JPS63278713A - シェ−ビング加工刃体 - Google Patents

シェ−ビング加工刃体

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Publication number
JPS63278713A
JPS63278713A JP11158987A JP11158987A JPS63278713A JP S63278713 A JPS63278713 A JP S63278713A JP 11158987 A JP11158987 A JP 11158987A JP 11158987 A JP11158987 A JP 11158987A JP S63278713 A JPS63278713 A JP S63278713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
cutting edge
gear
blade
nicks
Prior art date
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Pending
Application number
JP11158987A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Takahashi
勉 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIWA SEIMITSU KOGU KK
Original Assignee
DAIWA SEIMITSU KOGU KK
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Publication date
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Priority to JP11158987A priority Critical patent/JPS63278713A/ja
Publication of JPS63278713A publication Critical patent/JPS63278713A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ホブ加工により歯切りされたギヤの歯面を
仕上げるシェービング加工刃体に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にギヤワーク(被切削歯車)に歯切りをしてギヤを
製作する場合は、まずホブを取付けたホブ盤を用いて、
このホブ盤によりギヤワークに歯切加工を行い、次にホ
ブ盤とは別のシェービング盤を用いて、このシェービン
グ盤に取付けたシェービングカッタにより、先に歯切り
されたギヤワークの歯面をヒゲソリ状に仕上加工をする
ことで、インボリュート歯形の創成によるギヤを製作し
ていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記により、従来におけるギヤの製作には次のような問
題点があった。
ギヤワークに対する歯切りにはホブを取付けたホブ盤を
用い、歯切り後のギヤワークに対するインボリュート歯
形の仕上げにはシェービング盤を用いるので、2種類の
機械設備によりギヤの製作がコスト高になった。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記した従来技術の問題点を解決するもの
である。すなわちこの発明の目的は、ギヤワークに対す
る歯切加工と、歯切り後の歯面に対する仕上加工とを同
一のホブ盤により行うようにすることで、ギヤの製作コ
ストが低減でき、かつ高精度のインボリュート歯形が容
易に創成できるシェービング加工刃体を提供することに
ある。
この発明の特徴とするところは、ホブ型刃体ボディにお
ける切刃毎の各左右切斜面に二次切刃となるニックを設
けたことである。
〔作用〕
上記の構成によるシェービング加工刃体をもって歯切り
後の歯面に仕上加工を施す場合は、まずこの刃体がホブ
型に形成されているため、ギヤワークに対して初期の歯
切加工をしたホブ盤に、初期加工のホブと交代してシェ
ービング加工刃体を取付ける。そして初期の歯切加工と
同様に、ギヤワークとシェービング加工刃体とに規定比
の回転を与えてそれぞれ回転させながら、シェービング
加工刃体をギヤワークの歯面に切込ませることにより、
切刃毎に設けられている各切刃面が一次切刃となって、
歯切り後の歯面にシェービングの仕上加工を施すことが
できる。同時に切刃毎の各左右切斜面に設けられている
ニックが二次切刃となって、さらに連携的な仕上加工を
続行するため、良好な滑面によるインボリュート歯形を
容易に創成することができる。その際各切刃はホブ型に
形成されているため、ギヤワークの歯溝幅に対して切刃
面の一次切刃とニックの二次切刃とが常時多数当接する
ことになる。従って歯面の仕上加工における振動が解消
され、これによってインボリュート歯形の精度を大幅に
向上することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図および第2図はこの発明の第1実施例を示すもの
である。この実施例におけるシェービング加工刃体Aは
、高速度鋼、超硬、セラミック等の素材に対する切削ま
たは成形により、刃体Aの外郭を構成する刃体ボディ1
が、公知のホブ盤に用いるホブと同型に形成されている
。従ってホブが保有する基本的な条件による外郭構成の
説明は省略する。この第1実施例のシェービング加工刃
体Aは、公知のホブ盤でインボリュート歯形に歯切加工
された図示しないギヤワーク(被切削歯車)に、一方向
