの関連性の
効果は、方向性をもって加圧成形された塩基性煉瓦番東
煉瓦内にラミネーションが存在し易くそれに起因する層
状崩壊性を効果的に防ぐからであろうと考えられる。
効果は、方向性をもって加圧成形された塩基性煉瓦番東
煉瓦内にラミネーションが存在し易くそれに起因する層
状崩壊性を効果的に防ぐからであろうと考えられる。
即ち、塩基性結合煉瓦は乾燥状態で廃ガスに含まれてい
るアルカリ性のダストと反応しにくく、アルカリを物理
的に吸収し、煉瓦にラミネーション（層）があるとその
方向に煉瓦を膨張せしめて層状に剥離、崩壊していく傾
向があることが分かり、これが本発明の如（、加圧成形
方向が水平面と直角方向になるように即ち、成形時の加
圧方向が、積み方向に一致するように煉瓦積を行なえば
ラミネーションの方向が第３図２に示す如く水平方向と
なるので構築された煉瓦で〃いにおさえつげられた状態
となって剥離が抑制され、そのため崩壊を効果的に防ぐ
ことができるのであろうと考えられる。
るアルカリ性のダストと反応しにくく、アルカリを物理
的に吸収し、煉瓦にラミネーション（層）があるとその
方向に煉瓦を膨張せしめて層状に剥離、崩壊していく傾
向があることが分かり、これが本発明の如（、加圧成形
方向が水平面と直角方向になるように即ち、成形時の加
圧方向が、積み方向に一致するように煉瓦積を行なえば
ラミネーションの方向が第３図２に示す如く水平方向と
なるので構築された煉瓦で〃いにおさえつげられた状態
となって剥離が抑制され、そのため崩壊を効果的に防ぐ
ことができるのであろうと考えられる。
この様な現象は煉瓦が珪石煉瓦やアルミナ質煉瓦の場合
には、煉瓦表面がダストのアルカリと反応してとけて好
ましいいわば高温の粘着層を形成するので煉瓦のラミネ
ーションの方向には関係なくこの差による崩壊現象はな
い。
には、煉瓦表面がダストのアルカリと反応してとけて好
ましいいわば高温の粘着層を形成するので煉瓦のラミネ
ーションの方向には関係なくこの差による崩壊現象はな
い。
本発明においてこの様な蓄熱構造は、蓄熱室全部に適用
する必要は必ずしもなく、塩基性煉瓦の使用が好ましい
蓄熱室上部や塩基性煉瓦が崩壊しやすい部分など蓄熱室
の一部に適用しても効果的で本発明はその様な蓄熱構造
も勿論含むものである。
する必要は必ずしもなく、塩基性煉瓦の使用が好ましい
蓄熱室上部や塩基性煉瓦が崩壊しやすい部分など蓄熱室
の一部に適用しても効果的で本発明はその様な蓄熱構造
も勿論含むものである。
本発明は、この様に熱効率のよい格子績特に井桁積の蓄
熱構造を耐蝕性の犬なる塩基性煉瓦の特徴を有効に発揮
しうる如（配慮して構築し、形成したものであるためそ
の工業的価値は多大である。
熱構造を耐蝕性の犬なる塩基性煉瓦の特徴を有効に発揮
しうる如（配慮して構築し、形成したものであるためそ
の工業的価値は多大である。
第１図は本発明の典型的な井桁積の例を示す部分斜視図
、第２図は従来の塩基性煉瓦の配置と成形方向を示す斜
視図、第３図は第１図の部分拡大図で本発明の成形方向
を説明するためのものである。 図面にて１は塩基性結合煉瓦、２は成形方向との関係で
形成されうるラミネーションの方向を示す。
、第２図は従来の塩基性煉瓦の配置と成形方向を示す斜
視図、第３図は第１図の部分拡大図で本発明の成形方向
を説明するためのものである。 図面にて１は塩基性結合煉瓦、２は成形方向との関係で
形成されうるラミネーションの方向を示す。
Claims (1)
- １ 煉瓦積みの方式を格子積みとし、格子積みを形成す
る蓄熱煉瓦を加圧成形された塩基性結合煉瓦とし、かつ
該塩基性煉瓦はその積み方向に、該煉瓦の成形時の加圧
方向が一致するように構築されてなることを特徴とする
塩基性煉瓦を使用した蓄熱構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50069151A JPS595836B2 (ja) | 1975-06-10 | 1975-06-10 | 蓄熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50069151A JPS595836B2 (ja) | 1975-06-10 | 1975-06-10 | 蓄熱構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51145407A JPS51145407A (en) | 1976-12-14 |
| JPS595836B2 true JPS595836B2 (ja) | 1984-02-07 |
Family
ID=13394366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50069151A Expired JPS595836B2 (ja) | 1975-06-10 | 1975-06-10 | 蓄熱構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595836B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018038176A1 (ja) | 2016-08-23 | 2018-03-01 | 株式会社日立製作所 | アグリゲーションシステム及びその制御方法並びに制御装置 |
| WO2018174027A1 (ja) | 2017-03-23 | 2018-09-27 | 株式会社日立製作所 | アグリゲーションシステム及びその制御方法並びに複合型電力変換装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5919716Y2 (ja) * | 1979-06-14 | 1984-06-07 | 黒崎窯業株式会社 | ガス吹込用成形体 |
-
1975
- 1975-06-10 JP JP50069151A patent/JPS595836B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018038176A1 (ja) | 2016-08-23 | 2018-03-01 | 株式会社日立製作所 | アグリゲーションシステム及びその制御方法並びに制御装置 |
| WO2018174027A1 (ja) | 2017-03-23 | 2018-09-27 | 株式会社日立製作所 | アグリゲーションシステム及びその制御方法並びに複合型電力変換装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51145407A (en) | 1976-12-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU2126814C1 (ru) | Способ ремонта при высоких температурах промышленного оборудования | |
| US5155966A (en) | Roof structure | |
| JPS595836B2 (ja) | 蓄熱構造 | |
| JP2854985B2 (ja) | 熱交換器のレンガ | |
| US1328380A (en) | Refractory lining | |
| US3139048A (en) | Refractory brick and furnace construction | |
| US2024595A (en) | Furnace structure | |
| US2078753A (en) | Refractory heat insulation | |
| US3448974A (en) | Spacer for basic refractory brick in metallurgical vessels | |
| JPS5926234Y2 (ja) | 炉壁の保護構造 | |
| JPS5952188A (ja) | 耐火レンガ | |
| JPS63230810A (ja) | 熱風炉蓄熱室のチエツカ−煉瓦積み方法 | |
| US1477811A (en) | Metallurgical-furnace roof | |
| JPS6031064Y2 (ja) | 高炉炉壁の保護壁れんが積み構造 | |
| JPS6127952Y2 (ja) | ||
| JPH0217869Y2 (ja) | ||
| US3237359A (en) | Spall resistant refractory brick | |
| JP6939406B2 (ja) | コークス炉の耐火物構造 | |
| JPH08348Y2 (ja) | 炭焼強化窯 | |
| JPS6241197Y2 (ja) | ||
| JP2954385B2 (ja) | アルミニウム収容槽の内張煉瓦及び該内張煉瓦を使用したアルミニウム収容槽 | |
| SU1553811A1 (ru) | Фасонный кирпич и футеровка печи с внутренней рекуперацией | |
| JPH0548078Y2 (ja) | ||
| JPS6031070Y2 (ja) | 熱風炉煉瓦構造 | |
| US3230682A (en) | Basic refractory brick unit |