(正転)の回転をもってその歯面にシェービングの仕上
加工を施すシングルアングルカッターに構成されている
上記のホブ型外郭による刃体ボディ1を持つこの実施例
のシェービング加工刃体Aは各部が次のように構成され
ている。すなわち第1図および第2図に示すように、刃
体ボディ1の軸心には長手方向の軸孔2を貫設して円筒
状に形成され、この円筒状の外周部分には図示しないギ
ヤワークのモジュールに等しいネジが形成されている。
そしてこのネジには刃体Aの回転方向に対して一定の角
度θを持つ溝5が軸方向に間隔的に形成されて、この溝
5間には歯形を歯直角にした切刃3が、多分割の設定に
より形成されている。(この実施例では20分割にしで
ある。)上記による切刃3は、回転方向の前部側(斜面
でない溝5側と接する切刃3の垂直面)が、シェービン
グ加工の切刃面4に形成されている。
上記した切刃3毎の各左右切斜面3a、3bには次に示
すニック7.8が、隔測(1切刃飛び)毎の切刃3に対
する異形(角度違い)の切込みによりそれぞれ千鳥・状
に設けられている。すなわち第1図および第2図に示す
ように、各切刃3の左右切斜面3a、3bに千鳥状に形
成されたニック7.8は、その位置毎の切刃面4に対し
て二番取り状の角度配置により形成されている。このよ
うに形成された各ニック7.8は、切刃3の切刃面4を
一次切刃とするのに対して、二次切刃となるように構成
されている。従って切刃面4による一次切刃と、ニック
7.8による二次切刃とが二枚刃の役割分担をすること
になり、これによってギヤワークに対するインボリュー
ト歯形の各歯面に対するシェービングの仕上加工が精度
を高め得るように構成されている。。
なお上記した各ニック7.8の設定により、切刃3の逃
げ面6には公知のホブが必要とする二番角が省略されて
真円状に形成されている。従って二番角の設定に対する
研磨加工等が不要になり、これによってシェービング加
工刃体Aの外郭形成を容易にするように構成されている
。この場合二番角が無くても、刃体ボディ1の外周がネ
ジ状に形成されているため、シェービング加工時の切削
抵抗を解消できるうえ、各ニック7.8の存在により、
切刃3における左右切斜面3a、3bの放熱作用が容易
にできるように構成されている。
上記の構成によるシェービング加工刃体Aをもって歯切
り後の歯面に仕上加工を施す場合は次のようにして行う
。すなわち前工程においてホブ盤のホブ(いずれも図示
せず)により周面にインボリュート歯形が切削された図
示しないギヤワークの歯面にシェービングの仕上加工を
施す場合は、まずこの刃体Aが公知のホブ型に形成され
ているため、ギヤワークに対して初期の歯切加工をした
ホブ盤に、初期加工のホブと交代してシェービング加工
刃体Aを、刃体ボディ1の軸孔2による軸嵌めをもって
前記のホブと同様に取付ける。
そして初期の歯切加工と同様に、ホブ盤の駆動によりギ
ヤワークとシェービング加工刃体Aとに規定比の回転を
与えてそれぞれ回転させながら、シェービング加工刃体
Aの切刃3をギヤワークのインボリュート歯形に切削さ
れた歯面に切込ませることにより、切刃3毎に設けられ
ている各切刃面4が一次切刃となって、刃切り後の歯面
にシェービングの一次仕上加工を施すことができる。
同時に切刃3毎の各左右切斜面3a、、3bに隔測配置
により設けられているニック7.8がそれぞれ二次切刃
となって、さらに二次仕上加工を連携的に続行するため
、良好な滑面によるインボリュート歯形を容易確実に創
成することができる。
その際各切刃3は公知のホブ型に形成されているため、
ギヤワークの歯溝幅に対して切刃面4の一次切刃と各ニ
ック7.8の二次切刃とが常時多数当接することになる
。従って歯面の仕上加工における振動が円滑に解消され
、これによってインボリュート歯形の精度を大幅に向上
することができる。
第3図はこの発明の第2実施例を示すものである。この
実施例におけるシェービング加工刃体Aも、前記した第
1実施例と同様の素材に対する切削により、刃体Aの外
郭を構成する刃体ボディ1が、公知のホブ盤に用いるホ
ブと同型に形成されている。従ってホブが保有する基本
的な条件による外郭構成の説明もこの実施例では省略す
る。この第2実施例のシェービング加工刃体Aは、公知
のホブ盤でインボリュート歯形に歯切加工されたギヤワ
ークに、正転または逆転(いずれの回転方向にも共用が
可能となる)設定の回転により、その歯面にシェービン
グの仕上加工を施すダブルアングルカッターに構成され
ている。
上記のホブ型外郭による刃体ボディ1を持つこの第2実
施例のシェービング加工刃体Aは各部が次のように構成
されている。すなわち第3図に示すように、刃体ボディ
1はその軸心に長手方向の軸孔2を貫設して円筒状に形
成され、この円筒状の外周部分には図示しないギヤワー
クのモジュールに等しいネジが形成されている。このネ
ジには軸心に立てた垂線に対し左右一定の角度に振り分
けた角度θを持つ溝5が軸方向に間隔的に形成されてい
る。そしてこの溝5間には等角の切刃3が、多分割の設
定により形成されている。(この実施例では20分割に
しである。)この切刃3は、周方向の前後部がシェービ
ング加工の切刃面4A。
4Bに形成されている。
上記した切刃3は、その各左右切斜面3a、3b(第2
図と同様の切斜面で、この実施例の第3図では、その一
方の人情斜面3aだけを示す。)に、縦型のニック9が
、各切刃3の中央帯に軸心向けの態様により設けられて
いる。この縦型ニック9は、切刃3の切刃面4A、4B
を一次切刃とするのに対して、二次切刃となるように構
成されている。従って切刃面4A、4Bによる一次切刃
と、ニック9による二次切刃とが二枚刃の役割分担をす
ることになり、これによってギヤワークに対するインボ
リュート歯形の各歯面に対するシェービングの仕上加工
が精度を高め得るように構成されている。
なお上記した縦型ニック9の設定により、切刃3の逃げ
面6には公知のホブが必要とする二番角が省略されて真
円状に形成されている。従って二番角の設定に対する研
磨加工等が不要になり、これによってシェービング加工
刃体Aの外郭形成を容易にするように構成されている。
この場合二番角が無くても、刃体ボディ1の外周がネジ
状に形成されているため、シェービング加工時の切削抵
抗を解消できるうえ、ニック9の存在により、切刃3に
おける左右切斜面3a、3b(この実施例ではその一方
の人情斜面3aだけを示す)の放熱作用が容易にできる
ように構成されている。
上記の構成によるシェービング加工刃体Aをもって歯切
り後の歯面に仕上加工を施す場合も、前記した第1実施
例と同様である。すなわち前工程においてホブ盤のホブ
(いずれも図示せず)により周面にインボリュート歯形
が切削された図示しないギヤワークの歯面にシェービン
グの仕上加工を施す場合は、このシェービング加工刃体
Aを、ギヤワークに対して初期の歯切加工をしたホブ盤
に、初期加工のホブと交代して取付ける。
そして初期の歯切加工と同様に、ホブ盤の駆動によりギ
ヤワークとシェービング加工刃体Aとに規定比の回転(
刃体Aは正、逆転いずれも可能)を与えて回転させなが
ら、シェービング加工刃体Aの切刃3をギヤワークのイ
ンボリュート歯形に切削された歯面に切込ませることに
より、切刃3毎に設けられている切刃面4A(または切
刃面4B)が−次切刃となって、歯切り後の歯面にシェ
ービングの一次仕上加工を施すことができる。
同時に切刃3毎の各左右切斜面3a、3b (第3図で
はその一方側の人情斜面3aだけを示す)に設けられて
いるニック9が二次切刃となって、さらに二次仕上加工
を連携的に続行するため、良好な滑面によるインボリュ
ート歯形を容易確実に創成することができる。その際各
項刃3は公知のホブ型に形成されているため、ギヤワー
クの歯溝幅に対して切刃面4A(または切刃面4B)の
−次切刃とニック9の二次切刃とが常時多数当接するこ
とになる。従って歯面の仕上加工における振動が円滑に
解消され、これによってインボリュート歯形の精度を大
幅に向上することができる。
〔発明の効果〕
この発明は、ホブ型刃体ボディにおける切刃毎の各左右
切斜面に二次切刃となるニックを設けたことを特徴とす
るものである。従ってこのシェービング加工刃体を用い
ると、ギヤワークに対するホブ盤での歯切加工後に、こ
の同じホブ盤で次のシェービング仕上加工も同時に継続
的に行えて、従来のようにシェービング盤を要しないた
め、ギヤの製作コストが大幅に低減でき、かつ切刃面の
一次切刃とニックの二次切刃とによる二枚刃のシェービ
ング仕上げをもって高精度のインボリュート歯形が容易
に創成できることから、ギヤの製法技術を驚異的に高め
得る等の効果がある。
なお前記実施例はいずれも本発明の詳細な説明であり、
本発明は前記実施例に述べた方法以外にも、本発明の精
神と特徴を逸脱しない方法であれば実施可能であり、本
発明は前記実施例に限定されるものではなく、これらと
同等または同意の範囲にあるものは、すべて本発明に含
まれるものと見做される。たとえば第1実施例のシング
ルアングルカッターに縦型のニックを設けること、ある
いは第2実施例のダブルアングルカッターに千鳥状のニ
ックを設けること、あるいはインボリュート歯形カッタ
ーに千鳥状あるいは縦型のニックを設けること等は、す
べて本発明の範囲に含まれることを特に申し述べておき
たい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例によるシェービング加工
刃体の正面図、第2図は第1図の■−■線における切刃
の断面図、第3図はこの発明の第2実施例によるシェー
ビング加工刃体の正面図である。 1・・・刃体ボディ    3・・・切刃3a・・・人
情斜面    3b・・・布切斜面4.4A、4B・・
・切刃面 ?、8.9・・・ニック A・・・シェービング加工刃体 特許出願人  大和精密工具株式会社 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ホブ型刃体ボディにおける切刃毎の各左右切斜面に二次
    切刃となるニックを設けたことを特徴とするシェービン
    グ加工刃体。
JP11158987A 1987-05-07 1987-05-07 シェ−ビング加工刃体 Pending JPS63278713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11158987A JPS63278713A (ja) 1987-05-07 1987-05-07 シェ−ビング加工刃体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11158987A JPS63278713A (ja) 1987-05-07 1987-05-07 シェ−ビング加工刃体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63278713A true JPS63278713A (ja) 1988-11-16

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ID=14565197

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11158987A Pending JPS63278713A (ja) 1987-05-07 1987-05-07 シェ−ビング加工刃体

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